「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

この記事一応いいんじゃね?ボタン(作ってみました!) ちょっとさ、押してくれると、うれしいんです!(笑)

blogram投票ボタン

日本人が古来より考えてきた、しあわせのカタチ!(ラブラブ!)

2014年01月31日 | 夜の日本学


一人の髪の毛の長い背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。

彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。

「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「歌入門編」・・・お願いします。ええと、歌入門編の日は、割りと楽しくやっていこうということでしたよね?」

と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。

「そうそう。日本においては「歌の前の平等」という事が言われているから、まずは入門して、あれこれ語りながら、理解を深める感じかな」

と、タケルは話します。

「ということなら、私も楽しく参加させて頂きますわ。じゃあ、ミルクティーなど飲みながら、のんびり始めていきましょう」

と、レイカはミルクティーを用意しています。

「ま、金曜日だし、のんびり行きたいね」

と、タケルは笑顔になりながら、言葉にするのでした。


今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。


「さて前回は柿本人麻呂について語って頂きましたが、あの話は随分とリアルライフの友人の方に賞賛されたとか・・・」

と、レイカが言葉にします。

「うん。まあ、かなり各所からいい反応があって、やっててよかったって感じだよね」

と、タケルは言葉にする。

「まあ、毎回、そういう記事を書けるわけじゃないからね。とりあえず、日本の歌についてお勉強という感じで、のんびりやっていこう」

と、タケルは言葉にする。

「はい。わたしも、のんびりお供しますわ」

と、レイカも言葉にした。


「まあ、とりあえず、基本に戻るというか・・・万葉集の冒頭の歌に戻ろう」

と、タケルは言葉にする。

「これはいわゆる長歌という奴で、5,7,5,7・・・と続いていって、最後に7,7で締める歌だそうだ」

と、タケルは言葉にする。

「雄略天皇の歌だよ」

と、タケルは言葉にする。


「籠(こ)もよ み籠(こ)持ち 掘串(ふくし)もよ み掘串(ぶくし)持ち この丘に 菜摘(なつ)ます児(こ) 家聞かな 名告(なの)らさね」

「そらみつ 大和(やまと)の国は おしなべて われこそ居(お)れ しきなべて われこそ座(ま)せ われこそは 告(の)らめ 家をも名をも」


と、タケルは言葉にします。

「なんか、言葉のリズムと響きがいい感じですよね。のびやか、というか、優雅というか・・・」

と、レイカが言葉にします。

「まあ、これ、意味的に言うと・・・」

「籠(かご)よ 美しい籠を持ち 箆(ヘラ)よ 美しい箆を手に持ち この丘で菜を摘む乙女よ 君はどこの家の娘なの? 名はなんと言うの?」

「この、そらみつ大和の国は、すべて僕が治めているんだよ 僕こそ名乗ろう 家柄も名も」

と、タケルは言葉にする。


「ま、要はナンパの歌だよ。というか、前にも言ったけど、名を教えてくれ・・・というのは、プロポーズしていることになるんだね。言霊の力が信じられていたこの時代は」

と、タケルが言葉にする。

「まあ、この時代、奥さん以外の第二夫人、第三夫人を持てるのは、貴人くらいのものだから・・・天皇の雄大な心をも表現しているんだろうね」

と、タケルは言葉にする。

「まあ、作者の雄略天皇について補足すると・・・中国側の記録「宋書」等に出てくる「倭の五王」の中の「武」に当たる人で、この天皇が周辺地域を攻略し」

「さらに朝廷の構造強化などを図った天皇としても知られるところだね」

と、タケルは言葉にする。

「「日本書紀」の暦法が雄略天皇の時代の以前以後で変わっていることもあって、明らかに何かを変えた、重要な存在であった天皇とも言えるね」

と、タケルは言葉にする。

「まあ、この天皇の奥さんが、かの巨大な仁徳天皇陵古墳で有名な仁徳天皇の娘さんなわけだから・・・強大な権力を有していたことがわかるよねー」

と、タケルは言葉にする。

「天皇家とすれば、中興の祖的な存在でもあるんでしょうか?」

と、レイカ。

「ま、当然、そうだろうね。そういう尊崇もあって、「万葉集」の冒頭に歌が取られたのかもしれないね」

と、タケル。


「まあ、でも、そういう尊崇の気持ちだけでないだろうと僕は思ってる」

と、タケル。

「どういうことでしょう?」

と、レイカ。

「日本人が昔から持っている「知恵」では・・・日本人の最高のしあわせとは、好き同志の男女が笑顔で睦み合う状況だとそう考えているからこそ」

「雄略天皇のプロポーズの歌が万葉集の冒頭を飾ったんだろうね」

と、タケルは言葉にする。

「なるほど・・・でも、それは女性にとって最高にしあわせな状況ですからね。やはり好きな男性を視界に入れて笑顔になれる状況はしあわせそのものですよ」

と、レイカは言葉にする。

「レイカちゃんも目の笑った、いい笑顔をするね」

と、タケル。

「だって・・・」

と、レイカは少しもじもじモード。

「この話・・・一応傍証になる話をしなきゃあ、ね」

と、タケルは語り出す。

「前回も俎上にあげた・・・万葉集の「言霊使い」のプロ中のプロ・・・柿本人麻呂だけれど・・・彼がこの万葉集の中で最も多く使った比喩が「玉藻なす」なんだ」

と、タケルは言葉にする。

「この「玉藻なす」は男女が藻のようにもつれ合う意味の比喩なんだけれど・・・これを彼が最も多く使ったということは、それが男女にとって最高の情景であると」

「柿本人麻呂は考えていた・・・「言霊使い」として、男女の最高のしあわせ状況に導いていたのが、柿本人麻呂の、この「玉藻なす」使いだったと言えるだろうね」

と、タケルは言葉にする。

「さてだ・・・本来このように考えるべきなのに、かの頭の超頭悪いアホなおっさん、梅原猛はこれをどう捉えているか・・・ちょっと面白いんで書き抜いてみよう」

と、タケルは言葉にする。


「柿本人麻呂が最も愛した詩的比喩が「玉藻」であった。「玉藻」は男女がもつれ合う比喩であるがもっと露骨な性的比喩であるとともに自然の比喩でもある」

「柿本人麻呂は宇宙的エロスの詩人と言うべきであろうか」


「と、かのアホなおっさん、梅原猛は書いているんだけど、「俺偉い病」の「知識者」って、要は物の見方に一切のセンスの無いエロオヤジなんだよね」

と、タケルは言葉にする。

「人間・・・というか、動物の生きる目的はどこまでも、交尾して子孫を作ること・・・つまり、生物学的にエロスこそ、人間の生きる本質なわけよ」

と、タケルは言葉にする。

「この意識からエロスを捉えるのが物事の見方捉え方の本質であるにも関わらず、このアホなおっさんは、エロオヤジ的観点で、この「玉藻」を捉えるから、エロくなる」

と、タケルは言葉にする。

「だから、「玉藻」を「露骨な性的比喩」なんて言い方になる。もう頭の中にヌーディーな男女が裸でエッチする様子が浮かんでる中年オヤジ的生臭さぷんぷんじゃん」

と、タケルは言葉にする。

「ほんと、いやですね。頭の超悪いエロオヤジ・・・全女性の敵ですわ」

と、レイカも言葉にする。

「「柿本人麻呂は宇宙的エロスの詩人と言うべきであろうか」なんて言葉・・・もうエロスをエロと捉えているエロオヤジの興奮の様子が目に見えるようじゃん」

と、タケルは言葉にする。

「ほんと・・・中年エロオヤジが言いそうな言葉ですわ・・・気色悪いです・・・ほんとに・・・」

と、レイカも言葉にする。

「「宇宙的エロス」って・・・要はすっげーエロオヤジって言ってるんだから、それはお前だろって感じで、あー、不快」

と、タケルは言葉にする。

「ほんと、自分に酔っている様子がさらに不快ですわ・・・」

と、レイカも言葉にする。

「ほんと、「俺偉い病」の「知識者」って、どうしてこういうセンスなのかな。エロオヤジ的生臭さで自分に酔うんだから、ある意味、ナルシストでもあるね」

と、タケルは言葉にした。

「もう、言葉にするのを辞めましょう。吐き気すら、しますわ。この屑男!」

と、レイカも言葉にした。


「ま、いずれにしろ、「言霊使い」は、言葉によって、望みの状況をリアル化するのが仕事だから、柿本人麻呂は、人々を最高のしあわせ状態に導くために」

「多数の「玉藻なす」の比喩を使い続けたんだろうね・・・だからこそ、好きな男女が睦み合う様子こそ、日本人の考える最高のしあわせ状態なんだね」

と、タケルは言葉にする。

「そういう知恵が古来からあるから・・・日本人は性に寛容・・・なんて言われたりするんですかね?」

と、レイカが聞く。

「というか、日本には「ガス抜き」という素晴らしい「知恵」が古来からある。源氏物語が存在するのも、あれは女性達のガス抜きの意味もあるだろう?」

「平安時代のレディースコミックなんだから・・・」

と、タケルが言葉にする。

「日本人が最も求めるしあわせのカタチ・・・それこそ、「玉藻なす」の状況なんだから・・・その知恵に辿りつけた素晴らしさをここでは喜んでおけばいいと思うよ」

と、タケルは言葉にする。

「そうですね。そう考える方が女性としても得な気がするし」

と、レイカが言葉にする。

「ま、勉強は始まったばかり・・・焦らずのんびり、言葉にしていこう」

と、タケルは言うと、

「さ、レイカちゃん、飲みに行こうか」

と、タケルは机の上を片付け始める。

「はい。お伴します」

と、レイカはメガネを取り、髪を解いた。


(おしまい)


金曜日の夜・・・まあ、こういう日は楽しく飲むに限りますね。

焼き肉なんかやりながら、ビール。

ま、レイカちゃんと楽しく飲んじゃお!ってなところで、

週末に繰り込んでいく感じですかねー。


ではでは。

1月31日 しあわせコミュニティの作り方!(「演者」と「演者のサポーター」と!)

2014年01月31日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

今日は1月の最終日。

なんだか、もう今年に入って1ヶ月過ぎちゃったんですねー。

速いものですねー。


これは昨年の10月頃の話です。

僕はいつものように御島さん(31)と和風居酒屋でお酒を飲んでいました。

「ゆるちょさん、すいません。わたしなんかとさし飲みなんかしてもらって・・・」

と、既婚の御島さんは言います。

「いやあ、こちらこそ、既婚の御島さんに相手してもらって、申し訳ない気もしますね」

と、僕は話します。

「わたしの方こそ・・・既婚者の分際で、ゆるちょさんの大切な時間を占有しちゃっている感じがして・・・」

と、御島さんは少し赤くなりながら言葉にします。

「いや、まあ、いいですよ。僕もしゃべりたい人間としか、しゃべりませんから・・・御島さんは話していて面白いし、為になるし」

と、僕。

「僕、仕事の都合で、小学生や中学生に取材したりすることもあるんです。もちろん、お爺ちゃんお婆ちゃん世代に取材することもある」

と、僕。

「やっぱり、そうやって、いろいろな男女に取材するうち、わかってきたのは・・・人生に真面目に生きてきた人程、お話が面白いということなんですね」

と、僕。

「結局、おしゃべりってその人の姿勢が相手にも影響しちゃうって気づいたんです。サービス精神旺盛な人や好奇心旺盛な人は相手も楽しませながら、自分も楽しめる」

と、僕。

「でも、人生適当に生きている人・・・まあ、僕は「傍観者」と位置づけていますけどね。人間の生き方のカテゴライズは5種類です。僕の考えているところでは」

と、僕。

「しあわせになれる人間から「演者」「演者のサポーター」「傍観者」「逃げ込み者」「俺偉い病」の5つのカテゴライズですね」

と、僕。

「この中でしあわせになれるのは、「演者」と「演者のサポーター」のみです。「傍観者」は誰からも相手にされない・・・そういう状況を生むわけです」

と、僕。

「まあ、そういう人って、人生真面目に生きていないっていうか・・・不真面目に生きている人なんですよね。要は、人生、楽している人なんです」

と、僕。

「楽しているから、決してリスクも犯さない。だから、つまらない人生しか送れないわけです。だからおしゃべりしてもつまらない」

と、僕。

「そういう人って確かにいますね。わたしも、そういう人としゃべっていて「ああ、つまらない人だな」って、普通に思いますもん」

と、御島さん。

「そういう人って、・・・男性も女性もですけど、中身がないのを隠す為にわざとたくさん質問してきたり、リクエストをしてきたりしません?」

と、御島さん。

「あー、そういうことって、あるかもしれませんね」

と、僕。

「そういう人って相手に見ぬかれているとも知らずに、何か適当に言ってきたり、自分の言いたいことだけ言ってきて、あなたの意見はいらないみたいな失礼な人もいる」

と、御島さん。

「あるいは、、へーきで嫌味を言ったりするんですよね・・・何様なんだろう?・・・というか、上から目線で言ってきて・・・それって「俺偉い病」状態ですよね?」

と、御島さん。

「まあ、嫌味って普通に「負のエネルギー」ですからね。自然と周囲も相手にしなくなりますよ。ま、御島さんのご指摘通り、完全に「俺偉い病」ですから」

と、僕。

「結局、相手を楽しませようと言う気持ちが無いんでしょうね。そういう人は・・・」

と、御島さんは言う。

「なんだろう。自分だけが楽しめればいい・・・そう考えるから、人生も中途半端なモノになるし、リスクを取らないから、中途半端な人生しか送れないんでしょうね」

と、御島さん。

「だから、退屈な人生になって・・・話す内容すら無くなるから・・・結果、誰も相手にしなくなる・・・そういうことですか?」

と、御島さんは僕に聞く。

「そういうことでしょうね。結局、話すことが無い人生なんて・・・人間つまらないし、何もいいことはないでしょうね」

と、僕。

「そういうサラリーマンの男性って多いような気がしますわ・・・しゃべる内容も無いから無口になるのかしら・・・サラリーマンの男性って・・・」

と、御島さん。

「案外、そうかもしれませんね・・・日々流されるだけで、何も考えて生きていないから・・・ドンドン人生がつまらなくなる・・・人生ふしあわせスパイラルですね」

と、僕。

「それって、要は「逃げ込み者」ということですか?毎日の仕事に逃げ込んでしまっている・・・」

と、御島さん。

「そういうことになりますね。人生ふしあわせスパイラルそのものでしょうね。やっぱり」

と、僕は言う。


「「情けは人の為ならず」・・・日本においては、これが出来ていなければ、たちまち相手にされなくなりますからね。気をつけないといけません」

と、僕。

「「演者」と「演者のサポーター」のみが、「おもてなしの心」に辿り着いているわけですから、この2種類のカテゴライズの人間だけがしあわせになれるんですね」

と、僕。

「そういう意味から言えば、御島さんを始めとして、僕の周囲にいてお話してくれる人達は皆「演者」か「演者のサポーター」に辿り着いている人達ですからねー」

と、僕。

「ということは・・・ゆるちょさんが「演者」で、わたしやユキや貴島くんは「演者のサポーター」になりますか?」

と、御島さん。

「そうだね。そういうことになるかなー。まさしく各自の「しあわせ」を生み出す「しあわせコミュニティ」そのものですよ。それは・・・」

と、僕。

「だから、わたしたち、毎日笑顔でいられるんだ・・・これもゆるちょさんのおかげですよ」

と、御島さん。

「いやあ、そう言ってもらえると嬉しいですけどね」

と、僕。


「この間さ・・・結婚について改めて考えていろいろ言葉にしたけど・・・駄目な結婚相手としての男性の外見について言葉にしたけど、他にいやな男性の条件とかある?」

と、僕は既婚者御島さんに聞きます。

「そうですね。サラリーマンの男性でいやな特徴はもちろん「ダサい、暗い、おっさん臭いデブ」という外見がありますけど、そういう男性って決まって上から目線ですね」

と、御島さんが指摘してくれます。

「なるほど・・・上から目線って・・・そうなった瞬間「俺偉い病」だからね。上から目線はわかりやすい「負のエネルギー」だし、女性に当然嫌われるよね」

と、僕。

「さらに嫌なのは・・・ムスッとして黙りこんで何も言わない男性かしら・・・つまらないし、はっきり言って傍に居たくない」

と、御島さんは言う。

「なるほど・・・昔は「男は黙ってサッポロビール」みたいな価値観もあったからね。男はペラペラしゃべらないモノ・・・それはみっともないみたいな価値観」

と、僕。

「でも、結局、それって、話す話が最初から無いってことですよね?さっきも言いましたけど」

と、御島さん。

「うん、そうだね。サラリーマンって、日々普通にルーチンワーク化していると、日々に流されるだけだからね」

と、僕。

「だから、話すべき話が一切無いんですか・・・話せる話と言えば、日々の仕事の話か、仕事の愚痴くらい。あるいは子供の話くらい・・・ってなるんですかね?」

と、御島さん。

「まあ、そういう構造だろうね。サラリーマンの話がつまらない状況が多いのは・・・」

と、僕。

「そういう男性、サラリーマンにすごく多いと思う。すごくつまらない男性の典型例ですね、それ・・・女性を笑顔に出来ない男性の典型例」

と、御島さん。

「ま、さっきも指摘してもらったけど彼らは「逃げ込み者」だから、人生ふしあわせスパイラル一直線だし、女性は相手にしないでしょ?」

と、僕。

「女性がもっとも嫌う典型的な傍にいたくない男性のタイプです。それ・・・」

と、御島さん。

「そういう男性ってさ、いかに自分が忙しいかを語る、「忙し自慢」をやるでしょ?」

と、僕は御島さんに聞く。

「そうそう。「もう2日完徹!」とか「俺毎週絶対一日は完徹!」みたいなね・・・下らないわよね・・・あれ」

と、御島さん。

「「仕事に貴賎は無いけれど、時間給には差が出る」・・・という厳然たる事実を理解していないのかもね。そういう人たちは」

と、僕。

「この世は結局、世界ランキングレベルでの、時間給アップ選手権だからね。いかに自分の単位時間の時間給をアップさせるかが毎秒のテーマになっている」

と、僕。

「脱サラして、「独立者」になったら、あとはひたすら自己の価値の追求に精進し、それに伴う時間給のアップを毎秒目指さなければ・・・」

と、僕。

「つまり、どちらかと言えば・・・いかに日々自由な時間を作れるか・・・そっちを目指すということですよね?」

と、御島さん。

「そうだね。自分の毎日は自分で自由にプロデュース出来る・・・そういう自由な環境の中で好きな仕事をして、仕事を充実化させていく・・・そうでなければいけない」

と、僕は言う。

「・・・となると、サラリーマンの人たちは全く逆ベクトルな方向へ向かっているということになりますね」

と、御島さん。

「そういうことだね・・・それではいつまで経ってもしあわせにはなれないんだけどね・・・」

と、僕は言葉にする。


「わたし、ゆるちょさんに出会ってから、いろいろな事を教わったような気がします・・・夜、家に帰ってゆるちょさんのブログをチェックするとホッとするし」

と、御島さん。

「そうだね。いろいろな事を考えてきたし、いろいろな考えも出来上がったかな。「演者」と「演者のサポーター」こそ、しあわせになれる生き方、だとかね」

と、僕。

「わたし、それまで、「しあわせ」ということにあまり深く考えてこなかったんです。「人生真面目に生きていればいつか、しあわせになれる」的に思っていて」

と、御島さん。

「だけど・・・数年前にゆるちょさんに初めて出会えて・・・それ以来、いろいろな事を教わってきて・・・本当に今は見えるモノが変わってしまった気分なんです」

と、御島さん。

「ゆるちょさんと話していると、毎回、何かの気付きがあるし、「夜の日本学」も新たな視点を教えてもらえる・・・ある意味、ゆるちょさんなしの生活は考えられない」

と、御島さん。

「この間の「夜の日本学」で「紫式部は「俺偉い病」の「知識者」だからつまらない。清少納言は「知恵者」だから話が面白い」って言っててすごく納得したんです」

と、御島さん。

「わたし、目からウロコって感じで・・・そうやって気づいていくことが多くて・・・だから、ゆるちょさんと話しているとすごく面白いんです」

と、御島さん。

「まあ、僕も言っちゃあ、皆と話している中で、「知恵」を作ってきたから、僕にしても皆が居てくれるから、「知恵」を作れるわけで・・・そこは大事にしたいね」

と、僕。

「おしゃべり仲間がいてくれるからこそ、新しい「知恵」につながるし、それをプレゼン出来るから、ブログを見てくれる人も増えていく・・・そういういい循環さ」

と、僕。

「だから、僕にとっても、御島さんを始めとしたおしゃべり仲間たちは大切なのさ・・・皆、サービス精神旺盛だし、好奇心旺盛の2大エンジンを積んでいるからね」

と、僕。

「だから、「演者」と「演者のサポーター」の「しあわせコミュニティ」になれているんだよ。それはとっても重要なことなのさ」

と、僕が言うと、御島さんは素敵な笑顔をするのでした。

「ゆるちょさんの「しあわせコミュニティ」の一員になれて・・・本当に光栄です」

と、御島さんは笑顔で僕と握手するのでした。


都会の夜は更に更けるのでした。


(おしまい)


さて、今日は金曜日。明日はもう週末ですね。

のんびりと仕事をして、充実化を図っていきましょう!


ではでは。

「私見桶狭間の作戦!」戦国武将織田信長第三回(梁田政綱の意味!)。

2014年01月30日 | 夜の日本学


一人の髪の毛の長い背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。

彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。

「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「戦国武将考察編」・・・お願いします。今日は誰について語ってくれるんですか?」

と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。

「うん。そうだな・・・今日も前回の続きと行こう・・・「織田信長さん」を続けて見ていこうよ」

と、タケルは話し始めます・・・。

「ま、織田信長さんの話は長いから・・・今日はその第三回目だね」

と、タケルは言葉にします。


さて、今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。


「さて、信長さんに教わるのは「織田信長は「絶対の因果関係」を使ったから、日本の全国平定のベクトルを作り得た」・・・という話ばかりということになるけどね」

と、タケルは言葉にする。

「要は信長さんの思考方法というのは、まず、ターゲット有りきなんだな。どういう状況にしたいか・・・まず、これを考えるわけよ」

と、タケルは言葉にする。

「例えば、僕はこの思考方法を完全にパクっている。僕は男性であって、独り身だから、女性にモテなければならいないわけ。これがターゲット有りきの思考方法」

と、タケルは言葉にする。

「「恋」とは男性がプレゼンし、女性が落ちるモノだ・・・であれば男性のプレゼンは・・・要は外見としゃべり・・・となるわけだ」

と、タケルは言葉にする。

「であれば・・・外見もしゃべりも・・それらをすべて女性にとっての「ハッピーエナジー」にしてしまえばいい・・・そういう手順になるわけ」

と、タケルは言葉にする。

「外見は・・・有り体に言えば体脂肪率20%以下のスタイリッシュな体型にし、「めぢから」極大のさわやかスポーツマンになってしまえば、いい」

と、タケルは言葉にする。

「しゃべりは・・・要はたくさんの「知恵」を毎秒作っていき・・・「知恵」で持ってしゃべれる「知恵者」になれば、女性はそのしゃべりに魅了されることになる」

と、タケルは言葉にする。

「この二つを徹底的に追求していけば・・・女性が相手の方から恋に落ちてくる状況を引っ張れるようになる・・・という非常に単純な事なわけよ」

と、タケルは言葉にする。

「要はより具体的に具体的に追求するってことで・・・とにかく、自分の人生なんだから、自分で自分の価値をどこまでも追求する姿勢が大事ってことになるね」

と、タケルは言葉にする。


「タケルさんは・・・一緒にいる女性を自然と笑顔に出来るから・・・それにすべての会話が「知恵」に彩られているから・・・女性に人気なんですよ」

と、レイカは言葉にする。

「こんなに「知恵」が深く、「めぢから」強くて笑顔も素敵な大人の男性は・・・そうそういないですからね」

と、レイカは言葉にする。

「ま、だから、わたしはお供しているわけです。いつもいつも・・・」

と、レイカは言葉にする。


「まあ、そのあたりはいいとして・・・信長さんの思考方法はターゲットありきで、さらに言えば、その大きなターゲットを実現するための小さなターゲットを」

「いくつもいくつも設定しているんだな。さらに言えば、そのターゲットを実現するために徹底して具体的に思考している。ここがなんと言っても大事だね」

と、タケルは言葉にしている。

「どこまでも具体的に考えているところが大事なんですね」

と、レイカが言葉にする。

「そう。例えば、九鬼嘉隆率いる織田水軍が毛利水軍に完敗した事件があった。毛利水軍が火攻めを行ったことで、織田水軍は完敗したんだ」

と、タケルは言葉にする。

「天正四年の第一次木津川口の戦い、と呼ばれる戦いですね。毛利水軍は焙烙火矢という火矢を使って攻撃をし、織田水軍を壊滅させています」

と、レイカが言葉にする。

「この時、その敗戦の理由を聞いた織田信長は「鉄の板で装甲した船」を即座に提案している。火矢に負けない船と言えば火に強い鉄の板を使う。具体的思考の例だね」

と、タケルは言葉にする。

「天正六年の第二次木津川口の戦いでは、信長の案を採用した織田水軍の鉄甲船に毛利水軍は退却を余儀なくされています」

と、レイカは言葉にする。


「合理的で、より具体的な思考こそ、信長の基本的思考方法であり、常にその思考方法で「絶対の因果関係」を利用し、ターゲットを現実化させているのが信長なんだ」

と、タケルは言葉にする。

「だから、例えば桶狭間の合戦で、一番の褒美を与えたのは、今川義元の本陣の位置を信長に教えた梁田政綱だった。これに対する学会の定説はない」

と、タケルは言葉にする。

「司馬遼太郎が作品内で信長が情報を重視したからだ、という説を取っているに過ぎない。だけれども、こうやって信長を見てくればその理由は明白だよね?」

と、タケルは言葉にする。

「具体的には、どういうことでしょう?」

と、レイカは言葉にする。

「僕は桶狭間の合戦をそもそも信長による、今川義元誘い出し作戦だと思っている。その目的は「駿河、遠江、三河」の大領主である今川義元を亡き者にすること。それだよ」

と、タケルは言葉にする。

「信長にすれば、今川義元が近い将来、尾張に進行してくるのは、目に見えていた。であれば、信長ほどの「知恵者」だ。積極的に策を練り、作戦をしかけたことは明白だ」

と、タケルは言葉にする。

「彼は今川義元だけを殺し、彼の財産のその多くを徳川家康に与え、自らの味方に加え、東方の脅威、武田信玄の備えにさせることもシナリオにいれていたのだろう」

と、タケルは言葉にする。

「徳川家康の人質とも言える現状と、彼の律儀な性格を調べさせた彼は、そういう近い将来をリアル化するべく手を打っていったに違いない」

と、タケルは言葉にする。

「信長はうつけだ・・・という偽の情報・・・今川義元に食いつかせる為の罠・・・を何度も流し、さらに実際に戦いになる日は・・・僕なら梅雨である6月を選ぶだろう」

と、タケルは言葉にする。

「実際、桶狭間の合戦は、1560年6月12日・・・ほぼ梅雨のど真ん中だ。彼は当日の天候さえ、スケジュール通り味方につけたんだ」

と、タケルは言葉にする。

「当然ながら、信長は今川義元の性格や思考方法なども細かく調べさせたはずだ・・・鷹揚な性格で「俺偉い病」気味で、無理をしない性格であることも調べたに違いない」

と、タケルは言葉にする。

「それが出来れば、当然、信長に仕掛けてくる手順や、どういう状況を相手を持ち込めば、相手が気を緩め、部隊の士気も緩み攻撃しやすくなるか・・・それがわかる」

と、タケルは言葉にする。

「だから、丸根砦、鷲津砦は、最初から犠牲にする覚悟だった信長なんだ。その二つが陥落し、前哨戦で勝ちを得れば、義元は、一旦行軍を休止するだろうと信長は読んだ」

と、タケルは言葉にする。

「さらに今川義元の士気も緩めさせる手をたくさん打っていただろうし将兵たちの士気も下げるべく、土地の者に料理などを用意させただろう。徹底的にやったはずだ」

と、タケルは言葉にする。

「もちろん、信長にしてもすべてをコントロール出来たわけでは無いだろうが、今川義元の本隊だけを叩く作戦は無論出来上がっていた。すべてはその為の準備だから」

と、タケルは言葉にする。

「だから、信長は義元の居場所だけを絶対的に索敵する用意をしていた。その情報の有無こそが、勝利を分けるのだから」

と、タケルは言葉にする。

「そして、その情報索敵者の中で、梁田政綱だけが、義元の居場所を索敵出来た・・・だからこそ、一番の恩賞を梁田政綱に授けたわけだが、ここから見えてくるものがある」

と、タケルは言葉にする。

「「梁田政綱だけが義元の居場所を索敵出来た」・・・こういう事実があると言うことは、信長は最初から義元本体の索敵を準備していた、という事実につながるんだよ」

と、タケルは言葉にする。

「準備していなければ、義元軍の本体の居場所なんか、わからないだろう?義元軍の前衛が近づいてきた・・・くらいしか物見の兵は確認しないだろう?」

と、タケルは言葉にする。

「つまり、信長は最初から義元軍本体だけを急襲、義元本人だけを殺す作戦を、最初から立てていた・・・ということになるわけ」

と、タケルは言葉にする。

「多分、梁田政綱と同じように義元本人を索敵する為に用意された兵はたくさんいたはずだよ。つまり、桶狭間の合戦は信長の用意した謀略だと言うことが言えるわけ」

と、タケルは言葉にする。

「「絶対の因果関係」を使う信長だ。今川義元だけをおびき寄せて殺すことが出来たから、駿河遠江三河は家康に与え、当初の思惑通り、武田信玄への備えに出来たんだ」

と、タケルは言葉にする。

「合理的に具体的に作戦を立て「絶対の因果関係」を使い、望みの未来を作ってきた信長だからこそ、出来た謀略だ・・・と言えるだろうね。桶狭間の合戦は」

と、タケルは言葉にする。

「すごいですね。タケルさん・・・桶狭間の合戦の解釈が私的には180度変わった感じがします」

と、レイカは言葉にする。

「私的には、今まで巨大な今川義元に若い信長が、ほぼ素手でぶつかっていったら以外にも奇襲作戦になっちゃって、幸運にも勝てた奇跡の勝利的に思っていましたから」

と、レイカは言葉にしている。

「絶対的「知恵者」である信長はそんな事はしないよ。「絶対の因果関係」を使い望みの未来を作り得るのが信長だ。それが信長の本質であると見極められればいいのさ」

と、タケルは言葉にする。

「それだけ、信長という「知恵者」は、あの時代、他を圧していた・・・そう考えるべきだと思うね。ま、僕的には、「桶狭間の作戦」と呼んでいきたいところだね」

と、タケルは言葉にする。

「信長は何事も合理的に考えるし「絶対の因果関係」のすごさを誰よりも知っている。だから、それを使わないわけはないんだ」

と、タケルは言葉にする。

「「絶対の因果関係」を使うからこそ、望みの未来をリアル化出来る・・・それこそが信長を読み解くキーワードになっていくんだね」

と、タケルは笑顔で言葉にした。


「ま、僕も嫁取りは「絶対の因果関係」を使っているけどね・・・」

と、タケルは笑顔で言葉を続ける。

「わかりました。タケルさん・・・その続きは、お酒を飲みながらにしませんか?」

と、レイカは赤縁のメガネを外し、髪を解いた。

「レイカちゃん、本気だね。じゃ、気合いれて飲もうか!」

と、笑顔のタケルは机を片付けだすのでした。


(おしまい)


「絶対の因果関係」・・・これを使いながら生きていけば・・・望みの未来を作るのも思いのまま・・・だと思っていますけどね。

さ、将来、僕がどうなっていくかはま、これからの話ですけどね。

楽しい未来にしていきたいと思いますね。


さあ、楽しく飲みましょう!


ではでは。

1月30日 サラリーマンの奥さんの6割が旦那の墓に入りたがらない理由!

2014年01月30日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

万能細胞がまた開発されたみたいで、面白いですね。

こういう話って、夢があっていいですね。


さて、これは昨年の10月頃の話です。

その時、僕は、いつもの既婚の御島さん(31)と岸和田さん(50)という男性と昼間、なぜか喫茶店でお茶しておりました。

「わたしはこういう者で・・・」

と、岸和田さんは某サラリーマンの男性向け雑誌のお偉いさんであることを教えてくれました。

「はあ。そんな岸和田さんが僕に何のお話でしょう・・・」

と、幾分戸惑った僕です。

「お恥ずかしい話なんですが・・・うちの周りの人間はサラリーマンのオヤジ的感性にはうるさいんですが・・・」

と、コーヒーを飲みながら話す岸和田さんです。

「まあ、有り体に言って女性にモテない。今まではそれでもよかったんですが、女性にモテるサラリーマンも作っていくコーナーを今度新設することになりまして」

と、岸和田さん。

「と言ってもそれがわかる人材が近くにいない・・・そこで、いろいろな女性に聞いた所、あなたの名前が各所から出てきて・・・」

と、岸和田さん。

「特に御島くんとは以前仕事をしたこともあったので、それで紹介してもらいたいと頼んで・・・今がある、ということなんです・・・」

と、岸和田さんはかしこまった風にしゃべります。

「はあ・・・そういうのって、美容院のイケメンに聞いたり、服のデザイナーとか、雑誌「LEON」とかに出てくる人材が担当するのが筋なのでは?」

と、僕はつい思ったことを言ってしまいます。

「いや、皆の話によると、ゆるちょくんは、自分の人生の中で、女性に「近寄らないで光線」を貰ったことがあるという話を聞きました」

と、岸和田さんは言います。

「つまり、全くモテない時期を過去経験しながら・・・そこから、女性に好感を持たれる今を経験している人材こそが、このコーナーの監修になるべきと僕は思うんです」

と、岸和田さんは言います。確かに正論ですね。

「まあ、もちろん、このコーナーもすぐに始まるわけではないですが・・・その準備の一環として、お手伝い願えないかと思いまして・・・はい」

と、岸和田さんは言います。

「まあ、それに有り体に言えば・・・今の職場の部下達は、モテなさすぎる・・・結婚している人間も多いんですが、あまり上手くいってない人間が多すぎて」

と、岸和田さんは言います。

「そのあたりも、治してあげたいんですよ。僕だって、そうしあわせな方でもないし・・・外部の人間が今こそ、必要な時期でして・・・助けてくれませんか?」

と、岸和田さんは言います。

「この通り、ゆるちょくん」

と、岸和田さんは頭を下げます。

「いや、まあ、そういうことなら、お話として、受けます。僕もそういうお話なら、やるべきだと思うし・・・そういう機会は今までなかったですし・・・」

と、僕が言うと岸和田さんは思い切りの笑顔になります。

「そうですか・・・よかった・・・それでは、この日にメンバーの最初の顔合わせをやりたいと思いますので・・・どうかよろしく・・・御島くんありがとう・・・」

と、言うと岸和田さんは笑顔で帰っていきました。


・・・4時を過ぎたこともあって、二人は、近所の「立ち飲み」に居場所を移しています。

「仕事のオファーは突然に・・・って感じでしたけど・・・どういうことなんです?」

と、僕は御島さんに聞きます。

「まあ、岸和田さんは、5年くらい前に一緒に仕事をしていたことがあって・・・急に昨日連絡があって・・・さっき話された内容を教えられて・・・それで紹介した感じ」

と、御島さん。

「まあ、御島さんにはこれまでもいろいろ仕事を貰っているので、ありがたいことだとは思っているんですよ。ただ今回の話はちょっと変わってるなと思って」

と、僕。

「編集方針が変わったんじゃないかしら?今まではサラリーマンの敵を叩き、下ネタを追求し、下衆なことを追求するのが方針だったから・・・」

と、御島さん。

「それで発行部数がジリ貧になってきたんじゃない?詳しいことは知らないけれど・・・」

と、御島さん。

「それに岸和田さんが言ってた「モテない男性が多い」ってのは事実だわ。あの職場の男性はまあ「ダサい、暗い、おっさん臭いデブ」の女性が最も嫌う職場だから・・・」

と、御島さん。

「「ダサい、暗い、おっさん臭いデブ」ですか・・・うーん、普通に駄目大人臭プンプンな感じですねー」

と、苦笑する僕。

「この間、雑誌で読みましたけど、夫の墓に入りたがらない妻の割合が6割にも達しているそうですよ・・・それ結構な割合ですよねー」

と、僕。

「「結婚している間に仲の悪くなる夫婦の結果」ということかしら・・・それ」

と、御島さん。

「結婚している身として、どうです?そういう現実って、やっぱり、あるんですか?」

と、僕が御島さんに改まって質問する。

「そうね・・・結婚してから、価値観が合わないことに気づいたり、相手が思った程、自分を大事にしない現実にぶつかることはあるわねー。実際」

と、御島さんが言葉にします。

「美人で聡明で明るい御島さんでも、そんな事があるんですか?厳しいなあ、現実は・・・」

と、僕は思わず言葉にします。

「うん。まあ、わたしも悪いんだけどね・・・だって、今のわたしが好きなのは、ゆるちょくんであって、旦那ではないもの・・・」

と、御島さんは言葉にします。

「いや、そんなにぶっちゃけなくたって・・・それはありがたいことですけど・・・」

と、僕。

「結婚するまでは女性って・・・結婚に希望を持っているし、ある意味そう言う状態になると、いろいろな事が良く見えちゃうのよね。幸福感に包まれちゃって」

と、御島さん。

「だから、旦那とも絶対にしあわせになれると思いこんじゃうし、少々の価値観の違いなんて、乗り越えていけると感じちゃうのよね・・・」

と、御島さん。

「だけど、実際、現実にそういう価値観の違いが、乗り越えられない壁になったりするのよ・・・ある時から・・・」

と、御島さん。

「そうなると速いの・・・その壁が原因になって、旦那のあらがどんどん見え始めるし、そうなると自分の旦那より素敵な男性を見つけちゃったりするのよね・・・」

と、御島さん。

「で、気がついた時には、ゆるちょさんを愛してたってわけ・・・ごめんね、こんな話しちゃって・・・」

と、御島さん。

「いやあ、それは僕は別にいいですけど・・・」

と、僕。

「まあ、ゆるちょさんは、そんな私を受け入れてくれているし、人間性がデカイから、大丈夫なんだとは思ってるけど・・・」

と、御島さん。

「なるほど、そういうメンタリティの変化があるんですか・・・要は結婚後に女性が旦那のあらに気づいちゃうってことですよね?」

と、僕。

「というか、結婚が目の前にチラつき始めると、より以上な幸福感が女性を包んでしまうから、冷静な判断が出来なくなるという、そういう怖い病気なわけだ」

と、僕。

「「結婚チラつき不幸化症候群」とでも言うべき症状ですよね。それって」

と、僕。

「よく「駆け落ちした夫婦は後年必ず不幸になる」って言われるけど・・・結局、人生を生きてきた第三者の大人の意見はもっともだ、ということよね」

と、御島さん。

「特に若い二人は勢いだけで結婚しちゃうでしょ?第三者の大人から見れば不幸になるの間違いなしの二人だからこそ、結婚を止められる。結果、駆け落ち・・・」

と、御島さん。

「より以上な幸福感に包まれている間は駆け落ちしたって、二人はしあわせよ・・・でも、幸福感が消えた瞬間、辛い現実が待ってる・・・二人の仲も悪くなるわ」

と、御島さん。

「それに近い人生ストーリーを多くのサラリーマンの夫婦が送っているって、ことじゃないかしら・・・6割の奥さんが夫の墓に入りたがらない理由は」

と、御島さんは話してくれた。

「確かにサラリーマンやっていると、結婚って、しあわせになる鍵なんじゃないかって、誤解しますもんね」

と、僕。

「日々忙しくって、ストレス太りして、ドンドン女性にモテなくなる中・・・結婚してくれるって言う女性が出てくるだけでも、めっけ物みたいな感じありますからね」

と、僕。

「ゆるちょさんは、暗黒時代と自分で呼ぶ、25歳から30歳の間に、そういう経験あるんですか?女性の方から寄ってきた経験・・・」

と、御島さんが聞いてくれる。

「普通にありましたよ。僕が三菱電機の社員だって言ったら、近づいてきた女性が何人もいました・・・ただのストレスデブの僕に、ですよ?よく理解出来ませんでした」

と、僕。

「まあ、今考えれば、彼女達の方にも近づく理由があった・・・一部上場の一流企業の旦那の奥さんになれれば、一生安泰・・・そういう理由でしょうね」

と、僕。

「それを確保出来るのなら、外見が太っていることなど、見逃すことも出来る・・・そういう女性側の意識でしょうねー」

と、僕。

「結局、相手のネガティブを飲む代わりに、自分のネガティブも飲んで貰う・・・まあ、近づいてきた女性は皆、それほど美人じゃなかったし、会社も一流じゃあなかった」

と、僕。

「それじゃない?そっちの方がサラリーマンが結果的にふしあわせになる理由に近いような気がする」

と、御島さん。

「だって、それって結果的にお互い大きなネガティブを背負っていることになるし、それが将来の禍根になる・・・そういうことじゃないかしら?」

と、御島さんは読み解いてくれる。

「まあ、御島さんが言った例と僕の話した例の2例でしょうね。サラリーマンの夫婦が結果的に仲が悪くなる、大きい理由は」

と、僕は言う。

「ネガティブを持った男性と女性が「結婚」という希望に賭けた結果・・・ネガティブを解消出来ないまま過ごしてしまうから、お互い嫌いになってしまう・・・これ」

と、僕は言う。

「僕の場合は、30歳以降の人生で自分のネガティブをポジティブに変えることが出来たから・・・まあ、今はしあわせということですかね」

と、僕は言葉にする。

「ゆるちょさんは、多くの女性に愛されている現状があるじゃない・・・ゆるちょさんは独自な希少価値を持っているから、多くの男女に愛されているのよ」

と、御島さん。

「サラリーマンのオヤジ達は「ダサい、暗い、おっさん臭いデブ」というサラリーマンオヤジの3大ネガティブを放っておいたままだし、それがまず女性に嫌われるのよね」

と、御島さん。

「さらに言えばサラリーマンということは「代わりがいる部品状態」・・・その人間でなければ・・・という価値が作れてない・・・これが致命的よ」

と、御島さん。

「だから、奥さんが旦那に尊敬を感じられないのよね・・・単なる給料配達人になるだけ・・・しかもネガティブは依然としてあるわけだし、嫌いにもなるわよ・・・」

と、御島さん。

「なるほど・・・そういうことですか・・・」

と、僕は言葉にする。

「ゆるちょさんとは、雲泥の差でしょ?ため息もつくわ・・・」

と、御島さんは言葉にした。

「ま、女性は見たものに最大限説得される動物ですからね・・・「ダサい、暗い、おっさん臭いデブ」だったら、視界に入れたら即座に不快になりますから、嫌われますよ」

と、僕はそんな言葉にした。

「そういう旦那を毎日見させられたら・・・絶対に嫌いになるわね。奥さんは・・・」

と、御島さんも言葉にした。


「・・・という報告書になりますね」

と、僕はキックオフの会議の場で、報告書の内容を説明した。

「いやあ、耳が痛いなあ・・・というか、サラリーマンを続けていることに誇りを持っている男達が多い中で・・・きつい言葉になりますよ。この報告書は」

と、あるメンバーが話す。

「だが、現状を正しく認識している点では、秀逸だ。こういう視点が必要だったんだよ」

と、岸和田さんがメンバーの長として話してくれる。

「いきなり高い能力を魅せてくれた。さすがゆるちょくんだ。これからも期待しているよ」

と、岸和田さんは笑顔を見せ、僕も笑顔になるのでした。


僕の仕事はさらに充実していくのでした。


(おしまい)


さてさて、今日は木曜日。

ガンガン仕事して、充実した仕事に燃えていきましょう。

それが僕らのしあわせなのだから。


ではでは。

「枕草子」の作者「清少納言」が女性からも男性からも愛される理由!

2014年01月29日 | 夜の日本学


一人の髪の毛の長い背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。

彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。

「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「先人考察(女性編)」・・・お願いします。今日は誰について語ってくれるんですか?」

と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。

「うん。そうだな・・・まあ、前回、紫式部さんだったんだから、まあ、今回は「枕草子」の作者「清少納言」さんになるだろうね」

と、タケルは話し始めます・・・。


さて、今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。


「僕は「枕草子」ってすごい好きなんだよね。なんか「源氏物語」がなんか大上段からの説教じみている雰囲気を持っているのに比べて、「ザ女性」って感じがして好き」

と、タケルは言葉にする。

「なんだろう。この清少納言さんって、すごい可愛い女性なんだよね。感性も鋭いし、何より、素敵な男性の条件がはっきりしていて、それを書いているんだよね」

と、タケルは言葉にする。

「たぶん、いろいろ考えてきて、いろいろ自分の中でも言葉にしてきて、そういう「素敵な男の条件」ってのが出来上がってきているから、今の女性に通じる感じがある」

と、タケルは言葉にする。

「「女の元に通って来て、朝帰っていく男性はちょっとくらい装束が乱れていても誰がそれを見知って笑ったり、悪口を言ったりしようか」なんて言ってますね。彼女」

と、レイカが言葉にする。

「なんか、そういうのっていいよね。こう、女性に愛される男性は他の男性とは一段も二段も違うんだ的な表現だし、恋愛至上主義な女性らしいかわいさだよね」

と、タケルは言葉にする。


「わたしも、学のあるところをひけらかし気味な紫式部さんより、女性の本音をズバリい切っている清少納言さんの方がハッキリ言って好きですね」

と、レイカ。

「うん。清少納言さんは絶対周りの女性にも人気のあるタイプだよね。女性の共感を得られる方法をちゃんと知っていて、そういうしゃべりをしているからね」

と、タケル。

「しあわせになれるタイプがこういう女性なんだよね。女性にも愛される可愛さがあるから男性にも愛される・・・こういう女性が本当にしあわせになれるタイプ」

と、タケル。

「「かつら洗い化粧じてかうばしうしみたる衣など着たる。ことに見るひとなき所にても心のうちはなおいとをかし」なんてのは、もう現代の女性の感性と変わらないよ」

と、タケル。

「「髪の毛を洗い、化粧をして、香の薫りが染みた着物などを着た時が気分いい。特に見てくれる人がいなくても心の中は心地よいものだもの」そんな意味ですね」

と、レイカ。

「確かに、今のわたし達となんら変わらない感性・・・むしろ、「そうだよねー」なんて言いながら、キャッキャ言いながら、カフェで一緒にお茶したい感じです」

と、レイカ。

「ね。そうだよね。僕もカフェで一緒に話したい女性だね。「で、当時はどんなこと思ってたの?」なんて聞いたりしながら・・・絶対、面白そうだよ」

と、タケル。

「「待つ人などのある夜、雨の音、風の吹きゆるがすも、ふとおどろかる」なんてのは、すごく感性がビビットで、彼女が男性に多く愛された証拠だろうね」

と、タケル。

「「待つ男性がある夜、雨の音や風が戸を吹き揺るがすのに、ハッとしてしまう」そういう経験があったことをビビットに示していますね」

と、レイカ。


「まあ、よく言われるのが、「源氏物語」が「あはれ」の文学であるとすれば「枕草子」は「おかし」の文学だと言うことだよね」

と、タケル。

「でも、あはれなり・・・って、なんか「知識者」が知識を誇って、「もののあはれを感じるよなあ」って言ってる様なんだよね、実際は」

と、タケル。

「「世の中が移り変わるのがもののあはれを感じる」的に、源氏物語の強い影響を受けた「徒然草」に書いてあるけど、要は「知識者」の知識誇りなんだよね、それは」

と、タケル。

「だから、はっきり言って、周囲からあまり愛せられないわけ。紫式部も清少納言に嫉妬してるけどさ、「あの子知識も無いくせに」みたいな言い方だね」

と、タケル。

「そういう人間って「知識」があることを誇ってるわけ。「なぜ学の無いあの子がモテるの?」的な言葉・・・笑っちゃうんだよね。「知識者」のそういう悲しい勘違い」

と、タケル。

「それに対して、「おかし」って「あれ、いいわよねー」の世界ですよね。要は周囲におもしろいことをプレゼンしてる。だから女性からの共感も得られ易いんですね」

と、レイカ。

「ま、つまりは、「清少納言」はわっかりやすい「知恵者」なんだよ。「ハッピーエナジー」を周囲に出せる「知恵者」なの。だから共感を得られるし、周囲からモテる」

と、タケル。

「だから、清少納言は男性にモテて、紫式部は男性にモテなかった・・・という結果になるわけ」

と、タケル。

「「知恵者」は「演者」だからモテるし、「知識者」は「俺偉い病」だもの、モテるわけがない・・・結果的にドヤ顔して「負のエネルギー」を周囲に撒き散らすからね」

と、タケル。

「なるほど・・・そういう違いがあったんですね。それを聞くとわかりやすいです。わたし、どうも「源氏物語」が苦手だったんですよねー」

と、レイカ。

「というか、わたし「紫式部」の説教臭い物語が鼻について、鼻について・・・どうしようも無くて・・・」

と、レイカ。

「紫式部の歌に次の歌がある。「めぐり逢いて見しやそれともわかぬ間に雲隠れにし夜半の月かな」・・・まあ、紫式部らしい「知識者」っぽいストーリーなんだよね」

と、タケル。

「意味的に言えば「久しぶりに出会ったのに、相手と気づかぬうちに見えなくなってしまって、ああ、あなただったのかしら」くらいの話で、寂しい現実だよね、これ」

と、タケル。

「それに比べて、清少納言の百人一首の歌は「夜をこめて鳥の空音ははかるともよに逢坂の関はゆるまじ」なんだけど、これ男から歌を贈られた際の返歌なのね」

と、タケルは説明する。

「要は男から「昨日は早々にお別れしちゃって名残惜しかったんだよね」と言われて「あなたと私の間の逢阪の関は決して通ることが出来ませんよ」と返してるわけ」

と、タケルは言葉にする。

「この歌に男は「逢坂は人越えやすき関なれば鳥鳴かぬにもあけて待つとか」と歌を返してるわけで、これが宮廷サロンで、よくウケたらしい」

と、タケルは言葉にする。

「意味的に言えば「いや、逢坂は人が通りやすいらしい。鳥が鳴かなくても開いてるらしいし。だから、いいじゃん。遊びに行っても」・・・的な話だよねー」

と、タケルは言葉にする。

「まあ、有り体に言ってしまえば、ラブストーリーを実際に演じるのが上手いのが清少納言という「知恵者」で、相手にされないのが「紫式部」という「俺偉い病」なわけ」

と、タケルは言葉にする。

「なるほど・・・そういう見方でハッキリ分けると「清少納言」の人気の理由がよくわかりますね」

と、レイカは言葉にする。

「要は「源氏物語」の根底にあるのは「俺偉い病」の人間の偉そうな「知識」のプレゼンなのさ・・・罪を負った人間は絶対にしあわせになれない・・・仏教的世界観・・・」

と、タケルは言葉にする。

「嫉妬に狂う六条御息所は、紫式部の投影でもあるように思えますわ・・・」

と、レイカは言葉にする。

「「知識者」はよく嫉妬し、「知恵者」は同性をすら笑顔にする・・・「枕草子」というと「香炉峰の雪」エピが話題になりますけど、あれは単なる茶目っ気な遊びですよね」

と、レイカは言葉にする。

「同じ女性達が「あなたはやはり中宮様にふさわしいひとだわ」って笑うんだものね。茶目っ気たっぷりで「知恵」があるから、同じ女性に愛されるんだよね」

と、タケルも言葉にする。

「その場その場で、瞬間瞬間に人を笑顔にする「知恵」を作れるから「清少納言」は皆から愛されるんだね」

と、タケルは言葉にする。

「藤原伊周さんが中宮様のところへ参上された時の話も面白いですよね。まだ、清少納言は若くて、扇で顔を隠そうとしているのに、それも取り上げられて」

「恥ずかしがっている様子などは、今の女性の若い頃と全然変わりませんもの・・・」

と、レイカも言葉にする。

「それ、扇が無いから袖で顔を隠すんだけど、服や襟のところに白粉がついて・・・さぞ顔もまだらになったろうなんて・・・すっごいリアルで具体的で面白い」

と、タケル。

「そうですよね。観察力があって、いっつも具体的な表現だから、こっちも説得されるんですよねー」

と、レイカ。

「こうやって比較すると「紫式部」のあり方と「清少納言」のあり方が全く逆だと言うことに気付かされるね」

と、タケル。

「というか、「説教臭さ」と「茶目っ気」の差が明確になった、というかな」

と、タケル。

「なるほど「説教臭い人間」を皆が嫌う理由が明確になりましたね。それは上から目線で「知識」をプレゼンしながらドヤ顔する存在・・・それが「紫式部」的あり方なんだ」

「それで「知識」をプレゼンする「俺偉い病」の人間は必ず「ドヤ顔」をする・・・それが「負のエネルギー」と化しているから、皆嫌うんだね」

と、タケル。

「ということは、「茶目っ気」たっぷりの「清少納言」さん的あり方は、その場その場で「知恵」を発揮し、皆を笑顔にするから・・・皆に愛されるわけですね?」

と、レイカ。

「そう。その「知恵」と彼女の「笑顔」が「ハッピーエナジー」そのものになるから・・・周囲が笑顔になり、周囲に愛される結果を呼ぶんだな」

と、タケルは言葉にする。

「そうか・・・ということは、「源氏物語」の「六条御息所」は「俺偉い病」の「知識者」である「紫式部」が「私はこんなに知識があるのに、なぜ男性からモテないのよ!」

「と、怒り狂う「嫉妬心」という最大級の「負のエネルギー」を日々発していた「紫式部」そのものの投影だった、ということだ」

と、タケルは言葉にする。

「なるほど・・・六条御息所は、「紫式部」自身の「嫉妬心」の投影だったんですね」

と、レイカは言葉にする。

「「知恵者」は異性にモテるから、そもそも「嫉妬心」なんて「負のエネルギー」最初から持たなくて済むからね」

と、タケルは言葉にする。

「「俺偉い病」の「知識者」の女性は怖い怖い・・・「知恵者」の女性を僕は相手にしていこう・・・」

と、タケルは言うのでした。


「さ、仕事はこれくらいにして、飲み行こうか、「知恵者」のレイカちゃん」

と、笑顔で立ち上がるタケルでした。

「はい。もちろん、お供しますわ」

とレイカは立ち上がり、赤縁のメガネを取り、髪を解いた。


(おしまい)


巷にも「知識者」の女性、「知恵者」の女性がいろいろいますよね。

「知恵者」の女性って、頭の回転が速くて常にコロコロ笑っているから、僕も大好きですね。

人生大切なことは、どこまでも「知恵者」であることです。

そういう女性達と楽しく生きていきたいですね。


ではでは。



ではでは。

1月29日 パリジェンヌとのデートは「たいめいけん」で!(揚げ物はビールが進む!)

2014年01月29日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

まあ、冬ですから、朝から寒いわけですが、

超朝からピーチティーなど楽しみながら、ほっこりしています。

いやあ、仕事が進むなあ。


さて、先日、僕はソフィーと「たいめいけん」の一階で、洋食を食べながらお酒という楽しい時間を過ごしてきました。

「なんだよ。ソフィーは、この間、平日じゃなくて、週末デートだとか、言ってたじゃんかー」

と、僕は言います。

「だって、夕方時間が空いちゃったし、ゆるちょが都内で仕事してるって言うから・・・ちょうどいいかなって思って・・・」

と、ソフィー。

「逢えるとなると、火がついたように、逢いたくなるの。今まで一年半も逢えなかったんだからー」

と、ソフィーは口を尖らして言葉にする。

「まあ、いいけどさ・・・で、昨日聞いたぜ、ソフィー、前回本国に帰ったのは、彼氏との関係を清算するためだったらしいじゃん」

と、僕。

「わたしもゆるちょのブログ見た・・・キジマ昨日初めて話したのね」

と、ソフィー。

「うん。まあ、そのあたりは、ブログに書いた通り」

と、僕。

「まあ、でも・・・今となればゆるちょに知っていてもらった方が何かといいかも・・・」

と、ソフィー。

「まあ、僕も今更いいけどさ・・・ユキちゃんもむくれちゃって・・・何を話していいか、僕にはわからなかったよ・・・」

と、僕。

「ユキもゆるちょを愛してるから?」

と、ソフィー。

「うん。というか、彼女を傷つけちゃったみたい・・・ださいな俺・・・」

と、僕。

「中途半端にやさしいだけなのかもな。俺って・・・」

と、僕はメンチカツをやりながら、ビールを飲む。

「ゆるちょ・・・前にミシマと話した事があるんだけど・・・ミシマもゆるちょの事が好きじゃない?既婚者なのに・・・」

と、ソフィーが話し始める。

「そのミシマが言ってたわ・・・ゆるちょは、たくさんの女性に愛される、ある意味、特異な存在だって・・・人間性がデカイし、強いし、って・・・」

と、ソフィー。

「だから、わたしが愛していても、笑顔で許してくれている。受け止めていてくれる・・・だからこそ、わたしはゆるちょを愛しているんだって」

と、ソフィー。

「でも、同時に人は一人で生きていかなければいけない存在でもある・・・だから、ミシマはいつか、ゆるちょと逢えなくなっても、その日がいつ来てもいいように」

「逢える間は、精一杯愛するんだって・・・そうミシマは言ってた・・・その気持ちは、わたしにもわかるし、その言葉を聞いたからこそ、彼氏との関係を清算しに行ったの」

と、ソフィー。

「だから、ゆるちょは・・・自由に生きて一生懸命自分の価値を輝かせていればいいのよ・・・ゆるちょは、女性に求められる人なの・・・」

と、ソフィー。

「愛するのは、女性の仕事なのよ・・・ゆるちょは、自由に生きていれば・・・ううん、生きていてくれさえすれば、それでいいの」

と、ソフィー。

「機嫌良さそうに、いつでも、日向で笑っている少年のようで、いてくれさえ、すればいいのよ・・・それがゆるちょという存在なの。多くの女性にとっての」

と、ソフィー。

「そんな話を以前、ミシマとしたわ・・・それから、一年半・・・ゆるちょは、本当に大きくなった。あの時より、さらに進化した・・・」

と、ソフィー。

「だから、いいのよ・・・ゆるちょは、好きに生きていれば・・・」

と、ソフィーは言ってくれた。

「なんか、似たような事を以前言われたよ・・・あれはマイちゃんか・・・女性は似たような事を思うんだね」

と、僕。

「ゆるちょの周囲の女性は皆そう思ってると思う。もう、ゆるちょは、自分ひとりのモノじゃないわ。女性の共有物よ。もうすでに・・・」

と、ソフィー。

「その日の担当者がゆるちょを楽しませれば、それでいい・・・あなたはそういう存在よ、もう」

と、ソフィー。

「そんな存在なの?俺って・・・どうなってるんだ、それ?」

と、言いながら、カキフライでビールを飲む僕です。

「しかし、「たいめいけん」はやっぱり、美味しい洋食屋ね・・・ビールに、このカキフライが合うわー」

と、笑顔になっているソフィーです。

「池波正太郎大先生の時代から、美味しかったんだから・・・まあ、美味しいやね」

と、僕。

「話戻すけど・・・ユキのこと・・・あまり心配しない方がいいわ。ゆるちょに心配をかけている方が女性としては、失格だから。大人の女性として、ね」

と、ソフィー。

「昨日のブログ・・・まあ、ソフィーにも知らせるつもりで、書いたわけだけどね」

と、僕。

「というか、ソフィーだろー、御島さんだろー、ユキちゃんだろー、その他大勢の僕を知ってる、リアルライフに生きてる女性達向けだろー、貴島くんだろー」

「まあ、業界の友人達も含めて・・・とにかく、リアルライフに生きる友人達の為だけに僕は書いているからね。あのブログは・・・」

と、僕。

「ところで、ユキ・・・いつの間にわたしの胸がDカップだって、知ったのかしら・・・わたし言った覚えはなかったのに・・・」

と、ソフィー。

「となると、御島さんじゃない?情報源」

と、僕。

「あ、そうか・・・ミシマとは、一緒に温泉行ったことがあるから・・・その時になんとなく聞かれた気がする・・・」

と、ソフィー。

「へー、そんな事があったの・・・で、御島さんって、何カップなの?」

と、僕。

「彼女、Cって言ってたわ。カタチのいい胸のカタチをしていたわ・・・ゆるちょ、「おっぱい星人」だから、興味あるでしょー」

と、ソフィー。

「これでも、元美術部だからねー。胸のカタチには、うるさいよ・・・」

と、僕。

「確か、元ヤンの女性がゆるちょの中のバストのカタチランキングでは、一位なんでしょ?」

と、ソフィー。

「お前、詳しいな・・・つーか、それも以前、ブログに書いたネタだったな」

と、僕。

「無論、ゆるちょのブログはずっと見てるから・・・詳しいのは当たり前だけなんだけど」

と、ソフィー。

「どう?わたしのDカップ・・・直接、見てみたい?」

と、ソフィーは怪しい目つき。

「いや、でも、今日のそのピンクのニットも・・・胸のカタチを強調するために着てきたんだろ?ソフィー」

と、僕はソフィーの胸の膨らみを見ながら言葉にする。

「確かにDカップはあるなー。僕的にはCぐらいがちょうど手に収まるくらいでいいかと思ってたけど・・・」

と、僕が言葉にすると、

「手で掴んでみる?わたしはいいわよ、別に」

と、ニットの胸を突き出すソフィー。

「おまえな・・・一応昼間だし、人の目もあるんだから、ここではやめろよ・・・まあ、どこかプライベートな空間で、後日・・・」

と、僕は言葉にする。

「そーおー・・・ゆるちょはそういうところ厳格すぎるきらいがあるわよね・・・ねえ、ゆるちょって、どらくらいのバストまで触ったことあるの?」

と、ソフィー。

「Fカップかな。あれデカかったぜー。ただ、感触はお正月の鏡餅?くらい固かった・・・見た目も鏡餅ライクな感じだったねー。20代の看護師さんだったけど」

と、僕。

「それ、最近の話?」

と、ソフィー。

「いや、もう、10年以上前の話だよ・・・まあ、飲み屋で意気投合して、その夜的な話・・・一夜の恋的な話だよ」

と、僕。

「ゆるちょもいろいろ経験してるのね・・・まあ、大人だし、そういうものね」

と、ソフィー。

「というか、今のゆるちょは・・・飲み屋で男性しか居ない時は、ゆるちょが女性調達係になるって、どこかで書いていなかった?」

と、ソフィー。

「おー。それはそう。あれは役得があってさ。自分の好みの女性を調達出来るから・・・さらに言えば調達した女性は僕と飲みたいから来るわけであって」

「そこで相当役得なんだよねー」

と、僕は言葉にする。

「だったら、その気になれば、毎日のように若い女性と飲めるってことじゃない?ゆるちょ」

と、ソフィー。

「まあ、それは可能だけど、僕の性格的には、無理。基本糞真面目だから」

と、僕。

「ま、そこがゆるちょらしいところだけど」

と、ソフィーはなんとなく安心そうな顔になる。


「そういえば、鬼の霍乱ミシマとランチしてきたわ、今日」

と、ソフィー。

「へー、そうなんだ?僕は今日は御島さんの会社に行く用事なかったから・・・元気にしてた?御島さん」

と、僕。

「ウィ。なんだか、週末、身体冷やしたとか言ってた・・・そういう意味でも、ゆるちょのブログは便利だわ。ミシマの鬼の霍乱をすぐに知れたから」

と、ソフィー。

「ユキがどんな反応だったかも瞬時にわかるし・・・公開のLINEみたいで、便利だわ、ほんとに」

と、ソフィー。

「まあ、その為のモノだからね。あれは。あくまでもリアルライフの友人の為のモノで、業界の友人や、三菱電機の友人や元美術部の友人の為のモノさ」

と、僕。

「今までにリアルライフの僕にアクセスした人間の為の掲示板に過ぎないよ。リアルライフの友人と楽しくおしゃべりする為のツールに過ぎないからね、あれは」

と、僕。

「ミシマもお昼に言ってたわ。ゆるちょのブログのおかげで、わたしが帰ってきたのをいち早く知ることが出来たって。もっとも当人はダウンしてたみたいだけど」

と、ソフィー。

「まあ、どこまでも人生とは、どうリアルライフを楽しくするかが命題だからね。リアルライフを楽しめなければ人生じゃないんだから」

と、僕。

「そうね。リアルライフの充実こそ、大事だものね・・・」

と、言いながら、ソフィーはメンチカツを頬張っている。

「美味しい・・・ビールが進むわ・・・」

と、ソフィー。

「まあ、僕は最近わがままなんだよ。おもしろいおしゃべりの出来る人間としか、おしゃべりしないしさ。それこそが最高のエンターテイメントだし」

と、僕。

「それでいいんじゃない?ゆるちょの笑顔をこうして見ながら、おしゃべりを楽しめることこそ、わたしにとっても最高のエンターテイメントになるし・・・」

と、ソフィー。

「ま、それをわかってくれればいいのさ・・・ねえ、ソフィーのその着てきたコート見せて・・・それ、どこの?」

と、僕はソフィーに尋ねる。

「トレンチコートと言ったら、やっぱり、イギリスの老舗アクアスキュータムでしょうねー」

と、ソフィーが自分が着てきたカーキ色のトレンチコートを僕に見せてくれる。

「これね。裏地が変えられるようになっているの・・・ほらね」

と、ソフィーは楽しそうにプレゼンしてくれる。

「へえ・・・なるほど・・・いろいろなバリエーションが楽しめるということか・・・僕もアクアスキュータムのトレンチコートを是非手に入れなきゃ・・・」

と、僕も言葉にする。

「で、ゆるちょ・・・フランス語の勉強続けてる?」

と、ソフィーが質問。

「ああ、続けてるよ・・・ボリュームは減ってるけど・・・最近、仕事が忙しくて、前ほど時間が取れなくなってるのは、確かだねー」

と、僕は言葉にする。

「やっぱり・・・まあ、でも、いいわ・・・今度のデートから、フランス語のトレーニングの時間も作りましょ。わたしがコーチしてあげるから」

と、ソフィー。

「へーへ。ま、ネイティブに教われば恐ろしく成長するだろうしね」

と、僕はつぶやくと、名物のコールスローサラダを美味しそうに頬張るのでした。


(おしまい)


やっぱり、僕は洋食が大好きですねー。

洋食にビール・・・揚げ物にビールの取り合わせは最高で、

ついつい、ビールが進んじゃいますねー。


ま、しあわせな時間ということになりますねー。


さ、今日も仕事仕事・・・仕事の充実こそ、男のしあわせな時間です。

がんばるぞい!


ではでは。

日本の新聞の正体とは!(誰が仕事の出来る人か?)

2014年01月28日 | 夜の日本学


一人の髪の毛の長い、背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。

彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。

「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「対決、山本七平編」・・・お願いします。今日はどんな内容について語ってくれるんですか?」

と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。

「うん。そうだな・・・」

と、タケルはテキストとしている「谷沢永一著 山本七平の知恵」という本をパラパラとめくります。

この本自体は、1996年12月に出版されています。

ただし、正しい「知恵」は時代を越えると僕は考えているので、その「知恵」の時代性の評価も一緒に話していくことになりそうです。

「んじゃ、この内容について話すか・・・ま「日本の新聞の正体とは」となるかな。ま、相変わらず笑かしてくれそうだ」

と、タケルは笑顔になりながら、話し始めます。


今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。


「まずは、山本七平氏の主張するところを抜書きしてみようか。それが無いとちょっと説明が出来ないからね」

と、タケルは笑うと彼の用意した紙の資料をレイカに渡す。

「えーと、これね。僕が相当意訳してるけど・・・」

と、タケルが説明すると、レイカはタケルの資料をゆっくり読み始める。


「本来、世界各国の新聞というメディアにはそれぞれのイデオロギー的立場から来る一貫した報道姿勢というモノがあるはずだが日本の新聞にはそれがない」

「日本の新聞は、というと、「不偏不党」とか「公正」という立場を主張するだけなのである。いや、それは立場などではなく姿勢ないしは心構えや位置というものである」

「だいたい「不偏不党」「公正」な「位置」とは一神教であれば「神」だけである・・・」

「だが、日本の新聞の立場は今まで言ってきたように「法外の法」であり、「人間」「人間味のある」「人間的」と言った不思議な立場に立っている・・・」

「というより立たされている、と言った方がいいだろう。なぜなら、新聞をそういう位置に立たせているのは当の「日本人」なのだから」


「しかし、まあ、相変わらず分かり難いね。まあ、でも、ここで山本七平氏が何を主張しているのかを一気に説明してしまおう」

と、タケルは涼しい顔をして言います。

「要は日本の新聞は、何なのか?ってことを言いたいんですよ。本来世界の新聞は、イデオロギー的な立ち位置によって報道がなされる・・・そう彼は言いたいわけです」

「しかし、日本では・・・まあ、もちろん、朝日が左で、毎日がやや左、産経が右で、読売がやや右的な立ち位置にあることはまあ知られている事実ですけどね」

と、タケルは涼しい顔して言葉にします。

「しかし、ですよ。確かに、どの記事をトップニュースにするか?どの記事を重点的に報道するかの優先順位レベルの違いがそこにはありますが」

「まあ、外国の新聞の記事に比べればイデオロギー的な偏向というのは、あまり無いと言えるのが日本の新聞の特徴ですよね?」

と、タケルは言葉にする。

「だから、日本って、客観的なアンケートをよく載せますよ。現政権の支持率だったり、政策に対する支持率だったり・・・まあ、そういう意味では「不偏不党」なんです」

と、タケルは言葉にする。

「この現象について、解説の谷沢永一氏は次のように書いてます。笑っちゃいますよ」

と、タケルは一枚の紙の資料をレイカに渡します。


「日本人は真実は全部自分の胸にあるのである。自分の胸、自分の感受性というところ以外に、真実把握能力を委ねることを絶対にいやがる」

「すべての真実は自分が掴んでいるんだから、真実にしろ、雑誌にしろ、本にしろ、その自分の根本の理念にどれくらいピッタリフィットしているかによって」

「新聞なり図書なりの編集者や出版社の見識が「あ、こいつはいい」となる。自分と合っていればいいのである」

「そう言うと、おそらく地球上において日本人程自惚れの強い国民はないと見られそうだが自惚れではないのである。自惚れではなしに言わば日本全体が」

「一つの温泉の大浴槽であって生まれながらに皆そこへ同じ温度の中でほぼ似た体温で浸かっているから、その同じ温度の湯の中にいる者同志が」

「話し合ってこそ会話が成立する。これは入っているお湯の問題であると言えるのではないか」


レイカはそれを読み・・・少し頭をかしげます。

「なんでこういう偏った見方になるのかしら」

と、レイカは言葉にします。

「まあ、「知識者」というのはわかりやすい「俺偉い病」だからね。こういうわかりやすい「負のエネルギー」をまき散らして全然へーきなんだよねー」

と、タケルは言葉にします。

「まず、日本の新聞の本質を説明してしまいましょう。すごくわかりにくいでしょう。この二つの文章では、さっぱりわからないでしょうからね」

と、タケルは言います。

「簡単に言ってしまいましょう。まず大事なのは日本の最高正義は「和をもって尊しとなす」であること・・・これは変わらないわけですね」

と、タケル。

「で、日本の新聞とは、多少の報道の優先順位や重点の置き方に違いがあれど、何を目的としているかは、皆一緒です」

「つまり、「和をもって尊しとなすが出来ているか、出来ていないか?」という観点で、すべての記事は書かれているんですよ」

「だから、「不偏不党」だし、「公正」と言える・・・それだけです」

と、タケルは簡単に言葉にしてしまう。

「だから、日本人は皆「和をもって尊しとなす」をやろうと毎秒がんばっているんだから、ある意味「和をもって尊しとなす」のプロなんです」

「というか、「和をもって尊しとなす」が出来る人が「仕事の出来る人」で、出来ない人が「仕事の出来ない人」なんですよ。そこに価値の源泉があるんです。日本の」

と、タケルは説明します。

「つまり、日本の新聞は、「仕事の出来るひとは昨日はこの人で・・・仕事の出来ない人は昨日はこの人で・・・」と報道しているに過ぎないんです」

と、タケルは言い抜いてしまいました。


「ということは・・・日本の新聞のあり方に対する、山本七平氏の疑問的否定も、谷沢永一氏の説明も全部おかしい、ということになります?」

と、レイカ。

「ま、そういうことになるね。山本七平氏に関して言えば「日本の新聞は神の視座だ。それはおかしい」と言ってるわけだけど、まず、その決めつけがおかしい」

「というか、日本人は皆「和をもって尊しとなす」のプロを目指して日々努力しているわけ。だから、仕事の出来る人は「和をもって尊しとなす」が出来る」

「その為には、谷沢永一氏の指摘するように、自分の真実把握能力はシビアに鍛えなければいけないわけ」

「だから、もう少し簡単に言うと、日本人はすべての人間が「神の視座」を備えようと努力し、それに成功した人間こそ」

「日本の最高正義「和をもって尊しとなす」を実現出来るわけよ。それが日本では仕事の出来る人として、最高度に賞賛を受ける・・・そういう話なのさ」

と、タケルは言葉にする。

「だからこそ、日本の新聞は日本国民と同じように「神の視座」を鍛え、「昨日最高度に仕事の出来た人はこの人です。昨日仕事の出来なかった人はこの人です」」」

「と伝え続ける・・・「和をもって尊しとなす」大会が毎日開かれ、成績の良かった人が賞賛され、成績の悪かった人が報告されてしまうのが新聞の役割なんだよね」

と、タケルは説明しきった。

「どうよ。この二人・・・山本七平も、谷沢永一も、何にもわかっていないじゃん。日本について。日本学の祖?笑わせるなよ。中途半端な「知識者」そのものじゃん」

と、タケルは呆れたように言葉にしています。

「というか、山本七平氏の方はまだ、日本文化に近づいた物言いにはなっているけれど、この解説の谷沢永一氏のこの見えたものを文章化すれば、仕事になるという」

「この仕事に対する見識の低さはひどすぎるだろ・・・日本文化がまったく理解出来ていないということがだだわかりになるでしょ?この谷沢永一というアホ」

「まず、何が原因でそういう現象が起きているのか・・・という視点が全くない・・・解説にすら、なっていないね。ひどいね。このアホなおっさん」

と、タケルは呆れたように言います。

「というか、「知恵」が作れないから、説明がわかりづらいし、本質もわかっていないから、解説にすら、なっていない」

「それでいて「自分は知識があるんだ」って誇りたいもんだから「ぬるま湯」がどうとか「浸かってるお湯が問題」とか、全く本質を欠いた指摘。バカじゃんね、こいつ」

と、タケルは呆れたように言いました。


「というか・・・日本社会は、すべての日本人がより良い社会を実現するために「和をもって尊しとなす」のプロとなろうとしている、そういう民族なんですね」

と、レイカが言葉にします。

「そういうことだよ。何より、自分以外の社会の事を毎秒考え、「和をもって尊しとなす」を実現するために毎秒努力しているのが日本民族なんだよ」

「ま、よく言われるけれど、「個」よりも「公」を尊重し「和をもって尊しとなす」の社会を現出させることにヒャクパー注力しているのが日本民族の本質なんだ」

「だから、日本民族は皆「おもてなしの心」に辿り着いている・・・素敵な民族なんだよね」

と、タケルは言葉にしました。


「ま、これがわかりやすい「知恵者」と「知識者」の違いだよ。なにしろ、「知識者」は「他人の褌で相撲を取る」恥ずかしい輩だからね」

と、タケルは言うと、

「こんな感じで、今後もやっていこう。言ったろ、全勝で勝つって」

と、タケルは笑う。

「まあ、とにかく、頭の悪い、ださいオヤジは見たものの事しかしゃべれないけど、「知恵者」は現象の元になった「原因」をしっかりと説明出来るのさ」

と、タケルは笑った。

「さ、飲みにでも行こうや、レイカちゃん」

と、机の上を片付けだすタケルでした。

「はい、お供します」

と言ったレイカは赤縁のメガネを外し、髪を解いた。


(おしまい)


しっかし・・・やはり、「知識者」は頭が悪くて、だっさいよねー。

見たモノを言葉にすれば、仕事になるなんて、その挟持の無さは、どこからくるわけ?

だっさいアホだわ。「知識者」は。


それが結論です。


まあ、でも、この本の問題点を指摘していけば、自然と最新の「日本学」が作れるので、

その点では、参考になるかな。


ではでは。

1月28日 男の生き方は、割りと難しい!(やさしさは時として諸刃の剣!)

2014年01月28日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

今日は少し気温もあがるとか。

いやあ、そういう情報があると、少し気分も休まりますねー。

さ、仕事仕事(笑)。


さて、先日、貴島くん(29)とさし飲みしてきました。

「ほう、我らが辛辣姫は出張で、御島さんが鬼の霍乱とは、ねー」

と、僕は言葉にします。

「確かに御島さんが会社休んだ話って、聞いたことがないからなー」

と、僕。

「職場の連中、嬉しがってましたよ。仕事の鬼も休んだりするんだ的に・・・」

と、貴島くんはクスクス笑う。

「まあ、週末は一日を過ごすリズムを崩しやすいからねー」

と、僕。

「まあ、ほんとに彼女は仕事の鬼ですからね。仕事の出来ない男性はビビってますから」

と、貴島くん。

「だからこそ、仕事の出来る人間は尊敬するし、信頼している。御島さんがゆるちょさんを好きな理由の第一がそれじゃないですか?」

と、貴島くん。

「なんか、直接、そう言葉にされると照れるなあ。さすがに」

と、僕。

「だからこそ、御島さん・・・ソフィーが日本に戻ってきたのを聞いて、倒れたのかも・・・」

と、貴島くん。

「え?御島さんとソフィーって、仲良かったように記憶してるけど?」

と、僕。

「ゆるちょさん・・・ソフィーがフランスに戻る時、どう言われてました?今更、聞きますけど」

と、貴島くん。

「え?本国へ戻ってイケメンの彼氏とハッピーウエディングかもー的な?なんか、嬉しそうにしているイメージがあったけどな」

と、僕。

「そうですか。じゃあ、もちろん、ゆるちょさんは、その時、ソフィーを、結婚相手の選択肢からは外して・・・」

と、貴島くんが聞く。

「まあ、それは当然だよ。だいたい彼女には結婚を想定した彼氏がいるんだから・・・まあ、その時点で選択肢から外すでしょ、普通」

と、僕。

「彼女、本国へ帰る前・・・その直前に僕と御島さんと一緒に飲んだんですよねー。その時に彼女、結構意外な話してたんですよ」

と、貴島くん。

「え?どういう話?」

と、僕。

「彼女、実際は彼氏とうまく行ってなくて、その話し合いの為に直接逢うんだみたいな話だったんです」

と、貴島くん。

「え?そうだったの?仕事の話で、帰ったんじゃなかったっけ?彼女」

と、僕。

「もちろん、仕事もあっての帰国だったらしいですけど、彼との話し合いも結構主要なテーマだったみたいで・・・」

と、貴島くん。

「へー、それは知らなかったな・・・というか、彼氏と何がうまくいかなかった理由なんだろう。ソフィー」

と、僕。

「ソフィーの日本文化に対する愛情を、フランス人のイケメンの彼が理解出来なかったらしいんです。ちょっとも・・・」

と、貴島くん。

「元々アメリカ文化が好きでわざわざアメリカで職を見つけた彼氏と仕事先のアメリカで意気投合したソフィーだったらしいんです。だから、彼はアメリカラブらしくて」

と、貴島くん。

「まあ、日本文化とは正反対な感じじゃないですか。アメリカ文化って・・・それもあって、途中からあまり上手くいってなかったみたいです。ソフィー」

と、貴島くん。

「でも、その彼氏はソフィー個人の事はとても好きだったらしくて・・・そのあたりを話し合いに帰る・・・と言うのが、主要なテーマみたいでしたよ。ソフィー」

と、貴島くん。

「へー・・・全然知らなかったなー。ソフィー「結婚してラブラブになったら、もう日本へ来ないかも」なんてことも言ってたんだぜ、僕に・・・」

と、僕。

「それ・・・もう、いっか言っても・・・彼女、すごく心配していたんですよ。ゆるちょさんが自分が居ない間に結婚しちゃうんじゃないかって」

と、貴島くん。

「え?でも、そうだったら、完全に逆効果だったよ?実際、僕は彼女を結婚の選択肢から外したんだから・・・」

と、僕。

「嫉妬させたかったんじゃないですか?彼女、ゆるちょさんの優しい性格も知ってたし・・・でも、その事で御島さんと少し嫌悪な雰囲気になって・・・」

と、貴島くん。

「え?そんなことがあったの?」

と、僕。

「つまり、彼女はその方法で、ゆるちょさんが結婚しないようにしたつもりだったんです。でも、それはやり方が汚いって、ゆるちょさんに迷惑をかけてるって御島さんが」

と、貴島くん。

「ゆるちょさんが自由意志で結婚を決められないじゃない!って、怒ったのが御島さんだったんです」

と、貴島くん。

「へー・・・僕って意外に守られているんだね。周囲の女性に」

と、僕。

「ええ。それはそう思いますよ。御島さんだって、ゆるちょさんラブだし・・・既婚者ではあるけれど・・・」

と、貴島くん。

「そうか、それで、その喧嘩した相手のソフィーが本格的に日本に復活したのを聞いた御島さんが鬼の霍乱の可能性・・・と」

と、僕。

「ま、僕の言った意味もわかってもらえたでしょうか?」

と、貴島くん。

「何、ってことは、ソフィーは、僕への思いもありつつ・・・フランスへ渡ったってこと?前回」

と、僕。

「そうです。多分彼とうまくいかないことや結婚も辞めになるだろうことは、日本を発つ時に彼女は折り込み済みだったはずです。だから、ゆるちょさんの事が心配だった」

と、貴島くん。

「でも、彼女にも彼女なりの立場があって・・・ゆるちょさんには、そう言うしかなかったんでしょうね」

と、貴島くん。

「実際、この話・・・彼女は口止めしなかったし・・・僕の判断で、話していいと思ったら、話して・・・ということでしたから」

と、貴島くん。

「ふーん、それで今話してくれたわけね・・・へー、そんなだったんだー」

と、僕。

「まあ、彼女がいない間に話しても、どうしようもないので・・・彼女が復帰したら、話そうと思ってたんですけど、案外伸びちゃって・・・」

と、貴島くん。

「じゃあ、整理すると、ソフィーは、アメリカに職を持っていたイケメンの彼氏がフランスで職を持っている間に、話をつけに行ったってそういう話?」

と、僕。

「その彼氏、フランスにいるのは一年って、そういう決まりだったそうで・・・もう、その彼、アメリカに復帰しているんでしょうね」

と、貴島くん。

「だから、ソフィーは・・・今や、日本文化の研究者としても進化しているゆるちょさんに・・・殊の外執心・・・そういうことなんじゃないですかね?」

と、貴島くん。

「じゃあ、御島さんは、ソフィーが僕と結婚したがっていることを知っていたんだ?」

と、僕。

「ええ。まあ、最後にはソフィーと仲直りしていましたけどね。ただ、一瞬雰囲気が悪くなったのは事実」

と、貴島くん。

「あと、多岐川も・・・その事実は知っていますよ。御島さんに聞いて・・・」

と、貴島くん。

「え?ユキちゃんも知ってたの?そのこと・・・」

と、僕。

「でも、どうです?ソフィーは日本文化の研究者として、実績もあるし、大人の女性としても、ゆるちょさんの周囲の女性の中では群を抜いている感じがしますけどね・・・」

と、貴島くん。

「1年半前から、ゆるちょさんとの結婚を考えていたのは事実だし、彼女、普通に金髪美人だし・・・かなりゆるちょさん、陥落間近なんじゃないですか?」

と、貴島くん。

「それに、多岐川はまだ、言っちゃあ、子供ですからね。人間性のデカさだって強さだって、ソフィーには敵わないし、セクシーさなんて、もう、全然ですからねー」

と、貴島くん。

「まあ、僕はゆるちょさんの自宅近くにいるマイさんを直接存じ上げないんであれですけど・・・ちょっとソフィーのポテンシャルは抜群すぎな気がしますけどね」

と、貴島くん。

「しかし、新しい事実を知ったなあ・・・ソフィーがそんな前から、僕との結婚を考えていたなんて・・・」

と、僕。

「まあ、なるようになるとは、思いますけどね・・・っていうか、ゆるちょさん、この頃、ガンガン進化していて「男子三日会わざれば刮目して見よ」状態だし」

と、貴島くん。

「ゆるちょさんの「夜の日本学」がその原動力・・・だと僕は見ているんですけどね」

と、貴島くん。

「それに・・・ソフィーだって仕事柄、ゆるちょさんの「夜の日本学」には興味を持つでしょうからねー」

と、貴島くん。

「ま、それは言ってたね。まあ、僕も彼女の研究の成果には、目を見張るモノがあるし、お互い切磋琢磨出来ていけばいいと思ってるけどね」

と、僕。

「ま、いずれにしろ、そのあたりは、なるようにしかならないよ・・・」

と、僕。

・・・と、その時、

「ゆーーるちょさん!」

と、我らが辛辣姫登場。

「何を話していたんですか?」

と、ユキちゃんは、笑顔で僕に聞く。

「ソフィーの例の話・・・前、多岐川に、御島さんが話してくれた奴」

と、貴島くんがフォロー。

「ああ、ソフィーがゆるちょさんとの結婚を考えてたっていう、あの話」

と、ユキちゃん。

「僕も今聞いたんだ。ちょっとびっくりしてね」

と、僕。

「正直言って、ソフィーは大人な美しいパリジェンヌですからね・・・仕事も出来るし・・・わたし的には、完全に白旗かなあ、なんて思ったりしてるんですけどね・・・」

と、ユキちゃん。

「そんなこと言っていいの?ゆるちょさん、決めちゃうかもよ」

と、貴島くん。

「だって・・・ソフィー、Dカップだし・・・わたし、Bしかないし・・・」

と、ユキちゃんはむくれる。

「あのさ、僕パーツでは決めないよ。あくまで人間性で決めるから」

と、僕。

「だってー、ゆるちょさん、前、「僕はおっぱい星人だ」ってさかんに言ってたじゃないですか・・・」

と、ユキちゃん。

「確かに、以前、お酒飲むと、さかんに言ってましたね。その話」

と、貴島くんはクスクス笑う。

「まあ、ゆるちょさんは、やさしいから、本音を隠してくれる時もあるんだけど・・・そのやさしさが結構わたしを辛くする時もあるんですよ・・・」

と、ユキちゃん言う。

「マスター、ホワイトロシアンください。今日はちょっと酔いたい気分だから・・・」

と、ユキちゃん。

「それにわたし、ソフィーに比べるとまだまだ、子供だし・・・こんな日が来るとは思っていたんですけどね・・・ソフィーのその話を聞いた時に・・・」

と、ユキちゃんは遠い目をするのでした。


僕は少し黙っていました。


そして、都会の夜は静かに更けるのでした。


(おしまい)


やさしさって難しいですよね。

相手を傷つけないように言葉にしたはずが、いつの間にか相手を傷つけていたりする・・・。

男の生き方は、難しいですね。そんな風に思った夜でした。


さて、今日も仕事がんばりますか。

仕事の充実こそ、男のやるべきことですからね!

さあ、仕事だ、仕事!


ではでは。

戦後の癒やし文学者「坂口安吾」

2014年01月27日 | 夜の日本学


一人の髪の毛の長い背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。

彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。

「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「先人考察編」・・・お願いします。今日は誰について語ってくれるんですか?」

と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。

「うん。そうだな・・・今日は昭和時代の無頼派作家「坂口安吾」をとりあげてみようか」

と、タケルは話し始めます・・・。


さて、今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。


「彼はその著書「堕落論」にて「生きよ、堕ちよ」と書いているんだよね」

と、タケルは言葉にする。

「まあ、この意味は、「生きること即堕ちること」という意味だろう。坂口安吾の安吾とは仏教の僧が夏の暑い一日一室に篭ってする修行の「夏安居」からきているね」

と、タケルは言葉にする。

「彼は東洋大学インド哲学科を卒業していることからも彼の価値観の中心に「仏教」があることは確かだ」

と、タケルは言葉にします。

「ということはここで安吾が言ってる「堕ちよ」とは仏教的価値観として「堕ちよ」と言ってるってことですか?」

と、レイカは言葉にします。

「そういうことになるね。まあ、僕は仏教というのは非常に理系的な具象を中心にした知恵だと考えている」

と、タケルは言葉にします。

「例えば、仏教の知恵である、物事には原因があるから結果がある・・・つまりすべての現象には必ず原因があるという「因果関係」の法則は」

「非常に使い勝手のいいツール足りえるねー」

と、タケルは説明します。

「万物は流転する・・・カオス化の論理も仏教の知恵でしたね」

と、レイカは言葉にしている。。

「そ。だから諸行無常・・・と言える。僕はここから、「しあわせのディレクション」という知恵を生み出した」

と、タケルは言葉にする。

「具体的に言うと、それはどういう知恵なんですか?」

と、レイカが質問する。

「諸行無常であるのなら、すべて自分でコントロールし、「しあわせのディレクション」方向へ持っていけば、僕らはしあわせになれる・・・という知恵だね」

と、タケルは答えている。

「ここで大事な知恵があって「日本においては、独自な高い価値を示す人間にこそ、「運」「縁」「恩」が味方してくれる」という知恵を使うことが大事になるんだよね」

と、タケルは言葉にする。

「「運」「縁」「恩」も要は、他の日本人が独自な高い価値を持つ人間に支援の気持ちを持つから、発生する現象で、そのパスポートは独自な価値を持つこと、のみなんだ」

と、タケルは言葉にする。

「だから「しあわせのディレクション」って要は、自分の価値を毎秒追求していけば、やがてドンドンしあわせになっていく・・・そういう話なんだよね」

と、タケルは言葉にする。

「さらに言えば、人間は動物であって、動物のすべての生きる意味は、子孫を残すこと・・・つまり、男性がプレゼンし、女性がその男性に恋に落ちること、なんだ」

と、タケルは言葉にする。

「つまり、人間は男性は自分の価値をプレゼンし続けて、女性はそういう男性に恋に落ち、恋し続けることが、生きることそのものになるわけ」

と、タケルは言葉にする。

「それが出来る男女がやがて、「ハッピーエナジー」の直接照射をしあって「八百比丘尼化」し、若い外見若い脳のまま、長生きする「リアル・ニュータイプ化」するの」

と、タケルは言葉にする。

「それがこれからの新しい日本人のあり方なんだよね・・・」

と、タケルは言葉にする。

「タケルさんの「しあわせ理論」は完成されていますよね・・・で、そのタケルさんから、見た「仏教」というのは、どういう位置にあるんですか?」

と、レイカは質問する。

「ゴータマシッダールタさんの言った、修行して「悟り」を開けってのは、「独自に修行して、仏教みたいな「しあわせになる為の知恵」を作れって」そういうことだよ」

と、タケルは言葉にする。

「だって、僕の「しあわせ理論」は「女性に毎秒恋されることで、外見が「八百比丘尼化」する」わけだからね」

と、タケル。

「外見も人間性も「ハッピーエナジー」化することで、他者に「ハッピーエナジー」を与え、それによって、自分に「ハッピーエナジー」が集中し、しあわせになれるわけ」

と、タケルは説明する。

「だから、僕は毎日、このブログに開いた「悟り」を発表しているようなもんなわけ」

と、タケルは言葉にします。

「それに織田信長さんが言ったように、「現世利益で人々をしあわせにする人間こそ、神」なのだから、信長さんも神状態だったし」

「家庭を常に明るくしてくれる・・・というか、家族をそのしゃべりで明るくしてくれる、家族のおかあさんこそ・・・「かみさん」と呼ばれるわけよ」

と、タケルは言葉にします。

「それが僕の神の概念・・・つまり、日本ではどこにでも神がいるってことになるよね・・・大人の男性や女性を自然と笑顔に出来る存在・・・それこそ「かみ」なのさ」

と、タケルは言葉にします。

「まあ、天皇も昔「おかみ」と呼ばれていたし・・・要は他人をしあわせに出来るひとの事を「かみ」と呼べる・・・それがこの日本なんじゃない?」

と、タケルは言葉にします。

「話を安吾に戻そう。「堕ちる」という事を安吾は、仏教で言うところの「五戒」を破ることと考えていただろうね」

と、タケルは言葉にします。

「「五戒」と言うと、「生き物を殺してはいけない」「他人の物を盗んではいけない」「不道徳な性行為を行ってはならない」これ「性」に溺れてはならないも入ります」

「「嘘をついてはいけない」「酒を飲んではいけない」・・・と、具体的に言うと、こうなりますね」

と、レイカが言葉にしてくれる。

「つまり、坂口安吾は、無頼派と言われた作家でもありますけど、上の5つのうち、特に「性」「酒」に溺れ、まあ、「薬」にも溺れたね。作家だから「嘘」もついた」

と、タケルは言葉にする。

「つまり、人間とは、そういう弱い生き物なんだという、いわゆる、日本国民全員への「許し」を実行した「知恵者」ということになるね」

と、タケルは言葉にする。

「まあ、「殺す」「窃盗」は刑事事件になるけどね。安吾はそれすら許したのかもしれない。安吾が最も活躍した昭和21年4月に「堕落論」6月「白痴」の時代」

「日本は敗戦後すぐの状況で、人々は敗戦のショックで落ち込み・・・最大の「癒やし」が必要だったんだ。そこで、「生きよ、堕ちよ」と言われて」

「人々は最大級の「癒やし」を受け、生き返ったのだろうね」

と、タケルは言葉にする。

「それって、戦前、戦中の価値観との比較の面ではどうですか?」

と、レイカが質問する。

「「欲しがりません勝つまでは」の時代だろ。「非国民」と言われることが最大の侮辱だった時代だから、人々は道徳的に生きていたと考えるべきだろうね」

と、タケルは言葉にする。

「つまり、人に後ろ指さされないような生き方を各個人が指向していたわけだから、当時「よろめき婦人」なんて言葉もあったよね」

と、タケルは言葉にする。

「つまり、浮気なんて今以上にご法度だったんだよ。厳格に道徳の守られていた時代と見ていいだろうね」

と、タケルは言葉にする。

「そんな時代に「性に溺れろ」なんて言われたら・・・もうとんでもない思想と言われても仕方ない話になるんだよね」

と、タケル。

「だから、無頼派・・・性に溺れ、酒に溺れ、薬に溺れ・・・でも、それはすべて人間の弱さから来ている・・・そういうことでしょ?」

と、タケル。

「人間的に強ければ、女性にモテるし、酒だって適度に節制出来るし、薬なんてやらないし・・・まあ、そういうことですね」

と、レイカ。

「結局、坂口安吾って作家は元々弱かったから、仏教に傾倒したり、無頼派を気取ってみたり・・・でも、結局、弱いひとだったんですね。その正体は」

と、レイカ。

「人間最初は誰でも弱いよ。でも、それが原因で大きなネガティブに陥るんだけど、そこから帰ってくるから、強くなれるんだよ」

「この帰ってくるかこないかが人生の大きなターニングポイントになるんだ」

と、タケルは言葉にする。

「僕も「鬱病」にかかったけど、その大きなネガティブを克服し、ポジティブに変えることが出来た。それで人間性はデカくなり、強くなれた」

と、タケルは言葉にする。

「そこから、その経験を元に「知恵」を毎秒作れる存在になり・・・ドンドン「知恵」を作り、しあわせな人生を歩むことにつながっている」

と、タケルは言葉にする。

「結局、大きなネガティブを体験し、それを克服する経験こそが、人間を強くする・・・それの有りなしが人生に大きく影響するんだね」

と、タケルは言葉にする。

「普通のサラリーマンの人間はまず、そういう経験をしない・・・日々流されながら生き、大きなネガティブに陥らないように生きていくのが常だ」

と、タケルは言葉にする。

「だから、人間強くもなれないし、人間性も小さいまんま・・・結果自分に自信が無く、異性から愛されず、人生埋もれていく・・・そういう結果になるんだね」

と、タケルは言葉にする。

「結局、その人の生き方に依存するんだよ。しあわせを獲得出来るかどうかは・・・」

「まあ、だから、そういう中途半端な生き方をしていると、人間自体つまらなくなるから、誰にも相手にされないしね」

と、タケルは言葉にする。

「怖いですね。それ・・・だって、子供の頃言われませんでした?「いい学校、いい大学、いい会社に入って真面目にやってれば、きっとしあわせになれる」って」

と、レイカが言葉にする。

「それは間違いってことだね。そういう生き方は単なる中途半端にしかしあわせになれない「サラリーマン脳」を作るだけだもの・・・」

と、タケルは言葉にする。

「「学級委員脳」は「俺偉い病」になるし、「サラリーマン脳」も「逃げ込み者」になるだけだから、両方共、「クソガキ類」で、ふしあわせスパイラル一直線だからね」

と、タケルは言葉にする。

「唯一、「独立者脳」だけが「真の大人類」になれて、価値を輝かせる、しあわせスパイラル一直線になれるんだ」

と、タケルは言葉にする。

「ま、だから、安吾は、そういうふしあせな「クソガキ類」に癒やしを与えたんだよ。やっぱり、ね」

と、タケルは言葉にする。

「まあ、でも、僕の「しあわせ思想」は、ほぼその反対だからね。しあわせになるとは、周囲の大人の男女、子供の男女を自然に笑顔にすることで」

「自分も笑顔になれる・・・という方法論を具体的に確立しているわけだから、あとはそれに従ってしあわせになればいいだけだから」

「ほぼ真逆の思想ということになるね・・・」

と、タケルは言葉にする。

「なるほど・・・安吾は戦後の落ち込んだ人々に「癒やし」を与えた人物・・・「生きよ、堕ちよ」とは敗戦にショックを受けた戦後の日本人を癒やす言葉だったんですね」

と、レイカはまとめる。

「ま、そういうこと・・・日本のしあわせ理論も発達してきたってことさ」

と、タケルは言葉にして、話は終わりました。


(おしまい)


坂口安吾の作品って・・・やっぱり、癒やしなんですよね。

「堕ちていい」

と言われると、やっぱり、なんだか、気分が楽になるというか・・・そういう作家が求められたあの時代・・・とも言えるんでしょうね。


そんなことを坂口安吾を考えながら、思いましたね。


あの時代に比べれば、今の時代は、随分と自由に出来てかなりいいんじゃないかな・・・とも思いました。

それが僕にとっては、しあわせですね。


ではでは。

「朝ドラ記事」今週、お休みします。申し訳ありません。

2014年01月27日 | 投稿について
今週の朝ドラ記事についてですが、お休みしたいと思います。

注力すべき別の仕事が出来たからで、物理的に朝ドラを見ている時間が取れないということも理由になります。


まあ、楽しみにしてくれた方々には、申し訳ないのですが、

とりあえず、今週はお休みとしたいと思います。


状況によっては再開も出来ると思いますし、まず、今週様子を見てから、結論については、考えたいと思います。

なので、今週は「夜の日本学」を前倒しで午後5時アップとして、提供していきたいと思います。