ミカエラ

になりきって、待ってる。
まあ彼女は、ビゼーに美しいアリアを作ってもらっただけ感謝しなくちゃいけないのかもしれません。

(これは、クリニックの長いお昼休憩を待ってるーっ
の圖。
こんな生活も悪くない。もう何がだいじかわかりません。)
待ちながら、20年以上ぶりに前髪を作りました。
目の前に煩わしいものができて、少し気が紛れるようになりました。

金木犀

お箸をお持ち帰りできる例のお店、平日ランチはおままごとのようなコーヒーとデザートが付きます。
かわゆい。

昨日の夜、今年初めての金木犀の匂いを嗅ぎました。
真っ暗で花は見えなかったけど、確信があった。
そして今朝ちゃんと橙色の花を確認しました。

そんな心の余裕のある一週間です。銀座の先進的なクリニックで、価値観を解き放つ地域研修。
どこまでも穏やかなのに実はすごい上昇志向を秘めた院長と、(バイトに)選ばれしうちのOBたちと話して
“自分にまったく自信が持てなかった僕は、せめて自分の進路だけは自分の考えで決めたい”
(「生涯をかけるなら！糖尿病専門外来クリニック」より)
と、まさにそう思いました。
そして昨日の合格発表は、想像していた以上に、素直に嬉しかった。

「志望科選ぶにも、働き出すとちょっと違うことが分かってくるじゃないですか。自分の憧れと、適性が必ずしも…」
「そうだね、憧れと適性と、世の中に対する影響力だね！その3つで、自分で選んだものをやってみるしかないんだ。夢に向かって、突き進むしかないんだ。」
恥ずかしげもなくそう言い放つ先輩は、ほんとにかっこよかった。
夢ってすごい。

続・nummer drei

魔の3ヶ月というのもあることを、思い出した。

1、2、3…あ。

みたいな、ね。
まあそれで気持ちが救われるならいいことなんじゃない。
やっぱり、3は魔法の数字。


さあ、こんな時は父さんちにてリトリートです。
東京駅でちょっと豪華なお弁当買って、いざ出発！
仙台、待たせたな！！
社会人になってちょくちょく遊びに行けなくなった分、一回でできるだけ多く食べてやろうという気合いが入ります。

片倉商店のウニ丼！
9月末までだったそうです。セーフ！
甘くて、もう、ウニじゃないみたいでした笑
なんとか冬にも来て牡蠣も食べねばだ〜。

やってきたのは杜の市場です。

安くて美味しそうなお魚、お肉、野菜や果物がいっぱい。

鮭イクラ丼のことをはたこめしと言うらしい。

しみてん！…ってなに？
(氷餅を水でもどし、ドーナツ生地でくるんだものを油で揚げたものです。氷餅とは、餅を水に浸して凍らせたものを寒風に晒して乾燥させた保存食。)

帰ってデザートに。
スーパーで買ってきてもらった桃も美味しかった。さすが東北。

お酒もいろいろ飲みました♪

仙台駅には気楽に飲み比べが楽しめるこんなお店があります。チャレンジカードとか、燃えちゃうじゃんね。今回は家族3人がいちばん気に入った鳳陽を、帰りに買って帰りましたよ。

ホヤや

牛タンを肴に…

浦霞でつけた梅酒というのもおいしかったです。


最後の新幹線の待ち時間は、改札近くのずんだカフェで。

あーお腹いっぱい。

仙台はすっかり秋でした。
さて、現実世界に戻りますかね。

nummer drei

つぶしてないシナモンロールも好き。

と言いつつリュックはフィンランド代表マリメッコ選手。
この子、ほんとに使い勝手がいい。

気分あげて、
試験のお勉強です。


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最後に救ってくれるのは
3人目。

グリム童話では3が魔法の数字だよ
って、ドイツ語の先生が教えてくれたっけ。

受けていいのかどうかも分からないで準備する試験なんて初めてで
誰に相談しても意味ない気がしていまいち集中もしなくてのどがつまりそうだったけど
その気持ちをそのまま聞いてくれた人がいて
一言「チャレンジだね」と言ってくれて
すっと心が決まった。

だいじな時はいつもこうやって救ってもらってきたんだった。
がんばる。

今度こそ！

最近よく見かける「好きな色から使える付箋」。
買ってみて、“好きな色”がポイントじゃないことに気づく。
要は、付箋を剥がさないまま一度に5ページ分までメモができるということ！


日々のメモ
と
勉強

うまく繋げたいと思いつつやり方が分からないまま過ごしてはや1年半。

もしやメモしとけば自然に頭に入るのではないかと期待していたけどやっぱり違ったことに気づいてはや半年。

Evernoteに毎晩その日の分書き殴った分だけでも打ち込んでおこう、という案でさえ継続できず
ひたすら自分のズボラを恨みつつ…寝落ち。

ポケットに押し込むメモの量がただただ増えて左肩が重くなっていく日々。
検索機能もないので持ち歩いたっちゃ役にも立たないのに。

メモすることをやめようかと思い立ったこともあるけれど
何故だかいつも声をかけてくれるF先生から「お、やっぱり出来る人はメモしてるね！」と謎の励ましをいただき
これは何かのお告げだろうと思ってメモを続けることにした。そして文房具屋さんで1商品ずつ見つめること1時間。

…付箋ノート？

あとで配置換えできるのがいいって言う人が多いみたいだけど

私の場合はその場で気になる単語とか注意されたポイントだけ書き留めておいて

時間ができたときに持ち歩く用orまとめ用ノートを選んで貼りつつ内容を補足するという風に使うといい感じです。

貼るページをジャンルごとに決めておけば後で見返せるし
頭のなか整理しながら貼るページ変えることも可能。
そのページが完成したら写真に撮ったらEvernoteにも保存できる。キーワードだけ打ち込んで検索でひっかけられるようにしとけば後になってからも役に立つかも。

これでしばらくやってみようと思う！

先生、道が開けません！でも席はあいた。

nu dish mousse deli & cafe

お洒落な穴場をみーっけ。
土曜夜の銀座なのにすぐ座れて、かなりいい雰囲気。


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そのとき一番やりたいことと、居たい場所と、いっしょにいたい人。
その時々によって優先順位は変えていいし、おのずと変わってしまうものなんじゃなかろうか。

だって過渡期は否が応でもやってくる。それも、突然。
どうも病院みたいな大きな組織でさえ、そんな時はかっこわるく揺れながら、(前に？)進むしかないらしいんだもの！

「現実を受け入れて、こだわりを捨てる。
そうすれば自分の居場所が見えてくる。
(Grey's Anatomy season 9 episode 6より)」

しなやかな強さが欲しいものです。

ことばの力

CAFE de GINZA MIYUKI-KAN
の名物、和栗モンブラン。
２日前から新栗だそうで、余計に特別感。


ふとした瞬間に思い出すのが、言われた時はどうともないと思っていたような患者さんからのからかいだったり、病棟ナースさんの呟きだったりする。
嬉しかったのは
「当直明けでも元気ですよね」
「朝ドラのヒロインみたい」
これはかなり嬉しい部類の褒め言葉。
体力自信ありタイプの同期が「疲れてるね。だいじょうぶ？」と言われてイラッときている場面は結構見てきましたがその気持ちはこの筋力のない私でも分かる気がします。
疲れを見せないのは研修医のプライドですよね。

それから最近やけに私の将来を心配してくれるおじさん患者が増えました。一年生の時にはなかったことです。「うちの息子、金はねえけど心は優しいやつだよ、どう？」とか「こんな日曜の午後まで職場にいてだいじょうぶ？」とか。いや、だいじょうぶもなにも仕事なんすけど。
老け込んだか……フリーオーラを放っているのか……
そんな1人の一言:
「先生は爪とかしないんだ」
は！余計なお世話！だいたい爪にチャラチャラ付けたりは仕事柄ムリなんだってば！
と思っていたのにあのモンブラン食べた後ふと思い立って予約したのが、爪磨き笑
完全に影響されている……
くじけるな、直明けの朝ドラヒロイン！←気に入った笑

最後に、最近ドイツ語を習っている方からの素敵なエールを引用:
FRAU YOKO, SIE SIND KLASSE！SIE SIND EINFACH EIN SUPERARZT.
Bleiben Sie so wie Sie sind, fachlich, kompetent, hilfsbereit und freundlich.
Sie sind ein guter Arzt und sind noch eine schöne Frau dazu.
ERで湿布処方しただけなんだけどすごいありがたがってくださった旅行者さんです。
でもこんなに言ってくれたら元気でるでしょ。

おそるべき、ことばの力。