「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

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日本の教育界こそ、自殺者を作り出す、悪の元凶だ!(子供は本能で生きてるんだ!)

2012年07月05日 | 日本人の秘密
おはようございます。

まー、朝から湿気が高くって、夏も近い梅雨・・・そんな季節感を感じますねー。

まあ、僕はこの季節、雨が降っていない限りは、超朝で、自転車トレをやっているので、

身体的にはさわやかになりますけれど・・・ジメジメ感は、感じますねー。


ま、そんな季節です。はい。


さて、今日は大津市で起こった「いじめ」の問題と大津市教育委員会の「もみつぶし」の件について、俎上にあげてみましょう。

「彼は毎日、自殺する練習をさせられていた・・・」

15人もの生徒がそう訴えたのに、市教育委員会は、

「自殺といじめの因果関係は証明されず」

ということで、調査を打ち切った・・・まあ、よく見る風景です。


実際、僕自身、小学生の頃に「いじめ」を体験していますし、中学生の頃は、一部の不良に目をつけられ、

と言って、何をされたってことでもないですが、まあ、すごまれたりしていました。


まあ、その原因は、僕の「気の弱さ」と「頑固さ」にありましたかね。


まあ、それは別途話すとして、この「いじめ」というのは、何か?という話になるわけです。

僕は、この「いじめ」という現象は、「日本人の悪しき癖」だと考えています。

まあ、日本のネガティブな文化・・・日本人だから、こそ起こる現象だと思っているんですね。


これ、他の国のことを、僕は知らないから、こういう表現になっています。


欧米でも「いじめ」はあるよ・・・ということもあるかもしれませんが、

「日本の「いじめ」は、日本的理由によって、起こっている」

ということを、言いたいわけです。


なぜなら、大人の世界でも、「いじめ」はあるから・・・です。

例えば、大人の世界の「いじめ」には、いろいろな種類がありますが、

基本的には、

「ある集団において、その人間が存在することが、集団の利益に反する」

・・・その場合に起こるのが「いじめ」なんですよね。


例えば、ある会社が消費者から見ると非常にイメージの良くない問題を持っていたとして、

それを、会社内の人間が、義憤にかられてマスコミにリークしてしまう・・・マスコミからは、リーク者は英雄扱いされますが、

その会社からは・・・会社という集団の利益を損なったとして・・・左遷させらりたりする・・・ま、「いじめ」ですね。

もちろん、昨今は、コンプライアンスの順守ということが、法的に義務付けられていますから、

こういう事象は、少なくなっていると思われますが、当局の目の届かない、中小企業などでは、よくある風景だったりするわけです。


日本の至上の正義は、

「和をもって尊しとなす」

です。


「だったら、「いじめ」なんて無くなるはずじゃないか!」


そういう意見は、もっともです。


でも、日本人は、社会的民族なんです。

対して欧米人は、功利的民族と呼べるでしょう。

以前、僕は欧米は、収奪性民族だとしていましたが、他から収奪する理由はもちろん、民族が功利的だから・・・なので、こういう言い方に変えました。


ま、それはいいとして、日本人は、

「社会において、価値を持つこと」

に、至上の価値を置く民族なんですね。

だから、

「仕事が出来る」

ということが、至上の価値になる。


もちろん、これは、他者の利益にもなるからです。

日本人はコミュニティを大事にします。

自分の属しているコミュニティにおいて、ポジティブな価値を持つことこそ、日本人の至上の価値になるんですね。


それに対して、自分の属しているコミュニティにおいて、ネガティブな価値を持ってしまうと・・・つまり、そのコミュニティの公益を損なうと、そのコミュニティから否定されるんです。


ま、当たり前のことですよね。

これは、功利性民族のアメリカであれば・・・例えば、会社で働いていたけれど、何らかの失態で、巨額な赤字を出してしまった・・・なんてことになれば、

アメリカであれば、即解雇でしょうね。

そこはビジネスライクなのが、アメリカでしょう。


しかし、日本には、「情」システムという文化が、ある。

これが、日本の雇用形態を難しくしていると僕は思いますけれど、別に悪いシステムと言っているわけじゃない。

むしろ、これをうまく使えれば、日本では簡単にしあわせになれるんです。

ま、そのあたりは、別途書くことにしますが、いずれにしろ、欧米と日本の大きな違いは、この「情」システムの有無にあるんですね。


例えば、日本だったら、上のケースの場合、何らかの罰則を与えて雇用は続けると思います。

例えば、当事者が社長だった場合、2階級降格し専務にする・・・あとは、本人次第・・・とかね。

あるいは、給料を2ヶ月分カット、とかね。こういうのよくやるでしょ?


これはもちろん、対外的な「情」システムに配慮して、そういう懲罰の仕方をあえて選んでいるんですね。


つまり、

「この会社は、温情というモノがない」

と周囲あるいは、消費者から見られることを恐れているんです。


アメリカには、温情を求める文化はない。

日本には、温情を求める文化があるから・・・「情」システムが存在するから・・・そういう形になるんですね。


だから、対外的な配慮が必要なのが、この日本だから・・・周りの目も気にしながら、いろいろな決断を迫られるのが、この日本なんです。

そして、それは、もちろん、それが「情」システムの存在する、日本の文化なんです。


「物事に失敗はつきもの。だから、汚名をすすぐ機会を与えるのが、雇用者のあるべき姿だろう」


これが日本人の考え方なんですね。

「情」

があるから、こういう考え方になる。


それが日本なんです。


だから、簡単に人をクビに出来ないのが、日本の文化なんです。


だから、「いじめ」と言うモノが起こるんです。

「いじめ」にも、正義感から行われているモノが多いんですね。大人の「いじめ」の場合は。


だから、最初のケース・・・会社の内部事情を暴露しちゃった人間なんて、クビにしたら、その会社の見識が疑われますから、

「左遷」

という「いじめ」で・・・自ら辞めるように仕向ける・・・これですね。

自ら辞める、というのであれば、周りも納得するんですね。

「彼はあの会社に嫌気が差して、新天地を求めて、会社を辞めたんだ。その方が彼にとってもいいよ」

こういう「情」が周囲(その会社内以外)に生まれるから、周囲は、納得するんですね。


これも「情」です。


だから、「情」と「いじめ」は密接に絡み合っているんです。


さて、そこまで、話してきて、やおら、大津市の「いじめ」と大津市教育委員会の「もみ消し」について考えてみましょう。


子供の「いじめ」とは、「気が強く、自分の力を誇りたい人間」が「気の弱い人間」を使って繰り広げるパフォーマンスに過ぎません。

「俺は仕事が出来る。だから偉いんだ。仕事の出来ないあいつは、本来、この場にいる価値はないんだ」

ま、日本人の価値観そのものですよね。

こういう考え方を、「気が強く、自分の力を誇りたい人間」が持つもんだから、生まれるのが、「いじめ」です。

「あいつは、このコミュニティにいてはならない人間だ。なぜなら、気が弱いからだ」

これが、いじめる側の論理です。

大人の「いじめ」と同じ構図なんです。

ただ、子供の「いじめ」は周囲への配慮なんてありませんから、「いじめられる側」は一方的に攻撃されるだけになる。

まあ、子供の世界では、「情」システムが、未発達ですからね。


だから、「いじめ」とは、起こるべくして起こる・・・日本のネガティブな文化なんですよ。


じゃあ、この「いじめ」を無くすには、どうしたらいいか。


「「いじめ」なんてやっちゃ、いけません!」

なーんて、日頃から言っていても、あまり効果はありません。


なぜなら、子供は、本能的な生き物だからです。

理性を期待出来ないのが、子供です。


だから、本能に従う・・・気の強い人間は、気の弱い人間を「いじめ」る・・・これは本能的な行動なんです。


であれば、どうすべきか?


「コミュニティのリーダーが、「いじめ」の兆候を嗅ぎつけ、リーダーの本能的な畏怖感を使って、「いじめる側」を本能的に恐れさせ、「いじめ」を辞めさせる」


これしかありません。


子供は、本能的存在であり、本能的な説得しか意味をなさない。


本能的な説得と、理性的な説得をダブルで行うことが、子供の教育には、唯一有効なんです。

だから、そのひとつの方法として、昔は、体罰という手段があった。

コミュニティのメンバーが、コミュニティのリーダーに本能的な恐れを感じること・・・これが唯一、コミュニテイのリーダーがコミュニティを統率出来る方法なんですよ。

理性のない人間がメンバーの場合、これしか、コミュニテイ統率の方法は、あり得ません。


つまり、

「サル山のボス力」=雄力極大

が、教師には求められるんです。


それが「いじめ」の抑止になります。


「サル山のボス力」

・・・それを持った教師こそが、理性のないコミュニティ・メンバーをしあわせに出来るコミュニティ・リーダーになれるんです。


「サル山のボス力」

を持った人間は・・・雄力極大の男性は、コミュニティ・メンバーの雄力がどれくらいか、よーくわかりますからね。

だいたい「めぢからのやりあい」をやれば・・・誰がどれくらいの雄力を身に着けているか、一発でわかる。

ま、「ガンの飛ばし合い」という奴ですよ。

そこに全勝出来ないと、「サル山のボス力」を持っているとは、言えない。

そして、誰がどれくらいの雄力を身に着けているかがわかれば、

誰が誰をいじめそうかなんて・・・一発でわかるでしょ?

そしたら、いじめる側に立ちそうな奴に、

「おめえ、俺のクラスで「いじめ」なんかするなよ。したら、どうなるか、わかってんだろうな!」

と、一発すごんでやれば・・・いやいや、効果的な説得をすれば、

それで「いじめ」はなくなります。


ま、簡単に言えば、GTOじゃないと、いけないわけです。教師は、それくらいの能力を基本的に装備しなければいけない。


しかし、それに気づいている人間は、どれくらいいるんでしょうかねー。


教師の養成方法が根本的に間違っている。


そういうことです。


だから、僕は自分の子供を教える教師を、まず、この目で確かめるでしょうね。

あるいは、クラスのメンバーのガキ達も・・・。

それで全員、恐れさせちゃう・・・サル山のボス力を使っちゃうかもしれませんねー。


ま、それはいいとして、この自殺した男子生徒のクラスの担任は、「サル山のボス力」のない、駄目駄目教師だったということでしょうね。


「「いじめ」はやっちゃいけません」


そんな言葉を吐いたからと言って、実効性はありません。

子供は、理性がないに等しいんだから。


それすらわからない教育者なんて、僕的は、仕事の出来ない失格野郎だ、ということになりますけどね。


さらに言えば、やばい情報が出たからと言って、もみ消す大人は、愚の骨頂です。


大津市教育委員会は、カス!


ま、こちらも、

「コミュニティの公益」

を第一にした、ごく日本的な風景ですけどね。


日本の最高正義である、

「和をもって尊しとなす」

が、悪い方向に出た現象です。


というか、日本の教育会って、閉鎖的で、ほんとに駄目だなあって思いますね。


徹底的な改革が必要だと思います。


というか、今のままだと、日本の教育界は、ドンドン自殺者を出していくと思いますよ。


つまりは、日本の教育会こそ、自殺者を作り出す、悪の元凶だ、ということになりますね。


何も手を打たずに次の自殺者を出すならば、ねー。


違いますか?


それくらいを結論にしておきましょうか。


長くなりました。

ここまで、読んで頂いたみなさん、ありがとうございました。


以上

この国のリーダー論。

2012年04月23日 | 日本人の秘密
さて、先日、友人たちと飲んでいた時のお話です。

ま、ついつい歴史好きが揃っていたので、なかなか興味深い話になりました。

そんなお話です。


その時は、僕と、某有名貿易企業の部長さん、仮名西川さん(49)と、丸の内の美人OL、君島さん(27)、伊藤さん(24)とで、飲んでいました。

皆、僕のサイクル仲間です。

「しかし、君島さんも、伊藤さんも大河ドラマ好きとは、驚いたねー。「平清盛」を見てる女子って、少数派じゃない?」

と、僕が言うと、

「私、あの時代、よく知らないんです。だから逆に新鮮っていうか・・・強訴のシーンって一度見てみたかったし、神輿に矢を放ったマツケンかっこよかったー」

と、君島さんです。

「そうそう。でも、清盛ってかわいそう。母からは嫌われているのわかってるし、一族からも、どこか余所余所しくされて・・・」

と、伊藤さんは清盛の気持ちになって話しているようです。

「まあ、神輿を射るってのは、あの時代、大変なことだったけど、どこか、その合理性が信長に似ているよな。ゆるちょくんがブログに書いている通りに・・・」

と、西川さんが言ってくれます。

「そうそう。わたしもゆるちょさんのブログ大好きー。信長論考、ガンガン書いてくださいよー。あれ、他にはない話だから、見ていておもしろい!」

と、伊藤さんです。

「うん。ゆるちょさんの話って、新しいっていうか、どこにもない話だから、新鮮なのよねー。すっごいおもしろいですー」

と、君島さんも目を丸くして話してくれます。

「いやあ、そう言って頂けるとうれしいですね。ま、あれ、自分も考えるの楽しいんでねー。ま、また書きますわ」

と、僕もマンハッタンを飲みながら、うれしそうに話します。

「しかし、日本のリーダーって、どういう資質があれば、いいのかしらね。今の野田総理って、何か重要なリーダーの資質に欠けてると思うのよねー」

と、君島さんが重要なテーマを投げかけます。

「あー。そうそう。っていうか、まず、ダサい感じなところがねー。オバマ大統領って、やっぱりイケメンだし、スマートだし、かっこ良さをちゃんと考えてるもん」

と、伊藤さんは話します。

「そうよねー。そういうところ大事よね。やっぱり、大人の男性は、魅力的にしてなきゃ、駄目よね。そういう意味じゃ、今の首相はバツ!」

と、君島さんも、厳しい採点です。

「まあ、それに発信力がないな・・・あの野田って男。発信しなけりゃ、問題を起こす可能性が減るって考えてるらしいんだが、ありゃ国民をなめとるなあ」

と、西川さんも厳しい採点です。

「歴史上で言うと、誰が、いい日本のリーダーだったんでしょう?」

と、僕が言うと、

「それは、やっぱ、ゆるちょさんの好きな信長じゃないですか・・・やっぱり実績も違うし、自分ですべて考えて行動しているから、説得力が違うもん」

「人の話を聞くって、やっぱり説得力だもん」

と、伊藤さんが言います。

「そうねー。実際に「日本を平和にする」という政治課題に挑戦して、そのベクトルを作っただけでもすごいと思うわよねー」

と、君島さんが言います。

「野田総理って、はっきり言って説得力が足りなくない?だって、彼は党内融和だけをするためにいる人でしょ?それって民主党のお家の事情ってだけでしょ?」

と、伊藤さんが発言します。

「そうか。国民の付託も何もなく決まった人選だから、権力基盤がものすごく弱いのね。っというか、国民に対しての説得力がまず、ないということね」

と、君島さんが話します。うーん、この二人なかなか・・・。

「信長と比べるのは月とスッポンのようだけど、やっぱり小泉純一郎氏が郵政民営化を成し遂げられたのも、国民の強力な付託があったからだな」

と、西川さんが話します。

「信長だって、強力な国民の付託があったと思いますよ。なにしろ日本を平和にしてくれる現世利益の神様でしたから、信長は」

と、僕が言うと、

「現世利益の神様か・・・その面で見ると、野田総理は、まったく現世利益の神様にはなっていないね」

と、西川さんが笑います。

「国民に痛みばかり求めて・・・その先にどんないいことがあるのか、示せていない段階で、小泉純一郎さんとは違うわねー」

と、君島さんが話します。

「消費税増税の理由はわかるけど・・・身を切ることを一切していない・・・だから、生理的にいやな感じだな」

と、伊藤さんは言います。

「なんというか・・・政治家としての資質に疑問があるよね。消費増税に命をかけるって言ってるだけじゃあ、政治は前に進まないものだからね」

と、僕が話すと、

「どうやったら、具体的に政治を進められるんですか?」

と、伊藤さんが質問してきます。

「小泉純一郎氏の手法を参考に考えればいいよね?彼は皆が思っている正義を口にした。「自民党をぶっ潰す!」これだよ。これはお笑いの人のギャグがウケるのと同じ構造なんだ」

と、僕が答えます。

「ギャグ?」「ギャグ!」「ギャグ!!」

と、3人はポカンとした表情を示します。

「小島よしおさんの「そんなの関係ねー」。あれがウケたのは、見えないお約束だらけのこの日本で、「そんなの関係ねー」って言われて気持ちよさを感じたから、ウケたんだ」

と、僕が言うと、

「あ、確かに」「なーるほど」「そういう意味・・・なるほどねー」

と、3人は同感します。

「「欧米か!」のギャグも、日本人が持っている欧米コンプレックスをうまく突いたから受けた・・・つまり、日本国民が密かに持っているコンプレックスやいやなことを、突いたからウケるんだよ」

と、僕が説明します。

「当時、小泉純一郎氏は、日本国民が皆思っていた「自民党なんて潰れればいいんじゃね?」という思いを代弁した。時代の正義をしっかりと掴んだんだ」

と、僕は言い、

「だから、あれだけ支持されたんだ。例えば織田信長は、「日本を平和にする」という、皆が望んだ政治課題を解決しようとしたから、時代に乗れたんだよ」

と、僕は続けます。

「つまり、今の時代の正義は、何か?を知り、そして、その政治課題を解決しようと、時代の正義を口にした人間こそが、日本の真のリーダーになり得るんだ。政治を動かせるんだ!」

と、僕は言います。

「今の政治家は、ダサれた宿題を、いやいや、やっている小学生と同じさ。だから、政治能力が低いし、政治が動かないんだ」

と、僕は言います。

「だとしたら、今の時代の正義って、何かしら?」

と、君島さんが言います。

「時代の正義は、今、皆が思っている正義だよ。大多数の人間が思っている正義・・・それは被災地・東北の復興しかないだろうね」

と、僕が言うと、

「そうか・・・東北の復興が今の時代の正義なのに、政権与党はだらしないし、野党も戦うばかりで、東北の復興に協力していないように見えるから、支持率落ちてるんだ」

と、伊藤さんが真実を掴んで、驚くように話します。

「しかも、首相は消費増税に命かけてる・・・今、それが正義じゃないだろう。それより先に復興ありきだろうって、みーんな思っている」

と、僕が話します。

「だから、時代の正義と首相の思惑が乖離しているから、うまくいくはずがない。消費増税は空中分解して終わる可能性大なんじゃないかな」

と、僕は話します。

「民主党は、もう死んでいる。もうなにをやってもダメだ。民主党自体、もう空中分解していると見ていいね」

と、僕が言うと、

「なーるほど、そういう見方をしていけば、いいのね。ゆるちょさん、やっぱり、おもしろい!はい、どうぞ」

と、君島さんは、ビールを注いでくれます。

「お、ありがとう・・・マンハッタン飲みながらのビールも、これでなかなか・・・」

と、僕はうれしそうにビールを飲みます。

「じゃあ、橋下大阪市長と大阪維新の会の掲げる正義「決断できる民主主義の為に、統治機構を変える」というのは、どう思うかね」

と、西川さんが聞いてきます。

「本当に、維新の会が主張するように、統治機構を変えれば、決断が出来るのか・・・その一点に掛かっていると思いますね。このまま決断の出来ない政治が続けば・・・」

と、僕は少し考えます。

「続けば?」

と、伊藤さんが僕に先を促します。

「決断できない政治家は、いらない・・・ということになり、大阪維新の会の正義が国民に大きくアピールしていくことになるでしょうね」

と、僕は言います。

「ただ、やっぱり今の日本の正義は、東北復興なんですよ。これをもっと大胆に国を挙げてやらねばならない。そういう策を提示出来た人間こそ、次の日本のリーダーになると想います」

と、僕は話します。

「じゃあ、やっぱり、今年中に選挙があるんですか?」

と、君島さんが真面目に僕に聞きます。

「消費増税に失敗して、野田内閣退陣。だけど、選挙せずに4人目の首相というのは、あり得ないんじゃないかな」

と、僕が言うと、

「でも、民主党は選挙を出来るだけやりたくないはずだから、伸ばしにかかるんじゃないか?」

と、西川さんが聞いてきます。

「民主党は9月に代表選があります。野田内閣がそれまでに潰れたら、誰が代表をやるんです?言うだけ番長の前なんとかさんですか?プライドだけの男、岡田さんですか?」

と、僕は逆に聞きます。

「どちらも政治能力が低い。とても首相なんてタマじゃない。でも、それくらいしか、もう人材はいない。樽床なんて、町内会で毎日酒のんで真っ赤になっているようなレベル」

と、僕が言うと、

「確かに、もう人材はいないわね。民主党には」

と、君島さんが話します。

「確かに樽床ってひと、どこの町内にも、いそうなひとよねー」

と、伊藤さんが笑います。

「確かに、もう誰を担いでも、民主党は選挙に勝てない。早く話し合い解散をして、出なおす方が日本の為になるだろうね」

と、西川さんも、企業のお偉いさんだけあって、日本の為という視点を持っています。

「まあ、最後まで利権にひっついている人間は、次ないですよ。まあ、厚顔無恥で仕事の出来ない、恥ずかしい奴の集まりというのが、僕の民主党への見方ですけどね」

と、僕が言うと、

「となると、大阪維新の会が、新しい民主党のような形で、勝利してくる可能性もあるなー」

と、西川さんが話します。

「確かに、それはありそう。橋下さんって、賢いし、正義ということを知ってそう。それに普通にイケメンだしー」

と、伊藤さんがうれしそうに話します。

「民主は大激減して、自公もあまり勝てず、みんなの党が少し躍進して、大阪維新の会が大勝・・・そんな風景も見えてきそうですね」

と、君島さんが話します。

「大切なのは、日本国民の多くが賛同する新しい正義だよ。これを示せる党が勝ち、示せない党は負ける。それだけの話だ」

と、僕が話すと、

「これからが問題ね」

と、伊藤さんは、うれしそうに、僕にしなだれかかります。

「あーん、少し酔っちゃったみたい・・・ゆるちょさーん、少しやさしくしてー」

と、正面攻撃をしてくる伊藤さんです。

「おいおい・・・まだ、話は終わってないぞー」

と、僕が言うと、不満そうに元の姿勢に戻る伊藤さんです。

「もう、いけずー」

と、小さな声でつぶやきます。

「信長、秀吉、家康は、信長の提案した政治課題、「日本の平和化」を3人で成し遂げた。大久保と西郷は、賞味期限の切れた幕府を倒し、西洋化に突き進んだ」

「つまり、「古い日本を捨て、新しい国際化日本を作る」という政治課題を成し遂げた。西郷は薩摩士族の意図的削除までやってのけた」

「田中角栄は日本に夢を与え、日中国交正常化まで成し遂げた。小泉純一郎は、改革の先に夢があるとして、郵政民営化を成し遂げた」

「つまり、国民に夢を与えた人間だけが、日本を成長させることが出来たんだ。時代の正義を敏感に読み取った人間だけが、政治を進ませることが出来たんだ」

と、僕は結論として、話します。

「今、それに最も近いのは、橋本大阪市長かもしれない。少なくとも野田という人間ではない」

と、僕は結論的に言います。

「だって、彼は、夢を国民に提示出来ていないもの・・・それじゃ、駄目さ」

と、僕は言います。

「ああいう人って、子供の頃から、勉強しかして来なかった男ね。勉強が出来れば、モテると勘違いしているカバ・・・私には、そう見えるな」

と、君島さんがキツく言います。

「そうよねー。大人の男のかっこ良さを知らない男。だって小泉さんセクシーだったもの!」

と、伊藤さんも、その話に乗ります。

「ダサい男は、リーダーにはなれない。そういうことかね?」

と、西川さんが苦笑しながら、話します。

「ま、そういうことでしょうね」

と、僕が言って、マンハッタンを飲み干すと、

「うん。よーくわかった。君の話は、いつも明快だ。こちらまで、楽しくなるよ!」

と、西川さん自らビールを注いでくれます。

「あーん、西川さん、次は、私が注ぐ順番だったのにー」

と、伊藤さんは、横でふくれます。

「あ、そりゃ、ごめんごめん」

と、西川さんは慌てて謝ります。

僕はその様子を楽しみながら、ビールを飲み干すと、

「じゃ、注いでくれる?」

と空になったコップを伊藤さんの前に出します。

「はい。お疲れ様。この話、ブログの記事に絶対してくれますよね?」

と、笑顔でビールを注いでくれる伊藤さんです。

「お、おう。そりゃ、もちろん・・・次の月曜日くらいには、アップ出来るかな」

と、僕が言うと、

「私のことも書いてくださいねー」「私もー」「ま、僕も書いてくれるよな?」

と、3人は口を合わせて話します。

「はあ・・・書きますよ。もちろん、お3人さんとも」

と、僕が言うと、3人とも満足そうな笑顔です。


夜は静かに更けていきました。

この駄目政権に、政治が出来ると思いますか?

2012年04月13日 | 日本人の秘密
えー、日本人の秘密カテゴリーも久しぶりですね。

まあ、日本人的特徴が、よく出ているなあと感じているので、

このカテゴリーで書いてみたいと思います。


ま、野田政権の話ですよねー。

まあ、とにかく、今国会中に、消費税増税法案をなんとかする!と息巻いているんですが、

どうも一昨日あたりの党首討論で、焦りが見えているようなそんな感じでしたねー。


この野田佳彦っていうひとの・・・というか、民主党の病気とも言えるけれど、

じゃあ、口ほどに身を賭けて政治に臨んでいるのかと言えば、どうもそうは思えないんだよね。

例えば、この野田佳彦ってひと、最大野党である自民党から、

「小沢斬りをすれば、党としての協力も、考えなくもない」

と言われたんだけど、それに対して、支えるはずの岡田副首相の方が硬化したりしているわけ。


どうも、このひと、鳴り物入りで、現政権入りしたけど、僕には、単なるプライドの固まりに過ぎなくて、

政権の足を引っ張っているとしか、思えない。

例えば

「俺、今幹事長じゃねーし、3党合意なんて、知らねーよ」

とか、自分で3党合意をまとめといて、こういうことを、へーきで言っちゃうその政治的センスの悪さは、どうしようもない。

政治家というより、人間として、もう、信用できないクラスでしょ?


このひと単に、おぼっちゃんだから、自分がいい目見れない限りは、不快な顔をしているだけで、

だったら、キャバクラにでも入り浸って、お姉ちゃんにでも、ちやほやされてりゃあいいじゃん。


ま、民主党は、政治資金使って、キャバクラ行っちゃうような、そういうセンスの悪い政治家ばかりだけどさ。


例えば、政治ってのは、比較しながら、評価出来るわけよ。

例えば、政治課題をある程度解決の方向に進ませた、つまり、政治を思い切り動かした宰相に、近年では、

小泉純一郎氏が、いるけど、まあ、郵政完全民営化は、やりすぎだとして、一昨日、揺り返し法案が可決されたけど、

落とし所に落ちたんじゃないの?


まあ、それはいいとして、少なくとも、郵政について、政治が動かしたということだよね。


じゃあ、なぜ、政治が動いたかと言えば、

ポピュリズムだ、人気投票だ、とか、逆に人気の無いやつが、無思慮な言いがかりをつけたけど、

本質は、一点のみで、

「改革は、痛みを伴うけれど、その先に、ハッピーがある!」

と明確なハッピーを目標として、掲げたことだよ。


希望を掲げたからこそ、痛みに耐えるところも受け入れ、政治が、いや、民衆が動いたんだよ。


これね。

僕は今、リアル・ニュータイプ理論の結婚編、子育て編について、裏で独自に理論を進めているところなんだけど、

結婚した後の家庭運営と同じなんだよね。


旦那さんが、かみさんと子供を率いる場合、大切なのは、

「ハッピー&ヘイト」

なんだよね。


家庭運営ってのは、楽しいことばかりじゃない。

むしろ大変なことが多い。

子供だって、勉強しなきゃいけないし、かみさんだって、家事や子育てで忙しい。

もちろん、旦那さんだって、仕事で忙しいよね。


でも、だからこそ、

「ハッピー&ヘイト」

の運用が大切でさ。


ま、いわゆる、あめとムチ、という言葉で現されるところの・・・この言葉が嫌いなんで、

「ハッピー&ヘイト」

って言ってるんだけど、

「希望があるからこそ、ひとは、痛みに耐えていける」

このごくごく当然な、人間の法則こそが、家庭の運営にとって、一番大事なんだよね。


例えば、

「夏休みには、少し長めの家族旅行がある・・・だから、家事がんばろう」

と、かみさんは思ってくれるように、しなけりゃ、旦那失格だし、

「5月の連休には、ディズニーランドに連れてってくれるって言うから、勉強がんばろ!」

と、子供達が思ってくれるようにしないといけないわけ。


特に女性と子供は、短期記憶がメインな動物なんだよね。

だから、男性みたいに、

「5年後は、課長、10年後は、部長になるんだ。6年くらいしたら、マイホーム買えるように、がんばろ!」

っていう長期なスケジュールには、耐えられないんだよね。


だから、3ヶ月や半年後に、希望を持たせる事が、大事なわけ。


ほら、男性ってさ、10年前の彼女とかを思い出して、その記憶と遊ぶことが出来るじゃない。

へたすりゃ、

「あいつに声かけたら、まだまだ、俺のこと、覚えていてくれて・・・やさしくしてくれるかもしれない」

なんて思ったりするでしょ?男子は、さ。

でも、女子は、短期記憶の世界に生きているから、今、しかないわけ。

だから、

「今日、旦那が銀座三越のデパ地下スィーツを買ってきてくれるって・・・うれしい!」

くらいで生きているわけよ。


だから、10年前の男なんて、気持ちの中には、影も形もない、ということになるわけ。


だから、かみさんと子供には、短期記憶型の希望を与えなきゃいけないのね。

そして、基本は、

「ハッピー&ヘイト」

ハッピーがあるから、ヘイトなことでも、出来るのが、人間なんです。


小泉政権では、この法則をうまーく、というか、当然のように使ったわけよ。

「改革は大変だし、痛みを伴うけど、でも、先にハッピーがあるからねー。ね、がんばろうよ!」

この呼びかけに、日本人達は、武士の気持ちで、

「武士は食わねど高楊枝。小泉さんに言われちゃあ、きつくても我慢するぜー。改革成し遂げようぜー!」

と、強い気持ちで立ち向かったのが、日本人なんだよ。

それは、武士道気質を刺激されたから、がんばったんじゃん。


しかも、小泉純一郎さんは、毎日、テレビ画面から、これを語りかけたよね。

国民にさ。

「女性と子供は、見たものに最大限説得され、感情を発生させ、行動を起こしてしまう動物である」

なんだから、女性と子供には、

「見せる!」

ってことが大事なわけよ。

しかも短期間のうちにね。

だって、短期記憶型の動物なんだから。


さらに、

「説得力のある映像を見せられてこそ、女性も子供も初めて説得されるし、感情を呼び、行動に移る」

「説得力のある映像を見せられてこそ、男性は、説得される。だが、もちろん、理性的に、その真意をシビアに見抜く」

この2つが、政治では、大事なわけですよ。


これをしっかり毎日クリアしていったのが、小泉政権であり、

「ハッピー&ヘイト」

の法則もしっかりクリアしていたのが、小泉政権なんですよ。


ポピュリズムとか、そういうのは、一切関係ありません。

それは、何もわかっていない政治学の教授とか、負けた側の怨嗟の声に過ぎません。


その証拠に、郵政民営化反対の立場を明確にとった国民新党は、今回どうなりました?


民主、公明、自民が、郵政民営化軌道修正法案を出して、可決されちゃったじゃないですか。

つまり、国民新党の存在価値は、なかった、ということになるんですよ。

ま、自見大臣がいたくらいが、価値かもねー。

にしても、怨嗟の声をあげていたに過ぎないから、国民からの支持を得られなかった形になったわけです。

で、焦った亀2匹が、泥船から逃げ出したってことでしょ?


まあ、それはいいとして、まず、今の野田政権の消費税増税法案、この、

「ハッピー&ヘイト」

の法則に適合していますか?

「ヘイト&ヘイト」

だけだ。


まず、ここで、駄目なんですよね。

さらに、野田政権の説明責任が果たされていないじゃないですか。

「財政健全化の為には、消費税増税は、避けて通れない道なんです」

こういう説明でしょ?


しかも、たまーに、記者会見やるだけで、

まー、あっちの都合でやっているに過ぎないから、国民からの興味持たれねーでやんの。

そりゃ、逃げ腰で、女口説いたって、ダメよ。

こいつ、まともな女口説いたことねーだろうな。

まともな女ってのは、口説きのテクニックをちゃあんと査定出来るおんなのことよ。

それが出来ていたら、こんなへたな国民の口説き方しねーよ。

「財政健全化の為には、消費税増税は、避けて通れない道なんです」

もう、聞きあきたよなー。

まあ、実際、百歩譲って、その理屈は、わかるとしても、じゃあ、官から身を切るってのは、どうなったんだ?ってことになるわけです。

そもそも民主党が、政権をとったのは、コンクリートから人へ、無駄なバラマキを辞め、税金のムダ使いを辞め・・・。

それが、まず、民主党の存在意義でしょ?

政権交代の意味、そのものでしょ?

つまり、消費税増税より、先にやることが、あり過ぎるはずでしょ?

それが、国民との約束だったわけじゃない。


つまり、その国民との約束を次々と反故にした人たちに、

「財政健全化の為には、消費税増税は、避けて通れない道なんです」

なんて言われたって、あーそーですか、とは、聞けないの。

国民との関係性をダメにした人間達の集まりこそ、民主党だから、だーれも聞きたかないの。

だって、政治家超失格のカス人間達ばかりだから。


つーか、この期に及んで、イランに行って政治的に利用されて、

「あれは捏造だ!」

とかほざいているルーピー・・・あんなのを国民に首相として選ばせたのが、この民主党というカスうんこ低能ゲロ野郎の集まりなんだよ!


説得力皆無、不快以外の感情なんて、ないだろ?

もう、感情がこじれているの。

そこまで行っちゃっているの。

そして、それを起こしたのは、歴代の民主党の宰相達なんだよ。

宰相不幸内閣とは、よく言ったもんだよ。

宰相不幸国家だわ、今じゃ。


その気持ちが国民にまず、あるから、

「財政健全化の為には、消費税増税は、避けて通れない道なんです」

なんて言うお題目が、まったく説得力を持たないわけ。


政治というのは、国民をどう説得出来るか、ここに掛かっているんです。

ここが、一番重要なんです。


それが、まず、出来ていない。

何より大事な、国民への説得が出来ていないのに、

時の政府がゴリ押しで、やろうとしても、決断出来る環境には、なりませんよ。

「ヘイト&ヘイト」

だしね。


さらに言えば、明治時代初頭の政治を見てください。

困難な課題ばかりだった。

版籍奉還、廃藩置県、士族解体・・・説得力どころか、国民を敵に回すような、政策でしたよね。

でも、なぜ、出来たかと言えば、

「国際的に競争力を持つようになるためには、仕方のないことだ」

と、多くの国民に説得力を与えた政策だったからですよ。


国を二分したが、でも、説得力があったから、困難な課題も突破できた。

それは、例えば大久保利通が、自分が死を賭しても、やろうと言う気迫があったからだ。

地元鹿児島から、徹底的に嫌われようと、政治的正義感が彼にあったからこそ、政策が実行できた。

後に、日本が、いや、国際的に信用されている、今の日本があるのも、大久保利通のおかげ、というところが大だと思います。


政治ってのは、それくらい厳しいモノのはずだ。


しかし、民主党の体たらくはどうですか?

あの菅直人首相を辞めさせようとした時の覚え書き、覚えていますか?


「まず、民主党を破壊しない。政権を野党にとられない。国民のために、退陣を表明する」


国民のことなんて、実際は、ひとつも考えていないんですよ。

民主党こそ、絶対正義であり、国民より前に、民主党大事なのが、民主党の議員であり、党員なんですよ。


こんな非国民の腰抜けに、税金を増やそうなんていう困難な政治が出来ますか?


国民も説得しない、説得力もない、法則も無視、そして、自らが大事・・・そんな政権に、政治が出来ると思いますか?


もう、おわかりですよね。


それが結論かな。


ほんと、最低だわ、こいつら。


以上

家康のこと。

2012年01月13日 | 日本人の秘密
このところ、平清盛や、それに関連して織田信長のことばかり、書いていたので、

たまには、気分を変えて、あまり考えて来なかったひとについて、考えてみたいと思います。


徳川家康さんのことについてですー。

いやあ、3英傑の中でも、一番やぼったい感じがして、どうもとっつき難い・・・。

というのも、どうも、若い頃から、

「秀頼を殺した悪い奴」

的な刷り込みを受けてきたおかげで、どーも、家康さんというのは、腹黒いタヌキおやじに見えてしまうんですねー。

まあ、よろしくありませんが、やはり、歴史を見る場合は、そういう個人的思いというのは、こっちに置いておかないといけませんねー。


僕のイギリス人の友人は、徳川家康のことを、

「260年のミラクルピースを成し遂げた世界的英雄」

という言い方をします。


確かに、そうなんだよね。


まあ、僕なんかは、子供の頃は、

「自分の家のためだけに、日本全体を島国根性人間だらけにした、自分勝手な人間」

という風に思い込んでいましたから、まあ、いろいろな見方があると思いますが、

でも、大人になって思うのは、

「信長、秀吉、と続いてきた政治課題「日本の平和」を最後に達成した人間なんだな」

ということです。

「日本を平和にしてやろう」

この政治課題に対する思いを最初に抱いて実行したのは、信長です。

彼は良いところまで行った。

ただ、信長は、日本のタブーである天皇に、ある意味、手を伸ばしてしまったことが、明智光秀に誤解を受け、

「信長は将来天皇家を廃止するおつもりだ。これは身を挺して天皇家をお守りせねば・・・」

という思いにさせてしまったことが、あの本能寺につながってしまったわけです。

だって、奥さんにも、部下にもやさしかった光秀が、結果、奥さんを殺し、部下を路頭に迷わせたわけですからね。

つまり、それより最も大事な物を守ったということになる。

足利義昭に命を受けたから、なんて人もいますが、光秀は、信長を選んで、一度義昭を切っているわけですから、

光秀にとって、義昭とは、その程度の人物だったわけです。

だから、奥さんより、部下より大事なモノ・・・それこそ、天皇しかなかったわけです。


さて、信長のやり方を最も熟知していた秀吉が、次に立ち、「日本を平和にしてやろう」という政治課題に立ち向かったわけです。

実際、彼は日本を平定する。

彼は関白となるわけですが、これって、信長が殺された理由を秀吉は気づいていたから、じゃないでしょうか。

関白というのは、天皇の下で、あくまで活動するということを示しているわけですから、信長が天皇に手をだしたことで殺されたことを知っていて、

「わたしは、あくまで天皇の下で、「日本の平和化」に邁進します」

そういう意志を体現したと考えられるんですね。


つまり、天皇制がなぜ今日まで続いてきたかと言えば、天皇に手を出したモノは、即刻殺されてしまうからですよ。

天皇を信奉するサムライ達によって。

明智光秀のように、自分はもちろん、奥さんも部下のことも投げ打って、天皇に手を出した者を排除してしまうからです。

そういう動きになるからこそ、皆、天皇に手を出さなかった・・・そう見るべきでしょうね。


さて、そんな、一見うまくやったように見える秀吉も、大失敗します。


「日本を平和にしよう」

という掛け声の元、ある意味、平和運動を進めた秀吉でしたが、唐入りということを始めてしまうんですね。

まあ、当初は、普通に、

「領地が増えるわ」

と喜んでいた諸侯らしいですけど、海外計略は、そう簡単なものじゃないと途中で気づくわけです。

ま、スペインやポルトガルの海外計略を真似しようとしたんでしょうけど、発想はいいとして、

彼らがどうやって成功をしているかの研究が足りなかったと見るべきでしょうねー。

スペインがフィリピンを征服したのが、1571年ですから、まあ、ある意味、同時代の話で、

秀吉は、その潮流に乗っていたと言える。だから、「唐入り」というのは、

東アジアの激動の時代の中のひとつの風景であって、

秀吉だけが、馬鹿だったとか、そういうわけではないんです。

特に、当時、最盛期を迎えていたスペインの絶対王フェリペ2世に、秀吉は書簡を与えていますから、

彼はフェリペ2世をライバル視していたわけです。

だからこその、唐入りということで、スペインと争って他国計略に出た、という方が正しい。

さらに、戦争を辞めてしまったら、各大名家に不満が溜まるということも恐れたのだと思います。

雰囲気を見るに敏な秀吉のことですから、

「平和になると恩賞に預かる場はない」

という大名家達の雰囲気も察したのかもしれません。


まあ、それがある意味、秀吉の首を締めてしまうわけですから、勝負のあがりどころを見極めるのは、難しいということになりますねー。


無論、朝鮮攻略は失敗に帰し、日本国内は厭戦気分の真っ只中、秀吉は死にます。

「日本国内は平和にする」

という政治課題は達成したものの、戦争を辞めなかったことが、秀吉及び豊臣家の大きな傷になったんです。


さて、こういう経緯があっての家康登場なんですね。

その経緯を観てきた家康は、

「戦争を二度と起こさない平和国家作り」

という正義を掲げて(もちろん心の中で、ですけどね)、その後の行動に移るんですね。

秀吉が亡くなったと知るや、その正義の為に邁進する。

まあ、よく大河ドラマなんかでは、虎のこころを隠していた家康が、その本心をさらけ出した的に描かれるんですけど、

ここが日本人が嫌いなところなわけですよ。

まあ、二枚舌的な家康のあり方、ですよね。

でも、大人になって社会で仕事をした経験から言えば、

「この仕事は俺にしか出来ない。だから、俺がやらなければ!」

と自負を持つのは当然のことなんですね。

自他共に、それを認めているからこそ、その職に就くことが出来る。

いわば、この時の家康は、

「俺でなくて、誰が、日本の指導者になれるのだ!」

という自負が普通にあったと考えられるわけです。

だからこそ、自信を持って、行動を開始した・・・それが秀吉亡き後の家康の行動なんです。


そこを理解しないと、家康はタヌキおやじ、二枚舌野郎だ、という、ある意味、悪魔視してしまうことになるんですね。


さて、今回は、ここまで、ということで、家康については、また、次回に続けて書いていきましょう。


ではでは。

欧米人のわからない、日本人の秘密!(俺、日本文化の方が、めっさ上だと思う!)

2011年12月30日 | 日本人の秘密
外国人が思う日本人の不思議なところー・・・という番組を見ました。


まあ、僕から言わせれば、キリスト教を中心とする欧米文化と、仏教や儒教を伝統とするアジアの文化では、大枠からして違うと思うんだけどね。

で、次のような具体的な論点を挙げていましたねー。


「スーツ着ているひとがたくさんお酒を飲んでいる!仕事が終わったのに、なぜ家族と過ごさないんですか?」

「私達から見ると、家族を大切にしていないように見える!」


「なぜ、とりあえずビール!と皆が頼むんですか?私たちなら、ワインやシャンパンやウォッカなど好きなメニューをそれぞれ頼みます!」


「なぜ、女性が上司の男性にお酌するんですか?我々の文化では、男性が女性に注いであげるのがルールです!」


「なぜ、日本人は、お酒に弱いのに、泥酔して寝込んだりするんですか?女性も街に寝込むなんてありえない!」


まあ、これ、それぞれ考えてみると、おもしろいので、久しぶりに日本人について書くことができそうです。


まあ、日本人って、こういう欧米コンプレックスをつっつくようなネタが好きですね。

というか、多くの日本人が、明治期に文明開化して欧米文化に追いつけ追い越せ!という歴史を持っていることから、

「日本はまだ、欧米文化に追いつけていないのではないか。欧米文化は、先を行っているのではないか」

と考えているんだと思います。心のどこかでね。


でも、それは、おかしい考え方だと僕は思っているんです。


欧米文化の根底にあるのは、もちろん、キリスト教文化です。

キリスト教文化というのは、僕に言わせれば、差別文化・・・まあ、やわらかい言い方で言えば、区別文化なんですね。

神はGODであり、唯一神なんですよ。

たったひとり、GODという存在がある。

そして、それに似せて・・・つまりは似て非なるものとして、人間がGODによって作り出され、GODの下の世界に存在するのが、人間なんですね。

そして、その下の世界に、動物がいる。


だから、人間と動物は、神と人間程に、遠い存在なんです。


そして、キリスト教世界の本質は、上の世界の存在は、下の世界の生殺与奪の権利を持つ、ということなんですよ。


だから、家畜を殺して食べても、問題にならないんです。

僕ら日本人の考えから言えば、なぜ、牛や馬や鶏なんぞは殺して食べてもいいのに、鯨はいけないんだ?という話になりますよね。

彼らから言わせると、鯨やイルカは、人間に近い知能を持っているから、彼らは動物のカテゴリーには、入らない・・・そういう主張なんですよ。

いすれにしろ、生殺与奪の権利は、上の世界の存在が決めることで、鯨やイルカは殺してはいけないもの・・・とこれも勝手に決めることが出来ると、

それが彼らの理屈ということになるんですね。


そして、これが、死刑廃止論の基本理念にもなるわけです。

だって、この理屈で行けば、生殺与奪の権利は、人間の上の世界の存在が、決めるもの・・・つまり、GODのみが、人間の生殺与奪の権利を持つことになるわけです。

ですから、ひとの死を人間が決めていいのか?そういう話になるわけです。


ここを理解していないと、死刑廃止論じ者が言う、

「人間の死を人間が決めていいのか?」

という疑問をおかしく説明してしまう可能性が出てくる。


例えば、日本人的に考えれば、

「社会に害をもたらす者は、死を持って責任をとるべき」

という考え方が一般的でしょう。

「死を持って責任をとる」

ということは、

「彼は立派な仕事をした」

という評価につながり、その人間の供養にもつながるんですね。

よく出来た日本的システムなんです。


この日本の文化歴史を尊重することもなく、考えもしない欧米かぶれの馬鹿者共が、提唱するのが、日本の死刑廃止論、ということになって、

「人間の死を人間が決めていいのか?」

と浅い主張をするから、皆の賛同を得られないんですよ。

「人間の死こそ、人間が決めるべきであって、社会を構成し、運用する責任は、人間にこそあり」

これが日本での伝統的な考え方であって、日本文化の真髄ですからね。


そして、もうひとつ欧米文化のキモとなるのは、女性蔑視から来た、レディファーストの文化です。

まあ、よく勘違いしている女性を散見しますけど、例えば、食事の時に、女性の椅子を引いてあげたり、女性を守るように男が道を歩いたり、重い荷物を持ってあげたり・・・、

まあ、レディファーストの具体例ですけど、あれは元々、

「女性は弱いから、守るもんだ」

という女性蔑視の思想から来ているんですよね。

まあ、そういう行為自体は、女性が喜ぶんだから、僕は率先してしますけど、文化的に言うと、日本では、男女棲み分けなんですよ。

基本男子も女子も平等であり、それぞれの得意分野を活かすことで、平等を守っていた・・・そういう文化なんですね。


だから、日本には看護婦がいたし、スッチーもいた。

女性がその得意分野を生かして仕事をしていた・・・そこに、国際通を名乗るバカなオヤジ達が入り込んできて、

やれ、男女雇用機会均等法だ、スッチーはだめ、CAだ、看護婦もだめ、看護師だ・・・はっきり言って、欧米化は、日本においては文化の劣化です。


日本は巧緻な社会を持っている。

それを破壊して、なんとも思わない人間が、そういう文化の違いを理解出来ないカス野郎共ですよ。

センスのない官僚野郎共ですよ。


だいたい、男女が上手く棲み分けして、お互いの得意分野をうまく伸ばしてきたからこそ、長生きのいい夫婦がたくさん日本にはいるんじゃありませんか?


例えば看護師だなんて、言うけど、女性が多い職場であることに、変わりはないでしょう?

名前を変えたところで、実態は変わらないんだから、日本は文化的に職業の棲み分けをしているんですよ。未だに。


対して欧米は、女性蔑視が根底にあったからこそ、古くはウーマンリブ闘争・・・今ではジェンダーフリーだなんだかんだ、

男女平等を目的にした運動が未だに続いている。

それは、今だに、女性蔑視が続いているからでしょう。欧米人の頭の中に。


日本においては、平等なんですよ。男性も女性も。

ただ、住み分けているに過ぎない。


例えば、このブログで何度も指摘してきましたが、男性と女性は明らかに異なる種の動物です。

大人の男性は、

「見たものに最大限説得されるが、疑問を持ち、理性を持って、合理的に思考し、そのモノゴトを見極める。感情はできるだけ抑える動物」

です。しかし、女性と子供は、

「見たものに最大限説得され、そこから感情を発生させ、行動してしまう動物」

です。


だから、僕は、男性は、理性性の動物、女性と子供は、感情性の動物と言うんです。


つまり、これらを平等として扱うなら、その得意分野を伸ばしてあげる棲み分けしか、あり得ないんです。


まあ、もちろん、女性だって、大人の女性になれば、感情を抑えることだって出来るでしょう。


でも、ここからは、考え方なんです。得意な分野を伸ばすのと、不得意な分野を成長させるのと、人生でどちらをあなたは選びますか?とう問いに答えることと同じなんです。


日本では、得意な分野を伸ばすやりかたを取っている。

欧米では、不得意な分野を成長させるやり方を取っている。


この違いに過ぎないんです。


さらに言えば、日本は欧米に遅れてなどいない。

欧米が物質文明を発達させている間、日本は徳川幕府に、

「物質文明は発達させちゃだめ!」

と厳命されていました。

じゃあ、当時の日本人の膨大なエネルギーはどこにいったか?

精神文明の発達に使用されたんです。

そして、それの清雅が、武士道ですよ。


「間違いがあれば、死を持って責任をとる」


そこまで、発達した精神文化こそが、日本人の成果であり、欧米人は、ここに追いついていない。


僕はエネルギーがあれば、それは、外部記憶に残されると考えていますから、

欧米が物質文明を発達させたのと同時に、日本は同程度の精神文化を発達させた、と見ているんです。


だから、欧米の物質文化が日本に入ってきたら、すぐに追いつき、最早追い越しているじゃないですか?


今後は、アジアの時代になってきます。

だから、我々アジア人は、自国の文化に誇りを持ち、普通に世界に冠する国として輝けばいいんです。


と、ここまで、結論付けてから、最初の問いに戻ってみましょうか?(笑)。


「スーツ着ているひとがたくさんお酒を飲んでいる!仕事が終わったのに、なぜ家族と過ごさないんですか?」


これは、日本人なら、誰でもわかると思いますが、日本人はコミュニティを守ることを第一としますから、

まあ、江戸時代と意識は変わっていないわけです。

大名家に使えることが、武士の掟でしたから、同僚とのコミュニティを守ることも、ひとつの仕事でした。

だから、お酒を飲み、情報交換や、同じ愚痴を言ったり、同じ体験を共有することで、つながりを強化する・・・これは、立派な仕事です。


欧米には、そういう会社内のコミュニティの絆を常に保っておく、という発想がないから、奇異に見えるのでしょう。

欧米は契約社会ですからね。契約がすべてです。日本では、契約の代わりに、コミュニティの絆を常にメンテナンスしているのです。

まあ、気持ちがつながっているわけですから、いざという時に、献身的に行動することが出来るのです。

もちろん、仕事としてのお酒の効能は、家族もわかっていますから、これ自体、オーケーな行動なんですね。


となると、日本のあり方の方が、全然いいと思いますけど、いかがでしょうか?



「なぜ、とりあえずビール!と皆が頼むんですか?私たちなら、ワインやシャンパンやウォッカなど好きなメニューをそれぞれ頼みます!」


日本人は、共通体験を積むことで、横の強い絆が生まれることを知っています。

確かに自分の好きなワインやウォッカを頼んでも、なんら問題はありませんが、

「共通体験を積めば、強い絆が生まれるのだから、それがあとあと、いろいろなにかとやりやすくする」

という現実を知っていて、そっちを取っているんです。

日本において、それがわからないバカは、

「あ、あいつは、だめだ」

と、バカにされ、究極的には、コミュニティから外されることすら、あるんです。


だから、下らない我を通すことより、絆を作ることの方が、日本では上の知恵なのです。


そんな知恵も知らず我を通すバカの方が、余程、馬鹿に見えますけど、いかがでしょうか?



「なぜ、女性が上司の男性にお酌するんですか?我々の文化では、男性が女性に注いであげるのがルールです!」


基本、男性は、お酒を飲むとアホになりますから、そこで、女性がうまくお酌してやって、楽しい気持ちを上司に残せれば、あとあとそのコミュニティで、

楽しくやっていけますから、女性は、コミュニティをうまく泳ぐ知恵として、上司にお酌しているのに、過ぎません。

これもコミュニティを生きる賢い知恵なのです。


それを単なる我を通して、上司にお酌させても、何の得にもならないどころか、迫害されてしまう危険性すら、あるのです。


さて、最後。

「なぜ、日本人は、お酒に弱いのに、泥酔して寝込んだりするんですか?女性も街に寝込むなんてありえない!」

日本は、欧米と違って、治安がよく、不心得者は、いませんでした。

だから、泥酔して眠っても安全な国だったんです。最近は変わってきましたが、日本人は、そういう弱い存在から、お金を盗もうなんて人間は軽蔑の対象になりましたし、

死を持って責任をとらないといけない時代もありましたから、自然、治安がよかったんです。


最近、外国人が増え、治安が悪化するようになりましたが。


こうやって、見てくると、いかに、欧米人の主張が、自分のことしか考えていないか、よくわかってきます。


特に欧米人は、我を通してなんぼ、の世界ですから、

日本的平和の世界には、いられない人たちだということがわかります。


なにしろ、欧米人達は、我々日本人が260年のミラクルピースを達成している間、戦争をずーーーっとやっていたんですからね。

つまり、精神文化は圧倒的に日本に遅れているんです。

社会の成り立ちも・・・日本はすでに治安をよくしていたのに・・・外国人が増えるから、また、治安が悪くなってきたんですよ。


日本の文化と、欧米文化、明らかにどちらが優秀か、お分かり頂けたんじゃないでしょうか。


日本文化の輸出は、世界の治安をよくし、世界平和達成のためにも、急務です!


以上

「南極大陸」は、なぜ、伸び悩んだのか!(時代の求めているモノ!)

2011年12月16日 | 日本人の秘密

えー、「家政婦のミタ」が30%近くという絶好調の支持を得ているのに対して、

TBSの大河ドラマ枠とでも言うべき、日曜劇場の「南極大陸」は、初回こそ20%超だったものの、

それを越えられず、13,1%なんて視聴率も出している・・・まあ、幾分期待はずれの感があります。


まあ、資金的には、「南極大陸」の方がかかっていると思うし、贅沢なロケシーンも多いし、VFXも多用されていて、

映像的には、素晴らしいと言えるんですが、なぜ、伸び悩んでいるんでしょう。


「家政婦のミタ」は、「家族の絆」という、普遍的に興味を引くテーマだったのに対して、

「神の領域に挑んだ男と犬の物語」(副題なんだそうで・・・)というテーマが、この時代、あまりしっくり行かなかったのでは、ないでしょうか。


特に、視聴率の落ち方の激しい(19.1→13.4)回、「カラ太犬との結末」の回は、一年間、いろいろお世話になった犬たちを置き去りにして、

人間だけで、南極を発つ、という非常によろしくない感情を生む回で、絆の再構築を喜びに変えている「家政婦のミタ」どころではなく、

最低の所業ですから、そりゃあ、人々が離れたりしますよねー。


さらにこれは、事実ですから、この震災後、いろいろと考えることの多い日本人にとって、そりゃ辛すぎる現実を、なぜ、今、表現しなければいけないのだ?

と疑問に思うところです。


もちろん、最終回、生き抜いたタロとジロに出会う、喜びというのが描かれるでしょうけれど、人間側の勝手な思いに見えてしまって、

ちょっと、いやなんだな。


映画「南極物語」を素直に喜んだ時代と、今の時代は、全然違う!ということですね。


例えば、

「南極に行くことが日本の力になる」

ということを主張し、日本に元気を与える物語なんだ、と最初語られましたけど、

南極探検に夢を持っていた時代は、もう、遠くに過ぎ去ってしまったんです。

南極にたどり着き、世界初の山登頂など、いろいろ世界初が、そこには、あったかもしれないし、そういうストーリーとして描かれたけど、

今の時代にフィットしない。


まだ、人々の気持ちが、そういう世界初への挑戦!というところへ、行ってないんじゃないんですかね?


それより、犬との絆を、自分達の命のために、破壊した・・・そのストーリーが不快さを感じさせたと思います。


再びタロジロと出会えば、タロとジロは、尻尾を振ってくれるでしょう。

でも、それは、人間側のエゴの象徴でしかない。


もし、相手が人間だったら、そうは、いかないですもんね。


だから、「家政婦のミタ」に比べると、人間のエゴや、一方的な思い込み、人間の弱さ、と言ったものがガンガンクローズアップされてしまって、不快な気分になるんですね。


元気なんて、もらえないんだ・・・だから、視聴率が上がらないんです。

56年前の真実をみたところで、それが見たくない話だったら、見たくありませんよ。普通に。

ただでさえ、震災後で、絆を大切にしたい時代なのに。


時代を読みきれていなかったからこそ、視聴率があがらなかったんです。


俳優さん方は、素晴らしい演技をされていたと思います。

特に氷室役の堺雅人さんは・・・いつも僕はこのひとを褒めてしまうんですけど・・・主人公のライバルとして、いやみな役をしっかり演じていましたし、

脇ががんばると、主人公のキムタクさんも映えるもんです。

みなさん、素晴らしかったと思いますよ。


犬に助けられたのに、その犬を見捨てる・・・どう考えたって、絆破壊のストーリーです。

そりゃ、見たくないのは、当たり前です。


「家政婦のミタ」と逆のあり方になった「南極大陸」。

人々が今、何を求めているのか、が、よくわかる話になりました。


今年の一字は、「絆」ですしね。


以上


俺偉い病の人間は、結局、ふしあわせになるんだから。

2011年11月30日 | 日本人の秘密

っていうかさ。

これ、結局、民主党が沖縄県民をだまくらかして、政権交代を果たしたことがそもそもの、原因でしょ?

あの鳩山由紀夫という、史上最悪レベルの人間が、

「基地は最低でも県外移設!」

と言って沖縄県民を騙し、権力を握った。

そして、権力を握った途端、

「俺、勉強不足だった。ごめんね。基地は県内移設しか、できないや」

とか、けつまくる始末。


そりゃあね、沖縄県民は、怒りますよ。


そういう状況で、民主党は、なーんの手も打って来なかった。


次のバカ首相がなんかしました?


結局、臭いものには蓋、状態なんだよね。

そりゃあ、沖縄県民の怒りは増大するしかないでしょう?


その上に、この発言ですよ。

実際に、現地で、基地の移設の仕事をしている、トップが、こーーーゆう意識だったってのが、だだわかりになっちゃって、

このおっさん、事の重要性がわかっているんですかねー?


民主党は、何も積み上げてこなかったけど、それ以上に、国と沖縄県民との間の感情をねじり切ったような、そんなひどい発言ですよ。


言った言わないの問題ではなく、現場トップの意識が、要は強権的にモノゴトを進めようとしていたという事実が露呈しちゃったってことですよ。


すべては、民主党の騙し行為が、すべてを台なしにしている原因になっているんだなあ。

つーか、このオヤジ、本当に糞だ。

糞尿レベル。


沖縄県民だけでなく、女性すら、誹謗中傷しているようなもんでしょ?

それでいて、自分は言葉の責任から逃げちゃう。

まあ、民主党の人間も責任逃れしかできないバカばっかりだけど、一川防衛大臣も、こいつも責任とらないだめオヤジだけど、

そのだめオヤジに更迭される方は、もっとカスだなあ。


結局、防衛省側も沖縄県民の気持ちになんの配慮もしない人事だったってことでしょ?こーゆうカスを沖縄のトップに置いたってことは。

もう、一蓮托生っていうか、官僚の強権的意識が、モロバレしちゃったってわけよ。


これー、

「俺はもう、絶対協力なんかしない!」

って、今まである程度話を聞いてくれた人たちも、思わせちゃう最低の行為だと思うよね。


ま、民主党及び官僚のだめさ加減が、ここに来て、ドンドン露呈していく。

そんな感じでしょう。


仕事が出来るってことはさ、人間関係もうまくやるひとのことを言うわけじゃない。

たーだ、勉強出来る人間なんて、人間世界では、相手にされませんよ。

驕り高ぶる人間なぞ、普通の人間は、誰も相手にしません。


それが普通の社会なのに、そういうことまったくわからないバカが民主党と官僚の世界には、いるってことですね。


ふしあわせを導くアホ達の世界だね。まったく。


ま、僕らは楽しくおしゃべりしながら、しあわせになっていきましょう。

相手に敬意を表しながら、楽しい社会を作っていきましょう。

俺偉い病の人間は、結局、ふしあわせになるんだから。


以上


お金より大事なもの。

2011年11月23日 | 日本人の秘密

しっかし、大王製紙事件ですが、典型的な「俺偉い病」にかかった人間の末路じゃないですか。

友人も少なくて孤独・・・結局、ギャンブルの刺激にのめり込んで106億ものお金を借りまくって刑務所行き、でしょ?

くだらない人生ですよねー。


「俺は偉いんだ。東大法学部卒で、他の創業一家の人間とは、違うんだ」

そう思い込んで、結局、会社の害になっただけ。


ギャンブルって、負けが混んでくると、

「せめて元だけは、とり戻そう!」

って思いになりますね。


こーれが、間違いの元(笑)。

っていうかさ、だったら最初から手をだすなって、ことでしょ?

手を出さなきゃ元は元のまんまなんだから、他の有効なことに使うべきって、答え出ちゃっているじゃん。


だいたいギャンブルって胴元が儲かるように出来ているわけで、

一回や二回、勝てたところで最終的にはお金は取られちゃうわけだから、

元なんてとれないし、意味のない行為なわけよ。


まあ、この井川とかいうおっさんは、

「俺は頭がいい。だから負けるわけ無いんだ」

こういう思い込みを子供の頃からしてきたんでしょうね。


こういう人間って、友達だって、できないし、本当の意味での楽しみってのを、体験していないと思いますね。


このひと、飲み屋で井川コースターというのをやるんだってね。

お酒のグラスの下に、1万円札を10枚ひいて・・・そのグラスのお酒を飲み干したホステスさんは、そのお金をもらえる・・・そういう遊びをするんだって。

そして、必死でグラスを開けようとする女性たちの表情を見て、ニヤついていたんだそうで・・・性格の悪さが露呈しているじゃん。

そんなことで、女性の気持ちをうまくコントロール出来たと勘違いしているわけだから、どうしようもない人間だよね。


確かに人の気持ちは、金で動かせるかもしれない。瞬間的には。


でも、そういう男性って、軽蔑されるよ。普通に女性に。

「あんな男にだけは、心なんか開かないわよ」

そう答えるでしょうねー、女性は、普通に。


だから、この井川っておっさんは、

「金さえあれば、女性のこころさえ、どうにでもなる。女性なんて、つまらん存在だ」

とか、うそぶいていたと思いますよ。実際は、軽蔑されているのに、それを見て見ぬふりをしていたんでしょう。


「俺は偉いんだ。創業一家の3代目の直系なんだ。だから、なにをやったって許されるんだ。会社の金106億をカジノに突っ込んでも、それを許される存在なんだ」


こう思っていたんでしょうね。

そして、それを諌める人間すらいなかった。

まあ、父親が諌めたそうですが、聞かない・・・それで引っ込む父親も父親でしょう。


確かに裸の王様だ。


そうなったら、人間終りです。

実際、これから、刑務所暮らしだ。

特別扱いもされないでしょうから、まあ、ひどい暮らしになると思いますけどねー。


やっぱり、身の丈にあったお金しか、身につかないんじゃありませんか。

というか、身の丈にあった、お金さえあれば、それでいいと思いますけどね。


お金より大事なもの。

それは、人の心ですよ。

周りにいてくれるひとのこころ。


そして、一番おもしろいのが、人間です。

そして、一番気持ちいいのが、笑顔をもらって、笑顔を返すことですよ。

男性も女性も、笑顔笑顔。

それが、一番、幸福な瞬間です。


井川って言う、この駄目な、おっさん、そういうことも、わかってなかったんだと思いますねー。


しあわせに、なるために!(不幸せになっちゃうひとも、実際、いるんだよ)

2011年11月19日 | 日本人の秘密

読売新聞も、

「殿様バンザイ」

ですか。

この時代、コンプライアンスより、武士道的価値観「殿様バンザイ」をとるようじゃ・・・。


まあ、どうでもいいですか。このあたり。


いずれにしろ、僕はもうプロ野球ファンでは、ないですから。


「権力者が誤ったら、それを正すのが取締役の役目」


と清武氏が、言いましたが、その通りだと思います。

法的措置も視野に入れるということですから、正義を勝ち取ってください。

もう、

「無理を通して、道理を引っ込める」

時代では、ありません。


ま、それはいいとして。


さて、このところ、ブータン国王夫妻のあり方に、

「やっぱり、自らのしあわせ感が他人を癒したりするもんだねー」

と思うんですね。


あのブータン国王夫妻の笑顔を見るだけで、癒されませんか?


その心の暖かさが、素直に伝わってくるじゃありませんか。


手を握るときはいつでも両手・・・その姿勢にいろいろな暖かさを感じる。



それに比べて、一川防衛相の国会での偉そうな態度や表情・・・。雲泥の差もいいところでしょう。

勘違いしたドブ顔の男の顔なんて、見る気にもなりません。


ひとってのは、顔や態度に出るものです。



前ブータン国王が、設定したという、「国民総幸福」という考え方も、いいですよね?

まあ、日本という国は、そんなことしてくれないでしょうから(特に今の政権じゃね)、

これ、自分で考えてみるのが、いいんじゃないですかね。


まあ、ブータンでは、

「一日何回お祈りしたか」

「病院まで、どれくらいの距離か」

など、幸福の割合を示すいろいろな質問から成り立っているらしいですが、

じゃあ、日本的幸福とは、何でしょう?


僕は自分のしあわせ指数を、日々貰える笑顔の数!としています。


仕事がうまくいけば、クライアントから笑顔が貰えるし、クライアントの周りにいる女性からも笑顔がもらえる。

仕事命の男性としては、まず、それがありますかね。

そして、かみさんと子供がいれば、その笑顔が大事になってくるわけですが、僕の場合いないので、それは、置いておく、と。

それから、友人、知り合い、顔見知りなど、自分のコミュニティの笑顔・・・ということになりますかね。


もちろん、作り笑顔なんかでなく、こころからの笑顔。これが大事ですよねー。

そういう笑顔ってこころが伝わりますからね。

こっちも、ほっくりしますから。


こころがつながる・・・って言うんですかねー。

そういう笑顔の数が増えれば、増えるほど、しあわせだ、と言えるんじゃないでしょうか。


先日、大学時代の友人からメールが来て、そこには、

「俺、今、しあわせじゃないんだ」

とわざわざ記してありました。


まあ、若い頃は皆将来に希望を持っていたし、ちょっとした失敗も笑えたもんですが、

現実に家庭を持ったりして、過ごしていくと、様々な現実が、当人につきつけられます。


すべてがうまくいくって、わけじゃないことに、改めて気が付きます。


だからこそ、しあわせのためのコツって大事だし、それをやっていかなきゃいけないんですね。

でもさ、失敗しちゃう奴だって、実際いるんだよねー。


まあ、離婚しちゃう奴、けっこう見てきたからねー。


子供もいるのに、離婚して親権も養育権も相手にとられちゃって、高額な養育費を毎月納めるだけで、大変な思いをしている人間もいます。

「もう、生きているだけで精一杯。生き地獄みたいなもんだよ」

なんて言っている人間も実際います。


ほら、若いころって、

「俺は絶対しあわせになるはずだ」

って、誰でも考えているじゃない。


でも、不幸せになってしまうひとも、いるんですよ。


「俺だけは人生に失敗しない。絶対しあわせになる」


と、根拠無く考えている人間こそ、不幸になったりするんだよねー。


しあわせってのは、自分で意図的に掴みに行かなければ、掴めないものです。


結婚すりゃあ、しあわせになるってもんじゃありません。

むしろ、結婚してから、いろいろなことが始まっていく。

いろいろ発想して、家族をグイグイ引っ張っていければ、家族はしあわせになっていく。

それが、何も考えず、たーだ毎日流されていくだけは、不幸になっていくんですね。


そして、

「相性が悪かったんだ」

という言い訳に逃げ込み、離婚してしまうことになる。


結局、「逃げ込み者」になっちゃうから、不幸になっちゃうんだよね。


家族ってのは、お互い信頼し、尊敬しあえてこそ、しあわせになれます。

そのためには、父親としての行動、母親としての行動が、大事になってくる。

結局、オトナとしてのあり方が大事になってくる、ということでしょうね。

それは、責任感ということにつながってきますよね。

その責任感がしっかりしていれば、

「かみさんのために」「子供たちのために」

と素直に考えることができる。


であれば、そういう父親を子供たち、かみさんも尊敬しますから、いいスパイラルに入っていく。

それが、しあわせを生んでいくんですねー。


「誰かのために・・・」

そう考えられるから、自然、周りからも尊敬され、いい笑顔を出せるようになる。

それは、

「周りに対する自然なやさしさ」

ですよね。


それがあるからこそ、ブータン国王夫妻は、周りを癒す存在になっているんだと思います。


「やさしさを出すためには、自身が強くなければ、ならない」


僕らは、そういう強さを獲得していかなければ、いけないのです。

 

しあわせに、なるために。

 

以上



ポジティブかネガティブかで、人は判断する!(ひとを見る目はシビア!)

2011年11月10日 | 日本人の秘密

えー、久しぶりに人生の話でも、してみましょうか(笑)。


僕は、人生の目標というのは、

「しあわせになること」

だと思っています。

大目標が、しあわせになることであって、それ以外の何モノでもない、と考えているんですね。

そして、そのために、何をするか、何をしていくか、だと思っているわけです。


僕がサラリーマンだった頃、まあ、システム屋だったわけですけれど、

周りを見回すと、いろいろな意味で、だめになっているひとを見ました。


よく見たのが、

「仕事が忙しいことにかまけて、家庭サービスを怠り、家に帰っても居場所のない男」

というケースですかねー。


「仕事が忙しいんだ」

という言い訳に逃げ込み、

「なんだよ。俺が仕事しているから、お前ら食えるんだろ。俺が帰ってきた時くらい、もっと俺を敬え!」

という言葉ばっかり出すもんだから、家族から余計嫌われる。


だめスパイラルですよねー、こういうひとは。


しあわせじゃないと思うんだよね、こういうひとは。


会社でも、意味なく、えばったりしてさ、結局、部下から嫌われて総スカン。

そしたら、行くとこ、なくなるわけです。


結局、自分で落ちていってるんだよね。

そういうひとって、誰も相手にしないよね。

そういうシビアな側面もありましたねー、うちらシステム屋の世界は。


こういうひとって、結局、ネガティブなエネルギーを吐き続けているひとなんだよね。


ネガティブなエネルギーを吐き続けているから、周りからいやがられ、結果、居場所をなくすわけ。


さっきの記事でも、ネガティブなエネルギーに言及したけど、

とにかくネガティブなエネルギーは、ださないことだよ。もちろん、貯めこんじゃいけないんだよね。


僕はポジティブなエネルギーを出すようにしています。

ポジティブなエネルギーを出せる人間こそ、周りから歓迎されますし、そこに暖かい笑顔の場が出来る。

それが結果、しあわせを生む。


だから、僕はひとを見る時、

「こいつ、ポジティブなエネルギーを出せるひとかな?ネガティブなエネルギーを吐く奴かな?」

という目で見ます。


そして、ネガティブなエネルギーを吐いている人間は、自分の世界からは、削除してしまうんです。

だって、不幸せを呼ぶ人間ですからね。

もちろん、自ら不幸になって、消えていく運命にある人間です。


僕は運命というのは、必然という言葉で置き換えられると思っています。


ネガティブエネルギーを吐いているから、消えていく運命にあるんですからね。

それ、必然でしょ?


だから、ひとを見る時、

「ああ、こいつは、あと、どれくらい経ったら、どうなるんだろ?」

ということを考えます。


オリンパスの事件でもわかるように、

「巨額の欠損を先送りしたら、明らかになった時に、会社として、致命的な処理を受ける」

ということをわかっていながら、今だけ大事にするから、そういうことを、やっちゃうんですよね。

つまり、先をあえて、考えなかったりするわけです。

なぜなら、怖いから。


この恐怖に打ち勝たなければいけません。


というより、逃げちゃったから、結果、不幸になったってことなんだな。


だから、

「逃げ込み者は、不幸になる」

ということは、絶対的に当てはまる、人間の定理なんですよ。


例えば、僕は今、ダイエット期間にいるわけですが、

これだって、

「普段、体重計の乗ることから、怖くて逃げていた」

から、ダイエットしなければ、ならない、

ということになっているわけです。


まあ、僕の場合、魂の洗濯のために、あえて、この期間、体重計に乗ることを休んでいたんですけど、

まあ、ある意味、

「逃げ込み者になったから、不幸になった」

と言えるわけです。


だから、絶対に逃げ込み者になっちゃいけないんですね。


だから、あらゆることに関しての、恐怖を克服することが、若い頃からの使命ということになるんです。


家庭に居場所がなくなって、会社でもひとりぼっちになる人間って、いろいろな恐怖を感じているんですね。


だから、自分の正当性を無理に主張しようとして、

「俺は家族のために働いているんだ。何が悪い!」

と言いすぎてしまう。無理に主張を認めさせようとするから、そっぽを向かれる。

「なんでこんなこともわからないんだ!お前、この会社で何年働いているんだ!」

と感情的に部下を批判し、部下からそっぽを向かれる。

これ、感情的に自分が優位であるという立場を強調しすぎちゃっているってことですよね。

これも、無理して、主張を、受け入れさせようとしている。


無理に主張を認めさせようとするから、逆効果になるんです。嫌われるんですよ。


家族が、

「おとうさんは、家族のために、身を粉にして働いているのね」

と理解していれば、何も主張する必要はありませんからね。

部下が、

「上司は、出来るから、僕の上司なんだな」

と感じていれば、その上司のために一生懸命働くから、ミスも少ないでしょう。


結局、自分に自信がないから、無理な主張をすることになるんです。結果、嫌われる。


自分の人生やあり方に、恐怖しているんですよ。逃げこもうとしているんです。

だから、だめスパイラルに陥って、消えていくんです。

必然的に。


怖いですよ。

だから、積極的に自分の人生を作り出し、毎日、進化・成長して、自分の人生に自信を持たないといけないわけです。

そうしないと、消えていく運命に陥るんです。必然的に。



そして、自分の人生やあり方に自信のある人間ほど、ポジティブなエネルギーを出せるようになっていくんですね。


だから、人間のリトマス試験紙なんですよ。

その人間が、ポジティブなエネルギーを出しているか、ネガティブなエネルギーを出しているか、は。


ネガティブなエネルギーを出している人間には、関わってはいけません。


ポジティブなエネルギーを出している人間に積極的に関わり、しあわせになっていく。

それもまた、必然だと思いますね。