出会い

ワタシの歩んできた人生の記録として、少々書いてみようかと思う。
人様に晒すようなものではないけど、ザッとおおまかに述べてみようかと(^-^;


彼とワタシは、趣味を通じて出会った。
彼は27歳社会人、ワタシは21歳大学生。
ワタシはひとり、彼は友達と一緒。
帰りがけ、紙に自分の電話番号を書いて、渡してきた。
（当時、携帯電話はまだまだ一般人には普及していなかった）
年次が変わるときだったので、ワタシは学業で忙しく、しばらく連絡はしなかった。

ワタシは大学四年になり、単位取得のための授業登録を終えたのだが
それでも、毎日なんらかの必修科目やゼミが入る時間割だったため
一般的な大学生のように、3年までで主要単位を取得し、バイトに勤しむなどといった
生活スタイルは出来なかった(-_-;)

そんな中、ようやく出来た「時間」に、ふと彼のことを思い出した。

連絡してみよう。

簡単な気持ちで連絡したはいいものの、果たして彼はワタシのことを覚えていなかった（笑）

ウケる。

出会ったことを説明して、ようやく思い出してもらった。
すぐに趣味を共有することになり、また会うことになった。
軽く思えるかもしれないが、その趣味については「仲間意識」が強く
偶然会った人とでも、仲間として気軽に声をかけ、話ができる雰囲気なのだ。

そう、当時はバイクブーム。
バイク乗りには理解できると思う。
すれ違いざまに、二本指もしくは手を挙げて、挨拶。

ヘルメット越しにだけど、共通の思いがあるようで。

ワタシもよく、山へ走りに行った。
バイクが行くところなんて、決まったようなもの。
そこで出会う名も知らない人と、一通り簡単な話をして名前も聞かず別れる。

「じゃ、また」と。

そんな雰囲気だ。

そんな趣味を通して、ワタシは彼と出会った。