ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

かんげきまんじゅう

2014年10月29日 | たびたべた
高校時代から私の宝塚鑑賞の師匠であるPにいざなわれ、大好きな演目である「エリザベート」を観てきました!
当日券をゲットするために早起きして◯時から会場前で並び…

(Pの“観察眼トーク”で盛り上がっていたらあっという間でしたが)

噂に聞いていた入り待ちの様子を生で拝見し…
(細っ!足長!そしてファンの方々マナー良すぎ!)

安くて乙な立ち見の券を購入!

ぜんぶ初めての経験で、とても楽しかったです。
これらのイベントのおかげで開演前に気持ちがさらに高まって、その日一日を中しあわせに過ごすことができるのだなと思いました!

開演までの空き時間にお昼ごはん。
Pが連れてきてくれた美味しいランチは

なんと座席券と立ち見券の値段差で食べられる安さでお腹いっぱい。

肝心の公演内容も素晴らしく、始終にやけていました。
安定感のある歌もよかったですが、今回とくに印象に残ったのは良い“間”のある芝居!
キュンとさせられました。

終演後、パスポート申請に行ってからも
延々と頭の中で音楽が流れて続けています…
これをBGMにして、残りの卒業試験も乗り切るぞ!
ということで帰りに大学に寄って勉強してきました(家帰ったらぼうっとエンドレス回想しちゃいそうだった)笑

友よ。
至れり尽くせりのすてきな一日を、どうもありがとう!

はあ…うっとり♡

おもかげ弁当

2014年10月16日 | おべんとメモ

なんだか余計に寂しくソワソワさせる秋雨の音。
急に寒くなったしね。
そんな夜は、ラム酒をちょっぴり効かせたホットミルクです。
ふう。

そいえば最近は、おべんと持って卒業試験の勉強に図書館にでかけています。
写真見てください、お弁当箱の下!かわいいでしょ。
贈り物の天才Sがくれたパン屋柄のエコバッグです。
お弁当にぴったりのサイズ(ちなみにイヤーノート運ぶのにもちょうどいいサイズ…カバンがいっぱいで別々に持ってく時に!)で、おべんと作りのモチベーションを上げてくれています。
デザートは、この前のおでかけで買ってもらった小形羊羹。
おもかげと夜の梅が好きです。ご参考までに。





会いたくないのに会うべき人、会いたくても会えない人。
よのなかなかなか、うまくいきませんなあ。

なぜか今、よく思い出される言葉。
「力になれるっていいことね」
前に担当させていただいた患者さんに、翌日から家族のところに行かねばならないのでしばらくお会いできないと伝えた時、酸素マスクの中で小さく頷きながら私にかけてくださった言葉です。

今なぜか
ずしり、
と。


かぼちゃのホイル焼き

2014年10月12日 | ひとり飯 ~持続可能な生活会議~

最近、大学の購買部に「秋限定!」とか書いてあるカボチャ味やサツマイモ味、クリ味の商品が並べられ、完全に翻弄されている私たち(Kちゃんと私)…
さらに最近腰の重かった料理さえする気にさせるのがこれら秋の味覚たちの魔力です。
というわけで、きのう紹介したレシピに引き続きかぼちゃメニュー(ひとり暮らしだと一回では使い切れない)!

フライパンにアルミホイルを広げ、
かぼちゃとソーセージを並べます。
かぼちゃには一切れずつバターのかけらをのっけてね。
ホイルで包んで、フライパンの蓋もして弱火でじっくり加熱したらできあがり。

こ、これは…
うんんんめええええ!
じりじり待って正解でした。かぼちゃの皮なんかカリカリのカラメル状になってるし。
ほんと、期待以上だったわー。





暗示をかけられているだけかもしれないけれど
涼しくなると、私も例に漏れず「秋だ、読書がしたいなあ…」なんて気がしてくる質です。
(ほんとの読書好きはわざわざこんなこと思わないでしょうね。)
それで、去年の秋は友人Kに本屋さんについてきてもらって紹介された本を大量購入したわけですが
今年の秋はというと、今まで見向きもしなかった本達に“今さら”出会うことが多いです。つまり、もともと名前くらいは知っていた作者や本に急に興味が湧き、「どうしても今!」読んでみたい。そんな気持ちになるのです。

しかし、その“今さらの出会い”の動機が必ず具体的に説明できてしまうのが、この私の残念なところ。
たとえば、次の旅先が舞台の小説、とか。学生でいるうちにサラッと学んでおきたい歴史や宗教が題材の漫画、とか…あ、聴覚障害や手話の勉強をし出してから急にドラマ「オレンジデイズ」にハマったこともありました(リアルタイムで流行っていた時にテレビで観れば、わざわざDVDを借りずに済んだのに!)。
そう、音楽や絵画についても言えることですが、私は一般的にすばらしいと言われる作品たちに触れてみたいと思っても、その作品を何らかの“手段”として捉えるきっかけを与えられなければ自分からはなかなか手を出すことをしません。
それって作品にとってはとても不本意なことだろうと想像すると、なんだか申し訳なくなるのです。だって、きっと作品だって(人と同様に)手段でなく目的でありたいと思うでしょう?

あらあら、小学時代のようこちゃんはもっと本をバンバン読む子どもだったのに?と思い直そうとして….あれだってオーストリア在住中で「日本語の活字に飢えていたから」という理由がうっかり浮かんでしまいましたとさ。

学問においてもそう。あまり学問や研究そのものに興味をもてるタイプではないみたいです。その代わり、臨床実習で病棟の患者さんの疾患について調べてくるように指示されたら勉強らしい勉強をする気が起きる。論文を検索したり、もちろん基本的な事項を簡単な教科書で確認するにしても、そういう動機さえあればスッと入ってくるし、そこで吸収したことならきちんと人に説明できるくらい頭の中に留まります。その点、昨日まで選択して回っていた小児血液グループでは、久しぶりにゾクゾクするような楽しい実習をさせていただきました。単調な国試の過去問漬け生活を送る6年生であるから尚更そう感じたのかもしれませんが…

話がズレましたが、そんな訳で私は作家にも芸術家にも学者にもなれそうにありません。
諦めて、私の心の赴くままに、明日からは旅行に向けた読書第二弾:ムーミンを読んでみます。ちなみにムーミンの作者トーベ・ヤンソンは今年生誕100周年だそうですよ。(ちなみにちなみに、同じフィンランド出身のシベリウスは来年生誕150周年。)


カボチャとうふと「秋の夜長」開催について

2014年10月11日 | ひとり飯 ~持続可能な生活会議~

かぼちゃ8切れを加熱し、皮をとって潰す。
バター小さじ1程度をのせて溶かし、
絹豆腐を大スプーン大盛り1杯分加えてよく混ぜる。
卵1個、お砂糖大さじ2、小麦粉大さじ2を加えてさらに混ぜ、シリコンスチーマーに流し込んで蓋をする。
ふたをした極弱火のフライパンで40分ほど加熱する。

出来たての熱々も、冷蔵庫で冷やしたのも、おいしかった。





約1年半の実習生活最終日を、感傷的に彩りたくて(それなのに今日の実習自体は呆気なく終わってしまったのもあって)
今日は勉強を急いで終わらせて帰って、珍しく本を一冊読みました。
その間にバッカス(コンビニで買えるコニャック入りのチョコ)を一箱食べ尽くしました。
次に着るのは来年4月となった白衣を干したベランダ際に座って、おふとんを被って。

「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」
http://www.amazon.co.jp/dp/4163821104/ref=cm_sw_r_li_awd_FIaoub19K0SV6
ガイドブックのフィンランドの章に紹介されていたので読んでみたくなったのですが、最近ちょうどノーベル賞選考シーズンで再度話題になっていて、二重にタイムリーな本でした。
もちろんそんな俗っぽい動機とは関係なく、物語に夢中になって時間を忘れました。

(友人がプレゼントしてくれたブックカバーには時計を模した栞が付いています。)
解釈があっているかはわからないけれど楽しめたと思う。こういう本には特に苦手意識があったのです。
読みたくなったのは、こんな私もやっと読むに相応しい時期に達したと、神さまが教えてくれたってことかな。

それで今は余韻に浸り中。
秋の夜長とはよく言うけれど、敢えて時間を作らなければ実行できない、なかなか贅沢なイベントですよねえ。
でも、作った甲斐のある時間になってよかった。




おひがんくまもん

2014年10月10日 | たびたべた

いきなり団子を食べたべ歩く秋の熊本城。
季節柄、栗入り。

夏休み最終日まで採用試験やそのための勉強をがんばったら、翌日に学校が再開した途端こころもからだもしっかりお休みモードになってしまったまま9月いっぱいずーるずる。
それなりに色々あった気はするのですが…
相変わらず自由な時間を与えられても有効活用できたという自信をもてない自分、与えられた課題をこなしている方が安心していきいきしている自分になんだかガッカリ。
ま、こんな私を成長させてくれる研修病院を、神さまが選んでくれると思います(とか言いつつ昨日の提出期限ギリギリまで志望順位をうじうじ悩んでいた私)。


天守閣から眺める山並みとくまもん。
熊本城には、ある任務を遂行すべく寄ったのでした。
依頼主が思った以上に喜んでくださったことは、先月の嬉しいニュースのひとつ。
バカっぽく聞こえるからあまり言いたくないんだけど、結局わたしは何でもいいから人に喜んでもらえるのが好き。


この日はラッキーなことに随兵行列もやっていました。
普段この時期に帰ることはないので、本物を見たのは初めて。
ドーカイドーカイ!のかけ声と甲高いラッパの音は、今でも思い出せるほど印象的で、
そろそろ私もまた、こういう心がブルブルするようなことに参加したい、見てるだけじゃなくて、と思った。

おまけ:まだある、熊本のいいところ

安くて量が多いランチ


空港のラウンジで一人一本サービス