風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

竹富島と波照間島へ(後編)

2016-09-08 | 

4/30 - 5/8 前半は曇りがち、最後は晴れ

水温の上昇で多くの珊瑚が白化したニュースを聞いてなんだかなぁ、と思う。もう9月だ。


6泊した新田荘を後にして石垣の離島ターミナルに着いた。残念なことに波照間行きの1便が欠航した。

風が強いと欠航してしまうのだ。2便も欠航した。時間があったので、売店でモズクを家に送ったり、お土産を買ったりした。

すると、ある売店で新田荘のお母さんを見つけた。船で10分だから、ちょっと買い物にといった感じだ。

お母さんにアイスクリームをご馳走になった。ブルーシールの紅芋であった。

新田荘で知り合った、今日一緒に波照間に渡る人と全部欠航したら今日泊めてくださいね、と言って別れた。

3便も欠航した。

4便は出た。結局7時間も離島ターミナルで過ごしてしまった。

 

波照間まで約1時間、けっこうな波でアトラクションのようだった。

波照間に着くとどこにも宿の人がいなくて、どうしたもんじゃろのーと思った。

少しして車がやってきた。思ったよりも早く船が着いたようだった。乗った船は増発便で先に出た船を追い越していた。

宿は港から一番遠い集落にある「うりずん家」だ。ここを選んだ理由は貴重な泡盛「泡波」が飲めるからだ。

 

ニシハマ、今まで泳ぐ気はなかったが、この海の色を見たら飛び込まずにはいられなくなった。

シュノーケリングのセットを借りてリーフの淵まで泳いだ。色取り取りの熱帯魚が珊瑚礁に浮かんでいる。

大きな魚が手の届きそうなところをプカプカしているのだ。

淵にはウミガメが泳いでいると聞いていたが、引き潮の流れが速かったので恐れをなしてUターンした。

 

とりあえず一周がモットーである。バイクを借りて風を切った。

とりあえず端っこもモットーである。

日本最南端(有人島)の碑の前で自撮りしようと困っている女性がいたので、迷わず写真を撮ってあげた。

3ヶ月ぶりの波照間だと言う。嵌まったら何度も来てしまう場所なのだろう。

そのお返しの写真がこれ、一人旅だと自分の写真はほとんどないので貴重だ。

星空観測タワー、夜になると真っ暗けなので、星空観測にはうってつけの場所だ。

前日、星空観測で満点の星空を眺めることができた。新月だったので星明かりを体験できた。

ここでも自撮りで困っていた家族の写真を撮ってあげた。

波照間空港、飛行機の認可待ちで空港が開く目処はない。

広がるサトウキビ畑、黒糖は特産品だ。

ヤギの親子、低い姿勢でカメラを向けたら突進してきて肩に乗ってきた。

 

夜になると同宿の人たちとサトウキビ畑の中を真っ直ぐ伸びる道に南十字星を探しに行った。

昼間の温かさが残ったアスファルトの道に寝転んで空を眺めていると、地球と宇宙に挟まれてなんだか不思議な感じだ。

ほとんどの宿泊者が一人旅であった。

「うりずん家」は居心地のよい宿だ。ご飯のボリュームが少ないので外食にしてもいいかもしれない。

 

一緒に旅立つ人がマジか!?と思ったというザック。左が僕ので、右がその人の。

 

2泊した波照間を後にして石垣島に渡った。波照間には独特の時間が流れていた。それはとても心地よいものだった。

ねっとりと暑い空気がまとわり付く石垣の街をぶらりとしてから鮮やかな色の魚が混じる近海物の寿司を食べた。

離島ターミナルに建つ具志堅用高像、また来るからね〜。

 

お父さんのブログって格好つけてるよね。今、娘がそんなことを言った。 

そのとーり!

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 竹富島と波照間島へ(前編) | トップ | ツーリングライダー祭り »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿