教育再生会議いじめ緊急提言 新味乏しく予防策なし 対策の難しさを露呈(西日本新聞) - goo ニュース
朝、みのさんの『朝ズバ』を見ている
元々、みのもんたさんのことは好きではなかったが(昼ワイド時)
この番組のみのさんは好感を持った^^;
いじめの問題も、かなりの時間を割いて特集しており
視聴者からのファクスやメールを、本人の了解を得て公開していた
連鎖的にいじめ自殺が増えてしまい、国も動き出した
いじめ問題を受けて、「教育再生会議」を開き
いじめ加害者を定義し、処罰の検討もしているらしい
しかし、国を挙げて対応してくれるのは喜ばしいことだが
なにか、ピントがずれている気がするのは、ワタシだけだろうか。
なにも教育現場だけが 原因となっているのではなく、食い止める場所でもない。
今日、公開されたファクスにはこう書かれていた
【娘のいじめは小4の時、靴隠しから始まった。(中略)担任に伝えても「気にしすぎ」と受け止められ、教頭に訴えても埒が明かず、薄笑いさえ浮かべられた。どうしようもなくなり、転校を決意した。逃げるのではなく、前向きに環境を変えるという選択をしたのです】(要約)
そう。どこのいじめにおいても、全くといっていいほど同じ我慢を強いられる。
長女も同じような経験をした。
担任にワタシが訴えても、返ってくる答えは「大袈裟なんですよ、○○(長女)ちゃんは。」
その挙句に、担任教師は訴えに来た長女に向かって
「お母さんには内緒にね。親が絡むとややこしくなるから」と言ったのだ。
その一言でワタシは奮起し、全力を挙げて長女を守る決意をした。
夫を引っ張り出し、正装をし、父親が出向くという事で事の重大さを担任にわからせようとした。それでも、効果を得ないなら、長女が学校に居る間、ワタシも学校に常駐するとまで言った。
それは、効果があった。
次の日から、長女には担任がびっちりとつくことになった。
でも、根本的な解決にはならなかった。
加害者には、なんの手も下されていなかったから。
その後、いじめ現場を目撃し、加害児童に注意したのだが
ひとりの親は「思春期だから言う事を聞かない」と、全くの反省もなく
もうひとりの親は、「自分の子供がただ泣いている(電話をしたら、親は不在で、ワタシはまた電話しますと児童に伝えただけ)ワタシが何かしたのだろう!聞かせろ」と逆切れをした。
その逆切れ親は「私だって、自分の子がかわいいんですよ!」と言い放った。
その一言や、あきれ果てる教育観念に、ワタシは直前に【見ていただけの加害児童】が、親を伴って謝罪に訪れていたことは言い出せなかった。諦めと哀れさを感じたから。誰だって自分の子はかわいい。そう思うのなら、どうして相手を思い遣る事が出来なかったのだろう。
翌日、加害児童は、自分の親が相手をやっつけたと意気揚々とクラスメイトに自慢していた。
担任教師は「あの生徒は、言っても聞かないんです。『これがうちの家風だ』と言い切るんですよ」と 困惑顔だった。
いじめの加害児童の親は、双方とも、教育現場や育児サークル、PTAにと熱心な親だった。ワタシは、それ以後、一切の協力をやめた。
長女は、環境を変えるため、私立の中学に入学した。
今では、明るく学校に通っている。
未だに、加害児童はワタシを見かけると ふてぶてしい態度でそっぽを向いてすれ違う。そんな彼女でも、成長はしているのだろうし、今後変わることを期待している。
おおまかな現場を指定して、解決策を模索するのも大切だ。
でも、人ひとりひとりが『緊急課題』として、自ら変わろうとしなければ 根本的な解決には程遠いのではないかと思う。給食費を払わない、などと言っている場合ではないのだ。そういう考え方をしている人こそ、もっと真面目に自分を振り返るべきだと思う。『責任』というものを、もっと真剣に考えなくてはいけないと、ワタシは思う。
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