秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

路地散歩。京都駅近辺。

2010年01月14日 08時32分14秒 | 路地と廃屋
この辺りを歩いていて、ふと懐かしさに立ち止まってしまうのは、子供時分に
育った町と匂いが同じだからでしょうか。

確か、この辺に切手と古銭を商う店があって、小学生低学年の頃に兄に連れられて
きたと思うのですが、見つけることはできませんでした。(多分消滅していると思うけど)
  
提灯と和傘の店。ウチの近所にもあったっけ。

レンガ塀と寺の伽藍がマッチング。これも京都らしい風景なのかも知れませんナ。

東本願寺に近い、ということもあって、法衣店、数珠を商う店、表具店などが多く
みられるのも、この町の特徴です。

和洋折衷の建造物が割合多いのも、建てられた時代性がうかがえます。
   





一見、何の店だか分からないけど、美容室らしい。客は皆トレッドヘアにされそう・・。



もう営業していないようですが、ウインドゥの下のタイルが懐かしさを醸し出しています。


こんな土蔵も無くなりつつあります。これは住居にされている様子ですね。

「かに工船」じゃないです。「かに船満」。残念ながら座礁したみたいです。


堀川通りを渡ると、昭和の時代の匂い満タンの小さな飲み屋街があります。
根強いファンに支えられているようですが、現在建替え中のビルが完成したら、
この付近の様子もずい分様変わりしそうな気もしますね。
   

小学生の頃は「マルブツ百貨店」の屋上の遊戯コーナーで遊び、高校時代は駅前の
パチンコ屋、成人してからはタワー地下のサウナと、駅近辺とは薄い縁で繋がって
いましたが、今回のようにしっかりと徘徊したのは初めてでした。

サテ、次はどこの路地裏を散策しようか・・・・・・。     


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