風になれたら

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中島みゆきや渡辺美里を聴いて風になり
山を歩いて風になる

北アルプス表銀座を行く 1日目

2018-01-06 | 徒歩の旅

9/18 晴れ

週末に上陸した台風が過ぎ去って青空が広がった。山登りを始めて4年目、テン泊1年目の今年(2017)憧れの北アルプスにデビューすることができた。選んだのは表銀座、燕岳から槍ヶ岳まで縦走する。

9:35に新宿を発つ高速バスで穂高駅に向かう。穂高駅には13:31に到着なので途中休憩したPAでサンドウィッチ買ってお昼ご飯にした。軽い昼食で夕飯に備える。

新宿から4時間、ようやく穂高駅に到着した。高速バスの停留所は駅から少し離れているので駅まで歩いて中房温泉行きのバス停を確認し穂高神社に向かった。穂高駅から今日の宿である有明荘へのバスは14:45発なので待ち時間は1時間以上あるので散策だ。

穂高神社で今回の山旅の安全を祈願して街を少し歩いた。再び駅に戻って中房温泉行きのバスを待った。

バスがやって来たので乗り込むと席は半分ほど空いていた。そんなに来ないのかなぁと思っていたら電車が到着したようで次々と人がやって来た。皆大きなザックを背負っている。

バスはマイクロバスで二人掛けに座っていたのだけれど満員だなと思い後ろの一人掛けに移った。移った席は後輪の上で足を曲げなければならず体育座りのような格好で山道を1時間揺られたのだった。

体育座りは腰にこたえた。次回このバスに乗る事があったらこの席だけは乗るまいと思う。

登山口である中房温泉の手前にある有明荘に前泊し明日への鋭気を養うと言うと聞こえはいいが、温泉に浸かって食べて飲んで寝てしまおうと言う魂胆なのだ。

夕飯まで時間があるので登山口を見に行った。ここは標高1400mぐらいで夕暮れともなると肌寒いほどで片道700m弱ほどの坂道を歩いても身体は温まらなかった。

そんなときは温泉だ。宿に戻ってすぐに風呂に向かった。明日は平日なので宿泊客は少なめと思われ内湯も露天風呂もほとんど貸切状態であった。

部屋に戻って明日からの山旅の準備を済ませて食堂に向かった。

栄養満点の夕食、馬刺しを追加でお願いした。

甘めの穂高地ビールを2杯味わい大雪渓大吟醸美山錦と言う立派な名前の日本酒を飲んだ。料理はどれも美味しくスタッフも気持ちのいい接客をしてくれる。

このような幸せで静かな時間を過ごすときに想うのは家族や友人のことだが、それはひとりであるから想うんだな、きっと。

 

 

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