「ゆるちょ・インサウスティ!」の「海の上の入道雲」

楽しいおしゃべりと、真実の追求をテーマに、楽しく歩いていきます。

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本当のオトコの価値と、それを逃しちゃう女の理由! RNTT(8)

2014年10月02日 | 23時の「リアル・ニュータイプ理論」入門


午後11時です。お疲れ様です。

いつものように「夜11時の「リアル・ニュータイプ理論」入門」として、ちょびっとずつ書いて行きましょう。


まずは平易にやさしくをモットーにしていきたいと思いますね。

さて、今日も早速、始めて行きますか!


・・・と、言うわけで、昨日から、少し酒に酔った池澤くん(24)と早稲田大学出身の薄木カナコ(24)ちゃんが参加してくれています。


「で、裏の方法ってのは、お酒を一緒に飲みながら、女性と楽しくおしゃべりしちゃうって方法。これは僕が19歳くらいからやり始めた方法だね」

「ま、当時は大学に入学すれば、まあ、お酒飲んでもいいみたいな風潮だったからね。今は今の風潮に合わせた運用が必要だと思うけよ」

と、僕。

「でも、昨日もいいましたけど、僕もこれまで女性とお酒を飲む機会くらいはありましたけど、女性は恋に落ちてくれませんでしたよ」「わたしも」

と、池澤くんとカナコちゃん。

「そこなんだよ。そこに女性と落とすアイテムがあるわけだ・・・」

と、僕はマンハッタンを飲んでいる。

「もちろん、当時は、それが何かなんて、てんでわからなかった。だって、19歳とか20歳の頃だろ?気がついたら、美しい、自分に自信のある女性が恋に落ちていて」

「熱い目をして、僕を見つめていた・・・ま、結果オーライで恋を楽しんでいた、ある意味、しあわせな時期だったんだね・・・」

と、僕。

「で・・・それ何故なんですか?その恋のアイテムって何なんですか?」

と、池澤くん。

「答えは簡単・・・僕は当時から酔うと人間性がたちまちどデカくなり・・・「なんでー、俺にまかせな」ってなアニキ分的な人間になっちまうと言うわけさ」

「僕の母側の祖母が江戸っ子だった事もあって、多少の江戸弁も入る「なーに心配してんでー。そんな小せーこといちいち気にせず、ガスっとやっちまえばいいのよ」

「「いいかい、オトコってな、そういうもんよ。美人で偉く頭の回転の速いオンナには、やっぱ、頭の回転の速い、そして、アニキ分的なこの俺に全部まかしちまえば」」

「「この世のオンナはぜってー、しあわせになれるってな、寸法よ。だから、俺にまかせなって。いいだろ、お前も、よ」なーんて事を女の子に言ってたのよ」

と、僕。

「おめー、19、20くらいの今までチヤホヤされるだけだった、廻りから「姫」なんて言われてたオンナにすりゃあ、そんな風に扱われた事は一度もねえ」

「に決まってるだろ。しかも、思い切りの上から目線だけど、やけに自信があって、やけに気がデカイ、人間性の超デカイオトコだもん」

「そりゃー、オンナにすりゃー、「わたしが探していたオトコは、このオトコに違いないわ!」ってなもんよ・・・そいで、次々に女性を落としてた・・・わけさ」

と、僕。

「当人は完全に酔ってて、落としている意識はなかったけどね」

と、僕。


「ここで肝心なのは、そのオンナが今まで結婚相手を探す気で本気でオトコを見てきた、自分に自信のある本当に美しい女性であることだ」

「そういう女は、真面目にシビアな目で男性を見てきた自負があるからこそ、そういう事の言えるオトコの価値をわかっている」

「そういう男性がこの世になかなかいないことも知ってるってわけよ。だからこそ、そういう女は、恋に落ちるんだ」

と、僕。

「例えば、カナコちゃん、お酒を一緒に飲んで、突然、こんな事言われたらどう思う?」

と、僕。

「え?わたしは、「何この人偉そうに、上から目線で・・・わたし、こういうガサツなオトコ嫌い」って思います」

と、カナコちゃん。

「な?そういう女性って人間性が小さいから、自分の保身の方が大事になって、本当のオトコの価値がわからないもんなんだよ・・・」

と、僕。

「だから、美しい女ってのは、オトコマエな女性ばかりだから、保身に走らず、男性の本当の価値がわかるから・・・恋に落ちる結果を招いたと言うわけ」

「池澤くん、理解出来る?」

と、僕。

「保身に走る人間性の小さい女は、オトコの本当の価値がわからず、そういう本当のいいオトコを逃がしちゃうけど」

「自分に自信のあるオトコマエの女性は男性の価値がわかるから・・・それって女性をリード出来る人間性のデカイ男性にこそ、価値があるって事ですよね?」

と、池澤くん。

「そういうこと・・・とりあえず、今日はここまでにしとくか」

と、僕はマンハッタンを飲みながら、笑顔で言うのでした。


(つづく)


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天下人の人間性は皆同じだった!(それ出来なくちゃダメじゃん、ねー!)

2014年10月02日 | 夜の日本学


一人の髪の毛の長い背の高い細身の女性が机に座り、ノートパソコンを叩いています。

彼女の名はレイカ(31)・・・とある雑誌の取材記者です。

「えー、それでは、タケルさん、夜の日本学「戦国武将考察編」・・・お願いします。今日は誰について語ってくれるんですか?」

と、レイカはノートパソコンを叩きながら、赤縁のメガネを手で直し、こちらを見つめます。

「うん。そうだな・・・3英傑のひとりにして「平和の完成者」「徳川家康さん」を見ていこうよ」

と、タケルは話し始めます・・・。


さて、今日の「夜の日本学」はじまり、はじまりー・・・・。


「僕は子供の頃から他家へ出された人質として過ごしていた家康にとって、その人質生活から、開放してくれた織田信長と言うアニキは」

「家康にとっては神様とも慕いたい人物だと思っていたと考えているのね」

と、タケルは言葉にする。

「なるほど・・・まだまだ、母親の傍で甘えたい盛りの小さな頃から他家へ人質に出され忍従の生活をしていた松平元康にしてみれば」

「17歳の梅雨の時期に起こった「桶狭間の戦い」程、彼の境遇を一変させたイベントはそれまでなかったわけですからね・・・」

と、レイカも言葉にする。

「彼はそれを契機に帰りたくても帰れなかった岡崎城に入城し、今川義元に対する偏諱を捨て「元康」から「家康」に即刻名前を変えている」

「このあたりにも、家康の人質生活への苦い思いが透けて見えるね」

と、タケル。

「国主でありながら、自分が若年なのをいいことに、今川義元は、人質として扱い、三河衆は常に先陣で、要は戦での使い捨て要員・・・」

「そのあたりの理不尽さを受け入れさせられていた事は後年の「律儀」と言われた家康の性格形成に多大な影響をもたらしたと言えるんだろうね」

と、タケル。

「もっとも、桶狭間の戦いでも、17歳の元康が先陣だった事が逆に功を奏したカタチになりましたけどね」

と、レイカ。

「ああ・・・そのあたりも、家康は信長を頼れるアニキと見た、要因になったかもしれないね」

と、タケル。

「僕は「絶対の知恵者」であり、「純思考者」であった信長だから、対今川義元戦略は早くから練っていたと考えているんだよね」

「今川家と織田家は、父の代からの敵対関係にあったわけだから、「純思考者」信長は、物心つく頃から、対今川戦略は考えに考え抜いているはずだからね」

と、タケル。

「そんな頃に隣国三河の次期国主の子供が織田家に人質としてやってきた。しかも今川家の人質となるはずだった子・・・もちろん、後の家康ですが」

「そういう人物が傍にいたら、好奇心旺盛大魔王の信長だったら、絶対に遭いにいったでしょうね」

と、レイカ。

「ああ・・・絶対に遊んでやったと思うね。「おぬしは覚えておらんかもしれぬが・・・わしはそなたと遊んでやったこともあるのだぞ」くらいの事は」

「家康に言っていたような気がするね。織田信長の事だ、それくらいは言っているさ」

と、タケル。

「その時の印象が家康の深層心理に残り・・・織田徳川同盟は長きに渡り続いたのかもしれませんね」

と、レイカ。


「先日、「夜の日本学」で見た通り、室町幕府第八代将軍、足利義政が将軍として相応しくない優柔不断でモノ事を決められない、仕事の出来ない中途半端人間として」

「育てられてしまったから、守護大名達にそっぽを向かれ、将軍として機能しなくなった。結果、守護大名達は勝手に徒党を組みだし、勝手に戦をし始めてしまった」

「この事実から見ても、日本を平和たらしめているのは、トップに君臨する人間のチカラ・・・いや、強い人間性で、本能的に相手を脅しながらも理性的に上手く調整出来る」

「ムードメーカーな人間こそがトップに君臨出来たのがこの日本だったんだよ・・・」

と、タケル。

「君臨と言うと、ちょっと意味が違いますよね?将軍直轄の兵団を持ち、軍事力も誇示しながら、将軍本人の人間力」

「・・・強い人間性が本能的に相手を説得し、守護大名達からその果断で正しい判定を出すチカラを愛され」

「物事の本質を見抜くチカラを持ち、それでいて、楽しく雑談出来、相手を本能から笑顔にすることが出来る」

「・・・そういうムードメーカーな調整力があるからこそ、守護大名達は、その人間性を愛し「この男の為ならば」と一肌も二肌も脱ぐ決意をする」

「・・・要はそういう愛された上に判断の正しさに守護大名達が舌を巻くから、守護大名たちに担がれ君臨出来る」

「・・・それが日本の将軍の必須な資質であったのに・・・そのお約束を忘れた日野家の馬鹿女達が義政をただのぼんくらに育ててしまったんですね・・・」

と、レイカ。

「ただ将軍家に生まれれば・・・血筋さえ確かなら、将軍職が務まると思った、馬鹿女達が日本を戦乱の世に貶めたのさ」

「もっとも、足利家日野家システムの限界が来ていたとも見れるけどね」

と、タケル。

「だから、ぼんくらな夫を作った日野家の責任として、その妻、日野富子があれだけの政治力を発揮した・・・そうとも言えますね」

と、レイカ。

「ああ・・・そこで、日本の・・・将軍家を頂点にし、室町幕府が農民までを保護するはずだった当時の日本の秩序は崩壊した」

「それは義政が将軍家になった瞬間、始まったんだ・・・もちろん、応仁の乱は、その序章に過ぎず・・・結局、誰もこの日本をまとめる事が出来なくなっちゃったんだよ」

「守護大名達は将軍家にそのチカラが無いと判断したし、そんな将軍家の為に働く気はさらさらなかったんだ・・・」

と、タケル。

「タケルさんが、過去、現代の政治批判の文脈で、当時の馬鹿首相、かんなおと氏が首相になった事で東日本大震災が起こり」

「「あの馬鹿が首相だから誰も働く気が起きないんだ。あいつだけは辞めさせろ」と主張していましたが、最近になって彼自身が「東電撤退」の捏造情報を作りだし」

「現場で喚き散らしたと言う首相として絶対にしてはならない失態を犯した事が明らかになりましたね」

「あの瞬間、皆、首相の事を嫌って、東電の吉田所長も「あの馬鹿、どうにかしろ」的な発言をしたとか・・・」

「「応仁の乱」は将軍が、かんなおと、守護大名の気分を吉田所長のセリフを当てはめると・・・その気分がわかりますね・・・」

と、レイカ。

「当時、かんなおとの命令なんて誰も聞かなかった、あいつが単なる馬鹿だって皆見抜いたから、口では調子よく合わせて、皆勝手に自分の信じる事をしていたんだ」

「「応仁の乱」の原因が、如実にわかるだろ・・・その例で・・・」

と、タケル。

「日本の秩序の崩壊はそのようにして始まるんですね・・・だから、馬鹿が首相になると日本の秩序の崩壊につながるんですね。もう、金輪際そういうカタチは」

「とらないようにしたいものですよね・・・現代の日本の為にも・・・わたし達の為にも」

と、レイカ。

「なにしろ、日本においては、イデオロギーで政治集団が出来ているわけじゃないからね。仕事の出来る人間は自民党に入る事が出来」

「仕事も出来ず、時代も見据える事の出来ないダメダメくんが野党に入ると言う構図だからね・・・民主党なんか、反自民と言うそれだけが旗印の」

「アンチ党に過ぎないから、いつまで経ってもまとまれないし、政治と言うのは日本文化への挑戦でもあるから、アンチ自民党と言うだけで」

「日本文化を否定している集団だから・・・誰も相手にしないのは目に見えているんだよ・・・ま、日本の政治の説明はこれくらいにしよう」

と、タケル。

「さて・・・そこで日本の秩序を崩壊させ、守護大名達も勝手に動き出し・・・その瞬間、室町幕府は単なるお飾りの組織と化した」

「・・・よく日本の政治・・・特に首相の機能として「求心力」と言う言葉が出てくるけど、要はその人物に対する絶対の信頼やら、期待などがあるんだけど」

「それを裏打ちするのが、その人物のデカイ人間性やムードメーカー的コミュニケーション能力なんだよね・・・」

と、タケル。

「室町幕府で言えば、足利義教までは、それがあった・・・と言う事ですね。そして、足利義政がその人間力の低さから「求心力」が皆無だったからこそ」

「守護大名達が勝手に動き出して、結果「応仁の乱」を招き、時代は戦国時代へ突入した」

と、レイカ。

「「応仁の乱」で一旦、日本の秩序は崩壊するし、以後の室町幕府も、将軍家も何の意味もない、ただのお飾りになる・・・」

「そこで、それを収集し、「和を以て貴しとなす」を実現出来る、統一国家として復活させようとしたのがこれまた、人間性のデカくて強い」

「オトコマエ3要素「好奇心旺盛」「チャレンジングスピリッツ旺盛」「サービス精神旺盛」なアニキ、織田信長さんだったんだ」

と、タケル。

「そうか・・・よく、足利義教と織田信長が似てると言う事が指摘されますが、それは当たり前だったんですね」

「つまり、この日本でトップに君臨出来る性格や人間性は決まっているんだから・・・そういう人間性を持った人間しか、日本のトップは取れないと」

「言う事ですから、似てて当然。いや、似るのが必須なんですね?」

と、レイカ。

「そういう事になる・・・となれば、その後、日本のトップを取った徳川家康も同じ性格をしていた事になり・・・なぜ、家康が信長をアニキ視していたかも」

「当然わかるよね?」

と、タケル。

「信長アニキの中に、自分の中にあるのと同じ人間性・・・大きな人間性と強い人間性・・・そしてオトコマエ3要素があるのを見て」

「若い徳川家康は、さらに信長アニキを好きになった・・・そういう事ですか!」

と、レイカ。

「そういう事・・・であれば、秀吉と家康が肝胆相照らしあった理由もわかるよね?」

と、タケル。

「秀吉の中にも、大きな人間性、強い人間性とオトコマエ3要素があったから・・・ですか!」

と、レイカ。

「そ。ここまで見てきてわかるように、日本のトップに求められて登れる人間の人間性は、決まっているのさ」

「人間性が果てしなくデカく、そして、強い事。そして、オトコマエ3要素エンジン「好奇心旺盛」「チャレンジングスピリッツ旺盛」「サービス精神旺盛」の」

「このエンジンを備えて、日々を生きてきたオトコとオンナこそ・・・皆に求められて、この日本の要になれる人間の人間性なのさ・・・」

と、タケル。

「・・・と言う事はこの日本においては、その人間性がトップだから、オトコもオンナもその人間性の実現目指して生きていく事が肝要で」

「その人間性がどこまで自分の人間性において実現出来ているかを評価すれば・・・自分の評価が出来てしまうって事ですね?」

「人間性がまだまだ小さいから、30点とか、「チャレンジングスピリッツ」皆無だから、0点とか・・・」

と、レイカ。

「そうだね。皆に嫌われるのが、人間性が小さくて、要は「ケツの穴の小さい男女」。こういう人間は何かと言うとプリプリ怒ってるから誰からも相手にされないね」

「さらには人間性が弱ければ、誰も相手にしないよ。話す理由が無いからね。それにオトコマエ・エンジンがその人間の中になければ」

「将来的に成長が約束されないから、これも相手にする理由が無い事になるね」

と、タケル。

「つまり、タケルさんの言っている事をまとめると・・・人間は最初こそ、人間性も小さいし、人間性も弱く生まれる」

「だけどオトコマエ・エンジン「好奇心旺盛」「チャレンジングスピリッツ旺盛」「サービス精神旺盛」があれば、それが様々な経験を増やしてくれて」

「やがて、人間性のデカイ、人間性の強い、オトコマエで、なにより、場の空気を楽しく支配する事が出来るムードメーカーになれて」

「・・・これがすべからく日本人が目指すべき人間像・・・「将軍家の性格ポテンシャル」に行きつけると・・・そういう事ですね」

と、レイカ。

「そ。そこに、どれだけたどり着けるかで、この日本でのしあわせの成り方が違ってくるだろうね。「将軍家の性格ポテンシャル」まで行き着ければ」

「結果として、多くの男女が慕ってくれるし、多くの男女に愛されるからね」

「ま、外見的には、「美人の外見ポテンシャル」・・・オトコなら体脂肪率7%以下、オンナなら、体脂肪率10%以下と言うのが具体的数値になるよ・・・」

と、タケル。

「将軍家の性格ポテンシャル」と「美人の外見ポテンシャル」を持つ事がこの日本においては、しあわせになれる条件及びトップになれる条件と成りますか?」

と、レイカ。

「いや、「将軍家の判断力ポテンシャル」が抜けてた。いくらムードメーカーでも、判断力が無ければダメだ」

「むしろ、こっちの方が大事だから、「将軍家の判断力ポテンシャル」の方が「将軍家の性格ポテンシャル」より上位の概念になるけどね」

と、タケル。

「端的に言うと「将軍家の判断力ポテンシャル」は、どういうことになるでしょう?」

と、レイカ。

「まず、何かの事件が起こったとしよう。その時の「周囲の人間のすべての性格は掴んで置くこと」だね」

「それから、「自分が何かの判断を下した場合に周囲の人間が自分に付いてくると確信出来る事」」

「そしてもちろん、その事件の裏側に誰の意思が働き、誰が関わっているかを見抜き、「和を以て貴しとなす」が出来るような裁定を下し」

「果断に決断し、周囲の人間を率いて、皆がしあわせになるように事を納める方向で、果敢に攻める事が肝要・・・」

と、タケル。

「それは、巨大な武力を背景に、有力守護大名をたくみに挑発し、戦をしかけさせ、それを絶対的に鎮圧し、守護大名の弱体化を図り成功した」

「足利将軍の中でも傑出した権勢を誇った、足利義満を念頭に置いていますね?」

と、レイカ。

「もちろん・・・そして、織田信長さんは、足利義満のやり方も、足利義教のやり方も、平清盛のやり方も参考にしていたと考えられるからね・・・」

と、タケル。

「確かに、その4人は、「将軍家の判断力ポテンシャル」を持っている人物達ですね・・・」

と、レイカ。

「そして、もちろん・・・少々、「石橋を叩いて渡る」的慎重な性格でもありますけど・・・徳川家康も、その仲間に列しますね・・・」

と、レイカ。

「そういうことになる。天下人、将軍の資質はそういうものなのさ・・・皆、共通しているんだよ・・・でなければ、この「和を以て貴しとなす」が絶対正義の」

「日本には君臨出来ないのさ・・・」

と、タケルは結論を言い抜いた。


「わかりました。タケルさん・・・その続きは、お酒を飲みながらにしませんか?」

と、レイカは赤縁のメガネを外し、髪を解いた。

「レイカちゃん、本気だね。じゃ、気合いれて飲もうか!」

と、笑顔のタケルは机を片付けだすのでした。


(おしまい)


将軍になる為のパスポートとは何か?という事を念頭に今日の記事を書きました。

これって、日本人の100点満点の人間性、外見、判断力と言う事も出来ますね。

なかなか、面白い記事になったような気がします。


さ、仕事も終わったし、楽しく飲みに行きましょう。


ではでは。

10月2日 少女の輝きは永遠なのかしら?(3)(頑な心!)

2014年10月02日 | 毎日のしあわせの為の知恵


おはようございます。

いやあ、どうも最近、NHKの大阪局の作る朝ドラは僕の嗜好や実生活にリンクしてくるんですよね。

日本で初めてウィスキーを作った男性の話ってだけでも、面白いのに、これがまた、かみさんが金髪の外国人と言う事で、

かなーり、興味を惹かれて、初回から見てますねー。楽しんでますねー。


ま、泉ピン子さんの存在感がやっぱり素晴らしいです。こういう役は今、日本で一番上手いんじゃないですかねー。


ま、朝から楽しんでます。まあ、朝ドラは6日間で「雨降って地固まる」ストーリーを楽しむエンターテイメントですからね。

ですから、水曜日か木曜日に、「感情大爆発の日」が来るので、当然、今日の法事は、ヤバい事になりそうで・・・。


こういうネタ、毎朝、書いていく?それもまた、楽しいです。


エアロバイク・トレーニングは、毎日粛々とやっているので、その言及は、なにか、まずい事があった時のみにしますか、今後は。


ま、着々とビジュアル面の施策は進んでいる・・・そういうことですし、体力増強も進んでいますねー。


ま、人生盛り上げていきましょう!


さて、昨日までの話の続き、始めていきますか。


マイ(24)の傍らに立ったのは、僕とイケメン貴島くん(31)と辛辣姫ユキちゃん(28)だった。

「わたしが呼んだの。この3人だったら、マイの手助けが出来るんじゃないかと思ったから・・・」

と、ミユウちゃんが言葉にする。

「そうだったんだ・・・貴島さんとユキさんは元同じ会社だし、一緒に仕事もしてたから、よーく知ってるけど・・・こちらの男性は・・・確か、ゆるちょさん?」

と、マイちゃん。

「へー、僕の名前知ってるんだ?」

と、僕。

「ゆるちょさん、よくフロアに来て、いろいろな方とほっこりした笑顔でお仕事のお話、されてるじゃないですか・・・」

「それで気になって、知り合いの女性にお名前を伺って「あれがゆるちょさん・・・このフロアじゃあ、随分な有名人、特に女性の間では、ね・・・」って言われて」

「それで覚えていたんですよ」

と、マイちゃん。

「ま、それなら、話は速いけどね・・・ま、座りましょう、ゆるちょさん。ここの魚介の盛り合わせはなかなか美味しいんですよ」

と、貴島くんが早速自分達用の料理を頼んでいる。

「あ、それじゃ、俺、マンハッタン、よろしく」

と、僕も貴島くんに頼んでいる。

「ねえ、ミユウ・・・この間、話してたいいオトコって、ゆるちょさんの事でしょ?」

と、マイはミユウだけに聞こえる声でミユウに聞いている。


ミユウはニコリと笑顔になるとコクリと頷いた。


その反応に満足したマイは、細かい事情を話すべく、僕らの方に向き直った。


「・・・と言うわけでさ、御島さんには悪いんだけど、この情報を持って、御大のところへ行って欲しいんだ」

「メールその他で情報を流すと痕跡が残るからね。直接会って、直接、情報を渡してくれ」

「御大の「つて」で探ってもらおう。ま、奥の手と言ってもいいけど、御大にかかれば見つけられない人間はいないはずだ」

と、僕はその数時間後、いつものバーで御島さんとユキちゃんと飲んでいた。

「御大って人、余程、すごい人なんですね・・・ゆるちょさんがそこまで言うんだから・・・」

と、ユキちゃん。

「ああ、御大はこの日本を裏で動かしている、すっげー人さ。彼を怒らしたら、この日本では生きていけないよ」

と、僕。

「ゆるちょさんは、その御大の一番のお気に入り・・・日本ではどこまでも後見人が大事なんですね・・・」

と、御島さんは笑顔で言う。

「「源氏物語」で光源氏が臣籍降下されたのも、後見人がいなかったせいだからね・・・そういう意味で言えば、この日本社会は平安時代と何も変わっちゃいない」

「実力のある大人に自分の実力を認められる事がこの日本社会での出世を意味するからね・・・それが出来なきゃダメさ、大人としては、ね・・・」

と、僕。

「ま、御大にはいろいろお世話にもなってるけど・・・僕もいろいろ仕事させられているからね。ま、お互い利用しあって、ステージの階段をひとつひとつ」

「登らせて貰っている・・・すべて御大のはからいだよ・・・僕からすれば、ね・・・ありがたいことさ」

と、僕。

「なるほど・・・日本社会ってそういうもんなんですね」

「・・・サラリーマンばかりやっていたら、そういう日本の裏の事情がわからないままで終わっていたかもしれない・・・」

と、ユキちゃん。

「わたしも脱サラしてみて、初めてゆるちょさんの住んでる、食うか食われるかの世界を体験したようなものだから・・・」

「ゆるちょさんは、すごいところで生きているからこそ、わたし達の前ではゆるやかな笑顔になれる・・・その理由を知ったわ」

「ね、ゆるちょさん」

と、御島さんは笑顔。

「ああ・・・男は外に出ると7人の敵がいる・・・と言うのは、本当の事・・・という当然の事実だよ、それは」

「サラリーマンは、会社に守られているから、そんな当然な事にも気づけないけどね・・・」

と、僕。

「ま、それはいいとして・・・御大の事、よろしく頼むよ、御島さん」

と、僕。

「わかったわ。明日のアポイントメントは、もう取っておいたから・・・お茶飲み友達的に御大に会ってくるわ」

「・・・で、どういう子なの、その永遠の輝きを持つ少女は」

と、御島さん。

「少女ゆえに頑なに自分が大事にするモノを必死に守っている女性のようだ・・・マイちゃんはわざとガサツに振舞っているようなところがあるけど」

「精神的には結構繊細で、一種の霊感が強いんだよ。だから、誰かと感応するとそれが夢に出たり、意識の上に登ってきたりするんだ」

「僕は実際、そういう人間を見てきている。そういう人間を研究する為の政府の研究所があるんだ。ま、表向きは民間の研究所だけどね・・・」

と、僕。

「感応って一種のテレパシーみたいなモノ?」

と、御島さん。

「うん、ま、大雑把に言うと一種のテレパシーだろうね。人間の進化の一形態とも言える。学者共はそう言ってる」

「誰とでもつながれるわけじゃなくて・・・テレビの電波はアンテナが無ければ拾えないだろう?ああいうイメージだよ」

「情報を発信する側と情報を受信する側が進化していなければ、成り立たない通信の一種とでも、考えればいいんだ」

と、僕。

「ふうん・・・じゃあ、その少女は人類の進化の一形態って事?ゆるちょさんの提唱する「リアル・ニュータイプ」そのもの?」

と、御島さん。

「いや、僕の提唱する「リアル・ニュータイプ」は今の人類の能力で十分その才能を開花出来るモノだ」

「そっちは、むしろ、機動戦士ガンダムで表現された「ニュータイプ」に近い。数だって限られているはずさ」

と、僕。

「でも、それが本当に新人類だとすれば、人類はそっちに進化するのが正しい道って事になりませんか?」

と、ユキちゃん。

「いや、僕の仮説で行くと、むしろ、それはコミュニケーション能力の退化によって・・・そういう別の手段のコミュニケーション能力を備えてしまったと」

「考えるべきだと思う。孤独が彼女を頑なにしていた事が、知らず知らず、そういう能力に逃げてしまった・・・そう見るべきなんじゃないかな」

と、僕。

「じゃあ、「逃げ込み者」だからこそ、獲得した能力と言うこと?」

と、御島さん。

「ああ・・・実際、少女の輝きってのは、皆がその女性の中身を知らない、わからないから、起こる思い込みによるモノだ」

「実際の少女の世界は小さくて狭い・・・でも、だからこそ、その少女は思い込みに浸り、そこに強い思いが生まれるから、それが自信になり、少女の輝きにつながるんだ」

と、僕。

「実際、女性達は高校生くらいから、広い世界を知り、オトコを知り、セックスを知り・・・いろいろな世界を知るから、ある意味、現実への幻滅が広がり」

「その少女の輝きが減じていくもんだろ?それが大人の女性になるって事でもあるだろ?」

と、僕。

「そうね・・・確かにそうだわ・・・現実を知らないから、少女の頃は、魔法の世界でも遊べたし、星と月の世界で遊べた」

「でも、現実の世界と向き合う時間が増えるにつれ、そういう夢の世界はいつしか消え去った・・・特に少女は夢見がちだし・・・」

と、ユキちゃん。

「大人になると言うことは、少女の輝きを失うこと・・・そういう事?ゆるちょさん」

と、御島さん。

「ん?いや、そういう単純なだけでもないんだけど・・・そのあたりは、御大の人探しが終われば、ハッキリするよ」

「その少女の輝きが永遠なのか、どうかもね・・・」

と、僕。

「じゃあ、少女の輝きを永遠に持てる女性もいるって言うこと?ゆるちょさん」

と、御島さん。

「ま、そのあたりは結果を御覧じろ、だよ」

と、僕。

「それにしても、そのサオリとか言う少女・・・どういう少女だったのかしら・・・」

と、御島さん。

「ミユウやマイによると、その少女はかなり特異な存在だったみたいですよ。抜けるような白い肌に目の光りの中にターコイズカラーまであったと言う事は」

「少女としても、随分と美しい・・・そして、その人形のような美しさを持つと同時に、雪女や般若のような激しい怒りの気持ちを心のどこかに抱えた少女でも」

「あったみたいですから・・・何かに対する強い思い入れがあった事は確かなんですよね・・・」

と、ユキちゃん。

「処女の女の子って、いずれ、自分の身を捧げる相手に出会うって言う・・・リアルライフではそういう現象に実際出会うわけじゃない?」

「そういう時の少女の気持ちって、具体的に言うと、どんな感じなのかなあ?」

と、僕。

「そうですね・・・潔癖症って言うんじゃないけど、潔癖な心になる事は確かですよ・・・大人の汚さ、大人の女の汚さをまず、一番嫌うかな」

「男性を取ったり、汚い方法で取り合ったりする女性を軽蔑し、嫌う・・・すごい潔癖なこころを持つかな・・・その時代の少女は・・・」

と、辛辣姫。

「すごく硬直した気持ちを持っているんです。今日これ出来なくちゃダメ。ダメだったら、自殺も辞さないみたいな、すごく頑なな心」

「自分でドンドン追い込んでいくの・・・周囲はまったく目に入らなくなって、自分のこころのうちにドンドン入り込んでいって」

「何もかもが許せなくなって・・・常に心に怒りが燃え上がっている時代・・・」

と、ユキちゃん。

「そうか・・・その怒りの気持ちが般若や、雪女の表情として、出たのかな・・・その下井戸サオリちゃんの表情・・・」

と、僕。

「・・・ん?ってことはその怒りはマイちゃんに向けられたモノではないと言うこと?いや、雪女の時はマイちゃんに向けられていたはずだよな」

「そのイメージが思い出されて、マイちゃんに悪い夢を見せているのならマイちゃんの深層心理って事になるから、いずれ消えていくし、問題は無いんだけど」

「・・・そのサオリちゃんが今現在虐げられて、マイちゃんに般若のイメージを送っている、ニュータイプと化しているのなら、話は別だ」

と、僕。

「それって・・・そのサオリって子がSOSをマイちゃんに出しているって事?」

と、御島さん。

「それって最悪、その子が自殺して亡くなったから、マイに思い出して欲しくて、本物の幽霊と化しているって事も考えられませんか?」

「わたしはそう考える方が自然だと思うな・・・」

と、ユキちゃん。

「すべてのパターンが考えられるよ・・・最悪のパターンも含めてね・・・いずれにしても、事実を正確に知る必要があるな・・・」

と、僕。

「わかったわ、とにかく、わたしがが御大に会ってくる。すべてはそれからね?」

と、御島さん。

「ああ。すべてはそれからだ・・・僕は僕の方でしておくこともあるから・・・」

と、僕は言うと、マンハッタンを飲み干し、立ち上がった。

「じゃ、さっき約束した日に、さっき言った時間、さっき言った場所で」

と、僕が言うと、真面目な表情の御島さんは、ソルティ・ドッグのグラスを少しだけ、掲げた。


(おしまい)


さて、僕にしては、珍しい雰囲気の話になっていますが、

ま、どうなることやら・・・明日で決着です。

そのあたりも楽しんで貰えると幸いです。


さ、明日は金曜日・・・今日は仕事超充実化させちゃいましょう。


楽しい週末を迎える為に。


ではでは。