ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

ちびのシナモンロール達 窓付きの袋入り

2007年05月06日 | こむぎこ日記
今日はあいにくのお天気でしたが、上野公園のあるイベントに行ってきました。
シナモンロールのちびちゃんたちは、そのイベントで一緒にはたらいたみんなにおすそわけ。
いつもの量の生地で3分の4倍の数を焼いたので、成形がおぼつがなくて不安だったけど、うまくふくらんでくれました。
カップはシリコンでできていて、いつもは私のお弁当カップとして使われているんだけど、オーブンにも対応するカラフルでエコな優れもの。(なので食べたら回収)紙よりしっかりしているので、ロール系のパンを焼くときは生地がうまくせり出してくれて助かります。
袋は、窓付きでとってもかわいいでしょ?この道具達はグランベリーモールで発見した新入りです。

もう一週間くらいお休みで全然構わないんだけど、残念なことに今日でゴールデンウィークはおしまい。あ~あ。がんばらなくっちゃ。


人気blogランキングへ
↑よかったらクリックしてください



ポンデケージョ

2007年05月05日 | こむぎこ日記
新学期が始まってから、ずーーーっと忙しい私ですが、やっとやっと、「粉」に触りました。
先日めでたく掲載が全て終了した“ぱんれぽ”のブラジルの章でも紹介した、ポンデケージョ。外はかりかりっ、中はもっちりの楽しい食感と、ほわぁっと広がるチーズの香り!

今朝は連休で帰ってきてる父さんと、朝ごはん前に公園でランニングしてきました。昨日から2日目だったので、昨日は「まだなの?まだなの?」と思っていた3周目の後半ゴール近くを、今日は「まだだぞー。まだだぞー。」と思いながら走りました。結局どっちがいいのかはわかんないけど。腿が筋肉痛だし、ヘナヘナな自分がとても情けなかったけど、気持ち良かった。


人気blogランキングへ
↑よかったらクリックしてください




参考文献 ~ぱんれぽNo.39~

2007年05月02日 | ぱんれぽ~高2夏休みの自由研究
参考文献

パンの文化史 朝日新聞社 1998
パン「こつ」の科学 柴田書店 2004
100%パン 毎日新聞社 2005
パンの基本大図鑑―パン・マルシェ 講談社 2003
パンの絵本 農山漁村文化協会 2005
粉の文化史―石臼からハイテクノロジーまで― 新潮社 1987
パンをめぐる旅 河出書房新社 2004
ようこそパンの世界へ パンニュース社 1992
おいしいパンノート イオグラフィック 2006
朝日新聞2006年8月27日朝刊
A.E.I.O.U.UND DRIN BIST DU 1000 Jahre Oesterreich/Ueberreuter/1995
Getreide Vom Korn zum Mehl/Kinderleicht Wissen Verlag/2004




「おわりに」 ~ぱんれぽNo.38~

2007年05月02日 | ぱんれぽ~高2夏休みの自由研究
おわりに

今回、私は地域によるパンの違いについて調べた。これは私がパンに対して特に魅力を感じる部分である。
今の日本では、世界各国からの多様な食文化が紹介され、それを比較的手軽に味わうことが出来る。同様に、パン屋にもいろいろな興味深いパンが並んでおり、一周眺めるだけでも、世界のパンの種類の多さを実感させられる。
日本とパンの関係には、他国にはない特別なものがあるように思うのだ。食生活の洋風化に伴って、日本人のコメの消費量は減少してきて、パン食が増加している。ザビエルが日本に初めてパンを持ち込んで、木村氏が初めて酒種を使ってあんぱんを焼いて…パンは徐々に日本人の生活に侵入してきた。そして第二次世界大戦後にはアメリカから小麦を輸入して、学校給食でコッペパンが出されるようになった。これが、日本全国に確実にパンが広まったきっかけと言われている。給食といえば、今ではだいたい半々の割合でごはんとパンが出されるが、両親の小学校時代はごはんは週一度、それ以外はパンだったようだ。
日本人にとってパンとはなんなのだろうか。今、多くの人間がこのことについて考えている。日本のコムギはたんぱく質含有量が少なく、パン作りに適しているとは言えない。でも、「身土不二」(=人と土は一体である、人の命と健康は食べ物で支えられ食べ物は土が育てる。故に、人の命と健康はその土と共にある、だからその土地のものを食べようという考え方)を掲げ、国産小麦やコメ粉でのパンの作り方を研究し、作っている人や店が増えてきている。
パンはもとはといえば完全に輸入によってヨーロッパから伝えられたものだ。そのくせ、日本の人々はヨーロッパのパンのレシピに飽き足らず、日本でしか売れなさそうなあんぱんやカレーパンやクリームパンを発明して、今やパン屋のスタンダードになっている。そうして、白くてやわらかくてほんのり甘いパンばかりが好まれるのかと思っていると、一方では、できるだけ本場フランスのバケットに近いフランスパンを作ろうと、修行に出る職人も多いそうだし、実際私の小さい頃よりも、味や食感が本物らしいものが増えているように思う。それは、材料を全て輸入し外国人の職人を連れてきたからといってすぐにできることではない。例えばヨーロッパのからっとした気候に比べて、日本のこの気候では生地がすぐにべたつくし、醗酵中も放っておくだけではいけないだろう。焼きあがったものも、消費者が買う時にはしけってしまうかもしれない。このような、風土により発生する問題に対する人間の知恵と工夫と苦労、そしてそこから生まれた、その土地でしかできない個性溢れるパンの姿が、私を惹きつけるのだろうと思う。
結局、日本のパンはその時の日本人がどんなものを食べたいかによって作られるのだと思う。良い所はすぐに外国の真似をして複数の種類を取り入れる。(これは国民性として私たちが持っているものだろうし、日本のパンの原点が輸入だから、他国と違って必要性よりもノウハウのようなものが先行していて、技術も追いついているからうまくいくのだろう。例えばドイツとフランスのパンを比べてみると、こね方から違っているのに、互いの方法を学んでみようなどという考えは昔から一切起こらないみたいだ。)さらにそれを組み合わせたり、新しいアイデアを付け加えたりして、おもしろいパンやどこかの伝統のパンが新商品として並ぶ。それらは、はじめは珍しさで売れていくようだ。そのうち、うけないものは廃れる。流行もある。そして時には、大流行の末に忘れ去られて廃れるものもある。こうやって、まだ新しい日本のパン文化は、どんどん進化しており、これから伝統が積み上げられていくのだと思う。店頭には、長生きしているパンも目新しいパンも平等に並んでいるものだから、私は成長中の日本のパン文化を形成する消費者の一人として大きな責任を感じ、いつも迷って立ちすくんでしまう。
こんな日本に住む私だからこそ、一部のパンに対しての好みや親しみはあるものの、客観的に世界のパンを見られたのではないかと思う。しかし調べていくうちに、まだ見たこともないようなパンも多数出てきた。いつか、このレポートで説明した世界のパン全てを、現地まで行って食べ尽くしてきたい。



↑デリッシュ食パン             
デニッシュに近いリッチな生地の食パン    
デニッシュとデリシャスをかけたのか、    
ただの書き間違いか・・・


↑メロンパン
海老名のパーキングエリアの名物。
中身まで緑色にしてあるのが特徴。

「オーストラリア」 ~ぱんれぽNo.37~

2007年05月01日 | ぱんれぽ~高2夏休みの自由研究
☆オーストラリア
移民の多くにはどこもそうだが、この国にもさまざまな種類のパンがある。都市部ではヨーロッパのパンが食べられる一方、アボリジニの暮らす砂漠地帯では、今でも灰の中でガレットを焼いている。草原地帯で作るダンパー(=湿らせる)という全粒粉の田舎パンが注目を集めている。