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「「男性大河ファン」の直感的で素直な感想」
●さらば宇喜多直家!奥さんの今後も良く取り計らう、やさしい旦那でした!秀吉さん羨ましい!安土城ライトアップは素晴らしい!そして、やっぱり公家さんは餅は餅屋な感じです!
大河ドラマ「軍師官兵衛」レビュー、第二十五回軍配通信「栄華の極み」となります。どうぞ、よろしくお願い致します。
しかし、まあ、今回のお話は戦国時代好きの人間にとっては、美味しいエピが続きましたね。
まあ、安土城のライトアップ・エピは知ってはいましたが、映像化されて見たのは、今回が初めてで・・・非常に眼福になりました。
いやあ、こういうのがやっぱり大河ドラマ・ファンとしては、醍醐味になってきますねー。
まあ、だいたい信長モノと言うと・・・ヤスケも出てきましたねー。
まあ、その時の描かれ方で変わるんですが、肌を洗わせてみて、色が落ちない・・・なんてのも、確認する信長が描かれたりしますが、
今回はそれはなしで・・・案外すっきり描かれていましたねー。
で、信長モノのお約束と言えば・・・明智光秀は何故織田信長を殺したか?・・・ここに話が集約されるわけですけど、
僕が普段から主張している、
「信長さんが「天皇家及び公家を廃絶しちゃう!」と勘違いした明智光秀が「我、楠木正成たらん!」と欲して、信長を弑し奉った・・・それが事実」
というお話に極めて近いカタチで、描かれそうなので、満足ですね。
まあ、論理的に考えれば、部下やかみさんに普段から優しかった明智光秀がその部下もかみさんも殺す結果を引き起こすんだから、
それ以上に彼にとって大事な存在の為に・・・信長を殺したんだから、天皇家を守るため・・・それ以外ないわけですよ。
まあ、そこに吉田兼和が介在した・・・そのあたりが妥当な見解だと僕は思っていますけどね。
しかし、吉田兼和を演じる、堀内正美さんは、相変わらずいいですね。
この俳優さんは、若い頃はナイーブなイケメンを演じるのを得意としていたんですけど、まあ、公家がすごく似合う。
この声もいいわけですよ。やさしい美しい声をしているので、まあ、公家さんが似合いますね。
この人、悪役やらせるとすごいいいわけですけどね。
殺し屋とか非常に妖艶に表現出来るので、毎回「すげーなー」と思いながら、見ていますが、やっぱり今回も妖しいお公家さんを華麗に演じられていましたね。
なんて言うんでしょう。第一人者って感じですかね。
公家と言えば、草刈正雄さんが、大河ドラマ「華の乱」で政界のフィクサー日野勝光役を激しく演じて、俳優としての評価を相当高めましたが、
僕的には公家というと、声と言い、外見と言い、この堀内正美さんが、ベストな感じがしますねー。
この堀内正美さんの「やさしげな声」というのが、効いてくるんですよね。
腹に一物あり・・・みたいな表現が巧みに出来るので、素晴らしいですよね・・・。
やっぱ、餅は餅屋だよなーって、素直に思いますね。はい。
ま、そういうベストな演技が見られるのが大河ドラマというカタチでもありますよね。
演技ってのは、ある意味、嘘なわけですよ。
その嘘をどれだけ上手くつけるか・・・そこが俳優さんの技量という事になるわけですから、
そういう意味で言うと、女性に恋させる・・・なんてのも、どれだけ上手く嘘をつけるか・・・そこなのかもしれませんね。
でも、夢中にさせてくれれば・・・大いに歓迎すべき嘘なわけですよ。大河ドラマクラスの演技となるとね。
そういう意味では、もう、堀内正美さんが公家さん演じてるだけで、有り難いって感じですよね。
もうね。60歳越えているらしいんですけど、妖艶な色気ですよね・・・それが衰えていないから、人に夢を見させてくれる・・・。
あと、声だよな・・・声ってすごく大事なんですよね・・・やさしい外見とやさしい声だからこそ・・・本性が隠れている・・・そう思わせる事が大事なんでしょうね。
さて、一方信長さんですけど、もうめぢからバリバリにして迫力のある信長さんを江口洋介さんが演じられていますね。
まあ、いわゆる「光るの君の目」ですけど・・・迫力ありますね、信長さんは・・・。
まあ、今回、宇喜多直家さんも言ってましたが・・・「信長は危うい」・・・というインプリンティングがされました。
まあ、信長さんは、明智光秀さんには、「俺の思いがわからない」として、秀吉と官兵衛だけが「俺の思い」を理解している・・・という表現になっていましたね。
その信長さんの本当の思いとは何か?・・・表現上では「世界をこの目で見たいし、自分のモノにしたい信長」というカタチを取っていましたね。
日本に新しい世界を作るのは息子・信忠さんに任せ・・・自分は世界を取りに行きたい・・・そういう話になっていて、「天皇家をどうする?」という話は一切無かった。
まあ、信長さんって、常に先が見えているっていうか、
「今度はこうしたいんだよね」
って言うのがあって・・・僕はその生き方ってものすごく参考になります。
っていうか、
「だって、好きな事やりたいんだもん。いいじゃーん」
って言う性格だから・・・子供の頃から、そのあたり、全然変わっていないような気がします。
僕はサラリーマンの時代、どこへ行けばいいのか、さっぱりわからない時代がありました。
それこそ、「暗中模索」そのものでした。
でも、そこから抜け出て・・・今を生きていると、
「うん。次、これやりたい。今日の朝ごはんはこうしたいし、午前中はこう過ごしたい。それやるだけだな」
と、毎秒好きな事を楽しめているので、
「これはこれで信長モードになれてる?サラリーマン・モードに戻ってないよね」
と、毎秒思えるので・・・それはそれで嬉しいことですね。
「軍師官兵衛」のホームページの内田有紀さんのインタビューを見ると、信長役の江口洋介さんもかなり孤独な様子で、
「俺にはお濃しかいない」
などと普段話しているみたいですけど、それは孤独というよりは、最先端を走っているからこそ、たった一人になるんですよ。
僕も僕なりに孤独は感じるけれど、それは仕方が無いことだと思っているし、最先端に行けば行くほど、そこについていける人間は少なくなるものです。
要は理解されることを望むなら、他人と同じ世界に住む必要があるけど、最先端に行けば行くほど、ついてこれる人間は少なくなる・・・それは当たり前の話なんです。
要は、何が自分にとって最も大事なのか?・・・この点を明らかにすればいいんですよ。
最先端の知恵を作り、時代の最先端を走りぬき、時代を作る事が最も大事なら、それをすればいい・・・それだけの話になるんです。
むしろ、官兵衛や秀吉が信長さんを理解しているので、あれば、それを奇貨とすべきなんですね。
他人は自分を理解してくれないモノ・・・そう捉えておけば・・・それでも理解してくれる人間は多少はいる現状があるんだから・・・それで満足すべきなんでしょうね。
話を戻しますけど・・・信長さんの安土城のライトアップ・・・あれはちゃんと前例があるわけです。
信長さんこそ、平清盛フリークでしたが・・・その平清盛さんが、夜、厳島神社で、1000人の僧?だったかな?に一晩中読経させた折、多数の松明の灯りで、
厳島神社をライトアップした・・・それを一般民衆が目撃して感嘆の声をあげた・・・というイベントをやっているんですね。
まあ、平清盛さんの知恵を信長さんは多数パクってますから・・・貿易で持って巨大な利を蓄え、自軍を強くする方策から、
神輿を射て、神など存在しない証明をしちゃう所まで・・・二人の意識はものすごく似ていて・・・信長さんは平清盛さんを唯一尊敬していたと言ってもいいでしょう。
なにしろ、信長さんは平清盛さんの末裔として平信長を名乗っているわけですからね・・・その心酔ぶりは相当だったと言っていいでしょうね。
その平清盛さんは神戸を貿易港として貿易立国を目指し・・・信長さんは堺を通じて、信長軍団の増強を図った・・・ま、やってる事は同じですよね。
だから、先人の創りだした「知恵」を我々は上手くパクって全然いいんです。むしろ、それを奨励したいくらいなのが、信長さんだったでしょうね。
平清盛と織田信長さんの共通点は何か?それは「未来ビジョン」を持っていたことです。
「次、こういう風にしたい。その為には何が必要か?」
それをどこまでも具体的に考えていて・・・「絶対の因果関係」を使って望みの現実を引っ張っていたのが平清盛さんであり、織田信長さんだったんですね。
だから、僕らも「絶対の因果関係」を使って、望みの未来を引き寄せればいいんですよ。
例えば、男性なら「光るの君の目」、女性なら「光るの姫の目」を装備して「細身のメリハリボディ」を揃えれば、異性に恋される。
・・・それこそ「絶対の因果関係」ですからね。
ま、そういう「しあわせになる為の知恵」をずんどこ作っていけばいいということですね。
話を「軍師官兵衛」に戻しましょう。
今回、気づいたのは、官兵衛さん、容易に笑わなくなった・・・そういうことでしょうか。
ダークヒーロー化した官兵衛さんは、目をギラギラさせて、他人を圧するようになりました。
死にかけの宇喜多直家さんにも・・・それ程言葉を出さず・・・「信長は危うい」と言われたに留まりましたが・・・そこが演技が変わってきたところですね。
僕はそこがすごくいいなあと思いますね。
いやあ、それにしても岡田くんの「光るの君の目」の輝き具合いいですねー。
こちらも迫力がありますね。やはり、大人の男性はそうでなければいけませんね。
んで、宇喜多直家さんですが・・・もちろん、八郎さんの行く末を案じ・・・奥さんを秀吉さんの側室に・・・と、これも有名なエピソードで、
だからこその笛木優子さんだったんですねー。
もちろん、ああいう女性に女性の方から誘惑されたら・・・秀吉ならずとも・・・でしょうねー。
だいたい、自分に自信のある女性は、自分から来ますからね。
特に既婚の女性程・・・男性というモノを知っていますから・・・自分から恋を始めて意中の男性に笑顔で近づいてきますから・・・恋は女性が始めるものなんですね。
まあ、だけど、秀吉さんがモテるのは立場上という事もあったんですね。
いやあ、美味しい・・・ま、それに筆まめでもありますから、秀吉さんは・・・豆なオトコ程モテる・・・そういう事でしょうね。
しかし、宇喜多直家さん・・・いいですよね。自分は地獄に落ちてもいい・・・だから、守るモノの為に悪人と呼ばれた。
・・・実際は奥さんにも優しい素敵な男性だったんでしょうね。
だからこそ、奥さんの今後の為にも・・・秀吉という超A級な男性に今後を託した・・・それを見抜ける素敵な男性だったんでしょうね。
かっこいいオトコですね。本当のオトコ・・・それこそ、宇喜多直家さんだったんでしょうね。
さて・・・黒田家ではてるさんが懐妊・・・というか、いつしか娘や息子達も増えていて・・・いいですね、ああいうたくさんの子供がいる風景って。
僕も結婚したら、たくさん子供作りたいな。僕は一人っ子だったので、兄弟同士で遊んだ・・・という経験が無いので、ぜひ、それを自分の子供達には経験させてやりだい。
まあ、そんな望みを持っていますけどね。
やっぱり、家族がたくさんで日々暮らしてるってのは、平和な感じがしますし、しあわせですよね。
・・・と、そういう中で、松寿丸も元服し、黒田長政になるわけですが・・・とうとう出ましたね、松坂桃李くん。
いやあ、松坂桃李くんを見ていると、
「いい青年だな。しあわせになっていってほしいな」
と、素直に思いますね。なんか、トークゲストでしゃべってる感じを見ても、好感が持てますよね。
まあ、わかりやすいイケメンというか・・・ついつい周囲が応援したくなるタイプという感じで、女性だけでなく男性にも好かれるタイプですよね。
日本ではこういう男性がしあわせになれるんですよ。皆に好かれるタイプ・・・いやあ、僕はおっさんに好かれるタイプですね。
もう、サラリーマン時代、5時近くになると10歳くらい年上のおっさん達が大挙してやってきて、
「ねえ、仕事なんかいいから、飲みに行こう。仕事なんか、明日やりゃあいいじゃん」
と言って僕を誘いに来たもんです。
「いやあ、仕事しないと・・・」
って言っても聞きませんからね、そういうおっさん達は・・・。
まあ、そういうあり方が日本ではしあわせになれるあり方なんでしょうね。
「俺偉い病」とか「逃げ込み者」とか、いろいろな人間がいましたけど、結局、日本においては、コミュニケーション能力が高い人間がしあわせになれるんです。
つまり、しあわせとは他人が運んで来るもんなんですね。
決してひとりではしあわせになれない・・・そういうものですね。
だから、皆に慕われる「若」役は・・・やっぱり、松坂桃李くん的あり方な若者でなければ、成り立たないんですね。
しかし、次回・・・初陣ですか。どんな感じになるのか楽しみですね。
しかし・・・松寿丸・・・黒田長政についておね様が・・・わたしの息子・・・という発言をしていましたが・・・要はおね様は子供がいないからこそ、
松寿丸を始めとして秀吉子飼いの幕僚達をまるで子供のように愛したんですね。
だから、関ヶ原の戦いに一番影響を与えたのは、おね様の言葉だった・・・そんな風にも思えますね。
年齢的に言うと・・・黒田長政が1568年12月生まれ・・・石田三成が1560年生まれだから、8歳年上。加藤清正は1562年7月生まれだから、6歳上、
福島正則が1561年生まれで、7歳上・・・大谷吉継が1558年で、10歳上・・・。
なるほど、黒田長政が一番若い感じなんですね、秀吉の子飼い大名の中では・・・。
だから、関ヶ原の戦いで黒田長政は、東軍大名の説得に有利に動けた・・・「先輩、よろしくっす!」と言えばいいわけですからね。
ま、だから、おね様も黒田長政はかわいがったろうと思いますね、一番年下だし・・・。
日本は「好き嫌い」の文化ですから・・・皆の「俺偉い病」の石田三成嫌いが・・・東軍の結束を呼んだんですね。
なんかそのあたりも、楽しみになってきましたね。
というか・・・2014年もあっという間に6っヶ月が過ぎ去り・・・7月からは後半戦が開始されちゃいますよ。
速いですね、時の過ぎ去るのは・・・。
昨年のこの時期はもちろん「八重の桜」でしたが「二本松少年隊の悲劇」とか、やってる頃ですよ。
・・・もう、あれから、一年ですか・・・速いですね。
もっとも、それだけ毎日充実しているってことでもありますが。
さあ、今晩は松坂桃李くんの初陣ですね。
さ、それを楽しみに・・・晩酌でも、するとしましょうか!
今週の喜び
しかし、姫路城・・・もう、出来ちゃったのね。
その姫路城の・・・秀吉さんの後ろには、しれっと金の瓢箪が置いてあったりして・・・凝ってるよね、やっぱり大河ドラマは・・・。
とにかく、今回のエピはどれも戦国時代好きにはたまらないエピで・・・特に宇喜多直家エピと安土城ライトアップには、萌えましたね。
そういう意味じゃあ、信長さんって、民衆を驚かせる事に歓びを感じていたんでしょうね。
なんつーか、ガキ大将の少年がそのまま大人になって・・・今でもその頃と変わらない・・・そんな人間だったんでしょうね。信長さんは。
だから、好奇心旺盛にして、チャレンジングスピリッツ旺盛にして、サービス精神旺盛・・・オトコマエ3要素を持っているわけで、
なるほど・・・だから、信長さんは人間性がやたらデカくなって・・・本能寺の変で死ぬ時も、
「いやあ、俺は生き切った・・・。明智光秀め、あいつ勘違いしやがって・・・ま、光秀らしい勘違いだったな。アホだあいつ。俺が天皇家つぶすわけないじゃん!」
って、思って死んでいった様子が手に取るようにわかりますね(笑)。
吉田兼和さんが、
「古い人間も安心して生きられるような国にしてほしい」
みたいな事を官兵衛に言ってましたが・・・どう考えても、
「信長はんを殺しなはれ」
と言ってるようにしか聞こえませんでしたねー。
まあ、お公家さん達からすれば、信長に官位を与えることで、コントロールするのが、公家の昔からの武家操縦法でしたから、
平清盛さんもやられた、いわゆる「位打ち」・・・信長さんはその清盛さんのあり方は勉強済みだったでしょうから、
「え?官位なんていらねーよ」
ってな事になるわけですよ。
そうすると、公家さん達も困る・・・まあ、この後、三職推任があるわけですけど・・・平清盛に心酔している信長さんからすれば、
ひょっとすると、太政大臣くらいやってたかもしれませんね、もちろん、生きていたら・・・ですけどね。
三職推任は天正10年の4月末の話ですから・・・そいで一ヶ月ちょいで本能寺の変ですからね。
これー、三職推任はどう理解するかが問題なんですけど・・・信長からすれば、将軍なんかになる気はないわけですよ。
なにしろ、公家からのコントロールを一番嫌っていた信長さんですから・・・官位すら欲しくない・・・それが信長の基本構想ですよね。
だから、将軍か、太政大臣か関白か・・・どれかを信長がくれと言い出すはずがない・・・信長さんなら、太政大臣なら、太政大臣、関白なら、関白と、
指定して、
「これをくれ。くれるなら、なろう」
と、絶対に言うはずです。
だから、この3つを提案したのは、なって欲しい方・・・つまりネコにどうしても鈴をつけたい弱者側の公家だからこそ、
「これ、どれでもあげるから、なってよーん」
と言う以外、解釈はあり得ません。
だいたい信長さんは平清盛さんが失敗した原因は、
「天皇をコントロール出来なかった点にある」
と、見抜いていたでしょうし、その天皇コントロール策は信長が次の天皇としようとしていた皇太子、誠仁親王へ二条新御所を与えて庇護していたことで、
「このガキを次期天皇とし、俺の意のままにコントロールしよう」
と信長が考えていたことでもわかります。
となれば・・・まあ、公家を直接コントロールする関白になりたがるのが筋でしょうね。
天皇の代わりに政治するわけだし・・・でも、信長がそれをやるとも思えない・・・有職故実とかいろいろ面倒だし、信長からすれば。
・・・となると、名誉職の太政大臣あたり、
「平清盛先輩もやってたし・・・」
と、やる可能性が一番高いのは、太政大臣・・・ということになりますね。
あるいは・・・「んじゃ、信忠に将軍職を」ってな事を言ってるかもしれませんね・・・。
いずれにしろ、信長は基本、公家からのコントロールは嫌がりますから、官位いらない側なんです。
だから、三職推任は公家からの提案と、僕はそう考えますね。
なんだよ、答え出ちゃったじゃーん。割りと簡単だったな。
・・・というわけで、歴史は面白いですね。
ま、今夜から、松坂桃李くんの黒田長政が楽しめるってんですから、大河ドラマ好きはこれだから、辞められません。
さ、今晩もお酒片手に楽しく楽しみましょう!
ではでは。
今週のあれ、どうなん?
いやあ、黒田職隆お父さん、なんか、楽器をのりのりで弾いてたけど、なんか面白かったねー。やっぱ、宴のシーンは楽しまないと、ね。
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おはようございます。
のんびりとした週末・・・やっぱり、週末はいいですね。
気持ちのいい時間が過ぎていきます。
ま、とにかく、楽しみますかね。
さて、その時、僕は仕事仲間の御島さん(31)と都内のフレンチ・レストランで、楽しく食事をしていました。
「いやあ、しかし、週末の昼間から、フランスワインをやりながら、のんびり過ごせるのは、いいやね。傍らには美人もいるしさ」
と、僕。
「ふふ。今日はどうしたんですか?いつもより、舌は滑らかなようで」
と、御島さん。
「いやあ、結構、大きな仕事を終えたからね。ま、月曜日から、変わらず仕事だけど、ま、そっちの方も順調に行きそうだから」
「なんとなく嬉しくてね」
と、僕。
「ま、わたしとしても肩の荷が下りた感じはありますね。じゃあ、今日の昼食会は打ち上げの意味もありますね」
と、御島さん。
「そういうこと・・・まあ、このところ働き詰めだったしね」
と、僕は笑顔。
「フランスはボルドーの、メドック地区の赤ワイン、メルロー種60%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%の「プチマヌ」。この芳醇な旨味が僕の大好きな味だなあ」
と、僕はご満悦。
「確か、ぶどうのメルロー種って、ボルドー地区を発祥の地にしているんですよね?ちょっとプルーンのような香りがする独特な品種・・・」
と、御島さん。
「さすがにワイン好きの御島さん・・・確か、取材でボルドー地区にも行った事あるんだよね?」
と、僕。
「ええ。ワイン関係の記事を担当した時、フランスのシャトー回りをした事があって・・・それでワイン用のぶどうの香りも嗅いできました。メルロー」
と、御島さん。
「さすがだね。御島さんのワインの知識については僕も舌を巻くくらいだ」
と、僕。
「でも、最近は全然・・・飲むばかりで、知識は錆び付いていますよ。最近の担当はもっぱら女性問題ですからね・・・」
と、御島さん。
「そういえば、この間もセクハラ関連の記事、担当してたね。この間の都議会のセクハラ問題はどんな感想?幕引きされちゃったみたいだけど」
と、僕。
「まあ、予想通りでしたね。「臭いものには蓋」が日本のお約束ですからね・・・でも、なんでもかんでもセクハラにするのは、逆に女性にとって良くないと思うんですよね」
と、御島さん。
「・・・と言うと?」
と、僕。
「例えば、ゆるちょさんがユキちゃんに向かって「週末どこへ行ってきたの?」って聞くのも、セクハラだって言う女性もいるんです」
「彼氏がいなくて週末どこへも行けない女性に当てつけになるからって・・・」
と、御島さん。
「それはその女性の努力不足じゃないか・・・なんでもかんでもセクハラにするなよ。っていうか、そういう事を言う女性がいるから、セクハラは止まないんだよ」
「セクハラと皆に嫌われる女性とじゃ、ぜーんぜん違うじゃん」
と、僕。
「例えば、今回の話だって、子供を産みたくても、子供を産めない女性がいる事もわかっているけど、一方でその努力もしないで、セクハラという文脈に乗って」
「被害者面しながら、何の努力もしていない女性だって、実際、いるわけでしょ?まあ、僕は「結婚は人生の墓場」だって言う言葉は重く受け止めてるし」
「一方で、それは正しい言葉でもあることを重々理解している。だから、僕は脱サラが成功するまでは結婚しないことにしたんだし」
と、僕。
「でも、一方で、何の努力もせずに、単に婚期を逃している女性だっているのは事実でしょ?」
「あるいは「家事なんてするのやだしー」とか「楽して生きていける間はひとりでいいじゃん」と言う理由だけで、結婚しない女性だっているわけじゃん」
「そういう女性には「早く結婚しろよ」と言うべきだと僕は思うけどね」
と、僕。
「鈴木都議が断罪されたのは、子供を産みたくても産めない・・・経済的な理由やあるいは不妊治療中の女性もいる現状の中で、すべてを一即多にして」
「女性に向けて「早く結婚しろ」と言ったからセクハラ認定を受けたわけで・・・要は個別個別に案件毎に判断して、言葉を出すべきだと僕は思うけどね」
と、僕。
「僕はやさしくないから知らない女性に何かを言う気はない。ユキちゃんだから、週末、どこへ行っていたかが気になるだけだし」
「彼氏がいなくたって、別に彼氏を作る努力をすればいいだけじゃないのかな」
と、僕。
「もし、そういう努力をしている女性だったら「この週末、彼氏を作ろうと思って合コンしたんですけど・・・いい物件がありませんでした」って」
「実際、、ユキちゃんなら、明るく笑顔で言ってくれるだろうし、そういう女性こそ、彼氏が出来るんじゃない?」
「それを「セクハラだから言葉にするな」って言う女性こそ、彼氏は出来ないんじゃないの?」
と、僕は言い切った。
「わたしもそう思うんです。結局、セクハラって、その女性がどう捉えるかなんですよ。一部の女性が勘違いしているのは」
「「他の人には愉快なジョークかもしれないけれど、わたしは不快に思った・・・だからセクハラ」って言う、ひとりよがりな意見が出てくることなんです」
と、御島さん。
「それが女性のセクハラ問題を一層深刻にしているとわたしは見ているんです。要はそういう態度を女性が取るから、男性から否定されちゃうんですよ」
と、御島さん。
「ゆるちょさんの指摘してくれた点こそ、女性のセクハラ問題のキモだと思います。やっぱり、個別に案件毎に判断していくしかないんですよ」
「それに何より「言葉狩り」みたいな動きはすべきじゃないと思うんです。というか、セクハラだと騒ぐ女性こそ、男性から相手にされていないから」
「被害妄想気味に男性の言葉を取る傾向にありますから・・・そういう現状も同時に考えていかなくてはいけないんですよ」
と、御島さん。
「だって、男性の意識を変えていくには、何より男性の理解が絶対に必要ですから、男性を敵に回しちゃいけないんですよ」
「男性を味方に引き入れないと・・・そこを誤解している女性が多いんですよね」
と、御島さん。
「確かにそうだね・・・女性も男性もお互い納得出来る・・・そういうカタチを取らないと男性の意識は変わっていかないと僕は思うな・・・」
と、僕。
「だから、難しいんですよ・・・この問題は・・・」
と、ため息をつきながら、御島さんはワインを飲む。
「うーん、少し真面目になりすぎた・・・今日は週末なんだし、ネタを変えよう・・・しかし、このホワイトアスパラガスのローストとフォアグラのポワレは美味しいね」
「マデラソースが、また申し分ない。マディラ酒の匂いがまたいい香りだね」
と、僕。
「マデラソースはわたしもたまに作るんですけど・・・やっぱり、素人の作るソースとは芳醇さが違います」
と、御島さん。
「マデラソースってさ・・・マディラ酒が入っているのはわかるけど・・・あと何で作るの?」
と、僕。
「香味野菜を炒めて、そこにフォンドボーを加えて、そこにマディラ酒をいれる感じですね・・・そのレシピが違うんだろうな」
と、御島さん。マデラソースを改めて味わっている。
「まあ、でも、なんと言ってもフォアグラの美味しさだね。うーん、やっぱりフォアグラは美味しいよ」
と、僕。
「ゆるちょさんは、料理得意ですけど、フレンチはやらないんですか?」
と、御島さん。
「うーん、パテ・ド・カンパーニュを作ったことがあるくらいかな・・・なんかフレンチって用語がよくわからないんだよね」
「ちょっとメニュー見して・・・ほら・・・わからない用語だらけじゃーん」
と、僕。
「だいたい、ローストやポワレやグリエくらいはわかるにしても・・・ピュレとかジュレとかコンフィとかプレゼとかエテュペとか・・・なんすかそれ?って言いたくなる」
と、僕。
「まあ、フランスに留学経験のある御島さんなら、わかるだろうけどさ・・・ちょっと僕にはハードルが・・・」
と、僕。
「留学って言ったって語学留学でしたから、たった半年でしたけどね・・・ピュレは野菜や果物などをすりつぶしたり、裏ごししてとろみのある液体状にすることで」
「ジュレはそういう液体を冷やして固めてゼリー状にすることですね。コンフィは食材を漬け込むことで、旨味を移す感じ?イメージで言えば昆布締めみたいなものです」
「まあ、ただ単に塩漬け肉を煮込んだりする料理もありますけどね」
と、御島さん。
「プレゼは出汁などの水分で蒸し煮することで、エテュペに近い感じなんですけど、エテュペが素材自体の水分で蒸し煮するのに対して」
「プレゼは出汁その他の水分で蒸し煮するところが違う感じですね・・・」
と、御島さん。
「へー・・・そういうことか。コンフィが昆布締めね・・・わかりやすいな。じゃあさ、この際だから、聞くけど、フォンダン・ショコラのフォンダンってどういう意味?」
と、僕。
「それは・・・フォンダンとは「溶ける」という意味の単語ですから・・・まあ、「溶ける」とう意味の形容詞ですね」
と、御島さん。
「なるほど・・・だから、生チョコはフォンダン・ショコラなのか・・・あと、なんとなくわかるけど・・キャラメリゼとマリネは?」
と、僕。
「キャラメリゼは、砂糖を火で焦がしたり、シロップを煮詰めてアメ色にすることです。マリネは肉や魚、野菜などを酢やレモン汁などで漬ける料理ですね」
と、御島さん。
「あ、マリネは結構作るな、そう言えば。僕は酢が好きだから・・・だから、夏は冷やし中華ばっかり食べてるけど・・・にしても、そうか用語を解説してもらうと」
「案外わかるな・・・今度、フランス料理の基本レシピ集でも買って、フレンチの世界でも遊び始めるかな」
と、僕。
「ゆるちょさんなら、全然出来ますよ・・・基本さえ、理解しちゃえば、あとはその応用だけですから、それ程、難しくもないですし」
と、御島さん。
「なるほど・・・この「合鴨のコンフィ、レンズ豆の煮込み添え」は塩漬けした合鴨を揚げている感じだ・・・それもコンフィになるんだな・・・うん、うみゃい」
と、僕。
「ゆるちょさん、わたしのノルウェーサーモンのグリエも食べます?しっとりした美味しさがあって、ゆるちょさんの好きな味ですよ」
と、御島さんが切り分けてくれる。
「うん。ありがと・・・確かに美味しい・・・僕好みの味だね」
と、僕。
「しかし、フランス料理の世界か・・・勉強してみるのも面白そうだ。世界が一気に開ける感じだしね」
と、僕。
「じゃあ、フランス料理店回りも開始します?わたしの知ってるフレンチの店は結構ありますよ」
と、御島さん。
「うん。やっぱり、味覚の優れた人に紹介を受けると、美味しい食事にありつけるからね。ぜひ、行こう。いやあ、御島さんはやっぱり重宝する」
と、僕。
「ゆるちょさんにそう言われて光栄です。ま、その間はわたしもゆるちょさんと一緒に御飯食べられるって事ですから、わたしにとっても、願ったり叶ったりですから」
と、御島さんは目の笑ういい笑顔。
「しかし、御島さんの黒のレースのワンピース姿は、大人っぽく映るね。ブレスレットとネックレス、イヤリングはカルティエか」
「ヒールは白とベージュのダブルカラーでさわやかさを演出。長い巻き髪が印象的・・・と、どこから見てもフレンチ・レストランの似合う素敵な大人の女性だ」
と、僕。
「ありがとうございます。ゆるちょさんは、ちゃんと女性のおしゃれのポイントも押さえてくれるから、おしゃれのしがいがありますよ」
と、御島さん。
「もちろん、フレンチ・レストランに来る事に決まっていたからの、カルティエでしょ?」
と、僕。
「その通りです。そういうこだわりが大切だって、前、ゆるちょさんが言ってくれたから」
と、御島さん。
「御島さんは、僕の言った事はなんでも覚えているんだね」
と、僕。
「だって、それは・・・」
と、言うと、御島さんは口をつぐんで目の笑う素敵な笑顔になった。
(おしまい)
昨日は曇りでしたけど、雨も思った程、降らず、のんびりと出来ました。
まあ、梅雨ですからね。
なんだか、夏が待ち遠しいですね。
なんて思いながら、昼間から、ワイン飲んでたり、するんですけどねー(笑)。
それも、また、一興な感じで。
楽しい、日曜日を!
ではでは。
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おはようございます。
今日は朝から雨。
ま、そんな日もあります。
もうすぐ、ツール・ド・フランスの夏がやってきますけどねー。
そんな土曜日を楽しんでいきましょう!
その時、僕は立教大学出身のユミちゃん(27)と、その会社の後輩、佐々木エマちゃん(25)、水沢リカちゃん(25)とカフェでお茶していました。
というか、その時間はまだまだ、続いています。
「ゆるちょさん、だいたいわかりましたけど・・・結婚を上手くいかせる為にもう言い残した事ありません?」
と、ユミちゃんがストロベリーパフェを食べながら聞いてきます。
「いや、それがまだ、言うべき事が残っていたんだねー」
と、僕は頭を掻きながら、言葉にします。
「まず、恋の話をしよう・・・恋には若い頃の恋と大人になってからの恋・・・「未熟な恋」と「成長した恋」の2種類があるんだね・・・」
と、僕。
「え?それってこの間、話して頂いた「理性からの恋」と「本能からの恋」の事ではないんですか?」
と、エマちゃん。
「いや、そのカテゴライズとはまた違うくくりがあるんだ・・・「未熟な恋」と「成長した恋」というくくりが、ね・・・」
と、僕。
「まだ、10代の頃の恋と言うのはまだまだ「未熟な恋」そのものだ・・・この恋の特徴は「求める恋、奪う恋」なんだな」
「例えば「唇を奪う」、「処女を奪う」など・・・相手に求めてしまう恋を僕は「未熟な恋」としているんだね」
と、僕。
「なるほど・・・未成年の頃の恋だと・・・相手についやさしさを求めてしまいますもんね。それは感覚的にわかります」
と、リカちゃん。
「もちろん、それは仕方の無い事なんだよ・・・だって、最初の頃の恋はまだ人生経験だってちょっとしかないし、自分に自信も無いし」
「・・・ただただ相手に求めるしか出来ないからね・・・」
と、僕。
「ゆるちょさんは、最初の恋っていつだったんですか?」
と、リカちゃん。
「一応、公式には小学6年生と言う事になってる。幼稚園の時に仲良くしてた子がいたらしいけど、よく覚えていないしね・・・」
と、僕。
「その時は、どんな恋を?」
と、エマちゃん。
「いやあ、簡単な恋だよ。小学校に行くと嬉しくて休み時間はずーっとしゃべってた。帰りはその子の家まで送って・・・それくらい」
「週末にちょっと一緒に遊ぶくらいだけど・・・なんか一緒にその子の女友だちなんかもいたから・・・まあ、そんな程度、何も求められなかったね・・・幼すぎて」
と、僕。
「じゃあ、手をつないだくらいですか?」
と、ユミちゃん。
「そうだね。で、中学にあがる時に転校しちゃったから、特に何と言うこともなく・・・キスくらいしておいても、よかったのにねー」
と、僕。
「でも、ゆるちょさん、そこから中2まで、「モテ期」だったんですよね?」
と、リカちゃん。
「うん。今考えると、だけどね。僕は中学に入ると女性はやさしくしてくれるようになるんだって長い事思っていたけど・・・実際は「モテ期」だったらしい・・・」
と、僕。
「人生で「モテ期」を体験した男性は・・・外見的に女性にモテる要素を小さい頃から持っていたって事になりますよね?」
「逆に人生で「モテ期」を体験したことの無い男性は・・・外見に女性にモテる要素が無いって事になりません?」
と、リカちゃん。
「なるほど・・・それはそうかもしれないねー・・・で、そういうリカちゃんは「モテ期」はどうなのよー」
と、僕。
「わたしも中学に入った時から「モテ期」でした。それから、変わらず男性にはやさしくされるけど・・・ちょっと皆「頼りがい」がなくて・・・」
と、リカちゃん。
「だから、わたしも、年上指向なんです。エマも同じよねー」
と、リカちゃん。
「ええ。そうなんです。同世代の男性達は、皆、経験も無いし、知恵も無いし・・・ゆるちょさんみたいに何でも知ってる方がいいですね」
と、エマちゃん。
「ふーん、今の女性って、そういう考え方なんだ・・・で、話を戻すよ・・・」
と、僕。
「まあ、「未熟な恋」というのは、まあ、だから、相手に求めてしまう恋なんだけど・・・」
と、僕。
「それに対して「成長した恋」というのは・・・いろいろな経験を経て、男性も女性も人間として成長した末に辿り着く恋の事を言うんだね」
「この恋の特徴は「見返りを求めない、無償の愛」・・・これは無償で相手に与える愛になるんだ・・・もちろん、一切見返りを求めない愛だ」
「これこそが、「成長した恋」になるんだな・・・」
と、僕。
「なるほど・・・成長すると恋のカタチも変わるんですね?」
と、ユミちゃん。
「そ。だから、自分の今の恋のカタチが「未熟な恋」のままなのか?あるいは成長出来て「成長した恋」にたどり着けているのか?を自分で確認しておく必要がある」
「要は人間性が小さいと「未熟な恋」のままであるのに対して、いろいろな経験を積み、人間的に成長し、人間性がデカくなると「成長した恋」に辿り着くことになるんだ」
と、僕。
「自分の恋のカタチの確認って、どんな時に必要になりますか?」
と、エマちゃんが聞いてくる。
「それはもちろん、結婚を考えている時だね・・・結婚において最大のリスクと言えば、なんと言っても、奥さんが子供を産む時だ」
「・・・もちろん、その瞬間、奥さんの気持ちは旦那から子供へ集中先が変わってしまう」
「これは愛のホルモン「オキシトシン」が出て、奥さんが愛情を子供に集中するように指令されちゃうから、仕方ないんだよね」
と、僕。
「その瞬間、もちろん、旦那は寂しい気持ちになるけれど・・・愛情のカタチが「成長した恋」である「見返りを求めない、無償の愛」になっていれば耐えられる」
「しかし、愛情のカタチが「未熟な恋」である「求める恋、奪う恋」のまんまだと」
「・・・その状況に耐え切れず、旦那が「俺と赤ん坊のどっちが大切なんだ」などとキレることになる・・・それが結局、女性の防衛本能を刺激しちゃって」
「即離婚なんてケースもよくあるんだ・・・10代同士の結婚の場合、この離婚のケースが非常に多く散見されるんだねー」
と、僕。
「なるほど・・・確かに、旦那に「俺と赤ん坊のどっちが大切なんだ」なんて言われたら、絶望して、即離婚を決めちゃうでしょうねー。女子だったら・・・」
と、リカちゃん。
「だから、結婚する場合は、相手をよーく見極めておく必要があるんだね。愛情のカタチは「成長した恋」になっているのか?」
「恋の種類は「理性からの恋」ではなく「本能からの恋」になっているのか?・・・この二つは要チェックだね。実際」
と、僕。
「「本能からの恋」である「本能婚」じゃないと、ホントのしあわせは来ない・・・というお話でしたよね?」
と、ユミちゃん。
「そういうこと・・・ま、自分の恋のカタチもよーく理解しておく必要もあるしね・・・」
と、僕。
「じゃあ、若い時は「理性からの恋」をいくつか体験し・・・その時は「求める恋、奪う恋」だったとしても、それは良くて・・・」
「それで経験を積んで、恋の本番になったら、「見返りを求めない、無償の恋」で「本能からの恋」で、「本能婚」をするカタチにすれば・・・大丈夫なんですね」
と、エマちゃん。
「そうだね・・・それが人生における恋の仕方・・・恋の成長のさせ方と言ってもいいかな」
と、僕。
「大切な事はとにかく、男性も女性も恋や人生の経験を積んで・・・他人の中身が見抜けるくらい洞察力は高めて・・・それから男性は「光るの君の目」」
「女性は「光るの姫の目」を獲得する事だね・・・このラブ・アイテムをいつ獲得するかで人生は変わって来ちゃう」
と、僕。
「だいたい、どれくらいを目安に考えたら、いいですか?」
と、リカちゃんが興味津々で聞いてくる。
「まあ、女性なら、10代後半から20代前半がいいかな。男性は20代中盤から、30代前半まで・・・まあ、それくらいが目安になるだろうね」
「もちろん、「光るの目」シリーズを備えれば「八百比丘尼化」が起きるから、ストップエイジングが出来て「リアル・ニュータイプ」になれるから」
「異性からの愛情の獲得が容易になる・・・」
と、僕。
「まあ、とにかく、「死んだ魚の目」のまんまだとそもそも異性から「本能からの恋」をしてもらえないし、男性は「サル山のボス力」を備えられないから」
「家族の本能的コントロールが出来ないから・・・「理性からの恋」で「理性婚」したとしても、女性からの恋が長続きせず」
「すぐに旦那は奥さんの「ストレス」になっちゃうから・・・「家庭内別居」一直線・・・ふしあわせスパイラル一直線だから・・・それは嫌だろう?」
と、僕。
「もちろん」「絶対嫌です」「絶対嫌」
と、ユミちゃん、エマちゃん、リカちゃんは口を揃える。
「それにそういう夫婦は「死んだ魚の目」同士だから・・・「アタックエナジー」による子供への威嚇が出来ないから」
「子供は言う事を聞かないし・・・そういう父親を頼りなく思う奥さんはすぐに旦那に愛想を尽かすし・・・家庭の団欒なんて夢のまた夢になってしまうからね」
と、僕。
「いろいろ知っておかないと・・・「結婚は人生の墓場」って言葉が本当になっちゃうんですね」
と、ユミちゃん。
「そ。それを知らないで「家庭内別居」している夫婦がいかに多いか・・・いやだね、そういう未来は」
と、僕。
「やっぱり、経験って大事なんですね。わたし、恋のカタチが成長するって知りませんでした・・・恋のカタチは要チェックだわ」
と、エマちゃん。
「わたし的には、男性も女性もちゃんと子供の頃から躾けされてるってのが大事ってよーくわかったかな」
「理性を求められる仕事も、得意だから好きになれている・・・そういうオトコマエの男女が「本能婚」をすることが出来ればしあわせになれる・・・」
「それ初めて知った「知恵」だし」
と、リカちゃん。
「うん。まあ、とりあえず、恋と結婚の方法について、だいたいまとめたカタチになったかな」
と、僕。
「ええ・・・この場で教わった知恵をしっかりと利用して・・・しあわせになっていこうと思いますけど・・・ゆるちょさんって、家事全般得意なんですよね?」
と、ユミちゃん。
「うん。そうだね。子供が出来たら・・・子供のキャラ弁作りを僕の新しい趣味にしたいくらいだ」
「もちろん、元美術部のクリエイターだから、絵も得意だしー」
と、僕。
「「光るの君の目」も持っているし、体脂肪は15%台のスポーツマン、それでいて人間性もデカく、鷹揚な性格でいて男気もあるオトコマエな性格」
「あーん、やっぱり、ゆるちょさんと結婚したいですー」
と、僕に抱きつくユミちゃんなのでした。
エマちゃんとリカちゃんは苦笑しながら、僕らを見ているのでした。
(おしまい)
さてさて、楽しい週末です。
気持ちよく、楽しい一日を過ごしていきたいところですね。
ま、のんびりと過ごしますかね。
と言いつつお出かけになりそうですが。
今日も飲むかな!
ではでは。
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一人の髪の毛の長い背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。
彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。
「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「歌入門編」・・・お願いします。ええと、歌入門編の日は、割りと楽しくやっていこうということでしたよね?」
と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。
「そうそう。日本においては「歌の前の平等」という事が言われているから、まずは入門して、あれこれ語りながら、理解を深める感じかな」
と、タケルは話します。
「ということなら、私も楽しく参加させて頂きますわ。じゃあ、ミルクティーなど飲みながら、のんびり始めていきましょう」
と、レイカはミルクティーを用意しています。
「ま、金曜日だし、のんびり行きたいね」
と、タケルは笑顔になりながら、言葉にするのでした。
今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。
「前回は愚痴と自虐な歌が多くて・・・イマイチ盛り上がらなかったんだよね・・・なんか以前鑑賞してた女性の恋の歌は面白かったのに」
「男性の恋の歌は自虐と愚痴が多い・・・どういうことなんだ?」
と、タケルは言葉にする。
「選者が男性ばかりですからね・・・自然、その時代も恋の上手い男性は限られていたんでしょう。でも、恋の歌も作らなければいけないとすれば」
「自然、自虐と愚痴の歌が多くなる・・・そういう事じゃないでしょうか?」
と、レイカ。
「なるほどね・・・なんだか平安時代は恋の上手い男性が多いような印象を持っていたけど、錯覚だったか」
と、タケルは言葉にする。
「泣き恋ふる 涙に袖の そほちなば 脱ぎかへがてら 夜こそはきめ」
(泣いて恋しがる涙で袖が濡れてしまったら、着替えるついでに夜こっそり喪服を着よう)
「この歌は「橘清樹」さんの歌で、返しの歌になるんだね」
「この歌の前に「密かに愛し合う二人のどちらかがもし恋死にをしたら、誰のためと世間に言って喪服を着ましょうか」という歌が女性から贈られたんだ」
「・・・で、この歌の意味としては「世間に大っぴらな恋にしましょうか?」と女性に問われて「いや、まだ秘密にしていましょう」と言ってる」
「・・・そういうカタチになるんだね」
と、タケル。
「「夜こっそり喪服を着よう」とは、「誰にも秘密にしておこう」という意味だったんですね。不倫の恋なのか・・・それとも他に思っている女性がいるのか」
「ちょっと謎を残す歌ですね。でも男性が恋の判断権を握っている感じなので、悪くない歌ですね。やっぱり、男性は頼りがいがなければ・・・」
と、レイカ。
「白川の 知らずともいはじ 底清み 流れて世よに すまむと思へば」
(人に問われてももう知らないとは言いません、気持ちにやましい所はなく、ずっとあなたと住みたいと思っているのですから)
「えー、この歌は「平貞文」さんの歌なんだね。いやあ、ど真ん中ストレートって感じで、思いっきりなプロポーズな感じの歌で気分がいいね」
と、タケル。
「確かに・・・こんな風にストレートに好きな男性から言われたら、嬉しくて泣いちゃうかもしれません。それくらいストレートな表現で素敵です」
と、レイカ。
「 枕より また知る人も なき恋を 涙せきあへず もらしつるかな」
(枕より他に知る人のいないこの恋のことを、悲しみのあまり我慢できなかった涙と共に漏らしてしまった)
「これも同じ「平貞文」さんの歌だけど・・・女性に捨てられてついその女性の事を漏らしてしまった・・・人に言ってしまった・・・そういう歌だね。その気持ちわかるねー」
と、タケル。
「枕しか他に知る人がいない・・・という表現が素敵です。なんとなく秘密の恋のようで、ドキドキしますね」
と、レイカ。
「秋風の 吹き裏返す くずの葉の うらみてもなほ うらめしきかな」
(秋風が吹いて裏返すクズの葉の裏、それが次々と「裏見」せるように、恨んでもまだ恨めしいことかな)
「これも同じ「貞文」さんの歌だけど・・・恨んでもなお恨めしい・・・この時代、女性にフラレて恨めしい男性は多かったのかな」
と、タケル。
「でしょうね・・・結局、恋は女性が決めるもの・・・女性にフラれた男性は多かったんでしょう。そして、恨めしい男性が多かった・・・そういう事でしょうね」
と、レイカ。
「 梓弓 ひけば本末 我が方に よるこそまされ 恋の心は」
(腕を伸ばして弓を持ち、弦を引くとその両端がぐっと自分の方に寄ってくる、そのように引き寄せたい 「夜」ともなればいっそう恋心が増すことだ)
「この歌は春道列樹(はるみちのつらき)さんの歌だね。なんともオトコらしい歌だ。ま、夜になると恋心が増すというのも、同じオトコとしてよくわかる表現だしね」
と、タケル。
「やっぱり、男性はこういう心意気でいてほしいです。自分に自信のある男性こそ、かっこいいオトコですから」
と、レイカ。
「うん。確かにこういう頼もしいオトコがいいね。自虐や愚痴ばかり言うオトコよりも」
と、タケルは言った。
「君恋ふる 涙の床に 満ちぬれば みをつくしとぞ 我はなりぬる」
( あなたを思う涙で床が満ちてきたので、その中にいる私は「澪標」(みをつくし)になってしまった)
「藤原興風さんの歌だね。 「澪標」というのは、「船に道筋を教えるために水の中に打った杭」なので、まあ、そういう杭の状態になったと言ってるわけだ」
と、タケル。
「また、捨てられて涙系の歌ですね。「身を尽くし」とは関係ないようですね」
と、レイカ。
「内容的に合わないからね。関係無いみたいだ」
と、タケル。
「死ぬる命 生きもやすると こころみに 玉の緒ばかり あはむと言はなむ」
(恋しさで死んでしまいそうな命が救われるかもしれないので、試しにほんの少しでも逢おうと言ってみてください)
「これも興風さんの歌だ。ちょっと哀願系の歌だけど・・・なんとなく女性の歌のような気がするね」
と、タケル。
「ええ。確かに女性が男性に頼んでいるような・・・そんな歌に感じますけど、ちょっと男性としては弱々しい感じですね」
と、レイカ。
「わびぬれば しひて忘れむと 思へども 夢と言ふものぞ 人だのめなる」
(寂しく辛い気持ちでいるので、無理にでも忘れようと思うけれど、夢というものは人に期待をもたせるものだ)
「これも興風さんの歌だ。逢いたい人に夢で会う・・・というのは、平安時代よく言われた事らしいね。夢で逢いましょうって感じかな」
と、タケル。
「夢で逢えたら・・・現実でも出会える・・・そういう話が裏にあるからこそ・・・こういう歌になって・・・変に期待しちゃうと言うことでしょうね」
と、レイカ
詞書「親の監視が厳しい娘に密かに会っていろいろしている時に、親が娘を呼んだので、急いで戻るというので裳を脱ぎ置いたまま、奥へ入ってしまった」
「その後、裳を返す時に詠んだ」
「あふまでの 形見とてこそ とどめけめ 涙に浮ぶ 藻屑なりけり」
(会うまでの形見として置いていったのだろうか、まるで涙に浮かぶ藻屑のようだ)
「これも興風さんの歌。しかし、詞書がドラマチックでいいね。密かに会っていろいろしている時に・・・って表現がなんとも生々しくて面白い」
と、タケル。
「ほんとに、実際のエピソードが生々しいから歌が命を吹き込まれたようで、いいですね。今日一かもしれない。女性も慌ててたんでしょうね」
と、レイカ。
「事実というのは、やっぱり説得力を持つよねー」
と、タケル。
「そうですねー」
と、レイカ。
「うらみても 泣きても言はむ 方ぞなき 鏡に見ゆる 影ならずして」
(恨んでも泣いてもそれを伝える先がない、鏡に映る影ではないので)
「これも興風さんの歌。平安時代の男性は・・・いろいろな恋のカタチを経験するから、出会いも多いから別れも多い・・・そんな感じかもしれないね」
と、タケル。
「もう、あの女性はいなくなってしまった・・・そんなイメージの歌ですね。にしても、一つ前の歌を見ると・・・興風さんもいろいろ実際に経験している感じですね」
と、レイカ。
「うーん、やはり、今日一は興風さんの「形見」の歌ですね。やっぱり、本当にあった話は説得力が違います」
と、レイカ。
「そうだね。なんか、女性の慌てる感じがこっちにまで伝わってくるよ」
と、タケル。
「そういうあたりは時代が変わっても、あまり変わらないんですね。ちょっと楽しかったかな」
と、レイカは笑顔だった。
「うん。今日の歌は半分は当たりだったような気分だね」
と、タケルも笑顔だった。
「ま、勉強は始まったばかり・・・焦らずのんびり、言葉にしていこう」
と、タケルは言うと、
「さ、レイカちゃん、飲みに行こうか」
と、タケルは机の上を片付け始める。
「はい。お伴します」
と、レイカはメガネを取り、髪を解いた。
(おしまい)
金曜日の夜・・・まあ、こういう日は楽しく飲むに限りますね。
焼き肉なんかやりながら、ビール。
ま、レイカちゃんと楽しく飲んじゃお!ってなところで、
週末に繰り込んでいく感じですかねー。
ではでは。
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おはようございます。
今日は朝が気持ちいいですね。
なんとなく、のんびりとした朝を気持ちよく過ごすのも、また、いい感じです。
さあ、今日も1日、楽しもうかなって感じですねー。
さて、その時、僕は立教大学出身のユミちゃん(27)と、その会社の後輩、佐々木エマちゃん(25)、水沢リカちゃん(25)とカフェでお茶していました。
というか、その時間はまだまだ、続いています。
「ゆるちょさん、男女の仲がうまく行く結婚の運用法は明らかになりましたけど・・・結婚を上手くいかせる為にまだ指摘したいことはありますか?」
と、ユミちゃんがストロベリーパフェを食べながら聞いてきます。
「なるほど・・・結婚を上手くいかせる為の追加事項ね・・・えーと後は・・・」
と、僕は考えこみます。
「あった・・・大事な事が抜けてた・・・「結婚というのは、どこまでも、サル山の運用だ」という「知恵」が抜けていたね」
と、僕。
「「結婚というのは、どこまでも、サル山の運用だ」・・・ですか?」
と、ユミちゃん。
「そ。人間を動物として見なければいけない・・・そういう話だ。だって、日本は本能文化に行き着いている国だから・・・人間も本能的に動物として見ないといけない」
と、僕。
「だから、最も大事なのは、男女がお互いを本能的に癒やすことなんだが・・・女性が本能的に最も癒されるのが強いボスに群れが守られていることなんだ・・・」
と、僕。
「なるほど・・・それはわかりますね。女性が最も安心するのは、強いオスに守られている時ですもの」
と、ユミちゃん。
「そ。これが逆に弱いオスが近くにいると・・・その女性にとって、その弱いオスがストレスそのものになる・・・こういう違いがあるんだね・・・」
と、僕。
「だから、前にも話したけどオトコは「サル山のボス力」をマックスに発生させる「光るの君の目」がどうしても必要と言うことになる」
「この「サル山のボス力」こそ、家庭をしあわせに運営する為にはぜひとも必要なアイテムになるんだね・・・」
と、僕。
「・・・ということは・・・現在巷に「家庭内別居」が増えている真の原因が男性の「サル山のボス力」の欠如・・・ですか?」
と、エマちゃん。
「そういうことだね。そういう男性の目は皆「死んだ魚の目」だろう・・・サル山にいる弱いサルと化しているから、女性からは単なるストレスとされてしまうんだ」
と、僕。
「だいたい女性が恋に落ちるのは・・・有り体に言えば、強いオスのDNAを自分の娘や息子に贈りたいからだ・・・だから男性が本能的に強い個体になっておくことは」
「男性が生きていく中で最も必須な成長目標になるんだね・・・だから「光るの君の目」は男性にとって必須なアイテムとなるんだ」
と、僕。
「もちろん、そういうオスの個体は・・・奥さんとして「光るの姫の目」を持つ個体を選びますよね?」
と、リカちゃん。
「そういう事になる・・・旦那さんがいない時、奥さんが旦那さんに代わって群れを統率出来ないといけないからね」
「・・・「光るの姫の目」の場合は「サル山の女王力」と僕は言ってるけどね・・・」
と、僕。
「だから、結婚という「サル山の運用」においては、男性も女性もそういう「本能的支配力」が重要になるんだ。そういう「本能的支配力」を子供たちは敏感に感じ取り」
「本能的に生きていくから・・・だから、父親にこの「サル山のボス力」があれば・・・子供たちに手をあげる必要は無いんだ」
「男性が怒りを発し、ちょっと「アタックエナジー」を子供たちに見せるくらいで威嚇すれば・・・子供達はその「圧倒的支配力」に言うことを聞かざるを得ないからね」
と、僕。
「なるほど・・・どこまでも、家庭はサル山として見るべきなんですね」
と、ユミちゃん。
「そういう事・・・女性と子供達は「本能」の世界で生きている・・・だからこそ「本能」で説得するんだ」
「その為には「圧倒的に群れを支配する力」・・・「光るの君の目」が発する「サル山のボス力」こそ、男性にとっては必須なチカラとなるんだ」
と、僕。
「もちろん、そういう支配力をサル山のボスが保っていれば、奥さんはいつまでも旦那を愛するし、旦那に感謝する・・・愛情も湧くもんだ」
「さらに子供たちも、そういう父親を「安心」して好きになる・・・家庭では「安心」という言葉が最も大事になるんだね・・・」
と、僕。
「まあ、女性は安心させてくれる強い男性を最も愛するから・・・そういう強い個体でありながら、さらにマメな男に女性は弱い・・・これは絶対の真理なんだねー」
と、僕。
「女性は多くの女性を同時に愛せる男性と違って・・・たったひとりの今最高に気になる男性を愛しますから・・・やっぱりマメな男に弱いんでしょうね」
と、リカちゃんが言葉にする。
「マメとはどういうことか・・・要は女性の脳裏に常にその男性の映像を思い出させておければ・・・これを僕は「ビジョン化力」と呼ぶけど」
「毎朝・・・だけでなく、常に女性の脳裏に「ビジョン化」させるようにすれば・・・女性は「ビジョン化」された男性をつい好きになるという特徴を持っているから」
「出来るだけ「ビジョン化」すること・・・もちろん、その前に女性の視界に入れる条件はしっかりとクリアしておくことが大切だけどね」
と、僕。
「外見的には「光るの君の目」の装備と「細身のメリハリボディ」の装備。内面的にはオトコマエ3要素「好奇心旺盛」「チャレンジング・スピリッツ旺盛」」
「「サービス精神旺盛」で人生を生きて、デカイ人間性と鷹揚な性格を獲得し、、毎日を真摯に生きながら、自分の価値を毎秒追求する「求道者」のカタチを取る」
「・・・でしたね」
と、エマちゃんが笑顔で、まとめてくれる。
「そういうこと・・・その条件をクリアし、女性が笑顔で視界に入れてくれるようになったら」
「相手の女性の脳裏に出来るだけ多くの回数、自分のイメージを「ビジョン化」すること・・・これが最も大事な男性側の施策になるねー」
と、僕。
「まあ、だから、朝一、笑顔で挨拶し合うところから、一日は始めることかな・・・朝一「ハッピーエナジー」を直接やりあえれば、普通にしあわせを感じられる」
「あとは筆まめに連絡を取ること・・・これが相手の女性に「ビジョン化」を促すから・・・これが効くんだね・・・」
と、僕。
「でも、確かに・・・わたし、ゆるちょさんのブログを朝と夕方にチェックしますけど・・・その時、やっぱりゆるちょさんの面影を思い出すから」
「つい笑顔になってたりしますもん・・・」
と、ユミちゃん。
「あとは「愛のホルモン」である「オキシトシン」を生み出す方法・・・これは直接的な肌接触の回数を増やせばいい・・・エッチはもちろんの事」
「キスやハグ・・・握手でも構わない・・・相手の気持ちを考える、なんてのも、「オキシトシン」を出すやり方らしいから・・・とにかく肌接触は」
「出来るだけ増やすこと・・・それが毎日の結婚の運用では、とても重要になるんだ・・・」
と、僕。
「つまり、そうやって結婚=「恋」+「生活」の「恋」の部分を最も重要視して生活することが毎日の最も大事な事・・・となるって事ですね」
と、ユミちゃん。
「そういうこと・・・結婚とはどこまでも「ボスザル」と「群れのメス」「群れの小猿達」の関係でいなければいけないんだ」
「そうすれば「恋」は壊れない」
と、僕。
「「恋」が壊れるのは・・・男と女の関係が「ボスザル」と「群れのメス」から・・・「群れの弱いサル」と「群れのメス」の関係になるからなんですね?」
と、エマちゃん。
「そ。僕は「父親のエキストラ化」と呼んでいるけどね。父親と母親はどこまでも人生のヒーローとヒロインでなければいけない」
「それが父親がヒーロー役を降りてエキストラ化しちゃうから・・・ヒロインからの「恋」が消えちゃうんだよ・・・」
と、僕。
「・・・と同時に父親が母親のストレス化する・・・それが家庭内別居を生むんですね」
と、エマちゃん。
「そう。そういうことだ・・・絶対にやっちゃいけない事だね・・・」
と、僕。
「結婚はどこまでも「恋」+「生活」・・・だからこそ、しあわせでいられるんですね・・・」
と、ユミちゃん。
「旦那さんはその「恋」を守る為に・・・「光るの君の目」を獲得し、家族という「サル山」のボスに就任し」
「毎秒、女性の意識への「ビジョン化」「肌接触」を実行すれば、奥さんを常に「恋」状態にしておける」
「・・・肌接触は「オキシトシン」を生むから、特に重要になるんですね」
と、ユミちゃんが言葉にしてくれる。
「わたし、ゆるちょさんと握手出来るだけでも、嬉しいから・・・」
と、エマちゃん。
「ユミさんは、ゆるちょさんによくハグしてもらっていますよね。あれ、羨ましいなって思ってたんですよね。実は」
と、リカちゃん。
「わたしもそう思います。ゆるちょさん・・・今度から、わたし達もハグしてもらってもいいですか?」
と、エマちゃん。
「え?それは、まあ、いいけど・・・」
と、僕。
「やったー。無理を承知で、言ってみるもの・・・って言いますもんね!」
と、エマちゃん。
「わたしもずーっとそう思っていたんです。エマ、ナイスお仕事!」
と、グッジョブ!サインを出すリカちゃんです。
「まあ、コミュニティを仲良くさせておくのも、ボスザルの務めかと思うしねー」
と、僕。
「そうですよ。ゆるちょさんは、わたし達のコミュニティの皆に愛されるボスザルですから」
と、ユミちゃん。
その言葉に僕は満足そうな笑顔になるのでした。
(おしまい)
さてさて、6月も終りに近づき、
もう、2014年も、半分終わっちゃったんですね。
早いなー・・・と実感しますけど、時は金なり、でずかねー。
気合いれていきますか。つーか、金曜日だし、今日も楽しく、飲みましょう(笑)。
ではでは。
ミクシーの記事もよろしくです!
→基礎編、前回へ
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一人の髪の毛の長い背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。
彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。
「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「戦国武将考察編」・・・お願いします。今日は誰について語ってくれるんですか?」
と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。
「うん。そうだな・・・今日も前回の続きと行こう・・・「織田信長さん」を続けて見ていこうよ」
と、タケルは話し始めます・・・。
さて、今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。
「前回、「浅井長政は、家臣の前で面子を潰されて、堪忍袋の緒が切れて、挙兵に至った」という考察をしましたが・・・これについてもう少し考察してみたい」
「要は・・・挙兵したところで、単に滅亡に向かって踏み出したに過ぎないんだから・・・それは亡国の道なんだよね・・・それは絶対にやっちゃいけない道だからね」
と、タケルは言葉にする。
「前回、その構図が第二次大戦に踏み出した日本にそっくりだとも指摘していましたね」
と、レイカ。
「そう。だから、今後、そういう事が起こらないように考察しておこう。浅井家の何が悪かったのか・・・そこを具体的に言葉ににしなければ、この話は終われないからね」
と、タケル。
「・・・となると、家臣の前で面子を潰された・・・それが浅井長政の怒りにつながり、浅井家は挙兵した・・・そこに問題があるんですね?」
と、レイカ。
「そういうことだ・・・要は面子を潰された程度で、挙兵しちゃう・・・いや亡国の道に踏み出しちゃう心理に問題があるわけだ・・・」
「もう少し具体的に見れば・・・信長さん側から見ると、じゃあ、なぜ、信長さんは浅井長政に無断で朝倉討伐に向かったか・・・という話になる」
と、タケル。
「普通に考えれば・・・浅井家に朝倉討伐の件を言わない方が・・・浅井長政は家中をまとめやすい、と信長さんが考えた事になります・・・」
と、レイカ。
「そうだね。わざわざ、浅井家に相談して、無用な議論を起こすことを信長さんが嫌ったんだろうね。それにお市も与えているし、信長軍団の巨大さは」
「浅井長政はよくよく理解していると考えた・・・浅井長政がよもや亡国の道に踏み出すなどと考えてなどいなかった・・・いわゆる信長さんの合理的判断と言う奴だ」
「だいたい、それはお市の方をふしあわせにしてしまう方策だから・・・よもやそんな事はすまいと・・・信長さんは考えたんだろう」
と、タケル。
「しかし、信長さんに相談されなかった事で、面子を潰されたと感じた25歳の浅井長政さんは亡国の道に踏み出し、挙兵してしまったわけですね」
と、レイカ。
「結局、浅井長政は、お市の方を貰ったところで、信長さんと同等・・・もしくは、義理の弟としての位置につけると考えていた。それは浅井家の人間も同じだろう」
「しかし、実際には、天下の事はすべて信長さんが指令を出し、浅井長政さんは何の相談もなかった・・・信長からすればそれは当たり前の事なんだよね」
「だって、浅井長政は単に北近江の領主に過ぎない・・・六角承禎あたりをライバルと考えているくらいの小物だったんだからね・・・」
と、タケル。
「そうか・・・浅井長政を始めとした浅井家の人間は、もっと高待遇を受けると期待していたのに、その期待に背かれただけでなく、義理の兄としての義理も欠く」
「義理の兄、信長に対して・・・遺恨を持ち・・・要は「俺偉い病」状態になったから・・・信長の朝倉討伐作戦にキレた・・・そういう話ですか?これは」
と、レイカ。
「そうだ・・・その義理の兄、弟という関係を誤解していたのが、義理の弟、浅井長政とその家臣達・・・という事になるね」
「将軍家の権威さえ、鼻で笑う信長だ・・・戦国時代の義理関係など・・・利用だけして、あとはポイに決っている・・・」
「それを普通以上に期待したからこそ、義理を欠いた信長の対応に・・・「俺偉い病」状態になってキレた浅井家・・・本来、近江半国の領主に過ぎないのに」
と、タケル。
「義理の関係が浅井家全体を「俺偉い病」状態にしたんですね。信長からすれば、当然の事をしたまでなのに・・・逆ギレして亡国の道に踏み出したに過ぎない」
「要は「俺偉い病」状態だったから・・・キレ易くなっていたんですね・・・浅井家は・・・」
と、レイカ。
「つまり、日本人は「俺偉い病」状態になると、ちょっとした事で合理的判断が出来なくなり、面子を潰されたと誤解し、亡国の道に踏み出しちゃう」
「・・・そういう悪い癖があるみたいだね・・・」
と、タケル。
「要は閉じたコミュニティ内だと・・・日本の最高正義は「和を以て貴しとなす」だから、同調し易いという特徴があるから、そのコミュニティ内の誰かが」
「面子を潰されたと言い出すと・・・そのコミュニティ内が同調し・・・コミュニティ全員が「俺偉い病」になりやすいという事だ・・・」
と、タケル。
「でも、ゆるちょさん・・・面子を潰す潰さないを気にするのは、人間性の小さい人間がすることだと以前指摘してましたよね」
と、レイカ。
「そっか・・・それもそうだな・・・要は、「俺偉い病」の人間は、なんでも無い事を「負のエネルギー」だと誤解し、感情的になって、勝手に怒り出す」
「・・・浅井家の挙兵は「俺偉い病」由来の病と言うことになるね。いわば「亡国病」だ」
と、タケル。
「モノゴトはすべてにおいて冷静に理性的に判断しなければいけない・・・そういうことですね?」
と、レイカ。
「そういう事だ・・・信長側から見れば、浅井家など、近江半国の小大名だ・・・結局、浅井家は自分たちが信長の弟として、高い位置で抜擢されると」
「思い違いをしていたから、勝手に「俺偉い病」と化しちゃったのさ。だから、大切なのは自分の位置を第三者的に常に合理的に判断するようにしておくことだね」
と、タケル。
「それが出来ていれば・・・浅井家も滅亡しないで済んだ・・・そういう事ですよね」
と、レイカ。
「そ。それに浅井家も浅井家だ・・・何もせずに信長の義理の弟になったくらいで、天下の仕置の相談を信長から受けようなんて・・・100年早いよ」
「結局、他に依存するくらいしか、仕事が出来なかったから・・・信長にもその程度の対応しかしてもらえなかったし・・・戦国時代はそれが当たり前だよ」
と、タケル。
「どこまでも、独力で自分の位置を押し上げる以外・・・目標にたどり着くことはないんですね」
と、レイカ。
「そういう事。結局、自分自身で、自分を押し上げる以外・・・人生に手はないということさ・・・」
と、タケル。
「まあ、だから、第二次大戦の時の日本もアメリカに散々挑発を受けて・・・皆感情的になって「俺偉い病」になって現実が見えなくなったんだよ・・・」
「人間は常に冷静に理性的に現実を見るようにしないとダメなんだね・・・」
と、タケル。
「そういう意味じゃあ、「俺偉い病」って怖い病気ですね。現実が見えなくなってしまうんだから・・・」
と、レイカ。
「ま、結局、「俺偉い病」は自滅するんだけどね。ただ、周囲も巻き込むから、迷惑なだけなんだけどさ・・・」
と、タケル。
「大切な事は自分で自分を大きくしておくこと・・・価値を持つようにしておくことなんだ・・・それは信長のあり方を見てればわかるとは思うけど」
と、タケル。
「そうですね。浅井家にはなるな・・・織田信長さんになっておけ・・・ですね」
と、レイカ。
「結局、織田信行さんも・・・浅井家も・・・価値が無いのに、勝手に自分に価値があると勘違いして・・・「俺偉い病」になって行動しちゃったから」
「自滅の道を歩んだ・・・そういう構図としては、同じでしたね・・・」
と、レイカ。
「そういう事になるね・・・結局、自分の価値を第三者の大人が冷静に評価してこそ・・・自分の本当の価値になるんだ」
「自分に何が出来るのか?・・・これを常に考えておかないといけないと僕は思うけどね・・・」
と、タケル。
「結局、日本人は織田信長さんのように、常に「知恵」で持って人生を切り開き、合理的に判断しながら、大きな価値を作り出していく生き方を見習った方がいいんですね」
と、レイカ。
「そういう事になるね・・・浅井長政って信長の妹をもらっていたり、信長と正面切って戦ったりしているから、案外大きな敵のように思えるけど」
「近江の北半国の領主に過ぎないし、元々、六角承禎に無茶苦茶やられていて・・・息も絶え絶えだった家だから・・・結構小さな敵なんだよね」
と、タケル。
「そうですね。そこを見誤っていたような気がします。浅井家の人間や浅井長政のように・・・」
と、レイカ。
「見誤っていたという意味では、僕も浅井長政のように「俺偉い病」化してたかもしれないな・・・」
と、タケル。
「こうやって、改めて考察してみて、よかったですね。その点は・・・」
と、レイカ。
「ああ・・・とにかく、戦国時代も現代も変わらないのは・・・自分に実力をつけること・・・これだけが大事ってことさ」
と、タケル。
「それが結論になりますね」
と、レイカは笑顔で言った。
「今日はなんか蒸すから・・・タケルさん・・・冷たいビール飲みにいきましょう!」
と、レイカは赤縁のメガネを外し、髪を解いた。
「レイカちゃん、本気だね。じゃ、気合いれて飲もうか!」
と、笑顔のタケルは机を片付けだすのでした。
(おしまい)
浅井長政って改めて考えなおすと・・・結構小領主だったんですね。
お市の方の存在が・・・彼を割りと大きな国の大名のように見せていたんですね。
それと信長の正面の敵というイメージもあって・・・。
そのあたり、イメージを変えることが出来ました。
いやあ、考察って、やっておくもんですね。
さ、仕事も終わったし、飲みに行こう!
さあ、楽しく飲みましょう!
ではでは。
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おはようございます。
昨日は激しい雨でしたねー。
カミナリもひどかったし、まあ、梅雨の季節な感じでしたねー。
今日は大丈夫かな・・・そんな事を思いながらの今日になりますねー。
その時、僕は立教大学出身のユミちゃん(27)と、その会社の後輩、佐々木エマちゃん(25)、水沢リカちゃん(25)とカフェでお茶していました。
というか、その時間はまだまだ、続いています。
「ゆるちょさん、男女の仲がうまく行く結婚の条件は明らかになりましたけど・・・じゃあ、結婚の運用で上手く行くやりかたについて教えてくれません?」
と、ユミちゃんがストロベリーパフェを食べながら聞いてきます。
「男女の結婚が上手く行く運用のやり方か・・・それも一度考えておきたい問題だね・・・」
と、僕。
「まず、その前に失敗する運用を考えて、比較するか・・・その方が運用のキモがわかりやすいからね・・・」
と、僕は言葉にします。
「実際、「家庭内別居」などの結婚の失敗は何故起こっているんでしょう?」
と、ユミちゃん。
「まず、結婚の運用の責任は100%男性にかかっている。なぜなら、恋とは男性がプレゼンし、女性が落ちるものだから」
「構図として、男性が運用し、女性が評価する・・・この構図にあるのが恋であり、結婚生活なんだね」
と、僕。
「以前にも指摘したけど結婚というのは、「恋」+「生活」でなければならない・・・」
「結婚の風景の中から「恋」を無くすと、女性は男性が近くにいると「ストレス」そのものになってしまうから、たちまち女性の意識は「家庭内別居」になるからね・・・」
と、僕。
「・・・ということは、結婚の運用で大事な事は「恋」を無くさない事?」
と、エマちゃん。
「ま、そういう事になるね。女性から本能的に嫌われないためには、ね・・・」
と、僕。
「わたし・・・巷の結婚の多くが上手くいかない理由のひとつに・・・男性が理性を大事にして、女性の本能を蔑ろにしている事実があると思うんです」
と、リカちゃん。
「なんだかんだ言っても、多くの男性がサラリーマンをやってるじゃないですか?で、サラリーマンの男性って、普段、理性を使って働いているから」
「勘違いしちゃうと思うんですよ。理性を働かせている人間の方が正しいとか偉いみたいな思いこみ?」
と、リカちゃん。
「なるほど・・・それはいい指摘だね、リカちゃん」
と、僕。
「だって、会社の男性って男子社員を叱りつけるみたいに、女性にも、いきなり上から目線で叱りつけてきたりするから、すっごくムカついて・・・嫌なんです、だから」
「そういう男性は、女性の事一切、わかっていないの・・・」
と、リカちゃん。
「なるほど・・・リカちゃんは、個人的な思いから、そういう境地に達しているんだね。まあ、言ってしまえば、女性も男性も動物だからね」
「・・・理性を使って働く作業はストレスを溜め込む結果になるんだ・・・この世においてストレスを溜め込む作業は動物として間違った行動をしている事になる」
「「好きこそ物の上手なれ」のお仕事を選んでおけば・・・仕事をしてもストレスを溜め込まず、逆に「ハッピーエナジー」を体内に発生させるから」
「それこそ、個体として正しい行為を行っている事になるんだね・・・」
と、僕。
「だから、女性を上から目線で叱るなんて行為は、言語同断の振る舞いになるんだね。女性は動物としては当然な本能の世界で生きている」
「特に日本では本能を癒やす社会文化に行き着いているから・・・好き嫌いで他人を評価するのがこの日本だから・・・好き嫌いは本能の世界の話だからね」
「だから、普段、本能を気持ちよくさせながら生きるのが、日本文化ではお約束・・・ということになる」
と、僕。
「・・・という事はサラリーマンの世界は日本以外の文化?」
と、エマちゃん。
「そ。まあ、元は欧米文化でしょ?サラリーマンは?だから、日本人はその場でストレスを溜めちゃうんだよ」
と、僕。
「ま、端的に言えば、日本人が文化的に生きやすいコミュニティは好きな人間同士のコミュニティさ」
と、僕。
「なるほど・・・だから、サラリーマンとは言っても、好きな人間同士でコミュニティを作っているんですね」
「帰りのお酒なんかは・・・好きな人間とお酒を飲むし・・・」
と、リカちゃん。
「そうだね。あのコミュニティが日本人としては本質だね」
と、僕。
「だから、日本人的に本能から癒やされたければ・・・」
「脱サラして、信頼出来る好きな人間とコミュニティを作りながら、日々、本能を癒やしながら、生きていく生き方が正しい生き方になるんだね」
と、僕。
「なるほど・・・でも、女性と子供は、毎秒、本能を癒やしながら、生きていますよ・・・」
と、ユミちゃん。
「そうだね。脱サラした男性達もそれが出来ている・・・」
と、僕。
「唯一出来ていないのが・・・というか理性の世界に逃げ込んでいるのが・・・サラリーマン?」
と、エマちゃんが言葉にする。
「そういうことになるね・・・つまり、サラリーマンは理性の世界への「逃げ込み者」になっているから・・・ふしあわせスパイラル一直線ということになるんだ」
と、僕が言葉にする。
「理性に関して、やっていいことは唯一つ・・・同じ男性には仕事中、理性を求めてもいい・・・しかし、女性には求めてはいけない」
「・・・女性は理性を求められると本能的に不快になるからね・・・つまり、男性は女性を本能的に不快にはしてはならない・・・ということだ」
と、僕。
「それが結婚の運用で、男性が一番気をつけなければいけないこと・・・になりますか?」
と、ユミちゃん。
「そういうことになるね。男性は女性を本能的に不快にしてはならない・・・そして、男性は女性に理性を求めてはいけない・・・この二つが一番重要になるかな」
と、僕。
「本来、日本人は本能の世界で生きているんですね・・・日本人皆が、本能的に癒やされたいと思っているし、本能的に癒やしたいと思っている・・・ですもんね」
と、ユミちゃん。
「そうだね・・・これを勘違いしがちなのが、サラリーマンの男性なんだ」
「・・・女性に理性を求めたり、女性を本能的に不快にしたりしてしまう・・・これ結婚における具体例を考えてみよう・・・どんな例が思いつく?」
と、僕。
「例えば、わたしだったら・・・風邪などの病気で体調を崩して熱を出して寝込んでいる時に「朝ごはんまだ?」なんて言われたら、すぐに相手が嫌いになりますね」
と、ユミちゃん。
「ああ・・・それわかりますね。なんか、気遣いもなくて、義務だけ求められると、すごく不快になりますもの・・・」
と、エマちゃん。
「わたしだったら・・・掃除が雑だとか、食事が美味しくないとか言われたら・・・ちょっとめげるかな」
と、リカちゃん。
「あと・・・せっかく髪型をいつもと変えたのに、気づいてくれないとか・・・新しいスカート履いていったのに、気づいてくれないとか・・・それもめげる」
と、リカちゃん。
「はははは。それは男性のファッションの意識が低いからだよ。そこは理性とは関係無くて、要はその男性がファッションにずぼらなだけだなあ」
と、僕。
「そっかー。でも、わたしはそういうところこそ、褒めてほしいから・・・」
と、リカちゃん。
「まあ、そうだね。でも、ファッションのわからない男性は辞めた方がいい・・・人生全体に渡ってずぼらだから、しあわせにしてくれない男性だから」
と、僕。
「わたしはお料理も家事も好きだし、得意だからいいけど・・・家事や料理が苦手な女性は家事も料理もストレスになっちゃうんですよね・・・」
と、エマちゃん。
「そうだね・・・となると、選ぶべき女性は家事が得意で好きになれている女性って事になるかな・・・」
と、僕。
「結局、それって、子供の頃からの家庭の躾が大事って事になりません?ちゃんとした家なら、料理も家事も子供の頃から躾けられているから・・・」
と、ユミちゃん。
「そうだね。だから、家庭の機能として大事なのは「子供に小さい頃から「家事も料理も得意だから好き」の状態になるように躾けること」という事だと」
「わかってくるね・・・」
と、僕。
「・・・ということは元々の女性のポテンシャルも大切って事になりますね。だって結婚って、それこそ女性も子供も理性を求められるシーンはたくさんあるんだし」
「それを子供の頃から、ストレスを乗り越えて「得意だから好き」に成長させていかないといけない事になるわけだから・・・」
と、エマちゃん。
「もちろん、それは男性も同じだね。・・・という事は日本においては、理性を求められてストレスを感じる行いを・・・早くに得意な事にして、好きになっておく」
「・・・これが日本人として、最も大事な生き方・・・という事になってくるね」
と、僕。
「それが出来ている女性と男性なら・・・そして、男性が女性を本能的に不快にしない・・・女性に理性を求めない・・・を徹底すれば」
「結婚から「恋」を無くさない・・・そういう運用になるんじゃないですか?」
と、ユミちゃん。
「そうですね。それなら、ユミさんが言ってた・・・わたしが風邪を引いて熱を出していても・・・わたしの様子を見て気遣ってくれて」
「・・・朝ごはんくらい自分でちゃんと作れる男性を選べばいいんだし・・・」
と、リカちゃん。
「結局、相手を気遣えて、家事も得意な男性と女性で結婚すれば・・・あとは女性も男性も本能的に癒やす間柄であれば・・・いいって事なんじゃないですか?」
「女性を本能的に毎秒癒やす・・・これさえ、こころがけていれば・・・」
と、エマちゃんが言ってくれた。
「そうだね・・・結論的に言うと・・・それかな。・・・結婚で、毎秒しあわせになれる運用方法とその条件は!」
と、僕が結論的に言葉にした。
「でも・・・そう考えてくると・・・子供の頃の躾けって、本当に大事になるんですね。その子の為にも・・・」
と、ユミちゃん。
「「理性を求められて、ストレスを感じる行いを・・・得意だから好きにしておく・・・これって大事ですね」
と、エマちゃん。
「わたしも料理も家事も得意なのは・・・小さい時から躾けされていたからだもん・・・ほんと躾けって、その子の将来のしあわせの為になるんですね。ほんとに」
と、リカちゃんも言葉にした。
「ま、そういう二人で結婚出来れば・・・毎秒しあわせになっていける・・・そういうことなんだろうね」
と、僕も言葉にした。
3人は笑顔でコクリと頷き・・・僕は満足そうに笑顔になった。
(おしまい)
さて、今日は木曜日・・・しっかり気合をいれるべき今日ですかねー。
まあ、週末ももうすぐだし、気合気合で、仕事を充実させていきましょう!
楽しい一日を!
ではでは。
ミクシーの記事もよろしくです!
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一人の髪の毛の長い背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。
彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。
「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「先人考察(女性編)」・・・お願いします。今日は誰について語ってくれるんですか?」
と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。
「うん。そうだな・・・まだまだ恋の歌は続くから・・・「建礼門院右京大夫」さんを見ていこう」
と、タケルは話し始めます・・・。
さて、今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。
「さて・・・平家も滅亡し、右京大夫さんの嘆きも一層激しいけど、まあ、最後まで見ていこうか・・・人には必ず厳しい時間もやってくる・・・そういう事だから」
と、タケルは言葉にする。
「そうですね。右京大夫さんの悲しみを受け止めて・・・戦の哀しさを感じておきましょう」
と、レイカも言葉にした。
詞書「女院(建礼門院)が大原にいらっしゃるとだけはお聞き申し上げていたけれど、しかるべき人に了解をなしには、お参りする方法もなかったのを」
「女院に思い申し上げる深い真心を道案内にして、無理やり尋ねてお参りしたところ、次第に近づくにつれて、山道の景色からまず涙が先にたって」
「言いようもなく、御庵室のありさまや御住まい、事柄、すべてが、目も当てられない」
「昔の御様子を知らないものでさも、ここの大体の御生活を拝見すれば、どうして普通のことだと思われよう。まして、昔のことを知っている身には」
「夢とも現実とも言いようがない。秋深い山おろしが、近くの梢に響きあって、筧の水の音、鹿の声、虫の音、どこでも同じことであるけれど、例のない悲しさである」
「錦を裁ちかさねたような美しい着物を着て、お仕えしていた人々は六十余人もいたけれど、顔を見忘れるほどに衰えた墨染めの尼姿をして」
「わずかに三、四人ほどがお仕えされる。その人々にも、「それにしてもまあ」とだけ、私も人も言いだした。むせぶほどの涙が溺れて、言葉も続けられない」
「今や夢昔やゆめとまよはれていかにおもへどうつゝとぞなき」
(今が夢か、昔が夢かと迷われて、どう思ってみても、今の有様が現実とは思えないことです)
「あふぎみし昔の雲のうへの月かゝるみやまのかげぞかなしき」
(かつて禁中で仰ぎ見た女院を、このような深い山奥で拝するのは、悲しいことです)
詞書「花の美しさや月の光にたとえても、ひととおりのたとえ方ではとても満足できなかったお姿が、別の人かと思い迷われるのに」
「このような御様子を見ながら、何の思い出もない都へ、それでは、どうして帰るのだろうと、疎ましくつらい」
「山深くとゞめおきつるわが心やがてすむべきしるべとをなれ」
(女院がいらっしゃる山深くにとどめおいてきた自分の心よ、そのまま出家の縁となっておくれ)
「過去、建礼門院にお仕えしていた時は美しい衣を着た60人程の女性に世話されていた建礼門院を誇りを持って見ていただろうに・・・今や墨染めの尼数人に」
「お世話される身に成り果て・・・ビジュアル的にもショックを受けたろうね、右京大夫さんは・・・」
と、タケル。
「女性はそういう風景を見た時に初めて何が起きたかを理解するようなところがありますから・・・だから、むせぶほどの涙が流れて、言葉も出せなかったんでしょうね」
と、レイカ。
「昔の栄華を知っているだけに、余計、今の建礼門院の境遇が哀れに思えるんだろうね・・・すべてが変わってしまった現実に目を覚まされたというか・・・」
と、タケル。
「「今が夢か、昔が夢か・・・」そうも言いたくなるでしょうね・・・その余りの変わりように・・・右京大夫さんの気持ちが伝わります」
と、レイカ。
詞書「何事につけても、世にただ、死んでしまいたいとばかり思われて」
「なげきわびわがなからましと思ふまでの身ぞ我ながら悲しける」
(悲しみに堪えかねて、いっそ死んでしまったらと思うほどの我が身が、我ながら悲しいことです)
「絶望という言葉が浮かぶね。こういう歌を見ると・・・。彼女にすれば、建礼門院に仕えていた事だけが、自身の誇りだっただろうからね」
と、タケル。
「その建礼門院の凋落した現実を見てしまったんですもの・・・絶望するのは、ある意味、当然でしょうね・・・」
と、レイカ。
詞書「慰めることは、どうしてあろうか、そんなことはないのだから、思い出とはかけ離れたところを訪ねがてら、遠くに旅立とうと思うことがあっても」
「まず思い出すこと(資盛の都落ちのこと)があって」
「かへるべき道は心にまかせても旅立つほどはなほあはれなり」
(帰ろうと思えば心のままに帰ることのできる道ではあるが、旅立つという気持ちはやはり身にしみて感じられることだ)
「都をばいとひても又なごりあるをましてと物を思ひいでつる」
(都を厭うてもまた名残惜しいのに、ましてや、あの方はどんな気持ちで都を出て行かれたのだろうかと思い出したことです)
「右京大夫さんは、資盛さんの気持ちになって、都を眺めているんだね・・・それだけ資盛さんが恋しい・・・資盛さんが愛した都もそういったカタチで見ているんだね」
と、タケル。
「彼が愛したモノをわたしも愛したい・・・そしてあの方の気持ちをお察ししたい・・・右京大夫さんは資盛さんと一心同体になりたいんですね」
「死んでしまったから・・・尚の事」
と、レイカ。
詞書「行こうと志した所は、比叡坂本の辺りである。かきくもって雪が降っていたが、都は遥かに隔たっている心地がして、何の思い出の種にこんな所に来たのかと心細い」
「夜が更けてくると、雁の一群がこの家の上を過ぎる音がするのも、まずしみじみとだけ聞いて、なんとなくしょんぼりと涙がこぼれる」
「うきことは所がらかとのがるれどいづくもかりの宿ゝきこゆる」
(つらい気持ちは場所のせいかと都を逃れたが、雁の過ぎゆく音を聞くと、どこでも借りの宿だと思われます)
詞書「関ひとつだけ越えたというのは、それほど遠い距離でもないだろうに、梢に響く嵐の音も、都よりは殊の外に激しいので」
「関こえていく雲ゐまでへだてねど都には似ぬ山おろしかな」
(関を越えて空をいくつも隔てているわけではないが、都とは違う山おろしの風の激しさです)
「なんだかんだ言いながら、京から離れてみる右京大夫さんですが・・・結構、行動力あるのね・・・逆に行動しないと資盛さんを思い出してつらいか・・・」
と、タケル。
「そうですね。行動力は旺盛な女性みたいですね。でも、資盛さんを忘れる為に行動しているのは、確かですね・・・比叡山まで来ちゃうなんてすごいけど」
と、レイカ。
詞書「心を込めてお勤めをして、ただ一筋に契りをかわした人(平資盛)の後の世が安らかであるようにとばかり祈られるが、依然として甲斐のないことばかり」
「思うまいとしてもまたどうして思わずにいられよう」
「立ち出て外の方を見ると、橘の木に雪が深く積もっているのを見ても、いつの年であったか、宮中で雪がとても高く積もっていた朝、宿直姿の糊気のとれた萎えた直衣で」
「この木に降り積もっていた雪を、すべて折って持っていたのを「なぜそれを折られたのですか」と申し上げたところ」
「「いつも行き来する右近の方の木なので、因縁が懐かしくて」と、言った折のことが、つい今のことのように思われて、悲しいことは言いようがない」
「立ちなれしみかきのうちのたち花も雪と消えにし人やこふらむ」
(あの方の慣れ親しんでいた禁中の橘も、雪のように消えてしまった人のことを恋い慕っているだろうか)
詞書「と、まず思いやられる。目の前に見ているこの木は、葉だけが茂って色もさびしい」
「ことゝはむ五月ならでもたち花に昔の袖の香はのこるやと」
(尋ねてみたい。五月の花橘は昔の人の袖の香がするというが、五月でなくても橘に昔の人の袖の香は残っているか、と)
「「雪と消えにし人やこふらむ」・・・素敵な表現だけど、右京大夫さんの本心なんだろうな。橘の花も自分と同じように資盛さんを恋しがっているのかと・・・」
と、タケル。
「わたしは「昔の袖の香はのこるやと・・・」の表現が好きですね・・・彼の香りにまた包まれたい・・・そういう右京大夫さんの本心が見えて、心惹かれます」
と、レイカ。
「やっぱり、資盛さんの事が忘れられないんだね・・・右京大夫さん・・・」
と、タケル。
「だって、一筋に契を交わした相手・・・であれば、女性は簡単に忘れられるモノではありませんよ・・・特に資盛さんは光るの君にも例えられたイケメンだったんだし・・・」
と、レイカ。
「そうだね・・・彼女の悲しみはそれだけ深いんだね・・・」
と、タケルは言った。
「でも、最後の二つの歌は歌としても美しかった・・・」
と、タケル。
「そうですね。女性は特に匂いに敏感だから・・・彼の香りをもう一度・・・そんな風に思う右京大夫さんなんでしょうね。わかるな、その気持ち、同じオンナとして」
と、レイカ。
「さ、今日もせつなかったけど、仕事はこれくらいにして、飲み行こうか、「知恵者」のレイカちゃん」
と、笑顔で立ち上がるタケルでした。
「はい。もちろん、お供しますわ」
とレイカは立ち上がり、赤縁のメガネを取り、髪を解いた。
(おしまい)
しかし、右京大夫さん・・・なんだかんだ言って行動派ですよね。
建礼門院さんの元へ行ったり、はたまた比叡の山に登ったり・・・この時代、結構、女性でも行動出来た時代だったんですね。
ちょっとその点でびっくりしましたけど、
でも、右京大夫さんの悲しみは深いですね。
美しい歌が出てきてその点では、満足でした。
さ、今日も飲みますか!
ではでは。
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おはようございます。
今日は梅雨空はお休みみたいで、
昨日はガンガン雨降ってましたからねー。
なんとなく、太陽を楽しみたい、そんな日になりますねー。
その時、僕は立教大学出身のユミちゃん(27)と、その会社の後輩、佐々木エマちゃん(25)、水沢リカちゃん(25)とカフェでお茶していました。
というか、その時間はまだまだ、続いています。
「ゆるちょさん、男性と女性が上手くいかない・・・結婚しても、離婚に至っちゃう理由みたいなモノを教えてくれませんか?」
と、ユミちゃんがストロベリーパフェを食べながら聞いてきます。
「男女の結婚が上手くいかない理由ね・・・それも一度考えておきたい問題だね・・・」
と、僕。
「まず、結婚のカタチには2種類ある・・・それを言葉にしておこう」
「恋にも2種類あるから・・・「理性からの恋」「本能からの恋」だねー。で、大切な事は「理性からの恋」は「お互いの誤解をベースにした恋」だから」
「それを楽しんじゃいけない・・・ということなんだね。恋の本筋は「本能からの恋」・・・これをしっかりと理解しないといけないという事だね」
と、僕。
「これをしくじると・・・一生後悔する事になるから・・・絶対に気をつけなきゃいけない事になるねー」
と、僕。
「まず、それぞれの恋のカタチを見ていこう。まず、「理性からの恋」」
「この「理性からの恋」に落ちて結婚してしまうパターンが「理性婚」・・・これは先に言ったように「誤解をベースにした恋」だから」
「いわゆる「勘違いの恋」なんだよ・・・理性で考えて「あの人はわたしを好きなんだから、きっといい人に違いない」程度の思いこみで結婚しちゃうパターンなんだ」
と、僕。
「へー、怖いですね」
と、リカちゃん。
「でも、初恋って、それに近いですよね」
と、ユミちゃん。
「そうかも・・・確かに誤解から始まる恋もありそうですもんね」
と、エマちゃんが言葉にする。
「だから、このパターンの恋は・・・結婚して、同居した当初は仲がいいけれど・・・すぐに「夫婦喧嘩」が始まる」
「もちろん「夫婦喧嘩」とは「相手を理性的に正確に理解し、相手とのちょうどいい距離感を本能的に測る」行為だから、ドンドン誤解が解けていって」
「その恋が単なる誤解だったと気づくと・・・「恋」状態は終了してしまう・・・後は単なる同居人として振る舞って行く以外にないんだねー」
と、僕。
「それって、子供でも生まれていると大変ですね」
と、エマちゃん。
「そういうことだ・・・で、大抵子供がいたりするから・・・子育ての為には収入も必要だから、別れる事も出来ず・・・」
「子供に親がいなかったらかわいそう、という母親としての感情もあるから・・・現実的には別れられない・・・そういう話になるんだね」
と、僕。
「それって最悪のパターンですね。気持ちも無いのに、男性と同居しなきゃいけないなんて・・・」
と、リカちゃん。
「そう。特に男性の存在って・・・女性からすると同居しているだけで「ストレス」になるから厄介なんだよね」
「女性に関して言えば、本能的に恋している男性以外はすべて「ストレス」になっちゃうから、本能的に女性は嫌がるんだな」
と、僕。
「じゃあ、それこそ「理性からの恋」は「本能からの恋」じゃないんだから・・・女性にとって男性は「ストレス」になって・・・」
「いつの間にか嫌いになっている・・・そういうストーリーになるんじゃないですか?」
と、エマちゃんが鋭い指摘。
「そういうことになるね・・・ただし、「死んだ魚の目」の男女の恋は「理性からの恋」しかあり得ないから・・・」
「ふしあわせになる確率が高い・・・「子はかすがい」いや「子がかすがい」の状況になっている事が多いんだね」
と、僕。
「女性にとって、男性が近くにいる事は、本能的に恋している男性以外はすべて「ストレス」・・・ここが一番の問題なんですね」
と、ユミちゃんが指摘。
「そ。だから、女性は「光るの姫の目」を獲得してから「光るの君の目」を持った男性に「本能からの恋」をすることが唯一、成功する結婚のパターンになるんだ」
と、僕。
「それがいわゆる「本能からの恋」で結婚する「本能婚」・・・これが唯一しあわせになれる結婚の形式になるんだね」
と、僕。
「なるほど・・・「光るの君の目」を持った男性に見つめられると女性は本能から歓びを感じられるし、男性の方も自分の「光るの姫の目」で癒やす事が出来るから・・・」
と、エマちゃん。
「カップルお互いが「ハッピーエナジー」を直接照射し合うから・・・長生きにもなりますね」
と、リカちゃん。
「そういう事になるね・・・で、お互い性格的にオトコマエ3要素「好奇心旺盛」「チャレンジング・スピリッツ旺盛」「サービス精神旺盛」なら」
「人間性もデカくて、鷹揚な性格になるから・・・多くの男女に愛される素敵なカップルになれるはずだからね・・・」
と、僕。
「結局、多くの日本人に好かれる・・・そういうカップルになれるのが一番いいんですね」
と、エマちゃん。
「そうだね。逆にお互い「死んだ魚の目」のカップルは・・・「理性からの恋」の「理性婚」しか出来ないから・・・すぐに男性は女性へのストレス化しちゃうから」
「時間が経つに連れて、男性は、女性からいつの間にか本能的に嫌がられ・・・男性を視界にいれる事も拒むようになる・・・夫源病と言われる症状だね・・・」
と、僕。
「そういうカップルは「好奇心が余り無く」「チャレンジングスピリッツ皆無」「サービス精神も余りない」男女だから・・・」
「経験が極度に少なく、人間性も小さいし、男性はいわゆる「けつの穴」の小さいオトコになっちゃうから・・・仕事の話くらいしか出来ない」
「ただ真面目なだけのオトコになって・・・女性もただ毎日に流されるだけの話題の無いつまらない女性になってしまう・・・」
と、僕。
「それだと、友達もあまり出来ないカップルになっちゃいますね」
と、エマちゃん。
「そういうこと・・・だから、あまりしあわせになれないんだね・・・」
と、僕。
「・・・となると、女性からすれば・・・絶対に「理性からの恋」で結婚しちゃいけないって事になりますよね?」
と、ユミちゃん。
「そういうことだ。その代わり、自分も「光るの姫の目」を確保しなくちゃいけないよ。そして「細身のメリハリボディ」も・・・」
と、僕。
「でも、それを備えてしまえば・・・あとは「細身のメリハリボディ」の「光るの君の目」を持った人間性の大きな、鷹揚な性格をした男性を見つければいいだけだから」
「・・・あとは簡単なんじゃないですか?「光るの姫の目」は男性を容易に恋に落としてくれるし・・・「ハッピーエナジー」も吸収出来るから」
「体内の「ハッピーエナジー」は「色気」に変換されて「細身のメリハリボディ」と相まって、相手の男性を本能的に攻撃してくれるんだし・・・」
と、リカちゃん。
「ま、それはそうなんだよね。それに・・・そういう「光るの君の目」を備えている男性はだいたい収入が高いはずだ」
「・・・まあ、脱サラした「知恵者」をやってるだろうから、いい収入をしているよ・・・」
と、僕。
「いいコトずくめですねー。そういう話だったら、やはり、女性は、そういう男性を選びますよ・・・」
と、リカちゃん。
「結局、そうなってくると、男女のカップルにとって、「同居」というのは最大のリスクになってくるんですね」
と、ユミちゃん。
「女性が「本能からの恋」をしている男性は・・・女性を本能から癒やすから、同居していることで、女性は本能から笑顔になれるけど・・・」
「そういう男性以外の男性はすべて・・・同居していると女性にとってのストレスになる・・・ここが大きいですね」
と、エマちゃん。
「そうなんだ。だから、男女は「本能からの恋」をした時のみ結婚するようにしないと・・・ふしあわせスパイラルがすぐにやってきちゃうんだね」
と、僕。
「ゆるちょさん・・・「理性からの恋」と「本能からの恋」を見極める手立てとか、ありますか?」
と、ユミちゃん。
「それはやっぱり、相手の男性の目を見ることになるだろうね。キラキラお目目でない「死んだ魚の目」の男性は・・・結婚相手にしないことだね」
「そして、やっぱり、「光るの君の目」を持ったキラキラお目目の男性を・・・結婚相手に選ぶこと・・・それが一番の見極め方法になるよ・・・」
と、僕。
「じゃあ、キラキラお目目同士のカップルの結婚って、どういう風に推移することになりますか?」
と、エマちゃんが聞いてくる。
「そういうカップルは基本、相手を視界にいれていたいんだ。ずーっとね。そうするとお互い「ハッピーエナジー」を直接照射し合うから、本能が最高度に癒やされるからね」
「だから、一緒にいればいるほど、相手への恋が育まれることになる。本能的にお互いの距離も見つけ合うから、ドンドン愛が成長していくことになるんだね」
と、僕。
「だから、毎朝、お互いを視界に入れ合うことが最も重要な毎日の儀式になるね。そうすると、お互いのキラキラお目目効果で、毎朝恋に落ちるわけだから」
「まあ、本能から笑顔になれる・・・そうすりゃ、毎日機嫌良くいられるから、男性の仕事だって捗るだろうし、毎日最高にしあわせな時間を過ごしていけるよ・・・」
と、僕。
「なるほど・・・それって最高な毎日の過ごし方になりますねー」
と、ユミちゃん。
「うーん、そういう人生にあこがれちゃう・・・」
と、リカちゃん。
「それが結婚の理想ですよねー」
と、エマちゃん。
「でも、巷を見てみると・・・「死んだ魚の目」のままの男性って多いですよ。「死んだ魚の目」のままの女性も多いですけど」
と、ユミちゃん。
「そういう男女が「理性婚」で結婚して同居して、ふしあわせスパイラル一直線になってるのさ・・・「家庭内別居」の完全なる予備軍だね、それは」
と、僕。
「まあ、ユミちゃんもエマちゃんもリカちゃんも・・・「光るの姫の目」と「細身のメリハリボディ」を持っているんだから、あとは「光るの君」を探すだけなんじゃない?」
と、僕。
「だから、わたしはゆるちょさんとお仕事するようにしているんじゃないですかー」
と、ユミちゃん。
「そーですよね。ユミさんは、ゆるちょさんにステディがいても、ゆるちょさん狙い」
と、リカちゃん。
「まあ、でも、わたし達も、そういうお二人と一緒にいるのは、楽しいですから」
と、エマちゃん。
「でも・・・失敗しない結婚の方法がわかっていれば・・・あとあと参考に出来ますからね・・・」
と、ユミちゃん。
「ええ。こうやって具体的に言葉にされるとよーくわかります。結婚でしていいこと。しちゃいけない事」
と、エマちゃん。
「男性の事を見限るのが、女性なんですね・・・それがよーくわかりました」
と、リカちゃん。
「ま、いずれにしろ、恋を承諾するのも、結婚を決めるのも・・・女性側に選択権があるからね・・・女性には賢く生きてしあわせになっていって貰いたいね」
と、僕が言うと、3人とも笑顔で頷くのでした。
「結婚に失敗しない条件はまとめられたかな。あとは毎日の運用次第だよ・・・」
と、僕は静かにつぶやくのでした・・・。
(おしまい)
さてさて、6月も25日・・・もうすぐ7月です。
夏もすぐそこ・・・気持ちよく、一日を過ごしていきましょう。
さ、仕事仕事!充実させますよー。
ではでは。
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