ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

【自家製レーズン酵母のカンパーニュ】

2006年03月25日 | こむぎこ日記
成功しました!
自家製酵母デビュー記念に朝ご飯の食卓をパシャリ
不安だったレーズン酵母、全粒粉と強力粉と塩と赤酒と(砂糖と油脂は不使用!さすがマクロビオティック。粉はカメリアを使ったけど、本当は国産小麦がいいんだって。)合わせてこねて、朝から置いておいたら、夜にはちゃんとふくらんでいたので、どうなることやらと思いながらも続行。ちょっと期待に胸を膨らませ、夜中にオーブンを一人でにやにや覗いていたのでした。
めでたく今日の朝ご飯で、もう母さんと父さんと私のお腹の中です。お腹は痛くないです、まだもちもちとして、砂糖は全く入れていないのにレーズンの甘味が効いていました。
発酵期間中に毎日瓶の蓋を開けていたら、ある日いつもどおりに開けたのにプシュッと音がしてプンとお酒のにおいがしたんです。どきどきわくわく、植木鉢でハーブを育てるのと似てるかも。やみつきです。今度は何の酵母にしようかなあ。

今日、熊本のおじいちゃんとおばあちゃんと、熊本に帰っているしょう君と智子ちゃんが、この私のブログを見てくれるかもしれません

合唱の発表会

2006年03月24日 | おべんとメモ
写真は今日のお弁当。作ったと言っても、ごはんは母さんがお鍋で炊いてくれました。横は昨日広島のなおちゃんから送ってもらったお誕生日プレゼントのキッチンミトン。かわいくって、使うのが嬉しくって…。なおちゃん、ありがとう。なおちゃんというのは、母さん同士がまず友達で、2世代友達です。ときどき遊びに行き合うだけなんだけど、仲良しなんです。そのなおちゃんも18日に誕生日だったので、今日プレゼントを送ります。そういえば昨日母さんとアルバム見てたら10年以上前のなおちゃんと私の写真が出てきて笑っちゃいました。なおちゃん、写メールするからね~!

そうそう。19日はこどもの城児童合唱団の発表会でした。今年はいつもより一つ多い3部公演。1・2部と3部で全く違ったプログラム、つまりリハーサルも2部の後に3部の分をしたりで、計5回通した感じです。金子みすずや戦後60周年や春夏秋冬の童謡をテーマにいっぱい歌いました。毎年だから、わかってるんだけど、へとへと
1・2部では、ミュージックパークというダウン症の子たちのリトミックの子で、かれこれ3年くらいの付き合いになるSちゃんという男の子と一緒に歌ったり踊ったり手伝いました。この手伝いももう中学生になってから何度もやってるから、Sちゃんとはかなり仲が良くて、でもずっとしゃがんでたり腰を低くしたりして一緒に歌ったり踊ったりするから、結構汗をかいて、運動した!という感じでした
3年も一緒にやってると、Sちゃんは見違えるほど大きく成長していて、驚かされます。「世界が一つになるまで」の手話なんか、本当に上手に丁寧にできるようになっていて感動しました。やっぱり、たくさんおうちで練習したんだって。おしゃべりも前より多くできるようになって、いらいらも我慢できるようになって、あいさつもお礼もはっきり言えるようになって、えらいよSちゃん!私もまだまだ子供ながら、子供の成長のすばらしさを感じることができました。一番感じたのは、メンバー紹介のときSちゃんを高く持ち上げたら、腰が…「くは!」大丈夫でしたが。こうやって調子に乗ったお父さんたちはぎっくり腰になるのだなあ
今年は、舞台の席のほうでずっとSちゃん達のお父さんお母さんが見ていてくれること、きっと忙しいだろうにかわいい子供達のために来ていることも、よくわかりました。障害をもった子だけではないけれど、みんな、合唱団などいろんな団体の場に、ただそこにいるだけのためにも、たくさんの努力を本人と一緒に周りがしているんだなあ。私も家族や友達に常に支えられています
それから、今年は発表会の司会も中3が担当だったので、そっちの方も楽しく、忙しかったです。私達は13人もいて楽しく準備ができました。みんなには普段、週に一回会えるか会えないかだけど、3歳から一緒だったり、合宿で一緒に苦労したりする仲間で、おしゃべりしたりすると楽しいから、やっぱり一緒にいる時間の合計の長さを感じます。曲紹介を考えたりマイクで言ったりするのもおもしろくって、やっぱり私は言葉を使ったりしゃべったりするのが好きだなあと思いました
暑くて疲れて鼻血が出たり、大変だったけど、充実したすてきな会になってよかったです。来年度の4月からはいよいよ高校生以上の講座になります。そっちで待っててくれている友達もいるし、楽しみ



「Halleluja !」な卒業式のお話

2006年03月24日 | こむぎこ日記
写真はレーズン酵母。ついに自家製酵母デビューしました。ずっと挑戦したいと思っていた、マクロビオティックのレシピです。
中島 デコ / パルコエンタテインメント事業局(2005/07)
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とにかくおいしく作れますデコさんのオリジナル酵母パンは絶品!心も体もホッとするレシピ


写真、ふかふかの白い絨毯の上で撮ったら、なにやら怪しいものに。実際怪しいのです。今朝こねて、今一時発酵中なのですが、ちゃんとふくらむのかなあ…。ちゃんと焼けたとしても、安全なのかしら

さて。昔の話になってしまいましたが…
17日には卒業式、19日には合唱の発表会「ぼくらのサウンド」があって、舞台尽くし!
どちらも大成功で楽しく嬉しい思い出になったので、記録しておきたいと思いまして

まずは卒業式。私たち中3はハレルヤを合唱しました。私は指揮だったのですが、本番も気持ち良く振れて本当に良かった。みんなも、今までで一番よかったって言ってくれて。母さんも、嬉しくてしょうがないみたいだったって!実際とっても楽しかったし、帰りにSさんともしゃべったけど、「いい曲だなあ」と、振りながら心の底から思いました。230人が見ていてくれるという感覚が、私をますますそうさせたのかもしれないな。式中の緊張の割にはみんなガンガン歌ってて、振れば振るほどこっちにふりかかってきたし。
指揮をしてから、今までクラスも違って話したことの無かったような人にも声をかけられるようになったのも嬉しかったなあ。みんな、いいと思った時にはそういう反応を素直にしてくれるし、こっちも認めてもらえたって素直に喜んでどんどんがんばれるっていう良い循環ができてたと思う。
それに、うちの学年は、(自慢ですけど)もともと歌がうまいと定評があるんです。でも、だからこそ私が、みんなの前で振ってみるまで、長期間緊張して不安とストレスが心に積もって、けっこう精神的に大変な状態になってたのも事実。
でも(「でも」が続いちゃったなあ)そのおかげで一生懸命準備もできたかな。母さんとか、合唱の先生とか、この前観に行った金聖響さんとか、クラブのコーチとか、まねできそうなことは全部吸い取って、1月からは電車の中で毎日絶対ハレルヤを聴いて、どれだけ意味があったかは分からないけど、とにかく精一杯がんばってこれた。まねといえば、あのあと合唱の練習があったときに先生の指揮してる表情見てて、「ああ、やっぱり2歳から見てるこの顔は私の中にインプットされてて、それもハレルヤのとき出てきてたかも」と思った。
そして、自分のがんばりへの祝福と、歌ってるみんなの温かさへの感謝が顔に表れてたと思う!終わってから、またいろいろみんなに言ってもらったけど、「指揮してるよっちゃんの顔見てたら涙出てきた」「指揮が終わってからの達成感に満ち溢れた顔が特に。」の言葉には、びっくりさせられました。みんな本当にありがとう。大好きです。
最後に振り終わって、沈黙が流れるかと思いきや、「グス、グス」の鼻水をすする音が後ろの先生達から聞こえてきて、中高一貫で普通に高校にあがるけど、やっぱりちょっと中学生の自分とさよならする淋しさが心をよぎりました。

金聖響さん、かっこいい!

2006年03月15日 | Weblog
3月11日は、文京シビックホールに行きました
演目:シャブリエの狂詩曲「スペイン」・シベリウスのバイオリンコンチェルト・チャイコフスキーの交響曲第4番
演奏:金聖響(指揮)、戸田弥生(Vn.)、東京フィル
チャイ4を生で聴くのは2回目だったけど、やっぱり大好き!本当に面白くて爽快な曲です。今回も、4楽章の山では久しぶりにぞくぞくぞくっとしました。(金聖響さんのブログには”爆演”って書いてあった。その通り!)はじめのホルンも、木管のアンサンブルも、ボエのソロもすてき。管弦のコーチに、「チャイ4やりたいなんて、言わないでね」って言われたことあるけど、言いません!聴いただけでもかなり難しそう。でも、吹けたらそりゃかっこいいよなあ。
それから…指揮の金さんが、とってもとってもかっこよかった!お母さんと、ロビーに展示されてた写真を携帯で撮って、待ち受けにしちゃいました。本当にかっこいいんだから
一度でいいから、金さんに「はい」って合図を振られてからソロを吹いてみたい!うっとりして、吹けないかもね。

【ちびシトロン】

2006年03月15日 | こむぎこ日記
今日は午後から学校で、最後にクラスのお別れ会をするので、みんなにパンを焼きました。レモンピールを混ぜ込んだら、発酵中からいいにおいが~
ちょっと、ひとり分がとってもちっちゃいんだけど。これでもいつもの生地を2回分、朝から早起きしてがんばったんです。お誕生日に木管のみんなから贈られた、ぶたのエプロンと、きらきらゴムをつけて(みんな本当に私にぴったりのもの選んでくれて、感動。ありがとう。)
さあて、積み上げてみたはいいものの…。これからどうやって持っていくか悩まなくっちゃ

【黒蒸しパン】

2006年03月12日 | こむぎこ日記


期末テスト期間中のお昼ご飯に、近所のドイツパン屋「インマーマン」でフォカッチャと黒蒸しパンを買ったんだけど、この蒸しパンが本当においしくって!作りたいと思ってネットで検索してみたら、「がんづき」というものが出てきました。東北の伝統的なおやつで、雁(がん)の肉に似てることからその名前になったそう。インマーマンで買ったのは、なんだかシュトーレンみたいな味がしたから、東北のおやつだとは思いもしなくてびっくりした。あれにはカルダモンかシナモンでも入ってたのかなあ…。今回は勇気がなくてやめといたけど。
卵と黒砂糖と牛乳と酢とサラダ油と重曹を入れて、(ここまでかき混ぜないのがポイントらしい)ぶくぶくしたら小麦粉と砂糖を入れてよくまぜ、型に流してからピーナッツ、レーズン、ゴマを加え、上からキッチンシートをかぶせて1時間蒸す。オーブンの天板にお湯を張って蒸し焼きにしてみたけど、無事成功。らくちんで大きくてボリュームたっぷりのパンができましたかさの増え方にはおどろいた。
めでたく、今日のおうちのお昼ご飯になって、余りは小さく割ってラップに包んで冷凍庫。今度のおやつにあっためて食べたらおいしそう。
作ってる途中、重曹がぶっくぶくあわだって、どきどきしておもわず見つめちゃいました。恐るべし、炭酸水素ナトリウム
これ、いろいろアレンジの余地ありげ!

十五の春が来た…

2006年03月10日 | 季節のごあいさつ
お久しぶりです。やっと期末テスト準備期間が終わって、期末テストが終わって、テスト最終日に熱が上がって、テストだけ受けて早退して、病院行って、たくさん寝て、次の日卒業式の練習で初めて指揮振って、創作ダンス発表会に出て、図書委員の蔵書整理をして、帰って、やっぱまだかなりだるくって飽きるほど寝て、今朝普通の状態に戻りました…。あわただしいったら、もう!

3月2日は私の15歳の誕生日でした
晴れ女の私の誕生日は、やっぱり晴れた
この日は期末テストスタート前日にも関わらず、たくさんの友達から「おめでとう」を言ってもらって、晴れやかな気分の一日となりました。
熊本のおじいちゃん・おばあちゃんからは私の「食べ物」っていうリクエストに答えて、スイカとみかんとゆべしと風雅巻きのプレゼントを送ってもらいました。
家はお母さんからの桃の花と私の大好きなラナンキュラス・マーガレットの花束と、お父さんからの15本のネクタリン色のバラの花束で、家がお花屋さんみたいに春にあふれていました。
夜は、菜の花のわさび醤油のおひたしと野菜ごろごろスープとアイスケーキとスイカ(季節は…春ですよ!贅沢な春のスイカ)での豪華ディナーとなりました。
お母さんからは青いノンホールピアスと図書カードをプレゼントされました。夏になったら早くピアスつけてお出かけしたいなあ。図書カードは、レシピに費やされることになると思う。
友達からもいろいろもらいました。例えば、Aちゃんがくれたのは、かわいい鉛筆とED EMBERLEYの携帯入れ。ちょっと感激的なストーリー付きなの!Aちゃんと去年宝塚を観に行く前にソニープラザを見て回ったとき、私が何気なく「このかばん、持ってるー」と言った(らしい)んだけど、それをずっと覚えていたAちゃんは、そのかばんとおそろいの携帯入れを贈ってくれたのです!
Kちゃんからは、かわいいクローバーの栽培セット。ベランダのかわいい緑たちに仲間入りです。

贈りものって、本当に贈ってくれる人の心が表れると思います。私は気の利いたものを考えるのが苦手で、いつも自分がもらったプレゼントを思い浮かべるたびにもどかしくなる。一番思うのは家族へ何か贈りたい時。もっと、身近な人を、よく観察するようにしないとなあ。
お誕生日に「おめでとう」って言ってもらったりプレゼントをもらったりすると嬉しいのは、自分が相手に見てもらっているんだ、認めてもらっているんだ、って思えるからかもしれないなあ。
全く幸せものです、私は。みんなに、ありがとうが言いたい。

あ、回復した今日こそ、粉触ってない禁断症状を解消しなくっちゃ!なに焼こっかなあ