「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

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「八百比丘尼」は実際、オトコもオンナも見た目も思考も、いつまでも若いのよねー! RNTT(11)

2014年10月05日 | 23時の「リアル・ニュータイプ理論」入門


午後11時です。お疲れ様です。

いつものように「夜11時の「リアル・ニュータイプ理論」入門」として、ちょびっとずつ書いて行きましょう。


まずは平易にやさしくをモットーにしていきたいと思いますね。

さて、今日も早速、始めて行きますか!


我らがリアル・ニュータイプ・バー「レイちゃん」のママ、レイコママが今日も相手してくれます。

そして、もちろん、隣でくだをまくのが若い池澤くん(24)と早稲田卒の薄木カナコ(24)ちゃんです。

もちろん、その横にサラリーマンの島田タモツさん(38)とパート主婦の千駄木キョウコさん(38)もいます。


「ねえ、ゆるちょさん、昨日の続き、お願いしますよ。この日本には、将来絶対しあわせになれる「リアル・ニュータイプ」ってのと」

「将来、絶対にふしあわせスパイラルに入っちゃう「オールドタイプ(劣化者)ってのがいるんでしょう?」

と、言葉にしています。

「ああ。「リアル・ニュータイプ」ってのは、要はある条件が揃うと、その年齢で、外見も脳年齢も身体の感じ方もすべて固定化されちゃう」

「「八百比丘尼化」と言う現象を起こし、いつまでも若い外見と若い脳で、もちろん、気力充実で、生きていく事が出来る・・・もちろん、こういう人達は長生きだ」

「・・・そういうしあわせな生き方が出来る人々を言うんだな・・・ちなみに僕は30歳前後で「八百比丘尼化」した・・・」

と、僕。

「確かにゆるちょさん、外見も考え方も若いですもんね・・・」

と、池澤くん。

「これがだ・・・いつまでも「八百比丘尼化」が出来ないと・・・いつしか「緩慢な死のスイッチ」を押され、その瞬間から外見が崩れていく」

「要は外見が劣化していくんだ。みるみるうちにねー。人々は今までそれを老化と呼んでいたけど「リアルニュータイプ」が発見されて以来」

「その現象は「外見の劣化、脳の劣化」と見られるようになったと言う事だ。もちろん、こういう人は短命だし、将来ふしあわせスパイラル一直線だ」

と、僕。

「よく女性のお肌の曲がり角は25歳なんて言うけど・・・例えばゆるちょさんが「八百比丘尼」として認定している女性達はいつまでも外見も考え方も若いわよねー」

「具体名を挙げれば・・・吉永小百合さんは69歳だし、阿川佐和子さんも60歳よ・・・全然美しいままよね・・・」

「それに、、岸恵子さんと寿美花代さんに至っては82歳よ・・・82歳なんて全然見えない程、美しいじゃない・・・これが「八百比丘尼化」のチカラなのね・・・」

「同じ女性として、ああなりたいわよ・・・やっぱり・・・」

と、レイコママ。

「ね?巷にいる、69歳や82歳の女性とは、明らかに違うでしょ?それが「八百比丘尼化」した「リアル・ニュータイプ」と」

「「オールドタイプ(劣化者)」の違いだよ・・・」

と、僕。

「わたし、絶対に「オールドタイプ」には、なりたくない・・・いつまでも美しくいたいもの・・・」

と、レイコママ。

「レイコママは、大丈夫だよ。銀座時代に「光るの姫の目」を確保したんだろ・・・その頃に「八百比丘尼化」出来たみたいだから、今でもすっごく綺麗だよ・・・」

と、僕。

「ふふ、ありがとう。ゆるちょくんは、そういう事、ちゃーんと言葉にして言ってくれるから、嬉しいのよ・・・」

と、レイコママ。


「でー、ゆるちょくんの言ってる大切な事って、要は、「八百比丘尼化」するから、コラーゲンなどの健康食品が有効になるって事よね?」

「「八百比丘尼化」もせずにコラーゲンを取ってもそれはプラシーボ効果程度の効き目しかないんでしょう?」

「あれはあくまで健康食品であって、効き目が認定されている「トクホ」の商品じゃないものね・・・どこまでも、プラシーボ効果しか挙げない食品だもんね?」

と、レイコママ。

「ま、「鰯の頭も信心から」だよ。思い込みがプラシーボ効果を生む・・・ただそれだけの話だから、「八百比丘尼化」が100%コラーゲンを使うのに比べて」

「せいぜい、プラシーボ効果じゃあ、10%程度とか、そんなんじゃないの?その効果は・・・」

と、僕。


「「八百比丘尼化」って男性で言えば、55歳の京本政樹さんや62歳の中村雅俊さんって事になるんでしょう。京様も若いしカッコいいし・・・」

「中村雅俊さんもいつまでもカッコいいわよね。わたし、あのタレ目のファンなのよね」

「それになんと言っても、若大将、加山雄三さんよ。あのビジュアルで77歳よ。髪の毛黒々として、何よりボリューミーじゃなーい」

と、レイコママ。

「だって、巷の55歳とか62歳なんて、もう、髪の毛ない人の方が多数派でしょー?やっぱり、ハゲにならない為にも「八百比丘尼化」は必須よね、これからの時代」

と、レイコママは言葉にした。


「・・・で、聞くけど、皆は、しあわせになりたいの?それともふしあわせになりたいの?」

と、僕。


それに対して、4人とも、

「しあわせになりたーい!」

と、一斉に言葉にした。


(つづく)


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→前回へ

→初回へ


本記事は土、日、休日も原則的にはアップします。

仕事でどうしても書く時間が取れない時は無理ですけど、可能な限りアップしていく所存です。だって言いたい事、たくさんあるから。

第四十回 軍配通信 「跡を継ぐ者」

2014年10月05日 | ゆるちょ!のドラマ・レビュー!


大河ドラマ「軍師官兵衛」感想  燃えよ戦国!軍配通信

「「男性大河ファン」の直感的で素直な感想」

さわやかな日曜日の午前中、9時過ぎには都内某所にあるカフェには恋人達が楽しい日曜日を過ごそうと大挙、集まってきます。


その中に、芦川ユミちゃんの事務所の先輩編集者の美人3人娘、日本女子大出身の美咲マキちゃん(30)と、白石アミちゃん(29)、

東洋英和女学院大学出身の東堂アイリちゃん(28)が3人で楽しそうにおしゃべりしながら、ノートパソコンで記事を作っています。

「御免御免・・・皆早いんだなあ」

と、そこへ僕が入っていきます。

「今日はゆるちょさんは昼前からユミさんとデートなんでしょう?なんなら、途中まで参加してもらって、あとはわたし達で編集して仕上げてから」

「ブログにアップしてあげても、いいですよー」

と、アイリちゃん。

「毎週、わたし達もゆるちょさんとデートさせて貰っているようなもんですからねー。それくらいのサービスはさせて貰います」

と、アミちゃん。

「ゆるちょさん、目が笑ってるー。もう、答えを言う前にわかっちゃうのよねー」

と、マキちゃん。

「いやあ、そう言って頂けると嬉しいね。んじゃ、それ頼むよ。ま、まだ時間はあるから、楽しく作業していこう」

と、僕は笑顔になりながら、日曜日の朝のお約束の作業に入っていきます。


「で、どれどれ・・・ゆるちょさん、下書きは書いてきたんでしょう」「どういう風に仕上げようか」「わたし的にはー」

と、楽しい日曜日は早速始まった・・・。


●出ました、聚楽第落首事件!そりゃー、秀吉、宿願を前にしてピリピリしてるもん、そりゃ怒るよ!でも、このあたりから、豊臣政権の崩壊の始まりが見えてきちゃったのよね!日本を戦争の無い国にしたい官兵衛と虎の威を借る狐三成じゃあ、目的が違う分、ぶつかるわな!嫌われ者が集まるとそのコミュニティは消え去るのみ!この日本では!

「えー、では、大河ドラマ「軍師官兵衛」レビュー、第四十回軍配通信「跡を継ぐ者」となります。どうぞ、よろしくお願い致します」

「と、ファンの方にまず挨拶するところから、始めよう・・・」

と、僕。

「今回の大河ドラマの総体としてのメッセージと言えば」

「「人は守るモノが出来ると全力で守りに入り、敵と見るや全力で叩き潰してしまうもの・・・権力を握った人間にこそ、身を呈して、耳の痛い事を言う道化役が必要」」

「・・・と言う風にわたしは理解したわ」

と、マキちゃん。

「クロサワ映画・・・「乱」で・・・あれってシェイクスピアの四大悲劇のひとつ「リア王」がベースになっている物語ですけど、「リア王」では、その主人公とも言える」

「池畑慎之介さんの演じた道化役・・・こそが権力を持った人間に対する諫言役を引き受ける構造になっているんですよね・・・」

と、アイリちゃん。

「まあ、今回、それを官兵衛が「秀吉VS官兵衛」という構図で諫言を命がけで成した・・・そういう話になっていたけどね」

「でも、ほんと、岡田くんの官兵衛がドンドン迫力増していて、いいわよね・・・石田三成との確執もしっかり描かれていて、好感持てるな」

「それこそ、官兵衛も殺されかねない迫力で・・・ああいう迫力があるのが大河ドラマの醍醐味よね・・・」

と、大河ドラマ博士、アミちゃんです。

「僕は今回見ていて、自分が会社に入って間もない頃を思い出したよ・・・」

と、僕。

「どんなエピがあったんですか?その頃」

と、アイリちゃんは僕が頼んでおいたホットを持ってきてくれる。

「会社に入った頃の僕は・・・「大人になるって事は何事も平らにやるって事だよな」って完全に勘違いしていて・・・」

「ある人が意見を言うとその意見が大方正しければ、その意見に賛同を示し、その場が平らになるように務めていた」

「意見の対立があると、仲裁に入って・・・お互いの大事なところは通るようにして、場を納めることを繰り返していた」

「だから、多分、その頃の僕が今回の「官兵衛VS秀吉」を見ていたら・・・多分・・・」

「「なんで三成と官兵衛は同じ秀吉に仕える身なのに、対立しなければいけないんだ。仲良くやればいいのに・・・」と思ったろうと考えたんだ」

と、僕。

「でも、それは多くの女性が普通に考える事ですよ・・・女性は「共存共栄」こそ生きるテーマですから」

と、マキちゃん。

「でも、今のゆるちょさんは、考え方が変わった・・・そういう事ですよね?」

と、アミちゃん。

「そう。結局、25歳の頃の僕は「平にすること」しか考えていなかった。それは自分の考えが無いと言う事なんだ」

「多分、今の日本の大部分の人間がそういう人間だと思う。でも、今の僕は違う。僕も優先順位をつけるようになった、自分の廻りの出来事に対してね・・・」

と、僕。

「じゃあ、今回の官兵衛の立場にゆるちょさんが立ったとしたら?」

と、アミちゃん。

「もちろん、今は政治の安定が重要だから、日本の全国平定が成るまでは、秀吉政権に倒れて貰うわけにはいかないから」

「秀吉を全力で諌める方向に行くだろうね・・・」

と、僕。

「・・・となると、その方向とは逆に行っている石田三成は何を目的にしていると言う事なんでしょう?何が大事と考えているんでしょう?ゆるちょさん」

と、アイリちゃん。

「彼は秀吉の腰巾着に過ぎない。秀吉の命令を細大漏らさず、実行する執行官に過ぎないんだ。簡単に言えば、「虎の威を借る狐」状態」

「彼自身に権威は無いが秀吉の後ろ盾を得ているから、権力を振りかざせる・・・カタチ的に言えば「知識者」の「俺偉い病」にして「思考停止者」だ」

「秀吉があのまま行ったら、民衆から気持ちが離れてしまう事を理解していない」

と、僕。

「それを理解していた官兵衛は、秀吉に諫言・・・秀吉自身高齢であること、もし、鶴松君の世となった時、秀吉自身他界しているだろうと言うこと」

「豊臣家がどんなに権力を握ろうが、その鍵を握るのは、どこまでも民衆の支持であり、民衆の支持を無くした政権は崩れ去る以外に無いと言う道理を説いた」

「・・・そういう事ですよね?」

と、アミちゃん。

「そういうこと・・・石田三成からすれば、考えられないし、考えたくも無い事なんだけどね・・・」

と、僕。

「それが「思考停止者」の浅慮を生むと?」

と、アイリちゃん。

「そういう事。だから、石田三成は秀吉の命令を粛々と実行していくと自身が権力の座から転げ落ちる未来をせっせと作っている事になるんだ」

「だから、今回の官兵衛の諫言が無ければ、さらに早く、石田三成が権力の座から転げ落ちていた・・・そういう結果を招いていたんだよ」

と、僕。

「なるほど・・・と言うことはその官兵衛に楯突く石田三成は、ただの盆暗な「思考停止者」に過ぎないと言うわけですね」

と、マキちゃん。

「そういうこと・・・石田三成との対立を深めても、官兵衛が諫言を選んだ理由がそこにある。官兵衛にとって一番大事なのは」

「戦争の無い世を作る事・・・しかし、秀吉ー三成ラインはドンドン戦争を起こして行こうと言う腹だ・・・もはや求めているモノが」

「官兵衛と秀吉ー三成ラインとでは、変わってしまったと言う事なんだね・・・」

と、僕。

「でも、その話を聞くと・・・わたしは官兵衛やゆるちょさんみたいに、自分の求めるモノが明快にわかっていて、優先順位をつけてモノを判断出来る人に」

「ついていきたいなって思います」

と、アイリちゃん。

「そうね。ただ、「平に、お平らに」と叫ぶ大人のオトコって・・・なーんの考えもない「思考停止者」と言う事がこれでわかったわね・・・」

と、マキちゃん。

「まあ、でも、今回、秀吉は官兵衛の諫言を受け入れて・・・「だから官兵衛は手放せないんじゃ!」と行って金配りをしていたみたいだけど・・・」

「この頃から権力の暴走が目に見えて増えていくのよね」

と、アミちゃん。

「今回、徳川家家中でその話が出てたわよね、官兵衛が隠居すれば、秀吉が暴走して豊臣政権が倒れる・・・みたいな話」

と、マキちゃん。

「ゆるちょさん、日本文化的に見て・・・この後、秀吉が暴走してしまう明確な理由って説明出来ますか?」

と、アミちゃん。

「まず、弟、大納言秀長の死、母親、大政所の死が大きかったね」

と、僕。

「大政所が亡くなったのが1592年の8月、大納言秀長が亡くなったのが1591年の2月。小田原征伐が1590年の2月~7月ですから」

「その後にまず、秀長が死去し、最初の「唐入り」となった文禄の役の1592年4月~1593年7月の最中に大政所が亡くなった事になりますね」

と、アイリちゃん。

「わたし的には秀吉の権力の暴走と言えるのは、千利休の切腹だと思うの。時期的には1591年の4月だから、秀長が亡くなった直後よね・・・」

と、アミちゃん。

「しかし、その萌芽とも言えるのが、今回の落首に対する100人以上の人間を殺した件になるんですよね?ゆるちょさん」

と、アイリちゃん。

「ま、そういう事になるね。つまり、このあたりから、秀吉ー三成と言うエンジンが暴走気味になっていると言う事さ」

「そのブレーキ役はもう官兵衛にしか出来なくなっている・・・と言う事はだ、茶々の懐妊は1588年末頃だし、1589年の5月に鶴松が生まれているから」

「この聚楽第落首事件自体、1589年2月25日に起こっているから、秀吉とすれば自身の跡取りを期待し過ぎちゃって、要はピリピリしている頃なんだよね」

「当時は医療技術だって未熟だから、懐妊しても、無事生まれるかどうかすら、不安。秀吉にすれば一生を賭けての宿願が今達成されるかどうかの」

「不安な時期、真っ最中だからね・・・そんな時に、茶々の懐妊についてあれこれ言われりゃー激怒するわな・・・」

と、僕。

「じゃあ、この時はまだ、秀吉には正常な感覚があったと・・・大度量で持って、日本の平和を担っていく正常な精神が残っていたと言う事ですか?」

と、アイリちゃん。

「そ。怒りも一時的なモノだよ。実際、鶴松が生まれれば、鶴松の今後を考える余裕も出てくるはずさ」

と、僕。

「だから、官兵衛もそう見て・・・思い切りの諫言を実施した・・・秀吉様ともあろう人が子供が生まれるとなるとあっさり耄碌して・・・みたいな事」

「言ってましたよね・・・ズバリ相手の気にする事を言う事で、相手を正気にするショック療法でしょうね、あれ」

と、アミちゃん。

「そういうことさ・・・実際、自分の非を認め、金配りをしているんだから、もうその頃から、自身の権力の渡し先を考えるようになった秀吉だったんだろうね」

「つまり、その後の秀吉の行動は、今後やってくる鶴松君の世の為・・・と言う理由がつくのさ・・・だから、小田原征伐は、往年の秀吉のような活躍ぶりじゃない」

と、僕。

「そうですね。一夜城とか・・・なんか、秀吉チックな戦いぶりですよね・・・」

と、マキちゃん。

「まあ、僕的にはそこまでが秀吉の政治だったと思うね。あとは日本を平定したところまでが秀吉の価値のある政治だったと思うね」

と、僕。


「ゆるちょさんは、日本の政権に関していろいろな知恵を出してきましたけど、その政権の長に「俺偉い病」の人間が現れるとその政権はコミュニティそのもの」

「すら破壊すると言うことを言っていますよね?」

と、アミちゃん。

「そうだね。例えば武家政権で言えば、鎌倉幕府は二代将軍が頼家だったんだけど、これが見事な程の「俺偉い病」でたった3ヶ月で宿老達の合議制に政治体制が」

「改められている。もっともこの頼家は2年後殺されてる。要は鎌倉幕府体制を揺るがす存在になっちゃったから、殺されちゃったんだけど、このおかげで」

「三代将軍実朝は殺されないように従順に育てられちゃったもんだから、優柔不断もいいところで、和歌に傾倒しちゃったりして、凡そ将軍の器じゃなかったんだね」

「結果、これも殺されちゃって・・・源氏の直系は滅びて、後は摂家将軍を連れてきて傀儡として事実上は執権の北条家が政治を直接見るカタチを取ったから」

「鎌倉幕府は持ったし、その時代に北条政子、北条義時、北条泰時など、政治家として非常に能力の高い人間が相次いで出たので、鎌倉幕府は機能したんだ」

と、僕。

「北条義時と北条政子のタッグは後鳥羽上皇相手の承久の乱にも勝っていますね。さらに北条泰時は、日本人の心の書とも言える「御成敗式目」を制定しています」

と、アイリちゃん。

「・・・と言う事は、彼らはゆるちょさんが「夜の日本学」で提出した「将軍の性格ポテンシャル」「将軍の判断力ポテンシャル」を持っていたと言う事でしょうか?」

と、アミちゃん。

「そういう事だと思う。なにしろ、大度量のオトコマエなオトコ、オンナだったんだろうね。北条義時、北条泰時、北条政子は・・・」

と、僕。

「しかし、結局、その北条家も代を重ねる内に劣化し、北条得宗家が「俺偉い病」の人間で占められ、土地問題の裁判所としての機能が果たせなくなった途端」

「北条家も鎌倉幕府も失われています」

と、アイリちゃん。

「ま、そういう事だね。次の室町幕府も足利尊氏から4代将軍足利義持までは、「将軍の性格ポテンシャル」「将軍の判断力ポテンシャル」を持っていたんだけど」

「6代将軍の足利義教がこれまた頼家と同じ「俺偉い病」で将軍職の途中で暗殺されちゃったおかげで、次の足利義政が実朝と同じく優柔不断な性格に育てられ」

「場を納める「将軍の性格ポテンシャル」「将軍の判断力ポテンシャル」を失ったもんだから、守護大名が勝手に私戦を始めて「応仁の乱」に突入し」

「日本の秩序が崩壊し、戦国時代になるわけさ・・・」

と、僕。

「・・・となると、そこから、新たな秩序作りの作業が始まり・・・その秩序作りに最初に成功を見せたのが信長であり、その後を継いだのが秀吉と言う」

「今までの流れで言うと、こういう大きな流れの中にあるわけですね」

と、アイリちゃん。

「・・・となると・・・秀吉は「将軍の性格ポテンシャル」・・・男女、皆に愛され、場の中心になれるムードメーカーという条件をクリアしています」

「さらに「将軍の判断力ポテンシャル」・・・「和を以て貴しとなす」が出来るような事の成否に対し、裁定を下し」

「果断に決断出来て、周囲の人間を率いて、皆がしあわせになるように事を納める方向で、果敢に攻める事の出来るオトコ・・・ここが今、ブレている秀吉」

「と言う事になりますか?」

と、アミちゃん。

「そういう事になる。この日本においてはどれだけ高い権威や権力を持っていても、庶民が納得しなければ、つまり、庶民も含めた「和を以て貴しとなす」が」

「出来なければ、その政権は将来消える事になるからね・・・豊臣家が消えたのも、秀吉が晩年、「俺偉い病」と化し」

「「唐入り」で日本全体に厭戦気分を創りだしちゃったり、秀次事件では側室達39人・・・その数もすごいけど・・・を全員クビをはねたりと」

「秀吉の完全なる「俺偉い病」化が進み、さらには慶長の役すら起こすなど・・・もう、狂ったサル状態・・・この非道が豊臣政権を破壊したと言ってもいいね」

と、僕。

「だから、秀吉亡き後、その権威・権力は「将軍の性格ポテンシャル」「将軍の判断力ポテンシャル」を備えた人物あるいは組織に受け継がれる」

「はずなんですよね。信長の権威・権力を当時「絶対の知恵者」で「将軍の性格ポテンシャル」「将軍の判断力ポテンシャル」を備えていた秀吉が」

「継承したように・・・で、考えてみれば、当時、それを備えているのは、徳川家康と徳川家だった・・・と、そういうわけになるんですよね?ゆるちょさん」

と、アミちゃん。

「そういう事、間違っても、「知識者」の「俺偉い病」で「ケツの穴の小さい」「思考停止者」の石田三成には、継承されない。絶対に」

「だって彼の為に戦おうと言う人間はひとりもいないでしょ?大谷吉継くらいのもんだよ・・・」

と、僕。

「それに、しあわせになれる賢い人間は、事の成否に関して「ペイするか否かで考える」。しあわせになれない人間は事の成否に関して「善悪で考える」からね・・・」

「賢い人間は家康の「大度量」に「将軍の性格ポテンシャル」と「将軍の判断力ポテンシャル」を見て、東軍についたんだ」

「しあわせになれない人間は善悪で判断して、西軍についたんだ・・・もう、最初から勝ちはハッキリしているんだよ・・・それは過去の歴史が証明しているんだ・・・」

と、僕。

「わかりやすいですね・・・ゆるちょさんが1600年前後に存在していたら、大名達もどっちに味方するか、すぐに決められたでしょうに、ね」

と、アイリちゃんが笑ってくれた。


「話を「軍師官兵衛」に戻しましょう。聚楽第の落首事件・・・元々京都に方広寺を作り大仏を復興しようとした秀吉はそれを名目に庶民に対し「刀狩り」を」

「したために庶民や農民の怒りを買った事が原因とも言われていますが・・・これについてどう見ます、ゆるちょさんは・・・」

と、アイリちゃん。

「日本全国平定の観点から見れば、農民から「刀狩り」するのは当然の政策とわたしは思いますけどね・・・」

と、マキちゃん。

「そうね。わたしもそう思うわ・・・と言うか、こういう落首を権力者に恐れずぶつける庶民の精神的強さこそ、日本人の民族としての強さの根源だと思うわ」

「だって、見つかれば死罪だって事は落首を書く方だってわかってやってるんでしょ?」

と、アミちゃん。

「そうだね、確かに日本人はサムライだからね・・・庶民、農民に至るまで・・・確かにそこは評価すべき点だよね・・・」

と、僕。


「でも・・・秀吉政権の変質・・・秀吉の「俺偉い病」化・・・言わば、豊臣政権の崩壊は、この「聚楽第落首事件」から始まる」

「・・・そう見ていいって事ですね、ゆるちょさん」

と、アミちゃんが結論のように言い抜いた。

「ああ、そういうことになるね」

と、僕はコクリと頷いた。


「でも、今回、わたしが好きだったのは、黒田長政と糸のシーンかな。お酒飲んで「あー、美味しい」とか言ったり」

「「肝の太いおなごだ」と言う長政に「そこがわたしを好きになった理由でしょ?」なーんて言ったり・・・女性としては糸のファンになってるかなー」

と、マキちゃん。

「うん、それわかるー。なんか、ああいう女性っていいよねー。私もあー言う奥さんになりたーい」

と、アイリちゃん。

「女性に愛される女性よね・・・かわいくて、オトコマエ・・・素敵な女性だわ」

と、アミちゃん。

「その長政の状況・・・自身の黒田家継承のシーンと重ねあわせてるんですよね・・・確かにお父さんも、殿の疑心暗鬼に気づいて身を引いてたわ」

と、マキちゃん。

「やっぱり、親子って似るのよね」

と、アミちゃん。

「親子だもんねー」

と、アイリちゃんも言葉にした。


「さて、次回は、第一回に出てきた「小田原征伐」時、官兵衛が小田原城に乗り込んで行くシーンにつながるわけですから」

「・・・ま、「軍師官兵衛」としては最高のクライマックスシーンとなるわけです」

「それがどんな描かれ方をするのか・・・つーか、伊吹吾郎さんの北条氏政・・・どっかで見たと思ったら、トンデモ大河ドラマ「天地人」の北条氏政だったんですね」」

「そういえば当時は確か遠山康光がなんか、影のフィクサーみたいな役で各所に出没し、この北条氏政の元にもいた・・・みたいな表現だった」

「アホくさーい感じのレベルの超ひくーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーい大河ドラマだった」

「事を覚えています。うわ、悪寒が・・・」

「いずれにしろ、「小田原征伐」・・・颯爽とした秀吉の戦国の最後の戦いを楽しみに、もちろん官兵衛の活躍も楽しみに・・・伊達政宗出てくるかな?ないだろうな」

「ま、とにかく、今週も大河ドラマを楽しんでいきましょう!ではでは」

と、僕。

「あら、もう終わり?」「はやー」「ほんと、ね」

と、マキちゃんとアミちゃんとアイリちゃんが言葉にした。


(おしまい)

今週の喜び

ここは一人称で書きましょうか。


茶々に鶴松が生まれ「どうお?わたしの勝ちよ」的に家庭内の戦いを楽しんでいる茶々・・・これが引いては関が原の戦いにつながっていくわけですから、

女性の戦いも・・・いろいろ歴史に影響しているって事になりますねー。


ねー、どう思う、そのあたり。


?ね、3人さん?


そうねー。でも、なんだか、茶々みたいな女性は女性同士でも嫌われるわよねー。

そうよ、マキの言うとおり。わたしはねねさんの味方をするかなー。

わたしもアミの言うとおり、ねね派だなー。


なるほど・・・まあ、自然そうなるだろうねー。結局、西軍って、嫌われモノが集まったってことか・・・ま、女性に聞いてみるもんですね、何でも。



ま、とにかく、いろいろな事を教えてくれる大河ドラマ・・・その演技合戦も含めて、皆で楽しんでいきましょう。


ではでは。

今週のあれ、どうなん?
福島正則が出ていましたねー。ま、黒田節のエピは絶対にやるでしょうから・・・ま、福島正則押しも必要ですね、これから・・・早く見たいもんだ(笑)。

10月5日 家庭から「父性」を喪失させ、不幸せスパイラル導く「資格なし父親」の正体!

2014年10月05日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

昨日は、少し曇りがちでしたが、まあまあ、穏やかな日でしたが、

今日から、台風直撃な日が来そうで、なんだか、ほんと、日本っていろいろありますね。

それでも、平和に暮らしていける、この日本を僕は愛していますねー。


さて、今日も「昨日のマッサン」の記事、行きましょうか。

いやー、やられましたね。だいたい、僕は昨年「ごちそうさん」の時に、「土曜日はこうなるだろう」と言う予想記事をまあ、何回も書いたんですけど、

かすりもしませんでしたからね。だから、僕が「土曜日はこうなる」と書いたら、そうならないと言う感じで見てください。お願い致します。

つーか、要は「ごちそうさん」と比較しながら、見ていけばいいんですけど、朝ドラと言うのは、毎週、まず、ネガティブな事が起こるわけです。

というか、月曜日にその週で、解決しなければいけない課題の提示があるわけです。今週は結局、エリーとの仲を「雨降って地固まる」状態にした、

という・・・考えてみれば、基本中の基本を再確認した週になったんですね。

で、構造的に言うと、週の真ん中辺り、まあ、水曜日か木曜日に雨が降るわけですよ。それで感情大爆発で、だいたい女性は泣くんです。

あるいは、男性が怒り狂ったり落ち込んだり・・・とにかく、感情が途中で大爆発し、それが土曜日に「雨降って地固まる」となる。


まあ、それに毎週のテーマがあるんです。今回、歌もテーマになっていましたね・・・「蛍の光」はスコットランド民謡だった。

どうも主題歌で「麦と歌」がテーマに歌われているので、毎週、歌がひとつのテーマになるのかもしれませんね・・・ま、このあたりはまだわかりませんが。


それとその週の主人公・・・今回は主人公二人が主人公そのものだったですが、相手役がお母さん・・・朝ドラと言うのは、面白くて、

基本、その週で倒すべき小ボスが出てくるわけですよ。まあ、説得して倒すのか、行動で説得するのか・・・とにかく、その週の小ボスがでてくるんですが、

今回は朝ドラでよくやる手・・・ラスボスをまず、主人公にぶつける・・・と言う手でしたね。


これー、昨年の「ごちそうさん」で言えば、和枝姐さんが大阪に来た二人をまず笑顔で迎えていましたね・・・あの構図と全く一緒です。

ラスボスをまず最初に主人公にぶつけ、難敵と言う印象づけを図る・・・という事はこのお母さんとの和解がこの朝ドラの最終的な目的になる・・・はずです。

結局、昨年の「ごちそうさん」では、和枝姐さんは、最後まで和枝姐さんだったし、和解とまではいかなかったけど、逆に強くなった主人公が描かれていましたから、

そういう処理になるかもしれませんね。


ま、大正時代ですから、美男美女が・・・特に女性はスコットランド人・・・二人で抱き合う図と言うのは、周囲の人の目が点になってたでしょうね。

ま、とにかく、二人の愛情の再確認が今週のテーマだったようですね。


また、来週も小ボス候補者がようけいいそうじゃ・・・どうも、僕は地方の訛りが大好きで、使いたがるくせがあります。だって、かっこいーんだもーん。


というわけで、一週間にしてどっぷりハマった「マッサン」の世界・・・日本文化の研究者としても興味深く、そして大阪文化好きとしても、楽しみたいと思いますね。


以上、今週の「マッサン」記事でした。


さて、その時、僕は、いつもの週末のように昼間から、社長の御島さんのマンションに秋のバーベキューをしに遊びに来ていました。

メンバーは、イケメン貴島くん(29)、辛辣姫ユキちゃん、若いミユウちゃん(25)、若い池澤くんです。

「池澤・・・そういえば、お前、エアロバイク・トレーニングは進んでるか?」

と、貴島くん。

「え?あ、はい・・・まあ、ちょっとずつですが、進んでますよ」

と、青い顔の池澤くんです。

「ま、いいけど・・・自分の為なんだから、あんまりサボるなよ・・・道のりがあまりに遠いからってサボっていたら」

「さらにやるの辞めちゃう事につながるからな」

と、貴島くん。いい指摘です。

「ええ・・・大丈夫です・・・がんばりますから・・・」

と、ちょっとしょんぼりする池澤くんです。

「まあ、いいじゃない・・・今日は土曜日、せっかく、昼間からのバーベキューなんだから・・・さ、ビールもたくさん飲みなさい」

「それで何もかも忘れて週末を楽しんでから、平日に戻っていくのよ・・・」

と、やさしい御島さんは、池澤くんのビールを注いであげています。

「何、それじゃあ、先週のバーベキュー大会の予定は中止だったの?ソフィーに報告しとかないとダメだなあ・・・」

と、僕。

「だって、物語の主人公がいないんじゃ、その場が盛り上がりませんよ。物語と言うのは、主人公がいて、初めて成立するわけだし」

「だから、その場が楽しくなるわけだし・・・そこは仕方ないんじゃないですか?」

と、池澤くん。

「そうなのよね・・・わたし、ゆるちょくんのいない場って最近考えられなくて・・・いつも一緒にいるから・・・」

「で、ゆるちょくんがいない場を考えた時・・・要は受け手がいないって話なのよね・・・構造的にはゆるちょくんが質問してくれたり」

「わたし達の疑問を引き出してくれて、その疑問に答えてくれたり・・・その場を回す役割をしてくれるのが、いつものゆるちょくんの役割なのよ」

「そのゆるちょくんがいないと・・・場がすごく不安定になって、おしゃべりが滞留すると言うか、誰も言葉を出せなくなるのよ・・・」

「だって、誰に向かって話したらいいか、わからなくなるんだもの・・・」

と、御島さん。

「それって、「夜の日本学」でゆるちょさんが考察されていた「応仁の乱」の原因、まさにそのものの状態ですよね。守護大名も場の主人公役がいなくなったから」

「誰に向かって話したらいいかわからなくなって・・・勝手に私戦を始めてしまった構図と一緒ですよね・・・」

と、ミユウちゃん。

「だから、この日本文化では、場に司会役は絶対必要・・・そういうことなんだろうね・・・」

と、僕。


「わたし、ゆるちょさんとサシ飲みすることもあるし、あるいは、今日みたいにたくさんのメンバーで、ゆるちょさんを囲んでいることもありますけど」

「でも、それはゆるちょさんが「サル山のボス力」を発揮してくれるから成立するんですよね・・・皆が安心して、ゆるちょさんに見つめられて」

「保護されているような温かな場所にいるような・・・言葉で言うとそんな感じだから、安心して話せるんです」

「でも、ゆるちょさんがいないと急に場が不安定になる・・・簡単に言うと誰に話せばいいの?って感じになるし」

「答えを出してくれる人が喪失しちゃう感じなんですよね」

と、ユキちゃん。

「そう。そうなんですよ・・・ゆるちょさんは、何を聞いても答えを出してくれる・・・そこがすごいところだと普段常々すげえなって思っているところなんですけど」

「その芸当って、考えてみたんですけど、ゆるちょさんにしか出来ないんです。僕らは質問したり、途中ちょっと考えたりすることは出来るけど」

「答えにまではたどり着けない・・・もちろん、ユキさんや御島さんは答えにたどり着ける能力をお持ちだと思うんですが」

「それってゆるちょさんを前にしないと機能しない節があって・・・」

と、池澤くん。

「それはそうだわ・・・だってゆるちょさんと話しているうちに、ゆるちょさんに上手く載せられて・・・気づいたら答えにたどり着いている感じだから」

「要はその答えのプロデュースも、ゆるちょさんがしているって事だもの・・・」

と、御島さん。

「結局、この中で場を仕切る事が出来て、司会役が出来て、推論エンジンと化す事が出来るのは、ゆるちょさんただ一人・・・そういう事なんですよ」

「わたし達が気づいた事実としては・・・」

と、ユキちゃん。

「だって、わたしも相手がゆるちょさんだから・・・安心して、言葉を出せるし、ゆるちょさんがそれを上手く回してくれるから、推論が進んでいくんだもの」

「それはわたしは考えているけど、その交通整理をしてくれてるゆるちょさんが不可欠・・・そういうことだと思うし」

と、ユキちゃん。

「だから、僕的にもゆるちょさんの人間性のデカさ強さ、深さ・・・そして、その本能的に説得してくれる「光るの君の目」とそれに伴う「サル山のボス力」の」

「大事さを思い知ったところですよ・・・皆が安心して発言出来る場を作るって並大抵の事じゃないって、思い知らされましたから」

と、貴島くん。

「そっか。だから・・・」

と、ミユウちゃんが言葉にする。

「最近、日本にも不幸な家族が増えているって言うじゃないですか・・・その原因が家庭における「父性」の喪失だって言われて」

「で、その具体的現実に触れると、要は父親はいるんだけど、父親として認められてないって現象なんですよね」

「・・・つまり、家庭の父親になるには資格みたいなモノがあって、それを満たしていない男性が増えているからこそ、家庭崩壊が起こっていると私は見たんです」

と、ミユウちゃん。

「その現象と今回の「ゆるちょさんが週末にいなかった事件」と直接リンクしているんじゃないかと今思ったんです」

と、ミユウちゃん。

「それって、ゆるちょさんが持っている要素こそが、「父親の資格」だって言う事を言ってますか?」

と、池澤くん。

「そう。そう言う事だと思う。それを言葉に出来れば、父性とは何かを具体的に知る事が出来るじゃない・・・」

と、ミユウちゃん。

「でも、それを言うなら、単純な事で、さっき僕が言った通り、ゆるちょさんの「光るの君の目」由来の「サル山のボス力」を世の父親が持っていないって事じゃない?」

と、貴島くん。

「そうね。そこだわ・・・とすると、そういう父親は・・・資格なしな父親だから「資格なし父親」と呼ぼうか」

「そういう「資格なし父親」はどういう要素を持っているかしら?そういう父親が出来上がる過去のストーリーは、わかる?誰か」

と、御島さん。

「まず、「光るの君の目」を持ててない事実から・・・奥さん以外の女性に愛されたこともなければ、普段、視界にさえ入れてもらえない男性だってわかるわね」

と、ユキちゃん。

「っていうか、単なる女性にモテない学校で勉強しか出来なかった、マザコンのダサいサラリーマンオヤジって事でしょ?」

「普段から安いサラリーマンスーツしか着てない・・・ううん、週末ですら、安いサラリーマンスーツで過ごしていて、それがおしゃれだ思っている」

「女性にからきしモテ無いどころか女性の敵で、おしゃれの意味すらわからない、女性に蛇蝎のごとく嫌われる、デブか痩せのサラリーマンオヤジ・・・」

と、ユキちゃん。

「女性にはやさしくすれば、モテると勘違いしている男性ってのも、入るんじゃない?そういう男性は永久に女性に視界にいれてもらえないけどね」

と、御島さん。

「あと、男性は仕事さえ、出来ればモテると勘違いしている、サラリーマンオヤジも入りますよね・・・そういう勘違い男性、わたしは大嫌い」

と、ミユウちゃん。

「なるほど・・・結局、女性にモテない男性はこの日本では永久にしあわせになれないって事じゃん、その結論」

「・・・と言うか、女性を本能から笑顔に出来ない男性で、女性の視界に入れてもらえない男性は「資格なし父親」にしかなれずに不幸せスパイラル一直線になり」

「その家族も「父性喪失」状態に陥るから、不幸せ一直線・・・要はその男性は単なる「逃げ込み者」になっちゃうんだな・・・」

と、僕。

「この場合、何に逃げ込んでいる事になるでしょう?」

と、ユキちゃん。

「会社、仕事、って事だね。結局、仕事に逃げ込んでいる「逃げ込み者」ってさ・・・女性を笑顔に出来る話題が無いのよ・・・」

「だって、年がら年中仕事ばっかやってるし、年がら年中、仕事の事しか考えてないもんねー」

と、僕。

「それわかります。ゆるちょさんと話していて面白いのは、仕事以外の話がたーくさんあるって事で、面白い話題に事欠かないじゃないですか?」

「「しあわせになる為の知恵」はもちろんの事、いろいろな女性や男性と話した内容を毎日、面白おかしく話してくれる」

「それがゆるちょさんの強みですよね」

と、ミユウちゃん。

「えー、それは僕も同感です。僕はゆるちょさんに「オトコとして、どうやったら、女性にモテるか」と言う話を毎日聞かせて貰っていますから」

「そういう話を真面目にしてくれる大人の男性って見たことないし、すごく役に立ってます」

と、池澤くん。

「結局、サラリーマンオヤジが何故女性に蛇蝎の如く嫌われるかって言うと、ハッキリ言ってネタが無いのよ」

「代わりに人生訓とか、人生こうやらなきゃダメだ的な浅い話を上から目線で説教するくらいが関の山。親切ごかして要は自分が気持ちよくなりたいだけなのよ、あいつら」

と、ユキちゃん。

「そういう男性が「資格なし父親」なのね・・・結局、女性を本能から笑顔に出来ず、逆にネタも無いから、上から目線で女性に説教するのが関の山の」

「女性に蛇蝎の如く嫌われる「説教オヤジ」こそ、「資格なし父親」の正体って事ね」

と、御島さんが結論にした。


「いやあ、やっぱりゆるちょさんが居ると盛り上がりますよ。話もちゃんと結論まで行くし」

と、貴島くんが言葉にしてくれた。

「家庭に「父性」があるのと無いのとじゃ、雲泥の差って事ね」

と、御島さん。

「だから、わたしは、ゆるちょさんと始終一緒にいるようにしているんです!」

と、ユキちゃん。

「わたしも右に同じ!」

と、ミユウちゃん。

「僕もーって、なんか、金魚のフン状態じゃないすか、俺ー」

と、情けない顔をした池澤くんに皆、目の笑ういい笑顔で笑い出した。


(おしまい)


さて、今日は日曜日。にしても、お休みですから、楽しく遊んじゃいましょう。

さーて、なにして遊ぼうかなー。

ま、人生、「阿蘇びをせんとやうまれけむ」ですよ。

さ、遊びましょう。

楽しい日曜日を!


ではでは。