風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

北八ヶ岳2連発

2016-09-19 | 徒歩の旅

7/23 - 7/24 晴れ

今回の山行は北横岳を経て双子池の山小屋で1泊、次の日は縞枯山を周る。

スーパーあずさで新宿から茅野までは2時間ちょっとだ。

茅野から北八ヶ岳のロープウェイ駅まではバスで1時間ほどだ。ロープウェイに乗って山頂駅に着くと霧が出て空気がひんやりとしていた。

山頂駅でカレーを食べた。食事らしいものはカレーぐらいなので下の駅で食事は済ませた方がいいだろう。

霧が晴れるとすぐに暖かくなった。山頂駅付近は観光客で賑わっていたが、登山道に入ると一気に人の数が減った。

可愛い顔をした北横岳ヒュッテで一休みした。ヒュッテ近くの七つ池を見た後、トイレを済ませて北横岳に向かった。

北横岳山頂はガスが出ていて見通しが悪かった。山頂から亀甲池までは大きな岩と木が入り混じる北八ヶ岳らしい道が続く。

亀甲池は亀甲模様が水底に広がることからその名がついたそうだ。亀甲池から少し行くと神秘的な池が現れた。

双子池の雌池だ。池のほとりには色とりどりのテントが張られていた。ジェイソンが出てきそうな雰囲気の水辺のテント泊は理想的だ。

 

双子池の雄池の上に建つ今日の宿、双子池ヒュッテだ。

双子池は湧水でできた池でヒュッテの飲料水としても使われている。

雄池を眺めながらビールを2本空けた。至福の時間だ。

日が沈んで月が出る頃夕飯になった。気温が徐々に下がっていく。

夕食のメニューは野菜の天ぷらと豚汁だ。若い人にはボリューム不足かもしないが、ご飯と豚汁は食べ放題だ。

次の日も良い天気であった。雨池を経由してロープウェイ駅方面に向かった。

雨池の水は半分ほどになっていた。

分岐点から縞枯山に向かう。ここから頂上までは40分の急登だ。滑りやすいので注意して登る。

縞枯れとはこのような景色のことだ。静かな山頂であった。

五辻を経てロープウェイの駅に戻った。駅に向かう道は木道が整備されていた。

ロープウェイの駅の周りは多くの家族連れで賑わっていた。

 

8/6 晴れ

今日目指さすのは天狗岳だ。天狗岳は昨年登っていい山だなと思った。苔むした樹林帯と、ちょっとした岩場を楽しめる。

昨年登った時の様子はこちらの日記をどうぞ。

日の出とともに、前日宿泊した渋御殿湯を出発する。

ここから一旦唐沢鉱泉に向かった。前回パスした西天狗から周ろうと思ったからだ。

鬱蒼とした森の中を行く。妖精が現れるんじゃないかと思わせる森だ。

唐沢鉱泉の裏にヒカリゴケがあると言うので、見に行ったが見つけられなかった。

ヒカリゴケは暗いところで光を反射して光る苔だ。北海道の洞窟で何度か見たことがある。

唐沢鉱泉から天狗岳を目指し、尾根道を少しくと視界が開けて目の前に南アルプスの山々が見えた。

もう花は終わりかと思っていたが、まだ咲いていた花もあった。

西天狗岳から南に見える山々、爆裂火口のある硫黄岳、赤岳、阿弥陀岳が見える。

西天狗から見た東天狗、いい感じだ。

西天狗で少し休んで、東天狗に向かった。空気が少し薄い。標高2600mぐらいだからだ。

東天狗から見た西天狗、西天狗の方が東天狗より6m標高が高い。

 東天狗から黒百合平方面に向かう。天狗の坪庭を通って行こう。

スリバチ池には水があった。

黒百合ヒュッテが見えた。お昼ご飯を食べようと決めていた。

山菜うどんに持っていたファミマのウズラ燻製を投入した。ウズラ燻製はコスパ最強携帯食だ。

ハナアブが飛びまわる中、素早く食べ終えて下山の途についた。

途中の分岐で、歩荷の方が休憩していたので、少しお話してお礼を言った。

彼がこうして運んでくれるから山の中でうどんを食べることができるのだ。あと、ビールも。

分岐点にある湧き水のポイントも教えてもらった。すくって飲むと甘い感じがした。

湧き水が甘いのは土の香りが付いているからだろうか。いろいろな理由があるようだが、旨いものは旨いのだ。

早々と宿に着いてしまったので、温泉に入ってさっぱりした後、ビールを飲みながらバイク旅の文庫本を読んだ。

そして、明日のツーリングのルートを思案した。

 

コメント
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