イズミル便り

IZMIR'DEN MERHABA

GELINLIK(ゲリンリッキ=花嫁衣装)

2007-05-11 06:09:45 | Weblog

招待客の数だけ、ラヴェンダーの香りのするポプリ。

以前「春が来た!」でもご紹介したドイツ在住「Kaya!Kaya!!Kaya!!!」のkopekkayaさんの結婚式がいよいよ5月12日(土)に、花婿うーちゃんの待つエーゲ海と地中海が出会うリゾート地、マルマリスで行われます。日本からドイツから、そしてトルコから、ご両親を初めご親戚、お友達の皆さんがkopekkayaさんとうーちゃんの幸せな門出を祝福するこの日をどれだけ心待ちにしていらっしゃることでしょう。

kopekkayaさんも4月の末にはトルコ入りをし、彼女達らしい結婚式を作り上げる為に一生懸命です。私も幸せのお裾分けに預かろうとイズミル滞在中の一日、kopekkayaさんとお義姉さんにくっついていきました。

まずは前回打ち合わせ済みのGelinlik(ゲリンリッキ=花嫁衣裳)の仮縫い。このアトリエは私の友人が働いています。初めて職場を見せてもらいました。幸せのためにお手伝いをする仕事っていいですね。皆さん明るくて元気いっぱいで働いていらっしゃいました。


頼もしいスタッフの皆さん、左からパタンナー、友人、デザイナー、パトロンの奥さん。

清楚で派手でない花嫁衣裳がいい!というkopekkayaさんと、花嫁衣裳が地味でどうする!と派手で人目を引くように主張するトルコスタッフ。



双方の中間あたりで、意見がまとまりいよいよ本縫いに入ってもらうことになりました。



この後は、これも前回オーダー済みの招待客に記念に渡すと言うかわいいポプリを引き取りに行ったり、花嫁用の下着を見たり、記念のサインをして頂く為のサイン帳や結婚指輪交換の時に使う小さなクッションを探したりと、kopekkayaさんの頭の中には既にご自分の結婚式のイメージがしっかり出来上がっているようです。私だったらきっとお任せでここまで自分のイメージを描くなんて出来ないでしょう。



 

結婚指輪をのせるクッションはこのお店に布を持ち込んだらこのお兄さんが10分で縫ってくれました。


   
クッションに添えるリボンも必要。        思い通りのクッションが出来てにんまり?



そして一番嬉しく思ったのはそんなkopekkayaさんを全ての面でサポートしていらっしゃるお義姉さんの存在でした。自分の親族でもここまで親身になることが出来るかしらとお義姉さんの「一生に一度のことだから思っている通りにしてやりたいんです」と言う言葉に目頭が熱くなってしまいました。

私達も幸せなことにマルマリスでの結婚式に参加させて頂きます。ついでに一足早い夏休み気分を味わって来たいとも思っています。お二人の素敵な花婿花嫁姿を皆さんも楽しみにしていてくださいね。





ポプリをオーダーしたお店。    
    






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