ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

楽しき我が家、または涙のふるさと

2018年04月22日 | Weblog
(どっちも私の好きな曲のタイトルね)

人生経験のまだまだ浅い自分が、ほぼ同年代の選考や教育に携わるなんて去年の今頃は思いつきもしなかったことだけど
自分と、自分が頼り、また憧れてもきたメンターに想いを馳せては言語化するという作業を夜な夜な続けている新年度も、始まってはや一ヶ月が経とうとしている。

でも昨晩は久しぶりによく寝てすっきり目覚め、しかも初夏の花々が元気に咲くお天気の中をてくてく教会まで歩いて久しぶりに礼拝に出られたという、なんだかご褒美のような日曜日。

今日のこの遊歩道を、私はhome sweet homeと名付けよう。

先生の説教で登場したthe good shepherdは、まさに私のなかの理想のメンター像“ヒーローみたいな責任感”に通ずるところがあるな、よし明日からの仕事のヒントを得た気がする!とそれだけでも十分な満足感に浸って帰ろうとしていた私を
先生が引き止めて、一節教えてくれました。
Dabei hilft uns der Geist Gottes in all unseren Schwächen und Nöten. Wissen wir doch nicht einmal, wie wir beten sollen, damit es Gott gefällt! Deshalb tritt Gottes Geist für uns ein, er bittet für uns mit einem Seufzen, wie es sich nicht in Worte fassen lässt.
‭‭Römer‬ ‭8:26‬
泣きなさい、泣くことも祈りだから!って、言われたらそりゃ泣きたくもなっちゃいますけど、言われる前からそんなにメソメソして見えたかな。あー、かなわん…

新しい仲間との委員会のお仕事は難しいけど楽しい。でも思い描いていた相手に支えられて出来ている訳ではないことが、自分にとってはそれなりに衝撃で、無意識のうちにけっこう心にきてる。自分の見る目の無さに失望したし、始まるのも終わるのも要因は自分にあったんじゃないかと思うともはや恐怖。でも何が怖いんだろ…けっきょく周囲からの評価?あー、ちっちゃい。弱い。浅はか。こんなはずじゃ…これ私の最も嫌いなセリフなのに。

自分でもここ数ヶ月の心のモヤモヤをこうやって明確化したことはなかったし、きちんと誰かに伝えたこともなかった。のに、先生にはわかっちゃうんだ。

ご計画の全貌が見えたらどんなにかラクだろうにと思うけど
隠されているんだって、そこは。
昔の聖書の羊皮紙も、今のパソコンのスクロールだって、1日1日繰っていっては初めて次が読める仕組みになってるでしょうって。
まあ確かに私のような者には全体が一斉に公開されても把握しきれないのだろうけど。
だから、委ねよう。
と、頭では理解していても、私の心は頑なで難しい。
でも私にはこのように、涙まですべて受け止めて守ってくれるヒーロー達がいるから、また明日からもがんばれるんだ。

振り返ってみると、安心して涙を見せられる人ってほんとに数人しかいない。泣いたら怒られるって思う人と死ぬまで一緒に居たいかなあ?

涙関連、もうひとつ送られてきた。
Wer die Saat mit Tränen aussät, wird voller Freude die Ernte einbringen. Weinend geht er hinaus und streut die Samen aufs Feld; doch wenn er zurückkommt, jubelt er über die reiche Ernte.
‭‭Psalm‬ ‭126:5-6‬
今夜は感謝の祈りをもって眠れますように。

ここちよさについて

2018年03月16日 | Weblog
Denkt nicht an euren eigenen Vorteil. Jeder von euch soll das Wohl des anderen im Auge haben.
‭‭Philipper‬ ‭2:4‬

…The greatest gift you can give somebody is your attention because your attention is your time, and your time is your life. You’re never going to get it back, and that’s why it is so precious when you give it.
Learning the lost art of paying attention is an act of love.

人間関係における「やさしさ」とは、相手が自分の気持を察してくれ、それをわが事のように受け容れてくれる時に感じられるものでした。自分が「やさしい」気持になれるのも、自分が相手と同じ心持になった時のことでした。いずれの場合も「やさしさ」が双方にとって心地よいのは、自分と他人の気持にずれがなくなり、一体感が得られるからでした。
(「やさしさの精神病理」大平健)

後輩が教えてくれた本。シチュエーションがあるある過ぎて、一気に読みました。上記の従来の「やさしさ」の説明を読んで、パッと思い浮かぶ相手がいました。それで幸せだなと感じて終われたらよかったのですが…私は大平先生の言う“現代の若者のやさしさ”もとてもよくわかってしまう世代だということもわかりました。
というか、後半まで読み進めて実感してしまったのは、私を取り囲む人々が「やさし」かったり“やさし”かったりする以前に、私が激しく現代風の“やさしさ”を発揮することによって問題を拗らせてきたかもしれないということでした…ショックだけど、悔しいほど腑に落ちてしまったのです。

ついでに、最も分かりたくないような人の気持ちを、急に理解することができてしまった気さえしました。ほんとにふと思い出して。関わり合いにもなりたくないような、色々言われている人のことなのに。マズいぞマズいぞ、なんだか同じ境地に立ってしまいそうだ……

それで
ああ、いったん全部きれいにしたい
と思っちゃったわけです。
春ってそういう気分になりやすいもの?

ちなみに、「絆」って「ほだし」とも読めるのだと、この本に紹介されていました。ゾクッとしました。
“絆なしの絆はありえない”
さて、どっちが「きずな」でどっちが「ほだし」でしょうかっ!

めくるめく春

2018年03月15日 | Weblog
ずっと延期してた健診。なんかすごい体重減ってた。
あー痩せたからこのメガネ似合わなくなったのかなあなんて
自分の目は確かと思ってたのにショックだなんて
好きにつぶやきながら増えまくった髪の毛とその他をマイメンター(中学からかかりつけの美容師さん)に委ねる春の日。
そう、春…今年こそは穏やかに過ごせるはずだったのに。


*****


Da rief Hagar aus: »Ich bin tatsächlich dem begegnet, der mich sieht!« Darum nannte sie den Herrn, der mit ihr gesprochen hatte: »Du bist der Gott, der mich sieht.«
‭‭1. Mose‬ ‭16:13‬

神さまの約束を自分の都合に合わせて解釈したりして、自分で後始末さえできないほどの失敗をしてしまうこともある。そんな愚かさをも、知ってもらえている喜び。

ちなみにマイメンターもなかなか流石、「全ては成長の結果だよ」とな。

500周年と15周年と自分で引き寄せたまだ見ぬ未来に

2017年10月31日 | Weblog
乾杯!

友人は旅の途中に立ち寄ったクロアチアで見繕ってきたワインを、私はフィンランドのウォッカを持ち寄っておうちごはん。
2時間前に開催が決まった割には首尾よく運んだぞ。

彼女は家に呼ぶ数少ない友人のひとり。
中学一年さいしょの席が隣同士でずっと一緒に居たのに、年に2回くらいしか会わない今の方がずっと色々打ち明けている気がする。
お互い話しても敢えて意見とか言わない。でも帰りには「あした教会、寝坊しないようにね」とか言ってくれたりする。

おかげさまで遅刻しなかった翌朝の礼拝の前奏が、私たちが中高6年間のあいだ毎朝きき続けた301番と気付いた時は、思わずにっこり。

そして今日は、移植カンファのときに近くの教会から267番が聞こえてきて、背筋がのびたり。

馴染みのあるメロディが流れればホッとして、それだけで
さらに確かな足取りで自分の選んだ道を進み続けられるくらい
自分にとって急激な変化とか意外な転換は起きていないように感じる。人に理解してもらえるように伝えるのは難しいことだけど。
それはきっと、ずっと前から培ってきた自分の中に、答えを見つけられたから。
自然な、というのだろうか、そういう意思決定ってどうやって起きてるのかな。

(これに書いてあるのか知らないけど、循環器まわって患者や家族の意思決定に思いを馳せていたときに、ある先生が勧めてくれた本)

君たちは言わば序の口ですby学長

2015年03月29日 | Weblog

家族でクリュッグのシャンパンをいただきました。
私のお酒の師匠である叔母たちからのお祝いです。
さすがです。美味です。
ビールに似た色や味がした気がする~!(私がビール好きなだけ?)

これを最後に、24歳の誕生日や国試の合格発表、おばあちゃん達への報告、卒業式、謝恩会、私の最終講義(=オープンキャンパスのことです笑)、私の謝恩会(=教授の退任パーティのご歓談タイムを利用して会場中を歩き回ったということです笑)、叔母たちとの宴…と続きまくった、めでたい系イベントは終わったのでした。

(↑キャンパスに植わっていたハナニラ。この花を見ると、中一の理科Ⅱで半年間スケッチしかさせてもらえなかったことを思い出します。でもそんなY子先生のおかげで、大学の組織学のスケッチの点数はよかった。)


(↑謝恩会後のクルージング。このあとカラオケオール。正直、楽しかった笑)

そして今夜ふと見たら、オーストリアのライバルD君がかれこれ15年前に作ってくれたミサンガが切れていた。


*****


一連のイベントで嬉しかったのは、お世話になったお礼と身の振り方に関するご報告をしに、懐かしい方も含めいろんな先生とお話できたことです。
そこでわかったこと。大きな組織の長を経験した先生ほど卑屈なことを言わない、学生と対等に話してくれる、常に成し遂げたいことがある。
頑固だしブチ切れるし嫌いなものたくさんあるし人の話聞かないけど、憎めないのがそんな偉いじいちゃん達。

まだ何も始まっていなさすぎて、こちらはこれまでの思い出を語る術しかなかったけれど
彼らからいただいた心のこもったメッセージもたくさん背負って、スタートラインに立ちます。いよいよ始まります。やっと番付表に載せてもらえます。

(↑退任パーティで身内なのにちゃっかりもらってきたお花。一番お世話になった教授の退任と自分の卒業が同じ年なのも、きっと何かのご縁でしょう。)

今度は臨床の場で私の晴れ姿を見てもらえるように。
みんなが愛してくれるこの感じは、大切に覚えておこう。これを思い出して助けてもらう時が、なんだか来る気がするから。

わたしメンテナンス

2015年03月11日 | Weblog

小笠原の民宿で一緒になった旅好きのおじさんがなぜか「成田前に必ず行く」とおっしゃっていた新宿末廣亭へ。

Kが誘ってくれたのです。
というわけで…

初めての寄席!

あー。
笑った笑った。
岩盤浴並みにスッキリしました。

そして、中学一年生のとき落研と管弦(活動日が被っていた)どちらに入部するかをすごく悩んでいた自分を思い出しました。

数少ない親友とのおしゃべり(吐き出し)・母さんと温泉&岩盤浴・フルートのメンテナンス(今週すべて制覇!)に加え、寄席鑑賞も“定期的にやりたいこと”リスト入りだなこれは。

フルートもとてもいい状態にしていただいたのでご機嫌なのですよ。
頼みごとするなら今ですよ皆さん。

と、思いながら寝たら
翌朝(たしか留学中の)TさんからLINE。
付属病院に貼り出し患者さんへ実習のお礼を伝える文章を書くことになりました。
彼女のことは尊敬しているので断れません。(頼んでもらえたことがちょっと嬉しい。)

人生最初(で最後?)のジェルネイルをしていただいたお姉さんにも臨床実習を目の当たりにした患者さんの本音を聞いたばかりなので、今回もまた今の自分ならではのものが書ける気がします。

締め切りがオープンキャンパスの打ち合わせの日と被っているような気がしないでもないですが笑

とりあえず実習班旅行に向かいます!

海外旅行じゃないのに成田空港へ!(泣)←格安

真夜中の

2012年09月25日 | Weblog


作ってないし、旅行もしてないのですが

あまりに感動したので…あんこトースト。
バターもたっぷり塗り放題。
うちの近くにできた、夜11時まで開いている名古屋風カフェです。美味しいコーヒーも飲めておっきいサラダも食べられる。
新鮮だ。

この後、久しぶりに英語脳を刺激してヘトヘトの頭で社会予防医学のテスト前さいごの詰め込み。
授業後に提出する感想カードの言葉が長いせいで熱心と勘違いされているようですが、これも何かのご縁とがんばってみました。


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「最強のふたり」を観てきた。
おお、大好きな映画だった。何度も思い返してしまう。

なんだろう、あのお説教くさくなさは。
俳優さん達の、嬉しい時にとびっきり嬉しがらない演技?なんというかその…私にはまだできないレベルのお芝居。

三色丼

2012年02月09日 | Weblog
大胆!
奔放!
繊細!
優美!
…肋骨が拡がるおまじないです笑

母さんに歌のレッスンに連れて行ってもらった。
とっても楽しかった!歌うこと自体が楽しいし、フルートや朗読にも通じるなと思えるところも楽しい。
母さんの方が褒められるのは悔しいけど納得したし、一緒に声を出して好きなだけ真似できる(真似するように先生も言ってた)のはけっこう嬉しい。

音楽生活が充実しています、試験前になって笑
とても良い本にも出会いました↓
イタリア語から学ぶ ひと目で納得! 音楽用語事典
私が音楽と同じくらいだいじにしたいテーマが言葉。
覚えるのが苦手だなあと思ってきた音楽用語のイタリア語が日常会話での使われ方から解説してあるので、ニュアンスをつかめる!
受験中に愛用していた古文の単語帳を思い出すようなデザイン。絵で覚えちゃおうっていう。


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卵はルクエでやってみた。
牛乳とみりんと塩混ぜて40秒×3回。ちょっと加熱しすぎたかな?