イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

花の街BAYINDIR(バユンドゥル)

2009-05-12 00:02:07 | 


今回BAYINDIRを行き先に選んだのは、近くて温泉があること、そしてたまたま5月1日から3日までの予定で「BAYINDIR CICEK SENLIGI(バユンドゥルチチェッキシェンリィ=花フェスティバル)があったからです。





最近イズミルの街並みを花でいっぱいにしようと道路もこんなにきれいに花が咲いています。この花はすべてBAYINDIRから。観光資源や産業もあまりないBAYINDIRを応援しようと市長が購入を約束をしたのだとか(選挙用?)。





BAYINDIRの街境を越えるとすぐに道の両側に花農家が続きます。特にこの季節のせいかもうどの農家も出荷間近なバラやマリーゴールド、ブーゲンビリアなど鮮やかな花が満開でもうそれだけで顔が笑顔になってしまいました。


市役所もきれいに飾りつけ。


会場になっているメインストリートを上から眺めると・・・。

BAYINDIRの街のメインストリートがフェスティバル会場となり花農家、園芸会社、各自治体などがブースを出していました。私達は結局3日間毎日会場を歩いて美しい花の色々を堪能しました。


やる気があるんだか…無心でひまわりの種をぽりぽりしていました。



花を買う人、花以外にバザーのように色々な団体がお店を出し、また普段のパザル(市)や移動遊園地も出て3日間BAYINDIRの街は大賑わいだったようです。



 
これはOSMANLI MACUNU(オスマンルマージュヌ)と言う色のついた飴。

ただこの日程をインターネットで調べても市役所のサイトにスケジュールが載っているわけでもなく、コンサートや子供たちの民族舞踊の発表もあったらしいのですが、いつどこで何が行われるかまったくわからなくて偶然に期待するしかありませんでした。


この地方の衣装なのか、ある年齢以上のおばあさんがこの縦縞模様の
スカートと染め模様のある紺色の長いスカーフを着ていました。




役所の人らしい人にたずねても「聞いてないなあ」と言われるし…。どうやら放送で「何時からどこそこで○○が始まります。皆さんどうぞ奮ってご参加下さい」と言っていたようです。





フェスティバル会場の通りを山の方へ登っていくと大きなジャーミー(イスラムのモスク)が見えます。ここはHACI SINAN CAMII VE MEDRESESI(ハジ シナン ジャーミー ヴェ メドレセスィ)と言って19のKUBBE(クッベ=モスクのドーム)を持ち1544年に建設が始められたそうです。修復されたジャーミーの後ろには木造のMEDRESE(ジャーミーに付属したイスラム学院)が今は使われていない様子で残っていました。







この街もほんの10分歩いただけでこんなに古い街並みが姿を現します。家の前に座り込んでおしゃべりをする人、ドアの横につながれたロバがいたり、一日歩いていてもきっと飽きないでしょう。






自分のお土産にシャコバサボテンとオジギソウを買いました。
オジギソウのトルコ語はKUSTUMで「私は拗ねた」。お辞儀をする日本人とすぐに拗ねちゃうトルコ人?

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