風になれたら

SUZUKI Bandit1250Sに乗って風になり
中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

北アルプス表銀座を行く 最終日

2018-01-27 | 徒歩の旅

9/23 晴れ

雨は明け方まで降っていた。今日は最終日で、帰るだけだと少しさびしいので上高地を一回りしてから帰ることにする。

梓川沿いを歩く。日本の山々を世界に知らせた日本アルプスの父と言われるウエストンのレリーフがある。

今ではみんな北アルプス、中央アルプス、南アルプスと呼んでいるが子供の頃は飛騨山脈、木曽山脈、赤石山脈と覚えていた。北、中央、南の方が感覚的に覚えやすいな。

雨上がりの散策路はとても静かだ。バスまで時間があるのでおやつを食べよう。トワ・サンクと言う店でアップルパイをいただく。林檎の甘酸っぱさが効いている。

バスの時刻となり上高地を後にする。右へ左へ曲がる道をバスに揺られながらいい山旅だったなと思う。

特急に乗り換える松本駅で何を食べようかとレストラン街に行くと松本からあげセンターなる店があったので入ってみよう。

結構人気店でしばらく待った。通されたカウンターの前に並ぶ数々の調味料、これを付けて食べるのだな。

山賊焼に唐揚げを追加する。ビールも忘れずに。

料理が運ばれてきた。明らかにカロリーオーバーな感じだが良しとしよう。おなかいっぱいだ。

これに乗ってしまえばあとは新宿までゆっくりとできる。北アルプスデビューはいい経験であった。次はどこへ行こうかと考えられるのは幸せなことだ。

家に帰って体重を測るといく前と後で変わっていなかった。普通は山を歩けば体重が減るのだけれど栄養補給がうまくいったと言うことにしよう。

 

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北アルプス表銀座を行く 5日目

2018-01-27 | 徒歩の旅

9/22 晴れのち雨

朝日に照らされて山々が光る。今日も天気に恵まれた。今度は槍の肩に泊まってみよう。

最初の予定では今日蝶ヶ岳へ向かう予定であったが、ここまで歩いてかなり満足したのと疲れが溜まってきたので横尾に着いてどうするか決めることにした。

時々振り返りながら黙々と山を降りていく。登山道脇に槍ヶ岳を開山した播隆上人が籠っていたと言われる播隆窟がある。

槍ヶ岳が見えなくなり空気の密度が濃くなると呼吸が楽になり走るように下ることができた。でも油断大敵、膝を痛めないようスピードをセーブしよう。

槍沢で表銀座を同じ日程で歩いていた人が休んでいた。彼と一緒にいた人は1泊目を大天井岳にして2泊で歩いたと言う。ふたりに別れを告げていい調子で降りていく。

横尾に着いて山小屋でカレーを食べた。こうして楽に食べられるのもいいな。ここからは平坦な道で梓川を眺めながら歩く。

徳沢に着いてソフトクリームを買って食堂を出ようとしたら先ほどのふたりと再会した。ふたりはここで昼食を取っていた。

話をするとふたりとも同世代で登山歴4、5年、山登りの前はよくバイクに乗っていたそうでバックグラウンドが似ていた。

せっかくなので徳沢から上高地まで山登りの話をしながら歩いた。おかげで楽しいひと時となった。上高地に着きふたりはそのまま下山した。

ふたりを見送って小梨平のキャンプ場まで戻った。小学生の時ここを歩いたことがあっていつかここに泊まりたいなと思っていたのだ。

穂高の山々を眺められる場所は人気があって混んでいたのでちょっと離れたテーブルとベンチがある場所にテントを張る。

4日ぶりに風呂に入って生ビールをジョッキで一気に飲んだ。どちらも気持ちいい!

雲行きが少し怪しかったが夜になって雨が本降りとなった。布一枚で外と隔たれた空間でじっとしている時間が流れる。この何もしていない感じ。

 

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