HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

断腸の思い【卒乳】

2020年02月24日 | 結婚生活

二女の卒乳をした。
長女の時は、母乳が止まってしまったため、卒乳というものは経験がなく。
あの頃は、インターネットというものは個人では普及してなくて
育児本に頼ることが多かったっけ。

卒乳も

①おっぱいに顔を描く
②おっぱいにからしを塗る
③おっぱいを隠す

といったことが書かれていたように思う。

二女はとにかくおっぱいが好きで、言い聞かせてもなだめてもやめるそぶりはなかった(苦笑)


①から順に試した。
 描かれている目や口に、不思議な顔をするものの、特に関係ないといった感じで
 気にしながらも、乳をのむ。

②口にした途端、嫌な顔をし口を離した。当たり前だ、からいもの。
 でも、チャレンジしようとする。涙目になりながら果敢に挑む姿に、
 その場にいた実祖母もワタシもいたたまれなくなって、からしをぬぐった。
 失敗だった

③最終手段。ここは心を鬼にしなければ!
 絆創膏を貼り、くわえられないようにする。泣いて、剥がそうとするけれど、
 「もう、ないないよ。」
 というワタシの目を見ながら大泣きして、眠ってしまった。

授乳という束縛から逃れられる、という気持ちと
もうこの子は一生乳をのむことはないのだという、寂しさの入り交じった気持ちで
ワタシも涙が出た。

卒乳2日目。前日と同じようにワタシの服をめくり、飲もうとするけど乳はない。
「ないの?」とつたない言葉で聞いてきて、「飲みたいー!」と泣いて、再び寝た。

卒乳3日目。再び、服をめくる。
でも、自ら「ないない。」と(言い聞かせるように)言って
そっと服を下した。

次の日からは、たまに胸を見つめたり、触ってきたりしていたけれど
泣くことも訴えることもなくなった。

卒乳完了だ。

あのあふれんばかりの母性と乳とは、お別れなんだ。

卒乳したときは、実家にいたと記憶している。
それが、いつだったのかはハッキリとした記憶がない。

卒乳を決行しなければならなかったのだろう。


あんなに大泣きして、卒乳したのに、三人目出産後、2歳になっていた二女は
再び乳にありつけたという結末だった(笑)

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