「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「待ちぼうけ」

2012年11月09日 | つれづれ噺

     

料金後納郵便という切手を貼らない葉書が届いた。
その葉書には何故か「親展」の赤い大きな文字が赤い四角で囲んである。
親展というからには封書であるべきではないか。と先ずはこの葉書に苛立ちをおぼえる。そもそも親展とは、手紙・電報を名宛人自身が開封することを求めるのに使う語。親披、直披。と広辞苑にある。

これは飽くまでも封書ではない。葉書である。が、屏風のように三枚開きになっている。内面にこまごまと大切な連絡事項がいっぱい書かれている。だから開封、つまり親展か。
昨今の経費節減のあおりで、通信費が抑えられ、封書に入れる手間も省けることから、こういった葉書形式の折り込み封書風な郵便物が横行している。

届いた葉書が「高齢者講習通知書」と、「高齢者」という字が真っ先に目に飛び込むように大書してあるからといって、八つ当たりしているわけでは決してない。
まだまだ先の話と思っていたのに、高齢者と言う言葉はあまり好きでないのに、ついに来おったか。と自分の年齢を素直に認めたくない思いが、叶わぬ抵抗を試みているのだろうか。無駄なことと知りながら。

次回免許更新するためには、この講習受講が義務付けられている。
確かに、高齢者運転による事故発生件数の増加を考えると当然と言えば当然かな。それにしては、忙しい若いお母さんの無謀運転は講習の対象ではないなー。

兎に角素直に?、高齢者講習を受けようと所定の手続きに入ったら、「来年1月17日においで下さい」ということだった。葉書が来たのが9月の下旬。こちらが申し込んだのが10月初め。あまりにも長い待ち時間。予約を忘れてしまいそう。
こういうのは待ちぼうけとは言わないのかな。その割には随分遅いブログアップだねー。

やはりどこかに「高齢者」という言葉にイチャモン付けたい自分がいるなー。

コメント (12)
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