イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

DAMLA ve ECEM(ダムラとエジェム)

2012-02-11 14:04:12 | イズミル暮らし・イズミル案内

近所に住む友達の娘ECEM(エジェム)とその従姉妹DAMLA(ダムラ)は、日本のアニメ大好きな高校生。昨年の「SEVGI KOPRUSU PROJESI(愛の架け橋プロジェクト)」や「折り紙のフラワーバスケット」など、いつも私を喜ばせ幸せにしてくれる若い友人です。バイラム(イスラムの祝日)や新年にもわざわざ二人揃って挨拶をしに来てくれます。

今回は、夫が二人を喜ばせたいと日帰り旅行を計画しました。夫はセルチュクにあるマケットキョイ(模型村)が大好きで、最近は誰でもそこへ連れて行きたがります。と言うことでセルチュク方面にある観光地と来ればスタンダードにエフェスやシリンジェ、トルコの学校は日本のように修学旅行や遠足などの行事があまりないのか、二人とも行った事がないと言います。

次に日程を決めるのがまた大変。建築家を目指すDAMLAはこの夏大学入試を控えた高校4年生、学校の授業の後はもちろん週末も塾へ通っており予定のない日がまったくない状態。ちなみにECEMは幼児教育を専攻したい高校1年生です。二人の予定があいているのは1月末から2週間あったSOMESTRE TATIL(学期休み)の最後の3日間だけでした。

雪が降ったり雨が続いたこの冬のイズミル、この日はぽっかりと太陽が出て小春日和の絶好の遠足日和でした。小さな村シリンジェは、最近観光化著しく、狭い山道を大型バスが連ねてやってくるようになってしまったので、混まないうちにと最初に訪問。山肌にへばりつくシリンジェの家々の景色は変わらないけれど、村の中心のお土産屋さんやカフェは来るたびに増えて京都の三年坂かと思うような混雑ぶり。それでも村の中に入っていくと、昔と変わらぬ家畜と共に暮らす人々の生活が垣間見られます。どこで見ているのか、家の中から「山で採れたKEKIK(タイム)があるよ」とさりげなく商売に精を出すおばちゃんもいます。

エフェスは、もう本当に20回くらい行ったでしょうか、いつ行っても青空と華麗なケルスス図書館のコントラストに見とれます。この日は日本人と韓国人ツアーが次から次へと来ていました。

ハドリアヌス神殿前で日本人ツアーが立ち止まってガイドさんの説明を聞いている間、私達も一休み。二人が座っていた石の上にツアーの一人の女性が座りました。DAMLAが少し詰めて場所を空けてあげるとその女性が「ああ、ありがとうございます」と丁寧に日本語でお礼を言いました。DAMLAは即「ドウイタシマシテ」と日本語で返答。女性は「あらあ、日本語がお上手なのねえ」とびっくり。

日本のアニメ効果はすごい!もちろん彼女達が見ているアニメはトルコ語字幕がついているそうですが、字幕と会話を合わせて見ているのでこんな挨拶程度の日本語は知っているのです。アニメ友達同士でFACEBOOKで会話しているのを見ると「oyasuminasai」とか「Damla chan」とか書いているので笑ってしまいます。でも見知らぬ日本人と話すのは初めてでしょうに、咄嗟に口を突いて日本語が出てくるというのはやっぱり若さかなあ。夫はこの日一日中「若いっていいねえ」とつぶやいていました。

最後にマケットキョイを訪問してすべてのスケジュールは終了。帰り道に私達がこちら方面へ行く時に立ち寄るロカンタ(レストラン)で食事をしたのですが、このロカンタは幹線道路からちょっと道を離れたところにあって個人で造った池や滝があります。そこで見たこの光景この日一番の感動だったのですが、皆さんいかがでしょう・・・。

木の枝に止まっている鶏たちなのですが・・・。鶏のこのぽったりした体型?と木の枝がなんだか似合わないと思うのは私だけでしょうか。でもそう言えば「ブレーメンの音楽隊」でも鶏は一番上に乗っかっていましたね。

貴重な休みの日を私達と一緒に過ごしてくれたDAMLAとECEM、どうもありがとう。あとでECEMの両親に「もういつでも二人ともあげるから持ってっていいよ」と言われました。

 

 

ざくろまでトルコ国旗をつけています。

    

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KARDAN ADAM

2012-02-06 15:00:22 | イズミル暮らし・イズミル案内

世界中から大寒波のニュースが聞こえてきます。日本でも3m4m積もっている豪雪地帯の方々の生活が案じられます。トルコでも村への道が閉ざされ急病人や妊婦さんが救急ヘリコプターやラッセル救急車で大きな町の病院に搬送されると言うニュースや玉突き事故などのニュースが続きます。ただちょうど学期休み中だった子供達だけにはよい楽しみとなったことでしょう。

イズミルにまともな雪が降ったのはなんと21年ぶりのことだったそうです。7時ごろから降りだした雪は瞬く間に石炭ストーブの煤で煙る町に雪化粧を施してくれました。ちょうどパザル(週一度の青空市)の日だったので、出かけようかなあ、何もこんな日に出かけなくてもいいか、と葛藤の後、雪景色のパザルを写しに行こう!と雪だるまのように着込んで出かけました。

外へでると酔狂なのは私だけではなかったようで、カメラを持った人や雪ダルマを作る子供達、初めての雪を赤ちゃんに見せる人たちなどで大賑わい。町の雑音が消えてしーんとする中に大人も子供もはしゃぐ声が響いていいものです。

少し小ぶりになってから出かけたせいか、パザルは意外にも大賑わい。さすがに身体の芯から冷える寒さで売り場の人たちは焚き火をして暖をとっていました。出店もいつもより少な目のせいで歯の欠けた販売台の間には雪ダルマがいました。トルコ語で雪ダルマのことをKARDAN ADAM(カルダンアダム=雪から(つくった)人)と呼びます。

雪と寒さを楽しみながらぶらぶらして家に着いたら2時間近くが過ぎていてびっくり。ずいぶん歩いたせいで身体も温まりました。雪が降ってイズミルっ子の喜びようは尋常ではありませんでした。イズミル中でKARDAN ADAMが作られましたが、秀逸は下の逆立ちKARDAN ADAM。twitterのおかげで世界中をこの写真が飛び回ったそうですよ。こういう柔軟な発想はさすがトルコ人!なんでもイズミルのエゲ大学体育教育専門学校の学生さん達が作ったそうです。

 

 

 

    

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GULE GULE(さようなら)

2012-02-01 11:36:17 | イズミル暮らし・イズミル案内

トルコ語で「さようなら」は見送るほう、見送られるほうにそれぞれの表現があります。「GULE GULE(ギュレギュレ)」は、「笑って笑って」と言う意味で見送るほうが出かける人に使う言葉です。旅立つ人にだけではなく、仕事へ行く人へも、家へ帰る人にも「GULE GULE」。姪っ子ビルテンは小さい時からいつも反対に言って笑わせてくれましたが、今は妹エリフが同じことをしています。

前置きが長くなりましたが、このGULE GULEは月曜日にイズミルから日本へ帰って行ったN家の皆さんへ。まだまだと思っていたお別れの日がついにやってきました。前日に夫が朝までかかって作った思い出アルバムのCDを見ると2年間でも結構色々な思い出を共有したんだなあとほろりとします。海外にいるせいなのか、別れは送られるほうよりも残るほうが寂しいような気がします。ホームシックなわけではないけれど日本の生活に戻るんだなあとちょっとだけうらやましいような取り残されるような、そんな気持ちになるのです。 出発前の週末にはJIKADの会長宅で有志18人が集まって歓送会がありました。

2010年JIKADの発足の年に来土、ちょうど「トルコにおける日本年」だったこともあり様々な行事に参加されたN一家、JIKADのメンバーにとっても忘れられない日本の友となることでしょう。気心の知れた18人での歓送会は、穏やかな冬の日差しの下でマンガル(BBQ)や会長はじめみんなの持ち寄りのご馳走を頂きながら楽しくて、いつまでもこの時間が続けばいいのにと思うあたたかい雰囲気でした。

出発の日、空港で涙のお別れかなと思っていたのですが、トルコらしく色々バタバタがあり慌しいお別れでした。と思っていたら更にバタバタは続き、おりしもトルコ全土を襲っているシベリア寒波の影響かイズミル発の飛行機が3時間近く遅延、イスタンブルに到着した時には既に成田便は飛び立った後・・・。結局その日はイスタンブルに泊まり翌日の便に振替えられてやっとのことでトルコを離れることができたようです。

                                         マンガルの締めは焼き栗

イズミルは雪はありませんが、おとといの夜はマイナス9度にまで下がったそうです。イスタンブルは大雪で交通網まひの大混乱。空港は夜を徹しての除雪作業が続けられていますが、それでもキャンセルになる便も多く、空港周辺のホテルはどこも満員で空港で夜を明かす羽目になった人であふれかえっているようです。

                                 JIKAD会長から記念のプレート贈呈。

そんな混乱の中、ホテルから「最後の最後まで、『予測の不可能なトルコ』を満喫中のN家、雪のイスタンブルで疲れをとっています。あと2時間程したら空港へ向かいます。今日は無事にトルコの大地から飛び立てるとよいのですが」とメールが届きました。すんなり帰ることができていたらかえって物足りなかったかもしれないそんなトルコからGULE GULE、N家の皆さん!また会いましょう。

 

 

2月2日、朝の7時過ぎからついにイズミルにも雪が降りだしました。外では子供も大人もちょっぴり積もった雪をかき集めて雪投げしています。静かな朝、はしゃぐ声が響きます。

 海が見えません。

 

 

 

 

エリフ5歳になりました!

    
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SPIL DAGI(スピルダー)で雪見

2012-01-24 23:21:04 | イズミル暮らし・イズミル案内

1月21日は大寒、一年でもっとも寒い頃ですが、イズミルも本当に寒い!でも雪は滅多に降りません。雪国生まれとしては、雪を踏む感触が懐かしい、雪にさわりたい!日曜日はきれいに晴れましたが、もしかしたら向かいの山には雪があるかな?と屋上に出てみるとうっすらと冠雪しています。すぐに車で向かった先はお隣のマニサ県にあるSPIL DAGI(スピル山)。

イズミルから約50km、標高1517mにある国立公園です。夏にはイズミルよりも10度は気温が低くなると言われており、眼下に広がる広大なGEDIZ(ゲディズ)平野からイズミル湾へと眺めると本当に暑さを忘れます。イズミルから50kmで雪が見れるとあって、考えることは皆同じ。山を上るにつれて車の数が増え、路肩に雪が積もっているところまで来ると、そこに車を止めて雪遊びに興じる人たちで既に渋滞。

上りと下りの車がどうにも動かなくなってしまいました。すぐに憲兵の車がコントロールにやってきます。皆目的は同じ、雪で遊びたいのです。ここは譲り合いで何とか車が通れるようになりました。頂上まで上がれば一面の雪景色が見れたかもしれませんが、私達も中腹でささやかに二人雪合戦をしただけで満足して山を下りました。

下りの車は皆ボンネットに雪の塊や雪ダルマを乗せたり、下界に下りて雪山に行ってきたことをアピール。雪は童心に戻らせてくれる何かがあるのかな。

 

 

湧き水も凍っていました。

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N家の修学旅行

2012-01-18 16:49:51 | 

2010年の2月にお仕事の都合で日本からイズミルへいらしたNさんご一家、イズミルにいらっしゃる間にトルコの色々な面をお見せしたいと思いながらも、2年の滞在期間は本当にあっという間に過ぎ、今月末の帰国日が迫ってきました。

AYVALIK(アイヴァルク)へ行きましょうと昨秋から相談をしていたのですが、予定した週末が二回ともものすごい豪雨で断念、今回が本当に3度目の正直。せっかくなのでトロイまで行きましょうと1泊2日の「修学旅行」を計画しました。

前日までずーっと雨が続く梅雨のようなお天気でしたが、当日の朝起きると、青空がかすかに見えます。もしかして晴れ?と期待をしながら出発。AYVALIKに着くまでは何とかもっていたのに、着いた頃からぽつぽつと降り始めた雨はどんどん激しさを増し・・・。

雨の合間にAYVALIKの街の中をぶらぶら散策後、宿泊先のチャナッカレへ向かいました。チャナッカレはイズミルよりもずっと寒くて凍りつきそうでした。でも寒いの大好きな私はとっても幸せ。寒い中を海岸通を4人でお散歩するのも楽しい。

翌日はついに真っ青な空!チャナッカレの街には13日に亡くなった北キプロストルコ共和国初代大統領ラウフ・デンクタシュの為に半旗が掲げられていました。今日の目的地はトロイの遺跡。17時までにイズミルへ戻らなければいけないので散策時間トイレ休憩も含めて30分間!駆け足でしたが、誰もいないトロイの遺跡は私達専用で気持ちがよかったー。

本当に駆け足の1泊旅行でした。でも夫婦二組での旅行はなんだかとても楽しかったのです。Nさんご夫婦はどうだったかな。イズミルにいらしたばかりの頃はお二人の写真を撮る度に夫が「もっとくっついて」「肩に手をおいて」と言っていたのに、すっかりトルコナイズ?されて素敵なツーショットの写真もたくさん写せました。

N家の皆様、TESEKKUR EDERIZ。またいつかどこかで一緒にTATIL(休暇)が過ごせますよう、楽しみにしています。N家の2年間のイズミルの思い出の何ページ分かに私達も参加することができていたらとても幸せです。

 

 

 

カラスのそり遊び(in ロシア)、こうして見るとカラスもかわいい?

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