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ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

証言

2019年06月23日 | こむぎこ日記

昨今のジメジメに影響されて、レモンを使ったレシピに惹かれる。
ELLEに載ってたスクエアケーキ。らしく、セモリナ粉ご指定!これだけ別個に買いに行きましたよ、安くて安らぐスーパーには売ってなさそうだったので。
ひと輪切り分ずつラップして、バイトおやつに朝飯に。いただいたモカコーヒーとよく合います。そうそう、電車通勤になってから、久しぶりに朝ごはん食べたくなるようになりました。


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証言者になれていない自分に罪悪感を持って隠れたくなる時があった。でも、証言者にしてあげますよと言ってもらえてるんだと知って、ほっとした。勇気出た。諦めないぞと思えた。

変化ステージモデル

2019年04月12日 | こむぎこ日記

夕ごはんにパン買って帰ろうと思ったらパン屋さん閉まってたので、焼いた。


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4月になって後輩ができて、教えてばかりで大変になるかなと思っていたけれど、自分で判断できる能力がグンと上がった気がする。
立場が人を作る職場です、相変わらず。

残ってる食材考えながらお買い物できるようにもなってきた。というか、家計簿アプリが初めて3日坊主になっていない笑

大学院でも帰り道を迷わなくなってきた。
そして今日の授業は案外たのしめた。

ゆっくりでもひとつずつ、なんだかできるようになっているみたい。時に適って。
焦っても淡々と続けるほかないんだな。

フライパンタルトのレッスン

2018年02月03日 | こむぎこ日記

久しぶりのお菓子作りレポート!

バレンタインは手作りがいいけどオーブンがないからなあ
と悩む時間くらいは作れるようになりました、病棟長卒業したようこです。

本屋さんで見つけたこのレシピが、そんな悩みに答えてくれました。
小さい頃から実家のガスオーブンを使い放題だった生意気な私はこの手の本など「邪道だ!」とか言って見向きもしなかったのですが、最近大人になってきて慎ましさを知ったようこです。
電気オーブンなら買えないこともないのだけど(↑御察しの通り今うちにあるのはとても大雑把な電子レンジのみ)
暮らしのスケールに見合った調理器具ってある気がして
オーブンは焼きたてを食べてくれる家族ができてからでもいいかなあ(なんて言っておいて待ちきれずそのうち買ってるかもしれませんが笑)、とか
トースターも欲しいけど焼き網でいいかなあ、とか。
まあ、置く場所の余裕もないんですよね。

それで昨夜は試作第一弾。想像以上にうまく行くことが分かった。
いいレシピでした。決まり!

このような構造になっております。
周りにも洋梨の角切りがチョコの中に埋まっているので、見た目よりジューシー。

はい、急にロマンチックな雰囲気ゼロになりましたが
断層の中に角切りが見えるでしょうか。
オーブンも持たない一人暮らし女子は作ったはいいものの一気に食べるとニキビ大量発生しちゃうお菓子を、こうやってラップに包んで毎朝ちょっぴり飽きながら朝ごはんとして消費するんです。

さて、備忘録の一枚。

レシピはうちにはない底が16cm径の小さめのフライパン対応だったので
初めは買おうかと思ったのだけど
新しいフライパン買いに行ったらうっかりオーブン買って来ちゃいそうな自分がいて
それだと本末転倒なので
20cm径のうちのフライパンを使うことにして、生地を伸ばすときに自分で加減してしてみました。
特に問題なし。

新調を許したのはゴムベラと測り(小さくて軽いのでマグネットで壁にかかってる)と粉ふるい。ついでに洋梨缶とアーモンドプードルも近所のスーパーにはなかったのでamazonでポチッと…
作る直前になって、あ!缶切りがない!って慌てようとしたけど
小学生の頃スイス行ったときにおばあちゃんに買ってもらったアーミーナイフについてました〜いやはや。
小麦粉とココアとバターと生クリームと卵はスーパーに売ってるでしょ。ガナッシュ用のチョコも、今回はコンビニとかで普通に買える板チョコを使用、少し迷ってブラックのをチョイスしたけど甘さ抜群にフィット。お隣の相棒ミルクパンで溶かして丁度良いサイズ感でした。
タルト生地を焼く良い香りに包まれながら、洋梨をスライスして、並べて、フライパンと包丁を洗って拭いて、チョコを刻んで…と進めるんだけど
この作業中なんとも安らいだ心地よい気分がしたのは新たな発見です。
たぶん「いま」に集中することでコルチゾール分泌量が最適になったんだ(近ごろ緩和ケア科の抄読会に使ったマインドフルネスの論文に影響されている)。

おこたからの風景(部屋の中心がこたつになった瞬間を捉えた貴重な一枚)。
そうなんです。今日は遂に買ってしまったおこたも届きました。いい日だな。
今までバタバタしていて気付かなかったけど、私の心のキャパシティには波があって、とくに仕事にはクオリティとしてそれが反映されてしまう。
忙しくしてると食べても食べても太らないのはメリットだけど
私はほんとはこういう暮らしや家族をだいじにしながら
余裕のある健全な心をもって、納得のいく丁寧な仕事ができる方が幸せなのかもしれない
とふと思いました。
だからこそ、苦労は若いうちに、かな!今夜も当直がんばろーっと。

エピです。

2015年10月24日 | こむぎこ日記

テーブルで粗熱をとってたら
仕事から帰った父さんが入ってきた途端に
あ、あの…え…ぴ…え…

エピです。ベーコンエピ焼きました。
粉は美瑛で買ってきた

春よ恋を使いました。
むふふ、おいしく焼けたぜ。

今夜は、“行けてない父さんに北海道の恵みをお裾分け”ディナー。

*****

撮り溜めてたTEDを観て、スポークンワードというパフォーマンスのことを知りました。
サラ・ケイさんの自作の詩の朗読を聴いてとても感動して
私もやってみたいなと思ったけど
私は小学生の頃から詩を書くのが苦手。
そういえばちょうど今日、母さんも仕事で子どもが詩を書くのを手伝ったって言ってたなあ。

朗読は苦手じゃない
添削してもらった原稿を暗記してプレゼンするのも大丈夫
その場で文章を組み立ててプレゼンするのは大の苦手
詩を書くのも不得意

詩を書いて暗記して朗読するのは…得意と苦手の間かな?
じゃあやっぱりスポークンワードやってみたらいいのかな、なんて思ったり。

とりあえず私に必要なのはcreative confidenceなんだなと思って、私もサラが詩を書く初めに生徒たちに作らせるという
ten things I know to be sure
のリストを作ってみることにした。
作ってみて周りをみると、他人が
自分と同じか似たようなことや
自分と正反対のことや
聞いたことないことや
よく知ってるけど捉え方が違い新鮮なこと
を書いてることがわかるんだって。
これらの、自分と他人の交差点から詩が生まれるんだって。

それってちょっと、うきうきするかも。

ケシの実ハードロール

2015年10月18日 | こむぎこ日記
夏休みにしかできないことやろうと思い

パンを焼きました。
体が勝手に覚えていたいろいろな手順をびっくりするほど忘れていて
久しぶりにレシピ本をまじめに読み直しました。
その時間を待っていてくれる寛容さが
パン作りの好きなところのような気がします。

それから先日、大学の先生とお会いしたら
就職祝いにとリーデルのワイングラスをいただいたんです。
リーデルはオーストリアの会社です。

箱を開けたらまず説明書きが出てくるところが、なんだからしくて笑っちゃいました。

クリスマスシフォン

2014年12月14日 | こむぎこ日記

シナモン、オールスパイス、クローブそしてキャラウェイを混ぜ込んだ茶色い生地を、白いクリームでデコレーション。

豆乳ホイップなので母さんが食べても目が腫れません。
乳製品おっけーの場合は、生クリーム:マスカルポーネチーズ=2:1を泡立てたクリームを塗っても。お砂糖も控えめに加えてね。

一度やってみたかった、ワインボトルに逆さ干し。

シフォンケーキって、なぜか今まで作ろうと思ったことがなくて
食べてもらう瞬間までドキドキでした。
何か焼くこと自体、久しぶりだった。
でもやっぱり、自分の作ったものをおいしいおいしいって食べてもらえる喜び、幸せ。





早めのクリスマスと5周年のお祝いでした。

私をわかってくれようとしている。
私もわかろうとしている。
それを常に感じられる人。
完璧にはわからなくても。
そして、この人は私のことを知ってくれているんだ
とだいじなときに確信できる人。
それが自分にとっての大切な人かな、と最近思います。


お夕飯の買い物ついでに見に行ったイルミネーション。

川面や歩く人々の顔まで真っ青に染める、LEDの光たちでした。

フライパンスイートポテト

2014年04月05日 | こむぎこ日記

さつまいも半分を皮剥いて水まぶしてラップしてチン。潰して冷ます。
バター大さじ1、砂糖大さじ1.5、牛乳10ml、薄力粉大さじ2とさつまいもをよく混ぜる。
クッキングシートで包んで直方体に形作り、キャンディ包み。
弱火で各面10分ずつ焼く。





「次会える時までに、たくさん成長すると決めたよ!笑」
笑、とか付けちゃってるけど
私の友だち、いいこと言うなあと思った。
今までのどんな自分をも包んでくれるほどに優しく、また自分自身のこれからの努力に対する決意が感じられる明るいことば。
これを自分の中にもっていればもう、
お別れをおそれずに進める気がする。

ちなみに今日、用事を頼まれて久しぶりに一般教養のキャンパスへ行ったついでに
近くのパン屋さんのイートインへ。
軽く再会ですよ、ここの雰囲気は相変わらず私の好きなまま…
確かに私は前に来た時に比べてたくさん成長したはずだけど、
高3の頃の自分の方が“心踊って”いたと思う(あんなに数学できなかったくせに)。
だから、6年前おんなじ椅子に座ってひとり足をぶらぶらしながら「すてきー!」と周りをキョロキョロ見渡していた自分に
キラキラをもらってきました。

なんてね、後輩連れて飲みに行ったりして語っちゃうって
もうおばさんだな、私も笑
(聞いてくれる人がいるだけ、幸せなおばさんですが。)
でもほんと、可愛らしいパン屋さんと海があるだけで
「なにこれ、魔女の宅急便じゃん!」
とかはしゃいでたんだよなあ、当時は。

メロンパンコンペ

2014年03月31日 | こむぎこ日記
今日はメロンパンの写真をいっぱい投稿する番外編です。

溝がぱっくり開いたら、
二次発酵終了のしるし!←この日のテンション最高点


170度で16分!

vs

170度で16分+180度で3分!


審査中…

牛乳で口直ししながら、クッキー生地のカリカリ感、パン生地のしっとり感、パンの底の色や硬さを総合評価。

結果、170度で16分の勝利でした!


まあ、このくらい主目的忘れて盛り上がってる方が
余計な力が抜けていいものが作れる気がします。

ちなみにこの次の日に見学に行った病院内の焼きたてパン屋さんにもメロンパンが売ってて、研修医の先生が好きって言ってたから思わず買っちゃった。
店内で焼いてるパン屋さんが入っている病院って、それだけで評価上がりますー


さてさて、こちらは補欠選手として控えているマドレーヌの皆さんです。

(↑見よ、マドレーヌの裏側。)
今度、母さんのお手製夏みかんピールで作ったら美味しいだろうなあ!(チラッ、チラッ)

この
・門間みかさんのメロンパン
・きむらかよさんのピール入りマドレーヌ、そしてこの前のバレンタインに作った
・ABC体験レッスンのガトーショコラ
のレシピは、私が高校生の時からずーっと愛用してきた三大鉄板。





今日で今年度も最後です。あたたかな陽気です。消費税も上がります。国試の過去問集はもう買い揃えました。あとはトイレットペーパーを買わなくちゃいけません。

昨日のおさらい会ではたくさんの人に私の音を好きと言ってもらえたのが嬉しかったです。
自分が吹きたい音がきっと吹けていた(全てではなくても)ことも、私の音を聴いてくれていた人がたくさんいたことも、私の好きな音と皆さんの好きな音が一緒だったことも
今思い出して、なんだか幸せに感じています。
もちろん反省点はあります。新しい発見もあります。これらは、挑戦できたからこそ得られたものだと思います。
挑戦できるのって、恵まれています。
挑戦、しなくちゃ。


計画的なガトーショコラ

2014年03月18日 | こむぎこ日記
去年の今日の記事を読んでみたら、
マウスや何かに夢中でバレンタインをやりそびれたという呑気な日記だったので
あっと思い出して投稿。

今年はちゃんと焼きましたよ。
練習する時間はなかったから、お得意のレシピで味見用と本番用の2個。

この日はベランダもガトーショコラも雪化粧だったのでした。


15cm径です。一切れ2口くらいで食べられちゃう。
紙型だとぺりぺり破きながら食べられる気軽さがいい。





もう一年も前なのか。
今年は今年で苦しいことあるけど
不安でいっぱいだった去年の今頃の私に声かけてあげたい、
せっかくなんだからお昼ごはんとか帰り道とか楽しんどけよーって笑
緊張すると人の顔にピント合ってないんだよなあ、私は。


炊飯器アップルアップサイドダウンケーキ

2014年03月01日 | こむぎこ日記
とりあえず、できたてほかほかほおばった。
症例:22歳女性、口角挙上反射陽性。
(今日OSCEのみなさんごめんなさい、そんな反射ありません。)


あら、変なタイトルになっちゃってる。あっぷあっぷって…
今日泊まりに来てくれるKのリクエストでシチューを作っています。
安くなっていたので牛スネ肉を買ったら、
あれって柔らかくなるまで時間かかるみたいですね!
まだ寝られないので、朝ごはん用のケーキを作ってみました。

炊飯釜の底にりんごの薄切りを並べ、酢をかけておく。
薄力粉大さじ10+砂糖大さじ4+ベーキングパウダー一袋(5g)+溶き卵1個分+牛乳100ccを混ぜて、
りんごの上から流し入れる。
あとは炊飯器におまかせ。

おうち用なのでダマ減点は無しでお願いします。
炊飯スイッチ2回押したら竹串刺しても何も付いてこなくなりました。
お皿で蓋してお釜ごとひっくり返しエイッとやれば
生地はお釜からきれいに剥がれてくれます。





「自分がその人だったらどう思うか考えなさい」
と小さい頃から教わってきたような気がします。
そして私も何の疑いもなくその考え方を採用してきて、
初めて「通用しないこともあるのだな」と感じたのは大学に入ってからでした。

「だって自分だったらそう思うと思ったもん」
「ダメだよ、相手ならどう思うか考えてよ」

喧嘩中だったのに妙に感心してしまった覚えがあります。
そいえば高校の講演会に来てくれた高畑勲さんも「ハラハラとドキドキは違う」って言ってたっけ…とか、急にいろいろ思い出しちゃったりして。

必要なのは想像力です、しかしヒントにできるのは自分の経験のみです。
その経験の多い少ないは、人により差があります。
このために材料となる経験を意識的に増やしている人もいる気がします。
そうは言っても限界は人それぞれ、だって年とってから気づいた人にはタイムリミットが迫っているし。
だから、チーム内で何か頑なな心に相対している場合は
「あ、それは私がちょっとわかることかも」
と感じた人がひょいと立候補して近づいてあげればいいんだと思う。
私はこんな場面で、チームでいて良かったなと実感します。

それと、“立候補者”以外はひとまず大人しくして
「諸事情あるのだろうな」と思えるようになれたらいいですね。
そりゃ諸事情くらいありますよ、誰にでも。