吉川英治先生の「親鸞」を読んだのは、いつの頃だっただろう?内容はほとんど
忘れてしまったけど、日野、という地名は微かに記憶の片隅にへばりついていました。
京都市(伏見区)なんだけど、まず、この地に足を運ぶことなど生涯ないであろうと思
ってたんですけどね。今回たまたま仕事でさ迷いこんでしまいました。
一応行政的には町なんですけど、ワタクシの感覚では「里」のイメージであります。
法界寺。日野薬師、乳薬師とも呼ばれています。
えな塚↓ 産湯の井戸↑
今年の紅葉はイマイチのようですが、銀杏は見事に色づいていました。↑
法界寺の奥にある誕生院。
親鸞さんは母親の胎内に十二ヶ月もいらしたそうで、生まれてしばらくは声を
ださなかったから、唖ではないか?といわれていたそうです。
ところが生後かなり経て、はじめて口にした言葉は「なむあみだぶつ」・・・。
お釈迦様といい、やはり常人とは違います、生まれたときから。私の第一声
はナンだったんだろう。マンマ(飯)?まさか「ビ~~~ル」では無いよな。
平日とはいえ、秋の観光シーズンにもかかわらず、この寺を訪ねる人はほとんど 見かけ
ませんでしたネ。交通の便の悪さもあるけど、寺自体が観光客の誘致に力をあまり入れて
いないのかも知れません。私的には好もしいトコロであります・・・。
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