「夕日を見に行こう」と夫が見つけたと言うとっておきの場所へ車を走らせました。イズミルのど真ん中にありながら名前を聞いたことも行ったこともありませんでした。会社のデポへ行った時にこのTEPE(テペ=頂上)への入り口を発見して密かにチェックしておいたのだそうです。
テキスタイルの工場が続く坂道は日曜日のせいもあってひっそりと静まり返っています。人っこ一人いない駐車場に車を止めるとこれまたひっそりとチャイバフチェ(茶店)がありました。風が冷たく寒いくらいだったのでそんな時間に訪れる人もいないのでしょう。すぐに店主のお兄さんが大歓迎の笑顔で夏はどんなにすばらしいかを力説して営業を始めました。
イズミルはTEPEの多い街です。その斜面にびっしりと家々が張り付いた光景は圧巻、家々の間にジャーミー(モスク)のミナレ(尖塔)が見えて私の大好きな風景のひとつです。
夫の職場がある方向には大きなアタトュルクスタジアムが。
海の方を眺めると、イズミル湾を背景に高層ホテルのシルエットが美しい。
夕日が沈むと当たりは急にシーンと静まり返り、気温も冷え込んで太陽の力ってすごい、と感心しながら熱いチャイを飲んで身体を温めました。
さて、この知る人ぞ知る公園の名前は「DR.BEHCET UZ REKREASYON ALANI=DRベーチェットウズ レクリエーション広場」。イズミルには他にも「ベーチェット子供病院」や「ベーチェット公園」「ベーチェット通り」などがあります。このドクターベーチェット(1889~1986年)、DENIZLI(デニズリ)出身の小児科医でイズミル市長を長年勤めた後、保健大臣、産業通商大臣をも勤めた人物なのだそうです。初めて知りました。実は私はこの公園の名前を調べるまでイズミル所縁のベーチェットさんと言うのはベーチェット病を初めて報告し、ベーチェット病の名前の由来ともなったトルコ人医師、HULUSI BEHCET(フルシ ベーチェット1889~1948年)さんのことだと思っていたのです。
夕日を見に行って2人のトルコ人医師ベーチェットさんを知ることができました。
仔猫の季節です。
☆現在のイズミル☆
一般には日本が知っているほど日本は知られていない関係が多いのですが、トルコは例外かもしれません。
夕暮れに霞が掛かっているように見えますが、春霞でしょうか?
各家の日照は確保されているんでしょうね。
みんな、太陽の方へ向いている・・・
ベーチェット病は神経難病としか、知りませんでした。
yukacanさんのブログは、ためになりますね
取って置きの夕日を見に行こうってメフさんに誘われたの? 景色も美しいけれど、そういう風に誘ってくれるご主人も す て き!
頂上の多い町というのは何か新しい表現で、活用できそうな気がします。
あ~きれいな夕焼けがきれいだな~見てみたいな
奥様と一緒に夕日を!というご主人。
うらやましいわ。
ベーチェットさんという名にはお医者さんが多いのかしら?
トルコに多い病気なのね。びっくり!
その93年のとき、山の稜線にまでびっしりと家々が立て込んでいるのを下から見て、ほんとうに驚いたものでした。
夕陽がきれいですね。旅をしたいなあ・・・
メフさん、ロマンチック~!!
日も長くなったし、メフさんがお仕事から帰ってきたら二人でどこかへおでかけ♪なんて機会も これからますます増える事でしょう。
BEHCETという名前、一昔前の偉人に良くみかける名前ですね。
BEHCETと言えば 私はBEHCET NECATIGIL!
ところで、『ベーチェット病』初めて聞きました。
逆にトルコの人達に『橋本病』について聞かれた事はあったけど。。。
夕日を見に行かれるなんて・・・あああロマンチック・・・休暇とかでどっか旅行先ならこういうこと我が家でもありうるかも・・でもそうでなければもう期待はできまへんわ・