リハビリ。

新しい生活にも慣れてきました。
最低限で、自分の望んだ家具(ソファー)を置き、娘の意見を取り入れた色合いで、部屋をコーディネートして居心地を大切にしました。
(しばらくはテレビは床に置きっぱなしだったけど)

確かに、急な転居にしては贅沢な事だと思います。中には身一つで出る人もいるのですから。
その代わり、済ませられるものは100均で購入していますが(^_^;)←言い訳！？

例え安くても大きな家具を買うということは、決意の表れでもあります。
そして、結婚してから今まで、主婦の城である台所をはじめ、家のすべてにおいて私に権限はなく、ものの上に重ねていくという暮らし方をしてきたせいでもあります。

ようやく、【自分が】落ち着ける“場所”が出来ました。
何より、ネックパーソンがいないということが、一番大きいのでしょうね。

その中で、ふと感じるのは。

今の私は、私なのだろうか？ってこと。

どうやら、感じ方がおかしくなっているらしく、「よく居られるね」と不思議がられることが多かったですね。
それだけ鈍感力に長けてしまっているらしく(苦笑)
怒りという感情が欠落してしまっているようなのです。
なので、怒りよりも憐れみの方が強く、腹が立つことよりも可哀想という気持ちの方が強く出てしまうみたいで。

今回は、心のアラームが鳴ったので決意しましたが、それでもそれは鈍く小さく、娘たちが本当に案じて決行したという感じだったので。

今の暮らしが、リハビリとしていいのだと思いたいのですが、長年蓄積されたものがそうそう簡単に解けるとは思ってないので、時間をかけて自分を取り戻していかないといけないとは思っています。