JIKAD(日本イズミル文化友好協会)の会長の知人にイズミルで私立の幼稚園を経営している女性がいます。住宅街の中にある小さな幼稚園で各年齢一クラスのこじんまりしたその幼稚園では毎月一つの国について色々なことを学んでいるそうです。先月の国は「Japonya(日本)」、子供たちが学んだことを見てほしいとお呼びがかかりました。
これが金魚に似ている日本人?
訪問した時間は、すでに日本についての授業は終わっていてそれぞれのクラスの活動をしていましたが、教室に入ったとたんに「コンニチハー!」と元気な声、4歳児のクラスでした。先生が「日本人は何に似ているんだった?」と聞くと「JAPON BALIK!!!!(日本の魚=トルコ語で金魚のことをJAPON BALIKと言います)」と一斉に元気な返事が返って来ました。そして誰かが「でも似てなかった・・・」とぼそっとつぶやく声。どう見ても金魚には似ていませんね。
お相撲さん?
漢字の成り立ちなども学習。
次に5歳児のクラスへ行くと、こちらは大分お兄ちゃん、お姉ちゃんで「イラッシャイマセー!」と高度な日本語です。持参したお箸を使ってキャンディーをつかんでみました。希望者には法被を着せたり鉢巻をしたり、短時間でしたが一人ひとりに箸を握ってもらいました。
そこで見せてもらった参考図書がこちら。中国と日本がわかってない?こんな知識で教材作っちゃうんですか?一応各国の大使館などに校正してもらうとかできないのでしょうか。これがトルコの一般的な日本や日本人の知識の大元になるかと思うと唸ってしまいます。
誰が作ったんだー、この教材!
最後の3歳児のクラスでは、もうすぐお昼寝タイムと言うこともあり、昼下がりのお日様が教室に入ってぽかぽか、先生も「この子達もう少しで寝てしまいますよ」と言いながらもぽわーんとした雰囲気の中でお箸を使ってみました。どちらかと言うとお箸を使うよりもキャンディに喜んでいたかな。
立ったまま寝てしまいそう・・・。
先生だってやってみたい。
「この子たち、今日お箸で食べたことをきっと忘れないと思います!」と短い訪問をとても喜んでくれました。最後に訪問を終えて車に乗り込んでいると、お父さんお迎えの車に乗っていた子供たちがわざわざ降りてきて「コンニチハ!」と手を降ってくれました。挨拶は皆「コンニチハ」なのね。それでもま、いいか・・・。
長野の三兄弟も凛々しく成長中。
☆現在のイズミル☆
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日本と中国の区別は、難しいかも知れませんね。私だって、ブルガリアとトルコの服装の違いはわかりません。トルコ国内であっても民族衣装はそれぞれ違うでしょうし、トルコに行く前は、男性は皆さんトルコ帽を被っていると思っていましたから。
日本と金魚は、一番結びつきやすいかも知れませんね。
この教材は残念だけど、でも 毎月一つの国について知るというのはいいですね。
ほかの国の時もお邪魔して見てみたいわぁ。
私は正直、主人と出会うまではアメリカやヨーロッパという先進国以外は気にしたことがありませんでした。
でも、トルコに来てトルコ人に「経済大国リストでトルコは25位なんだよ!」とか嬉しそうに言われて驚きました。
G8が当たり前の日本人にとって、25位と言うのが微妙すぎてなんでこんなに自信があるのか?と思ったものだけど。
世界には200近い国があるそうで、その中だったら上位だものね。
おすもうさんの絵の下の「こんにちは」もいい味出てますネ!!
参考図書 日本版はメフさんに頼んだら すごくキッチリ高度なものができそう!!
長野の三兄弟くん、みんなお父さんに似てる!
確かにトルコ人を書けと日本の子供に言ったらとんでもないものを書きそうな気がしますね。大体トルコって?って言われるかも知れませんし。
2011年の名目GDP(USドル)ランキングでトルコは18位ですって。このランキングを見ると意外な国が結構上にいるんですね。
参考図書をメフが?それはどこからそういう意見が出てくるのでしょうか。しかもキッチリですと?何か誤解をしてらっしゃる・・・。
ヨーロッパの国の時はどんな作品が出来ているのか見てみないといけませんね。在外邦人が訂正しなければいけないのかあ・・・。
メフのこと何か誤解していません?
三兄弟、皆それぞれ味があるでしょう?
「三つ子の魂百まで」と言いますから、この教材のイメージを一生引きずって行くかと思うと、怖くすらありますね。yukacanさん、何とか正しい教材を作ってやってください。
今、イギリスのワン・ダイレクションという男性グループ歌手が来日中なのですが、空港に降り立ったときハッピを着ていてビートルズの事を思い出しました。今の日本ではハッピはお祭りの時くらいしか着ないけれど、日本のイメージなのかな。ハッピを着た子供たち、愛らしいですねー。
まあ、皆さんこの教材で学んでいなくてもこのイメージと似たりよったりなんですよ。
着物着たいけれど、着せたいけれど、大変だし・・・っていうので手っ取り早い法被になるんだと思います。サイズあまり関係ないしね。
この幼稚園はきれいだし良さそうですね。
小さいけれど、カリキュラムもしっかりしているようだし、とても清潔にしてあって私も好印象を持ちました。子供たちもとても素直でおとなしいんです。