ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

ポテトサラダは酒の肴

2015年02月24日 | たびたべた

我々が卒業試験と格闘していた頃にオープンしたこの店を、
食に並々ならぬ情熱を傾け
最近とくに日本酒に焦点を当ててきていたKちゃんが
目敏く発見。
コンディションを万全にして行くべきであろうと相談した結果
国家試験終了後の参上を共に誓い合った4ヶ月前。
それがついに叶いました。

おつまみ両手に…いざ!


まずはエーデルピルスを飲みながら(これもサービスに入っており、いただくかどうか選べます)、本日のリストを読んでみる。
買ってきたおつまみ類や和らぎ水も早めに準備。


結局わからず


リスト片手に


店長さんに紹介していただいたお勧めを


しかし時には


ラベルが目を引いたものも挟みつつ


冷蔵庫から出しては


ふたりのお猪口に量は控えめに注いで


ラベルの写真を撮り


香りを嗅いでみたり


舐めてみたり


合うつまみを

あーでもないこーでもないと
(↑これは先日ふたりで探検した築地場外でゲット。)

選んでみたりしながら
(↑これは隣のお客さんからいただいた)


日本酒アプリで検索し


素人にしか書けない勝手すぎる感想を記録。


互いの旅や


食や


馴れ親しんでいる芸能なんかについて語り合いながら


(↑上のタヌキで燗つけてもらった)
飲み続けること5時間。
あっという間。
まっこと楽しい時間でした。
Kちゃん、誘ってくれてありがとう。

昨日の個人的な収穫は、ポテトサラダ。
日本酒にはマヨネーズの効いたポテトサラダなど、酸味のあるおつまみを用意しておくと良いことを発見しました。

セサミトースト

2015年02月22日 | ひとり飯 ~持続可能な生活会議~
ストリートとトーストってちょっとだけ読み間違えそうになる。

白ごまペーストに蜂蜜ときな粉を加えて混ぜ、食パンに塗って焼く。蜂蜜ときな粉の量は塗りやすい硬さになるように調節。





夜な夜なプリント類の処分です。
実習中のメモ帳なんかも隙間から出てきます。

青春そのものです。
こんなものですが、これが私の青春。
先生の言葉を必死に書き込んだらしい自分の字を見返して、思わずニッコリしてしまいます。
そうやって、先生からの愛情を今更ながら感じてあったかくなり…

「どうしても捨てられないものコーナー」の山が
どんどん
どんどん
高くなるなる……


海の見えるマチ

2015年02月21日 | たびたべた
卒業式の次の日(オール明け!?)にあるオープンキャンパスで医学部キャンパスについて話すことになったのですが、そこで“立地”についても紹介するようにとの初めての要望を受け、ありったけ思い返してみました。


土地柄、美味しいお魚や野菜を、熊本にも負けないお手頃価格で食べられます。

キャンパスは工場地帯の中みたいなところにありますが、工場は工場でもお菓子の工場も種々あるので

国試直前など土曜朝まで図書館にこもっている仲間たちと、気分転換がてら連れ立って直売に行ったりもできます。
(このあとデパートで同じお菓子を3倍以上の値段で買う気は当然失せます。)

マッチング前で図書館にこもった夏は、夕飯買いにコンビニ行きがてら海へ出れば

遊園地の花火も見えました。
中で勉強してると銃撃戦のような音が響いてびっくりするんですけどね。

部室棟の帰り道に仰ぐ星空もなかなかのものです。


それに少し足をのばせばいわゆる“横浜”ですからね。

母はチャーミングセールに通うのが習慣となったし。


なぜかフラダンス人口が多かったり、ハワイ好きな街でもあります。

さて、どれを宣伝するのが効果的か…
笛ばっか吹いてないでそろそろプレゼン作らなきゃ。

元祖あんみつ

2015年02月20日 | たびたべた
銀座の若松は

あんみつ発祥のお店。

強烈、しかし決してくどくない甘味。


*****


母さんが牛乳アレルギーになってからは、一緒に出かけてお茶する時あんみつの食べられるお店を探します。
銀座は見つかりやすくていいですね。

因みに私は、あんずあんみつを注文してみました。
蜜は、すっきりとしたあんずシロップを選択。
こちらも美味でした。





あさげはモツ煮丼

2015年02月20日 | たびたべた

食の狩人Kちゃんの築地場外ツアーに同行。(4月からの予習も兼ねて。)
混む前に↑を食べるため、集合は築地駅朝7時でした。

こちらでいただきました。行列は長くなるばかりです。
モツ煮を肴にビールを飲む常連さんを「大人っぽい…」と横目で見つつ
私はスマホで撮影なんかしちゃってすみません、急いで食べますから!

お腹パンパンになって場外探検開始。
初めの一周などは初心者らしくそわそわとしているうちにどの店もパーッと通り過ぎてしまいましたが
二周目以降、だんだんと気になる場所が浮き出てくるものです。
とくに、周ごとにテーマを決めて歩くと楽しかったですよ。

鮭専門店では時鮭を購入。
保冷バッグを持ってきておいて良かった!

煮豆が大好きなので(母に作ってもらう根端で)金時豆、それに小豆も購入。
量り売りの方が袋入りよりも安いことに、店員さんに指摘される前から気付いてくれた目敏いKちゃん。


おしゃれな道具屋さんで出会ってしまった、このお店のオリジナル商品である干し網。
私がウンウン悩んでいると(春休みはムダに遊びたい盛りである周りに引っ張られて出費が多いのだ)
何かを見に行って戻ってきたKちゃんの言うことには「日曜も開いてるみたいだから、お給料入ってからもまだ欲しいと思ったらひとっ走り買いに来れば?」
たしかに…!
やっぱKちゃんは賢いわ。


来週ふたりで呑む予定の日本酒のおつまみを買ったお店。
人気商品と書かれた帆立にしてみました。


〆は焼き牡蠣に決定。
予定ではお昼ごはんはKちゃんがチェックしていたフライの定食を食べに行く予定だったのですが、どうしてもお腹が空かず今回は断念。

場外であってもけっこうなスピードで走って行くターレーを見ながらハフハフ。

早起きするといいことあるね。
築地に越してくるのが楽しみになりました。
Kちゃん、誘ってくれてありがとう~


*****


他人の結婚パーティやら同窓会やら退官式やらで今までさんざん依頼演奏を引き受けておきながら、ナメたアマチュア集団の演奏の中途半端さに辟易してきたわたくし。
「私のナントカ式では関係者に演奏たのんだりなんか絶対しないんだから!」との発言に父がひとこと:
「ようこのことだから自分の式でも自分が演奏するんだろ」
…朝から冴えてる父さんでした。


海に~砂浜たんかん~

2015年02月17日 | たびたべた

島でとれたたんかんだそうです。
軽度ですがシーカヤックでも例に漏れず酔ってしまった私には、爽やかな酸味が救いでした…笑

というわけで、出航日の午前中はシーカヤックのツアーに参加しました!
シーカヤックももちろん初めてでしたが、ガイドさんがしっかり教えてくれるので運動オンチの私にもできましたよ~

初心者は二人乗りが基本で、私はAちゃんの後ろに乗って主に舵取りをしました。
すぐ横は海です、当たり前ですが!
魚とサンゴ礁や砂の底が近いっ!
(と夢中になって2人で同じ側ばかり覗き込んでいるとカヤックがひっくり返りそうですが!)
なんかもう海の一部になった感じです。
こりゃいいわ。

沈没船まで漕いで休憩。
ガイドさんがたんかんを切ってくれて、あたたかい月桃のお茶も煎れてくれました。

(こういうの見るとすぐキャンプ道具欲しくなる。)

帰りはだいぶスピードが出ました。
うまく力を抜くのがコツみたいです。

こんな素敵な風景の中にいたんだなあ。

宿に帰って砂を落とし、荷物を持って港へ。
船のチケットを受け取ってからお昼ごはんを買いに行きました。

名残惜しさを助長するこのお天気、島の人々は出航日マジックと呼ぶそうです。

そしてついに帰りのおがさわら丸に搭乗…

しかし!

まだまだ楽しませてくれます、島のみなさん!(この中にお世話になったガイドさんも…)

民宿のみなさんも見送りに来てくださっています。

ちびっこたちまで…!

ああ、さみしい!

ああ…(ウルウル)!!!

しかしまだまだ。

ついてきてまで見送ってくれます。

ばいばーい

ああ、遠ざかった…

と思いきや!?

一隻ずつスピードを上げて近寄り

華麗な飛び込みを披露!!!

あの派手なパンツの人も

と…

とびこみ、

「いってらっしゃあああい!」と叫んでくれている。

あ、ホエールウォッチングでお世話になった船だ!

船長さあああん!

この船はなんと3人も立て続けに飛び込んでくれました。

さようならあああ!

この後です。ななななんと

このお方も大迫力のジャンプを見せてくれたんです!!!

クジラが…いたんです、ほんとうです!
素人目にも明らかにクジラでした。
(Aちゃんは感動しすぎて、この出来事を内地に帰ってからも信じられない期間があったそうな笑)
さいごに素敵すぎるプレゼントをもらいました。

帰りのおがさわら丸ももちろんほとんどの時間を床に伏せって過ごしましたが、満足感はたっぷりでした。
小笠原のあの綺麗な海を、島から船から山から、そして中から眺めて触れてみて
各ツアーのガイドさんや、トレッキング・民宿で一緒になった旅行者の方々のお話を聞いていたら
なんだか世界がグンッと一回り大きく感じられた気がしたなあ、と。
本当にいい旅でした。

さてと。
竹芝港に到着して船を降り、浮動性めまい(覚悟済み)のなかで携帯の飛行機モードを解除すると…
…内定先の病院から「春休みの参考図書」リストが届いていたーっ!!!笑
いつまでも浮かれていないでそろそろ勉強せよと…
は、ははーっm(_ _)m

海の~お別れ夕食~

2015年02月16日 | たびたべた

昨日の夕食。
まだ島に滞在する予定の方が、明日の船で帰る我々のためにビールを用意してくださっていたんです!

お返しに私たちがプレゼントしたのは…
飲み切れなかった缶チューハイや駄菓子 笑
クラス旅行の余りをもらってきていたのですが、連日慣れないことばかりに挑戦しようとするので早め就寝が続き、私たちにしては意外なほど飲まなかったんですね。
外で体動かすの自体久しぶりだったから。

彼は釣りの名人(他のおじさん達曰く)で、みんなで釣ってきたアカバやメアジを宿の板前さんに捌いてもらって

私たちにも食べさせてくださったりもしました!

おじさん達みんなで船釣りに行ったって言うから元々知り合い同士で旅してきたのかと思いきや、
みんなバラバラ。
この民宿で初めて会ってごはんどきに話しているうちに仲良くなったから一緒に釣りに行くことになったみたいです。
それを聞いたときは驚きました。
それでみんなで最後の夜に飲もうって!素敵ですね~

小笠原には一人旅が多く、卒業旅行や有休消化が多いと書きましたが
定年退職後という人も多いです。
いろんな話を聞かせていただいて、食事のときまで毎回とても楽しく過ごせたのでした。

海を~絶景おにぎり~

2015年02月15日 | たびたべた

今度は
海を
見下ろしに

ハートロックへのトレッキングツアーに参加です!
そんな今朝はちょうど

民宿のおじさんが育てておられるコーヒーを淹れていただきましたよ。

産業にしたら絶対成功するってほど気候があっているそうです。
ボニンコーヒー、お見知り置きを!
(ボニンって、無人島のことを外人さんがボニンアイランドって呼んだのだそうです。)

入り口の酢酸スプレーやコロコロクリーナーで、体に付いているかもしれない外来種のタネを落としてスタート。

地形は枕状溶岩。

チェック。

タコの木に入ってみたり。

マルハチね、

中はこんな感じ。

鬱蒼と茂る中を

歩く、歩く。

ひらけたっ!

まだ進んでだいじょぶなんすかっ

ぐわーっ

これも固有種

もうだいぶおなじみタコの木の、実!

なんだなんだなんだ!?

うおうおうお

ひゃーっ!

わーっっ!

ツアーのみなさん。ガイドさんのおかげでだいぶお話してお互いのことがわかりましたよ。
転職前で有休消化中と卒業旅行、いずれにせよ一人旅の方が多かったです。
山マニア、島マニア、旅マニアとそれぞれ、みなさんのマニアック度がすごかった。
世界はまだまだ広い!

そして今日もクジラ探しに夢中のAちゃん。(実際きのうのホエールウォッチングは船でここまで来ました。)

さて、お昼ごはんを食べ
名残惜しい景色とお別れして

ガジュマル(つまり外来種)の森に寄り道。
なんか前にここに家を建てた人が風除けに植えたんだって。

みんな逞しく、すいすい木登りしてました。

あ、トカゲ。

ガイドさんのいたずら。

ガイドさんの見つけた新しい観光名所(季節限定)。

島の唐辛子。

無事に帰ってきました~。




この日の夕食では初めて生のグァバを食べさせてもらいました。

一度でも生を食べるともう怖くないですね、

種だらけのグァバサワーも!

というわけでこの日は近くの居酒屋に繰り出しました。
(ちなみに隣は、島で作っているラム酒です。)

だってみんなが…

ウミガメを食べてみろというから!

島野菜の天ぷらも美味しかった。

Aちゃん相変わらず飲める口。
今までの旅や、身の回りで起きていることについて話しながら。

海で

2015年02月14日 | たびたべた

ホエールウォッチング、昼休憩。

波の静かな場所なので船内の空気も緩んでおります。
みんなスーパーや売店で思い思いに買ってきた魚肉ソーセージやらおにぎりやらを食べて、ひなたぼっこ。
(島の売店はツアーの集合に間に合うようにお店を開けてくれていましたよ。)

この日は波がけっこうあって(アネロン飲んでてよかった)、船長さん達もクジラの探すのが大変そうでした。
でも、見えましたよ!(以下、防水カメラ担当Aちゃん渾身の写真たち)

船が傾くのでみんな一斉に片側に走り寄るのは

や…

やめてくださ…

やめーいっ!
いつも冷静キャラのAちゃんが「ぎゃっ!」とか叫んでいてもうほんと、来てよかったなと思いました笑
ほんとはクジラ博士になりたかったんだって。


なんと人生初シュノーケリングもしたですよ。

水着は「念のため」着て行ってただけだったのに

リピーターのおじさんに「そんなこと言ってたっていざとなったら泳ぐしかない雰囲気になるんだから」と言われ足ひれとシュノーケルのサイズ合わせが始まり

勢いに任せて海のなか。

興奮してしまいました。
綺麗な魚の群れやサンゴ礁が手の届くところにあるんですもの!

無人島、南島にも上陸したです。

石灰岩ゴツゴツとげとげの見たこともない景色のなか

突如として現れる

砂浜。

自然が作った

(持って帰ってはいけません。)

不思議

(と、思うのも人間の勝手。)

綺麗

だけどちょっと怖い。

中に居る。中に居させてもらっているこの感じが。

自然を慕い、

敬い、

恐れる感覚を体で知ることができた気がする。



すばらしい。

大変お世話になったツアーのガイドさんたち。
中には小笠原を気に入って移住してきた方もいらして、それを聞いた時はびっくりしましたが、全くもって素敵なことだと感じました。

この日の夕食後はもうひとイベント!
ナイトツアーです。

オガサワラオオコウモリをたくさん見ることができました。(上は解説用)
かわいかった!

そして、満天の星が…
なんというか……
ぱらぱら………
そう、ぱっらぱら散っている感じ!
星なのに!
でもAちゃんがエジプトの砂漠で見た星空はもっとすごかったって。
それってもうさ、空じゅう星だらけ?
を通り越して、星中空だらけ?






海へ

2015年02月13日 | たびたべた

卒業旅行はAちゃんと小笠原へ。

船に乗り込み荷物を置いて、とりあえずデッキに上がってみる。

お、なんか上がってくるくる…

コンテナだ~!(国試直後にて興奮の閾値低め)

おじさん飛び乗ったっ!!!

竹芝港を出発すると

犬!?

空港だ~

ごはんにかけるユカリみたいに見える鳥の群れ

海ほたるって外から見た方がすごさがわかる…

とかね、東京湾を満喫しながらひとしきりおしゃべり。
この先に待ち構える試練など知る由もなく、余裕を見せるふたりです。

湾を抜けて波が激しくなってきたぞー♪
(まだ元気)

このあと。
大量に買い込んだおにぎりなど見向きもせず
ひたすらベッドに臥せって船酔いと向き合ったふたりでした。
(さすがにこの日は揺れた方だったみたいだけど。)

朝だ。
朝日を見にデッキに上がろうとか思っていた時代もありました。(論外。)

しかし耐えていればいつかゴールが訪れるもの。

父島に着きました!
25時間半を経て陸へ上がる喜び(…なんかフワフワする~)。

お昼頃に到着するので、お昼ごはんを食べたあと半日は遊べます。
この日は戦跡ツアーに参加しました。

とりあえず眺めにひたすら驚いてしまって、ガイドさんの話ときどきそっちのけになってしまった。

まだこの日の小笠原の海は、私にとってよそよそしかったんだろうな。

沈没船が見える。

出た、タコの木。

ハカラメ。これ天婦羅にすると便秘に効くんだって。

マルハチ。今はダメだけど、内地に持って行くととても高く売れたとか。

トイレットペーパーの代替品だった葉。

ガイドさんのお見事な話ぶりで私はもうどう受け止めればいいかよく分からなくてなってしまったので、なんとも不真面目な写真ばかり載せてしまいましたがご勘弁。

まあそんなこんなでお腹も空いてきた(船酔い解消)ので

待ってました!民宿の夕ごはん。
スターフルーツやマンゴーはこちらの農園のもの。
小笠原の気候が合うそうです。

夕食後に呑もうと、クラス旅行で余った缶チューハイを大量に持って来たのですが、今日のところは
「明日はホエールウォッチングを予約してるけどそれってまた船……酔…い………?」
と少々不安になりながら早めの就寝。
揺れないお布団、サイコー!


今日のおみやげ:オガサワラコウモリの齧り跡