HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

この夏の大きな出来事⑤

2022年01月09日 | 病院物語『炭酸ストライプ』

書いてくださった返事を持って、再び病院へ。
返事を読んだ担当医は、同じ意見であったと喜んでいました。

……ワタシの印象はそうではなかったけれども😅
 
担当医師は、意気揚々と次の予約を入れ、
セカンド・オピニオンの医師へお礼の手紙を書き
(もちろん電子カルテで書いてるから、ワタシにも見えちゃうんですけどね)
紹介元の医師へも、御礼状を書いていました。
 
細々とした大変なことがあるのですね😅
 
そして、
「一応次の予約は入れておくけど、元の病院にも戻れるようにお手紙書いといたので
 どちらでもいいですよ。その時は予約のキャンセルの電話を下さいね 」
との説明。
 
その後、いつも貰う塗り薬を受け取って、帰宅。
さて、どうしようか。
どちらに通う方が、仕事に差し支えないかな。
 
色々と考えて、近所の病院に戻ることにしました。
 
そして迎えた受診の日。
(単に平日休みだった日・笑)
 
初老の医師は、相変わらずの優しい笑顔で迎えてくれました。
紹介先の病院から返事をもらっていたので、話は早かったですね。

早速、頭を念入りに診てくださり、説明。
 
「あなたの症状は、まだ英語名しかないものです。
 Acute diffuse and total alopecia of the female scalp
 というものです。”女性の急性びまん性(全頭)脱毛症”とでもいいますか。
 最近わかってきた症状で、初期は難治性のものと区別がつきづらいのです。
 ということで、治療はこれで終了です。」
 
と、丁寧に和訳をしながらして下さいました。

最後に微笑んで
「育毛剤はいりますか?」と。
 
丁寧にお礼を申し上げて、診察は終了しました。
 
ヒトの体というものは不思議で、自分自身でも気づかないことが多くあります。
髪が多量に抜けていた時は、本当に力なく抜けていきましたから。
普通は、引っ張っても抜けませんよね💦
ワタシは一過性の(更年期に多い)脱毛症と診断されましたが、
自己抗体が高く、橋本病と言われているので「自己免疫疾患」には違いないと思っています。
ですので、今後また同じことが起こらないとは言えません。

その時は、今回の経験を生かして、自分の余生を考えて対処したいと思います。

実は今回、対応してくださった医師の方々は、そうそうたるメンバーでした。
最初と最後に診てくださった初老の医師は、
紹介先の病院で、30年ほど前に皮膚科部長を務められていた方で
ワタシが治療法として選んだ「SADBE治療」を発案し始められた方でした。
(結局、治療はしませんでしたが(;^ω^)

そして、紹介先の医師は、お若いですが専門医であり皮膚科部長をされていました。
治療法に迷っておられたのは、やはりワタシの言い分を考えてくださったからだと思っています。

そして、セカンドオピニオンを受けた医師。
前回に書きましたが、元大阪大学の医師で、皮膚科ガイドラインを作られた一人。

ワタシは、病院に行くときに、病院の口コミは見ますが、あてにはしません。
個人の感情によるものが、大きいからです。
そして、医師の経歴を見ません。
対一個人として、変なフィルターを通して医師を見たくないからです。
もちろん、命にかかわるような病気になった場合は、多少調べると思います。
ですが、そのような場合でないときは、今までの経験上
口コミと自分が思った印象とは、乖離しているものがほとんどでしたから。
 
ただ、自分の今後を考えたからといって「命にかかわらないから」と
脱毛に対して軽く考えていたことに対しては、反省しています。

「でも、髪(頭皮)もしんどいよ(苦笑)」
と、紹介先の医師に言われたとき、ハッとしました。
異常ということは、自分が感じていなくても、体は感じているんだと。
 
年々、体は老いてゆき、異常も出てくると思います。
これからは、少しでも健康でいられるよう、気を遣っていきたいと思います。
ちなみに、今は抜けた部分はベリーショートくらいになっています。
リアップ、効きますよ(笑)


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