イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

IZMIR KOFTE(イズミルキョフテ)

2009-01-17 00:09:56 | 料理


KOFTE(キョフテ)、トルコ料理には欠かせない挽肉を使ったお料理です。様々な種類がありますが、今回はイズミルの名がついたIZMIR KOFTE(イズミルキョフテ)をご紹介します。

私はお肉料理はあまり得意ではないのでレパートリーも少なく、作ろうと思うといちいちレシピを見ないと作れません。作るたびに違うレシピを見るので二度と同じものが作れないことも。でもこのイズミルキョフテは簡単。お好みの肉団子を作ってじゃがいもと一緒にトマトソースをかけ、オーブンに入れるだけです。

 

まずは、肉団子を作ります。牛挽肉、玉ねぎみじん切り、パセリみじん切り、卵、パン粉、塩、胡椒、クミンを混ぜて親指くらいの大きさの肉団子を作ります。
じゃがいももキョフテと同じくらいの大きさに切ります。



じゃがいも、キョフテの順に軽く油で揚げます。



耐熱皿、または天板にじゃがいもを並べ、その上にキョフテ、トマトを並べます。(この日は長ピーマンがなかったので使いませんでしたが、ピーマンを入れると色どりがきれいです。)



トマトペースト大匙1を1カップの水で溶いたものをまわしかけ、180度に温めたオーブンで30分ほど焼きます。(鍋でもできますが、私はオーブンで焼くほうが水っぽくならないので好きです。)
    
        AFIYET OLSUN!!!
   
  以前このブログを見た友達に「yukacanすっかりトルコ人になったね。」と言われました。
  レシピが大雑把だと言うのです…そお?



日本でもお味噌をこうやって売っているところがありますよね。

さて、またまたパザルでの1コマ、こちらでは何を売っているかわかりますか?今回のキョフテにも使ったトマトペースト、トルコ語ではDOMATES SALCASI(ドマテスサルチャス)と言います。トルコ料理には欠かせないドマテスサルチャス、使わない日は滅多にないかもしれません。パザルでは、ご覧のように売っているので埃が入ったり、何が入っているかわからない、と言う理由で私は長く買ったことがありませんでした。マーケットで缶入りのものを買っていたのです。


辛いもの辛くないもの、何種類かあるので味見をして買います。

ドマテスサルチャスはどこのマーケットでも簡単に手に入るのですが、赤ピーマンを使ったBIBER SALCASI(ビベルサルチャス)は、ちょっと探さないと見つかりません。以前ご紹介した「チェメン」を作るために使いたいビベルサルチャスは、やっぱり専門のお店やパザルのほうが見つけやすいのです。そうして勇気を出してパザルで買ってみると?美味しい!と言うわけで、ドマテスサルチャスにも手が出ました。缶詰のサルチャよりも味が濃くてトマトやビベルの味がしっかりとします。と言うわけで最近はここが私のご用達サルチャ屋さんとなりました。他にも様々な乾燥ハーブやサルチャの右側に並んでいる粉唐辛子などを売っています。






ほうれん草の美味しい季節、きれいなISPANAK KEKI(ほうれん草ケーキ)はいかが?
レシピは写真をクリックして下さい。

      






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