「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

この記事一応いいんじゃね?ボタン(作ってみました!) ちょっとさ、押してくれると、うれしいんです!(笑)

blogram投票ボタン

今後は「ビジュアル年齢」重視の時代が始まる!という事は・・・! RNTT(12)

2014年10月06日 | 23時の「リアル・ニュータイプ理論」入門


午後11時です。お疲れ様です。

いつものように「夜11時の「リアル・ニュータイプ理論」入門」として、ちょびっとずつ書いて行きましょう。


まずは平易にやさしくをモットーにしていきたいと思いますね。

さて、今日も早速、始めて行きますか!


我らがリアル・ニュータイプ・バー「レイちゃん」のママ、レイコママが今日も相手してくれます。

そして、もちろん、隣でくだをまくのが若い池澤くん(24)と早稲田卒の薄木カナコ(24)ちゃんです。

もちろん、その横にサラリーマンの島田タモツさん(38)とパート主婦の千駄木キョウコさん(38)もいます。


「ねえ、ゆるちょさん、昨日の続き、お願いしますよ。この日本には、将来絶対しあわせになれる「リアル・ニュータイプ」ってのと」

「将来、絶対にふしあわせスパイラルに入っちゃう「オールドタイプ(劣化者)ってのがいるんでしょう?」

と、言葉にしています。

「そう。んじゃ、その話を詳しく話していこう。じゃあ、どうやったら、人は「八百比丘尼化」出来て、外見と脳みその固定化が出来るのか?」

「ここが最も大事だよね?これが出来りゃあ、要は若い外見、若い脳で、長生き出来るんだから・・・少子高齢化社会も実は問題ない事になるんだ」

「だって、これから、年齢は「実年齢」は関係なくなって、「ビジュアル年齢」が重視される事になるからね・・・」

と、僕。

「・・・と言う事は同じ年令でも、「ビジュアル年齢」が歳を取っていたら・・・?」

と、タモツさん。

「会社から、肩叩きに合う。会社を退職してくれと言われちゃうわけだ・・・」

と、僕。

「逆に、外見が若いままなら?」

と、キョウコさん。

「ずっと会社にいて仕事してくれ!・・と依頼される事になる」

と、僕。

「そ、それはサラリーマンにとって死活問題になるじゃないか!」

と、タモツさん。

「そういう事。だから、今のサラリーマンの現役世代こそ、この話は、重要視しなければいけないんだよ・・・」

と、僕。

「いやあ、俺達若い世代は早くこの知恵に気づいていてよかったなー」「ほんと」

と、池澤くんとカナコちゃんが話している。

「あーら、そんな事言ってていいのかしらー?」

と、レイコママがニターと笑いながら二人に話しかけます。

「この話の怖いところは、実は10代から、外見の劣化の始まる男性や女性もいるってところなのよ・・・」

と、レイコママ。

「え?それほんとっすか?」

と、池澤くんが驚いている。

「ビジュアルの具体例を言えば・・・PC遠隔操作事件ってあったじゃない?あの犯人の顔を覚えている?」

と、レイコママ。

「お、覚えています」「なんだか、「とっちゃん坊や」的な外見でした」

と、池澤くんとカナコちゃん。

「その「とっちゃん坊や」的外見・・・カナコちゃんはああ言う外見の男性に話しかけられたら、どういう感想を持つかしら?」

と、レイコママ。

「不快です。二度と視界に入ってこないでって当然、思いますよ・・・」

と、カナコちゃん。

「この反応・・・どういうことかわかるかしら?池澤くん」

と、レイコママ。

「え?もしかして、あの「とっちゃん坊や」の外見こそが、10代で始まる外見の劣化って言うか、外見が歳を取る現象って事なんすか?」

と、池澤くん。

「そういうことなの・・・池澤くんも、カナコちゃんも、もしかしたら・・・もうすでに・・・」

と、レイコママが言葉にしようとした。

「ひえええ」「やだー、あたし」

と、二人は絶叫した。


(つづく)

→次回へ

→前回へ

→初回へ


本記事は土、日、休日も原則的にはアップします。

仕事でどうしても書く時間が取れない時は無理ですけど、可能な限りアップしていく所存です。だって言いたい事、たくさんあるから。

オトコの評価は、同時代の世間と最後は同時代のオンナが決めるモノ!「足利義昭さん」!

2014年10月06日 | 夜の日本学


一人の髪の毛の長い背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。

彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。

「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「先人考察編」・・・お願いします。今日は誰について語ってくれるんですか?」

と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。

「うん。そうだな・・・今日は足利将軍家シリーズとしては取り上げないわけにはいかない、足利将軍家最後の将軍「足利義昭」をとりあげてみようか」

と、タケルは話し始めます・・・。


さて、今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。


「タケルさんは前回の「先人考察編(男性)」で足利義政を取り上げた時に」

「「「将軍の性格ポテンシャル」と「将軍の判断力ポテンシャル」を義政が無くしたばっかりに足利将軍家が「求心力」を失い、幕府の機能を失い、日本の秩序が破壊され」

「「その結果、守護大名が勝手に私戦を始め、それが「応仁の乱」及び戦国時代に突入するきっかけとなった」と、していますね」

と、レイカは言葉にする。

「・・・となると、この足利義昭に対する、タケルさんの評価はどうなりますか?」

と、レイカ。

「うーん、僕から言わせると、血に頼らざるを得なかった足利将軍家の「出がらし」・・・程度の評価かな」

と、タケル。

「足利義昭と言えば、上杉謙信や武田信玄、本願寺や毛利家など、いわゆる信長包囲網を作り上げた人物として有名ですけれど、それは評価しませんか?」

と、レイカ。

「別に足利義昭が書状を送らずとも、自然と織田信長は、それらの武将達の敵になったから、彼の存在は別に必要ないんだ。人間的にもだらしがないし」

「歴代の足利将軍家が行ってきた、禁裏修繕もしていない事から朝廷からも非難があがっている。吉田兼見は前将軍の足利義輝と比較しても」

「その行動が不誠実としているんだから・・・足利義輝も相当お金に困っていたにも関わらず、義務を果たしているところを比べても」

「足利義昭の、その人物像は「義務を果たさず、自分のしたい事だけする・・・単なるわがまま」と客観的に評価してもいいと思うね」

と、タケル。

「将軍としてのプライドだけはあるようですけど・・・でも、信長に上洛させてもらった後、その信長とあまり年齢は変わらない(信長が3,4歳上なだけ)のに」

「その信長を「御父」と呼んだのはあまりにも有名な話ですね」

と、レイカ。

「人間的に軽い人物なんだよな。重厚さの欠片もない。この人はいろいろ流浪したり苦労したりはしているんだけど、それが身にならないタイプの人間だったんだろうね」

「そういうタイプの人間っているじゃん。なにもかも人任せで「きっと誰かが助けてくれる」って、常に思っていて「なにしろ、自分は足利将軍家の血筋じゃから」的に」

「思っているからこそ、常に「他力本願」だから、一切、成長しないわけ。だから、人間的な中身は「空疎」。まあ、究極の「かまってチャン」だろうね、この人」

と、タケル。

「でも、「信長包囲網」を作り上げた人物としては、戦国時代の中でも高い評価を受けれる戦略家と言う見方も一方ではあるようですけど・・・」

と、レイカ。

「いいかい。その人物を評価する時に大事なのは、「その人物がいなければ、その事実が現実化しなかったかどうか」と言う視点が大事なんだ」

「例えば信長がいなければ、秀吉も家康も「天下統一」など出来なかっただろう。信長がいい意味でも悪い意味でも「天下統一」実施者のモデルになったからこそ」

「後年の秀吉、家康の活躍があるんだ。だからこそ、信長の存在の評価は高いんだ」

と、タケルは言葉にする。

「・・・それに比べて、足利義昭が存在していなくても、「信長包囲網」は信長に反発する武家や宗教組織によって作られていた事は確実視出来る」

「であるなら、足利義昭の価値はないだろう?足利義昭でなければ出来なかった事があるなら、足利義昭に価値も出てくるけど」

「結局「義務を果たさず、自分のしたい事だけをする・・・単なるわがままにして、究極のかまってチャン」なんだぜ・・・あとは推して知るべしだよ」

と、タケル。

「なるほど・・・確かにそう言われれば、彼に価値はありませんね・・・」

「・・・とりあえず、足利義昭の人生を見ていきますけど・・・彼は僧として興福寺に入れられ、「権少僧都」にまでなっているんですね」

「そのままいれば、興福寺の別当(当主)となっていたようですね・・・」

と、レイカ。

「「権少僧都」と言えば、大雑把にいって、少佐の手前、大尉の上くらいの位階だから、まあ、管理職には向いている性格だったんだろうね」

「管理職に向いている性格ってのは、要はサラリーマン的思考しか出来ない人間ってことで「長いものには巻かれろ」的価値観を持ち」

「「勉強だけが得意な「学級委員脳」」の「知識者」の「俺偉い病」にして「思考停止者」、だから、プライドだけは高いけど」

「空気は読まないし、読めないし、勉強した事しか身につかない。要は経験から学ぶ事が出来ない。だから、「知恵」も出来ない」

「・・・ま、「他力本願」だから、一切成長出来ないんだから、どうしようもない「かまってチャン」ってところだろうね」

と、タケル。

「うーん、彼って調べてみると、いろいろ放浪しているんですよね。結構苦労しているはずなんですけど、それが身になっていないイメージですね」

「常に自身の血の価値のみを信じ、常に他力本願だから・・・他者が自身の為にチカラを尽くしてくれるのが、「有り難い」ではなくて「当然」と考えているから」

「ある意味、「傲岸不遜」と考えてもいいんですよね、日本人としては・・・」

と、レイカ。

「「知識者」の「俺偉い病」にして「思考停止者」そのものだね・・・成長しないはずだ・・・」

と、タケル。

「彼は還俗した折、名を「義秋」と名乗っているんですね・・・これは秋の字が「冬に向かう、不吉な字」と識者から指摘されて、その後、義昭とするんですが」

「このあたりもセンスが悪いというか・・・「足利将軍家に連なるぞ」という大志があれば、最初からわかるだろうにって思いますね」

と、レイカ。

「まあ、風流に「秋」の字を選んだんだろうけど・・・自分の置かれた立場を理解していない発想だね」

と、タケル。

「足利義昭と言えば、信長の権威的後ろ盾となった後、上京し、カタチばかりの室町幕府の再興を遂げますが・・・」

「その後、絶対の権力者、織田信長に、1569年に「殿中御掟」と言う掟を言い渡されていますね・・・」

「それが、結果的に21箇条になるんですが・・・例えばその裏を返すと足利義昭がいろいろ独断でやっている事が見え隠れします」

と、レイカ。

「例えばどんな事?」

と、タケル。

「幕臣が信長の許可も得ずに将軍と直接話し合ったり、訴訟を直接将軍へ直訴したり、申次を経ずに将軍と話したり・・・陰陽師を呼んだり」

「比叡山の僧兵を屋内にいれたり、僧侶や門跡を屋敷内にいれていたみたいですね、足利義昭は・・・」

と、レイカ。

「さらには・・・追加の掟で指摘されているのは、こそこそと秘事を企画して御教書を全国の大名に出して、信長討滅を図っていると言うことですね、義昭が・・・」

と、レイカ。

「それが信長包囲網ね、いわゆる・・・」

と、タケル。

「面白いのは・・・義昭が全国の大名に領地を与えていたらしいんですが、それに対して「義昭には領地が無いのだから、信長の領地から都合をつけること」なんて」

「のもあって・・・信長は、義昭の妄想気味の性格を治そうとしたんでしょうかね」

「・・・あと「天下が太平になったのだから、将軍はちゃんと儀式をやれ」みたいな事も書いてあって」

「義昭の怠慢ぶりを指摘する条項もありますね・・・」

と、レイカ。

「さらにその中でも、すごいのは「信長は将軍の上意なくとも、信長の判断で成敗出来る」としているところで」

「・・・要は将軍などカタチばかりであって、権力を握っているのは、この信長なのだ・・・と宣言しているところなんですね。これすら理解していない義昭は」

「何も見えていない妄想狂と言ってもいいでしょうね」

と、レイカ。

「妄想狂か・・・それはドンピシャな表現だね、足利義昭に対する・・・」

と、タケル。

「その後、悪癖の止まない足利義昭に対し、信長は21箇条にも及ぶ意見書を出しているのですが・・・この中でも面白いのが・・・」

「「諸事につき欲が深く、理も非も外聞も気にかけられぬ公方様と世間は言っております。そのため、何も知らぬ土民百姓までが悪将軍と呼んでいます」」。

「「普光院(足利義教)殿がそのように呼ばれたと言われていますが、それならば格別な事であります」」。

「「何故そのような陰口を言われるのか、よくお考えになって、御分別を働かせていただきたいものです」と言うところですね・・・」

と、レイカ。

「ほう。信長は足利義教の存在にもちゃあんと気づいていた証左にもなるけど」

「・・・足利義昭って、この人、幕府の米を密かに売りさばいて、お金に換えたりもしているんだよね」

と、タケル。

「ええ、それも指摘されてます。「商売をする将軍など見たことも聞いたこともない」みたいに書かれています」

と、レイカ。

「なんだか、このあたりを見ていると・・・すっげー、似た人間を思い出した・・・」

と、タケル。

「そのタイミングで・・・タケルさんに改めて聞きますが政治家の評価と言うのは、どのように具体的にやればいいんでしょう?」

と、レイカ。

「ま、基本的にはどのような事をやり、日本の歴史にどのような影響を与えたか?という視点で眺めればいいのかな、と思うね」

「あと、同時代の世間からの評価と同時代の女性に愛されたかどうか?と言うのも大事な視点になると思う。あとは当然、似た政治家との比較かな」

と、タケル。

「足利義昭に似た政治家・・・誰か思いつきますか?」

と、レイカ。

「血筋に絶対のプライドを持ち、わがまま放題だった政治家にして、カネに汚く、自分によくしてくれた人間には褒美をやりまくって」

「秩序の崩壊を招いたオトコ・・・もちろん、忠臣に意見書を書かれた事も共通している・・・」

と、タケル。

「そのオトコの名は?」

と、レイカ。

「この日本で最もダメな政治家・・・南北朝を創りあげる原因ともなった・・・後醍醐天皇その人だよ・・・」

と、タケル。

「いましたね・・・わがままで、嘘つきでカネに汚い・・・最悪な政治家だった後醍醐天皇・・・確かに、足利義昭のあり方とそっくりですね」

「彼も忠臣と言われた、北畠顕家にその行いをたしなめる意見書を出されていました」

と、レイカ。

「結局、血脈にしかプライドの無い人間は、同じあり方になると言う証左かな、これは・・・」

と、タケル。

「でも・・・足利義昭と後醍醐天皇を見比べると・・・まず、歴史的な価値と言う点で見れば、後醍醐天皇は理由はどうあれ、機能不全状態に陥っていた」

「鎌倉幕府を倒し、新たな秩序作り・・・言わば秩序のリセットを行った際の権威の後見人役を務めています」

と、レイカ。

「そうだね・・・そこは大きい価値だ。まあ、彼には当時最新の政治的知識宋学があったから、その知識を背景にした天皇親政の世を実現しようとした意欲は買える」

「ただ、時代はすでに武家中心の時代になっていたし、彼が考える程、後醍醐天皇自身に政治の才能が無かった・・・と言うのが実際のところだけどね」

と、タケル。

「宋学・・・彼は真言立川流を基本とした考えを持っていたんですよね?男女の交合の時に女性が分泌する愛液をドクロに何千回と塗って、秘具を作り」

「それをご神体に見立てる政治・・・まあ、一見卑猥そうですけど、男女の交合をこの世のしあわせの象徴と見る考えは世界中にあるし、言わば素朴な考えなんですよね」

「柿本人麻呂が奈良時代に日本人のしあわせのカタチとして見つけた「玉藻成す」だって、要は男女の交合こそ、日本人の最高のしあわせのカタチと」

「言っているようなモノですからね・・・」

と、レイカ。

「さらに言えば、同時代の世間的評価と言う点で言えば・・・後醍醐天皇は、政治を始める迄は、英雄として見られていたわけですから・・・」

「彼は天皇親政などやらずに、政治は足利尊氏に任せて、天皇として、権威の絶頂を味わえばよかったんですけどね・・・」

と、レイカ。

「ま、そういう判断の出来ないわがままちゃんだったんだよね・・・後醍醐天皇は・・・」

と、タケル。

「もう一点・・・同時代の女性の評価と言う点で言えば、後醍醐天皇には、付き従った女性が・・・三位局とも呼ばれた阿野廉子がいました」

「彼女は隠岐にも付き添い、京にも付き添い、その後、後醍醐天皇が吉野に脱出した時も付き添っていて・・・彼女の信頼厚かった後醍醐天皇と言う構図が」

「見られます・・・」

と、レイカ。

「それに対して足利義昭は、どうだったかな?」

と、タケル。

「歴史的には・・・織田信長が京にデビューする時の権威の後見人役・・・それは足利尊氏に対する後醍醐天皇と全く同じあり方になりますね」

「でも、タケルさんが指摘した通り、その後、彼は歴史的には、無用の長物となります。権力者信長は、意見を言わないそれ以上の権威、天皇を利用しだしますし」

「室町幕府も実際には無用の長物と化していますしね・・・」

と、レイカ。

「同時代的な世間の評価と言えば、上でも見ましたが・・・」

「「諸事につき欲が深く、理も非も外聞も気にかけられぬ公方様と世間は言っております。そのため、何も知らぬ土民百姓までが悪将軍と呼んでいます」」

「ですから・・・最低の評価ですよね・・・」

と、レイカ。

「さらに言えば、彼の周囲に名のある女性がいない。まあ、側女や手伝いの女性などはさすがにいたのでしょうけど、三位局とも呼ばれた阿野廉子程の女性は見えない」

「・・・悪将軍と言われた足利義教とは実績的にも月とスッポンだし、彼の場合、単なるアホと言う評価ですから、名のある女性には蛇蝎の如く嫌われたと」

「考える方が自然でしょうね・・・」

と、レイカ。

「ま、同時代の女性に嫌われるようじゃ・・・それがそのオトコの評価を端的に語るよね・・・」

と、タケル。

「このオトコ、最後は秀吉に拾われ、一万石の大名にしてもらい、「唐入り」の肥前名護屋城にまで、従軍したようですよ」

「元将軍として、他の武将に崇められ、秀吉の御伽衆に加えられて、秀吉のいいおしゃべり相手だったとか・・・このあたりが彼にとって」

「一番過ごしやすい時代だったかもしれませんね・・・」

と、レイカ。

「結局、オトコとは、最終的には、自分の能力に見合った場所に流れ着くと言う事だろう。秀吉のおしゃべり相手くらいが、足利義昭の最も見合った場所だったんだろうね」

と、タケルは結論を言い抜いた。


「タケルさん・・・足利義昭と後醍醐天皇の共通点を最後に見つけました」

と、レイカが言う。

「ほう、どんなところ?」

と、タケル。

「時代は、もう、自分に出番を与えていないのに、勝手にしゃしゃり出てきて政治をやろうとして、否定された・・・時代の見えないアホ」

「・・・それこそ、足利義昭と後醍醐天皇の最終的な評価です」

と、レイカ。

「・・・二人とも、時代の見えないアホか・・・いい結論だ」

と、タケルは笑った。


「さて、結論も出たようだし、んじゃ、レイカちゃん、今日も飲みに行こうか」

と、タケルは言葉にする。

「はい、どこまでもお供します」

と、レイカは言うと、赤縁のメガネを取り、髪を解いた。


(おしまい)


結局、人間とは、同時代の世間と同時代の女性が端的に評価してくれると言う事でしょうね。

後醍醐天皇と足利義昭・・・非常に似ているけれども、同時代の女性に最後まで愛された後醍醐天皇と、

女性の影の見えない足利義昭・・・そこに大きな違いがあったと言うことでしょうね。


結構、楽しめた、今回になりました。


ではでは。

10月6日 3000人以上のオトコを見てきた、ユミちゃんが言葉にする、本当のオトコの価値!

2014年10月06日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

外は雨ですねー。

月曜日と言うのに、台風直撃とは、ねー。

ま、今日は、せこせこ家で仕事をしていましょうかねー。

夕方は、スカイプ飲みかな(笑)。


さて、その時、僕は日曜日だと言うのに、昼間から、行き慣れた「立ち飲み」でユミちゃんとお酒を飲んでいました。

「ゆるちょさん、ありがとう。これから台風が来ると言う日曜日なのに、昼間から誘って貰っちゃって・・・」

と、ユミちゃん。

「うん?いや、台風が来るのは夜だからね。日曜日の昼間は、とことん楽しまなくっちゃ!」

と、僕。

「しかし、悪いな。美しく着飾ったお嬢さんをこんな「立ち飲み」に連れてきてしまって・・・」

「この後、フレンチに行こう。ここはレストランのウェイティング・バーだと思ってくれない?キャッシュ&デリバリーだし」

「日本人にとっては、美味しいモノもたくさんあるし・・・」

と、言い訳をする僕。

「ふふ。いいですよ、全然。ゆるちょさんとデートが出来て、日曜日の昼間から「立ち飲み」に誘って貰う仲になれば、わたしも一人前の女性として」

「ゆるちょさんに扱われ始めたって事ですからね。そのあたりは、この間、ソフィーにいろいろ教えて貰いましたから・・・」

「「ゆるちょは、「このオンナ、使える」と思った女性としか週末、昼間の「立ち飲み」に行かないの」ってソフィーが言ってましたから」

「その光栄な「立ち飲み」に、しかも日曜日に誘って貰えたんだから・・・「ゆるちょは、日曜日は大事な女性としか過ごさないから」っていう」

「ソフィーの言葉も貰ってるし・・・」

と、目の笑う、いい笑顔で話すユミちゃん。今日はいつもより、ほっこり和やかな雰囲気だ。


そのユミちゃんは、白の品のいい仕立てのブラウスにグリーンのカーディガンを合わせ、スカートはカーマインレッドのジャガードスカートだ。

それに黒のニーハイソックス、黒のヒールを合わせている。コートはベージュと言うより、レグホーンカラーに近い、僕の大好きなトレンチコートだ。

アクセは、ネックレスとリングとピアス・・・これはカルティエ統一しているみたいだ。


もちろん、左の薬指には、ユミちゃんの決意を示す黄金のパンテールが光っている。


「アクセはカルティエで統一しているって事は「日曜日はフレンチに行こう」と言った僕の誘い言葉に合わせてくれたって事?」

と、僕。

「ええ、そういうやりとりが面白いって、ゆるちょさんがブログに書いていたのをどこかで見たわ。わたしもこれでも一応、勉強するオンナなの」

と、ユミちゃんは、白レバーのやきとりをハフハフ食べながら、言葉にしている。

「それにゆるちょさんは、この季節、赤系のジャガードスカートが好きでしょう?春夏はプリーツスカートが好きなのよね、ゆるちょさん」

「で、ゆるちょさんは元々、上品な女性が好きだから・・・女性の上品な白のブラウス姿が大好きだし」

「それに合わせる緑色のカーディガンも秋らしくて女性らしくて、好き・・・」

「なにより、トレンチコートが大好き・・・と言う情報をわたしは持っているから、わたしなりにそのゆるちょさん向けにコーディネートした結果が」

「今日のファッションなの。オトコが変わるとファッションも変わるって言うけど、その男性の好み通りの自分を演出するのが女性なんだから」

「それってある意味、当たり前のことよね・・・」

と、ユミちゃん。

「こういうとあれだけどさ・・・とても、元ヤンの女性には、見えないね・・・うん、違うな、元ヤンの女性は美意識が高度に発達しているし」

「しっかりと、筋を通す事を生きがいとしているから、自然、美しい、オトコマエの女性に成長する・・・と言う事だろうね」

「それが僕の目の前で、ユミちゃんの美しいあり方として、正しい事実として証明されている・・・そう言うべきだね」

と、僕。

「ゆるちょさんって、時に、持って回った真面目そうな言い方で・・・女性を喜ばす事の出来る稀有な人なのよね・・・だから、一緒にいて自然と楽しくなっちゃうの」

と、ユミちゃんは僕の左腕にすがりつく。

「しかし、女性にすがりつかれる度、思うけど、僕ももう少し身長があれば、背の高い女性にすがりつかれて様になるんだけど・・・」

「なんか、僕だと、連行されてる宇宙人の図が頭に浮かんじゃうんだよねー」

と、僕は酔った頭で言葉にして、笑っている。

「いいじゃない・・・たった6センチ、わたしの方が大きいだけだわ。それに、ゆるちょさんは知らないかもしれないけど、わたしが尊敬している」

「明治時代の軍師、児玉源太郎は150センチそこそこ。源義経だって、豊臣秀吉だって身長は高くなかったわ」

「わたしが大好きなオトコの中のオトコ、義の武将、上杉謙信だって身長は156センチだった。あの徳川家康だって、身長160センチよ」

「結局、オトコはその人間性のカッコよさなのよ・・・もちろん、外見がカッコいい事は当然必須だわ」

「ゆるちょさんは、生き方がカッコいいし、何より、知恵が深いし、人間性が他人に比べて、はるかに大きいし」

「オトコマエな男性だし、顔も日に日にイケメン化が進んでいる・・・」

と、ユミちゃんは、ガツ刺しを頬張りながら、言葉にしてくれます。

「わたしが見てきた男性はゆうに3000人を越えるわ。舎弟3000人以上と言われた暴走族のヘッドすら愛した。そういうオトコ達は常に筋を通し」

「義を守るカッコいい生き方のオトコ達だったわ。今のサラリーマンオヤジのように、へっぽこで「サル山のボス力」を持たない「死んだ魚の目」をした男性は」

「わたしに言わせりゃあ、オトコじゃない。実際、家に帰っても居場所が無いんでしょう?そんなオトコ、人間失格よ・・・」

と、ユミちゃんは、山口県の酒「獺祭」を手酌でぐいぐい飲んでいます。

「わたしねー。そういう事を言いながら、一方で、実はこういうオヤジ達の空間の雰囲気が大好きなのよ・・・」

「実はわたし、高級フレンチって柄じゃないの。ゆるちょさんは、それを知っていて、ここに連れてきてくれたんでしょ?」

「オーケー。全然オーケー。というか、ここに居たい、好きだわ、この場所が、わたしのカラーだもの」

と、ユミちゃん。

「ね、フレンチは行かなくていいから、ここでずっと飲みましょう」

と、ユミちゃんは、少し潤んだ目で僕に言う。

「そうかい。ここを気に入ってくれて嬉しいね。僕もどちらかと言うと高級フレンチより、こっちの空間が好きなオトコなんでね」

と、僕。

「最初から、その気だったでしょう?わたしがこの空間を絶対に気に入ると最初から踏んでたでしょう?」

「ま、そういうところが、わたしがゆるちょさんを大好きな、理由のひとつ・・・なんだけど。オトコマエな大きな人間性と強い人間性を持ちながら」

「常に相手の好きな事を考える事が出来る大きなオトコにして、やさしいオトコ。だから、ゆるちょさんは常に女性に人気が出ちゃうのよ・・・」

と、ユミちゃん。

「今まで何千人と見てきたオトコの中でも、ぶっちぎりの第一位・・・それがゆるちょさん、あなただわ・・・それはわたしが今までの人生を賭けて」

「自分の人生を賭けるべきオトコを本気で探してきて・・・初めて出せる、そういう評価よ。あなたは、本当にかけがえの無いオトコだわ、ゆるちょさん」

と、ユミちゃんは、コブクロの串焼きを食べながら、僕に主張する。

「わたしの大好きな児玉源太郎も・・・人間性が馬鹿デカくて、初対面でも春の陽気を楽しむ好々爺のような笑顔で品よく楽しく話せたオトコだったらしいわ」

「わたし、そういうオトコを探していたの。だから、元ヤンもやった。暴走族のヘッドも愛した。でも、彼らもその歳にすれば、人間性は少しは大きかったし」

「筋を通す義の人間だったけど・・・今、目の前にいる、ゆるちょさんに比べたら、月とスッポン程の差があるわ」

「あなたは若い頃苦労する内にその宇宙空間にも比較してもいいくらい、わたしから言わせれば、馬鹿デッカイ人間性を備える事が出来た」

「そんなオトコ・・・わたしはあなたしか知らない・・・これだけ、オトコの価値にこだわり、そのおかげでたくさんの修羅場をくぐり抜けてきたあたしでさえ・・・」

と、ユミちゃん。

「オトコの価値はただひとつ。その人間性のデカさと知性の高さ。そして、何より生き方がカッコいい事。わたしは、上杉謙信公と児玉源太郎が男性の理想」

「人間性のデカイ、そして、知性の高い、義のオトコよ・・・その二人のあり方に酷似しているのが、あなた・・・ゆるちょさん・・・だから、好きなのよ、わたしは・・・」

と、ユミちゃんは、しめ鯖を美味しそうに食べながら言葉にしています。

「そういうわたしから言わせて貰えば、サラリーマンの男性を旦那にしている女性なんて、あり得ないわ」

「自分の旦那のどこが評価出来るか、彼女達に言わせてご覧なさいよ・・・言えるべき要素なんてある?毎月、ちゃんと給料を銀行口座にアップしてくれる事?」

「そんなのイマドキ、就職の出来るオトコなら、誰にだって出来る事でしょ?わたし、誰にだって出来る事しか出来ないオトコは価値として考えないの」

と、ユミちゃんは、ガツ刺しのおかわりを嬉しそうに食べている。

「だって、同じ女性なら、わかると思うけど、自分の人生を賭けるのよ、そのオトコの人生に・・・」

「そのオトコのどこが評価出来るか、言えなかったら、じゃあ、何の為にそのオトコの為に朝食作ったり、家の掃除をしたり、洗濯をしてあげるのか、わからないじゃない」

と、ユミちゃん。おしゃべりの合間に「獺祭」をクイッと飲む。

「結局、オンナはあの朝ドラ「マッサン」のエリーのように大きな夢を持ち、それを実現するチカラを持ったオトコに人生を賭けるべきなのよ」

「・・・その男性は皆の期待を一身に背負い、それを実現していくことの出来る、人間性のドデカイ人間じゃないとダメなの」

と、ユミちゃん。タコの刺し身を美味そうに食べる。

「ひとはひとりでは生きていけないわ。でも、自分の夢を託し、そのパワーを自分のチカラに変え、皆の夢を皆の代わりになって実現していく」

「・・・そういうオトコこそ、女性がサポートすべきオトコだし、女性が同じ目線でオトコと共に夢の方角を向いて生きるべきオトコなのよ」

と、ユミちゃんは、鶏唐にかぶりつく。

「わたし、今回、その事でソフィーと、とことん話しあったわ。ゆるちょの仕事を二人でペアになって手伝っている最中、ずーっとね」

と、ユミちゃんは「獺祭」をクイッと飲む。

「ゆるちょが「しあわせソムリエ」の教育機関を日本全国に広め、その総帥になること。やがて、それを世界にすら、広める人間になること」

「ゆるちょの「八百比丘尼化」を含めた「リアル・ニュータイプ理論」こそ、この日本を、いや、地球の歴史すら変える画期的な理論になることも・・・」

「そして、ゆるちょ・インサウスティの名前は、アルバート・アインシュタインより、アイザック・ニュートンよりも高名になるわ」

「なぜなら、あなたの「リアルニュータイプ理論」は、世界中の人々の生き方、生活の仕方を根底から変えるもの。医療にしたってそうね」

「・・・今の対処療法的医療は終わりを告げ、「未病」の状態、つまり普段から、異性からの「ハッピーエナジー」を取り込み」

「自分の免疫能力及び自己治癒能力をマックスにしておく・・・そういう生き方に人々の普段の生活が変わる・・・」

「その知恵を作ったあなたは・・・世界的に有名な「絶対の知恵者」として、ドンドン高みに登ることになるもの・・・」

と、ユミちゃんはハムカツを頬張る。

「だから、そろそろ、あなたはその「しあわせソムリエ」の教科書の基礎となる「総則」を作るべきなのよ・・・」

「今のゆるちょなら、その「総則」の第一章には、どんな言葉が来るかしら?」

と、ユミちゃんは、ハチノス刺しを頬張る。

「そうだな。それはもちろん・・・」

「「日本の最高正義は「和を以て貴しとなす」である。だから、日本人の普段の生活は常に「雨降って地固まる」とならなければならない」」

「「雨が降ること・・・つまり人が人とぶつかるとは、それは本人の成長を意味する。日本人の生活において最も大事な義務は「毎秒の成長」である」」

「「これを大事に日々生きいくからこそ、人は毎秒成長し、「雨降って地固まる」・・・人々の和も固まっていくのである」・・・となるだろうね」

「それが僕は日本人にとって、最も大事な事だと思っているよ・・・」

と、僕。

「素晴らしいわ・・・その知恵を出せる人間がこの日本に、いや、世界にどれだけいるかしら?・・・それを考えただけでも、あなたの今の価値は測り知れない」

と、ユミちゃん。

「ああ・・・ゆるちょ・・・」

と、ユミちゃんは、僕に抱きつく。僕は静かに酒を飲みながら、そのままにしておく。


「わたしね!」

と、ユミちゃんは僕から離れ、突然、覚醒する。

「わたしとソフィーは確認したわ。わたしもソフィーも一生を賭けて、ゆるちょさんの人生を守っていく、と・・・」

「マッサンとエリーの仲以上にわたしとソフィーとゆるちょの人生は熱く燃えていくの。だって、これまでたくさんの男性を見てきたわたしが」

「これまでの人生の中で、最高評価を与えているオトコだもの・・・それくらい当然だわ」

と、ユミちゃんは元気に牛すじ煮込みを食べる。

「それから・・・わたし、ソフィーに直接確認したの・・・何の事だがわかる?」

と、ユミちゃんは、ポテサラを食べている。

「え?さあ、何だろう?」

と、僕。

「また、とぼけて・・・わたし、ゆるちょさんに抱かれてもいいかって?それくらいのオトコであるゆるちょさんは、多くの女性に愛される必要があるから」

「当然、わたしにも抱かれる権利がある・・・ゆるちょさんは、ソフィーの独り占めに出来ない尊いオトコだって主張したの」

「そしたら・・・」

と、ユミちゃん。

「そしたら・・・?」

と、僕。

「いいって。抱かれても・・・もう、そんなの気にしている場合じゃないって。ゆるちょさんの行く場所に一緒に連れて行ってもらえるだけありがたいって」

「・・・そう言ってくれたの、ソフィーは」

と、ユミちゃんは、お新香をポリポリ食べている。

「だから・・・」

と、言って目の笑ういい笑顔のユミちゃんは、僕の左頬にキスをした。


(おしまい)


さて、台風が来るんじゃ仕方ないですねー。

ま、のんびりと、しかし、粛々と仕事を充実化させましょう。

なにより、オトコは仕事ですから。

今週も、盛り上がって参りましょう!


ではでは。