イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

桃始笑

2008-03-11 18:41:23 | イズミル暮らし・イズミル案内
 写真はwikipediaより拝借。

「桃始笑=ももはじめてわらう」と読むそうです。なんともかわいらしいですね。桜の花とはまた違った可憐な桃の花、日本の春のほのぼのとした暖かさが思わずよみがえります。日本で求めた歳時記カレンダーによると2008年3月10日から14日は「桃始笑」、桃の花のつぼみが開きかける頃です。これは「七十二侯」という古代中国で考案された季節を表す方式によります。


前回来たときは怖がって泣いていたぬいぐるみにももう平気。

先週あたりから「そろそろ桃の花が咲く頃だなあ、この辺でも桃畑があるはず、お花見に行きたいなあ」と一人で盛り上がってインターネットで検索するのですが、ひっかかるのは「桃の苗販売します」とか「桃の畑売ります」などというものばかり。トルコでは「桃源郷日帰りツアー」なんていうのは自分で作らないといけないようです。あまりにも身近すぎてお花見に行くなどという感覚はないのでしょうか。ドライブをする時によく道の両側に広がる果物畑、きっとあれは桃だろう、とか林檎だろう、と見当をつけているところがあるので今週末あたりその辺を目指して出かけたいなあ。

 



イズミルの姪っ子たちも、まさに「桃始笑」。この日曜日、桃のようなほっぺをして笑顔を見せに来てくれました。お天気もよく暖かいので外へ行きたかったけれど前日からお泊り中のアンネ(義母)が、前日一緒に買い物に出かけて歩きすぎたせいか足が痛いというので家の中で過ごしました。

 
足の上に枕をのせてぷーさんを寝かせています。あちこち拭き掃除もしてくれました。

トルコでは赤ちゃんを寝かせる時、足の上に枕、その上に赤ちゃんを寝かせて「ええぇ、えええぇ、ええ、ええ、ええぇ」と子守唄を歌うのですが、アンネがエリフをそうやって寝かせようとするとエリフも一緒になって「ええ、ええぇ」、そしていつの間にか寝入ってしまいます。これが笑っちゃうくらいかわいいのです。オバ馬鹿?



ビルテンは宿題持参でインターネットで調べ物…をするのは母親の義妹。「雨の益と害」「自然災害にはどんなものがあるのか」「雨が降らなかったらどうなるか」などなど調べていました。本人のビルテンは他人事のようにお昼寝。ぽかぽか気持ちがいいもんね。






3月8日は「世界女性の日」、夫からアンネと私へプレゼント!   
           






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