先週の土曜日、元の会社定年退職者の会で大人数による会食をした、錦帯橋畔の国際観光ホテル。
今日は、個人的なちょっとしたお出かけで、ホテルの二階にあるレストランでランチと洒落こんでみた。
場所が二階なので、錦帯橋を見下ろすというよりも、わずかに見下ろす位置関係、これもまた普段とは少し趣の異なる錦帯橋を眺めた気分。しかも、上流で大雨が降ったらしく、ダムの放流もあって水嵩が増し、普段は広い広い石ころ河川敷も大半が濁流に隠れるという、一種風情のある景色を見た。
普段は鵜飼で賑わう、ホテル下の遊覧船乗り場も完全に冠水していた。
鵜飼ができるほどのきれいな水が穏やかに流れている錦帯橋下であるが、この濁流この流れの速さでは鵜飼も遊覧船も仕事にはならない。一番割を食うのは、旅行日程に組まれた鵜飼を楽しみにしていた観光客であろう。これもまた、お天道任せなのでお気の毒としか言いようがない。
そんな岩国のシンボル錦帯橋も、観光客の増加に伴う入橋者数が増えて、安全性の確保が難しくなっているという。総点検を必要とする時期が近づいているらしい。なんせ、文字通り木造のアーチ橋である。しかも5連の反橋。安全性には絶対の配慮が必要である。平成の架け替えからおよそ20年。
気がかりと思われる部分は徹底した修復が求められる。
岩国市の最大観光資源であり、往時を偲ぶ歴史的建造物なのだから。
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