ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

かぼちゃのドロップクッキー

2006年10月28日 | こむぎこ日記
ハロウィンの日に焼いていきました。
ベーキングパウダーとベーキングソーダをどっちも使う、ちょっと謎のレシピ。
そのせいか、見た目からは想像できないパンみたいな食感に仕上がって、友だちも驚いていました。


そうそう、この前読んだ「高慢と偏見」で好きなところ読み返してたんだけど、
特にエリザベスのこのセリフがお気に入りなので記念にメモ!

「私は世界一の幸せ者です。同じことを言った人はたくさんいるでしょうけど、この言葉は誰よりも私にぴったりです。私はお姉さまよりもっと幸せです。お姉さまはほほえむだけですけど、私は高笑いしています。」

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ハード系パン各種焼きあがりました

2006年10月28日 | こむぎこ日記
昨日はリーン生地を粉500gで捏ねたので、いろんな種類が焼けました。
油は全然使わずに、(洗い物がラク)皮はぱりっと、中はひきの強いパン達です。
左上からベーコンエピ・丸パン・フランスパン風クッペ・豆パン・いもパン。
何種類もかごに入れると、パン屋さんみたいで見てて嬉しい


成形もだいぶ慣れてきた、ベーコンエピ。
粒マスタードの酸味がよい。(ときどき塗り忘れちゃうんだなあ、これが。)


焼く前に初の試み、上新粉をまぶしました。
堀井和子さんのレシピによると「上新粉をまぶすと、パリッとつっぱったような皮ができて、独特のすっとして懐かしいような香ばしい香りに仕上がります」
おっしゃる通りでした。


成形時に思いついて、冷蔵庫を覗いたら豆とさつまいもの甘煮を発見。
豆ってわかるように、生地に包んだ後に少し台の上で力をいれて転がすと、表面下まで豆が出てきてくれました。

驚いたのは、焼きあがって天板を出したら、なにやらパチッパチッて音がするんです。
パンが発していた音だったんですよね~。こんなの初めて。かわいかった。
「森は生きている♪」じゃなくて「パンは生きている♪♪」という感じでした。


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かたつむり君たち

2006年10月25日 | こむぎこ日記
昨日は創立記念日で早く帰れたので、
オーストリアで買ったGrosse Mausのレシピより、~Schnecke(シュネッケ)2種を焼きました。シュネッケはドイツ語でカタツムリ。向こうのパン屋さんではMohnschnecke(黒けしの実シュネッケ)やNussschnecke(くるみシュネッケ)が売っています。
私は、あんことこの前作った「からめりんごパン」のアーモンドペーストが半分残っていたので、それを入れて真似してみたんです。


"Ankoschnecke"和菓子みたい


"Mandelschnecke"こっちは輪切りにしてから焼きました。

生地にレモン汁を入れるとか、生地がボウルにくっつかなくなったらこね終わっていいとか・・・あんまり膨らませなくていいってことなのかな。
美味しかったけどいまいちまだ解せないレシピ。でもちっちゃいかわいいのがたくさんできるから、差し入れ向きかも


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かぼちゃ白(黄)玉 あんこがけ

2006年10月22日 | こむぎこ日記
かぼちゃを練りこんだ白玉、昨日のデザート。
“和“スイーツは素材の味が尊重されている感じが好き。

思えば金、土とよく歩く日々でした。
まず金曜は遠足で弘法山に登りました

遠足といえば「カメ」がまっさきに思い浮かびます。
幼稚園でよく歌った曲に、「かめの遠足は3日前からリュックサックにお菓子を詰める~
という大好きな曲があって、特に最後の部分は私のテーマソングにしたいくらいお気に入り:「のんびり行こう。のんびり行こう。急いで行くと、すぐ終わるだろう。のんびり行こう。のんびり行こう。のんびり行けば、まだまだ続く」
最近しみじみ、良い曲だなあと思う。幼稚園生はまだこの歌の良さをわかっていないで歌っている!

さて話を戻して、学校の遠足は毎年ハードになってきているけど、先生達によると高1にしてはラクだったそう。
汗でびしょびしょになって、とっても気持ち良かった。
途中でM先生がなにやら採集していたので、
「何採ってるんですか?」って聞いたら「三つ葉!」と言って私にくれたので、
母さんが作ってくれた夕ごはんの豚汁に浮かべて食べました。
野生だったけど、大丈夫。(先生を疑うわけじゃないけどちょっと心配だったもので。)
ちゃんと三つ葉の香りがしたし、24時間以上たってもお腹痛くないです。
それにしても先生、さすが山好きとあって、いろいろ詳しいし歩くの速い・・・


土曜は母さんの知り合いの方に招待してもらったおはなし会に行くついでに、最近ふたりとも運動不足ということで「歩かなきゃね!」という結論に至り、
うち~下北沢、渋谷~うちでそれぞれ一時間ずつひたすら歩きました。母さんとべらべらべらべらしゃべりながら。
前日の山登りのおかげか、足が最後まで重くならず、珍しくヘルシーな自分を感じてちょっとにやけました。この調子で毎朝渋谷まで一時間歩いてから電車に乗って学校に行けば?と母さんに言われました。授業ぜんぶ居眠りしてて良いなら、喜んで

ちなみにそのおはなし会というのは、「お話と音楽の小さな会」といって、教会の中の部屋が会場でした。絵本の読み聞かせと歌を組み合わせたり、お客さんも一緒に歌を歌ったり、最後はおそらく教会員の方々が用意してくださったお茶と手作りお菓子をいただいたり…。入場は無料の代わりに自由献金という形で、難病の子供と付き添い家族の滞在施設“ちいさいおうち“に毎年寄付をしているそうです。よく知らないで連れて行かれたんだけど、心がほんわか温まるような、さわやかになるような素敵な会でした。会を作っている方々はきっと有志で集まって、お客さんに楽しんでもらうためと“ちいさいおうち“の団体の活動のためだけを思って、自分への利益は求めずにがんばっていらっしゃるんだなあということが伝わってきて、私もそういう純粋な気持ちを持ちたいと思いました。
それに、音楽や朗読と手作りお菓子…なんだか私の好きなこと全部くっつけたみたい!それで、(それで?)いつか音楽喫茶をやってみたいな~と思ったりしました。

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ごまポンデケージョ

2006年10月21日 | こむぎこ日記
おととい買ったもちもちパンのレシピで、昨日遠足から帰って早速ポンデケージョを焼いてみた
からめりんごパンの発酵中に全部済むほど単純なレシピでした。
卵が大きかったからか、書いてある通りにしても生地がゆるくて、借りてきた「エリザベスタウン」のビデオを母さんと見ながらひたすら木べらで混ぜてたんだけど、どうしようもなくなって、手でこねて丸める代わりにビニール袋に入れて搾り出すことに。
でも焼いたら膨らんで丸くなってくれた♪食感も、「あー。これこれ!」になった♪

バリエーションもたくさんあるし、
白玉粉をもっと増やして再挑戦しなくちゃ


というわけで昨日は(ボウルを抱えながら)「エリザベスタウン」、今日の朝は「プライドと偏見」の鑑賞会を母さんとしました。映画なんて、とっても久しぶりだったんだけど、やっぱりこういう時間も必要だなあと思いました。2つとも気に入ったし、ストーリーのことだけを考えていられる時は自分に余裕が出来る。景色の映像がとっても綺麗だったり、女優さんがとっても綺麗だったり、BGMがとっても綺麗だったりすると嬉しくなる。
でも「プライドと偏見」は、原作の方がもっともどかしさとかまわりくどさが強く表現されてたと思う。でも実際に映像で当時のイギリスの人々の生活が見られたから、とても興味深かった。私はこの時代のこの国には生まれなくてラッキーだったと思ったけど。
それから、エリザベスタウンはアメリカ英語、プライドと偏見はイギリス英語だったので、その違いも楽しかった。私は授業ではアメリカ英語の馴染みがあるので、プライド~を観始めたときは聞き取りにくかったけど、慣れてくるとなかなか素敵な響き。言葉がハキハキしていているから、最近習ったフレーズが出てきたりするとオッ!って気づきやすかった。






からめりんごパン

2006年10月21日 | こむぎこ日記
紅玉が出回るようになりました!
さっそく1個を全部くし切りにして、ちょっと焦がしておいたカラメルに絡める・・・
アーモンドペーストを作ったのとお祭りのりんご飴みたいになった煮りんごとシナモンを巻き込みました。

これをちぎると

きれいでやわらかい断面が出てきます。
断面が黒いなあ。カラメルのほろ苦さの色。
もうちょっとりんごを煮詰めるのを軽くしてもジューシーでおいしかったかも。

朝ごはんで、父さんが「おいしい!」って。
やっぱ甘いのが好きなんだ。

パイン&ココパウンド

2006年10月19日 | こむぎこ日記
ドライパインとココナッツロング(が大量に残っていて使い切れていないので)を使ったパウンドケーキを焼きました。型に流しいれた生地にはちみつを塗って、ココナッツをこんもり載せて♪加熱されたココナッツって魅惑の甘い香りがするんです♪
・・・と文化祭で売れ行きが良かった喫茶店の手作りパウンドケーキやマフィンのことなどを思い出しながらノリノリでオーブンを覗き込んでいた私ですが、ある大変なことに気づいてしまったのです!

ベーキングパウダーを、入れていない。

ああ、この期に及んで、このわたくしとしたことが!
まあ、ご覧の通り、ふくらまなかったわけではなく、一応形になったし、食べるにあたって問題はありませんが。
もっとふくらむはずだったのでしょうね。お気の毒に。文化祭お疲れボケ?と文化祭のせいにしてみたり。


そうそう、この前文化祭の木管アンサンブルのコンサートのビデオを見ました。
みんな、本当に音が良くなった。(自分の音については、どうしても客観的に聞けなかったから、ノーコメント!)
たくさん吹いてきたもんねえ。クラブ入って楽器始めてから・・・3年過ぎた?
はやいものです。
そして、木管8人、そして金管や弦やパーカスのみんなと一緒に演奏できるのも、あと一年かあ。

ビデオを見ていて、8人で本当に楽しくアンサンブルしてたんだけど、私はその中で、ただ自分が吹きたいように吹いていただけだったと感じました。出しにくい音は適当に出せるだけ、きれいに歌いやすいところはでしゃばって・・・。自分ではそんなつもり全然なかったし、せっかく楽しかった本番だったのに、すごく悔しい反省点です。
母さんとも話したんだけど、母さんの合唱の先生が、「良い声を出すために来ているんですか?じゃあ良い歌い手になろうと思って来ていますか?」って言ったことがあるんだって。自分の声が良いことを見せびらかすだけの演奏者は、高級な包丁を持っていることを自慢する料理家と一緒だって。
「のだめカンタービレ」の新刊をPさんに借りて(ありがとねえ、いつもいつも)読んだのですが、それにもちょうどアンサンブルとかハーモニーのことが書いてあった。
『音楽の本質は「調和」にあるのだ。それを表現するのが真の「音楽家」なんだ』
『中世では「理性の力によって作品全体に対し入念に音楽を判断できる人」を「音楽家」といって、ただ音を歌ったり演奏したりする人を「歌い手」といった』

ちなみに千秋さまによると、歌い手=カントルで、カンタービレの語源なのだそう。
なるほど!

といっても私はこんな大きなことを考える必要がないくらいまだ上手く吹けないのでお恥ずかしいですが。でも、本当に良い音なんて、私が出そうと思ってもすぐに出せるようになるわけないから、音質は練習の積み重ねの中でちょっとずつ伸ばしていくしかない。それならもっとハーモニーのことをよく考えて吹いたほうがよっぽど良い演奏になるんだろうな。レッスンではソロを吹く練習を見てもらいながらも、クラブのオケで大勢の中で吹けるという恵まれた環境にいるんだから、もっとそういうことをきちんとしていかなくちゃならないです、私。クラブだと先輩やコーチに教えてもらうから気をつけられるけど、こういう個人参加団体だと、もっと自分の音を自分で積極的に聞けるようにならないといけないんだなあ。それに、今度からはクラブでも先輩がいない!はあ・・・。今からの課題です。

音楽に限らず、目的と手段を取り違えてはいけないし、いつでも自分から遠い大きな目的を目指している生き方ができるといいなあと思ったことでした。

全粒粉のミニバゲット

2006年10月19日 | こむぎこ日記
週末に焼いたミニバゲット。
はしっこはカリカリにしたくて、とっても細く成形しました。フランスパンは調合が一緒でも形だけで名前が変わるけど、その気持ちがわかる気がした。形によって、味まで違ってくるのは本当でした。
こねやすいようにちょっぴり入れたオリーブオイルもほのかに香って、月曜日の素朴な朝ごはんパンになりました。カルピスバターを塗って…。カルピスバターは普通のより高いみたいだけど、なんだかおいしい。無駄にしょっぱくなくてオーストリアで食べてたバターに似てる。


さて、気持ちの良いお天気で、ごはんもおいしくて食べ過ぎる(秋だからしょうがいない!と自分を納得させながら)、素敵な季節になりましたね。
学校が二期に入ってから、とっても慌しかった~。
文化祭の2日間も無事に終わり、代休には木管のみんなでディズニーランド!人が多くて疲れたけど(しかもその疲れがなかなかとれない自分が情けなかったけど)楽しかったなあ。今年から物理を習い始めたので、今回からは、ジェットコースターがガッタンガッタンいいながら最高点まで登っていく時にただドキドキするだけではなくて、「重力による位置エネルギーmghが最大に近づいていく…」と思えるようになりました。
そして片付けやなにやら落ち着かない余韻も先週でなんとか終わらせて、今週とうとう私たち新幹部の紹介をして・・・。やっとクラブの最高学年になったのだ!という実感が湧いてきたかな。よく考えてみると、怖いと思いつつもこの時を待ってたような気がしなくもないし。


あと、今日は本屋さんでひとめぼれ
白玉粉で作るポンデケージョとか、マグカップと電子レンジで作れる蒸しケーキのレシピに特に惹かれて、衝動買いしてしまった・・・
たかはし みき / 技術評論社
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こげぱんのキャラクターを作った人が書いていて、イラストもとってもかわいい!
パンが大好き!パンにはまっている!というオーラが伝わってきます。
会って話してみたいくらい。ついでに私の夏休みの地理のレポートも本にして欲しい
明日は遠足だし、今日なんか作っちゃおうかな~

そいえば、私が毎日チェックしている「こぶたくっく!」さんも今度レシピを出すんだって!楽しみだなあ♪








お疲れ様でした!!!

2006年10月05日 | こむぎこ日記
今日は、一日中食物室にこもって、みんなで文化祭の喫茶店に出すお菓子を作りました。
みんな、本当にお疲れ様でした。
午後にもなれば、足はパンパン、腰や首筋が痛くなり、最後の方は口数が少なくなったり、逆に調子がちょっと狂っちゃったり(?!)・・・。でもみんなで力を合わせたという実感があって、本当に素敵な経験になりました。あんなにたくさんのパウンドケーキの列やマフィンの山が同じ1つの視界の中に見られることも、もうないかもしれません。
リアルお菓子屋さんごっこ?ごっこ遊びよりもずっと真面目ですが。

私は、パウンドケーキとマフィン、あんまり力を入れて作るものでもないけど、「売り物になるんだ」と思うと、無駄に慎重になって力が入ってしまった…。目分量ぐせをがまんしていたら、自分が普段どんなにテキトーに作っていたかがよくわかりました。お菓子屋さんは、好きなだけでは出来ないんだろうなあって思ったし、商売だから売れてナンボ、難しいんだなあなんて、ひたすら粉をふるいながら、いろいろ考えちゃった。

それでも私は今日いきなり行って、混ぜたり洗ったりすれば良かったのでラクをさせてもらっています。昨日計量をしてくれた人々、企画からずっとがんばっている責任者さん副責任者さんを始めとする人々、本当に本当に尊敬します。

当日、お客さんがたくさん来てくれて、喜んで食べてくれることを祈って。
売り物がおいしいことは、もうわかっていることだから。

ああ、あさってが文化祭なんて!信じられなーい。


昨日ブログを初めて見てくださった方々、コメントをくださった方々、ありがとうございました。ピックアップブログとして載せていただいたこと、励みになります。アクセス数がいつもの何十倍も多くて、とってもびっくりしています。
これからも、自分のペースで、作っていきたいと思いますので、よろしくお願いします。

栗とくるみのリュスティック

2006年10月04日 | こむぎこ日記
昨日焼きました。
こんなことしてる場合でもないのにどうしても焼きたくて、ちゃーっと超特急でこね終わってから、文化祭のパンフレット書いたり、クラブの復習でフルート吹いたり、木管アンサンブルのピアノ伴奏の練習したり…。文化祭のことで頭がいっぱいで、過発酵になりかけるまで忘れていました。危ない危ない。放っておかれて、思いっきりぷーっと膨れて疲れきっちゃった生地は、かわいそうな触感でした。まあなんとか焼きあがったけど。

リーン生地の5%をココアに置き換えて、ローストしたくるみと割れマロングラッセを練りこみました。ココアは水分を良く吸うので、水は多めに。

父さんが、朝ごはんで特においしそうに食べてくれました。やっぱり甘い物好きなんだな、きっと。地味なパンを焼いた時との反応の差が、とっても分かりやすい父さん