おはようございます。
なんとなく、穏やかな日が続き、いいですね。
なんとなく、気持ちのいい秋の日が続いている感じです。
さて、「昨日のマッサン」記事ですが、要はマッサン・・・感受性の高い、いい味蕾を持った舌をしていると言う事なんですね。
しかし、当時の日本人は「甘み」に弱かった。本当のワインや本当のウィスキーの味をわかるのか?と言う話になっていくんでしょうね、今後。
まあ、僕はあまりウィスキーに思い入れはありませんけど、これはその人間の時代にかかわる事なんでしょう。
僕ももう少し違う状況になったら、ウィスキーを楽しむ人間になるんでしょうね。
今はもっぱら、日本酒や焼酎の方が好きですね。やっぱり、日本人だし、焼酎にはプリン体も入っていないし・・・。
かつてはビールを大量に飲んでいましたが、身体の事を考えるようになって、辞めました。
まあ、夏の暑い時の生ビールは美味しいので、これは辞められませんけど、ほんと、夏のシーズンくらいですね、ビールを飲むのは・・・。
僕は酒は酔うために飲むのではなく、皆と楽しい時間を過ごす為の方法論に過ぎないので、別にそんなに飲む必要はないんです。
ちょっとテンションがあがって、皆と楽しいおしゃべりが出来ればいい。
だから、孤独にウィスキーを飲む・・・味を楽しむと言う風景が今のところ、ないと言うことなんでしょうね。
人生の時間割が変わってくれば、その時、ウィスキーも楽しむ事になるでしょうね。
でも、そういう人って、今を楽しめてない、現在が孤独な人なのかなって感じもしますけどね・・・。
さて、その時、僕は宝塚歌劇のオトコ役風なマキちゃん(30)、(ちょっと菅野美穂さん入ってる)甘えん坊なアミちゃん(29)、
勤勉で健気な頑張り屋さんなアイリちゃん(28)と、夕方からお酒を楽しんでいました。
「でも、水曜日にわたしたちといるなんて、ゆるちょさん珍しいですよね」
と、アイリちゃん。
「いつもはユミちゃんと区民プールに行った後、お茶してから、飲みってコースだからね・・・」
と、僕。
「そっか。ユミは今日は鬼の霍乱か。元ヤンのユミもたまーに、こういう事があるのよね・・・」
と、マキちゃん。
「なんで、時間空いたんで、区民プールで泳いだ後、レイカちゃん(31)と仕事してきたんだ。君らの元の会社の会議室で、「夜の日本学」の3本撮り」
「・・・さすがに疲れた・・・」
と、僕。マンハッタンを飲んでいる。
「そっか・・・ゆるちょさん、レイカちゃんとも仕事しているんですよねー。もっとも、あのレイカちゃんは普段のレイカちゃんじゃないけど・・・」
と、アミちゃん。
「え?そうなの?普段のレイカちゃんって、どうなの?僕はあのレイカちゃんこそ、ごく普段のレイカちゃんだと思っていたけど・・・」
と、僕。
「えー。あのレイカちゃんは・・・ゴロにゃん系の子猫化したレイカちゃんですよ。だって、うちの会社では、怒りの女帝レイカちゃんですもん・・・」
と、アイリちゃん。
「え?そうなの?僕の前じゃあ・・・まあ、たまに感情が激したりする事もあるけど、いたって冷静だよ、レイカちゃん」
と、僕。
「それは、ゆるちょさん相手だからですよ。レイカちゃんはうちの部長すら、叱り飛ばす女傑ですからね・・・男性社員は皆びびってますよ、彼女の周囲じゃ」
と、マキちゃん。
「えー?そうなの。そんな風にはぜーんぜん見えないけどな・・・レイカちゃん。よく飲んでるけど、やさしいし、よく気が回るし、恥ずかしがり屋でもあるし」
と、僕。
「え?レイカちゃんが恥ずかしがり屋?・・・うーん、そんなところ見てみたいもんだわ・・・」
と、アミちゃん。
「え?違うの?」
と、僕。
「彼女、大学入学直前にお父さん亡くしてる事知ってますよね?ゆるちょさん・・・この場合、スズキタケルさんと言った方がいいですか?」
と、アイリちゃん。
「いいよ、ゆるちょさんで・・・それは知ってる。確か、交通事故で、急に他界されて・・・大学時代は、すでに働いていたお兄さんと共に家計を賄っていたとか」
と、僕。
「彼女、大学時代、手っ取り早く、キャバクラで働いていた事も知ってます?」
と、マキちゃん。
「ああ・・・彼女、美人だしねー。彼女が人気出す為に、自分の大学名・・・東大に在学してますって、お客に触れ回っていたのも知ってるよ」
「そのエピは有名だよ。彼女はオトコマエだ」
と、僕。
「売れる為に東大在学中であることも逆に利用するオンナ・・・そういうオトコマエな彼女ですよ。恥ずかしがり屋とは逆のあり方でしょ?」
と、アミちゃん。
「なるほど・・・確かにそれはそうだけど・・・なんか、僕と飲んでる時はひとりの少女化してるよ、彼女・・・」
と、僕。
「それは・・・ねえ?」「そうよ、ね」「うん、そうそう」
と、3人は笑顔で目を見合わせる。
「ゆるちょさんだってとっくに気づいているでしょうけど、彼女はどんな男性も叱り飛ばす程の女傑ですけど、唯一、ゆるちょさんにだけメロメロなんですよ」
「頭が上がらないというか・・・」
と、マキちゃん。
「まあ、そりゃあ、女性に恋されるベテランとしては、目の笑っているいい笑顔をくれる時点でそれはわかっちゃいるけど」
「でも、僕的には、それが女性の普通の反応だけどな・・・」
と、僕。
「ま、ゆるちょさんとすれば、普通でしょうけど・・・そうだ、ゆるちょさん、うちの元の会社行くと部長に特別待遇を受けているでしょう?」
と、アミちゃん。
「え?特別待遇?」
と、僕。
「ほら・・・前、部長室で、部長とスコッチ飲んでたりしたでしょー。あれ、社長の現場視察の時くらいしか見れない光景ですよ」
「つまり、うちの怒りの女帝をメロメロにしちゃうゆるちょさんは、うちの部長としても、そういう待遇になっちゃうって事ですよ」
と、アイリちゃん。
「へー、あれって、誰でもそういう待遇ってわけじゃないんだ・・・いやあ、ああいう待遇、他でも受けてるから」
「・・・この業界って、そういうもんかとてっきり勘違いしてたなー」
と、僕。
「ゆるちょさんだけ、特別なんですよ・・・ま、そういう待遇をへーきで受けてるゆるちょさんの人間性のデカさもありますけどね・・・」
と、マキちゃん。
「なんたって、人間性の大きさが宇宙並み・・・「ビッグバンな人間性」とか、うちの部長言ってましたもん、前に・・・」
と、アミちゃん。
「よくわからんな・・・「ビッグバンな人間性」・・・」
と、僕。
「でも、レイカちゃんって、女性だけでいる時は、普通のひとりの少女になっちゃうから、かわいいのよね。31歳って感じが全然ないもの・・・」
「年下のわたしが言うのも、失礼に当たるんですけど・・・」
と、アイリちゃん。
「そうよねー、彼女、見た目もすっごい若いっていうか・・・20代中盤でも、通用するわよね、普通に・・・」
と、マキちゃん。
「まあ、皆もそうだけど、彼女も20代中盤で完全に「八百比丘尼化」してるよ。考え方も若いしね・・・」
と、僕。
「なんか、今は、ゆるちょさんと一緒に仕事をすることが一番楽しいみたいですよ。あと、お酒を一緒に飲むのが人生で最高の瞬間とか・・・」
「ゆるちょさん、彼女に迫られた事ないんですか?彼女、積極的でしょ?それに、ひとつ疑問なのが、彼女とお酒飲んでる記事、全然あげてないでしょ」
「それは何故かしら?」
と、アミちゃんは笑顔でささやいた。
「え?・・・そういや、彼女との「夜の日本学」記事ばっかり書いて酒のシーンは確かに書いてなかったな。ま、彼女酔うとすっごく積極的に僕を誘ってくるけど」
「・・・まあ、東大出の女性はオトコマエだし、攻撃に出る時は、攻撃してくるもんだからね・・・」
と、僕。
「そういえば、ゆるちょさんって、三菱電機時代も、東大卒の女性技術者の教育担当をされたりしてたんですよね?」
と、アイリちゃん。
「そ。技術的に教える事はなかったけど、当時のうちの部長が「女性の扱いが、うちの部で最高に上手いのは僕」という評価だったんでね・・・」
「まあ、東大出の女性って、20歳くらいの頃から、何人か知ってたから、扱いやすかったのは、事実だね・・・」
と、僕。
「だって、ゆるちょさんって、20歳の時、当時の美術部の部長さんに「外語大美女軍団を接待せよ」と頼まれたんでしょ?」
「20歳にして、そんな事頼める男子なんて・・・今じゃそうそういませんよ・・・それだけの腕を20歳の段階で、先輩女子に評価されたってことは」
「・・・その文脈で行けば、大人になってから、東大女子を教育したり、東大女子に恋されちゃうのも、推して知るべしよね・・・」
と、マキちゃん。
「レイカちゃん・・・彼女東大女子だし、うちの社では、将来、経営陣の一角って見られていたみたいですよ」
「普段、怒りの女帝だし、上の人間からすれば、すっごい期待されてたんですよ・・・」
と、アミちゃん。
「え?でも、レイカちゃんの最近の話では・・・3人が独立して考えが変わったみたいな事言ってたよ?」
と、僕。
「それは彼女のゆるちょさんの事を考えたゆるさん向けの言い訳ですよ、独立するための」
「・・・だって、わたし達が独立したのは完全にゆるちょさんの「脱サラ押し」のおかげですから」
と、アイリちゃん。
「え?ってことはレイカちゃんが独立を考えるようになったのも、元々は僕の「脱サラ押し」がきっかけ?」
と、僕。
「・・・に決まってるじゃないですか。ゆるちょさんの一生を見守る為に事務所を立ち上げた御島さん。その御島さんに触発されてゆるちょさんを」
「一生守ると決めた、うちのユミちゃん。この二人に触発されて、独立して、わたし達の事務所に入る予定のレイカちゃん」
「・・・ぜーんぶ、ゆるちょさんの影響です。ま、私達もついでに影響されましたけどね・・・」
と、アミちゃん。
「でも、それって責任とってくれって話じゃ全然無くて「ありがたいな」って、いつも話しているんですよ、わたしたち・・・」
「だって、要は「思考停止者」の群れから「純思考者」のコミュニティに救いあげてくれたみたいなものだから・・・その救い主こそ、ゆるちょさんだし」
と、アイリちゃん。
「そうよね・・・うちの事務所も、御島さんの事務所もやる気に溢れたクリエイターばかりだし、収入も桁違いだし」
「フリーのクリエイターとしては、今までより全然環境もよくなったし、管理職なんてやる気はさらさらなかったしね」
と、マキちゃん。
「ほーんと、人生、なんだか、さらに明るくなった感じよね」
と、アミちゃんは微笑む。
「クリエイターやるんだったら、一生クリエイターをやりたいもの。ね、わたしたち同じ考えよねー」「そーよねー」「そうそう」
と、マキちゃん、アミちゃん、アイリちゃんは口を揃える。
「この間、レイカちゃんも含めて、4人で飲んでた時、収入が桁違いだし、仕事の成果さえあげればよくて、拘束時間が圧倒的に短くなるって話をしたら」
「眼の色変えてたもんね、レイカちゃん」
と、マキちゃん。
「今でも、収入を家に入れてるんだっけ、レイカちゃん」
と、僕。
「ええ。だって、レイカちゃんのお家は旧華族にすごく近い家だって言ってましたから・・・儀式とか、法事関係とかで結構お金使うみたいですよ、普段から」
と、マキちゃん。
「そ、そーなんだー。確かに育ちはいいって感じだもんなー、レイカちゃん」
と、僕。
「でも、ちょっと前に飲んだ時、部長がしみじみ言ってたわ」
「「彼女は僕らとは住む世界がそもそも違うよ。僕らはせいぜい25年ローンでしかマンションを買えないけど」
「「彼女程のポテンシャルなら、フリーのクリエイターになれば、都内に大きなお屋敷が買えるくらいのカネは、すぐ稼げるはずだ」って・・・」
と、マキちゃん。
「え?部長と飲んだの?」
と、アミちゃん。
「ちょっと仕事で社に顔出した時にちょっと誘われてね・・・部長、あの会社でいろいろあったみたいだし、本音は逃げ出したいみたい・・・あの会社」
と、マキちゃん。
「そうよね・・・その気持ちわかるわ・・・だって出来るクリエイター達は皆ドンドン辞めて独立して行くし、それで桁違いの収入を手にするんだもの・・・」
「あの会社に残っているのは安定だけを求めた羊達の群れ・・・あるいは家族とマンションの為に将来の自由を失った、元夢見る若者だけだもんね・・・」
と、アミちゃん。
「レイカちゃんは、その部長のたっての頼みがあったから、今まで独立を見合わせてたのよ・・・でも、私達が独立しちゃったでしょう?」
「それもあって、もう引き止めておくわけにはいかないって、部長が観念したらしいのよ・・・」
と、マキちゃん。
「じゃあ、レイカちゃんは、もっと早く独立の意思を部長に伝えてたって事?」
と、アイリちゃん。
「ゆるちょさん、覚えてません?3年くらい前に、初めてレイカちゃんと仕事をした時、脱サラが人生で如何に有用かを彼女にお酒の席で力説したことを・・・」
と、マキちゃん。
「ああ・・・覚えているよ。彼女、僕の言葉にやたら感激して「わたし目が冷めました。本当に覚醒したんです!」って、僕の手を両手で握りしめて」
「感動の涙を流していた・・・あの時・・・かな?」
と、僕。
「レイカちゃん、その直後に独立する気で部長に申し出たら「あと数年待ってくれ。今が一番うちの部にとって一番大事な時だから」」
「「一番大事な戦力である君に抜けられたら、うちの部はガタガタになってしまう」って言われて・・・それで今まで我慢してたらしいわ」
と、マキちゃん。
「そっか。あのプロジェクトも有終の美を迎えたものね。結果は大きな黒字だったし、部長の一番の手柄にもなったし、それで出世だもんね・・・」
と、アミちゃん。
「そういう事だったんだ・・・だから、部長としては、そのレイカちゃんをうちの部に唯一つないでおけるゆるちょさんへの気遣いを最大にしていた」
「・・・それが部長室の昼間からのスコッチ・ウイスキーの意味だったのね?マキ」
と、アイリちゃん。
「そういうこと・・・からまった紐も、ちゃんとほぐしていけば、すべての行為がつながっている事がわかるのよ・・・」
と、マキちゃん。
「そっか・・・その部長が出世して、あの部からいなくなるからこそ、レイカちゃんも後顧の憂いもなく、晴れて独立出来るってわけか」
「・・・レイカちゃんも約束はきっちり守るオトコマエの女性だからね・・・」
と、僕。
「その話で言うなら、部長はユミにも紐をつけようとしていたのよ・・・でも、ユミはゆるちょさんに紐をつけた瞬間に逃げた・・・あの手並みはすごかったわ」
「なにしろ、部長の廻りをすべて固めてから、部長に退職願をぶつけたから、部長も拒めなかった。さすが元ヤンのユミ、電光石火だったわ・・・」
と、マキちゃん。
「部長にすれば、わたし達3人娘とユミとレイカちゃんを主な戦力として考えてたみたいだから・・・ユミに逃げられて、それがきっかけになって、わたしたちの」
「独立も認めないわけにはいかなくなって・・・レイカちゃんが最後の砦だったのね・・・だから、手放せなかったのよ、レイカちゃんだけは・・・」
と、アミちゃん。
「そして、もちろん、レイカちゃんもそういう台所事情は知り抜いていた・・・その話、レイカちゃんに聞いたよ」
「彼女も約束は最後まで守る律儀なオンナだからね・・・でも、ユミちゃんとも、情報交換してたし、あの二人は似たところがある」
「ただし、ユミちゃんは優先順位第一位をとにかく守るオンナでそのためには、徹底してやるし、電光石火で動くオンナだ」
と、僕。
「レイカちゃんは義理人情のオンナだからね。どちらも筋を通すところは変わらないけど、レイカちゃんは、一度約束したら、てこでも動かないところがあるからね」
「もっとも、レイカちゃんは「今後はユミみたいに、自分の感情を優先順位の第一位にします。だから、ゆるちょさん、よろしくお願いします」って言ってたから」
「今後が・・・ある意味、空恐ろしいんだけど・・・」
と、僕。
「ユミとレイカちゃんって、確かに仲いいわよね。あの二人で話しているところって、ほんと、少女そのものに戻って話しているからおもしろいのよー」
と、アミちゃん。
「わたし、アミもあの二人と同じ属性を持っていると思うけど・・・特にゆるちょさんの話を3人でしているところなんて・・・」
と、マキちゃん。
「えー?そうかなー」
と、アミちゃん。
「自分の事はわからないもの・・・そういうこと?マキ」
と、アイリちゃん。
「そういうこと!」
と、マキちゃんは笑顔で言った。
「でも、ユミもレイカちゃんも、男性には、怖がられる二人なのにね。元ヤンと東大女子か・・・その二人が似てるってところがまた、面白いのよねー」
と、マキちゃん。
「でも、君達の事務所も戦力が増えて、ウハウハなんじゃないのー。ある意味、あの会社のエースをごっそりトレードで引っこ抜いてきたようなもんだからさ」
と、僕。
「この業界はそういうところです。「純思考者」の奪い合い。そして「思考停止者」の澱がサラリーマンの世界に溜まるだけ・・・」
と、アイリちゃんが言葉にした。
「もう、そういう嫌な話は忘れましょう。もう、部長も出世してあの場にはいないし、わたしたちももう、あの場所には用はないわ」
「レイカちゃんも会社の手続きさえ終了すれば、晴れて、この場所にトレードされるんだし・・・」
と、マキちゃん。
「でも、変よね。あのプロジェクトだって、のべ何千人って人間が関わっているはずなのに・・・その主戦力がわたし達3人とユミとレイカちゃんだけだったなんて・・・」
「まあ、わたし達もユミも義理は果たしたカタチだけどね」
と、アミちゃん。
「部長の頭の中では、使えるのはわたし達5人のみ・・・と言う事だったんでしょうね」
と、マキちゃん。
「でも、いいじゃない。わたし達もユミもレイカちゃんも結果的には部長が出世する役に立ったんだし」
と、アイリちゃん。
「そうね。結局、ひとって、誰の役に立つか・・・だもんね」
と、マキちゃん。
「・・・という事は他の人間は役立たず、だったって事?」
と、アミちゃん。
「部長からすれば、そういう事だったって事ね・・・結果的には・・・」
と、アイリちゃん。
「だからこそのトレードよ・・・わたし達は役に立つ人材だから、引きぬかれたの」
と、マキちゃん。
「そっか。野球選手のトレードってこういう感覚なのね・・・まさか、自分がそういう立場になるとは・・・人生って面白いわよねー」
と、アミちゃん。
「この業界では、役に立つからこそ・・・求められる人間になれる・・・それが「純思考者」だわ」、
「そして、役立たずは・・・捨てられ、忘れ去られる人間・・・それが「思考停止者」・・・それがこの世の真実よ」
と、マキちゃんが結論的に言い抜いた。
(おしまい)
さて、木曜日。なんとなく、仕事の成果が見えてくる日でもありますね。
そんな今日は祝杯をあげに、飲みにいきますか?
とにかく、日本人の男性は仕事が第一。
うまくいった時は皆とパーっとやらないといけません。
パーっとね。美味しいお酒を飲みにいきましょう。
ではでは。