HITOMIのおくに(ちょこっと日記)

瞳にうつる たくさんのもの・・・日々を(出来れば面白く)書きたい、ちょこっと日記です。

嬉しさ半分、哀しさ半分。

2011年02月04日 |  思いのまま
誕生日、嬉しいこともありましたが、ちょっと哀しいこともありました。

まず、気をつけなくちゃ、と思った瞬間、ば~ちゃんを乗せたままで、スピード違反で捕まったこと( ̄∇ ̄|||)

最近、ば~ちゃんは用意に時間がかかるので、早めに迎えに行っても、
結局は同じような時間に出発になる。
その日に限って、迎えに使った道路がすいていそうだったし(通院には違う道路を使う)、
ネズミ捕りをやってないことも確認済みだったし、数々の検査があったので、
いつもは使わない道路を使い、そして、つい踏んでしまった(ー'`ー;) 

ま、これは完全にワタシの注意が足りなかったこと。

「すいません、受診時間があるので、早く切ってもらえますか」と警官に伝え、
手続きを早く済ませてもらった。
その警官が「気をつけてくださいね」と言ってくれて、
ワタシは「はい!寒い中ご苦労様です」と言い、警官の目の前でガーッと飛ばしがちに発進(´・∀・`)イケネー
これは、別にどってこと、ないネ(苦笑)


受診のとき、のんびり長女が春休みで、その日はたまたまオフの日(サークル活動がある)ので
受診病院が近所のこともあって、病院で待ち合わせた。
ば~ちゃんに、長女の顔も見せたかったし。(会うのは正月以来)

その後、受診中も昼食中も、同じ話のループとはいえ
長女は、ば~ちゃんと楽しく話していたりしていた。

哀しいことはその後。

ホームに着き、ワタシは今後の病院受診について、看護師の方と軽く話をしていた。
その間、ば~ちゃんと長女は、エレベーター前で待つことに。
ワタシが合流したとき、ば~ちゃんの口から出た台詞に、違和感を覚えたのだ。

自室に戻って話をしていても、どうも変だ。
他人行儀なのだ。

そう、ワタシと長女をすっかり忘れていたのだった

だって、ワタシの方を見ながら長女を指差し「お嬢ちゃん?」って聞くんだもの。
「あんた(長女)のお母さんには、ここで良くしてもらっている。大事にしてあげてね」って言うんだもの。
3時間ほど一緒にいて、今、この時点で顔を見て話しているのに、誰だかわからないんだもの。

「おばーちゃん、ワタシのこと、誰だと思ってるの?ヘルパーさんじゃないよ?」
と言うと、
『じゃ、誰や?あんた』

「・・・●●(夫)の嫁だよ。」

『え?あのこ、こんな嫁さん、もらってたんか。』

あぁ、覚悟していたときが来てしまったか。
いずれこんな日が来ると思ってはいたけど、目の当たりにするとショックだな。
あんなに可愛がってくれていた長女のことも、一瞬にして忘れてしまったし。
ホームに着いて、ほっとして、頭が切り替わっちゃったんだろうね。

未だに、なんにもしていない疎遠の娘のことを、褒めて言いまわるば~ちゃん。
その娘の顔を見たとき、ちゃんと認識できるのだろうか。
その娘は、かたくなにば~ちゃんの認知症を認めない。
その娘も、もう70歳。
お互い老いて、なにもわからなくなるのだろう。
その方が、お互いに、幸せかもしれないな。

コメント
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