「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

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9月30日 朝トレやってきたから・・・貰った、しあわせなご褒美!(人生初!)

2012年09月30日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

今日も、いつも通り、朝は4時半から、90分のウォーキングをこなしてきまして・・・いやあ、シャワー後の冷たい水が美味しいです。

今日はいつもより、温度が高いですね。

まあ、僕は寒さ対策の為に、トレーニングウェアの下に、サイクルウェア用の薄いベルギー製の起毛セーターを着込んでいるんですけど、

今日はちょっと暑かったです。まあ、寒くないからいいんですけど、おかげで、汗もたくさんかいてしまいました。


まあ、気持ちがいいです。ウォーキングハイ・・・朝から気分が充実していますねー。


まあ、しかし、秋ということで、昨日、僕の住んでいる地区では、小学校は運動会でしたねー。

まあ、僕も移動の途中でその風景を見たりしたんですけど、なかなか楽しそうで、見る方も微笑ましかったですねー。

「赤組のみなさん、がんばってください」

なーんてアナウンスを小学生がしてたりするんですけど、あれー、癒されますね。


まあ、ほんと子供が欲しいなあと、最近、素直に思いますが、昨日は午後から暑くなって・・・神様が、子供たちの運動会を祝福していたのかもしれませんねー。


で、僕はというと・・・子供のいない、サイクル仲間達とテニス大会をやっていました。


ま、3回勝てば優勝というダブルスの大会でしたけど・・・まあ、楽しかったですねー。

というか、身体使って戦うってのは、こんなに楽しかったですかねー。

いやあ、テニスも久しぶりだし、どうなることかと思ったんですけどねー。


ま、午前1時間、午後2時間半という感じで、楽しんできましたー。


まあ、最初ウォーミングアップということで、ランニングをするんですけど、僕は高校時代、これがいやでねー(笑)。

「練習の段階で、疲れちゃうじゃん・・・ランニングなんて、どこに意味があるんだ・・・」

なんて愚痴を言ってたもんですけど、昨日は、普通に楽しくてねー。


やっぱり、夏前に比べて5キロダウンというのは、大きいですね。

もう、世界が違う・・・ランニングが普通に楽しいんだもん(笑)。


まあ、なので、こう、丸の内OLの仮名岡ひろみちゃん(26)とダブルス組んだんですけど、このひろみちゃんが、

高校時代から大学まで、まあ、サークル的にテニスをやっていた、ということで、スライスとか決めるんだよねー。

まあ、サーブもうまいし、ひと通り出来るということで、へたっぴばかりの大会でしたから、それが強みになるんですねー。


で、僕はというと、へなちょこサーブに、へなちょこバック・・・もう、相手のコートに入ればいいや・・・というクオリティですから。

でもねー、おもしろいもんで、大学時代、徹底してしごかれた、ボレーが・・・これが身体が覚えていて、

ここぞというところで、おもしろいように、決まりまして・・・あれよあれよという間に2回きっちり勝ちまして・・・決勝戦ですよ。


まあ、決勝戦も、敵も味方もへなちょこ同志がんばったんですけど、ひろみちゃんのスライスがうまいように決まり・・・あとはとにかく徹底してラリー。

まあ、とにかく、拾いまくりましたね。

夏前より5キロ減でしたから、あと一歩、あと二歩が出るんで、とにかく、拾えるだけ拾いまくりました。

で、そのうち、相手が自滅する・・・(笑)。

効果的なひろみちゃんのスライス・・・ここぞでの、僕のボレー・・・まあ、強みがある分、こっちの方が有利に試合を進めることが出来て・・・。


結果、優勝!!!


いやあ、僕もテニスは、たまーにやってきましたけど、ほぼ勝ったことがなかったので、優勝なんて、考えてもいませんでした。

「いやあ、ゆるちょさん、ひたむきにプレーするゆるちょさんを見ていて・・・わたし、ゆるちょさんのこと、ちょっと、好きになっちゃいましたよー」

と、岡ひろみさんにも言われ・・・・いやあ、優勝すると盛り上がりますねー(笑)。


まあ、と言っても、みんな下手っぴだからねー。

でも、優勝というのは、こんなに、気分がいいものかと・・・改めて朝トレやってきて、よかったなーと素直に思いましたねー。


ま、ずっと続けてきたから・・・それに対して、神様から頂いた、ちょっとした祝福かなあと、素直に思いました。


ま、夜は当然飲みで・・・ま、

「岡ひろみちゃんの的確な試合運びと、僕のがむしゃらな、拾いまくり作戦が、よかった。なにより、僕の体重5キロ減が、優勝の大きな理由」

という結論になってましたねー。


まあ、不断の努力をしていると、たまに、こういうご褒美が出て・・・楽しいですねー、人生は。


まあ、でも、学生の頃は、

「お前、運動神経皆無だなあ」

などと言われて、テニスも嫌いでしたけど・・・結局は、軽い身体なら、勝てる!ということがわかり、

「なーんだ、運動神経じゃないじゃん・・・身体が軽けりゃ、なんとかなるんじゃん!」

と、理解することができて、それもよかったなーって感じです。


優勝した時・・・思わず岡ひろみちゃんに抱きつかれまして・・・僕も思わず笑顔で、ハグして、握手しあって・・・さらにハグ・・・ああいう瞬間って楽しいですね。


やっぱ、スポーツって、いいですね。

スポーツマン、スポーツウーマンは、ほんと、さわやかで、いいです。

笑顔笑顔の、楽しい時間が送れましたねー。


ま、いずれにしろ、人生初のテニス・ダブルス優勝ということで、ルンルンな気持ちのゆるちょです。


ほんと、スポーツを楽しめる身体って、いいです。

うーん、楽しいなあと、普通に思えますねー。


昨日、昼に蕎麦屋で食べたカレー丼も美味しかったし・・・にじいろジーンで、ぐっさんがやってたので、早速真似したんですけどね(笑)。

今日もなにか、美味しいものを食べる時間を作りながら、楽しい時間、過ごしちゃいましょう!


秋はいろいろと楽しむ季節です。

みなさんは、秋を楽しんでいますか?


今日もガンガン、楽しんじゃいましょう!


ではでは。

9月29日 秋を楽しめる身体になった?(夏前より5キロダウン!)

2012年09月29日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

土曜日の朝ということで、のーんびり、気分いいですねー。

もちろん、今日も普通に朝トレ・・・まあ、ウォーキング・トレ90分やってきましたけど・・・。

まあ、しれっと、ウォーキング90分なんて書いてますけど、これ、昨年の11月の体重76キロある僕が見たら、卒倒しちゃいますよね(笑)。

あの頃は、歩ける身体じゃなかったですから・・・。


まあ、でも、朝トレ・・・自転車でやるようになって・・・ガンガン体脂肪を燃やすようになって、少しずつ作ってきた身体ですからねー。

まあ、体重が60キロ台前半になって、はじめてウォーキングが出来るようになり・・・それも、最初は5分行って5分戻る・・・みたいな感じから始めたわけですから、

そりゃあ、今はラン・トレなんかもこなせるようになって・・・普通に嬉しいですね。


なにより、自分で作り上げてきた身体ですから・・・嬉しいですねー。

体重は58キロ台、体脂肪率は、16%ですから・・・まあ、作り上げてきた感じですね。


まあ、だから、今の身体の状態では、90分のウォーキングも、楽々出来る!となってるんですね。


まあ、90分って言っても、基本的には、

「あそこまで行って、帰ってくる」

だけのことですからね。何も難しいことはないんですよ。


まあ、でも、それだけのことを毎日欠かさずやるだけで、細身でラン・トレすらこなせる身体が手に入るんですから、楽なもんですよ。


まあ、それに細身になって気づいたんですが、毎日のおしゃれがほんと、楽・・・。

基本、なんでも、成立するので・・・太っている時は、色使いとかいろいろ悩んだもんですけど、

こういう、細身だと、例えば、白デニムに、ピンクのポロシャツなんてのも、この時期、成立しちゃうんです。

まあ、脚全体が細くなりましたから、脚も長く見えるし・・・こう、ルパン三世みたいな感じですかね。

ポップな色使いが似合う・・・というか、むしろ、ポップにした方が似合うんですね。

秋というこの時期だと、くすんだ色系を使いがちじゃないですか・・・でも、そんなのいらない・・・だから、緑のポロシャツとか、ピンクのポロシャツに、

白の細デニムが合うんですねー。

ま、朝は寒いので、パーカー着てますけどね。パーカーの襟元から原色が見える・・・それくらいが、いい感じなんですね。


まあ、そういうポップな格好をしていると、今度は小学生に声をかけられたりして・・・これまた、面白いんですね。

ポップな格好をしているから、若く見えるし、普段、僕はやわらかい表情をしているので、声をかけやすいんでしょう。


先日も、信号待ちしていたら、小学3年生の女の子に挨拶されて・・・まあ、信号待ってたので、いつのまにか、会話していて・・・。

「ねえ、運動会って、いつ、あるの?」

なんて聞いたら、

「今度の土曜日なの・・・」

ということで、

「そうなんだ。どんな競技に出るの?」

と聞いたら、

「男女混合リレー」

ということで、

「へー、玉入れとかじゃないんだー」

って聞いたら、

「玉入れは一年生がやるのー」

ということでした。

そしたら、

「お兄さん、運動会、応援しにきてくれる?」

って、聞かれたので、そこはしれっと、

「俺、土曜日、仕事になりそうだからさー、ごめんねー」

と逃げました。

「そっか。じゃあ、またね、バイバーイ」

と、信号が変わって、その子は、走っていきましたが、

「そーか。小学3年生くらいだと、「またね、バイバーイ」なんだな。別れの言葉が・・・」

と懐かしく感じましたねー。


まあ、ポップな格好をしているからこそ、そういう経験もできる、ということで、

朝トレ効果・・・いろいろなところに出ていますねー。



あ、でも、細身になっておしゃれが楽になったのは、嬉しい限りです。

まあ、体脂肪を溜め込んでいた頃は・・・色使いやデニムの選択なんかも、苦労していましたからねー。

それが、今は、着れば成立しちゃいますから・・・なので、楽です。毎日が。


なので、普段女性からのハッピーエナジーも、たくさん貰うことになって・・・日々しあわせなんですね。


やっぱり、女性は細身の男性を好みますからね。


各所で、

「ゆるちょさん、夏前から、劇的に痩せた・・・すごい、スリム!!・・・・」

と言われて、笑顔を貰えるので、

「俺、やった?」

感がありますね(笑)。


まあ、夏前からすれば、5キロくらいかなー、体脂肪が燃焼したのは・・・。

それって、やっぱり、見た目的には、劇的なんでしょうねー。


まあ、朝トレ効果は抜群!ということでしょうか。


よく医者先生に、

「ゆるちょくん。ほら、老人達を見たまえ・・・皆、膝やら腰を悪くしてるだろ・・・あれは若い頃から体脂肪を溜め込んで膝や腰に負担を長い時間かけてきたからなんだ」

「だから、若いうちに体脂肪は燃やして無くしておきたまえ。出来るだけ若いうちにだぞ!」

と口を酸っぱくして、言われてましたから・・・素直にそれを聞いたことが、よかったかなーって思いますね。


ま、おかげで、秋のおしゃれも、楽しいです。

最近、ユニクロで、大人買いしちゃうことが、多くて・・・。

ほんと、おしゃれって楽しいです。はい。


さて、今日は、サイクル仲間とテニスすることになっているので・・・ヘロヘロ行って楽しんできますかねー。

まあ、これも、走れる身体になったおかげ・・・ほんと、秋を存分に楽しむには、いい身体になりました。

なんか、美味いもん食ってこようかなー。


いい秋の一日を!


ではでは。

僕がサイクリストになった、いくつかの理由(39)

2012年09月28日 | アホな自分
11月下旬の金曜日の夜、タケルはアイリとマキとアミとで、アイリ達の出版社の近くにある、イタリアンレストラン「グラッチェグラッチェ」で、飲んでいた。

「はい、司会者様・・・少し喉が渇いたでしょう?タケルの好きな白ワインよ・・・」

と、アイリは、タケルのワイングラスにイタリアワインの白を注いでいた。

「タケルって、司会、うまいのね」

と、アイリは、笑顔になりながら、タケルに話す。

「うん・・・大学時代に学連で鍛えられたって、話、したろ?美雪ちゃんなんかを、皆の前でいじったりしてたからね・・・自然、人前に出るのが得意になっちゃって」

と、タケルは懐かしそうに話す。

「エイコちゃんの前に、タケルを愛した、超お嬢様だっけ?・・・タケルって、本当に、女性に愛される側なのね」

と、アイリは、満足そうに話す。

「そうだね・・・自分でもなぜだか、よくわからないんだけど・・・ガオにも、言われたよ。「パパは皆に愛されるキャラだから、何も心配するな」って」

と、タケルは笑っている。

「でも、ガオさんの気持ち、わかるな・・・タケルは、皆に愛されているし、何も心配しなくても、自分で成長出来るタイプだし・・・だから愛されるのかもね」

と、アイリ。

「それに、やっぱり、その笑顔よ・・・その笑顔が、女性には、魅力的に映るのよ」

と、アイリは、すかさず、タケルの頬にキス。


「見ーちゃった・・・わたしたちがいないところで、いちゃついてたでしょ!」「もう、アイリはすぐこれよね」

と、トイレ帰りのマキとアミが、登場。

「ふふ・・・タケルが今日はがんばってるから、ご褒美あげてたの」

と、アイリは開き直り。

「ま、そうね・・・今日はタケルくん、司会役だからね」「まあ、仕方ないか、タケルくん、がんばってるし」

と、マキもアミも、好意的な捉え方。

と、二人も白ワインで、喉を湿らせた様子・・・。

「えーと、じゃあ、今度は、私から話すわ」

と、マキが手をあげて、話し始める。

「アイリを友達として見た場合・・・その話よね」

と、マキはタケルに目で確認している。

タケルはコクリと頷いている。

「アイリを友達として見た場合・・・この3人の中ではニュートラルなひとかな、って思う。わたしは姉御役だし、アミは末っ子の自由な感じだし・・・」

と、マキは話す。

「アイリは、わたしとアミの間にいて、いつもニュートラルな位置にいて、二人を的確に動かす、というか・・・司令塔みたいな感じもするわよね」

と、マキ。

「え、わたしが、司令塔?」

と、アイリは疑問。

「うん・・・わたしに甘えたり、アミに自由に言わせたりしてるけど、なんとなく、うまく動かされてるみたいな気がする。本来、私がコントロールしなきゃ、いけないんだけど」

と、マキ。

「でも、わたし、マキに甘えたりしているでしょ?姉御肌のマキに・・・」

と、アイリ。

「うん・・・でも、それも、なんとなく、シナリオを書いているのは、アイリのような気がするのよね・・・なんか、うまーく動かされている感じ・・・だからニュートラルなのよ」

と、マキ。

「ああ、それわかるわ・・・」

と、アミ。

「アイリって、何事にも一生懸命だし、待てる女だけど、いつもちゃんと考えているっていうか・・・まず、アイリが動くから、私たちが動けるって、そういう感じなのよね」

と、アミ。

「わたしも自由奔放に動くけど、実際は、水槽の中を自由に動いているだけで、その水槽を用意したのは、アイリって、そういういう感じ・・・」

と、アミ。

「なんかね、やっぱり、監督さんみたいな感じ・・・わたしたち2人はプレーヤーって感じだもん。でも、だから、うまく行ってるのよね、わたしたち」

と、アミ。

「そうそう・・・だって、いつも、「そろそろ帰る?」って聞くのは、絶対、アイリだし」

と、マキ。

「店を決めるのも、アイリだし、メニュー決めたり、料理頼んだりするのも、アイリ・・・」

と、アミ。

「だから・・・私たちにとっても、世話焼き女房なのよね、アイリって」「そうそう」

と、結論づけるアミとマキ。

「へー、なるほど・・・だから、今のアイリは、僕も含めて、皆の世話焼き女房をやれているから、こんなに輝いているって、そういうことですか」

と、タケルが言うと、

「うんうん」「そうそう」

と、頷くマキとアミ。

「この結論について、アイリはどう思う?」

と、タケルが振ると、

「うーん・・・でも、そうかもしれない・・・わたし、実家でも、父や母の世話を焼いている側だし・・・もちろん、タケルの世話を焼けるのは、とっても楽しいし・・・」

と、アイリ。

「もしかしたら、二人に対しても、世話焼いているのが、楽しいのかもしれない・・・ううん、きっと、楽しいのよ。だから、ついつい世話焼いちゃうんだわ」

と、アイリ。

「それだけ尽くしがいのある人達だから、そういう人達に支えられているから、わたし、今、とってもしあわせなんだと思う」

と、アイリ。

「みんな、ありがとうね」

と、マキとアミ、そして、タケルに言うアイリだった。

マキとアミ、タケルの3人は、なんとなく照れた顔をしていた。


「えー、それでは、最後に・・・アイリを人間として見た時、どうか、という話を・・・」

と、司会役のタケルが話している。

「じゃあ、これも、私から話すね」

と、マキが手をあげる。

「アイリは人間として見た時に・・・しあわせというモノにすごく真面目で繊細だけど、積極的に取りにいくタイプの人間だと思う」

と、マキが言う。

「わたしはどちらかと言うと、受動的というか、男性に告白されるのを待つタイプなの・・・」

と、マキ。

「だから、いい男がいたら、それとなく雰囲気で察してもらって、告白して貰うタイプなのね」

と、マキ。

「だから・・・姉御肌なんだけど・・・そこは男性に弱いタイプで・・・待っちゃうのよね・・・そこが私の欠点だということは、この二人に指摘されているんだけどね」

と、マキ。

と、アミとアイリはマキを見つめながら、静かに、頷いている。

「だから、そこはうらやましいところなの・・・現にタケルくんを自分の彼氏にしているし・・・タケルくんは魅力的なところをたくさん持っているし・・・ね」

と、マキ。

「やっぱり、魅力的な男を積極的に取りにいける女子は、強いし、自分の人生に、真面目なんだと思う。これって決めたらやり抜く意思の強さを持ってるんだと思う」

と、マキ。

「それが、わたしの人間としてのアイリの見方・・・かな・・・」

と、マキは結論を言い抜いている。

「今の意見について、アイリ自身は、どう思うの?」

と、タケルが話している。

「うーん・・・どうかな・・・でも、これって決めたら、意地でもやり抜くってのは、あるかなあ・・・タケルの時はまさにそうだったし・・・」

と、アイリ。

「自分では気づいていなかったけど・・・そういうあたり、強いのかも」

と、苦笑するアイリ。

「うん、やっぱり、強いわ、アイリは」

と、マキ。


「はい!」

と、手をあげるアミ。

「じゃあ、アミさん、どうぞ」

と、タケルがアミに振る。

「私がアイリを人間として見た場合、やはり言いたいのは、大人の女に見せているけど、実は一生懸命なだけの少女の部分があるってことなの」

と、アミは言う。

「アイリって、すごい泣き虫だし・・・すぐ人の感情に感動して、泣いちゃうし、涙もろいし、今もタケルくんのことをはらはらしながら、見てたりするし・・・」

と、アミは言う。

「すっごい真面目な少女で、一生懸命好きなひとのことを考えているだけの、弱い弱い少女の部分・・・それがアイリを見た時に、ある意味、私がハラハラしちゃう部分かな」

と、アミ。

「だって、今もはらはらして、タケルくんこと、見てるでしょ?」

と、アミ。

アイリは微笑みながら、コクリと頷く。

「だもん・・・だから、積極的にしあわせを取りにいける、強い女の部分と、弱い少女の部分が同居しているのが、アイリという人間なんじゃないかしら」

と、アミは、マキの結論と自分の結論も加えて、全体の結論にしている。

「なるほど・・・お二人の意見で、僕自身もアイリという女性をさらに詳しく知ることが出来たような気がします」

と、タケルは立ち上がりながら3人に向かって、話し出す。

「アイリは、女性としては、「真面目な頑張り屋だけど、少女」「大人の女の鏡」というお二人の意見でしたね」

と、タケルは結論を順番に話している。

「友達としては、司令塔とか、監督の役割・・・お二人はプレーヤーという話でしたね・・・で、結論は誰にとっても、世話焼き女房なのが、アイリ・・・そういうことでした」

と、タケルは2番めの結論を話している。

「そして、人間としては、積極的にしあわせを取りにいける強い女でもあり、弱い少女のような女性でもある・・・そういう結論になりました」

と、タケルは、最終的な結論を話している。

「いずれにしても、今日感じられたのは、お二人のアイリへの深い愛・・・そして、それに答えようとしてきたアイリの姿です」

と、タケルは言う。

「僕は今こそ、確信しました。お二人にこんなに愛されているアイリを、ぜひ、しあわせにしなきゃ、いけないと・・・」

と、タケルは言う。息を飲む、アイリとマキとアミ。

「彼氏という立場で、これから、もっともっと、アイリをしあわせにして行かないといけないと強く感じました・・・お二人とも、今日はありがとうございました」

と、タケルがペコリとお辞儀をし、挨拶をすると、アイリも立ち上がり、同じようにお辞儀・・・。


会は、お開きになりました。


帰りのタクシーの中で、マキとアミが話している。

「ねえ、でも、ちょっと見ない間に、タケルくんって、逞しくなったと思わない?司会役のあのうまさ・・・只者じゃないんじゃない?」

と、マキ。

「うん、それもそうだけど・・・わたし、最後の締めのあいさつで、タケルくん、アイリにプロポーズしちゃうんじゃないかと、思ってはらはらしちゃった」

と、アミ。

「あ、そうそう。アイリをぜひしあわせにしないといけないと・・・ってところで、ぜひ結婚したいとか、そういう話になるのかと思って、私も緊張したなー」

と、マキ。

「でも、あれ・・・タケルくん、狙ったのかもね」

と、アミ。

「え、どういうこと?」

と、マキ。

「わざとそういう空気にして、私たちを緊張させて、「彼氏という立場で」って、すぐに落ちをつけてたから・・・あれはタケルくんの司会の腕だな・・・」

と、ニヤリとするアミ。

「そうなのかな・・・」

と、マキ。

「絶対そうよ・・・タケルくん、かわいい顔して、結構やるのよね・・・あれは司会の経験、きっと豊富だわ・・・」

と、うれしがるアミ。

「ますます、好きになっちゃうじゃない、タケルくん・・・」

と、アミはうれしそうにしていた。

「そう・・・でも、ほんと、今日のタケルくんは、逞しかった・・・」

と、マキもポーっとなるのだった。

二人を乗せたタクシーは都会の闇に消えていくのだった。


タケルとアイリもアイリの自宅に向かうタクシーの中だった。

「しかし、アイリって、二人にほんとに愛されてるのな」

と、タケルが話している。

「それはほんとにうれしいことだけど・・・タケルがあんなに司会がうまいなんて・・・ちょっとびっくりしちゃったわ」

と、アイリ。

「たぶん、マキとアミもびっくりしていると思う。だって、短期間で全然印象が変わったと思うもの・・・今日はタケル、男性として、逞しかったわ」

と、アイリ。

「なんか、彼氏として二人に誇れるっていうか・・・今までのタケルも誇れたけど・・・今日は一人の男性として、頼もしかったもの・・・」

と、アイリはタケルの肩に頭を乗せている。

「まあ、司会はね・・・俺経験もあるし、大学時代から鍛錬を積んだから・・・あれくらいは、全然、どうってことないんだよ・・・」

と、タケル。

「それに、仕事でのミーティングだって、僕が引っ張らなきゃいけない役割でもあるから、あれくらいは、毎日やってるんだ。俺だって、八津菱電機の社員なんだぜ」

と、タケル。

「少しは大人なんだ。僕だって」

と、タケルはアイリの肩を抱きながら静かに言う。

「うん、大人になってきた・・・」

と、その手に指を絡ませ、アイリはとろんとした目でタケルを見ている。

「あ、それから、これ・・・今日は俺たちが付き合いだしてから、5ヶ月と18日・・・まあ、もうすぐ6ヶ月を迎えられそうだから、その記念に、花束を持ってきた」

と、紙袋の中にあった、花束をアイリに渡すタケル。

「えーー、ありがとうーーー!!!」

と、アイリは、声がオクターブ上がる程、感激している。

花束はバラを中心に季節の花々が誂えてあり、かすみ草も可憐に添えてある。

「うわー、ほんとに、うれしい・・・何より、タケルが、付き合いだした日を覚えていてくれてるのが、うれしいわ」

と、アイリは心から嬉しそうだ。

「ほんと・・・花束は女性に効果絶大だ・・・イズミの教えてくれた通りだ・・・」

と、タケルは考えている。

「今日はアイリのこともさらに詳しくわかったし・・・イズミの言うとおり、俺の中にアイリを作っていかなきゃ」

と、タケルは密かにうれしがった。


「今日はいい日になったな」

と、タケルが言うと、

「うん!すっごい、いい日!!」

と、満面の笑顔になるアイリだった。


都会の夜は、やさしく更けていくのだった。


つづく

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9月29日 秋の日のタイムトリップ!(エイコちゃん外伝!(笑))

2012年09月28日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

えー、90分のウォーキングという朝トレも終え、熱いシャワーを浴びて、暖かい格好で暖かいミルクティーを頂いて・・・ハチミツの甘さが、

ホッとさせてくれますねー。


まあ、僕自身、朝トレは、

「100歳以上生きる、頑健な身体が欲しい。頑健な足腰が欲しい」

という思いで、やっているので、ガシガシ大地を踏みしめることのできる、軽い身体というのは、ありがてえなって思いますね。


継続は力・・・小学生の頃、教わった大事な言葉ですけど、今更ながらに、不断の努力というのは、結果が付いてくるなあ、と思いますね。


まあ、9月に入って、体重は落ちなくなりましたけど、まあ、体脂肪率16%を達成したので、

ま、来年の3月まで、これをキープですかねー(笑)。

まあ、細身の身体で頑健ってのは、僕的には、理想ですから・・・それが達成出来ていて・・・朝トレが、さらに楽しくなりますねー。


まあ、僕自身、毎日、恋愛小説を書いているんですけど、もう、登場人物の女性になりきってたりするので、

こう、服装なんかも、nissenのホームページなんかで、あれこれ、選んだりしているんですね。


なので、僕はワンピースが好きで、当時つきあっていた女性達も、みーんなワンピースを華麗に着こなす、細身の女性だったこともあって、

「あ、このワンピース、レースで、かわいいから、着たいわ」

という、完全に女性の意識で、ニッセンのホームページで、服装を選んでいますね。


だから、ワンピースって、細身じゃないと、綺麗じゃないんですよね。


だから、僕自身も、そういう女性とバランスが取れるように、細身になっているわけで・・・細身であることの大切さって、そういう女性のおしゃれからも、

わかりますねー。


まあ、昨日、ゆうどきネットワークに、夏木マリさんがゲスト出演されていたんですけど、

東京ガールズコレクションに出演された映像が流れていましたけど、結局60歳という年齢でも、その場に出れるってことは、

体脂肪率を下げているからこそ、細身のボディラインが美しくて、それが夏木マリさんの価値になっている・・・そういう風に見ましたね。


だから、細身なボディラインって、年齢を重ねれば重ねる程、大事になってくる・・・そう思っていますねー。


まあ、僕はやっぱり、美しいモノが好きですから。


女性もワンピースを華麗にまとえるように・・・細身な、美しいボディラインで有って欲しい・・・そう思ってますねー。


ま、こういうことを書くと、リアルライフの女性の友人に愚痴を言われたりするんですけどねー。

「ゆるちょさんは、細身だし、スタイルいいから、いいですけどぉー」

と、絶対に言われるんですけどねー・・・ま、でも、それが素直な思いかなー。


まあ、そんな女性の友人達と話していて、この季節、話題になるのが・・・つーか、いつも話題になってるか(笑)。


「ゆるちょさんって・・・男性って、どういう女性のしぐさにやられると思います?」


という、ある意味、根源的な問い・・・。


まあ、その時、その彼女が、

「あ、そうだ。梨持ってきたんだ・・・ゆるちょさん食べます?じゃあ、ちょっと待っててください。今、剥きますから」

って言って、ナイフを出して梨を剥き始めたんですね。


その時、僕は一瞬タイムスリップしました。遠い昔の、僕の御岳山のハイキングの風景に・・・。


僕は当時、マスター1年で、忙しい夏を過ごした後でした。


8月の20日前後に、情報処理学会の発表があり、研究室の同期では、僕だけが発表をすることになり・・・。

これ絶対、

「あ、夏に発表、誰も計画してなかったなー。ま、ゆるちょにやらせるか。あいつなら、文句言わないだろう」

と思われたことがだだわかりで、ムカつきますよねー。


なので、同期は、楽しく夏休みを過ごしているというのに・・・マスター1年の夏休みくらい、休ませろよ・・・って愚痴ってましたけど、当時。


で、僕は、まったく休みのない7月8月を過ごし・・・8月24日の土曜日の夕方に、やっと時間が出来て、

東小金井駅前のモスバーガーに同期の友人と飯を食いにいったんですねー。


そしたら、そこに、たまたま、美術部の後輩・・・仮名直江くんがいて、

「あ、ゆるちょさん、お久しぶりです。僕、明日、美術部が今渋谷でやっている、学芸大との合同展に顔を出そうと思うんですけど、ゆるちょさんも行きません?」

と誘われて、

「オー明日、たまたま、休みがとれたから・・・ちょうどいい・・・行くかな」

と、言ったのが運だったんですよねー。


その年の夏の唯一の休みですよ。その日曜日。


で、そこに行ったら受付をやっていた女の子が、一年生のエイコちゃんだった・・・そこで出会ったのが縁になり、僕らは、付き合うことになったんですねー。


ま、当時、美術部の同期の友人、仮名吉武くんに、

「極悪人!」

とののしられましたが・・・なにしろ、エイコちゃんは、1年生・・・僕はマスター1年生ですからねー。


ま、相当長く、部には内緒でつきあってたんですが、ある日、工学部の構内で、一緒に歩いているところを仮名吉武くんに見つかりまして・・・。


ま、相当愚痴られましたけど・・・ま、頑張れよって、最後に言われて・・・そういう奴でしたね、あいつも・・・。


で、その秋、僕らは御岳山ハイキングに出かけた・・・。

ちょうど、季節的に、今くらいの時期でしたねー。


まあ、御岳山の上の方に、川が流れているんですけど、その上流に良い感じの風景の場所があって・・・。


彼女がお弁当も作ってきてくれて、これが結構豪華な内容で、

「おまえ、よくこんなに作れたなー」

って言ったら、

「うん。2時に起きたから」

と、けろけろ言うような女の子でしたねー。


ま、そのエイコちゃんが、

「じゃ、デザート!」

と言って、梨を出してきたんですよ。


そして、目の前で剥き始めた・・・その風景を見た瞬間、僕は落ちました・・・。


まあ、もちろん、既に落ちていたんですが・・・その風景を見た時に、僕は、

「この彼女は大切にしなければ。この恋は、大切にしなければ・・・」

と、決意したんですねー。


まあ、そんな遠い昔の風景を・・・目の前で梨を剥いてくれる仮名陽子ちゃんの姿を見て、思い出したんですけどね・・・。


思いを形にする・・・僕はこれって、男女の間においては、とっても大切なことだと思っているんです。


僕自身、いいなと思う女性には、これを必ずやって来ました。

よくやってきたのが・・・なにか会を開いてあげて、最後に花束を渡すこと。


花束を渡した、女性達は、みーんないい笑顔でした。


昨年仲良くなった、駅ビルの19歳のレジ姉ちゃんにも、最後の日に、花束をしっかり渡してきました。

すごくいい笑顔で・・・多分彼女は、大人の男性から、花束を渡されるなんて、人生で初めてだったと思います。

それくらい、いい笑顔で・・・思いを形にするって、ほんとに大切なことだと、僕は強く思っていますね。


目の前の男性の為に、梨を剥いてあげる・・・これも、女性の思いが形になっている・・・そういう行為だと思います。


思いが、ふっと、薫るんですね。


「この目の前の、男性の為に、なにかしてあげたい・・・」


女性の好意が、その思いが見えるんです。

だから、それを、好きな女性にやられると、男たちは、たちまち、落ちる・・・そういうことなんじゃないかと、僕は思いますねー。


あれから、長い年月が流れた・・・僕はいろいろな女性に恋をされて、生きてきました。

各時代・・・その時代を彩ってくれた、多くの女性達・・・彼女達がいてくれたからこそ、僕は少年のような、素直な心のままで、

今でも強く生きていられる・・・ありがたいことです。


本当に、僕は、そういう女性達に感謝の気持ちで一杯ですねー。


でも出会いは、一瞬の出来事で・・・一期一会だなって、今では思います。

たくさんの女性に出会い、恋をされ、恋する目つき、で訴えられ・・・いつしか、遠く離れて・・・また、別の女性と出会う。

その繰り返しだったのが、僕の人生でした。


ま、だから・・・梨を剥いてくれる・・・「この人の為に、何かしてあげたい・・・だって好きだから・・・」・・・そういう好意を大切にしなきゃなあって、

普通に思いますね。


それが、かみさんゲットにも、つながっていくんだろう・・・今はそう思っています。


「男性はさ、好きな女性に、梨を剥かれたり、栗を茹でて持ってきて貰ったり・・・そういう行為に落ちるんだと思うよ・・・」

僕は梨を剥いてくれた、仮名陽子ちゃんに言いました。

「え?じゃあ、ゆるちょさんは、落ちてくれたんですか?」

と笑われましたけど、

「え?それは内緒ー」

と、逃げました。

「またー」

って、さらに、笑われましたけどね。


多くの経験が自分を成長させて行きます。

少年のような、素直な気持ちで、かみさんゲット狙っていきましょう。


さ、今日も秋の日・・・仕事仕事。

がんばって、いきまっしょい!


ではでは。

僕がサイクリストになった、いくつかの理由(38)

2012年09月27日 | アホな自分
11月下旬の金曜日の午後6時半過ぎ・・・アイリとマキとアミは、社の近所にある、イタリアンレストラン「グラッチェグラッチェ」に来ていた。

「ねえ、でも、タケルくんの方から、私たちを誘って貰えるなんて・・・ちょっとうれしいわね」

と、アミ。

「ほんと、4人で飲みたいなんて・・・なんだか、うれしくなっちゃうわね・・・タケルくんはアイリ専用だと思ってたから」

と、マキ。少しはしゃいでいるようだ。

「そうね・・・急にタケルから電話があって・・・なんだか、私たち3人に話を聞きたいようなことを言っていたわ」

と、アイリ。

「まあ、かわいいタケルくんの頼みなら・・・お姉さんは出来るだけのことをしてあげちゃうんだから」

と、ノリノリの表情のアミ。

「あーら、アミは、タケルくんに頼まれたら、どんなことでもしそうだから、こわいわ」

と、マキ。

「まあ、タケルくんが、アイリの恋人のうちは、わたしは手を出さないわよ・・・そうでなくなったら、別だけど」

と、アミ。

「まあ、怖いお姉さまだこと・・・まあ、でも、タケルも大人に成長するためには、こういう手強いお姉さまを相手にした方がいいのかしらねー」

と、アイリ。

「そうね・・・その手助けだったら、本気でお相手するけど・・・ねー、アミ」

と、マキ。

「そうね・・・タケルくんが大人の男になったら、さわやかな男子って感じになるのかなー」

と、アミ。

「ふふ・・・そうね。どんな風になるんだろ・・・ちょっと今からでは予想がつかないけど・・・」

と、アイリ。

女性達が、そんな風に楽しくしゃべっているところに、タケル登場。


「あ、すいません・・・ちょっと丸の内本社での会議が押しちゃって・・・」

と、タケルは紺色のスーツ姿のまま、登場だ。

「うん、なんか、大企業の八津菱電機社員ですって感じで、これもこれで、なかなかいいわね・・・」

と、アミ。

「うん。なんとなく、大人っぽい感じで、いつもとは、また、別の雰囲気ね。タケルくん」

と、マキ。

「そうか、こういう感じ、二人には見せてなかったっけ」

と、アイリ。アイリはもちろん、見慣れた格好だ。

「えーと、じゃあ、タケルはビールにする?わたしたちは、白ワインいこうか?」

と、アイリはテキパキと処理をしている。


「えーと、今日集まって貰ったのは、他でもないんですけど・・・そのー、僕もアイリの為に、早く、大人にならなければいけないということで・・・」

と、タケルは、ビールを一口飲むと、立ち上がってしゃべり始める。

「まずは、お二人から見て、アイリという女性はどう見えているのかということを、教えて欲しくて・・・いいですかね?」

と、タケルはやわらかい表情で続ける。

「女性として、友人として、そして、人間として、アイリをどう見ているのか・・・僕に教えてもらえませんか?」

と、タケルは二人にやわからな表情で、質問する。

「えー・・・女性として、友人として、人間として?・・・そうねえ・・・ちょっと考えさせてね」

と、アミ。

「うーん、改めて考えてみると・・・そうね・・・」

と、マキも考えている。


アイリは、突然、積極的に動き出したタケルの行動に少し驚きつつも、成り行きを静かに見守ることにした。


「じゃあ、わたし、先に、話すわね!」

と、アミが手を上げて笑顔で、タケルに話し始める。

「わたしとマキとアイリは、入社以来の友人なんだけど・・・もう、6年になるかしら・・・その私から見て、アイリは、女性としては、真面目な頑張り屋さんかな」

と、アミは言う。

「真面目な頑張り屋さん・・・まあ、僕もわかるような気がしますが・・・理由を教えて下さい」

と、タケル。

「そうね。理由は・・・タケルくんもわかると思うけど・・・アイリは、好きな相手の為にすっごく尽くすの・・・もちろん、相手って、タケルくんのことよ・・・」

と、アミ。

と、タケルはアイリのことをちらりと見ると、アイリは少し恥ずかしそうな表情をする。

「タケルくんは知っているかどうかわからないけど・・・アイリがタケルくんのことを好きになったのは、もう、3年近く前なのよ・・・タケルくんに初めて会った時」

と、アミ。

「あー・・・それは聞きました・・・まあ、僕は当時は全く気づいていなかったですけど」

と、タケル。

「好きな男が出来た・・・でも、相手には彼女がいるって、泣いたのよ。このアイリが・・・確か、あの時もこの店だったわよね?ね、アイリ」

と、アミ。

「うん、そうだった・・・多分、泣いたのも、この同じ席・・・」

と、少し懐かしそうな表情のアイリ。

「それから、何かある度、タケルくんの話をこのオンナは私たちにするわけ・・・だから、私たちも、いつの間にかタケルくんを知って・・・」

「アイリの話すタケルくんに少し気持ちを持ってたのよ・・・」

と、アミ。

「タケルくんって、マスターを卒業する時の修論、けっこう大変だったんだって?この子、その時もタケルくんのことを、我が身のことのように心配して・・・」

「眠れなかったりしたのよ・・・自分の彼氏でもないのに・・・」

と、アミ。

「え?修論の実験で、3日徹夜した時のこと?」

と、タケルはびっくりしている。

「確かに、あの時、「これから、3日は徹夜だ。それでも終わるかわからない」みたいな話を電話でしたけど・・・その時の話?」

と、タケルはびっくりしている。

「うん・・・わたし、タケルのことが、心配で・・・仕事も手につかなくて・・・」

と、恥ずかしそうにするアイリ。

「そうなのよ・・・この子、ほんとに仕事できなくなっちゃうのよ・・・この子、普段はサクサク仕事をする子で、ほんとに出来る子なのよ」

と、マキは説明する。

「それが・・・いくら心配症だからって、仕事が手につかなくなるって、やりすぎでしょ?」

と、マキ。

「まあ、マキとわたしとで、サポートしたから、事なきを得たけど・・・それくらい純粋なところのある子なのよ。タケルくんには、大人なオンナに見せているけどね・・・」

と、アミ。

「そうだったんだ・・・アイリ、そんなこと、一言も言ってなかったじゃん・・・」

と、タケル。

「さすがにそれは、恥ずかしくて・・・言えなかったわ・・・わたしもまだまだ、子供だってことが、バレちゃうもの・・・」

と、恥ずかしそうに言うアイリ。

「だから、アイリは、今は大人の女に見せているけれど、本当は、かわいい少女のままなの・・・だから、タケルくんも、そこはわかってあげて」

と、アミ。

「真面目ながんばり屋さんだからこそ・・・少女のままなのに、タケルくんの為に、大人な女を演じているの・・・そこを知っていてあげて」

と、アミ。

「だからね、女性としては、わたしは、アイリを尊敬しているし、がんばってるなって、いっつも思ってる。ね、アイリ」

と、アミはやさしく言う。

「ありがと・・・アミはいつもわたしにやさしいもんね」

と、少し涙ぐむアイリ。

「それは、わたしの方が少しだけお姉さんだから・・・お姉さんは妹にはやさしいものよ」

と、アミは言いながら舌をペロリと出す。


「えーと、んじゃあ、私も話すね。わたしはアイリを女性として見た時に、細やかな気配りの出来る大人な女だなって、思ってる」

と、マキが話しだす。

「アミとわたしが、こんな女だからかもしれないけれど、本音ベースのアミとわたしに比べて、アイリはいっつも理性的に動いてくれるの・・・」

と、マキが話す。

「例えば店を予約してくれたり、どのお店に行くか、を決めるのもアイリだし、普段は仕事もテキパキしているし、多分、テキパキ度が一番高いのはアイリなのよね」

と、マキ。

「だから、仕事もサクサクこなすし、編集長の大のお気に入りだし・・・うちの編集長、ショウコ様って言うんだけど、ちょっとひととは違う、洞察力の高いタイプだから・・・」

と、マキは思案顔で言いながら、

「アイリは気に入られるタイプだけど、わたしとアミは、苦手なタイプ・・・それくらいアイリはサクサク仕事をするのよね・・・」

と、マキは言う。

「それに、タイプの違う女性達、男性達に細やかな配慮が出来るから、人ウケがいいし・・・女性からも男性からも愛されるタイプの大人の女よ、アイリは・・・」

と、マキは言う。

「ま、わたしに言わせれば、大人の女の鏡だと思う。アイリは」

と、マキは上手にまとめる。

「ありがとう、マキ・・・ちょっと評価が高すぎるのよ、いっつも、マキは・・・」

と、苦笑いするアイリ。


「なるほど・・・女性としては、アミさんの評価が「真面目な頑張り屋で、実は少女」。マキさんの評価が「細やかな配慮の出来る、大人の女の鏡」・・・深いなアイリは」

と、苦笑するタケル。

「でも、お二人が、アイリのことを本当に愛しているってことが、よーくわかりましたよ・・・」

と、タケル。

「それがわかっただけでも、僕的には、今日お話しして頂いたかいがあったって話ですけど・・・もちろん、まだまだ、話は終りませんよ」

と、タケル。

「じゃ、次、友人として、アイリは皆さんにとって、どんな女性ですか?それを教えてください」

と、タケルは有能な司会者のように振る舞うのだった。


都会の夜は、楽しく更けていった。


つづく

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9月27日 昨日の安倍氏選出で、見えたこと!(大久保利通の知恵!)

2012年09月27日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

いやあ、今朝は寒かったですねー。

まあ、朝4時半に歩き出すんですけど、今日は下に2枚着込んでその上に上着を羽織り・・・それでも、歩き出しは寒かったですねー。

まあ、今年は体脂肪を低めにしてますから、余計、寒さに敏感になっちゃってるんでしょうねー。


まあ、ウォーキング・トレ60分、ラン・トレ30分こなして、熱いシャワーを浴びて、レモンティーにハチミツたっぶり入れて・・・暖まりますねー。

ハチミツの甘さがやさしい・・・レモンのクエン酸が疲れをとってくれますー。


ま、最近、脂肪がガンガン燃焼してくれるおかげで、朝シャワー後に、鏡を見ながら、裸をチェックするんですけど、

くびれがどんどんくびれてきて・・・まあ、女性で言えばワンピースが似合う身体になりましたねー。

まあ、秋から冬なんて、まあ、体脂肪を溜め込んでいる頃は、ボディラインをどう隠すかがテーマになっていて、色使いなんかもいろいろ苦労したもんですけど、

その辺、圧倒的に楽になりましたね。


もう、昨日なんか、ピンクのポロシャツ姿ですから(笑)。まあ、白いデニムに、白いランニングシューズで、赤い紐・・・その程度ですからね。

まあ、朝は寒いんで、白いヨットパーカーを羽織ってますが、まあ、若いファッションが似合う身体なんで、それで十分ですね。


だから、ファッションをいろいろ考えてやってた、体脂肪たくさんの頃に比べ、圧倒的に時間も節約出来て、いいことずくめです。

まあ、デニムも腰履きが出来るようになりましたから・・・というか、ワンサイズ上のデニムを着て決まりますからね。

このファッションテクニックを聞いた時は、体脂肪を溜め込んでいたので、

「そんなことしたら、足が短く見えるだけだ」

と、あきらめていたんですけど、今は、30インチのデニムが超ゆるゆるですから、知らず知らずそんな感じになってますねー。


ま、朝トレやっててよかったなーと、素直に喜んでマス。はい。


さて、今日は政治ネタ行きますか。


昨日、自民党の新総裁に安倍元首相が選出されましたが、政治も日本文化から起こる現象だ、と見ている僕からすれば、なかなかおもしろかったです。


まあ、明治の元勲、大久保利通の知恵が、ここでも上手く使われたなあと思って見てましたけど、

その前に、安倍さんと言えば、

「自民党をぶっ潰す。派閥政治をぶっ潰す。長老支配をぶっ潰す」

と言った小泉元首相の後継者なんですよね。

昨日の選出で、この、

「派閥政治をぶっ潰す、長老支配をぶっ潰す」

を体現して、達成していたことが、新しい自民党の完成ということになって、超おもしろかったです。


だって、まず、この安倍さん、町村派なわけですよ。

その派閥の領袖、町村さんが、総裁選に立候補したのに、

「そんなの関係ねー!」

と言って総裁選に立候補した時点で、派閥政治をぶっ潰しているわけです。


まあ、町村派解体ですよね。


さらに、派閥のオーナー(って何なんだ?)の森元首相・・・このひとはことごとく物事の見えないアホだなあと僕は思ってますが、

「安倍よ、自重しろ。元首相が3位や4位になったら、恥ずかしいだろ。橋本龍太郎の二の舞になるぞ」

と止めたんですが、やっぱり、

「そんなの関係ねー!」

ですからね。まあ、長老支配も破壊しちゃったわけです。


まあ、さらに言えば、決選投票では、安倍さんの圧倒的有利が伝えられていたんですけど、

フタを開けてみたら、派閥支配、長老支配は、まったく出来てなくて、石破さんの票もかなり入っていた・・・長老支配、派閥支配は終了し、

自分でこの先の経済や外交を考えた時に、首相経験のある安倍さんという選択に落ち着いた・・・自分で考える事のできる政治家集団・・・それが新しい自民党ですね。


もうひとつ、特筆したいのが、先に話した、大久保利通の知恵という奴ですけど、

大久保利通が、この議会制民主主義を導入したんですけど、

このひとは、

「日本の国民は、お人好しで騙されやすい。さらに熱くなりやすく先鋭化しやすい。「先鋭化した民意」は政治に取り込んではならない」

「だから、首相は公選制にせず、政治のプロが内外の今後を考えて、首相を選べるよう、議会制民主主義にしよう」

という知恵を出しているんですね。


昨日、まさにそれが起こったじゃないですか。


防衛大臣の経験もある、防衛オタクの石破茂氏に入った160票もの党員票は、まさに、尖閣諸島問題によって、先鋭化した民意だ。


だから、絶対に、取り込んではいけなかったんです。


「先鋭化した民意は、政治に取り込んではならない」

なぜなら、先鋭化した民意により選ばれた人間は、その民意に答えようとするから、結果、落とし所を間違ってしまう可能性が高くなる。

「和をもって尊しとなす」

が最高正義の日本では絶対にやってはいけないことです。


まあ、「先鋭化した民意」とは、よく考えてみれば、それは負のエネルギーそのものですからね。

「負のエネルギーを出す人間は、絶対に、相手にしてはいけない。なぜなら、自分だけでなく、周りも不幸にするから」

「すぐに関係性を断ち切ることこそ、自分のしあわせを守ることにつながる」

ですからね。こんなもの、相手にしてはいけないし、絶対に取り込んではいけないんです。


だから、「先鋭化した民意」をとりこまず、政治のプロが、

「今後の外交安保などを考えた場合、首相としての経験があり、前回失敗している安倍氏なら、身を捨てて日本の最高責任者としての任を全うするだろう」

という判断の元、総裁に選ばれたんです。

もちろん、石破茂氏の温存というのも、ひとつの理由です。

安倍氏と石破氏のツートップ・・・これが、今の自民党の最高の布陣・・・そう自民党員が考えているということで、僕もそう思いますね。


だから、政治というのは、日本の文化を無視しては成り立たないんです。


だから、「先鋭化した民意を政治に取り込んではならない」という大原則を無視した政治は、日本においては、絶対にあり得ない。


まあ、石破氏の党員票を「先鋭化した民意」と読み取らずに、意図的に、

「安倍氏を総裁にしたのは、民意を無視した長老支配、派閥政治の古い自民党だ」

と言うひとは、まあ、政治知識の乏しい、アホです。


そんな人間は、日本の政治を語る資格はない・・・僕はそう思いますね。


まあ、「先鋭化した民意を政治に取り込む」・・・このいい例が、今の民主党を政権与党として選んでしまった・・・この大失敗こそ、

「先鋭化した民意を政治に取り込んだ結果」です。


民主党が与党になった、この3年間で、あらゆる意味で、日本の外交・経済・歴史・・・全部ダメにしてしまった。


まあ、日本の文化を無視して政権与党になった党は、その後どうなったか・・・歴史が教えてくれてます。

社会党・・・ほぼ消えつつある。

日本新党・・・どっかいっちゃった・・・その尻尾が民主党ですが・・・もちろん、何をかいわんやですね。


だから、政治というのは、その国の文化と密接に絡み合うもんなんです。

それを無視したら、消える・・・そういう運命なんです。


だから、「先鋭化した民意を政治に取り込まない」という大前提を無視している、首相公選制を声高に叫ぶ「日本維新の会」は、遠からず消える運命にあります。


日本の文化が、拒否しますからね。


政治とは、その国の文化との戦いなんですよ。

そして、その文化に喜ばれた政治こそ、生き残っていくし、輝くんです。


それこそが、政治のイロハだと、僕は思いますが・・・それわかってないひと、多いんだよね。


ま、とりあえず、僕的に昨日の政治現象を説明してみました。


けっこうおもしろいでしょ?(笑)。


まあ、原理・原則が大事ということです。

それを見誤らなければ、しあわせに生きていけるんですね。


さ、今日もスィーツ食べに行こう!

美人さんと、暖かい紅茶と、スィーツの風景を楽しんで来ましょう!

秋を、存分に、楽しまないと!


ではでは。

僕がサイクリストになった、いくつかの理由(37)

2012年09月26日 | アホな自分
11月下旬の火曜日の夜9時過ぎに、鈴木タケルは、華厳寮203号室にたどり着いた。

「お、パパ、珍しく早いな」

と、ガオ。

「パパ、先に飲んでるよ」

と、真っ赤な顔をしたイズミ。

「おう、飲んでたか・・・俺も疲れたから、仲間にいれてくれ」

と、タケルは、スーツを脱ぐと早速部屋着に着替え、寮内にある、自動販売機で缶ビールを買ってくる。

「かんぱーい」「ういー」「乾杯!」

と、二人は良い感じに酔っている。

「くぅーっつ・・・やっぱり、仕事上がりは、酒だなあ」

と、タケルも、疲れている程、酒が美味しく感じる派だ。

「パパも最近、ほんとに忙しそうだからな」

と、ガオが言ってくれる。

「まあ、関空プロジェクトは今最大負荷だろう」

と、同じシステム屋のイズミは、状況を知っている。

「まあ、ね・・・毎日へろへろになるまでやらなきゃ、工程的にキツイ状況だから」

と、タケルは涼しい顔して話している。

「さすがに、もう慣れたよ。そういう毎日の状況には・・・だから、今日も早く帰ってきたんだ。最近、自分でもいろいろうまくやれるようになったって、普通に思うよ」

と、苦笑するタケル。

「でも、パパ、痩せたよな・・・そういう状況でも、朝のトレーニング、続けてるんだろ」

と、ガオ。

「まあね、これはアイリの為だから・・・仕事とは、別だから」

と、タケルは無邪気に話す。

「パパはそういうところ、律儀だよね」

と、イズミ。

「そう言えばイズミ・・・そのう、俺・・・いつまでも、女性のことに疎いわけにはいかないからさ・・・アイリをしあわせにする為にも・・・」

と、タケルは言い淀む。

「その・・・どうやったら、女性心理に強くなれるかな・・・どうやったら、アイリのして欲しいこととか、瞬時にわかるようになるかな?」

と、タケルはそこが聞きたかったようだ。

「ああ・・・それは俺も是非聞きたいところだな・・・藍ちゃんの為にも・・・俺もパパと同じ気分だ」

と、ガオは缶ビールを飲みながら、乗り出してくる。

「ああ・・・そうだな。二人共、さすがにもう、女性に疎いなんて言ってちゃ、彼女に申し訳なくなってくるもんな・・・うん、そうだな・・・」

と、イズミは真面目に右上を見上げながら、どう説明するか、考えている。

「まず、女性には理性がない・・・そう思うことだな。女性というのは、男性から見ると、ほぼ理性がないように見える。だから、感情のままに行動する。そこがキモ」

と、イズミはズバリ、キモの話から、してくる。

「だから、ガオやパパみたいに、女性に既に恋されているのなら、パパというか、父親の視点で、女性を見てあげることだね・・・女性って、いくつになっても、少女の心のままだから」

と、イズミ。

「えーと、具体的に言うと、5,6歳の少女を相手にしているような感じで、対応すりゃあ、いいってことか?」

と、ガオ。

「そうそう。5,6歳の少女をあやす時って、相手が何をして欲しいか、いろいろ質問しながら、考えるだろ?それと同じことをすればいいんだよ」

と、イズミ。

「じゃあ、何、俺の場合、アイリに、何がして欲しいか、聞けばいいってこと?」

と、タケル。

「違う違う・・・直接聞くのは最後の手段だよ。まあ、それが使えるのは、エッチの時に、どうして欲しいか聞く時くらい、相手が心を開いている時だけ・・・」

と、イズミはわかりやすい駄目だし。

「それはさ、普段から、アイリさんや藍ちゃんに接しているんだから、彼女がどう考えて、何を欲しているか、直接的に質問せずに、間接的にわかるようにしないといけない」

と、イズミ。

「つまりさ、自分の中に、もうひとりのアイリさんや、藍ちゃんを作っちゃうんだよ」

と、イズミ。

タケルとガオは、「??」という目だ。

「つまり、アイリさんや藍ちゃんの趣味やら行動から、自分の中のアイリさんや藍ちゃんを作っちゃうんだ。アイリさんなら、こういう時はこう考える。藍ちゃんなら、こう考える」

「そういうのを、たくさん繰り返して、「ああ、アイリなら、こういう時絶対こう考えている。だから、これを欲しがっているはずだ」的にね、わかるようにするわけ」

と、イズミが説明してくれる。

「それは、つまり、相手に、直接的に質問しないで、でも、雰囲気とかで、相手の真意を見抜いて、自分の中にデータベース化しておくって、そういうことかな?」

と、システムエンジニアのタケル。

「そういうこと・・・例えば、女性は花束を渡すとすごい効果があるけれど・・・それをやってみるんだよ。アイリさんなら、どういう表情をするか。それで確認する」

と、イズミ。

「ガオだって、藍ちゃんとサーフィンをやっている時に、どんな表情しているか、わかるだろ。そう。表情だけで、相手の感情をまず、読み取れるようにするんだ」

と、イズミ。

「だいたい、女性ってのは、目で語る。目が笑うというのは、女性が最高にいい感情を持っている時だ。だから、いろいろなことをやって、目が笑う時を確認すること」

と、イズミ。

「えーと、花を贈る以外に、女性を喜ばせる方法って、具体的にどんなものがあるんだ?」

と、ガオは真面目にメモまでとっている。

「まあ、自分が笑顔を贈ること。自分に恋している女性なら、これが最高の贈り物だな。次に、甘いものをおごってやることかな。あとは一緒に食事したり・・・」

と、イズミ。

「まあ、女性ってのは、好きな男子に、「わたし、何かしてあげたい」って、思うから、何かを頼むのも、相手を喜ばせることにつながるね」

と、イズミ。

「例えば簡単なところでは、道を聞いたり、ね・・・僕はよくやる手だけど、気になり始めた女性にこんな手も使える。つーか、街でやるナンパ方法のひとつだよ。古典的だけど」

と、イズミ。

「学生の頃だったら「お弁当作ってきて」なんて頼むのも手。まあ、レジの女の子が、自分にだけ、いろいろ気を使い始めたら、十中八九、自分に気があると考えていい」

と、イズミは、とにかく経験が豊富だ。

「とにかく、何か頼むってのは、高等な作戦だね。相手の女性が、自分に好意を持っていたら、喜んでいろいろやってくれる」

と、イズミ。

「だから、ガオやパパの立場だったら「エッチしようよ」なんて言葉も相当な媚薬になると言うわけさ。興奮剤だな。まあ、女性はエッチ好きだからね、普通に」

と、しれっと笑うイズミ。

「だから、女性の気分を上々にさせて、何か頼むのが上策だな・・・そういう経験をしながら、相手の女性が何を好み、どういう表情の時に、最高な感情になっているか、見極める」

と、イズミ。

「そうやって、データベース化していくのさ。自分の中に、アイリさんや藍ちゃんが出来るくらい・・・つまり自分の中におんなの部分が出来るくらいやれば、最高だな」

と、結論的に言う、イズミ。

「なるほど・・・要は、俺はアイリの立場に立って毎回考えるようにすればいいってことね?」

と、タケル。

「ほう・・・それなら、俺は藍ちゃんの立場に立って、すべてのことを考えていけば、おのずと藍ちゃんは喜んでくれる・・・そういうことか」

と、ガオ。

「うん。あとは、実際にやるだけさ・・・常に自分のしたいことでなく、アイリさんや藍ちゃんのしたいことが、何かを考えて、行動することだね。男としては」

と、さらに結論的に言うイズミ。

「なるほどな・・・」「ほおーーーー」

と、タケルもガオも、イズミの深い女性への知識に脱帽だ。

「自分の中に、アイリそのものを作っちゃうってことか・・・それが出来れば、アイリが何を考えているか、たちどころに分かる・・・そういうことね?」

と、タケル。

「うん。女性の気持ちになってみることが、大事なんだよ。女性って、男性とほぼ真反対と考えていい・・・男性は行動的で、競争を好み、外に出たがる・・・」

と、イズミ。

「しかし、女性は、受動的で、仲良くすることを好み、家でのんびりしたがる・・・な、真逆だろ」

と、イズミ。

「だから、まず、女性というものを知ることだな。アイリさんや、藍ちゃんを通じて・・・あるいは、いろいろな女性とおしゃべりするのもいい・・・そうやって女性心理を探るんだ」

と、イズミ。

「ああ、わかった・・・それがアイリのしあわせにつながるんだったら、やるさ」

と、タケル。

「そうだな・・・藍ちゃんのしあわせにつながるんなら、俺もやってみよう・・・まあ、サーフィンやっていると、女性としゃべる機会は案外あるからな」

と、ガオ。

「うん。そうだね・・・僕もアイリのつながりで、いろいろな女性とお知り合いになりそうだし・・・やってみよう」

と、タケル。

イズミは、そんなふたりを満足そうに眺めるのだった。


「しかし、ほんと、イズミは女性経験が豊富で・・・まあ、それが役に立ったということになるかな、今回は」

と、美味そうに赤ワインを飲むガオ。

「いやあ、でも、経験って、素晴らしいな・・・俺も、アイリを通して、いろいろな経験を積んでいくよ。イズミ」

と、白ワインを飲んで赤くなっているタケル。

「まあ、男にすれば、オンナってのは、理解すれば、理解するほど、楽しいことが増えるもの・・・法則性さえわかってしまえば、こんな簡単なシステムはないよ」

と、イズミは、白ワインに相当赤くなっていた。


鎌倉の熱い夜は、さらに熱くなっていった。


つづく

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9月26日 秋は味覚を楽しむ季節です!(今日の酒の肴は・・・!)

2012年09月26日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

いやあ、朝から気持ちがいいですねー。

90分のウォーキング・トレをこなして来まして、まあ、この時期、身体が冷えますから、

熱いシャワーを十分浴びて、身体を温めてから、熱い紅茶に、たっぷりのハチミツをいれて、頂くこの美味しさ・・・朝から堪えられません。


まあ、僕的には、この朝の涼しさを90分味わうっていうのは、身体が寒さにまず備えることが出来て、いいな!って思いますね。

まあ、この時期は、昼間は暖かいじゃないですか。30度近く行くわけですから。

でも、朝一は、涼しい・・・ここを体感しているので、早めに身体が寒さに慣れる・・・だから、季節が進んでいっても、

体調を崩すことがないなーと思っています。


むしろ、昼間の温度に身体が慣れていると、温度がどんどん下がっていきますから、身体がその変化に追いつけずに、

体調を崩す元になったりしますからねー。


だから、朝トレは、身体にいいなあって、完全に自画自賛していますねー(笑)。


まあ、しかし、この季節・・・秋は、甘さを満喫する季節ですねー。


昨日、栗が食べたいと書いたら、まあ、各所で、栗を頂きまして-。

ねえ。いやあ、かわいい女性や美しい女性はやさしいですからね。

「ゆるちょさん、栗、食べたいんでしょー。剥いておきましたから!」

なーんて、美人な女性に、各所で言われまして・・・いやあ、最近、楽しく生きてるなー、俺(笑)。


まあ、とにかく、栗を美味しく頂きまして、甘い栗とお茶・・・黄金コンビでしたねー。


まあ、栗の甘さってのは、独特だし、この季節にまあ、美味しい・・・やっぱり季節のモノを愛でるのは、楽しいですねー。


まあ、昨日は、3時のお茶しに行ったら、梨のコンポートなんてのも、楽しめましたから、

これも、美味しかったですねー。


まあ、この季節、甘さを満喫してますね。そういう季節なんだな。


まあ、先日、女の子達とデパ地下覗いたら、焼き芋が売ってまして・・・まあ、いろいろな種類があるんですね。

まあ、僕は鹿児島産のさつまいもをチョイスしましたけど・・・これまた、甘みが豊かでねー。美味しかったですよー。


まあ、しかし、女の子は、焼き芋に目がありませんねー。


まあ、2,3個食べそうな勢いでしたけど、まあ、ちょっとシェアしあったりして、いろいろ味を楽しみました。

いやあ、いろいろな甘みがありますねー・・・ほんと、秋になってから、甘みを楽しむ季節になっています。


まあ、と言っても、僕はお酒を飲む人なので、塩っぱいモノも大好き・・・なので、お煎餅と甘いものを交互に食べたりするんですが、

これが、辞められなくなってくるのね・・・いやいや、差し入れに貰ったお煎餅が美味しくてね・・・お茶飲んだりすると辞められないでしょう・・・。

なので、最近は、お煎餅の消費も多くなり・・・スィーツも毎日のように食べて・・・もう、絶対朝トレ辞められません(笑)。


やっぱ、体脂肪を溜め込む季節なんですよ・・・秋は・・・。


まあ、だから、毎日、ほんとに、美味しいものを食べられて・・・しあわせを感じてますねー。


モノが美味しい季節ってのは、普通にしあわせを感じます。


昨日は、晩酌で秋鮭を焼いたんですけど・・・脂がトロンと乗っていて、これまた、美味しかったですねー。

ほっぺたが落ちそうな位、甘さもあって・・・それが焼酎水割りに合うんだな、これが・・・いやあ、美味しかったなー。


もうね、最近、昼間から、晩酌の酒の肴をどうするか、考えていますからね。


やっぱり、秋独特の味覚を日々味わいたい・・・そういう願いが毎日あるので・・・まあ、晩酌の場合は、帰りにスーパーによって、

魚を眺めたりして、決めるんですけどね・・・いやあ、魚もいろいろあって、迷っちゃいますね。


まあ、さんまなんかも美味しい季節ですし、いかなんか捌いても美味しいし・・・キモ焼きなんか美味しいんだよねー。

こう、アルミホイルでキモをホイル焼きして・・・そこに、焼いたゲソをつけて食べる・・・うーん、コクがあって、美味いんだなーこれが。


シジミなんてのも、美味しくなってきますよね。

僕はシジミ汁が大好物なので、酒の肴にして、食べたりして・・・これがコク味があって、美味いんだなあ・・・。


もちろん、貝と言えば、僕的には、牡蠣にトドメを差します。

もちろん、昨日も牡蠣を生で・・・ポン酢で頂きましたけど、これが、美味しいんだ・・・トロンとしていて・・・苦味がなんとも美味しくてねー。


まあ、でも、寒くなってくるこの季節・・・やはり野菜では、大根にトドメを差しますかねー。


こう、大根を5分の1くらい切って・・・まあ、水をいれて炊くわけですけど、20分くらい炊いて・・・これを出してきて、

鯛味噌をのっけて、ハフハフいいながら、はしで切り崩していきながら、少しずつ食べていく・・・まあ、風呂吹き大根ですけど、

大根独特の清浄な味が鯛味噌と合ってねー・・・いやあ、日本に生まれて、日本に住んでいて、よかったなーって味ですよねー。


まあ、大根と言えば、僕は最近は、赤味噌仕立てで、豆板醤を効かせた鍋を晩酌ではやるんですが、もちろん、大根も入ってるんですが、

これが、次の日の朝・・・残りの鍋が・・・特に大根が、味が染みてて、まあ、美味い。


朝、これを温めて、真っ白い炊きたての御飯・・・まあ、新米ですね。それの上に、この味の染みた温かい大根を乗せて、食べると・・・、

まあ、朝からどっか飛んでいきそうなくらい、美味いですねー。身体も温まるし・・・豆板醤が染みてて美味いんだなあ。


いやあ、大根は、秋冬の野菜の王様ですねー。


もう、すっかり朝から頭の中は、晩酌の肴で、一杯・・・そういえば、お茶している時、よく女の子と酒の肴の話してますねー。


「わたしは、この時期は、きのこ類が大好きなので、椎茸でしょー、えのきでしょー、舞茸でしょー、しめじでしょー、エリンギでしょー」

「そういうものを全部鍋にいれて・・・煮込むと、きのこ独特のダシが出て、美味しいのよー」


なんて女の子が言ってましたねー。


確かに、この時期、きのこ類の鍋は外せませんねー。


いやあ、松茸なんかも、美味しいんですけどね・・・お高くて手が出せません。はい。


そういえば、昔、エイコが仙台の駅弁買ってきてくれて、鮭の親子飯という・・・秋鮭といくらが入った炊き込みご飯・・・これも、秋は美味しいよねー。

作るかな、今日・・・いくら、ちょい多めで・・・秋鮭じゅうじゅう焼いて・・・ああ、よだれが・・・(笑)。


まあ、口が庶民ですから、そんなもんで、十分です。


まあ、しかし、ほんと、秋は味覚の秋です。

まあ、体脂肪を溜め込まないようにしながら・・・美味しいものを存分に楽しんでいきますかねー。


いやあ、日本の秋は、いいなあ・・・。


かぼちゃもこの時期、美味しくてね・・・今日は3時は、パンプキンパイ食べに行こう。

誰か一緒に行こう!

と、また、ここに書いておく・・・と、いろいろいいんだなあ。


なんか、最近、生き方も変わってきた、ゆるちょでした。

皆さん、秋の味覚楽しんでますか!

かぼちゃプリンも美味そうだなあ・・・あ、終わらないぞ、これじゃあ。


秋を楽しく、生きて行きましょう!


ではでは。

僕がサイクリストになった、いくつかの理由(36)

2012年09月25日 | アホな自分
「それで、朝から、自分でしちゃったわけ・・・」

と、マキは呆れるように話す。

「ま、その気持ちは、わからないでも、ないけどねー」

と、アミは少しニヤリとしながら、話している。


月曜日の夜、マキとアミは、アイリのマンションに遊びに来ていた。


「でも、アイリ・・・この週末はタケルくんにたくさんしてもらったんでしょう?何回くらい?」

と、マキが聞く。女性同士のガールズトークは、辛辣だ。

「えーと、どうだったかな・・・ちょっと数え切れない、かな」

と、アイリは笑う。

「タケルくん、若いしねー・・・アイリも女性として魅力的だし、スタイル抜群だもん・・・細身でバスト大きくて、くびれてて・・・」

と、アミはため息をつきながら言う。

「そうねー・・・まあ、タケルくんくらい若くて少年系だと、一日中相手してても、いいって思っちゃうものねー」

と、マキも言う。

「なんか、タケルの・・・あの少年のような笑顔を見ていると・・・つい、やさしくしてあげたくなっちゃうのよね・・・」

と、アイリは言う。

「だって、一週間、ほとんど寝てなかったんでしょ、タケルくん・・・アイリとの時間を作るために・・・」

と、アミは言う。

「それを聞いたら・・・それは、やさしくしないわけには、いかないわね・・・アイリも・・・」

と、マキが言う。

「うん・・・だから、出来るだけタケルのしたいように、させてあげようと思って・・・」

と、アイリが何かを思い出すように話す。

「で、夜も昼も朝も・・・って、そんな感じだったの?」

と、アミ。

「ううん。お昼は、ショッピングしたり、ご飯食べたり・・・好きに過ごしたわ・・・」

と、アイリ。

「そうね。わたしたちとも、土曜日のお昼、一緒だったし・・・あの朝の電話、アイリ、タケルくんと朝してから、かけてきたでしょ?」

と、マキ。

「それ、わたしも思った・・・まあ、そういうことだろうなって、電話の途中から気がついてたわよ」

と、アミ。

「まあ、そういうことは、絶対、後でツッコまれるとは、思ってたけど・・・ね」

と、ニコリとするアイリ。

「まあ、いいわ・・・なんとなく、言葉が弾んでたもん、アイリ」

と、マキ。

「そう・・・だから、「ああ、タケルくんと楽しんだ直後だな」って、すーぐわかったわ」

と、アミ。

「そんなにわかりやすかったかなー、わたし・・・」

と、苦笑するアイリ。

「うん、わかりやすかった」「だってアイリだもん。わかりやすいのが、アイリ」

と、マキもアミも口を合わせている。

「でもさー、アイリ、綺麗になったわ。いつもより、さらに・・・」

と、マキが言う。

「うん、それはほんとね・・・なんていうのかな、つっかえがとれたっていうか・・・人生楽しんでいる!って感じかな」

と、アミも指摘する。

「なあに・・・急に、おだてたりして・・・赤ワイン、もう一本持ってくるわ」

と、本当に赤ワインをとってくるアイリ。

「まあ、そういう為に言ったんじゃないけど・・・ああ、ありがと・・・でも、やっぱり、若い子に尽くせるって、女冥利に尽きるんだろうなって、そう思ってね」

と、マキ。

「うん。人生に新しい目標が出来て・・・それに邁進しているって感じよね、アイリは」

と、アミも、けっこう赤ワインを飲んでいる。

「そうね・・・ほんと、タケルが恋人になってくれてから・・・わたし強くなったし、彼のためなら、なんでも出来るって・・・ちょっと今スーパーウーマンな感じなの、私」

と、アイリも赤ワインを飲みながら、言う。

「早朝から走っているし、和食の勉強も始めたし、彼の身体の為にカロリー計算なんかも出来るようになってきたし・・・彼の為なら、なんでもできちゃう感じ・・・」

と、少し赤くなりながら言う、アイリ。

「ふうん・・・タケルくんのためなら、朝でも夜でも、相手出来るし?」

と、アミ。

「四十八手だっけ?あれ、全部出来るようになったり?」

と、マキ。

「もう、すぐ、その話なんだから・・・」

と、アイリも笑っている。

「でもさ、彼と一緒に過ごしていて、やっぱり、そこがお互い楽しめないと・・・大事なことじゃない・・・それって」

と、マキ。

「そうね・・・人間かっこつけてても、男女でいて、一番楽しいのは、あの瞬間だもの・・・愛しさを精一杯表現出来るのは、あの瞬間でしょう?」

と、アミ。

「うん。それは、わかっているつもり・・・だから、タケルには、精一杯気持ちよく感じてもらおうと・・・それは思っているわね」

と、アイリ。

「そりゃそうよ・・・そのためにタケルくん、一週間がんばったんだから・・・それはねー」

と、マキはアミに話しかける。

「そうそう。タケルくん若いし・・・アイリとのあれの瞬間を夢見て、一週間がんばったのかもよー」

と、アミもおどける。

「ふふ。それはわかってるわよー、わたしだって・・・だから、数え切れないくらい、したんじゃない・・・」

と、アイリ。

「ま、わたしたちが、言う話でも、なかったみたいねー」「心配して、無駄だったか」

と、マキとアミ。

「でも、タケルくん、思ったより、かわいい少年だったわねー」

と、マキ。

「うん、少年少年してた・・・」

と、アミ。

「二人とも、ごちそうに見えてたんじゃ、ないでしょうねー」

と、アイリがツッコミを入れると、

「私的には、ドストライク」「私的には、ごちそうそのもの」

と、マキもアミも否定しない。

「だから、4人で温泉行こうっていったんじゃなーい」

と、マキ。

「そうね。そういうことになるわよねー」

と、アミ。

「やっぱり・・・そういうことだとは、思ったけどね・・・」

と、アイリ。

「まあ、でも、いいじゃない・・・混浴だったら、わたしたちも裸を見せなきゃいけないんだし、おあいこでしょ?」

と、アミ。

「そうそう・・・まあ、いいじゃない、少し、しあわせのお裾分けくらいしても」

と、マキ。

「まあ、いいけど・・・タケル、少しビビってたわよ」

と、笑うアイリ。

「ふうん・・・立たないかな。タケルくん」

と、アミ。

「逆にビンビンかもよ・・・若いから」

と、マキ。

「もう・・・そういう話ばっかりするんだから・・・」

と、アイリは赤くなっている。

「まあ、いいじゃない・・・友人に若い恋人が出来たんだから、少しくらい楽しませなさい・・・それくらいは、友情の証でしょ?」

と、マキ。

「そうそう・・・別にとって食おうといわけじゃないんだし」

と、アミ。

「そうかしら・・・油断してたら、どさくさに紛れて・・・ってタイプじゃなあい?マキも、アミも・・・」

と、アイリ。

「あらあ・・・わたしたち、ちゃんとしたお嬢様育ちですから、そんな、はしたないことは、ねえ・・・」

と、マキ。

「そうですわ・・・わたしだって、名家の生まれですもの・・・ねえ」

と、アミ。

「まあ、それは、知ってますけれど・・・それとこれとは・・・別じゃない?」

と、アイリ。

「まあ、いいわ・・・でも、タケルくん、アイリとの結婚・・・そろそろ考えたりしているのかな?」

と、マキ。

「そうね・・・責任感が強いように感じたわ、彼・・・だから、心の中では、青写真くらい、出来ているんじゃないかしら?」

と、アミ。

「そうだと・・・いいんだけどね・・・」

と、アイリ。

「大丈夫よ・・・責任感の強い、大人な男・・・そんな瞬間を知っているんでしょ?タケルくんが今日の朝、垣間見せた、大人っぽさ・・・違う?」

と、マキ。

「そう。アイリを濡らしてしまう程、強い男の雰囲気を見せた、タケルくん・・・だから、自分でしたんでしょ、アイリは」

と、アミ。

「そうか・・・そうね・・・あんなに、強い男の雰囲気をタケルが持っているなんて・・・それでびっくりして身体が反応しちゃったのね」

と、アイリ。

「強い大人の男か・・・ますます好きになっちゃった、タケルくん」

と、マキ。

「うん。わたしも・・・そういう大人なタケルくんが見てみたいな・・・」

と、アミ。

「急成長中なのね、タケル・・・」

と、アイリ。


3人共、夢の中にいるような、そんな雰囲気の時間だった。


つづく

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9月25日 大人の愛と子供の恋!(毎日、しあわせになろう!)

2012年09月25日 | 毎日のしあわせの為の知恵
おはようございます。

いやあ、朝ですが・・・今日は雨降りということで、

朝トレは、室内で、エアロバイク・トレ90分・・・まあ、サイクルロードレースの映像を見ながら、

ドライブ系のコンピレーション・アルバムをガンガンにかけながら、乗ったので、まあ、朝からノリノリで、

楽しく90分を過ごせましたねー。


もう、すっかり汗だくで、トレーニングウェアは、びしょびしょ・・・気持ちよく汗をかきました。

というわけで、今回は500キロカロリーを消費・・・ま、計算でいくと60グラム強の脂肪を燃焼したことになりますねー。


まあ、この秋冬という季節はダイエットにはローシーズンで、まあ、9月も最終週なんですけど、

全然体重が落ちなくなりました。


まあ、体脂肪は燃やしているので、体脂肪率は、16%台を達成しましたし、見た感じ、脂肪が消えていってますから、

それは実感するんですけど、まあ、体重は落ちませんね。

なので、価値観を変換して、

「9月から3月は、体脂肪率を落とすのが、目的でなく、体脂肪を溜め込まないことを、よしとしよう」

という考え方にしていますねー。


まあ、だって、脂肪を溜め込む時期だもーん・・・この時期・・・。


まあ、巷には美味しいもんがわんさか出まわってますからねー。


まあ、なので、体脂肪を落とす、という行為は、休憩にして、体脂肪をあまり溜め込まない・・・そこに価値を置く、期間にしたいと思いますね。


まあ、あわてる必要は全然ないですから・・・。


だって、体脂肪率を5%に落とす、というのは、あくまで、めやす・・・実際は、体脂肪率20%以下にしておけば、

女性の笑顔が貰いやすい状況になってますから、女性からの本気の笑顔・・・ハッピーエナジーの直接照射の、のべ量をシビアに増やす・・・こっちが目的ですからねー。


まあ、だから、焦る必要もないんですよ。

日々、女性の笑顔は、たくさん貰ってますからねー。


まあ、女性と言えば、そこらへん上手くて・・・毎日の恋が、お仕事。

ハッピーエナジーを好きな男性から、貰う行為そのものですよ。

まあ、スィーツを好むのも、女性にとって、それはハッピーエナジーそのものだから・・・ですけどね。


だから、素敵だなって思う男性に、女性は、毎日、恋をしているんですよね。

未婚者も、既婚者も・・・。

だから、男性は、そこをうまく利用して、恋される相手になれば、いいんです。


それには、体脂肪率20%以下が、シビアに効いてくる。


そこが、僕はしあわせを得るための、キモそのものになっていると思いますねー。


だって、女性は恋をすると、素晴らしい笑顔をくれますからね。

なんと言っても、目が笑う・・・いい表情をするんだなー、これが。

そして、大人の女性は、恋をした男性に、むちゃくちゃ、話しかけたくなるのが、お約束・・・だから、恋の相手になった男性は、

話しかけやすくするようにすればいい・・・むしろ、男性から話しかけるのも手ですよね。


そうすると、女性は普通にうれしいですから・・・これがまた、嬉しい顔をして・・・ハッピーエナジーを貰えるという寸法になるわけですよ。


だから、しあわせを感じたかったら、そういう恋をしてくれる女性に、こちらからハッピーエナジーを与えてあげる、というのが、お約束になってくるんですね。


大人の愛、というのは、与える愛なんですよ。

十代の恋は、貰うものだった、奪うものだった。

唇を奪う、ハートを奪う、処女を奪う・・・男性側からすれば、奪うわけです。

女性からすれば、貰うものですよね。キスして貰う、処女を奪って貰う・・・ちょっと意味が違うような気もしますが(笑)。

いずれにしろ、相手から奪ったり、貰ったりするのが恋だった。


まあ、子供の恋なんだな。


だから、大人の愛は、子供の恋とはちょっと違って・・・与える愛なんですね。

父親が小さい娘に、無償の愛を与える。母親が小さい男の子に、無償の愛を与える。見返りを求めない愛・・・それが本当の大人の愛だ。


まあ、だから、社会にいる大人の男性や女性は、見返りを求めない愛を与え合う・・・それが日本社会なんですよ。


情けは人の為ならず・・・決して見返りを求めなくても・・・子供の恋のように、見返りこそ恋・・・ではなくて、見返りを求めない、大人の無償の愛・・・。


これこそが、日本社会のハッピーエナジーそのものになっているんです。


だから、日本社会はどんどんしあわせになっていく・・・ハッピーエナジーのやりあいが出来るからです。


まあ、だから、僕自身は日本社会を愛しているし、そこで、毎日楽しくしあわせに生きているということになるんですねー。


見返りを求めている人たちは、日本社会においては、子供です。

精神レベルの低い人達だ・・・だから、まともな大人として、対応する必要はないんですよ。

対応することすら、必要ないんじゃないですか?意識する必要すらない、と僕は思いますけどね。


諸外国を見回してみてください・・・いかに子供な人たちが多いか。ま、言いたいことはわかりますね。


まあ、だから、日本社会においては、ハッピーエナジーは、大人の間では、無償の愛として、与えあう・・・それが基本になってくるんですね。

毎日のインスタントラブも、見返りを求めない無償の愛だ・・・日々、それをやりあいながら、毎日のしあわせを噛み締めて生きていけばいいんじゃないですかね。


もちろん、子供達だって、見返りばかり求めている子ばかりじゃないでしょ?

やさしくハッピーエナジーを出してくれる、かわいい子供たちがたくさんいますよね。


そういうたくさんのハッピーエナジーを毎日、貰って・・・もちろん、自分が大人の無償の愛を皆に与えることで、貰えるんですけど・・・日々しあわせになればいいんです。


「ゆるちょさん、モンブランの美味しい店を見つけちゃって・・・今から、お茶しに行きません?」

なーんて、昨日、仮名、ケイコちゃんに誘われました。

もちろん、

「おし、行こう行こう。誰誘おうか?」

と、僕はノリノリ。

「由紀りん、と、あーちゃん、連れて行きましょう。両手に花ですね。うらやましい」

と、笑うケイコちゃんの笑顔は美しい。


こういうので、いいんですよね。毎日のしあわせは・・・。


女性からのインスタントラブを日々楽しんで行きましょう。


さ、今日も秋・・・雨模様らしいですねー。

なんか、今日は栗が食べたいなー・・・と書いておくと、どこかでくれる人に出会えそう(笑)。

もう、最近、伝言板化していますからね。この記事は(笑)。

さ、秋を楽しく満喫していきましょう!


ではでは。