「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

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1月31日(緊迫感のある「運命のひと」)

2012年01月31日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

いやあ、最近は、少しずつ明るくなるのも早くなってきて、

少しずつ春に近づいている感じですねー。


さて、今日はドラマの話しますか。


いやー、おもしろいですねー。

「運命のひと」

えー、昨日、晩酌しながら、録画した奴を見ましたが、

まー、なんていうか、いろいろ考えることが出来ておもしろいドラマですー。


こう、でも、女性っていうのは、弱いだけに事態にシビアな目をしますね。

まあ、ある意味、自分を守るやりかたを本能的にわかっている・・・だから、トカゲの尻尾切りも、割りとヘーキでやれるわけです。

というか、それをやらないと身を守れないということを、本能的に、知っているんですね。


だから、それ全般がわかっているから、弓成がのほほんと構えているのに対して、昭子は、

「なに、このお坊ちゃん!」

と、見方を正反対にしたんですね。

「こいつ、口だけ!頼ったら絶対いけない・・・いや、こいつはトカゲの尻尾切りに利用して、なんとか自分だけでも助かるんだ!」

こういう議論の成長が、昭子の中にある・・・女性のスーパーセキュリティシステムですよ。


それに対して、弓成は新聞記者だという、おごりがあるんですね。

「新聞記者である自分は、絶対の立場にいるから、弱者は守らなければ」

こういうおごりがあるから、彼は、

「昭子さんをなんとか助けねば・・・そのためには、自分も情報源の秘匿を守らなければ!」

なんて、甘いことを考えているわけです。

だから、

「彼女を釈放するべきだ」

なんて甘いことまで、刑事に言っちゃう・・・しかし、すでに昭子はトカゲの尻尾切りに邁進していたんですよ。

弱いからこそ、すべてをかけて嘘までへーきでつく女になりきれる。


そこが女性の強さであり、男性の甘さなんですよね。


そのストーリーが存分に現されていて緊迫感を持って楽しめましたねー。


確かに弓成の周辺は、正義という名の元に戦っている戦士みたいな、甘い気持ちになっていますよね。

なんていうか、学園モノの正義漢レベル・・・なんかいい大学出の純粋培養な感じがしますからねー。弓成とか、松重さんとかー。

まあ、でも、国家権力が本気になって牙を向くと、怖いということですよねー。


まあ、でも、確かに、弓成記者の失敗ではあるんだな。


恩あるひとに、迷惑かけたわけだから、日本においては、絶対に敵に周りますよ。そういうひと達は・・・。

だから、弓成はひとを信じてしまった・・・つーか、皆、その弓成を、信じたことが仇になった、ということになるんですよね。

安西をはじめ、おとうちゃんこと小平、家族も、両親も、そして、そのことが、なにより昭子を敵に回してしまった。


まー、怖いですよねー。


でも、弓成ってほんとに甘ちゃんっていうか・・・自分は正義をやっているんだから、迷惑をかけても仕方がない・・・こういう意識が、

やっぱり周りを不幸にするんだな。

僕がいつも言っている、

「俺偉い病にかかった人間は、周りは不幸にする」

って・・・それそのままですよねー。


もちろん、自分の仕事に自信を持つことは、大切ですけれども、信頼を裏切る結果を招くような行為は、絶対やっちゃいけないわけです。

この、信頼で成り立っている社会性民族の国である、日本においては。

だから、こう、昭子の視点で、弓成を見ていると、まー、アホに見えますね。モッくんファンの方には、悪いけど。


モノゴトの見方が甘すぎますよ。


新聞記者がなによりスクープを求めるように、

政治家は、自分の課題達成のためには、利用出来るものは、利用しつくす習性を持っている。

そんな人間に絶対秘匿のニュースソースを渡したら、どうなるか、予測がつくはずです。


結局、自身の目的も果たせないまま、最悪の状況を現出させた。


そりゃあ、昭子にすれば、

「何この甘ちゃん!」

って、なりますよ。


事態を何も変えないどころか、最悪の状況をつくっちゃったわけですからね。


ま、確かに三流の記者ですわ。



しかし、安西に昭子が告白するシーンは、よかったですねー。

あの笑顔一杯の安西・・・言ったら、受け入れてくれるだろうか・・・と心配しながら、告白してみたら、大激怒!

しかも、

「安西さんが信頼している記者だったから」

なんて言っちゃって、

「俺が悪いというのか!」

と更なる安西の激怒を生んで、もうどうしようもなくて、自殺まで考えちゃうわけですからねー。


そういう現実に向き合った昭子と、ある意味、無風の中にいた弓成ですから、まあ、昭子の態度もわかるというもの・・・。


しかし、元に戻るけど、あの安西さんの笑顔、いーよねー。あれー、わざといい笑顔をつくっているわけですよ。

そして、一点、大激怒・・・このメリハリがドラマに緊張感を与えているわけです。

まあ、あの時点で視聴者は、昭子の気持ちに寄り添ってますから、

「あ、安西さん、いい笑顔・・・案外、謝れば、受け入れてくれるんじゃないかしら・・・」

なんて思うわけで、そこで、あの強烈な大激怒ですからね。

「いや、だから、あのー、安西さんだって認めてたじゃないですか、弓成記者は!」

みたいに言いたくなる・・・ちゃんとドラマでもそうなって、

「俺が悪いっつーのか!」

と怒られて、そりゃあ、もう、どうしたらいいかわからなくなりますよね。視聴者も。


だから、視聴者は、昭子の気持ちがよーくわかるんだなー。

でも、安西、ほーんと大激怒で、笑っちゃいました。

つーか、安西さん強面系だから、余計ね・・・そうか、あそこで激怒の怖さを強調したかったから、安西は笑顔がやさしくて激怒顔が怖い、石橋凌さんキャスティングなのね。

納得納得。


まあ、安西にすれば、更迭は免れないことを一瞬で理解したでしょうからね。

ある意味、自分の人生の夢を破壊されたわけですから、激怒しないわけがない・・・ま、想像力の問題ですけどねー。


しかし、ほんと、あそこ、よかったなー。

ほんと、自殺したくなりました。

つーかねー、あーいう笑顔のひとを激怒させた経験っつーのも、僕もありましたから、

そういう若気の至りっつーのを思い出して、なんか、感慨深かったですけどね(笑)。


しかしねー。


確かに、弓成の敵になるひとの立場にたって、考えると、いかに弓成という記者がだめか、わかりますね。

昭子の立場にたってみれば、使えないお坊ちゃんだし、

安西の立場にたってみれば、信頼していたのに、このザマだし、

小平の立場にたってみれば、信頼を裏切る、三流記者だし、

義理の父親母親からみれば、娘を不幸にする最低男だし・・・。


すべては、弓成の新聞記者としてのおごりから出ている・・・そんな風にも見て取れます。


だって、

「情報源は絶対に守る」

と言いながら、やっていることは、情報源を危険にさらし、あろうことか、退職させちゃうわけですから、

そりゃ、人生棒に振ったも同じですからね。


守ってないんだ。守るというのは、口だけで、結局、守ってない・・・嘘つきなんだな、彼は。


だから、いろいろなモノを今後失っていくんでしょうね。

社会的信頼も責任も・・・それが、最終的な形に突き進んじゃう、ということでしょうね。



弓成を調べる刑事・・・その声の感じの暖かさと信頼出来る口調・・・そして、漢な感じの風貌・・・どこかで見たことがあると思って、

よーく見ていたら、

「あ、こいつ、風林火山の「河越夜戦」の時に、「管領様・・・それは・・・」と批判していた管領側で唯一、できそうな武将、長野業正じゃん!」

と、途中で閃きました。

そういや、カピ様も出ているし、由布姫も出てるし、案外、風林火山度、高かったりするのよね、この作品(笑)。

由布姫、最初、ぜーんぜんわかんなかったけどね(笑)。


まあ、大河ドラマファンとしては、そういう見方も出来るんですねー。


しかし、こう女性の怖さとか、シビアさとか・・・こういうのを見ていると、若かった自分が失敗してきたいくつかの恋愛を思い出したりしますねー。

あの時、彼女を守れなかったから、彼女は離れたんだななーってのが、こういうのを見ていると如実にわかる。

若さ故の過ち・・・まあでも、弓成はもう、ひとの親ですからねー。


若さ故の過ちなんて言っても許されない立場です。


だから、若さ故の過ちというのは、若いうちに経験しておくもんだ!ということでしょうね。

そう、感じられましたねー。


しかし、今の僕から見ると、弓成の甘さしか、見えてこない。

昭子の立場で弓成を見ると、お坊ちゃんにして、敵ですよ。

もう、和解の時は、ないんだろうなー。


いやあ、しかし、あの昭子の電話を切るときの舌打ち・・・素晴らしかったですね。

もう、あの瞬間にやさしかった昭子は、消えたんです。


ということは、これからは、自分に有利で、弓成に不利な発言をドンドン開始していくことになりますね。昭子は。

全面戦争勃発、昭子は正面の敵になるんです。

そして、情報に対する見返りがあったことも、話すんでしょうね。

いやあ、追い詰められますなー。


これもすべて弓成のおごりと甘さによるものなんでしょうねー。

ま、俺偉い病の人間をみたら、関わらないことです。

これが、自分を守る、唯一の方法だと、僕は思いますねー。


しっかし、また、来週までが、ドキドキですねー。

いやあ、来週の日曜日が楽しみです!


ではでは。、

1月30日(知恵者、厩戸皇子だからこそ!)

2012年01月30日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

えー、月曜日ということで、まあ、元気にがんばっていきたいわけですが、

まあ、最近は、デニムの下に履くタイツが手放せません(笑)。

まあ、とにかく暖かくしないと・・・ということで、もう、ほんと、防寒装備バリバリです。

まあ、ゆっくりと春を待ちますかねー。


さて、久しぶりに歴史の話でも、しますかー。


昨日、BSで聖徳太子の話やってましたねー。

まあ、いわゆる、

「聖徳太子については、日本書紀にその記述があるだけで、多くの功績があるが、それをひとりの人物がやったとは、証明できない」

「だから、これは、複数の人物の功績を、ひとりの象徴的な人物を作り上げ、その人物の功績とした・・・のではないか」

という説ですね。


まあ、番組では、いろいろな観点から論じてましたけど、結論的には、

「乙巳の変で、蘇我氏を倒した中大兄皇子と中臣鎌足が、蘇我氏は悪人だったから、とでっちあげたくて、その代わりに、聖徳太子の子を殺した蘇我氏」

「の印象悪くするために、100年前の聖徳太子そのものをスーパーマン化した」

ということでしたけど、まあ、それはそれとして、

「十七条の憲法も、日本書紀を書いた人間の創作ではないか」

という物言いについては、僕は明確に反対の立場です。


というのも、十七条の憲法を読んでいけば、この条文を書くには、仏教道教その他の知識がまず、根底になければ、書けない内容だ、ということがわかるからです。

かなりの知識人でなければ、書けない内容であり、さらに、僕がこの十七条の憲法を重要だと考えている理由は、第一条として、

「和をもって尊しとなす」

をあげているからです。


これは、日本人の最高正義を言い当てているんです。


これを見極められるひとってのは、相当の知識人であり、知恵者でなければ、ならない。


つまり、この仕事を成し遂げられる人間は、限られてくる、ということです。


で、この仕事を成し遂げられる人間であれば、例えば、当時の対中国外交の話も、納得が行くんですね。


まあ、有名な話ですけど、当時、日本が中国に送った書簡は、

「日出処の天子、書を、日没する処の天子にいたす。恙無きや」

なんですけど、これー、僕は考え違いしていたのは、

「日出処、日没する処」

という表現が、仏教書で、東、西という意味を現していた、ということなんですね。


つまり、これを書いた人物は、その仏教書の出典を俺は知っているんだぞ、というアプローチだったりするわけです。


まあ、中国の皇帝は、これくらい知っているだろうということで、ある意味、煬帝は、試されたということです。

当時の日本は、中国に比べれば、東夷そのものだったわけで、

この書簡を送った人間は、

「俺はインテリだけど、おまえ、この出典わかるか?」

とぶちかましてきたというわけで、中国の皇帝はさぞや、

「こいつ、やるな」

と思った、ということになるわけです。


まあ、よく教科書なんかでは、対等外交を狙ったなんて解説がありますが、

今ひとつよくわからなかったんですけど、

「おまえ、これくらいの知識あるか?」

という問いですからね。これ。

だから、

「俺は東夷でもなんでもない。おまえ、これわかるか?」

というメッセージなんですよ。

だから、対等外交になるんですよ。そういう解説がないとだめなんだよねー。


まあ、だいたい外交というのは、当事者がどれくらいの能力を持っているか、それを見切る、という行為が大切になりますから、

この書簡を送った人物は、かなりのやり手だったと想像出来るわけです。


だから、この書簡を送った人物と、「和をもって尊しとなす」を十七条の憲法の第一条に置いた人物は、同程度の知恵者であり、

同一人物と考えても、いいのではないか・・・と僕は考えていますね。


知恵者と知識者は、違うんです。


知識がいくらあろうと、そこから知恵を引き出せなければ、単なるウィキだ、そいつは。

まあ、番組では、多くの渡来人が厩戸皇子に知識を与えたから・・・みたいな話をしていましたが、

結局、知恵者にならないと、知識者を使えませんからね。


だから、僕は、そこのニュアンスが違うと思いましたね。


多くの知識者がいたから、厩戸皇子は多くの業績を残せた・・・そういうニュアンスではなく、

多くの知識者から知識を預かり、そこから知恵を作り出していたからこそ、日出処の天子表現だったり、和をもって尊しとなすをしっかりと言葉に、

出来た・・・それが知恵者、厩戸皇子であり、だからこそ、多くの業績を残せた・・・そう僕は見ますねー。


知識者になんか、なっちゃいけない。常に知恵を作れる人間でないと。


まあ、だから、僕は、聖徳太子はいた、と考えますね。

知恵者になり得た厩戸皇子だからこそ、聖徳の号を得た・・・そういうストーリーだと僕は見ますね。


ま、このあたりは、さらに研究が必要だと思いますがね。


とりあえず、知恵者厩戸皇子だからこそ、というのが、結論かなー。


業績を残せるのは、知恵者です。知識者は、思考しなければ、知恵者になれませんからねー。


そのニュアンスの違いが、大事なんだなーと僕は思いますね。


さて、今日は月曜日。寒いかもしれませんが、がんばりましょう!



ではでは。

「平清盛」「運命のひと」・・・日曜日は楽しい!(今こそ、世界へ!)

2012年01月29日 | ドラマについての小ネタ
いやあ、日曜日はのーんびりとしていていいんですけど、

天気はいいんですが、風が強くて、体感温度がかなりヤバ目なんで、まあ、今日も家でゆっくりしていますー。


しかし、こう、日曜日も過ごし方が変わりましたね。

まあ、この時期は、一年で一番寒いということで、自転車もシーズンオフになってまして、

とりあえずは、立春まではねー・・・ってもうすぐですけど、

ちょっとお休みにしています。


なので、まあ、エアロバイクでね、音楽聞きながら、自転車レースの映像を見ながら、体脂肪燃焼だけはやってますかね。

まあ、つっても、一時間くらいですかねー。

はっきり言って飽きますし、おしり痛くなってきますからねー。


あのー、エアロバイクって、ママチャリみたいに思い切り座りますから、体重がほぼお尻にかかっちゃうんですね。

これ、サイクリスト達が普通に外で乗っている、レーサー用バイクでは、お尻はちょっと重心コントロールの為に載せているだけで、

体重は脚にかかるようになっているわけなので、だから、長時間乗れるという、そういうことになっているわけです。


だから、サイクリストと言っても、それほど、ケツの皮が厚いわけじゃないんですねー。


さて、そんな話もいれつつ、日曜日は最近、「平清盛」「運命のひと」という2大硬派ドラマがありますから、楽しみになりますねー。


「平清盛」

今回は、武家にて初めて殿上人になっちゃって、やっかまれて、襲撃を受けちゃう忠盛さんという、まあ、象徴的なエピですけど、

もう、これが映像化されるということで、今からワクワクしちゃいますねー。

平家と言えば、まず、これが語られるエピでしたから、何年、このエピが映像化されることを待ったんでしょうかねー。


最近は、「坂の上の雲」や「新選組血風録」など、そういう思いを持つ作品が多くて、うれしい悲鳴です。ほんと。


まあ、これ、忠盛さんが機転を効かせて・・・っていう話ですけど、また、楽しめそうですね。

そうか。だから、前回、

「殿上人になるのは、長年の平家の願い」

的なセリフがあったんだな。あれが伏線張りになっていたのねー。いやいや、よく出来てます。


まあ、もちろん、それに対して、どういう公家が敵に周り、源家もどういう手に出るか、そこが楽しみですねー。

まあ、平家の味方と敵がはっきりするのが、今回ということになりますかねー。

まあ、でも、わかりやすいですよね。

「父の青春」「出生の秘密を知る」「挫折」「敵味方明確化」

と来ているわけですからね。

まあ、だから、今日はそこを楽しみにしながら、見ていきたいですねー。



さて、「運命のひと」ですが、これはもう昭和文化を楽しむ、ということですかねー。

こう、男も女も、何か宿命を帯びながら生きているような、そんな正義感やら、希望やら、嫉妬やら、感情がないまぜになっていく物語ですけれど、

なにか、現代の人間とは、息遣いからして、違う感じがして、それがある意味、スパイスになっていて、物語を面白くしていますねー。

まあ、弓成くんもがんばっていますが、やはり、松たか子さんの健気さ演技、それに正反対のベクトルを見せる、真木よう子さんの昭子。

この二人が正反対であれば、正反対な程、物語に凄みが加わってくるんですよねー。

松たか子さんが怖がるだけ怖がり、真木よう子さんが唸るだけ唸れば、もーーーーすごいことになってくると思いますね。

だから、ある意味、この物語は、この女優さん二人にかかっていると言ってもいいんじゃないですかねー。

それくらい、このお二人が物語を盛り上げるキーになっています。


まあ、あとおもしろいのは、本人を容易に想定できる政治家達のあり方ですかねー。


まあ、今太閤と言われた田中元首相が、実際、どうやって力をつけていったか・・・その一端も見られるはずですからねー。

そのあたりも、見られるようで、歴史ドラマとしても、楽しめる。


まあ、このドラマにおける政府の密約が、今現代のこの出来損ないの政治家達が引き起こしている、まあ、数々のひどい問題に比べれば、

「それ、そんなに問題になるー?」

っていう程度の問題なのが、唯一、お笑いどころですけれど、まあ、そういう無粋は言わないことにしましょうかねー。


しかし、松たか子さんと真木よう子さんという、どちらもプロな役者さん達ということで、この二人を見るのが、今から楽しみです。

まあ、あとは武市さんですかね。見るの楽しみなのは。


まあ、これから、どういう風に墜ちていくのか・・・まあ、弓成くんは最初で沖縄で自殺してましたからねー。

ま、そこまでの階段駆け下りドラマ、今から、存分に楽しみにしましょう。


昭和時代の大人達って、今の大人に比べれば、真面目だったような気がしますねー。

時代も、真面目すぎた・・・そのカウンターカルチャーが80年代という、中身のない時代に陥り、バブル崩壊→失われた十年、長い不況の年代ということになっている。

そこにリーマン・ショック、震災・・・なんか、こうやって書いてみると、いろいろな時代は前の時代に関係があるんですね。


この2012年。テレビの向こうでは、いろいろなひとが、時代の終焉みたいなことを言っているけど、僕はそう見ませんね。

僕は今から、2年くらい前、映画「アバター」を記事にした時、

「この映画が世界で受け入れられたということは、今こそ、日本の文化が世界に羽ばたける日が来た、今こそ雄飛の時だ!」

と書きました。


どうです?それが現実になっているじゃないですか?


きゃりーぱみゅぱみゅがヨーロッパで受け、由紀さおりさんが欧米で受け、いや、いろいろな日本文化が世界に日々受け入れられている。

欧米で戦う日本人は、長友を始め、すでに、たくさんいる。


確信的に言いましょう。あれから、時代は変わり始めたんだ!


そして、この現状は、もう、日本人は、日本だけに留まるな、世界で価値を獲得しろ!と僕達日本人に、チャンスをくれていると見なければいけません。


もはや、昭和の時代の価値観ではない。

新しい今の価値観に皆、目覚めなければいけないんだ。


世界に羽ばたくことこそ、新たな日本人達の、新しい姿になっていく。

それが、僕らの新しいストーリーだと、僕は確信していますね。


世界へ、ブレークスルーだ!


以上


ちなみに、アバター 雄飛 っていれると、一番上に出たわ。グーグル(笑)。

大人な女性。

2012年01月29日 | お昼間カフェ
まあ、僕はいろいろなひとに話を聞くのが好きなんですけど、

女性はこう、だいたいガールズトークの内容は、男性である僕には、あまり教えたがらないのが実情です。


ま、お酒の席なんかでは、気持ちよくなっちゃって、ポロリと話が出ちゃうこともありますけど、

まあ、それも、お酒の席ならではの、ハプニングということで、楽しさだったりするわけですけどねー。


まあ、僕は仕事をやっていく上で、なにより大事にしているのは、

「毎朝の気力充実」

なんです。


これが、なによりの大元だと考えているので、そうなるように、毎日考えているわけです。

で、男女のおしゃべりを酒の席でしていると、この超朝の充実度が半端ないということに気づいているわけです。


だから、前の記事で、

「インスタント・ラブを毎日することが、長生きにつながる」

という話は、感覚的にわかる話なんです。


結局は長生きというのは、エネルギー問題だと言えると思うんです。


まあ、僕は、その物質を「いい気持ちのエネルギー」と名付けていますが、

男女間でそれをやりあうと、体内に大きな気力エネルギーを貯め込めるんだと思っているんですね。

だから、おしゃべりより、上のパワーをやりあうインスタント・ラブは、相当なエネルギーをやりあうことになるから、

「そりゃ、長生きにつながるだろ!」

そう見ているわけです。


だって、実際、気に入った男女間で、おしゃべりするだけでも、相当、自分の気持ちが、アゲられるでしょ?

インスタント・ラブなら、更に倍とか、10倍以上とか、そういうクラスになるんじゃないでしょうかねー。


だから、インスタント・ラブでなくても、毎日の、男女間の、おしゃべりってのは、朝の気力充実のために、長生きのために、重要になってくると思っているんですね。

だから、おしゃべりってのは、健康のためって、考えればいいんですよ。


皆さんが、毎日、健康のために、なにかしているんなら、男女間のおしゃべりも、その項目に入れるべきでは、と僕は提案している、ということになりますねー。


でも、実際、女性は、いくつになっても、男性に声をかけて、ドキドキわくわくしていますね?

こう、女性って、結婚して子供を生むあたりから、そのあたり、素敵だなと思う男性に普通に声をかけるようになります。

男性は、割りとこう、気恥ずかしくって、女性に声をかけられない、なんて人もいたりするわけです。


これは、二極分化しますね。見事に。


まあ、社会に出れば、男性が女性に声をかけるなんてのは、会社内の通常業務で普通に求められる。

だから、練習は出来るわけですけど、じゃあ会社以外で、知らない女性に声をかけられるか、というと、

「そんなこと、考えたこともない」

というひとも多いわけです。


でも、男性は浮気をする動物なんです。

もちろん、それを理性が抑えるんですけど、本能が勝ってしまう人間もいたりする。

このあたり、もう、その男性の生き方の美学に関係してくるわけですけど、浮気でなく、インスタント・ラブ程度に抑えておけば、

結果、長生きになるわけですから、そっちの方がいいんじゃないですかね?


それに、女性は素敵だと思う男性に積極的に声をかけてきたりしますからね。

まあ、ある年齢を越えるとですけどね。

であるなら、女性に興味を持たせ、声をかけてきたところを見てとって、その女性とインスタント・ラブを楽しむ・・・というのもありかな。


まあ、それが大人の恋ということになるわけですよ。


精神オンリーの愛、というのかな。

ま、昔の言葉で言う、プラトニック・ラブでしょうか。


でも、それで長生き出来るなら・・・女性はそういうことを経験的に知っている、ということなんじゃないですかねー。


こう、ある程度の年齢を重ねて、大人な女性と話していると、

「やっぱり女性はインスタント・ラブを楽しもうとしているなあ・・・」

と思うことが度々あります。


なんていうのかな、そういう際どい話をわざと持ちだしたり、エッチ系の話に誘導したり、いろいろやりますからねー。女性は。

まあ、そういう話をしているうちになんとなく・・・恋をしているような心持ちになったり、しますからねー。


そういうのを割りと積極的に楽しめるのが、大人な女性、ということになるんでしょうか。


経験的に、そのあたりを楽しむことが、自分の人生の為になる・・・女性は、それを知っている、ということかもしれませんね。


大人の世界は、いろいろなんだなーと、ふと思う、冬の寒い日なのでした。


大人の女性って、おもしろいよねー!


それが結論かな。


ではでは。

1月29日(男女が長生きするために!)

2012年01月29日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

いやあ、日曜日の朝は気分がいーですねー。

昨日は夕方からいとこ夫婦と、アナログゲームなどをやりながら、お酒を楽しみました。

まあ、モノポリーなんか、久しぶりに楽しみましたねー。

まあ、誰が勝ったかは、別にして、なかなか楽しい時間でした。


で、今日も超朝で起きて、仕事なんぞしていたんですけど、

こう、日曜日の朝は、つい、「早く起きた朝は」なんて番組をゆるーい感じで眺めてしまいますねー。

まあ、完全に女性向けの番組なんですけど、こう、女性心理を勉強するには、もう、打って付けの番組です。


まあ、女性の本音が垣間見えるというわけで、だいたい磯野貴理子さんが暴露してくれるわけですよ。

つーか、いつの間に磯野貴理子さんに戻ったんでしょう。一時期、磯野貴理さんだったはずですがー・・・。

まあ、いろいろ悪いことが重なったのかもしれませんねー。

だから、改名って、良し悪しだと思いますね。


で、今日、お話しされたいたのが、

「わたし、最近、ドラマやっているんだけど、私達の年代は、若い世代と一緒にいるのが、エネルギーもらえていいわよね」

という話から入りまして、

「わたし、やっぱり山Pに声かけたくて・・・バームクーヘンを差し入れしてもらっちゃったから、「山P、おいしかった!」って声かけちゃった」

っつー話。

「ああ、女性心理が出てるなあ」

と思いましたね。


まあ、このあたり、絶対の法則カテゴリーでも、まとめていきますが、

女性というのは、まず、男性を見るときに、

「ありだな」「興味なし」

とこの二つの判断があるわけです。

で、

「ありだな」

の男性には、

「恋は女性の毎日のお仕事」

ということで、インスタント・ラブに陥るわけです。

これ、浮気とかそういうものではなくて、女性の本能なんですね。


これー、90歳を越える詩人の女性の方も告白していましたが、

「女性は90歳を超えても、毎日、恋をするものなの・・・あのひとが今日来てくれると聞いて、頬が赤らんじゃうことがあるの」

ということを言っていましたから、

「女性という動物は、死ぬまで、毎日恋をする動物なのである」

ということが言えるんですね。


よく、年齢を重ねた男女を形容する場合、

「女性って元気だよねー。年を取っても」

と言われるじゃないですか。


というか年齢を重ねた女性自身が普通に言っている。


これは、女性が毎日のインスタント・ラブによって、「いい気持ちのエネルギー」を体内に最大発生させているからです。

それが、女性の気力充実を生んでいる。

そのことが、女性の長生きにつながっていると、僕はそう考えていますねー。


例えば、宇野千代さんは多数の恋愛遍歴を誇り、98歳まで生きました。

やっぱり、こういう例があるということは、毎日のインスタント・ラブの充実こそが、女性の長生きにつながるんだと思いますねー。


さて、それに対して、男性は、どうでしょう?

こう、日本人のソフトウェア、武士道には、

「浮気はしちゃならん、ちゃらちゃらするな」

という概念がありますから、結婚したら普通の男性は浮気はしないもの・・・だから、インスタント・ラブすら、浮気だ、としてしない人間が多いです。

というか、奥さんにしあわせ太り戦術をとられ、女性にとって、

「興味なし」

の世界の住人にさせられてしまう・・・だから、インスタント・ラブをしている人間って、その絶対数は、少ないわけです。


まあ、男性というのは、

「仕事の成果をあげること」

と、

「インスタント・ラブ」

から、「いい気持ちのエネルギー」を確保している構図なんですけど、その一方が廃絶させられると、もう、仕事しか残っていないんですね。


で、もしそういう男性が定年退職しちゃったら、どうでしょう?


インスタント・ラブの仕方も忘れちゃっているし、仕事もしないとなるとエネルギーを貰える場所がないんですよ。


だから、定年になるとすぐに元気をなくしちゃう男性も出てくるわけです。


かみさんが病気など亡くなると後を追うように亡くなる現象なんてけっこう多いじゃないですか?


その理由はこのエネルギー問題にあると僕は考えています。



となれば、男性もエネルギーをたーくさん貰って長生きするには、インスタント・ラブをうまく使え!ということになるわけです。


女性が死ぬまでインスタント・ラブをするというのであれば、男性は、死ぬまで、その対象で在り続けるべきなんです。

そして、基本のストーリーは、男性が素敵に存在し、それに惚れる女性、という構図が望ましいわけです。

それが、男女の長生きにつながるわけですから、ぜひ、そういう構図にする必要があるんですねー。


だから、男性は、何歳になっても、女性から見た時に、

「ありだな」

の素敵な男性になっておく必要があるんですねー。


それが結論かな。


ま、そんなことを、「早く起きた朝に」を見ながら、考えていました。

話って、広がるもんですねー。



さ、今日も太陽が登ってきました。

まあ、寒そうではありますが、楽しい一日にしていきましょう!


ではでは。

第三回 サムライ通信 「源平の御曹司」

2012年01月28日 | ゆるちょ!のドラマ・レビュー!
大河ドラマ「平清盛」感想 サムライ通信

「「男性大河ファン」の直感的で素直な感想」

●俺は西海のガードマン!貧しい者の為に俺は働く!え、実は平家に守られてた?ただの赤子?ガーンな清盛さんです!
えー、まあ、他の記事でも書きましたが、今回のテーマは、それぞれの挫折ということで、平清盛もいい気になって正義の味方ごっこをして、
「自分はひとりで生きる強い野良犬」
を実現していたと思ったら、実は平家に守られていた・・・ということを知り、ただの赤子レベルとお父ちゃんに指摘されちゃうという、
非常に分かりやすい、若い時代の挫折・・・というお話です。
もちろん、源氏の御曹司も、北面の武士になる、という夢が実現されずに、挫折を経験するわけですけど、そこには少しあこがれていた清盛の存在が、
絡むということで、これも源氏の御曹司としては、心情的にさらにきついものがある。
平家としても、清盛の存在を苦々しく思う者もいれば、母親も若い頃の清盛の育て方に、ある意味挫折感を感じている。
清盛は、あれ以来、母親の愛情を受け入れなくなっていますからね。三つ子の魂百まで、とは、このことを言うのかもしれません。
そういうことを言えば、清盛の父、忠盛だって、清盛に関していえば、若い頃の過ちであり挫折の象徴みたいなもんですから、
すべての挫折の象徴が清盛の存在ってことになっている。いやあ、すべてのことが、清盛に集中しているわけですから、どんだけ脚本がすごいんだって、
ことになりますねー。

まあ、でも大河ドラマってのは、とにかく、この1~3月期に、若さ故の過ちや挫折ってのが、描かれるのが基本なわけです。

まあ、最初の因縁が大事ですからね。源平の御曹司を描くのには、最初に因縁があるように設定するのは、これは基本中の基本ということになるのでしょう。
「平清盛無くして源義朝なし。源義朝なくして平清盛なし」
と、頼朝さんが言ってましたが、だからこその今回の因縁づくりだったと思いますねー。

しかし、まあ、清盛さん西海で海賊からのガードマンをやってコメを村人に返しているなんて、なんて善人というか、いいひとなんでしょうかねー。
ま、子供の頃や若い頃というのは、そういうわかりやすい善人にあこがれるもんですけど、
「浅知恵で戦う者は浅知恵で逆襲される」
みたいなことを父親に言われてましたねー。まあ、牢破りまでやっちゃうんですから、確かに思考が子供。
「絹でもコメでも何でもやって、役人をどうにかしろ」
という梅雀さんのセリフで、平家が清盛をどういう態度で守ってきたかを一瞬で理解させちゃうんですから、すばらしい脚本だなあと思いますね。

直接的なセリフで説明ばかりだった女性向け大河ドラマとは、こうも違うかと笑ってしまいます。
そうですよ、そういう印象的なセリフをひとつ差し挟むことで、
「ああ、なるほど、裏では平家は、そういうあり方になっていたのねー」
と深読み出来るところが楽しいんです。
それをまあ、ペラペラペラペラ説明口調で説明しないとわからないとは、どういう視聴層なんでしょうねー。

と、去年までの話は、忘れましょう。

つまり、平家としては、御曹司のために、かなりの財産を使ってきた、ということになるわけです。
「俺は強いのら犬になるんだ。王家の犬にはなりたくない」
と息巻いてみても、実は庇護された平家の飼い犬だったということがわかっちゃったんですね。

そして、悲憤した勢いで、源家の御曹司と勝負しても破れてしまう・・・徹底的ですわ。

でもね、徹底的に破れてみて、始めて、自分の生気が戻るというか、落ちるところまで落ちてみて、はじめて湧き上がる力ってのも、あるんですよね。
徹底的にだめになったからこそ、自分のやるべきことが、その瞬間見えてくる。
いろいろなコンプレックスが払拭されて、本当の自分がその時に出てくるんですよね。
これはねー、よくドラマなんがで描かれるけど、体験しないとわからない部分はあると思いますね。

でも、それが今回描かれたんだなー。

しかし、こう、松山ケンイチさんってのは演技にメリハリがあっていいですね。
ほんとに楽しくしているところと、怒っているところ、そして、そこにショボーンが入るから、他が引き立つ。
毎回、ショボーンが入るから、ちょっとおもしろいなあって思っているんですけどね。非常に他の演技が際立ちますねー。
これも脚本の力なんでしょうか。

まあ、でも、北面の武士になった清盛。
鳥羽上皇とも対面のようですから、また、次回も楽しみですねー。

いやいや、ほんと、毎週、日曜が楽しみです。

●くれるお金が我ら公家の血肉!くれるひとに俺はつくす!ただ座ってお辞儀してお願いしても、だめだよ!金くれよ!の家成さんです!
鳥羽上皇が、
「清盛は俺に忠誠を誓えるのか?そのしるしを見せちくり!」
と言った時、しれっと、
「清盛を北面の武士にしたら、いいんじゃね?」
と推薦してましたけど、あれは、平家とのつながりが近い藤原家成さんだからでしょうかねー。
ま、清盛の加冠の役だったしねー。
つーことは、要は自分に有利な工作をしていた、ということで、
源為義さんも、家成さんに頼むのは、筋違いということになりますよね。
というか、平家は、金の匂いがするし、賄賂もバンバン送っているようですが、
どうも、源家は、そういうことはしていないように見えますね。
為義さんが、
「また、寄進のお話か」
とか、嫌味を言ってましたからね。
それに対して、
「いや、おかみに呼ばれたので」
とさらりとかわす忠盛さんは、優雅というか気品がある感じで、いーですねー。
そういうところにも、対比表現をさらりといれているから、奥が深く感じられていーんだよね。
やっぱり大河は、こうでなくちゃ。
ということで、毎回、毎回、キーになってくる公家的公家さん家成さんでした。

●璋子、おまえは俺の気持ち、なんもわからんのか!俺の悲憤ぶりを目の前で見ておきながら!でも・・・の鳥羽さんと璋子さんです!
まあ、璋子さんと鳥羽上皇さまのエピなんですけど、叔父子の言葉が生まれてくるのが、
璋子さんの口からにしたのは、うまいですねー。
こう、璋子さんって、ものすごくそのあたりのまったくわかってなさ加減がおもいきり強調されて、
ちょっとおもしろかったです。このエピは。

つまり、鳥羽上皇の苦しみなんて、全然理解出来てないってことを強調したんですね。

まあ、だから、鳥羽上皇さん顔を真っ赤にして、怒りくるって、退出までされちゃって。
本来、おかみは、感情を表すことさえ慎むらしいんですけど、そんなのどうでもよくなっちゃっているわけですから、
まあ、御上とすれば、そりゃあねえって同情もしたくなりますけれど、脚本が言いたかったのは、
「璋子さんって、こういうひとだから」
ということなんでしょうね。よーくわかりました。

●俺は愛の男!愛のためなら、北面の武士など・・・!でも案外俺現場の指揮官としては、優秀なんだぜ!の佐藤さんです!
えー、僕はこの大河ドラマのキャスティングが発表された時に記事をあげて、
「西行は愛を表現するだろう」
というようなことを書いた記憶があります。
まあ、実際、璋子さんに恋心を持っちゃう役ですし、藤木さんですからねー。

まあ、今回ちょろっと出てましたが、北面の武士役ですから、清盛とも関わっていくわけで、
なんだか楽しくなりそうです。

というか、今回、現場の司令官役みたいのやっていて、ちょっとかっちょよかったですねー。

こう行列を指揮する指揮官・・・手をあげるだけで、行列を止めて・・・みたいなのって、ちょっとかっちょいーんだよねー。

ああいうシーンをたくさん見てみたい・・・ま、清盛も活躍するんだろうけど、そのプロローグ的に見えた、
今回の西行さんでした。うん、こちらも楽しみです。

●大河ドラマと聞けばいつでも参上!汚れ役でも若者でも、結構です!確か昔は大名だった!またも出演、上川鱸丸です!
しかし鱸丸いーですねー。
いやあ、やっぱり、上川隆也さんは、大河にお似合いです。
まあ、現代物でもかっこいいですけど、やっぱりこういう時代劇でこそ光る感じがしますねー。
まあ、汚くて貧乏な役ですけど、のびのびやっているというか、役柄が強調される感じがして、
いーですよね。
まあ、将来的には、平盛国という名前になっていくみたいですから、
清盛の一の家臣みたいになっていくんでしょう。
まあ、今から将来が楽しみです。

●叩き上げの刑事役ならまかせんしゃい!いや今回は部下をまとめる役!現場のことなら俺に任せろ!任せます!の梅雀さんです!
えー、大河ドラマといえば、このひと・・・というつながりでいくと何と言っても、
平家貞役の中村梅雀さんですよねー。
というか、このひとが、家来役でいるとまあ、絵が引き締まるというか、
頼れる感が半端ないわけです。
まあ、これ、毛利元就の時の家臣のまとめ役イメージがあるからなんでしょうけど、
どうもこのひとの顔を見ていると、
「普段は温厚に部下をまとめているが、一朝何かあった時は、真っ先に駆けつける、最も頼れるまとめ役」
みたいなイメージがありますね。
まあ、今回も家臣のまとめ役をやってますけど、やっぱ安心するんですよねー、このひとがいると。
まあ、でも、このひとと言えば、「八代将軍吉宗」の時の吉宗の言葉の出来ないお世継ぎが鮮烈なイメージを放ちましたけど、
まあ、あれから、長い年月が経ちましたからねー。

まあ、なんか現場主義のたたきあげのおっさん的なイメージがありますから、やっぱり、ファーストガンダムで言ったら、
ドレンさんなんでしょねー。

そんなことを感じた、大河ドラマの名優、梅雀さんでした。

●上川さんが大名の時、確か私は濃姫!だけど、もう、清盛が私を受け入れてくれないの!でも、将来和解するから、それまで待ってて!の宗子さんです!
さて、平家にあって紅一点、清盛のお母さん宗子さんなわけですけど、このひとも実は第一話ですでに挫折というか、
やらかしちゃって、そこからずーっと清盛とうまくいかないわけです。
まあ、清盛の人生初の挫折とでも言っていいわけですよ。
「この母は、俺のことを一番に思っていない。というか、愛してさえいない・・・」
子供というのは、無垢に愛情を求めますから、そこは敏感に察してしまうんですよね。
それをやっちまった宗子さんも、実はそこで挫折したことになる。

だから、未だに複雑な思いがあるからこそ、忠正にああ言われて、ああ言わざるを得なくなった、本当は自分の子供を跡継ぎにしたいからこそ、
その本当の気持ちを一生懸命隠している。
それは、清盛が子供の頃に一度見せたことが、こんなに後を引いているからこそ、自戒の念が強くある・・・そういう裏の気持ちが、
表の表現につながっているんですねー。

だから、やさしくしてくれる家盛のことをさらに愛しく感じている宗子さんなんですよね。
そして、それを敏感に見抜いているからこそ、清盛と宗子さんは、お互い激しく傷つけあうんですよ。

そこは深いなあって思いますね。ひとは、こころをいくら隠しても出ちゃうんですよね。いつの間にか。
業ですね。

●「おまえは平家にとってかけがえの無い男なんだ」!大事なことを言葉にした父は確かだ!大人の男なら任せておけ!の中井貴一さんです!
しかし、やっぱり中井貴一さんはいいですねー。
こう忠正あたりが何を言っても、あまり対応しないんですよね。
でも、大事なところでは、清盛を買っている。
「平家にとってかけがえの無い人間だから、おまえは跡取りなんだ」
的なことをしっかりと言ってあげる。

これねー、男子にとって、言葉にしてもらうって大きいですよ。

そしてそれをしっかり知っている父親なんだな。この忠盛っちゅーひとは。
つーかね、これをシナリオとして書いている女性脚本家の力は素晴らしいと思いますね。
男というものの世界をしっかりと知り抜いている。

あの時、清盛はすべてを剥ぎ取られて、それこそ赤子同然だったんですよ。こころがね。

そこに、大人として、
「お前は必要だ。この平家に」
と言ってあげる・・・もちろん、清盛は赤子同然だった事実の方に打ちのめされるんですけど、
後からじわじわ効いてくると思いますね。

まあ、だから、北面の武士任官を受け入れたんだと思いますけど、とにかく、父親忠盛さんの大きさが光りましたねー。今回は。

中井貴一さん、かっちょええ!

●そういや上川さんが大名の時、俺は弟!でも今回はイケメンツートップ!王子様からワイルドさに成長!負けないぜ清盛!の源義朝さんです!
というわけで、清盛の挫折パートナーとしてもフィーチャーされた義朝さんですが、
やっぱりイケメンツートップはいいですねー。
こう、どこか野生的な感じで、いつもの王子様感がなくて、非常にいいですね。
なんか、新しい玉木宏的な一面が見えるような感じがします。

「俺は源氏の方が強いと思っている」

ああいう気負いがいいですねー。というか、平家と源氏の未来をわざわざ暗示させるあのセリフは、
今後のあり方を知っている僕らにうまく作用するわけで、また、義朝にも、魅力が感じられました。
つーか、その義朝の子がナレをやっているのが、また、おもしろくて、
「父は、その顔を清盛に見られたくなかったと言う」
ということは、勝ったのがうれしくて半笑いだったのか、それとも涙してたのか・・・そんなことを考えちゃました。
でも、女性向け大河でこういう主人公とライバルの勝負なんか表現するといかにも青春学園ものライクになるんだけど、
そうでなくて、泥臭くってよかったですね。

しかし、お父さんの為義とか見ていると、
「金ねーんだろうなー。というか、朴訥すぎるかな。貴族的でないよね」
と見えるから、不思議ですが、実際、そうだったんだろうね。

ま、今後荒ぶる義朝をぜひ見てみたいもんです。

今週の喜び
ということで、まあ、全体的には、話の始まりとして、
「若いうちの挫折」
というのを最初に置いた、そんな回でした。

というか、最初に挫折、失敗を置いて、そこから、成長を描くのが成長ストーリーの基本なんですよね。

まず、ネガティブな状況を周囲に配置し、少しずつそれがポジティブに変わっていく・・・それが成長物語ですからねー。
そのネガティブの象徴が清盛ということになっていて、清盛が成長することで、ネガティブも少しずつポジティブに変わっていくということです。
だから、最初からお母さんと清盛が仲良かったら、だめなんですよ。
うまくいっていないからこそ、仲直りした時に感動があるんです。
まあ、そう考えちゃうとつまらないかもしれませんけどね。

でも、どうも今回語られたのは、
「平家は賄賂を使って、うまく立ち回っている」
「源氏は、武家は金で媚を売るのではなく、力だと考えている」
という平家と源氏のソフトウェアの違いを表現していましたね。

為義は明らかに忠盛のあり方を馬鹿にしているんだけど、それは、忠盛のように望みの現実を引き寄せられないから、なんですね。

現実にもそういうひとっているじゃないですか。
他人を馬鹿にすることで、自分のあり方を正当化しようとする人たち。
でも、実際は正当化なんてされないし、ただ嫉妬して、汚い言葉を吐いているに過ぎない。

そういう汚い言葉は、やがて自分の身を滅ぼす・・・そういうことすら、わからないひとたち・・・たーくさんいますよね。

結局は社会なんてものは、どういう手続きをするか、なんだな。

自分がどういう手続きを社会にするか、で、自分の現実は変わってくる。

大学入試に挑戦して突破できれば大学に入学出来る。
大学を卒業すれば、会社に入社出来るパスポートが出来る。
会社にパスポートを提示し、自分の能力を示すことが出来れば、それ相応の会社に入社出来る。
自分の能力を開発し、金を稼ぐチャンネルを作ることが出来れば、脱サラして、自由に稼ぐことが出来るようになる。

すべては、社会に対する手続きです。

平家はそれをしっかりとやっていたに過ぎない。だから、巨万の富を得ることになるんです。

だから、為義ってのは、口だけで能力の伴わない人間の代表!として描かれていますよね。

ただ頼まれるよりは、領地などの寄進を受けた方が、心をより動かすでしょうからね。
つーか、それが公家のあり方であり、血肉なんですよ。それを理解していない無粋な人間、それが為義達、源家として表現されているのかもしれませんね。

僕は中学生の頃、学級委員をやっていましたが、
学級委員的脳では、人生の醍醐味は、味わえません。

そのあたりを表現してくれるのが、この「平清盛」になると思いますね。

魅力的なライバルがいてこそ、大河ドラマは盛り上がるというもんです。

さあ、素直に来週の「平清盛」を楽しみにしましょう。ま、明日なんだけど。

ではでは。

今週のあれ、どうなん?
義朝は、最後、振り返らなかったのは、なぜなん?泣いてたり、しないよねー(笑)。

1月28日(土曜日の朝は、のんびり!)

2012年01月28日 | 毎日のしあわせの為の知恵

おはようございます。

いやあ、やっぱり、土曜日の朝はいーですねー。

こう、なんとなくいい感じの抜け感があって、のーんびりな感じですねー。


まあ、この時期、一年で一番寒い時期ですが、寒い寒いとも言ってられませんからねー。

まあ、さすがにこの時期は自転車はお休みにしているんですけど、

まあ、前向きに、この季節を捉えるのが重要かもしれませんねー。


まあ、でも、この時期、のーんびりと暖かい食事をとるようになりますね。

今日は朝食は、暖かい豆腐のお味噌汁に、鮭を焼いたもの、それにご飯ということで、御新香なんかもパリパリっとしておいしいですね。

暖かいお味噌汁とごはんが一体になったものが、喉を通り抜けていくこの美味しさ、暖かさ、なんとも言えませんねー。

鮭のしょっぱさでご飯をぐいぐいいく感もたまりませんし、そこに海苔の味が効いてきて、お醤油がまたおいしい。

もうね、日本人の喜びを存分に感じながら、朝からご飯、お代わりしちゃいました。

んで、ごちそうさまで、お茶を頂いていると、一口サイズのクリームパンなんかを出してきて、朝からデザート・・・これが甘くておいしいんだなあ。

そして、クリームの甘さに合わせて、朝からアップルティーなんぞ、頂いて・・・いやあ、もう、満足満足です。


なんか、朝からコース料理を頂いたような感じで・・・いやあ、土曜日の朝のほんのちょっとした贅沢な時間という感じですかねー。



しかし、こう、冬をポジティブに過ごすというのは、どうしたら、いいんですかね?

まあ、大学生の頃や、若い頃は、スキーシーズンですから、よく行ったもんですけど、最近はさすがにリスクをあまりとれませんから、

行けてないですねー。

ちゃずさん、スノボ行けているのかなー。まあ、スノボ姉さん、昨年は行けてないとか、いってましたけどねー。


まあ、立春までは、静かに過ごしますかねー。

だいたい、こう、冬の喜びっていうと、女性なんかが、より女性らしいおしゃれを見せてくれるところですかねー。

こう、少し大きめのニットなんか着て、手の先だけ出てるなんて様子を見ると、ちょっとキュンとしちゃう感じがありますね。

赤いコートなんてのも、かわいいですけど、黒で統一感を出して、おしゃれをしている女性というのも、シックでいいですねー。

まあ、いずれにしろ、女性、男性がシックに輝く、それが冬という季節ですかねー。


まあ、結局、ひとと話すのが一番楽しいわけですからね。

ウマが合う人間と楽しくおしゃべりして、楽しい時間を過ごすのが、一番なわけですから、そんな時間を過ごすとしましょうかねー。


つーと、やっぱりこの時期、コタツ蜜柑すか。

いとこ夫婦なんぞ呼んで、だべっているかなー。

お昼は、ノンアルコールビールにピザで楽しみますか。


さあ、楽しい土曜日が始まります。

存分に楽しんで行きましょう。


ではでは。


大人になる、ということ。

2012年01月27日 | お昼間カフェ

先日、とある飲み屋で。


29歳の男性編集者、木杉くんと、30歳の女性編集者、美沢さんと僕という感じで、その時は飲んでいました。

「ゆるちょさんは、仕事柄、女性と話すの得意みたいですけれど、どうやったら、そうなれるんですか?」

と、真面目一筋な感じの木杉くんが、少し酔ったせいか、僕に聞いてきます。

「え?・・・うーん、一言で言って慣れだねー。つまり、失敗を恐れずたくさん女性とお話してきた・・・それでなんとなくコツを掴んだ。そんなところかな」

と、僕もいつもより真面目に話すと、

「そうですか・・・やっぱり経験ですか・・・いやあ、僕はどうも、女性と話すのが苦手で・・・」

と、ビールを飲みながら話す、木杉くんです。

「わたしがいる前で、女性と話すのが苦手なんて言ってしまうなんて・・・そこからして、減点になるわね」

と、木杉くんとは、正反対、少し妖艶さのある美沢さんは、しっとりした雰囲気で赤ワインを飲み干します。

「まあ、まあ、美沢さん・・・彼は真面目だから、美沢さんとうまく話せなくて、すいませんって言っているんだよ。言外に」

と、僕が言うと、

「木杉くんも、こういうところを見習わなきゃ・・・常に女性の気持ちを考えながら、場をやわらかく保つ・・・これが飲みの場でのマナーよ」

と、美沢さんはニッコリと笑いながら、木杉くんに、大人のマナーを教えています。

「は、はあ・・・どうも僕はそういうのが苦手で・・・どうも自分のことで精一杯になってしまうので・・・」

と、こぼす木杉くんです。

「そうねえ・・・木杉くんは、まだ、器が大きくなってないわね・・・でも、もうすぐ、30歳でしょ、木杉くん」

と、美沢さんが言うと、

「まあ、そうなんですけどね・・・僕はまだまだお酒って得意じゃないですし、そういうつきあいも苦手なんですよ・・・」

と、木杉くんが言い訳を言います。

「木杉くん・・・大人になったら、言い訳しては、だめよ・・・結局、自分を鍛えないで、逃げてばかりいるから、ぜんぜん成長してないってことなのよ?それ」

と、少し厳しい言い方をする美沢さんです。

「はあ・・・そういうことになるんですかねー」

と、少し落ち込む木杉くんです。

「それより、ゆるちょさん、そんな静かにしてないで、楽しく飲みましょう」

と、美沢さんはこっちを向いて笑顔で誘ってきます。

「お、おー。いやあ、珍しく真面目な話をしていたから、どんな感じになるのかなーと思って、静かに飲みながら聞いていたのさ」

と、僕は言います。

「ゆるちょさんと飲むの、久しぶりだし・・・また、楽しくしましょう」

と、僕の膝に手を置く美沢さんです。

「そうだな。いや、俺もいつから、こんな風に女性と普通に飲めるようになったのかなーと割と真面目に考えていたのさ」

と、僕が言うと、

「私がゆるちょさんを最初に見た時には・・・まあ、3年前くらいですけど・・・その時は衝撃的でした。だって笑いが止まらなかったもの・・・」

と、美沢さんが言います。

「ああ、あの頃ねー・・・。あの頃は、まだ、美沢さん、元気な女性編集者!って感じだったよね」

と、僕が言うと、

「もう・・・それは言わないで・・・あの頃は、なんにも知らないただの女子だったし・・・」

と遠い目をする美沢さんです。

「そんな頃があったんですか?美沢さんにも?」

と、驚く木杉くんです。

「すごく堅物だったんだぜー。まあ、今の木杉くんほどではなかったけど、それでも、真面目で、男性と話すのはあまり得意でなかったよね」

と、僕が言うと、

「はあ・・・今の美沢さんからは、ちょっと想像出来ないですねー。実際」

と、木杉くんは、少しびっくりしたような表情で妖艶な美沢さんを見ます。

「ひとはいろいろな経験をして、大人になっていくってことよ。経験をするから、成長するのよ」

と、美沢さんはゆっくりと赤ワインを飲み干します。

「マスター、プレッシュヴィータお代わり」

と、美沢さんは赤ワインのお代わりを頼みます。


「当時、わたしにはすごく好きな男性がいたの。作家でね。すっごいモテる男だった・・・自信家で発想は大胆にして緻密、それでいて女心を知り尽くしていた」

と、美沢さんは当時を思い出すように話します。

「彼の手にかかると、女性はすぐ心を蕩かされちゃうの。私はいつも彼の隣で笑顔全開だった・・・だって、本当に楽しいんだもん。毎日毎日、すべての時間が」

と、美沢さんは好きの理由を話しています。

「彼はひとの心を覗く天才だった・・・だから、私が彼に夢中だってことも、しっかりとわかっていたの」

と、美沢さんは遠くを見るような目をして、話しています。

「私は彼とのしあわせな結婚を夢見ていた・・・ちょっと一緒にいるだけでも、こんなに楽しいんだもん。結婚したら、それは、楽しい毎日が続くはずって・・・」

と、美沢さんは、当時見た夢の話をしています。

「でも、彼は・・・自分の能力を理解していた彼は、わたしひとりでは飽きたらなかったのよ・・・もっと自分の能力を使ってみたかった・・・そして」



「で、どうなったんですか、美沢さん」

と木杉くんは、赤ワインを飲み干してから静かになってしまった美沢さんに我慢しきれず、質問します。

「ごめんなさい。彼は破滅したんだと思う・・・ある時、失踪して・・・多額の借金と多数の女性との関係がバレて・・・私なんか、ただ遊ばれていたに過ぎなかった」

と、美沢さんは、赤ワインのお代わりをもう一度頼みながら、質問の答を話します。

「そんなことも、あったね」

と、僕が静かに言うと、

「あの時は、ご心配をおかけしました」

と、静かに頭を下げる美沢さんです。



「そのう・・・好きな男性と別れたことが、その・・・美沢さんが色っぽくなった理由なんですか?」

と、少し大人の経験の貧困な木杉くんは、腫れ物に触るように、美沢さんに質問します。


その質問に、少しキョトンとする美沢さんです。


「ふふ・・・そういう質問をしているようじゃ、まだまだね・・・木杉くん」

と、妖艶に微笑む美沢さんは美しい。

「わたしも、本当の大人の男性に愛されたいって、そう思うようになったのよ・・・当時の自分のあり方を反省したのよ・・・」

と、美沢さんは素直に話してくれます。

「彼は複数の女性を愛していたけど、話を聞いてみたら、わたしなんかとは違う関係性だったの」

と、美沢さんは素直に言います。

「わたしなんかとは、違って、もっともっと濃密な・・・男と女の関係だった」

と、美沢さんは、少し悔しそうに話します。

「男は愛することを強烈に望み、女は抱かれることに歓びを感じていた・・・濃密な愛がそこにはあった。本能からの欲求をお互い満たしあったの」

と美沢さんは、話します。

「私なんか・・・ただ横にいただけだった・・・ただ、埒もないおしゃべりをして笑っていたに過ぎなかった・・・だから」

と、美沢さんは言います。

「だから?」

と木杉くんは聞きます。

「そういう女になってやろうと思ったの・・・私が変わらなければ、相手をしてくれる男も変わらないと思ったのよ」

と、美沢さんは、妖艶になった理由をしっかりと話してくれます。

「わたしは、本能から愛せる、大人の男を探しているの」

と、美沢さんは、どこか遠くで失ったモノを探しているかのようです。


「だから、今日は、ゆるちょさんが来ているって聞いて、ちょっとうれしくなってしまって・・・」

と、美沢さんは、僕の方を見ると、うれしそうに笑顔になります。

「いやあ、木杉くんと打ち上げだったから、女性がいなくて寂しいとは思っていたけどね」

と、僕も返します。

「しかし、あれから、3年か・・・月日の流れるのは速いね・・・」

と僕が続けると、

「あの時、ゆるちょさんがいなかったら、わたし・・・この仕事、辞めていたかも、しれないですからね」

と、美沢さんは話します。

「何か、あったんですか、お二人の間に・・・」

と、木杉くんは少しだけ緊張しながら、言葉を出します。

「事件のあと・・・編集部の皆は、私をそれは腫れ物を扱うように一定の距離を置いていたの・・・その時、ひとりだけ声をかけてくれたのが・・・」

と、美沢さんは言います。

「ゆるちょさんだったんですか?」

と、木杉くんは、そう言いながら、僕を見ます。

「いやあ、綺麗な女の子が、ひとり寂しそうにしていたから、・・・ほら、雨に濡れた子犬ってかわいそうに見えるし・・・ねえ」

と、僕が少し苦笑しながら、話すと、

「それでも、あの時、たくさんいろいろな話を聞いて貰って・・・わたしすっごく助かりました・・・」

と美沢さんが言います。

「そんなことがあったんですかー」

と、木杉くんがつぶやきます。


「自分にとって、本当のしあわせとは、何かを考えて、自分からそれを取りに行け・・・あの時、ゆるちょさんが言ってくれた言葉です」

と、美沢さんは少しだけ酔いながら、僕を見ます。

「そんなこと、言ったかなあ・・・」

と、僕は少しだけ恥ずかしそうに言います。

「わたし、その言葉、今でも大事にしていますから・・・だから、わたし、自分の足で、しあわせを取りに行ってるんです」

と、美沢さんは言います。

「うん。それが最も大事なことだなあ」

と、僕も美沢さんを見ながら、そう言います。


「なるほどなー・・・なんか、わかったような気がしますよ、美沢さん」

と、木杉くんが言います。

「「常に女性の気持ちを考えながら、場をゆるやかに保つ」ってこれ・・・すげー難しいことだって、今、僕にはわかりました・・・」

と、木杉くんが、言います。

「一朝一夕には、出来ませんよ。そんなこと・・・美沢さんクラスの女性を相手に・・・いや、僕にはまだまだ、無理だ・・・いや、5年10年経っても無理かも」

と、木杉くんは、すでに白旗を揚げています。

「でも、ゆるちょさんの言った、慣れってのは、正直、なんとなく、分かりました」

と、木杉くんは話します。

「要は全力でぶつかっていけってことでしょ。女性に全力で」

と、木杉くんはそう言って僕を見ます。


木杉くんは、少しの間、僕を見ながら、僕の返答を待ちます。

その僕を美沢さんも見ます。


「そうだな。女性も男性と同じ人間だ。楽しい時も寂しい時もある。僕は辛い時にひとから声をかけられてほんとに助かった記憶がある。だから・・・」

と、僕は言うと、

「かわいそうな子猫には、声をかけなきゃって思ったのさ」

と、結論的に言います。

「それ、正解でした」

と笑う美沢さんです。


「美しい・・・」

木杉くんは、心の中で、思わず言葉にするのでした。


都会の夜は、更に更けるのでした。


絶対法則第2号「男性とは・・・」

2012年01月27日 | 毎日のしあわせの為の知恵

というわけで、不定期に送る、このカテゴリー。

絶対法則シリーズですが、その第2回をやりましょうか。

ま、ゆるゆると書いていきましょう。


前回、

「女性とは、見た物に最大限説得され、そこから感情を発生させ、行動に移してしまう動物である」

という法則について、話しました。

まあ、これ、子供も同じなんですね。

つまり、女性と子供は、感情性の動物だということなんですよ。

だから、女性と子供に理性を期待しちゃいけない、ということになるわけですね。


まあ、これ、何も女性と子供を蔑視しているのではなく、

そうあらかじめ考えておけば、いくらだも対処可能だし、ゆるやかに生きていけるでしょ?ってことを言っているんです。

子供は感情性の動物だから、しつけが必要である。

だから、その躾の手段は・・・なんてところにも話が進んでいく。

そういう議論の出発点を前へ進ませる為に、こういう絶対法則というのは、あるんですねー。


さて、では、女性と子供が感情性の動物であることがわかったら、今度は、男性ですね。

というか、大人の男性の絶対法則は、何かということに話が進んでいくわけです。


じゃ、絶対法則第2号行きましょうか。


「大人の男性とは、見た物に最大限説得されるが、すぐに中身に疑問を持ち、推理し、理性で持って感情をコントロールし、合理的な精神で持って、行動する動物である」


まあ、女性や子供と違って、大人の男性は、コミュニティの長であることが求められますから、唯一、理性を持っているわけですね。

この理性を持った人間こそ、大人の男性、ということになるわけです。


この理性を持った人間というのは、合理的に行動することで現れますから、リーダーというのは、最低限理性的で在らねばならない、ということになりますねー。


まあ、家族のリーダーですからね。大人の男性ってのは。

だから、最低限これが出来ないと父親失格!ということになるわけです。


だから、男性が自分の大人度を測るとしたら、理性的行動が出来ているかどうか・・・ここが指標になるということになりますねー。


だから、なんでお父さん達は酒を飲むかと言えば・・・普段会社では、この理性をガンガンに働かせながら生きているわけですから、

おとうさん達も疲れるわけです。

特に日本人は、武士道的価値観を未だに持ち続けている・・・つまり日本人のソフトウェアは武士道なんですよ。

だって、小沢議員って、皆に嫌われているでしょ?

あれ、だって、小沢議員は悪代官だって皆思っているからでしょ?


悪代官って・・・時代劇を見る価値観でしょ・・・つまり、武士道的価値観で現代の政治を見ているってことなんですよね。


だから、日本人のソフトウェアが未だに武士道だということを考えれば、おとうさん達は大名家に使える武士と同じ感覚で仕事をしているんです。

だから、いつ何時、上司から仕事を言い渡されてもがんばっちゃう・・・それが武士道の価値観ですからね。


だから、理性を使って仕事をしている時間が長くなるわけです。日本においては。


だから、仕事帰りに一杯・・・なんてことになる。

理性を解き放ち、疲れをとるには、アルコールが一番ですからねー。

それがおとうさん達が酒好きな理由であり、日本においては、大虎が少し大目に見られる理由なんですね。


長く使っている理性を休めている・・・それが酔っぱらいが大目に見られる理由なんですね。


まあ、だから、子供や奥さんも、おとうさんの酔っ払っているところは、あまり見たくないシーンなんです。

なぜなら、理性のない女性や子供は、理性のあるおとうさんを尊敬しているからで、理性のなくなった状態のおとうさんは、そりゃ尊敬できない訳ですからね。


つまり、おとうさんの役割とは、理性によって、家族を率いていくことだ、ということになるんですね。

だから、理性を無くしたおとうさんは、いらないってことになって、まあ、家族の前で酔うのは、ほとほどに・・・ということになるんですねー。


さて、じゃあ、女性は理性がないのに、なぜ、お酒を飲むのでしょう?

これは、普段、感情で生きている女性ですから、その感情をさらに盛り上げちゃう為に飲むわけですよ。

だから、まあ、ここで、こういう話をするのも、なんですが、

普段から、ある男性を好きな女性がいたとします。

その男性がその女性を誘って、お酒を飲んだりして、いい雰囲気にして、盛り上がったりすると、

女性の方が感情的に盛り上がってしまって・・・「好き」というボディランゲージをまあ、出しまくります。

だって、感情が盛り上がっちゃうわけですからねー。

まあ、もしかすると、肉食系女子だったら、告白しちゃうかもしれません。


まあ、だから、女性は感情を盛り上げるために、男性は、理性を休めるために、お酒を飲む、そこを抑えておくことが重要だと思いますね。


「この女の子、俺に気があるみたいだけど・・・」

そう思ったら、一緒にお酒を飲んでみて、相手のボディランゲージをチェックしてみる・・・そうするといいことがあるかもしれませんよ。かなりの確率でねー。


というわけで、いつのまにか、落とし道場みたいな話になってしまいましたが、絶対法則を使えば、ある程度、相手の気持ちというのは、読めるということです。


絶対法則を使って、気持ちよく生きていきましょう!


ではでは。


1月26日(テニス、おもしろいね!)

2012年01月26日 | 毎日のしあわせの為の知恵

おはようございます。

えー、今年最大の寒波が来ているそうで、

いやあ、ま、一年で一番寒い時期ですからねー。

ま、しゃーないっすー。


えー、昨日は、晩酌しながら、久方ぶりにテニスの試合を眺めましてー、

もちろん、錦織圭選手のベスト4をかけた大試合だったわけですけれど、

テニスの試合なんか、真面目に見たのは、もう、ほんと、久しぶりですねー。


まあ、2時間とか、3時間とか、ずーっと見ているというのは、社会に出てからは、あまり時間がとれませんからねー。

ま、ツール・ド・フランスの場合は、メインの趣味なので、楽しんでますけど、自転車以外のスポーツでは、

そういう時間をとってませんねー。


なので、真面目に3時間、テニスの試合を見たのは、ほんと、久しぶりでしたし、まあ、楽しみましたねー。


まあ、テニスの試合、よく見ていたのは、中学生とか、高校生の頃ですかねー。

イワン・レンドルの試合とか、見てましたよ。

僕が当時好きだったテニスの選手は、マニュエラ・マレーバというブルガリアの女性選手でしたけど、

この選手が、普段は笑わずに薄幸の美少女系だったんですねー。

試合に勝った時だけ、ちょろっと笑うという、もう、ギャップ系の選手だったので、

高校生の頃の僕は、おもっそやられてました。

もう、遠い昔の話ですけどねー。


まあ、でも、昨日、錦織圭選手の試合を見て、

「あー、なるほどなー」

と割りと納得して見ることが出来ましたねー。


こう、高校生の頃は、自分の応援している選手が勝たないと不満が残ったもんですけど、

さすがに多くのプロスポーツを見てきた経験があるからか、錦織選手の試合は、まあ、負けてしまったんですけど、

興味深く楽しめましたね。


昨日の試合、やはり、プロ中のプロは、ミスをしないということでしたね。

錦織圭選手は、気負いもあったからか、やはり、ミスが多かった。

例えば、ファーストサービスの確率は、第一セットこそ、錦織選手の確率の方が高かったですが、

第二セット、第三セットと進むうち、精度が格段に落ちました。


それに比べて、相手のマリー選手は、セットが進むごとにファーストサービスの確率が上がり、サービスエースも何本か入っています。

さらに、マリー選手は、ミスショットが、ほとんど、ありませんでした。

正確無比なショットに、厳しいコース。

錦織選手が、セカンドサービスを打つ時には、コートの中で対応して、プレッシャーをかける・・・世界第4位ということは、

それくらいのことが、普通に出来る、ということなんですね。


だから、戦っていると、マレー選手の方にドンドン余裕が生まれ、逆に錦織選手には、プレッシャーがドンドンかかっていく、

まあ、このあたりは、自転車でも同じですけど、プロスポーツというのは、そういうもんなんですね。

それがよーくわかりました。


まあ、それをわかっているから、錦織選手は、早めに攻撃に出ていた。

前に詰めたり、ドロップショットを多用したり、あらゆる攻撃を試みていましたから、かなり楽しめました。

それでも、盤石なマリー選手は、ミスをあまりせずに、逆にリターンエースなんぞをたくさん見せてくれましたから、

ある意味、格の違いを見せつけられた、と言っていいでしょうね。


なにより、錦織選手は、相手のゲームをブレークした後、ことごとく、ブレークされましたからねー。

「本気を出せば、ブレーク出来る」

という自信を、マリー選手は、持っているわけです。


だから、普段の試合では、7割8割の力で戦っているんですね。

そして、ここぞと言うところで、全力を出すから、とりに行ける。


まあ、錦織選手も、

「最近、全力を出さなくても戦えるようになった」

ということでしたから、まだ、道半ば、ということなんでしょう。


だから、こういう試合をたくさん経験し、成長していけば、いい、ということですねー。


でも、随所に錦織圭選手の才能の豊かさ、技の素晴らしさを見せてもらいましたから、

完全にマリー選手にしてやったりの部分がありましたから、今後が本当に楽しみです。


まあ、四大大会は、始まったばかりですから、本当に今後が楽しみです。


でも、久しぶりに真面目にテニスの試合を見ましたが、楽しいスポーツですね。

マリー選手のコーチは、なんと、現役時代を知っている、イワン・レンドル選手でしたから、ちょっと笑ってしまいました。

時は流れたんですね。

というか、四大大会で、日本人の選手の試合を楽しめるとは・・・時代は変わりました。


ま、錦織圭選手、その成長を見守りながら、楽しんでいきましょう。


ほんと、いい時間が来ましたねー。


さて、今日も寒そうですが、しっかりがんばりますかー。

がんばって、いきまっしょい。


ではでは。