秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

晩秋の足利。

2010年12月04日 21時37分06秒 | 旅ゆけば
今朝の続きです。体調や日程によってホテル近辺の散策は一切無し、という土地もあります。

それより大きな理由は、私にとって魅力のない街は歩いてもしょうがない。それは観光名所
があるなしに関わらず、自分の足で迷走するに値するかどうか、というマコトに身勝手な理由です。

その意味ではこの足利市は、マサシク私好みの街です。歴史のある街だけど、中途半端に
寂れている、なんていうと足利市民に叱られるか・・・・。
 
路地、廃屋マニアのワタクシ、仕事が無ければ一日中カメラ片手にさ迷っていたいトコですが
とりあえず、寂れていない「ばん阿寺」の風景をば。
 
さすがに足利家ゆかりの寺だけあって、そこはかとなく武家の佇まいを匂わすお寺です。
 
京都や奈良の寺と違って、仏教の寺なんだけど、抹香臭くない。(ちょっと変な表現ですけど)
 
このアッケラカンとした開放感、こんな寺もワタクシ、大好きであります。
 
お参りに来ていたオバサンと朝の挨拶をかわし、ドコから来たのか、と問われて京都と答え
たらびっくりしてはりました。そりゃそうだわナ。

晩秋の「ばん阿寺」、もう来ることはないかもしれないけど、印象深い寺の一つとなりました。



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