ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

できんレジの、今日の嬉しいお知らせです

2016年02月26日 | デキんレジの雑記帳
おまえこのままじゃダメだ、ダメだと私ばっかり捕まえては叱ってくれる怖い先生がいます。なんにも反論できることなくて尊敬してるけど正直その先生のオペ日の朝は憂鬱。今朝もそうだった。でもオペ後半になって、なんと「カメラ持たせてもらったら?」って言ってもらえたんです。

カメラ、重かったです。腕がプルプルするのを必死に抑えてたら、私の唯一の取り柄である“品のない上司を喜ばせるテキトーな相槌”を発動できなくて逆に怒られました。

ごほうびをもらったからという訳ではなくて、こんな日を待っていられるくらいの心の平静は保てていた自分に気づいて、思い出した言葉があります。

いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。どんなことにも感謝しなさい。

テサロニケの信徒への手紙I、5章16~18節。私たちが入学した年度の中学校の標語聖句だった。実は今年度、この言葉に何度も何度も力をもらっているんだなあ。

春一番に吹かれて

2016年02月13日 | デキんレジの雑記帳
午前勤務のはずなのにもう15時だーなんてボヤきながら一人ぼうっと歩いていると、強い風に乗って何かとても懐かしい匂いが。とっさに首を振り周りを見渡せば、沈丁花の低木がぱんぱんに膨らんだつぼみを掲げながら折れんばかりに揺れているのでした。

もう、そんな季節です。

ヤバい。
一年経とうとしている…

*****

初期研修1年目最後のローテーション、外科の2ヶ月(なぜか内科レジの中で私だけ長い)が始まっています。
手術だけでなく病棟管理をがんばらざるを得ない(いろんな意味で)この研修は、私にとってとてもよい復習であり、予習であり、モデルであり、他山の石であること、神さまが与えてくれた大きな大きなチャンスであることをひしひしと感じています。優しい同期たちと一緒だからこそなんとか乗り切れるというくらいの、たぶん自分にとってはギリギリの負荷がかかっています。時期もメンツも最高で、こればっかりは私の努力ではどうにもならないことだから、最近はただひたすら神さまにありがとうを言います。泣いてる時も怒ってる時も…

*****

ひょんなことから部屋の大掃除を始めました。

廊下の床にはなるべく物を置かない方がマシに見える(あ、備忘録です)。


ぬいぐるみはこれ以上増やさない(これも自戒のために)。


バラになったティーバックから消費すること(写り込んだ日めくりがさりげなく良いこと言ってる)。


以上のことを忘れずに部屋の状態を保てるよう、富良野から連れてきた笛吹き君には風紀委員になってもらいました。
思いがけずスッキリとした気持ちになって、これが断捨離なのねと実感したわけです。なんだか週明けからまたがんばれそう。

*****

初期研修の目的は、「これをがんばってやっていればいいんだ」というものを見つけること。癖をつけること。だから私はみなさんの親のようなつもりで日々語りかけているのです。

一言ひとことが、辛いほど沁みる。たった2週間前に新たにやってきた先生が言ってくれたこと。実際、先生が来た前後で全体の空気が変わった気がした。たぶん、すごい先生なんだと思う。

*****

今が、チャンスなんだ。
勉強も、しなくちゃ。
でも目の前よりちょっと先のことを勉強をするのも、日々のモチベーションにつながるかな。
というわけで、ようこのほんだな新入荷一覧:

昨年12月発売っ!やっぱりドイツ語を勉強しなおしたいと思った…
「心身医学の最前線」
http://booklog.jp/item/1/4422113127

わかりやすくコンパクトでとっつきやすい、すぐ使える
「レジデントに贈る 心療内科の思考プロセス」
http://booklog.jp/item/1/452541541X

やっぱり、夢が力だ。
でも、夢物語じゃなんにもならない(最近S先生にオペ中に説教される時よく言われる言葉)。
以上より、やりたいことに集中するために他のことはぜーんぶお休みにしたいような気分です。