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ようこのかまど

おいしいからうれしくなるのかな、うれしいからおいしくなるのかな。

シナモンロール

2006年12月31日 | こむぎこ日記
写真はAちゃんとのプレゼント交換のプレゼントに添えるのに焼いていったシナモンロール。Aちゃんからはかわいいマグとおいしいコンポートをもらいました♪ありがとう。


さて、いよいよ今年最後の日となってしまいました。まあなんて早いこと!
年末は忙しくって、ブログの更新をする時間がなかったので、
今日は12月振り返りスペシャルを熊本のおばあちゃんちからお贈りします

まず、試験があったでしょ、
それからAちゃんと楽しみにしていたミュージカル「マリー・アントワネット」を観てきました。半分以上がショックという名の感動かな。原作は遠藤周作で、後に読んだ原作の小説のほうがもっと衝撃的でした・・・。今年、宝塚のベルバラに始まり、漫画の方や、夏休みにレポートした中江兆民など、フランス革命・革命思想にどっぷりだった私の1年の終わりを締めくくるにふさわしい作品です。自由を求め、希望に満ち溢れ、なんとなく美しく見えたフランス革命のイメージがガラッと変わりました。「では、あなたならどうするか?」こんな問いかけが、聞こえてきたような気がします。あとは、カリオストロ博士という詐欺師のセリフがとっても印象的でした。彼は、詐欺を芸術だと考え、また芸術は人々を楽しませるための詐欺だという信念から、首飾り事件を起こして革命を促していくという設定の役なのですが、その考え方にピンと来たんです。

フルートを始めてから今まで(そしてこれからも)私の課題はずっと、どんな顔をしてフルートを吹くか、ということでした。初めてクラブのコーチに見てもらった日から、「鼻の下が伸びててみっともない」とか「悲しかったり切なかったりするメロディはあるが、そんなつらい顔して吹く曲は聞いたことがない」と言われ続け、鏡を見ながら「うまく吹けないからこんな顔してるんだよ!」と愚痴りつつ練習をしていました。友達にも頼んでおいて、「よっちゃん、眉間にしわ!」という指摘をしてもらったことが何度も。中3の夏休みの合宿で表情がよくなったと誉めていただいてものすごくうれしかったのは今でも覚えているけど、それでもまだ自分が吹いている顔を鏡で見ると納得いかなくて、ムカムカ、そのムカムカが顔に出ればいい顔になるはずもなく・・・そしたら、今年最後のレッスンで、先生が「お花の匂いをかぐみたいにしてごらん」って教えてくださって、そんなふうに上唇の上の部分を上げてみたら、まだ定着はしていないんだけど、音に張りが出るようになった。さらにうれしかったのは、あこがれの先輩や先生やコーチの吹いているときの顔に少し近づいたかも!って思えたことです。それで、うれしくてうれしくてレッスンの後の塾で、その顔をしたまま授業を受けてたら、授業後に先生が「何か良いことでもあったのか?」だって!それでわかったんです。フルートを吹く顔は、うれしい顔なんだって。

つまり、20日の水曜日のレッスンの日は私の革命の日だったということです!
そしてカリオストロが言うように、音楽は人に聴かせるもの。上手じゃない私がする音楽だってきっとそうです。だから音楽を続けられることへの喜び(シュトレーゼマンも言ってましたね♪)を表情で表すのもある程度は義務かなあって思いました。そのほうが、きっと(物理的にも)良い音が出るだろうし。

だから来年の目標は、「いい顔」。フルート以外の時も!忘れてたらまた誰かが指摘してくださいくれぐれもよろしく頼む。



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クリスマスクッキー

2006年12月31日 | こむぎこ日記
23日はクリスマス礼拝でした。そのとき焼いていったクッキー↑シュトーレンをクッキーにしたような、アーミッシュのレシピ。フルーツがたっぷり入ったレモン風味のクッキーです。

礼拝では毎年高1の木管が献金の時に賛美歌メドレーを演奏します。中1の時に先輩の演奏を聞いて感動してから、ずっとあこがれてきたのですが、私はというと、大事な練習の時にいつも緊張してうまく吹けず、自信をすっかりなくしていました。母さんに、何で緊張するのかなあって言ったら、「欲深い人間だからよ」といわれ(ガーン)・・・「私は欲を捨てる!」をスローガンにしました。当日は木管のみんなが「力抜いてね」「だいじょうぶ!」って言ってくれたし、なにより8人みんながそこにいてくれている、一緒に吹いているということ自体が私を安心させてくれて、無事吹けたと思います。クリスマスらしい温かさを感じることが出来て、幸せでした。みんな、ありがとよ~


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紅茶のフィナンシェ

2006年12月21日 | こむぎこ日記
金曜日、この前紹介したスティックケーキの本にさっそく挑戦。
15×15cmの型を買わなくても、オーブンシートを4枚重ねにして箱に折れば作ることが出来ました。紙もったいないから行く行くは欲しいけど。
20本に切り分けて、土曜日から始まったシューマン1番の練習で管楽器のみんなに食べてもらいました
アーモンドパウダーの独特の食感と、焦がしバターの苦味がポイント!

そして土曜日はその後に母さんの入っている合唱団の第九を聴きに、パーシモンホールに行ってきました♪
エグモント序曲も第九の1~3楽章もやっぱりプロオケだということもあってとっても楽しんで聴きました。それにしてもベートベンはしつこい人だなあと思いましたが。
そして4楽章。これはちょっと泣けてきました。感動しました。一緒に歌おうかと思ったくらい。ベートーベン、さすがだと思いました。一緒に歌えるかもって思わせるような単純な主題なのに、でもだからこそ、喜びがひしひしと伝わってくるというか、聴いている人の喜びをも湧き上がらせるというか・・・

第九がこんなにも好かれていることに納得。そして日本人が年末に聴きたくなるのもなんだかわかる気がしました。


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初めてのチーズバー

2006年12月14日 | こむぎこ日記
週末に焼いて冷蔵庫でねかせておいたチーズケーキを、昨日バー状に切り分けてみました。レシピはこれ↓
黒川 愉子 / 主婦と生活社
Amazonランキング:33765位Amazonおすすめ度:


このレシピは一目見たときから「ぴんときた」タイプで、ずっと昔に買っていたのですが、作ったのは今回がやっと初めてです。チーズケーキって、混ぜて焼くだけだから手間はかからないんだけど、クリームチーズにサワークリーム、くだいて土台にするビスケット、生クリーム、コーンスターチ…と普段は使わない材料ばかりだから、なかなか機会がなかったのです。

おいしくできてよかった
これ包み紙でキャンディ包みにしたら、お店のチーズバーみたいだよね♪


ところで、今回チーズケーキそろそろ作ろう…と決意したのは、この作者の方がまたまた素敵な第2弾を出されたからです

一冊にわたってスティックという形にこだわっているところが、“みなさんでどうぞお菓子”を作る私にはとても魅力的でした。


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空飛ぶネズミ

2006年12月10日 | こむぎこ日記
昨日は、年賀状用いのししパンの試作をしました。この前の戌年の年賀状で初めて思いついて、「くるみいぬパン」を載せて年賀状を作ってみたのですが、戌より亥の方が複雑だなあと思って、1ヶ月くらいいろいろと思案してきたんです。

でも、せっかくだから年賀状までお楽しみにね
ということで、ここでは残念ながら失敗作の写真一枚しか貼れません。この子もかわいいでしょ。そして私の命名はとても適切だと思いませんか?

試作では、ココア生地、全粒粉生地、プレーン生地…大、小…顔だけ、体全体…とそれはそれはいろんなバージョンを作ったものでした。結局どれを使うかはもう決めたのですが、惜しくも敗れてしまった方もとっても愛らしい(親ばか)ので、新年最初の記事に貼ろうと思っています。ふふっ。今の私の携帯の待ち受けがそれなのですが…。

パンで自分の思い通りの形を作ることは、とても難しいのです。パンには予想外がつきものです。なにせ、膨らむのですから!そして、膨らむところが一番かわいいところでもあるのですから!!
そして私は、そんな愛しいパン達にまた新たな素敵な出会いを求めて、パンを焼きつづけているのかもしれません。


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ヴァニレンキプフェル

2006年12月10日 | こむぎこ日記
クリスマスといえばオーストリアやドイツではこれも定番!
グラニュー糖をバニラと一緒にビンに入れといて香り付けしたバニラシュガーを使って焼いた、バニラの甘い香りの三日月型さくさくクッキーです。
去年はこれを100個近く焼いてクリスマス礼拝の日に学校にもっていったので、もうだいぶ成形にも慣れたと思う。

昨日焼いて、今日ある人にプレゼントしました。
100円ショップのクリスマスツリー模様の袋から、お月様が透けてけっこうかわいい。


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シュトーレン

2006年12月10日 | こむぎこ日記
テスト最終日に焼いたもの第2弾はドイツやオーストリアのクリスマスケーキ、シュトーレンです。焼き上げてから2週間くらいは置いておいてしっとりさせないといけないので、なるべく早く作っておきたかったんだよね
本当に、「クリスマスが待ち遠しくなるケーキ」です。クリスマスは聖書的にも「イエス様を待ちわびる日」だから、効果抜群ですね。
いつ食べると美味しいか覚えてられるように、焼き上げ日のメモもちゃんと貼ってあります。

今年は、去年慣れたレシピの生地を4等分にして、ミニシュトーレンをまず焼いてみました。これはプレゼント用。「ちょうどクリスマス頃が食べごろです。」って言って渡すの、いいなと思って。だいたいクリスマスの日って家族で過ごしたいから、過ぎないと会えない人が多いだろうけど、シュトーレンを通して一緒にお祝いできるのは素敵なことだと思います。
そして土曜日には、うち用に大きなのを焼きました。大きさ比べるとこんなかんじ。

これも3人では食べきれないだろうから、切り分けてプレゼントできるといいな。

シナモンとカルダモンとラム酒でいい香りに包まれたキッチンで、いろんなこと考えつつウキウキ気分で焼いたことでした。


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プチシトロン~鏡もち風?~

2006年12月10日 | こむぎこ日記
後期中間テストが無事終わった木曜日、「今日はパン焼くんでしょ」ってかなりの人が言ってくれました。
はい、そうです。やっとやっとパンを焼きましたー
そろそろ禁断症状が出るころでした。

そして、このプチシトロン達は、翌日のクラブ後にコーチや一緒に帰る友達に差し入れ
レモンピールの甘味が生地にほのかにしみて、楽器を吹いた後などの疲れた体によい。

200gの生地を伸ばし、バターを塗って、細長めに巻いて、16等分の輪切りにしたものを、オーブン対応お弁当カップに入れて二次発酵。
カップに入れるときに、うまくせりあがるように下から指で押してあげたんだけど、どうもその力が強かったらしく、焼きあがったら真中が飛び出てしまったようです。鏡もちみたいに見えるでしょ。


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