写真はAちゃんとのプレゼント交換のプレゼントに添えるのに焼いていったシナモンロール。Aちゃんからはかわいいマグとおいしいコンポートをもらいました♪ありがとう。
さて、いよいよ今年最後の日となってしまいました。まあなんて早いこと!
年末は忙しくって、ブログの更新をする時間がなかったので、
今日は12月振り返りスペシャルを熊本のおばあちゃんちからお贈りします
まず、試験があったでしょ、
それからAちゃんと楽しみにしていたミュージカル「マリー・アントワネット」を観てきました。半分以上がショックという名の感動かな。原作は遠藤周作で、後に読んだ原作の小説のほうがもっと衝撃的でした・・・。今年、宝塚のベルバラに始まり、漫画の方や、夏休みにレポートした中江兆民など、フランス革命・革命思想にどっぷりだった私の1年の終わりを締めくくるにふさわしい作品です。自由を求め、希望に満ち溢れ、なんとなく美しく見えたフランス革命のイメージがガラッと変わりました。「では、あなたならどうするか?」こんな問いかけが、聞こえてきたような気がします。あとは、カリオストロ博士という詐欺師のセリフがとっても印象的でした。彼は、詐欺を芸術だと考え、また芸術は人々を楽しませるための詐欺だという信念から、首飾り事件を起こして革命を促していくという設定の役なのですが、その考え方にピンと来たんです。
フルートを始めてから今まで(そしてこれからも)私の課題はずっと、どんな顔をしてフルートを吹くか、ということでした。初めてクラブのコーチに見てもらった日から、「鼻の下が伸びててみっともない」とか「悲しかったり切なかったりするメロディはあるが、そんなつらい顔して吹く曲は聞いたことがない」と言われ続け、鏡を見ながら「うまく吹けないからこんな顔してるんだよ!」と愚痴りつつ練習をしていました。友達にも頼んでおいて、「よっちゃん、眉間にしわ!」という指摘をしてもらったことが何度も。中3の夏休みの合宿で表情がよくなったと誉めていただいてものすごくうれしかったのは今でも覚えているけど、それでもまだ自分が吹いている顔を鏡で見ると納得いかなくて、ムカムカ、そのムカムカが顔に出ればいい顔になるはずもなく・・・そしたら、今年最後のレッスンで、先生が「お花の匂いをかぐみたいにしてごらん」って教えてくださって、そんなふうに上唇の上の部分を上げてみたら、まだ定着はしていないんだけど、音に張りが出るようになった。さらにうれしかったのは、あこがれの先輩や先生やコーチの吹いているときの顔に少し近づいたかも!って思えたことです。それで、うれしくてうれしくてレッスンの後の塾で、その顔をしたまま授業を受けてたら、授業後に先生が「何か良いことでもあったのか?」だって!それでわかったんです。フルートを吹く顔は、うれしい顔なんだって。
つまり、20日の水曜日のレッスンの日は私の革命の日だったということです!
そしてカリオストロが言うように、音楽は人に聴かせるもの。上手じゃない私がする音楽だってきっとそうです。だから音楽を続けられることへの喜び(シュトレーゼマンも言ってましたね♪)を表情で表すのもある程度は義務かなあって思いました。そのほうが、きっと(物理的にも)良い音が出るだろうし。
だから来年の目標は、「いい顔」。フルート以外の時も!忘れてたらまた誰かが指摘してください
くれぐれもよろしく頼む。
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さて、いよいよ今年最後の日となってしまいました。まあなんて早いこと!
年末は忙しくって、ブログの更新をする時間がなかったので、
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まず、試験があったでしょ、
それからAちゃんと楽しみにしていたミュージカル「マリー・アントワネット」を観てきました。半分以上がショックという名の感動かな。原作は遠藤周作で、後に読んだ原作の小説のほうがもっと衝撃的でした・・・。今年、宝塚のベルバラに始まり、漫画の方や、夏休みにレポートした中江兆民など、フランス革命・革命思想にどっぷりだった私の1年の終わりを締めくくるにふさわしい作品です。自由を求め、希望に満ち溢れ、なんとなく美しく見えたフランス革命のイメージがガラッと変わりました。「では、あなたならどうするか?」こんな問いかけが、聞こえてきたような気がします。あとは、カリオストロ博士という詐欺師のセリフがとっても印象的でした。彼は、詐欺を芸術だと考え、また芸術は人々を楽しませるための詐欺だという信念から、首飾り事件を起こして革命を促していくという設定の役なのですが、その考え方にピンと来たんです。
フルートを始めてから今まで(そしてこれからも)私の課題はずっと、どんな顔をしてフルートを吹くか、ということでした。初めてクラブのコーチに見てもらった日から、「鼻の下が伸びててみっともない」とか「悲しかったり切なかったりするメロディはあるが、そんなつらい顔して吹く曲は聞いたことがない」と言われ続け、鏡を見ながら「うまく吹けないからこんな顔してるんだよ!」と愚痴りつつ練習をしていました。友達にも頼んでおいて、「よっちゃん、眉間にしわ!」という指摘をしてもらったことが何度も。中3の夏休みの合宿で表情がよくなったと誉めていただいてものすごくうれしかったのは今でも覚えているけど、それでもまだ自分が吹いている顔を鏡で見ると納得いかなくて、ムカムカ、そのムカムカが顔に出ればいい顔になるはずもなく・・・そしたら、今年最後のレッスンで、先生が「お花の匂いをかぐみたいにしてごらん」って教えてくださって、そんなふうに上唇の上の部分を上げてみたら、まだ定着はしていないんだけど、音に張りが出るようになった。さらにうれしかったのは、あこがれの先輩や先生やコーチの吹いているときの顔に少し近づいたかも!って思えたことです。それで、うれしくてうれしくてレッスンの後の塾で、その顔をしたまま授業を受けてたら、授業後に先生が「何か良いことでもあったのか?」だって!それでわかったんです。フルートを吹く顔は、うれしい顔なんだって。
つまり、20日の水曜日のレッスンの日は私の革命の日だったということです!
そしてカリオストロが言うように、音楽は人に聴かせるもの。上手じゃない私がする音楽だってきっとそうです。だから音楽を続けられることへの喜び(シュトレーゼマンも言ってましたね♪)を表情で表すのもある程度は義務かなあって思いました。そのほうが、きっと(物理的にも)良い音が出るだろうし。
だから来年の目標は、「いい顔」。フルート以外の時も!忘れてたらまた誰かが指摘してください

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