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ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

旅の打ち上げ、チボリの花火(コペンハーゲン)

2014年12月30日 | たびたべた
日本の早朝です。変な時間にお腹が空いて、Fazerのチョコ全種類たべちゃいました。時差ボケな。

というわけで、
母娘の年末ふたり旅~北欧編~
無事に終了しました。

ドッカーン!
ありがとうございます、ありがとうございます!
ああ、ほんと楽しかったなあ…
寂しさに浸りつつ、コペンハーゲンでの一日を記録しておきます。


まずは朝ごはん。デンマーク名物のオープンサンド、スモーブローを真似して作ってみた。
チーズはおかわり!デンマークは酪農大国ですからね。

デニッシュペストリーは、デンマーク語ではなんとWienerbrod(ウィーンのパン)と言います。
そいえば、コペンハーゲン駅前には日本は広島に本店のあるパン屋さん「アンデルセン」もありましたよ。日本のお店って知らない地元民もいるそうです。

さてと。今までの街と比べて日の出が早いので、朝ごはん食べ終えたらすぐ出発しました。

気温0℃。今日は帽子なしでおっけー!
ちなみに、コペンハーゲンは自転車文化が発達していまして(上に注目)

確かに自転車いっぱい見ました。

それで、こういうところで車道じゃないからってウッカリSTOPの先で信号待ってたら、自転車にリンリンされました。

市庁舎にやってきました。

市庁舎の前の不思議な像たちの向こうに…あーいたいた!

アンデルセンさんです。どこ見てるの?

チボリでした。

お次は

クリスチャンボー。コペンハーゲンはここから始まった。

ヘルシンキやオスロに比べると開店前の時間帯は道路にゴミとか落ちてて「あ、普通だな」って思うけど、建物はほんとにかわいいんだよねー

くるみ割り人形だ!


着いたぞ、ニューハウン。運河沿いの家並みです。どこかに書いてあった“色鉛筆のような”家々、まさにそれ!

クリスマスマーケットの名残りらしい屋台でアーモンドたっぷりのグロッグを飲んだ。

さらに歩いて

アマリエンボー。旗が立っているときは女王様が在宮とか。

熊の毛の帽子を被った衛兵さん達が角からノソッと現れて、何も悪いことしてないのにドキッとしてしまった。

やっと着いた!

中心部から延々と歩いてまでこの海辺を目指してきた目的は(左端の人混みに注目)

人魚姫の像です。観光客がいっぱい。

朝日を浴びて。

白鳥も居ましたよ。そいえば「みにくいアヒルの子」もアンデルセン。

人魚姫の居るカステレット要塞を後にして

中心部へと

ざくざく

ざくざく戻り

いよいよショッピング!の前に

腹ごしらえ。

ロイヤルコペンハーゲンのかわいいカフェです。

スープと

(待って、ソーサーも素敵~そうか、ぜんぶロイヤルコペンハーゲンのなんだ。)

Smushi(お寿司にインスピレーションを得て、スモーブローをミニサイズにしたのだそう!)3種。

カフェの出口にはこんな飾りが。

さて、あとはショッピングストリートであるストロイエをひたすらウロウロ。可愛い雑貨にうひゃうひゃ言いながら。
ストロイエって、世界初の歩行者天国なんだって。歳末セールも始まっていて大賑わい。土曜日にもかかわらず多くのお店が夕方まで開いてくれていました。

デンマークの百均的なお店Tigerでは、父さんにぴったりのこんなお土産を見つけましたよ。


途中でお茶したデパ地下のカフェ。

これにありつくには、少し苦労しました笑
店内レジから離れたところにデニッシュが並んでいたので、その近くにいる店員さんに「これください」と言ったら
「あ、店内で食べるならあっちで注文してくださいね」
「…じゃあ、これなんて読むのか教えてください」
「ぶるー、だー、すないる(私にはそう聞こえた)よ。」
「ありがとう。」
「ほら、あなたも言ってみて!」
「え笑…ぶるー…だー…すないる?」
「バッチリ!じゃあレジにいってらっしゃい」
言われた通りに並び直し、やっと買えたというわけ。美味しさも一際です。お姉さん、ちゃんと通じたよー!
デンマークでもシナモンロールはよく食べられているそうですが、フィンランドのとは違ってデニッシュ生地です。これはこれで、うまいのう。
それにしても、ぶるーだーすないる…Brodがパンで、sneglがかたつむりだから、かたつむりのパンみたいな意味なのかな。検索してもどうしてもヒットせず、気になっています。

デンマーク語ね、書いてあるのを読む分にはドイツ語に似ててありがたいんですけど、ノルウェー語に比べて発音の仕方が難しいんです(法則を見つけられずに終わった)!そして、聞き取りにくい!

夕ごはんは、Irmaで買ったサラダなどをホテルに帰って食べました。

デザートサーカスのヘイバーグさんも書いていた通り、ベリーがありましたありました~

あ、Irmaっていうのはデンマークのスーパーです。

この可愛い女の子が目印。

実は車輪がついてた買い物かご。持ち手が伸びてビックリしました。

(たまたまこの後に解いた問題の解説でも

IRMAを発見!笑)

いつもならこのまま寝る準備に入るのですが、この日はパジャマに着替えずに、20時45分を待っていました。それは…

チボリ公園の花火が見たかったから!
ホテルの前から駆けて行くと

道行く人も、みんな立ち止まって見ていました。
チボリ公園のこのクリスマスバージョンの花火も、この日が最終日とのこと。まるで、一緒に私たちの旅の打ち上げまでしてくれているみたいでした。

ハートの花火も打ち上がりましたよ。

そうそう、ハートといえば、

コペンハーゲンの街はハートがいっぱいでした。ストロイエにも…

駅の切符売り場にも…

honninghjerter(デンマークのクリスマスのビスケット)にも…

コインにも!(私が出し間違える度に、TigerやIllumの店員さんが「違う違う、このおっきいのが20クローネだよ?」などと丁寧に教えてくれて、やっと覚えたデンマーククローネたちです笑←「店員さん達がそんなに優しいのはきっとあなたが小学生に見えたからよ」by母さん)

そして28日の朝、とぼとぼとデンマーク駅へ。

(駅大きくて左半分しか写せなかった。)

クリスマスツリーの撤去作業が行われていましたよ。
ホームにはドイツはハンブルグ行きのICE(インターシティエキスプレス)も止まっていましたが、そっちに乗り込みたい気持ちをなんとか抑えて、となりの空港行きに。

乗り継ぎのヘルシンキ空港では、Joulutorttu(フィンランドのクリスマスパイ)を見つけましたよ!カルダモンたっぷりのフィンランド版シナモンロールも、またまた買ってしまいました。

今回、最後に乗る飛行機。ここ一週間ですっかり好きになった浅煎りコーヒーとともにこれを食べ、あとは血まなこで問題集の残りを仕上げましたとさ。
おしまい。

フィンランド、ノルウェー、デンマーク、(今回は行ってないけど小学生のとき行った)スウェーデン。
また訪れたい国々です。できることなら住んでみたいとも思いました(リウマチが有名な留学先とかないのかな…笑)。長く滞在して、ここで生活する人たちと話がしてみたい。
今回訪れたどの国の人々も、お行儀が良く“話せばわかる”と思ってくれている感じがとても好印象でした。
例えば、空港でよく経験する長蛇の列で。横入りしようとした外国人には、スタッフも他の乗客も、みんなで分かるまで教えてあげていました。
「そっちじゃなくてこっちですよ。」
それでもしゴネるような相手なら
「順番に並んでください。」
「みんな同じ気持ちですよ。」
そして、
「わかればよろしい。」
叱りつけたり、無視したり、陰でからかったり悪口言ったりする人がいなかった。
それって、気持ちに余裕がある人たちができることなのかもな、と思ったんです。
なんとなく、日本で最近ちょっと少なくなってきているように感じる要素。
生活の豊かさ?自分の人生をコントロールできていると思えること?
考えの豊かさ?公平性を、満足を、幸福を、感じとれる心のスペースを持ち合わせているということ?
うっすらと、そんなことを感じたりもしました。


ではでは、Hej hej(はいはい/さようなら)コペンハーゲン、Hej hejわたしの時間!
そして、Hej(はい/こんにちは)現実…今日はこれから奉公ですよ。今のうちに勉強しとかなくちゃな~
あ、いけない。心のスペース!笑

山頂グリーンティー、レモン入り(ベルゲン)

2014年12月26日 | たびたべた
無事にコペンハーゲンに到着しました。
今はチボリ公園の花火の音を聴きながらこれを書いています。
ここのクリスマスマーケットは大晦日までやってるらしい!

ヘルシンキのなんか21日には閉めちゃってたのに。確かにホテルに向かう時に通り過ぎたチボリ公園の入り口、ギラギラしてたな…

ノルウェーと同じスカンジナビアとはいえ、駅に降り立った感じからして雰囲気がだいぶ違うみたいです。言葉も通貨もまたまた初めまして。あした一日で、この旅最後の国デンマークをしっかり味わってきますね!


さて、今日の午前まで滞在したノルウェーはベルゲンの思い出をまとめたいと思います。
まず何より、お天気の神さまにTakk(たっく/ありがとう)!
BBCの天気予報によれば、もし1日ズレていたら散策のためにとっておいた日はベルゲン名物の雨に見舞われるはずだったようです。そしたら

こんなことできなかった。(曲はもちろん、グリーグの組曲『ペールギュント』より「朝」。)
オスロも、私たちが経った後に気温が激しく下がったようで…覚悟はしていたけれど回避できるに越したことはないニャ。

(ベルゲンの世界遺産、ブリッゲン地区で何度もすれ違った猫。)

さて、鉄道からの眺めに大興奮して降り立ったベルゲンはあたたかい雨上がりでした。

フィヨルド観光の拠点となっている街です。

魚市場から。夏は観光客でいっぱいとのこと。

あったあった、ブリッゲンの家並みですよ。

そして次の日。

ブリッゲンの屋根たち。

クリスマス当日なので遅めの(しかし動いてくれている!…これはさすがに調べておきました)ケーブルカー始発に乗りに行きました。

乗客はけっこういるのだ。

フロイエン山を登っていきます…

おっきなトロルが出迎えてくれました。そして…

わあ!

朝だ!朝がきたよ!

そうか、グリーグはきっとこれを見て…(ここで二度目のファイフ登場となる。)

この柵は、ベルゲンの歌だそうですよ。

どこまでも、

どこまでも続きそうな…

好きだ!フィヨルド!(すみません、また何度も同じような写真を…)

次のフニクラが来るまで、水筒のお茶とFreiaのチョコでひと休み~
お茶はヘルシンキで間違って注文してからどうもクセになっている緑茶のティーバッグです。ホテルにもマックにも大抵置いてあるんだけど、レモンとかハーブの香りがついてる笑

それでは街も歩いてみましょう。

北欧のカラスは背中がグレーです。ショールサイン笑

今日の魚市場。

中心部にある

海の男たちの像。(…なんでやねん???)

フェスト広場の池にはクリスマスツリー。(私のパノラマ撮影がヘタで母さんをズタズタにしてしまってごめん。)

凍っているので鳥たちが当たり前のように立ったり座ったりしておる。

ブリッゲン以外の家並みも綺麗なんだわ。

この広場にあるのが大きな美術館Kode。4つの建物に分かれて池を囲んでいます。

ムンクの絵がある建物。今度来た時はぜひ!

グリーグ像みつけた。どうも、先ほどはお粗末さまでした!

ここからバスで行けるトロルハウゲン(トロルの住む丘!)という所に住んで作曲していたんだそうです。フィヨルドを見渡せるという素敵なおうち、夏来たら行ってみたいねえ。
…と母さんとひとしきり話してもグリーグの頭から飛んでいかない鳥。

魚屋のおじさん。

ここらでホテルに帰っていったん休憩~。私は勉強。

お昼は…セブンイレブンとともにクリスマス期間中も開き続けてくれた心強いDeli de Lucaの焼きそば等です(また!笑)。
鶏肉とかハムとか、だいぶノルウェー語の単語も覚えてきたぞ。

ここで休憩を入れたのは作戦で…

じゃーんっ。
暗くなってからもう一度フロイエン山に登ることにしていたからです!

夜景も綺麗と書いてあったので

朝から、フニクラ2往復しようって

母さんと決めてたんです!来て良かった!
でも手が!手がかじかむ!iPhone落としそう!

さっき行ってきたフェスト広場のクリスマスツリーも見えますよ。
ちなみにトロルは夜見ると怖かったです。

帰り道。

夜のブリッゲンの

隙間探検。

床も木で、ミシミシ言います。

狭いのね。

干しダラの倉庫にもなっていたそうです。

君か。

あ~、寒かった。
と言いながらお客さんがどんどん入ってくるホテルのレストラン。
夕ごはんはこちらで、きちんとしたものをいただきましたとさ。
そしてもちろん、サウナへ。

で、そのブリッゲンが次の日どうなっていたかと言いますと

あれま。

あまり寒くはないので、モフモフした雪ですが

ガンガン降ってました。

そんなに寒くにゃいけど!

あの干しダラさんは

次の旅行者にも気付いてもらえるように雪を払っておきました。

そんなクリスマス第2日目。


この日は13時から例のアレが開くことを知っていたので市民プールまでザクザク、雪ニモ負ケズ。

魚市場からの景色はまた新しくなっていした。なんてグレーなんだ。

途中、ビッグマック指数最高といわれるノルウェーのマクドナルドでもお茶してみました笑

プールに到着するとすでに親子の行列が。そしてなんだか、いい香り!正体は…

ジンジャークッキー!

そう、ベルゲンの子どもたちが毎年つくるジンジャークッキーの街、ジンジャーブレッドタウンです!

一つ一つかわいいし

スケールが大きい。世界最大のジンジャーブレッドタウンです!て書いてあったけど、そりゃそうだ!笑

あ、フェスト広場だ。

ディーゼルって書いてあります。

プールの構造を利用してか高さをつけてあって、階段を登って見下ろすことも。
子どもたちは、親たちが(たぶん自分の子の作品を)見物している間、脇に作ってある滑り台で遊んでいました。

いやはや満喫しました。
(ベルゲン空港へのバスから母さんが撮ってくれた一枚↓)

かわいくて素敵な街でした。
ヘルシンキやオスロと違って機能的でかっこいい大都市ではないけれど、
ベルゲンの人たちが私たちを見ても最初から英語と決めつけずに先ずはノルウェー語で話しかけてくれる感じ、好きだったな。

ではでは、もう少し問題集やってから寝ます。

おやすみなさい!

おっとっとと焼きそば(オスロ→ベルゲン)

2014年12月25日 | たびたべた
静まり返ったベルゲンの街からGod jul (ぐゆーる/メリークリスマス)!
フロイエン山のフニクラ(ケーブルカー)は11時から運行するそうなので、今朝はホテルでゆっくりしてそれを待ちます。

昨日のベルゲン急行、素晴らしかった…

8時25分発。

ホテルで水筒に淹れてきた温かいお茶と、駅で買い込んだノルウェー版おっとっと。

オスロばいばい!

やっぱ凍ってる。

雪が眩しい!スキー担いで降りていく人あり、里帰りらしく駅で待っていた人とハグする人あり。

木がなくなった。駅に停まるごとに海抜何メートルかを言ってくれるので、納得。耳もボーッとします。

お昼ごはん。ノルウェー入りしてからよく見かけていた丸パンはしっとりとした食感、味は甘いけどかなりスパイスが効いていました。車内販売のココアも美味しかったです。このあたりから水筒が前に滑り落ちたりして、下り始めたことがわかりました。

あの…ここから写真を大はしゃぎで撮ったのですが…

がんばって厳選したので…

いっぱい載せてもいいですか!

一緒にフィヨルド体験してください!

(BGMはグリーグのピアノ協奏曲を推奨)





























ああ、楽しかった。14時59分、ベルゲン駅に到着です。

覚悟はしていたけれど、本当にセブンイレブンくらいしか開いていなかった。

ウォック味の焼きそば、なかなか美味しかったです。
母さんとYouTubeでグリーグのピアノ協奏曲を聴きながら「たしかにこんなだったね!!」なんて言いながら。

ベルゲン急行からぐもーん(オスロ)

2014年12月24日 | たびたべた
God Morgen(ぐもーん/おはよう)
オスロの街にさよならして、一路ベルゲンへ。
鉄道ファンなら一度は乗ってみたいというベルゲン急行を予約して乗ってみました。
どんな風景に出会えるか楽しみですが
まだ8時台で真っ暗なので、今のうちに問題集を仕上げようと思います。ベルゲン駅で一冊捨てて荷物を軽くするのが目標!


さて、その前に昨日歩き回ったオスロを復習。

まずは朝ごはん。



朝から温かい野菜料理とか食べられるのが嬉しくて多国籍プレートにしてしまいましたが
フラットブレッドやブラウンチーズ(
←砂糖を焦がしたような甘さ)、サバやイワシといったノルウェーの味にチャレンジしてみましたよ。
小さいニンジンも駅の売店などでよく見るのでとってみましたが、全然クセがなくて美味しいです。
ちなみに写真2枚目奥のジュースは桃です。茶色いけど桃。

お腹いっぱいになったところで出発!
まずはオスロ駅で次の日に乗るべき列車の確認をしたり、郵便局で荷物を送ったり。

明るくなってきたところでオペラ劇場へ。

ここは自由に屋上へ登り、

オスロフィヨルドを眺めることができるんです。

とっても綺麗でした!

クリスマスでおやすみだった国立美術館…の前で、コーヒーを飲みました。
道行く人々が飲み歩くコーヒーがとってもいい匂いでね。

王宮公園を歩きます。

オスロの街は、本当に銅像がいっぱい。

この男性の目線の先は

オスロ大学です。

真っ白な雪を踏みしめながらずんずん進んでいくと

王宮です。スケールが大きい!そして、美しい…

振り返ると王宮に続く道がまっすぐ伸びていました。

次はトラムに乗って(このトラムに乗るまでがね、私の予習不足のせいで大変だったんですけど)

ヴィーゲラン公園へ。(暗くなる前に着いた~泣)

これまたおっきなおっきな公園です。

ヴィーゲランさんの作った銅像がたくさんあります。

不思議なのもありますが

基本的に愛の感じられる作品です。

解説をしない主義だったそうなので

好きに解釈していいみたい。

何を企んでいるのかい。

怒られたのん?

怒ってる怒ってる。(この子が一番人気で写真撮るの並んだ。)

後ろにもいるよ。

三人家族。

相談中。

母さんとホテルのサウナに入ってる時こんなかんじ。あー、今日も入ろうっと。


中心にある塔は大きすぎていっぺんに見られない。

とても楽しかったです。
今は一面雪だけど、チューリップか咲くらしい。地元の人はここでピクニックをするそうです。

さて、銅像と戯れて冷えた体をトラムで温めなおして

ノーベル平和センターへ。ここは開いていました。

子どもにも(我々にも)わかりやすい言葉で、ノーベル平和賞についての展示がされていました。
こんなに行ってよかったと思うとは思っていませんでした。

日が暮れる。

市庁舎もすてきな建物。

ノルウェーの人は背が高いです。(朝食ブッフェのパンも背伸びしないと取れません。)

夕ごはんはスチームドしゃけと

ミートボール(私にとっての北欧の食べ物の象徴)!じゃがいも3つはさすがに食べ切れなかったわ。

イプセンやムンクが通ったというグランドカフェは予約でいっぱいだったので外から眺めました。


駅のお花屋さんにはもうチューリップがありましたよ。

アマリリスはつぼみを束にしてある。ゴージャスだ~。

疲れたのでこの日も早めに帰りました。
写真でご覧の通り雪が溶けていないだけあって、気温がかなり低かったみたいです。
翌朝に備えて荷造りをし、「列車に乗り遅れないように朝ごはん急いで食べなきゃね!」とか言い合いながらいつの間にか眠りの世界へ…

ハンコ寿し(ヘルシンキ→オスロ)

2014年12月22日 | たびたべた

本日のランチ。
「HANKO 印」という看板のオシャレ寿司屋さんでした。
同じショッピングセンターに日本食屋さんがもう一軒入っていてビックリ。

という風に、今日はヘルシンキ2日目で移動日なのでゆるゆると過ごしました。

朝食は

周りキョロキョロまねっこシリーズ。
ジンジャークッキーに青かびチーズをのせて食べるのは昨日のお昼のお通しで気に入ったもの。
具沢山のバゲットサンドは、もっと大きいのがスーパーにいっぱい並んでいます。

今回はヘルシンキから鉄道に乗ることはないのですが、中央駅も見に行ってみました。

ランプを持った大きなおじさん達。

教会のような内装。

かっこいいなあ。向こうに小さく丸く光るのは観覧車です。

その観覧車に向かって歩いて行くと

マーケット広場があります。

夏はもっと賑わうそう。

ほんとにサーモンいっぱいね。

朝日が綺麗でした。


そっかー。フィンランドの人も年末に餅つき…って、え??

さて、大好きになったヘルシンキにお別れをして




オスロ空港に到着。

フィンランドに比べ、ノルウェーの方が人々の髪や肌の色が少し濃いような気がします。
言葉も英語やドイツ語に似てきて、少なくともフィンランド語よりは想像がつきやすい。
そしてさっそく、物価の高さも実感…

この後、シャトルバスで乗り過ごし
運転手さんの計らいで特別にホテルまで運んでもらったのは秘密です。
「はっはっは。まあ落ち着きなよ、クリスマスだからね。あっちのバスの運転手ににっこり微笑みかけて、僕(運転手さん)の名前を言ってから事情を説明してヒッチハイクするんだ!」
おおなんと優しい…Unnskyld(うんしゅる/すみません)……
友人Sと行った下田でも乗り過ごして運転手さんや地元の人に助けてもらったことを思い出しました。こういうことが起きる度に、私は私に何か出来ることで、日本に、いや世界に恩返ししなければいけないなあと思います。

明日は霧が晴れるかな?

グロッギと平手打ちされた耳(ヘルシンキ)

2014年12月21日 | たびたべた

1日歩き回って冷えた体を、ホテルのサウナで温めてきたところです。
帰り着いた時は(まだ夕方6時だったけど)あちゃーちょとはしゃぎ過ぎたかなと思うような疲れだったのですが
サウナの本場でその意義を実感、みごと復活を遂げたのでした。


きょうの1日を写真で振り返ります。

まずは、待ちに待った

朝ごはん!笑
案の定3時にパッチリと目が覚めてしまい暇すぎて朝勉したので、余計にお腹が空いていました。
小さい頃は時差ボケってとっても怖いものだったけど、味方につければこんなもんだわ。

朝食ブッフェは8時からと遅めでしたが、窓から見える真っ暗な風景に納得。まだイルミネーションとか普通に灯ってたし。
昨日スーパーで「気になるけど食べきれないしなあ」と思っていた大きなパンや洋梨、ピクルス、お魚の漬けたの、ジャム…いっぱい食べてみることができました!
写真左上のひだひだのパンは、カレリア・パイです。

エレベーターホールにある中途半端な見ざる聞かざるみたいな芸術品がなんかかわいい。

部屋に帰って、身支度。フィンランドの女性は髪を1本の三つ編みにしている率がどうも高いので、私も久しぶりに母さんにやってもらいました。

さて、それでは出発です。日曜はほとんどのお店が12時オープンということだったので、午前中はヘルシンキ北部のシベリウス公園を目指します。

初っ端から、地元の人たちが散歩やジョギングをしている湾沿いの小道に迷い込んでしまいました。とっても素敵なところでした。

ここで、地元の人と同じ道を同じテンポで歩いてみて母さんが気付いた。
彼らは足が長い。


9時台、水面に凍っているところとそうでないところがある位の気温です。


さすがはフィンランドといいますか、やけに色鮮やかなカモ達や


まるまると太ったスズメ達。
そういえば、イッタラに展示されているガラスのトリ達もふっくらしていたような気がします。


オペラ座を通り過ぎ

(あ、実際こういう三人組が昨日もデパートの前でクリスマスソング歌ってたなあ)

(お寿司屋さん多いなあ)
…また迷いました。
地図を読むのが、少し苦手かもしれません。
ありがたいことに、親切なおばさんが声をかけてくれました。フィンランドは皆さんいい人達で、こちらもにっこりしてしまいます。
それで、おばさんに思っていたのと全く逆方向の道を案内されたので、半信半疑でkiitos,kiitos!とお辞儀して、いちおう言われた通りに進んでみると

着きました笑

霜踏むとパリパリ。

いた!シベリウス!

思っていたより小さい(興福寺の仏頭をイメージしていた)。

周りに誰も居ないので

やってみた。

前からやってみたかったこと、曲はフィンランディアの一節で。
(ファイフは軽いから旅行にぴったりですよ!)
すっかり仲良くなった私たち。

「シベリウスさん、気まずそうだったわよ。」by母さん

以上、シベリウスイヤーを目前に控えたシベリウス公園でした。


大満足でベンチに腰掛けてみて私も気付いた。
ここの人たちは、本当に足が長い。

さあ、再び湾(さっきとは別)沿いにぷらぷら歩きます。
ヘルシンキを歩いていると、すぐ湾にぶつかるんです!

そろそろお茶したいねえと話していると

ありました!

内装もとっても可愛い小さなカフェでした。

優しい店員のお姉さんに勧められるがままに、シナモンロールも買っちゃいました。隣の夫婦も一人ひとつ食べてたな。スパイスがガッツリ効いていて美味しかったです。コーヒーによく合う。
ちなみにフィンランド語でシナモンロールはコルヴァプースティと呼ばれ、これは「平手打ちされた耳」という意味だそう笑

店外にあるトイレまで素敵なカフェでした。
お、お日さまが出てきましたね。ここで11時過ぎ。

また住宅街をてくてく

てくてく

おおっと、見逃しかけました「岩の教会」。

テンペリアウキオ教会という、ルーテル派の教会です。
“岩を自然な形に保とう”という主旨でコンペティションで選出された設計で、1969年に完成したそうです。

岩にすっぽりと隠れたような外見と中の剥き出しの岩壁がおもしろかった。
コンサートも開かれるようで、たしかに音響もよさそう~。

ここから雪が降り始め

お腹も空いてきたので足早に中心部へ戻ります。

お昼はカレリア風ビーフシチューと北極イワナの燻製を注文してみました!
トナカイやクマの肉もありましたよ。

食べ終わって外に出てみると、

すっかり雪景色に変身していました!
ヘルシンキ大聖堂とその下に広がる元老院広場で開催されているクリスマスマーケットです。
でもここの見物は暗くなってからにとっておくとして、さらにてくてく…

また湾にぶつかりました。

橋を渡ると

ウスペンスキー大聖堂、今度は荘厳なロシア正教の教会。今はとっても住みやすそうな国に感じますが、スウェーデンに支配されたり、ロシアに支配されたりと、なかなか大変な歴史を歩んできたフィンランドです。

ここで夕焼けの沈むのを見たのが、午後3時前。

亀がいっぱいいて何事かと思ったら車止めでした。

さっきとは全然違う色の大聖堂。ここからの暗くなり方は急激ですよ~。

というわけで、あとは思う存分エスプラーナディ通り等ショッピングエリアを楽しむことにしましょう。
イッタラにアラビアにマリメッコ~♪

今日が最終日の大きなクリスマスマーケットは、

主にメリーゴーランドが最も長い行列をなしていました。

お目当てのグロッギ(ホットワイン)も飲んだし、お店も閉まる時間になったからそろそろ帰ろっか。

フィンランドはほんとにクリスマスが好きなんだな。

以上、近年稀に見る運動量でした。いいお天気でよかったです。
それでは少しおべんきょして寝ます。Nakemiin!



くまのビールと輪っかのパン(成田→ヘルシンキ)

2014年12月21日 | たびたべた
Moi!

ヘルシンキに到着しました。

旅の最初に出会ったフィンランドは、フィンエアー機内のビールでした。

(フィンエアーは紙ナプキンやコップがマリメッコですよ!)
人気なのですね、
美味しくておかわりを頼んだら、もうなくなっていたそうで
ゴメンねと出されたお次はデンマークのビール。

ふひーっ。
いい気分になって3冊持ってきた問題集のうち1冊目に手をつけてみたり。
昨日までに貯まったノルマを必死でこなしてきたせいで時差ボケ対策カンペキのはずなのですが、なんだかあんまり眠れませんでした。だんだん頭も痛くなり…笑

しかし、空港からのシャトルバスから眺めた静かで綺麗な街並み(控えめな街の光が湾にゆらゆら映るんです!)にウキウキをもらい
中央駅に降り立った瞬間、キンッとした冷たい空気にご機嫌復活。

ここから1時間限定の交感神経賦活によりソコス(デパート)を見て回り、マリメッコやイッタラ、アラビアの商品たちに母さんときゃーきゃー言ってきました。

宿泊はそのソコスにくっついているホテル。

(ホテルのエレベーターホールからデパートが見える。)

夕ごはんは地下の大きなスーパーで買ったサラダやフルーツです。

輪っか型のライ麦パンレイカ・レイパ。調べてみると(今はWiFiがあるので便利ですね…)穴の開いたパンという意味。昔は、このパンを家の梁からつるした棒にひっかけていたそうですよ!

パジャマはユニクロで買ったムーミン柄です。

ムーミンは、今回の旅が決まって初めて読みました。
すると途端に、ムーミンのイラストのついた品物が愛しく見えてくるという…
今年は日本にもたくさん来ているようですが
ヘルシンキのデパートやスーパーのムーミン率、高いです。
まだ1カ国目なのに、危ないです。

とはいえ、ムーミンの小説の内容自体は小学生の私が児童文学こわいこわい病になっていたタイプの世界観。
国試の勉強ばかりでやつれた心には心地よい、というか
23歳で読んでみて、これは寧ろ大人っぽい本だったのだなと感じました。
フィンランドという国の空気も影響しているのでしょうか…
2日間で感じ取ってみたいと思います。

明日の町歩きが楽しみ!
でももう体力限界!
寝ます。Moimoi!

クリスマスシフォン

2014年12月14日 | こむぎこ日記

シナモン、オールスパイス、クローブそしてキャラウェイを混ぜ込んだ茶色い生地を、白いクリームでデコレーション。

豆乳ホイップなので母さんが食べても目が腫れません。
乳製品おっけーの場合は、生クリーム:マスカルポーネチーズ=2:1を泡立てたクリームを塗っても。お砂糖も控えめに加えてね。

一度やってみたかった、ワインボトルに逆さ干し。

シフォンケーキって、なぜか今まで作ろうと思ったことがなくて
食べてもらう瞬間までドキドキでした。
何か焼くこと自体、久しぶりだった。
でもやっぱり、自分の作ったものをおいしいおいしいって食べてもらえる喜び、幸せ。





早めのクリスマスと5周年のお祝いでした。

私をわかってくれようとしている。
私もわかろうとしている。
それを常に感じられる人。
完璧にはわからなくても。
そして、この人は私のことを知ってくれているんだ
とだいじなときに確信できる人。
それが自分にとっての大切な人かな、と最近思います。


お夕飯の買い物ついでに見に行ったイルミネーション。

川面や歩く人々の顔まで真っ青に染める、LEDの光たちでした。

スパゲティグラタン(風)

2014年12月09日 | ひとり飯 ~持続可能な生活会議~

これが今年最後のひとり飯写真かなあ。
ミートソースのスパゲッティにホワイトソースかけてチンするだけの、即席グラタン“風”。
うちオーブンないんだもの。

なんか私の家族にはたまたまグラタンを食べる文化がなくって(私が小さい頃チーズ苦手だったからか?)
「グラタン好き好き言う人多いけどそんなかな」と思ってたんです。
グラタンと呼ばれる料理の範囲も広くていまいちイメージが掴めなかったし(「下調理した肉,魚介類 ,野菜,マカロニなどをソースで和えて,焼き皿に盛り,おろしチーズ,パン粉をふりかけ,バターを掛けて,天火で美しく焼上げた料理」だそうです。)…
でもそういうものに限って、大人になっていったん誰かに食べさせてもらったりして美味しい!?って思うと一発大逆転したりするよね。
ちなみに父さんが“東京に出てきて初めて出会ったふたつの「ほ」!”はホッケとホッピーだそうで、両方とも今でもしょっちゅう頼んでます。





ヴェルディのオペラ「ドン・カルロ」を観てきました!

喜び、悲しみ、怒り、後悔…登場人物達の感情が次から次に、舞台全体から痛いほど伝わってきました。

もちろんソリスト一人ひとりの表現の幅の広さにも何度も圧倒されたのですが
指揮者もコーラスもオケも装置も、その時その時で“最も伝えるべき”誰かの感情、そのたった一つを表現するという共通の目的に従ってそれぞれの持ち場で全力で動いていると感じられたことが印象的でした(総合芸術…ってこういうことなのか?)。だから曲ごとの拍手にも力が入りました。いろんな方向に拍手の腕を伸ばしたくなりました。

そうそう、生きてたら、ヴェルディにも大きな拍手を送りたかったです。
すごい作曲家だったんだなあ…素人の私が今さら言うことでもないですが!
自然だけど情緒的なメロディー、人の声と様々な楽器との組み合わせ方…人を三時間半もハラハラと夢中にならせ続けるほど、効果的に作ってあるってことなんだと思います。
オペラ音楽の知識もそれほどない、国も時代も遠く離れた私のような客が観てもこれだけ楽しめるということ自体、すばらしいことではないでしょうか。

誘ってくれたRには感謝です。休憩時間にキャーキャー言え合える友だちがいたので安心して興奮できました。

そしてそして、そんなすばらしいものをあんな間近で(指揮者の横顔に好きなだけかぶりつき)こんな値段で見せてくれた新国立劇場アカデミック・プラン!なんてお得なのでしょう。
25歳までのサービスだそうなので…今23歳だから……あと何回か利用できたらいいなあ。

ツナたまごごはん

2014年12月08日 | ひとり飯 ~持続可能な生活会議~

ツナ缶半分にマヨネーズとしょうがを大さじ1/2ずつまぜて、生卵を混ぜたほかほかごはんにのせるだけ。

食後のコーヒーは、ラム酒とお砂糖たっぷり入れてバターをちょっぴり浮かべるのがマイブーム。





懇親会で頼んだ土佐のお酒、美味しかったです!栗の焼酎も飲んでみました。土佐の人ってお酒好きだから、水はそんなに良くないんだけど酒造りがんばっているんだとRが教えてくれました。
来年度からお世話になる新しい仲間のみんなもいい人達そうで、ホッとしています。「この人たちと働きたいなら」と、国試の勉強をがんばらないといけない理由がまた一つ増えました。(別にがんばってないわけじゃないけど…なんとなく単調でダレてきちゃうからね。)


実家で撮り貯めたTEDのまとめ見。
友人Kが本を貸してくれたこともある精神科医のオリバー・サックスさん、がんの微小環境を研究するバリバリ女性研究者のミナ・ビッセルさん、中学生の頃からレシピのファンだったシェフのジェイミー・オリバーさん、アフリカ出身アメリカで大活躍中の女性エコノミストのダンビサ・モヨさん。

みんななんとなくは知ってたけど、喋ってるのは初めて観た。
スピーチを聴くと、同じ厳しい発言をしていても文字で見るより人間の柔らかさを感じ取れる気がする。
そしてその柔らかさに触れることで、いとも簡単に新しい考えを吸収できることがある。

ちなみにジェイミーはいまアメリカの肥満問題に食の面から取り組んでいて、家庭の味を教わらない人が増えているのも問題の一つと言っていた。
その点、私は今週ずっと実家にいて、母さんの肉じゃがやおでんを堪能してどんどん元気になっています。
卵かけご飯だけじゃダメなのは知ってる笑