おはようございます。
10月も後半戦に入り・・・なんか、あっという間に11月になりそうな勢いですねー。
秋もドンドン深まって・・・すっかり、涼しくなって、暖かいものが恋しい季節になりました。
こういう季節、お茶にお饅頭が美味しいんだよね。つぶあんの饅頭がお茶に合う季節です・・・。
さて、その時、僕はイケメン貴島くん(29)、社長の御島さん(31、)辛辣姫ユキちゃん(28)、若いミユウちゃん(25)、
そして、若い池澤くん(24)とお酒を飲んでいました。
「ゆるちょさん、本当の大人の条件について、教えて欲しいんです。わたし、人を見る時、もう実年齢で見るのは辞めようって思っていて」
「例えば、恋をする時、こういう事の出来る男性が大人で、こういう男性は大人じゃない・・・みたいなそういう明快な違いを押して欲しいんです」
「それがわかれば・・・例えば、今後視界にいれていい男性はどういう男性か、わたしにもわかるし・・・」
と、ミユウちゃんが聞いてくる。
「なるほど・・・その事で言えば、基本的な事をまず、話しておこう・・・大人の男性、女性と言うのは、皆共通した特徴がある」
「つまり、皆、オトコマエ3要素「好奇心旺盛」「チャレンジングスピリッツ旺盛」「サービス精神旺盛」を人生の主力エンジンとしてこの社会を渡ってきた人間で」
「当然、人間性が大きく、精神的にもタフで強い男女と言う事が出来る」
と、僕が言葉にする。
「じゃあ、逆に、子供の男女と言うのは、けつの穴の小さい、精神的にも弱い、男女と言う事になりますか?」
と、ユキちゃん。
「そういう事になるね・・・「一歩踏み出す勇気の無い男女」とも言える」
「・・・そういう男女は将来的にも進化・成長が見込まれないから女性は永久に視界にいれない方がいいね」
と、僕。
「それって、恋愛行為に特定した場合、どんな感じになります?具体的に言うと・・・」
と、貴島くん。
「そうだな・・・例えば大人の男性だったら、人間性もデカイし、精神的にもタフだから、相手の女性の今して欲しい事をまず読むだろうね」
「それはもちろん、いろいろな質問などをしながら・・・「このまま、カフェでお茶飲んでるだけで満足するのか?あるいはお酒を飲みに行きたいのか?」」
「「それとも、焼き肉にでも行きたいのか?あるいは酒飲んでからのエッチを望んでいるのか?」なんて、次の手を常に5,6策考えているものさ」
と、僕。
「それにゆるちょさんだったら、淀みなくおしゃべりをしてくれますよね・・・要は情報発信者って事になるかな」
と、ユキちゃん。
「そっか、ゆるちょさんの普段を考えればいいのか・・・だったら、簡単ですよね。まず、ゆるちょさんは、その愛の発生アイテム「光るの君の目」で」
「わたしを見つめて・・・わたしを本能的に笑顔にするところから始めてくれますものね。そして、もちろん、言葉は淀みなく、最新の知恵を教えてくれたり」
「時にわたしが言いたそうな事を質問のカタチで言わせてくれたり・・・会話を楽しませてくれる・・・」
と、ミユウちゃん。
「結局、大人のオトコって、場のムードメーカーな司会役の出来るオトコなのよね・・・誰にどんな話を振れば場が盛り上がるか、きっちり理解している」
「例えば、この場だったら、ミユウちゃんと池澤くんには素直な疑問を聞く事が多いでしょう?ユキちゃんには、ゆるちょさんの見解に対する辛辣な意見を出させて」
「・・・もっともだいたい肯定的な意見ばかりだけど、それは折込済み。女性問題だったら、ユキちゃんか、わたしに大人の見解を聞きたがるし」
「若い子については同世代としての意見を、ミユウちゃんに聞くし、年上の辛辣な女性として、ユキちゃんに話を敢えて振る事も多い」
「わたしに振る時は大抵結論をゆるちょさんが欲しい場合・・・だから、場の構成メンバーの役割を熟知しているのが司会役なのよね・・・」
と、御島さん。
「もちろん、場の司会役は、その場の構成者、全員から愛されている必要がありますよね。だから、人間性が果てしなく大きくて、精神的に強い、ゆるちょさんだからこそ」
「大人の女性にも愛され、受け入れられるから、質問を振る事が出来る」
「そもそも、そういう愛されている男性じゃないと、場の構成がそもそも出来ないでしょうね」
「・・・これがけつの穴の小さい男性だったら、そもそも質問を振られるのも、不快だろ、特に多岐川なんかは」
と、貴島くんが振る。
「それはもちろんですよ。まず、返事もしないでしょうね、わたしだったら」
と、辛辣姫。
「それって、ゆるちょさんは、質問を振る時、すでに相手がどんな反応をするか、理解して振ってるって事ですか?」
と、池澤くん。
「うん。それが一番大事。だから、僕の中では、質問文が出来た時に瞬時に「この質問、誰に振ったら一番喜んでくれるかな?」と考えてから」
「例えばユキちゃんなら、辛辣に反応することをある種好んでいるから・・・辛辣な答えが予想される質問をユキちゃんに振る事になる」
と、僕。
「それを一瞬で見抜いて質問を繰り出しているんですか・・・それって、余程訓練が出来ていないと出来ない芸当ですよ・・・僕には無理っす」
と、池澤くん。
「だって、ゆるちょさんは、それを20歳の頃から、得意としてきたんだもの・・・余程最初から、人間性が大きかったんですね」
と、ユキちゃん。
「ま、あの頃は酒を飲むと、地が素直に出せたって話だよ。ま、でも、今は普段から、その人間性の大きさを素直に出せるようになったから」
「楽だけどねー」
と、僕。
「でもその構図を理解すると、サラリーマン時代、よく会議が停滞してた理由がわかってくるわ・・・ね、ユキちゃん」
と、御島さん。
「はい。要は会社の上役は、ゆるちょさんのように皆に愛される人間性の大きな、精神的にもタフな人間はむしろ稀で・・・」
「・・・学生時代、勉強しか出来ない、社会に出たら仕事しか出来ない、そういうけつの穴の小さい、上司の顔色ばかり気にしている、精神的にも弱いオヤジが」
「会議の主になったりするから・・・皆思考するのも億劫になるし、発言も停滞する・・・そういう事でしょうね」
と、ユキちゃん。
「場を活性化する知恵も手腕もないのよ・・・「新しいアイデアを出せ!しかも画期的な奴を!」って繰り返すだけじゃ」
「場は停滞するばかりよね・・・」
と、御島さん。
「しかも、それがけつの穴の小さい上司に多い、「思考停止者」の「知識者」の「俺偉い病」だったら、余計停滞するでしょ?」
「だって、基本、皆、そいつが嫌いなんだから・・・非生産的の極致よね」
と、辛辣姫。
「コミュニティを生かすも殺すも、司会役次第なんですね・・・」
と、池澤くん。
「だから、会社は人事で決まるのよ。司会役に適した人間性の大きい、精神的にもタフな人間が課長や部長をやっていないと」
「そのコミュニティはマックスで回っていないって事になるんだから・・・時間の浪費と言う事になるのよ・・・」
と、御島さん。
「だから、ゆるちょさんがもし、最初から、サラリーマンとして大成すると決めてサラリーマンをやっていたら、絶対に出世していたわ」
「「ゆるちょさんの為なら、一肌脱ごう」って誰もが思ってくれるもの・・・最も、ゆるちょさんは、今の道が最も適しているとわたしは思うけどね」
と、御島さん。
「こういう才能って稀有な才能なんですよね?多くの女性にも愛される程の人間性の大きさや精神的強さって・・・」
と、ミユウちゃんが言葉にする。
「ゆるちょさんって、大人の女性にばかり愛されているイメージがあるけど、年上のおっさんにも愛されているんですよね?」
と、ユキちゃん。
「ああ、そうだね。三菱電機時代は、毎日のように定時近くになるとおっさんが大挙押し寄せてきて」
「「仕事なんか明日でいいから、もう飲みに行こうよー」ってよく誘われたよ・・・」
と、僕。
「ゆるちょさん、今でもそうじゃないですか。僕がいた会社に来るとおっさん連中によく飲みに誘われてた・・・それ、今でも現役でしょ?」
と、貴島くん。
「そういえば、そうだね・・・ま、おっさん連中と飲みながら、大人の女性も連れて行くのが楽しいのよ・・・」
と、笑顔の僕。
「本当の大人の男性って、大人の男性も大人の女性にも愛されて・・・場のムードメーカーが出来て、司会役すら出来て」
「場を最高度に活性化出来るオトコなんですね・・・そういう本当のオトコって、すっごい少ないような気がする」
と、ミユウちゃん。
「少なくともサラリーマンの中には、希少なんじゃない?だって、そういう人間こそ、独立すべきって自分でわかるはずだもの・・・」
と、ユキちゃん。
「そっかー。だから、サラリーマンの会議って不毛なんだ・・・」
と、ミユウちゃん。
「多分、そういう上司って場をまとめる能力が無いのよ。人間性も中途半端で、精神的にも決してタフでない」
「だから、会社が課長だって言ってるから、課長やってるだけで・・・その課のメンバーは理性ではわかっていても、本能的にその課長を上司として」
「認めていないのよ・・・だから、会議が上手く機能しない・・・そういう現象になるのね・・・」
と、御島さん。
「だって、サラリーマンの風景で、課長が課員全員から愛されているって構図考えられる?」
「むしろ、?心では上司を嫌っている人間の方が多いんじゃないかしら・・・」
と、御島さん。
「だったら、そのコミュニティは、最初から、機能しない場と言う事になるね・・・」
「絶対に結果を出せない不毛なコミュニティだよ・・・それ・・・」
と、僕。
「でも・・・コミュニティの司会役が出来るオトコが本物の大人の男性の条件と言う事になると・・・サラリーマンに大人はいないって事になりません?」
「まあ、課長とか部長とかやってそのコミュニティが上手く機能する人間だけが「本物の大人のオトコ」と言う事になるんですから」
と、ミユウちゃん。
「・・・となると、カテゴリー的に分けると「本物の大人のオトコ」「大人未満のオトコ」「子供のオトコ」って事にならない?」
と、ユキちゃん。
「「「子供のオトコ」は・・・自分の事しか考えられない、人間性の小さい、精神的に弱いオトコにして、会議では空気を読む側」」
「「「大人未満のオトコ」は・・・自分本位で相手の事はちょっとだけ考える、人間性も精神的にも、中途半端なオトコにして、会議では空気を読む側」」
「「「本物の大人のオトコ」は・・・コミュニティすべての気持ちを手に取るように理解し、場を上手くコントロールし、瞬時に話を振れる」」
「「場の流れを作るムードメーカーにして、司会役。もちろん、人間性が超デカく、精神的にも強いから、コミュニティ・メンバー皆に笑顔で愛されている」」
「「男性も女性も本能から笑顔に出来る、つよーいオトコ」って事になるね、まとめると」
と、貴島くん。
「そういう本物のオトコって、本当に少ないと思うわ・・・わたしはゆるちょさんくらいしか、知らないもの・・・」
と、御島さん。
「それが出来ている上に「イケメン体脂肪率=7%」をこの春までに実現しちゃう・・・と、なんか、日本的にすごい事になるんじゃないっすか?ゆるちょさん」
と、池澤くん。
「ほら、やっぱり映像の世界に進出よ、ゆるちょさん・・・」
と、御島さん。
「でも、改めて言葉にすると、本物の大人のオトコって・・・サラリーマンの世界には、いないんですね。当たり前か・・・自分自身脱サラを指向してるんだし」
と、ミユウちゃん。
「なにより、適切な能力を持った司会役がいないとコミュニティのコントロールが出来なくて、その会議の時間が無駄になる・・・と言う事実にはちょっとびっくりしました」
「自分自身がアイデアを出せないで不甲斐ないのかと思い込んでいましたから・・・」
と、池澤くん。
「司会役がヒントを出し、そのヒントと親和性の高いメンバーに振れば・・・思考は必ず活性化するものさ・・・」
「それが上手く出来ていないんだよ、そういう不毛な会議は・・・」
と、僕。
「パスをセンターフォワードの前に的確に出せないミッドフィールダーみたいな感じですね、それ・・・」
と、貴島くん。
「なかなか、的確な表現だね、さすが貴島くんだ」
と、僕。
「つまり、場の構成員も、そういう才能が必要だと・・・そういう事にもなりますね」
と、貴島くん。
「うん、それは確かだ・・・そういう意味では、このコミュニティの構成員は僕が厳選してるから、このコミュニティは最高な思考コミュニティになり得ているんだ」
と、僕が言うと、皆笑顔になった。
(おしまい)
人生出世出来る人間と出世出来ない人間が明確にわかりましたね。
問題解決能力の無い男性は出世出来ない・・・それは自明の理か。
にしても、秋・・・週末はどっかデートかなー。
それが似合う季節になってきました・・・。
ではでは。