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「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「花も実もある来年を信じて」

2025年06月04日 | 晴耕雨読

  
             来年に備えて早くも剪定、丸坊主にされた梅の若木  

市街地から約35km走った山間にあるカミさんの実家。そのすぐそばにある小さな梅林では、私たちの手で枝打ちや下草狩りなど手入れをしたお陰もあって、毎年大量の青梅の収穫があった。
その量は平均して50kg前後。青梅を必要とする人にお裾分けする青梅外交で、梅の実がブルーベリーに化けたり、洋菓子に化けたりした。その上、我が家の梅干し・梅ジャム・梅ジュースなど自家製保存食にしてもなお「梅の実にうなされる」と愚痴るカミさんだった。

そんな実家も、高齢化、過疎化など時代の流れで、住む人もなく古びた住居だけが残されている。
そうなると私たちが梅林の守をする必要もなくなった。こちらも寄る年波で、往復2時間かけて汗びっしょりの色んな作業や梅ちぎりもだんだん辛くなっていた。正直なところ「もうやめようか」何度も考えた。

そんな変わり目のタイミングで、隣の空き地に撒いていた青梅が、大小数えて20本近く根付き、梅の実も少しではあるが収穫した。そうなると、欲の皮が突っ張って来年も梅を実らせたくなる。時期的には少し早いが、伸びきった新枝をバッサリ切って坊主頭に。日当たり、風通しを良くして害虫除けの消毒を施す準備。

この季節の梅の木には「茶毒蛾」という天敵が住む。ちょっとでも油断した服装で作業しようものなら、体中に湿疹かぶれが広がる。馴染の皮膚科で注射や軟膏の治療が始まる。そんな経験を踏まえて今日は、作業着の上にヤッケを着込んで厳重な虫対策服装。これがまた暑いのなんの。枝打ち作業が終わったら体重が減るほどの汗あせアセ。それでもこれをやっておかないと、来年2月の梅見もできないし梅の実も期待できない。身も蓋もない話になる。

一日よく頑張った。お疲れさん。こんな重労働がいつまでできるんじゃろうか。ウ~~ン、腰が痛い(笑)


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3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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こんばんわ (thi-tyann)
2025-06-04 22:40:59
コメントありがとうございます。
そもそも人の生き死にに関係するような事を、ボランティアが担う事はおかしな事だと思います。
子ども食堂を全国で最初に始めた方がついに、退くというニュースを見たものですから、前々から変な現象だと思っていた事の合点がいった気がしました。もちろん、ボランティアの皆さんがかわいそうな子供を助けようという気持ちは尊い事です。
しかし、根本的解決にはならないですね。
生活保護や食料品の配布など、継続的に子供が飢えないような施策が必要だと思います。
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Unknown (rikocherry、)
2025-06-05 00:02:13
お疲れ様〜
でもその重労働をこなせるだけの体力がある事に尊敬!
昔よく梅酒を実家で作っており
仕上がった梅酒の梅を齧って
ポー〜っと酔っぱらった頃のことを思い出しました
梅は体に良いし、梅酒梅ジュース梅ジャムに多種多様ですね❣️
返信する
rikocherry、 さんへ (yattaro-)
2025-06-05 17:36:45
コメントありがとうございます。
まだ少し、身体が動く余裕があるのあか、欲の皮は突っ張ってます(笑)
長い時間をかけて、ようやく実が生り始めた小さな梅の木。
手入れをして、今のうちに消毒してやって、無事成木に育て上げたい、などと欲が出ます。
ヤッケのお陰でサウナに行った以上の大量の汗でしたが、たまにはこんなことも気分良かったです(笑)
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