「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「禍(わざわい)って…」

2009年11月02日 | つれづれ噺
同窓会本番を終えて大きく深呼吸一つ。その一瞬が休息であった。

遠来の恩師に、出席御礼のお手紙。
早速届いた市内の恩師からの礼状に、感謝の返礼お手紙。
幹事のみんなに電話で労をねぎらう…。向こうからかかってくる。

200枚に及ぶスナップ写真を、どのように選択してアルバム作りをするか、カメラマンとの作戦会議…。パソコン処理のお手伝い。
実際に終わったのやら本番中なのやら…、もうしばらくこの状態は続くのだろう。

それにしても今回は、代表幹事の読みの甘さもあって色んな禍(わざわい)が降りかかってきた。
その最たるものが、大きなスポーツ大会と日程が重なって、ホテルの予約が取れなかったこと。実際に「場末の旅館ではねー」と、出席から欠席に変更する仲間も出る始末。

52年ぶりに初めて出席して頂く先生に、くだんの旅館にお泊まり願わなければならない。実に心苦しい、気の重い日々を過ごした。

そんな中で、駅へのお迎え、旅館に案内、そして会場への移動…。これら一連のアッシー作業を3人の幹事が申し出てくれた。
その時、今までに感じたことのない幹事仲間の強い絆を実感した。
「よし!行ける!!」という確信。何物にも代え難い天の力を味方にした思い。

「切腹ものか…」と思っていた「わざわい」が、思わぬ「福」をもたらした。
その意気込みが先生に伝わったのは言うまでもない。そんなこんなが重なって、自然に会場が盛り上がっていったように感じている。
今回ほど「幹事のみなさんの……」という感謝の言葉を多く耳にすることはない。

この世の中に「わざわい」が無いとは言わない。が、それをバネに何か工夫をすれば意外な成果がもたらされることを改めて思い知った。やっぱり世の中面白い。

コメント (12)
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