イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

今年はHADISE(ハディセ)、エリフもハディセ

2009-01-12 10:06:53 | Weblog


トルコではかなり力が入っている恒例の「ユウロビジョンソングコンテスト」、昨年は残念ながら7位と言う結果に終わりました。初めて真剣に投票の様子などを見たのですが、これって投票の必要ないんじゃない?と言うくらい政治色の濃い結果になりました。自国に投票ができないせいか関係良好な国同士が得点を入れあい、歌や歌手の熱演はどうでもいいのでは、と言う感想を持ちました。でも今年はいけるんじゃない?とついつい思ってしまいますが、どうでしょう。今年トルコを代表するのは「HADISE(ハディセ)」。大晦日のTRT(トルコの公営放送)で、年越しのカウントダウンにHADISEが登場、エントリー曲をここで初めて発表しました。



HADISEはベルギー在住のトルコ人。1985年生まれの23歳です。ベルギーの「ポップアイドル」と言うスター誕生番組に2003年に出場し、優勝はしなかったもののアルバムを出したことで一躍人気が出ました。ユウロビジョンもベルギー代表として出るのか、トルコ代表となるのか、と話題になりましたが「トルコ代表として出場する」と言うHADISEの言葉は、トルコ人を更に熱くしたのではないでしょうか。オランダ語にフラマン語、フランス語、ドイツ語、トルコ語、英語を話し、今回は英語の歌詞での参加となりました。

大晦日に初めてHADISEが歌った参加曲「DUM TEK TEK(デュムテクテク)」、盗作では?とかある国会議員のおじさんに「不適切な動きをして歌っている」などと言われていましたが、トルコ国内ではかなり好評。歌詞は英語だし、ベルギー育ちではあるけれど、この腰の振りを見るとやっぱりトルコ人の血はしっかり流れていますねえ。


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こちらは我らがハディセことエリフ嬢、若干2歳ですが既にトルコ人としてダンスの素質十分。ない髪の毛を微妙にふる仕草がセクシーです。この歌がお気に入りで鳴り止むと早くかけろとアピール。しかもこれで3日間病気で夜寝ていません。熱もありますエリフ嬢、あっぱれトルコ魂です。

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今年のユウロビジョンソングコンテストは、昨年の優勝国ロシアのモスクワで5月12日から16日まで開催されます。


さて、最近私が気に入っているのがノスタルジックなトルコの歌謡曲。日本にいた時よりもトルコの新しい歌に興味がなくなってしまい、かえってトルコのクラシック音楽や民謡に新鮮味を感じるようになりました。以下に紹介する2曲は、トルコの懐かしの歌謡曲と言えると思いますが、最近ドラマや映画で使われ、リバイバルヒットしています。特にAYLA DEIKMEN(アイラディクメン)は、CDを買って一日中聴いています。


46歳と言う若さで早逝したAYLA DIKMEN。
「ANLAMAZDIN(アンラマズドゥン)」。
映画「ISSIZ ADAM」のエンディングに使われました。

RとLの発音がいまだにできない私は、彼女のRの発音に感動。Rrrrrrrrr!

AYLA DIKMEN本人のビデオクリップはこちらから
http://www.izlesene.com/video/ayla%20dikmen-ayla-dikmen---ask-defteri/653647


「DUGUN SARKICISI(結婚式の歌手)」と言うドラマのテーマソング。
まだまだ現役NESE KARABOCEK(ネシェカラボジェッキ)の「INTIZAR(インティザル)」。






ユウロビジョンの公式ページ
      






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