今年初めて、小正月のミズキ団子をつくり、年神様が鎮座する隣にに飾りました。
昔はミズキの木に、色とりどりの団子を飾り、それに七福神や小判などの縁起菓子なども華やかに飾ったのですが、今回はシンプルに白い団子だけにしました。ただ団子の粉にはこだわり自家製米(餅米とうるち米を混ぜたもの)を製粉機で粉に引いたもので作り、豊作や家内安全を祈願しました。
ミズキの木に団子を刺しただけですが、古民家に似合う清楚な花が咲いたようです。
こちらは、神棚の隣に飾った小さなミズキ団子です。
漁業が盛んな綾里では、神棚にはコブの木(ニワトコの木)に笹を巻いたものを供えるそうですが、つむぎの家では簡素にミズキ団子だけで小正月を祝います。
昨年は、震災後のこともあり、小正月のお祝い行事は、それぞれの家庭で自粛していたのですが、久しぶりに団子作りに精をだしミズキの枝に一つ一つさして、満開になった団子の花に浮かれながら、子どもに返ったような気分に浸りました。