イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

KAHVALTI KEYFI(カフヴァルトゥ ケイフィ)

2007-06-13 20:54:48 | イズミル暮らし・イズミル案内


この日曜日は、お友達夫婦と朝食を一緒に食べると言う約束でした。このご夫婦はイズミルのカルシュヤカ(イズミル湾をはさんで対岸)のCIGLI(チイリ)と言う東京で言うと多摩ニュータウンのような新興住宅地にお住まいなので我家からは車で30分あまり湾岸をぐるりとドライブ。

 
空き地では羊が草を食むこんな光景も。

 
マッチ箱のよう?なアパート群。私たちの影です。

初めての訪問だったので想像以上に高層アパートが密集した団地内をあちこち迷いながら結局迎えに出ていただいてたどり着きました。そしてここから一緒に車に乗って更に北へ20キロ余りメネメンという町へ向かいました。





広々とした芝生の中にゆったりとした間隔でテーブルと椅子が置かれ、家族連れや友達同士で来た人たちが思い思いのKAHVALTI KEYFIを楽しんでいます。KAHVALTIというのは先日も書きましたが朝食、軽い食事のこと、KEYIFと言うのは気分とか楽しみとかそんな意味があります。



オープンビュッフェで好きなものを好きなだけ、飲み物も好きなだけ頂くことができます。お喋り好きなトルコ人にはもってこい、私たちもお昼前に到着して15時過ぎまで、時がたつのを忘れてすっかりのんびりとしてしまいました。
途中にわか雨が降ったのですがご覧の通り大きなテントにすっぽり入るので雨を見ながら、芝生から立ち上る湿った土のにおいをかぎながら雨さえも楽しめます。

 
大きな雨粒が見えますか?

メネメンというのは、焼き物と籠で有名な町です。いつもこちら方面へ行くときに道路の両側に並ぶそれらのお店を見ながらいつか立ち寄ろうと指をくわえて通り過ぎるだけでしたが、今回はしっかりと降りて念願の素焼きのお鍋とお菓子用の耐熱容器を買うことができました。さすがに産地直売、イズミル市内で見る値段の半分ほどでした。

 
色とりどりの買い物籠や赤ちゃんのゆりかごなどさまざまな用途の籠。

 
素焼きの植木鉢や土鍋もたくさん。

再びお友達の家へ戻ってからも更にお喋りは続き、結局夕飯も新しく買った土鍋を試しに使わなくちゃねと一緒に作ったものを頂き、うちに戻ったのは23時を過ぎていました。新しく開かれた住宅地の丘を吹き抜ける風も気持ちがよく、気の合う人たちと笑いあいながら過ごした日曜日、心も体もすっかりのびのびしてしまいました。

 
おそろいで買った土鍋。

 
土鍋を使った料理一号はキョフテ(肉団子)のトマト煮込み。







今日はお菓子用の容器を使ってSUTLAC(ライスプディング)を焼いてみました。
     






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