秀明記(syuumeiki)

着物デザイナーが日々感じたこと、
全国旅(催事)で出会った人たちとのエピソードなど・・・
つれずれなるままに。

天皇の杜古墳。

2011年10月06日 07時30分59秒 | 京都非観光迷所案内

 西山一帯にはかなりの数の陵墓や古墳がが残されています。この天皇の杜古墳も
そのうちの一つです。いつか訪れようと思っていたけど、中々果たされなかったのです。

理由は車の駐車場が無い・・。9号線を走行中、横目で見ながら、いつかは散策して
みようとは思っていたんですけどね。本日は道路脇に駐車して短時間で撮影。

そうか、こんなに奇麗に周りが整備されていたんだ。左端を散歩中の男性は片手に
岩波文庫を持って読書と散歩を同時進行中。私がいた間に三周はしておられましたネ。

歩くと脳が活性化するそうですから、難しい岩波文庫でもスラスラ頭に入るかも?
そんなことが出来るのは、ほとんど人が居ないからです。当然自転車は禁止です。

この古墳は埋葬者は不明で、推測はいろいろされているそうです。不明なのにナゼ
天皇の杜、とよばれるのか?その理由は↓

中学生のころ、考古学クラブの古墳巡りでは、この辺りの陵墓は範疇に入っていな
かったなぁ。引率の先生が案内してくれたのは、崩れかけた古墳や、竹薮の中に
ある、説明を聞かないと、ただの丘みたいなトコばかりでしたね。

その先生の嗜好だったかも知れないけど、まぁ、天皇陵などは案内されなくても
わかりますから今思うと貴重な体験だったと感謝しています。

でも、マイナーすぎて、もう一度訊ねようと思っても無理な場所がほとんどですケド。