イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

OTOBUS(オトビュス=バス)に乗って

2008-03-22 16:44:45 | イズミル暮らし・イズミル案内

最近は夏に冷房の入るバスも導入され始めました。

イズミル市内の公共の移動手段はMETRO(メトロ=地下鉄)、OTOBUS(オトビュス=バス)、VAPUR(ヴァプル=フェリー)です。メトロ(地下鉄)は現在一路線、更に三路線を開通させる為の工事が急ピッチ(?)で進んでいるようですが、今のところはまだまだバスが主役。
ところが夫はバスが嫌いで、最近通っている日本語クラスへもバスに乗るくらいならと片道40分かけて歩いています。だから当然私が一人でバスに乗るなんてもってのほか、地下鉄は乗ってもいいけどバスはだめってよくわかりません。


ケントカード。下にあるのはケース。

市内の公共交通機関の運賃は地下鉄、バス、フェリー全て共通運賃で現金払いだと1.5YTL(約120円)、KENT KART(ケントカード)と言うSuicaのようなデポジット式カードを使うと1YTL(約80円)、そして市内のフェリー、地下鉄、バスに90分以内で乗換えをすると2回目の運賃は半額になります。

 
乗車口にこんな読み取り機械があります。乗る時にカードをタッチ。写真はESHOTより拝借。

歩いていけるところなら一人でも出かけますが、乗り物に乗って「遠いところ」への一人でのお出かけは数えるほどしかしたことのない私が、OTOBUS(バス)に乗ってどこへ出かけたのでしょう。


イズミル「アタトュルク広場」。県庁、市役所、警察本部、時計塔・・・なんでもここ。


KONAKには日本のようなデパートだってあります。YKM。

近所に住む友達とKONAK(コナク)まで。ここはイズミルの中心地、東京だと渋谷とか新宿のような繁華街です。バスに乗ってといっても歩いても20分ほどの距離なので夫と一緒だといつも歩きます。今回は友達と一緒なので大手を振って(?)家の前のバス停からバスに乗りました。細い道をバスは暴走するのですが、途中バス停ではないところで停車して動きません。何事かと思ったら運転手が道端のBAKKAL(バッカル=トルコのコンビニ、何でも屋)に「漂白剤と洗剤くれー」と叫んでいます。バッカルのおじさんも「HEMEN(ヘメン=すぐに)!」と言って店から飛び出してきました。乗客は「どうしたの?」「何かあったの?」とざわつき始めましたが運転手が買い物中と知るとさすがのトルコ人もため息、舌打ち、苦笑いでした。


「KONAK PIER」と言うショッピングセンターで待ち合わせ。

KONAKでは、仕事をしているもう一人の友達と待ち合わせ。土曜日だったので14時に仕事が終わるので14時半に約束をしました。ただ会ってお茶を飲んで延々とおしゃべりをするという、日本にいたなら普通のことですが、トルコでの私にとってはとても新鮮、女同士で家以外のところで会うのってやっぱりいいですね~。




海を眺めながら、話が弾む弾む。

話す内容は子供のことや仕事のこと、だんなのことなど他愛のないことですが、久しぶりに会ったこと、久しぶりに女同士で話したこと、そしてぴかぴかの青空の下でお茶をしたことで気分爽快!元気の素を充電することができた感じです。


ちょっとお洒落なカフェ。


メニューには「SUSHI」も。見えますか?UNAGIとかSAKE、EBI、KANI…ほんとかなあ。
日本でもこの値段ならかなりいいおすしが食べられるかも。52.5YTL=約4200円。


一緒に会った友達の一人は「結婚生活19年になるけど子供も夫も連れずに、自分だけの用事の為にこうやって友達と外へ遊びに出かけるなんて初めてよ」と言っていました。これからは時々こんな女同士の息抜きもいいよね?





また出かけようね!
          






☆現在のイズミル☆